2012年5月 3日

GW風物詩

リーグ戦を最後に見たのが岡崎大会でしたか。
楽器つきの強行スケジュールが祟ってか、その後体調を崩してしまい、禁酒やら何やらを余儀なくされている間にJTさんは四強ならず。ま、アタッカー居ませんもんねえ、とか言ってるうちに黒鷲シーズン到来。仕事や用事が重なり、確実に行けるのは本日3日と6日決勝のみという、昔では考えられない状況ですが、仕方ありません。でも、観戦1回はさすがに寂しいので何とかしばらく残ってほしいものです。

JT-シーガルズ(1-3)

チームとしてはあまり応援してないJTさんですが、#1坂下選手、#2隊長、あと#9石川選手は好きですし、#4吉澤選手もムラはあるけど面白いっちゃ面白いし、#17加藤選手も嫌いではない。んー、応援できなくはないか。ただ、試合ぶりはリーグの時と同じく、新人リベロさんと打ちきれないアタッカーたちがネック。改めて見ると、交代選手層薄いなあ...

ムック選手は相変わらず魅力満載で楽しませてもらいました。えらくフェミニンなベリーショートになってたのも、外人さんみたいでカッコ良かったですね。シーガルズのスティックを持たされながら、途中からムック選手に目がいって手が止まってる観客さんが私の周りにいて、ちょっと面白かったっす。

てなわけで、久しぶりのシーガルズ節を堪能させていただきました(超・五月蠅い応援含む)。セッターの宮下選手は前途有望なんでしょうけど、シーガルズの申し子といいますか、ちょっと不気味でしたねえ。この歳から感情をセーブした生き方ってどうなんでしょう。途中出場した岡野さんが人間くさく見えて、人間歳取ると変わるのかなとも思いましたが、同じく途中出場の森さんプッシュは相変わらずサイボーグっぽかったので、やっぱり分かりませんし、シーガルズバレーを好きになることもやっぱりないでしょうね。

ただ、今日はまだ予選リーグですし、ここでJTさんが勝ってしまうと5日の試合にどーーしても行けなくなるという個人的事情もあり、勝ちは望んでなかったのですが、願いが通じたのか1-3にて終了。見所は石川選手と森選手のサーブ対決という、不思議な試合でした。

大味な試合だったわりに、その前の試合がフルセットだったことも響き、この時点で確か17時近くだったかな。結局、この後のSprings×車体戦は第1セットのみの観戦となってしまいました。

新人センターさんのブロックが緩いのは仕方ないとしても、もう一人の新人さんとともに、ちょいと太目ですね。長岡さんもレシーブ頑張ってるけど、肝心のアタックがイマイチ決まらんなー。東龍クオリティ?

空腹と眠気でボーっとしながら観戦していたら、あれ、コートにちゃんとアタック決めてる人がいる。おー、いつの間にか♯6石井選手がコートに入っているではないですか。ちょっと見せ場も作って、やっぱこの選手好きやなあ(Twitterの文章がもう少しちゃんとしてたら、もっといいんやけど)とかなんとか思ってる間に結局このセットは元気印の車体に取られてしまいました。

第2セットも石井選手が出るようなら悩ましいところでしたが、またアップゾーンにお戻りになられたので、心置きなく会場を後にすることに。次まで残ってるといいですね・・・え、Springsは予選リーグ敗退?それは残念。

 

2012年1月15日

笑顔の違い

本日は予定が4つ重なってしまいまして、いろいろいろいろと考えた結果、12時開始の舞台先行予約を最優先することに。どうせ滋賀にのこのこ出かけたところで当日券はないわけですしね。
おかげで芝居チケットは何とか獲得成功。大慌てでGAORA契約を済ませ、ようやく画面が繋がった1セット途中から観戦いたしました。
JTvsNEC (3-2)

NECってそんなに負けてたのか、ってなぐらい、実はリーグ情勢をあまり知らなかったんですが、ここにきて山田くん監督はセッターを松浦内交代したようで、画面に映るは松浦ぽっちゃり寛子さんでした。高さの有利点は分かりますが、W松浦さんともにイマイチ応援する気になれない選手さんたちなんですよね。テレビの前で「ヘラヘラと笑顔は違う~!」とかテレビに向かって吠えておりました(註:ノンアルコールで)

怪我人だらけのJTには及ばないまでも、NECだって杉山選手を外すほどに戦力充実してはいないでしょ。案の定2セット目からは杉山選手in、張選手をライトと布陣変更。これが功を奏し、JTさんは第2セットを大差で失う羽目に。杉山選手は直線ブロードよりサーブの方がよっぽど怖いんだよなーと思ってましたら連続失点。八幡選手はやっぱりいいですよね。でも、JTリベロ狙えば点取れるんだから楽よのう...。

とまあ気楽に見ておりましたら、第4セット終盤からムック選手in、第5セットは石原さんには珍しくムック選手スターターです。ああ、これで負けると私も1週間引きずってしまうかも。応援せねば。ちなみにテレビ解説ではこの投入を「経験を積ませ」「自信を付けさせ」やら言うておられましたが、ムック選手はそんなレベルじゃないっすよ!トモさんなら知ってるでしょうに。

第5セットは中盤に竹下=ブラコチェコンビで突き放したのち、熱い熱いムック=シンコンビが牽引するままにセット奪取。あーーよかったーー。

試合後はムック選手が思いっきしカメラに抜かれてましたね。ああ、やっぱ生観戦したいなあ。

 

2012年1月14日

ツイてない

若干お酒の残る頭で滋賀へと出かけました。
たぶん行ったことはある体育館のはずですが、膳所駅に降り立つと...ああここですか。
私がその昔、ムック選手にドハマりしたサマーリーグ会場ですね。1日目の帰りに愛犬サンダー危篤の知らせを受け、泣きながら新幹線で帰宅したんだよなあ。その後は入院した犬を見舞いながら3日間通い詰めた...ああ懐かしい。
ちょびっと感傷的になりながら体育館に到着した私を待ち受けていたものは

「当日券完売」

うっわー、ナメてました。
チケットぴあで買おうかどうしようかと迷ってる間にこんなことになってたとは。何年ぶりのことかなあ。こういう時、チーム券がないのは痛いですね。そもそもチーム応援してるわけじゃないしなあと心の中でぶつぶつ言いつつ体育館を後にしました(あっさり)。

とはいえ、そのまま帰るのは交通費があまりにもったいないので、ちょいと名跡を調べてみたところ、駅に向かう途中に「義仲寺」なる寺がありましたので、寄ってみることに。

小さなお寺でしたが、かなり由緒あるお寺であることが程なく判明。木曽義仲と松尾芭蕉さんのお墓がありました。墓マニアではないですが、昨年末ふとしたことから「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」という言葉が頭にポッカリと浮かび、「おくの細道」を買ったところだったので、「早く読め」というお告げでしょうか。句碑を見てまわっていると

「夢は枯野を駆けめぐる」

ああ、これも芭蕉さんでしたね。今思えば宇宙的ですらあるなあ。俳句って実は凄いものなのか。でもこれ、10代では分からん世界。受験勉強でもなんでも頭に入れておけば、役に立つ日も来るんかもしれませんよね。そうそう、天井には最近よく名前を耳にするようになった若沖さんの絵がありました。

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かなり満足しつつも京都にて再び途中下車。ちょっと寄りたい店がありましたので、道すがら西本願寺へ。親鸞聖人○周年とやらで、どこのパビリオンかっちゅうぐらい案内が多々用意され、いろいろと公開もされてました。ちょこちょこと覗きつつも、宗教の世界はよー分かりません。この用途は?財力は?とか考え出すと際限なくて、ありがたみが非常に微妙。門を出てしばし歩くと、こんなものが目に入りました。

2012011401.JPG へーへーへー。

歩きながらスコアチェックしてましたら、JTさんは東レさんにフルセット負けした模様。これは会場に居ないことが吉だったのか、やっぱり見るべきだったのか。見られなかったものはどうしようもないんですけどね。

 

2012年1月 8日

負け勝ちって、なんか思い出しますね

今日も今日とて悩み悩みつつ、またも第2試合ギリギリに着いたもので、Springsの勝ち試合は見られず。できれば1日1試合制にしてほしいなあ。そして自由スタンド2,500円はやっぱり敷居高い。回数券とかあればいいのに。

JT vs TOYOTA(0-3)

JTファンにとってはおそらく不甲斐なく、残念な試合だったことでしょう。車体サーブにやられっぱなしでした。いくらサーブレシーブが全てじゃないといったって、守備の要であるはずのリベロはどうも見た目が太くて間に合わないし、お久しぶりの位田さん(って、私にとってというだけですけど)もどうにもパッとせず、相変わらずの吉澤さんは良いときと悪いときのムラが大きいし、といって替えの選手もあまり居ないようで、このチームの方向性はどこにあるのやら。ま、ヨツァ選手の怪我が誤算の全てでしょうけど。
サーブレシーブがダメならブロックもダメになるのか、♯16ギブマイヤーさんのブロードが何本同じコースに決まったことか。スポーツは生き物ですから仕方ないとこもありますけど、それにしてもまぁ、どうにもかみ合わない試合でした。

車体は動ける若手がたくさんってイメージ。中でも♯17竹田選手が目につきました。ああ、控えには芸能界から復帰した高橋選手も居ましたね。別に応援はしてませんが、現役としてプレーされるのなら頑張って頂きたいと思います。

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控えでもコートでも、選手に声をかけまくっておられたムック選手。
常に沈着冷静な最少セッターさんはそれこそムック選手よりも多々経験がありそうなもんですが、点を取られ続けても何ら変わりませんからねえ。ま、タイプの問題ですから単純な良し悪しではないんですけど、もちっとこう、気持ち持ち上げようとか...されませんね。

そんなこんなで大差のついた第3セット、ムック選手がヨツァ選手とセットで投入された時には何点差でしたっけか。あまり入れ込まないようにボンヤリ見てたんですけど、その時、ヨツァ選手にきれいなバックライトへのトスが上がってきました。

うわぉ、これよこれ!このバックトス!

華麗に決めてくれたヨツァ選手も最高でした。

痺れるわー。

今日はこのプレーだけで満足することに決めました。(Ameblo風)


試合後そのまま梅田のドラマシティへ出向き、「アイドル、かくの如し」観劇。
この規模でやる芝居じゃないよなあとは思いましたけど、岩松作品のこういう淡々とした雰囲気が好きなので、総じて面白く見ました。前列だったので、声もよく聞こえてよかった...。。

それにしても宮藤さんのコンサバトラッド姿なんて見たことあったっけ?なんか妙にカッコ良かったですねえ。初舞台・夏川さんは自分を上手く見せようとしないとこが素敵でした。「私こんなに頑張ってるのよ」的な姿勢が出ちゃう人って意外と多いですからね。宮藤さんと夏川さんというカップルを考えた時点で岩松さんの勝利かな。いやあ、生観戦もですけど、生観劇もいいもんです。大人計画チケット戦頑張らねば。

さて、これにて連休予定終了。明日はのんびりしようっと。

 

2012年1月 7日

観戦復活?

どーしよっかなーと逡巡しつつも、足は難波へ。
会場に到着したのと同時に第2試合開始。

JT vs HISAMITSU(3-1)

ムック選手は控えスタートですが、控え姿も過去にはさんざん拝見してきましたからね。ま、どこに居ても、見てる人間を熱くさせる人だなあと感慨深くなりながらも

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やっぱコートに立つのは嬉しいもんですよ。ファンですから。

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まさかこんな光景を見る日が来ようとは...。ムック選手なら、これも何かの糧にされることでしょう。逆は知りませんが。

試合そのものにはとにかく入れ込まないように、入れ込まないようにと自分に念を押し続けていました。チームとして思い入れがあるのはやっぱSpringsですし、第3セットでの若手WSの活躍は「やるなぁ」と思いながら見てましたもん。特に野本選手は何でスターターで出さないんだろうと訝しんでましたら、第4セット失速。さすがに相手も対応してくるもんですね。ふむ、まだフルセットは使えないか。石井選手は今日も拝見できず、残念。優秀な若手揃いの見かけはいつぞやの東レを見ているようであり、けど、あの時の東レほどには「応援したい」って周りに思わせる空気感は少ない気がする。

かたやJTさんはセンター(山本選手)、リベロ(井上選手)が怪我離脱、エース(ブラコチェヴィチ)が半怪我。こちらもきわめて苦しいお家事情。これを切り盛りする竹下さんはやっぱり凄いのでありましょうけれど、でもね、ムック選手が入るとコートが明るくなりますよ。あー、あちらのコートに居れば、きっと今も熱く熱く応援してたのかなあ。してたんだろうなあ。と、思ってはいけないことを思わずにはいられず。
話を元に戻して、新外国人のヨツァ選手はいいですね。パワーも凄いけど、周りへの気遣いもきちんと出来る選手で、見ていて気持ちがよろしい。怪我なのがほんとに勿体ない。シーズン中に最高のプレーを見たいなあ。

とかなんとかいいつつも、第4セット最終盤
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「もうちょっとムック選手出してよ、バカ」とか心の中で思っててすみませんでした。
この場面でサーブ。○年前の黒鷲とかに比べたらどうっちゅうことないんですけど、
いやあ、ちょっと祈ってしまいました。手も少し震えてしまいました。
やっぱりこの2年を思うと、ムック選手に勝ってほしいと思わずにはいられなくて。って、たぶんご当人はそこまで思ってらっしゃらない気がしますけど。

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勝って嬉しいというよりは、この笑顔を見られてよかったなと。これじゃ、もはやバレーボール観戦とは呼べませんよね。ま、人のために観戦してるわけじゃないんだし、できるだけ気楽に見ていきますが、ひとまずムック選手がいるバレーボールは、やはり去年までとは違ったものとなりそうです。

 

2011年1月23日

おひさしぶり

なんやかやバタバタしておりましたが、本日は予定を一つキャンセルし、ようやく今季初生観戦と相成りました。

会場グリーンアリーナはガラガラでした。一杯に見える応援席は大半がバラマキ無料券でしょう。全席1000円ずつ値下げしてでも無料券はなくしてほしいですが、ほんと変わりませんね。
あ、そういえば、駅で見かけたご家族は青木ユメ元選手でしょうか。貴女ら世代がもうちょっと踏ん張ってくれてたらねえ。

Springs vs Red Rockets
(3-1)

予想よりは随分と楽しめましたが、久しぶりだもんで、何を書けばよいのか。
たまには相手方から書いてみますか。

まずはセッター松浦麻琴選手ですね。実は嘉悦時代から気になってた選手でして、卒業のときにデンソーが採らないんならSpringsが採らないかなあと期待してたんですが、結局、プレミアはどこも採らず(日立佐和)リヴァーレ入り。正直勿体ないなあと思ってたら、退団してプレミアNECへ。そう来るんだ、へー。現金なことに、こういう流れになると冷めてしまって「なあんだ」ってなもんです。女気ないヒトだこと。

久しぶりにプレーを見たわけですが、うーん、いい選手なんでしょうけど、稚拙な技巧に走るあたり微妙です。思わず「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」なんてな言葉が浮かんでしまいました。あぁスウェーデンに飛びたい!!!
見た目体型も、対角の元セッター松浦寛選手のふくよかさと対比すれば普通ですけど、高橋シン選手の体格を髣髴とさせるあたりはNECらしい選手ってことなんでしょうか。途中からジャンプトスを全然やらんなーと思ってたら、2セット目から姿を消されてしまいました。大事なければよいですが。
てなわけで、あとは特筆すべきことはなく、WSの八幡選手は良いなーと思ったぐらい。リベロ井野選手も実際見ると、佐野選手をおびやかすべき存在としては、ちと弱い。

かたやSprings。
これはどーでもいいような、良くないようなことですけど、公式ではまだ部長代理の萱嶋さんが部長に昇格されてました。前より悪くなることはそうそうないと思いたいですが、はてさて。

あと目についたこととしては、指示系統が複数あるようで、監督がコートの顔色を伺う中間管理職と化してるのはやっぱりどうなのかと。これではチームがトップに立つのは難しいんじゃないでしょうか。

出来れば今日は期待の若手石井選手を見たかったんですが、残念ながら出場機会無く、かわって登場したのはサウスポーWS長岡選手でした。なんか面白オーラを持ってるなーと思ってたら、二枚(もしくは三枚)替えで出るたび、立て続けにブロック、アタックを決め、んーいいんじゃないでしょうか。若手WS争いは面白くなりそうです。
ただ、Springsに不足してるのはあくまでセッター&センター...。

2011012302.JPG 次回のお楽しみ

2011012301.JPG ひそかに期待してます

古藤選手のパフォーマンスはどうも好きになれないんですが(座安選手とお揃いの髪型もどうにかなりませんかね)、そうは言っても、現時点でのケイさんよりは納得いくプレーではあるんです。それでもこれだけ使われないところを見ると、育成する心づもりはないってことなんでしょうか。うーん、ケイさんは監督専任の方がよさ気に見えるんですけどねえ。

センターは平井選手が曲がりなりにも独り立ちしたことは喜ばしいことですが、看板エースになる柄ではありませんし、岩坂選手はというと、こちらも応援はしてるんですが、如何せんまだまだ非力で。それこそ一回り昔のオレンジ時代だったらスタメンどころか整理対象じゃないでしょうか。ま、個人的な好き嫌い含め、今日のメンバーでお金払っても見たいプレーだと感じられたのはエリサンジェラ選手と石田選手ぐらいでした。

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とかなんとか言いつつも、好きなもんは理屈抜きでして、ムック選手が居ない今、複雑な感情を抱きつつも、相変わらずこの背中は...見惚れますなあ。

大東さんに2セット目後半あたりに耳打ちされ、チェッてな表情をしながらもアップには気合が入り、やっぱり存在感が違うんですよなあ。この背中の責任感は伊達じゃない。サーブもクイックもレシーブもトスも全部拝見させていただき、うーん、やっぱ生のスポーツはいいなあと月並みな感想を。机上のバレー論なんざクソクラエざんす。

試合の方はと言いますと、微妙レベルのリーグとはいえ、NECが微妙セッターで切り抜けられるほどには甘くなく、Springsが無事勝利をおさめました。おめでとうございます。

次に見られるのはいつになるやら。

 

2010年11月20日

一匹狼

WEB-TVにてムック選手インタビュー(→これ

見てる方が緊張しましたわ。
えー、フィーカはお茶のことですが、これは試合中のフィーカのことかな(私は見たことないですけど)。

ひとまず皆さんに愛されてるご様子で何より。

 

2010年11月14日

甘んじてスルー

バレー世界選手権は日本チーム銅メダルだそうで、おめでとうございます。
往年のSpringsファンとしては、棒読みする以外ないチーム構成なんですけど、かと言ってリョウ選手が悪しざまに言われ続けるのを見るのは気分良いものではないですし、いやー複雑。とか言うほど興味自体ないですが。

対戦相手のチーム・アメリカはローガン選手が足かせになったようで、喜ぶべきか嘆くべきかこれまた反応に困りますけど、日本のリーグのレベル低下っぷりを考え合わせると、世界レベルが上がったとは決して言えない気もいたします。

ふふん、負け惜しみとでも何とでも、いわば言え。

というわけで、興味は圧倒的に北欧へ。

本日対戦相手のLindesbergさんは大型補強を決行し、リーグ開幕前は台風の目玉みたいなことを言われていた(ような気がする)んですが、果たしてそのLindesbergが第1セットを取る展開に。気を揉みながらも眠気に勝てず寝てしまったんですが、その後EVSが3セット連取して無事勝利した模様です。やれやれ。

Engelholm - Lindesberg
(3-1)

が、hd.seさんを見てびっくりです。
なんとSara選手(キャプテン)がリベロやってたんですねえ。
いや、こないだの試合をネットで見てて、新リベロはイマイチだなーとは思ってたんです(前リベロLena選手も格別上手かったわけではないですが)。でもね、これって日本で言えば、落合さんがリベロやるみたいなもんですよ。少なくとも眞鍋さんではその発想はあり得ないな。第1セットは慣れるのに時間がかかったということですかね。それにしてもデカいリベロだこと。いい二段トスが上がりそうだ。

開幕後に契約が決まったWSのÅsa Gustavsson選手は「これまでとは全く違ったバレー」と言いつつも、そこそこ上手くやっておられるようですし(まあそのせいでSara選手が押し出されちゃったともいえますが)、来月のEuropa cupに向けて頑張ってほしいです。

ああ、Europa cup見に行きたい!でも、今の生活を全うするためには、バレー優先はちょっと出来ない相談ですし、うー、シーズン中に何とか何とかしたいなあ。

 

2010年9月23日

どうしようもない

バレー観戦からはすっかり遠ざかっている格好ですが、それでもニュースその他はちょくちょくと追っております。しかし、サポータークラブHPが立ち上がり、着々と楽しそうなスウェーデンはともかく、国内はまるで気乗りのしない話ばかり。そうでなくとも興味の湧かない全日本とやらはこの期に及んで東レセッター中道選手を招集とのことで、そりゃ大山妹(ビーチ転向済)なんてあり得ない選択よりは納得はできますけど・・・うへぇ。

お払い箱寸前の松浦選手(NEC)については、眞鍋さんがやっと彼女のルカ度(の高さ)に気付いたのかなあ、なんて失礼なことを考えていたんですが、竹下&中道率いる全日本だなんてイケてなさすぎイケないよ。TBS-TAKESHITA・MVP世界バレーなどという、トンデモ大会ごときで眞鍋さんブレまくりじゃないですか。これでは、Vリーグを見に行く方がまだ楽しそう。

Springsは濱田さんに続いて大東さんが監督だなんて、これまた(笑)としか言いようがないですが、もはやこのカードですら後がないんですよね。落ちるとこまで落ちたもんですが、見たいと思えなくもない若手選手はいなくもないので、(というか、もはやそこにしか気持ちの繋がりがない)開幕戦ぐらいは見に行こうかなと。机上の人ではありたくないですしね。

12月渡欧計画は諸事情で無理そうなので、また1月かそれ以降か。

 

2010年8月19日

ひゅー

仮住まいの関係で、現在は地上波しか見ることができないのですが、それすらも「ゲゲゲの女房」と「うぬぼれ刑事」を追っかけるのが精一杯。とっくに始まっているらしい、バレーのワールドグランプリなんぞは、当然のごとくまったく見ておりません。代表メンバーに興味ないし、文句言うために見るほど暇でもないし。

そーいや、ビーチ転向した大山(妹)選手が、相変わらず空気読まないインタビューやってるとかで、はいはい、読んでみましたよ(→これ
ツッコミどころや技術の上手い下手はひとまず置くとしても、相変わらず応援する気を起こさせない選手さんです。そういう部分もお姉さんに取られちゃったんでしょうか。

ついでのように一応Springsについても。
えー、国体に参加できなくなったそうで(
そもそもVリーグチームが国体出場すること自体が不思議なんですが
この場合は内容からすると、「お知らせ」というよりは「お詫び」なのでは。
誰も責任を取りたくないということなのかしら。

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さあて、そうこうする間にムック選手はスウェーデンに向かわれたそうで、日本と違ってこまめに情報が入るでしょうから、ある意味安心そして楽しみです。EVSも何人か選手が抜けたようで、リベロの選手はスイスリーグに挑戦するとか。いいリベロさんが入ってくるといいですね。

 

2010年7月21日

透明人間

どこにもかしこにも、サマーリーグにおけるムック選手の記録どころか痕跡すらほとんどないことに、改めて驚き。

 

2010年7月18日

希望の夏

体調を崩して寝込んでしまい、連休3日目にしてようやく活動開始です。といっても掃除洗濯布団干しですが。

一昨日からサマーリーグが始まっていることはもちろん存じておりますが、いくらなんでもSpringsが出場しないサマーリーグ@東レ体育館(抽選制)なんぞにわざわざ申込ハガキを送るほど律儀なバレーファンではないもので、すみません。

もちろん結果はチェックしてましたよ。初日NEC相手に2-0と知った時には、よーしよし!これで組み合わせからいって、ほぼ1位通過は決まったようなもの。ふんだ、ムック選手が秋山選手なんかに負けるかよ!とベッドで遠吠えしてました。わおーん。

ムック選手のプレーを見られなかったのは残念ですが、リヴァーレを決勝リーグ進出させるというミッションをしっかりクリアされたことで、あれこれ言われることもなく、大手を振ってスウェーデン凱旋できますね。今季はヨーロッパカップ(だっけ?)予選を始め、さらに舞台が広がるわけですし、きっとその活躍を見られる日は来るはず。気長に気長に。

最近ハマっているもの
20100719.jpg
「じゃがりこ(ねぎぽんず)」―ローソン限定発売

ねぎポン酢好きにはたまらん味です。

 

2010年7月 1日

恒例の・・・

噂は耳にしていましたし、チームに対する思い入れそのものが減ったこともあり、昨年ほどの衝撃はないものの、今年のSprings新体制も気味悪いことになってます。背番号ロマンも全部消しやがった上に、プレーで自己表現できる人たちが揃って退団って、ねえ。

#1シュリ選手
野望達成のためにはあらゆる努力を惜しまない選手さんという印象ですが、こういう選手すら活かせないチームに成り下がっちゃったとは情けない話です。移籍先からSpringsをボコボコにして下さい。

#5ワンジョ選手
節目節目で運があったのか無かったのか、まぁいろいろとやらかしてくれましたけど、魅せるプレーを見せてくれた選手さんでした。高さとパワーという素晴らしいポテンシャルを持ちながら、それを育てきらんかったのは、自他ともに責任ありやなしや。
神戸新聞によると、久光に残って社業?バレーがらみなのかそうでないのかわかりませんけど、なにしろ「小」「山」ですからねえ、利用されないように気をつけて下さい。

#6マイコ選手
あまりに色んなことが絡みすぎてコメントしづらいですが、とにかく体をいたわり治してください。

#7ミユキ選手
Springsに来てくれて本当にありがとう。ミユキさんのサムライスタイルが大好きでした。まだまだやれると思いますし、必要とされる場所もたくさんありそうですが、ボロボロの姿を晒すのは美学に反するのかなあ。タフなミユキさんにお疲れ様でしたという言葉は似合わない気がするので、まだまだ地味に活躍してくださいね。

#10リョウ選手
黒鷲1日目欠席と聞いたとき、「すわ退団か!?」と喜び、いろいろ妄想したのを思い出しました。チームにはとうとうホンモノが居なくなっちゃいましたけど、こんなリーグのこんなチームでダラダラ続ける姿なんて、正直見ていられなかったので、海外移籍する意欲が残っていたことは素直に嬉しいです。カナコさん(やミユキさん)が居なくなったことも大きいのでしょうし、もしかするとムック選手の活躍も少しは影響があったのかなあ、なんてね。代表も頑張って下さいって、リョウさんには素直に言えるなあ。

濱田監督
傀儡のわりには健闘されたと思いますけど、お疲れ様でした。コーチとしてはSpringsの発展に寄与された方ですし、どうか新天地で活躍されんことを。

メイさん(アナリスト)
Springsの数少ない知性が、物言える人がまた減っちゃうのかー。
挨拶文からもSpringsへの愛情がひしひしと伝わってきますし、残念の一言です。
ミユキさんとのブログも面白かったですよー。ほんとにありがとうございました。
きっとまた別の場所でお見かけすることでしょうが、メイさんらしい新しいアナリスト像を築かれることを大いに期待しています。

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辞めさせるべきなのは、本当にこの人たちですか?

 

2010年6月30日

犠牲

東レの大山加奈選手がとうとう引退表明されたとのこと。

この歳で「お疲れさま」は余りに早すぎるだろうと思いつつも、お疲れさまでしたとしか言えないのが辛いところです。バレーに何らかの形で関わる人は(ファン含め)、彼女を潰してしまったことに対し、幾ばくか自責の念を感じて然るべきかと思いますが、加奈選手には、この経験を生かし、これからの人生を少しでも楽しんでほしいものです。

それにしても日本は大型選手を育てるのが下手といいますが、どうなんでしょうね。私はむしろ小型・中型選手の蔑視が結果的に大型選手を潰してるんじゃないかという気もするのですけど...。

 

2010年6月 8日

起床

例年、黒鷲後はグッタリしているのですが、今年は観戦も殆どしてませんから大丈夫だろうと思っていたら、結局、風邪や花粉症でグダグダになってしまいました。

だいぶ持ち直してきたところで週末は引越。モノを減らすチャンスだという自覚はあるのですが、取捨選択する余裕がないので、本格処分は9月の再引越時に後回しとなりそうです。

大量の雑誌―ブルータス、オリーブ、演劇ぶっくに月バレなんぞをあらかた梱包し終わったところで、卵の空き段ボールだとA4大マガジンがきれいに二列収まるという発見をしまして、もう少し気付くのが早ければ、わざわざ段ボールなど買わずに済んだのに、勿体ないことをしました。

しかし、それこそバレー雑誌&切り抜きだなんて、一部を除いては読む気になる日が来るのかさえも分かりません。Springsは言わずもがな、代表も相変わらず腑に落ちないことが多すぎますしね。人の不幸を願うほどの情熱?はありませんけど、それでも何が悲しゅうて、竹下山本に媚びを売るチームを応援せにゃあかんのか。

モントルーでは流石に年配陣は外しているようですが、リーグですら微妙なメンバーで世界選手権に臨む度胸が眞鍋さんにあるかなあ。

歴史は何巡すれば先へと進むのでしょう…。

 

2010年5月20日

朗報

ムック選手がEVSと来季の契約を交わしたとのこと。

EVS får behålla sin storstjärna(hd.se/sport)

記事によると、日本のチームを含めて(チャレンジリーグ?)複数オファーがあったみたいですね。昨季は最後の最後、いろんな意味で残念な結果に終わったこともあり、おそらく再契約されるだろうと思ってましたが、良かった良かった。えーと、少なくとも私の周りには大喜びの人が約一名いるはず。

交渉に当たったFredrik Tågsjö氏曰く「(ムック選手との契約は)ヨーロッパ進出計画の本気度を示すものだ」とありますし、楽しみがまた増えますね。ありがたいことです。

今季は新体育館落成に合わせてフィンランド経由で観に行きたいなあ。EVSジャケットも欲しいし(買えるのか?)本場でシベリウスも聴きたい…。

ま、有休確保という大問題を解決しないことにはどうにもならんのですけど。

 

2010年5月 3日

晩節

明日は黒鷲観に行こうかなー、なあんて呑気に構えていたら、SpringsはNEC相手にあっさりスト負け。また休日が増えてしまいました。

リーグ4位、黒鷲ベスト8という成績は、他チームの状況を鑑みても、決して褒められた数字ではありません。昨季までのバレーを多少いじってみたところで勝てなかったという厳然たる事実をどう受け止めるべきなのか。10年がかりで遺産は文字通り食い潰してしまいました。来季以降どうやってチームを再建していくのでしょう。

有望新人?選手生命が延びている時代だというのに、ここではなぜか中堅になる頃にはみんな居なくなります。選手の能力を引き出し、高めるべき監督・コーチ・トレーナー陣の頼りなさは見ての通りですし、いまや次期キャプテンすら思いつかない有様です。ちなみにサマーリーグは海外遠征のため不参加とありますが、オーナーが金を出す遠征先は鬼門のブラジルぐらいでしょう。このメンバーでの遠征となると、不安倍増ですよ。

こんな計画性のないフロントにチームを任せ、大金を投じるHisamitsuは大丈夫なのかと心配になるほどですが、どんなチームでも存続しなきゃプレーする場がなくなりますからね、結局だれも何も言えない。あまり書きたくないけれど、ファンも甘い・・・。

イヤになるほど文句しか出てきませんが、残念ながらファン自体はやめられなさそうです。黒鷲でいろんな試合を目にしても、やっぱり見てしまうのはSpringsの試合ですし、バレーが好きっていうよりは、Springsへの思い入れの方が強いですからね。しばらくは迷惑がられるファンでありながら、チームの変化を見届けるつもりです。

最後になりましたが、選手の皆さんはシーズンお疲れ様でした。ケガ人さんたちの早い快復を祈ります。(そういや、黒鷲で見かけた座安選手は何だか地味になってましたねえ)

 

2010年5月 2日

くどくど

どうしても大阪に出なければならない用事があり(5分で終了)、ついでにバレーをちょいと観てきました。

・三洋電機×筑波大学
(3-0)

三洋さんは一昨日、昨日両日ともフルセットに持ち込みながらも、残念ながら二連敗。元Springsメンバーの頑張りを楽しみにしてたんですが、今日は二人とも疲れからか、アタックもブロックも今ひとつ。「これくらいはやれるだろう」というラインより上のプレーは見られませんでした。

相手チームの筑波大はSpringsにとってはおなじみの存在ですが、私が知っているのはセッターの渡邊さんだけ。評価の高い選手さんですが、実際見るとあまりピンときませんでした。形は整ってるんですが、そのリズムと高さでは案外簡単に捕まってしまいそう。個人的には西山姉を彷彿とさせるスタイルも微妙です。そういえば彼女も京都橘出身でしたっけ。

・Springs×岡山シーガルズ
(3-2)

新人の長岡、石井両選手がベンチ入り。試合前練習を見てますと、石井選手はちょっと体が重たいかなあという印象。意外とガッチリしてますね。長岡選手は第二セットでワンポイントブロッカーとして出場。見事ブロックを決めてましたっけ?東龍バレーからさっさと卒業して、スケール大きい選手になってくださいな。

リーグ上位チームほど疲れが残っているはずの黒鷲ではありますが、Springsは相変わらずリズム感がないというか、動けないセ●ターを軸にしたバレーでは機動力に欠けるのは当然。高校生セッター#14宮下選手を擁するシーガルズとの試合はフルセットにもつれこみました。といっても単に5セットまで行ったというだけで、緊迫感とかそういったものはあまり伝わって来ませんでしたけどね。4セットなんて、無気力試合かと突っ込みたくなるような采配でしたし...。

とまあパッとしない試合ではありましたが、#17岩坂選手はやっぱり面白い。アタックは身長を活かしてもちっと高い打点からバシッと決めてもらいたいとこですが、落差のあるサーブは非常に効果的ですし、アン選手に比べても思い切りがいいというか、屈託ないのが良いですね。

この分だと明日がNEC、明後日が東レでしょうか。気が向けばもう1試合ぐらい観に行こうかな。

 

2010年4月23日

敢闘

力及ばず、ああ残念。でも無念ではないですよ。
其々が力を尽くしての結果でしょうから。
真摯に受け止めて、次へ。

Engelholm - Katrineholm
(1-3)
17-25
25-22
20-25
22-25

セミファイナルでわりと強めのチームに打ち勝ったKatrineholmが勢いそのままにファイナルを制した格好ではありますが、間違いなく言えるのはセミファイナルから加わったAngelica Ljungquist選手が一番の勝因だったということで、これについては私、やっぱりどうしても認められないんですけれど、認めざるを得ないのは、勝利が彼女一人の力によるものというわけではなく、彼女の加入が他の選手の、チームの力を引き出したのだということですね。

Engelholmは昨シーズンでのメンバー大量離脱後、大量補強は行ったものの、同等とは言いかねるジュニアメンバーを入れて戦ってきましたが、最後に選手層の薄さ、引出しの少なさが明暗を分けてしまいました。今後のためにも、この負けが大きな糧となることを祈ってやみません。

ムック選手、短いようで長い日々でしたけど、お疲れ様でした。そして本当にありがとう。プレーを続けてくれたことにも、活躍しつづけてくれたことにも感謝の気持ちでいっぱいです(もちろんチームに対しても)。日本に居るよりは断然意義あるシーズンだったでしょうし、ファンも随分いろいろ楽しませてもらいました。
来季について、1月の時点では「まだそこまでは―」とのことでしたし、3月のインタビューでも明言はされていませんでしたが、選択肢が増えているといいですね。個人的には、しばらく海外でプレーし続けてほしいなあ。

喜びも悔しさも、海を隔てると少し小さくなります。私には適温なのかもしれません。
さあ今日も頑張ろう。と、その前に一眠り。

 

2010年4月20日

これまた

Katrineholm - Engelholm
(3-1)
24-26
25-22
25-12
25-22

優勝はホームで!という意思が、力が、そこかしこに働いていたとしか思えません。

タイムアウト明けは必ず相手得点を許していたり
第2、第4セットともに大量リードを守りきれなかったり
せっかくのMariaコーチ投入も、引っ込めるのが早すぎたり
監督さん頼みますよ・・・。

とにかくあと一試合、ムック選手の膝もなんとか持ち堪えてほしいものです。


行けーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

2010年4月18日

これでこそ

Engelholm - Katrineholm
(3-1)
14-25
26-24
25-18
28-26

うっかり寝入ってしまい、目覚めると第2セット序盤でした。うわあ、また第1セット大差で落としてるし!これはもう応援するしかないですね。あぁなんだかお腹が痛い...夕飯のカレーのせいでしょうか。気の抜けない展開が続くなか、中盤でムック選手がブロックポイントを決めて17-15、これは大きい。喜んだのも束の間またもサイドアウトの連続です。ああ、このセットを落とすとどう考えてもマズイのです。22-23でEngelholmタイムアウト、Jen選手で23-23、相手ジュンクヴィスト選手で23-24、アンドレア選手で24-24、ぐわー、しばらくして祈る気持ちで再読み込みをかけますと、2連続相手ミスにより26-24。なんとか1セット返しました。ふぅぅぅ

第3セットはきわめて順調にゲットしたものの、そうそう首尾よくというわけには参りません。第4セットはまたもシーソーゲームとなりました。20-17となったときは、このまま行けるかと思ったんですけどねえ、最後の攻防はこんな感じでした。

Anfallspoa"ng Katrineholm 20 - 20 Angelica Ljungquist
Motsta*ndarmisstag Engelholm 21 - 20
Motsta*ndarmisstag Engelholm 22 - 20
Time out Katrineholm 22 - 20
Anfallspoa"ng Katrineholm 22 - 21 Aida Rejzovic
Blockpoa"ng Katrineholm 22 - 22 Natalja Tinina
Anfallspoa"ng Engelholm 23 - 22 Whitney Turner
Anfallspoa"ng Katrineholm 23 - 23 Natalja Tinina
Blockpoa"ng Engelholm 24 - 23 Jennifer Telfer
Anfallspoa"ng Katrineholm 24 - 24 Agne Zakarauskaite`
Anfallspoa"ng Engelholm 25 - 24 Andre'a Jacobsson
Motsta*ndarmisstag Katrineholm 25 - 25
Anfallspoa"ng Engelholm 26 - 25 Jennifer Telfer
Anfallspoa"ng Katrineholm 26 - 26 Angelica Ljungquist
Anfallspoa"ng Engelholm 27 - 26 Sara Pettersson
Anfallspoa"ng Engelholm 28 - 26 Sara Pettersson

今日はSara選手がよく踏ん張ってくれましたねえ。Jennifer選手も要所要所でブロックにアタックにと素晴らしい切り方をしてくれましたし、なによりホームでこれだけいい試合をして勝てたんですから、さぞかし盛り上がったことでしょう。きっといつものあの円陣も凄かっただろうなあー。

次回は水曜日、敵地での試合となりますが、遠慮せず勝ってください。

追記)
なんと今日はMaria Bornesonコーチ(前シーズンのセッター)を選手登録してたんですね。 ムック選手とよく会話していたような記憶がありますが、出場こそ無かったものの、この非常手段が生きたのであれば、それはよかったと。

 

2010年4月14日

ふりだし

今春転勤してきた方が、某元全日本選手の親戚さんであることが判明。お名前を伺ったところ、

「あぁ、三洋電機にいらっしゃった」
「秘蔵っ子のままで終わった、あの」

なんというか...残念でしたよねえと、素直に申しますと、「今度伝えときます」とのこと。や、伝えなくていいですよ。

正直なところ、ベランダ菜園料理研究家さんを始め、あの世代がもう少し踏ん張ってくれていれば、上の世代や下の世代の苦労はもう少し違うものになったんじゃないかという気持ちはあるのですが、今更ですもんね。

*****

決勝第二戦はアウェイ...大敗でした。あちゃー。

Katrineholm - Engelholm
(3-1)
24-26
25-14
25-22
25-11

第1セットで6点差をひっくり返してデュースを制したのが精一杯でした。どのセットでも連続大量失点があり、さすがに全部逆転というのは難しかった模様です。相手チームのサーブ&ブロックポイントの数から判断するに、レセプションが相当に乱れたということでしょうか。レシーブ陣あんまり上手くないもんなあ。

相手新加入選手が恨めしい気持ちはありますが(やっぱり少しおかしいよなあ)、第一戦は勝っているのですし、リズムが命のバレーボールにおいて、負け試合とはこんなものかもしれません。なにしろ短期決戦ですからね、接戦やフルセットを落とすよりはマシと割り切って、負け経験が少ないのは心配ですが、いい方向に修正してほしいものです。

次戦は日曜日(ホーム)。移動も長くて大変ですが、少しでも身体を休めて試合に臨めますように。

ああ、現地応援したいなあ!

 

2010年4月10日

沈下

あれ、今日は会社だっけ・・・?いやいや今日は土曜日。ひさーしぶりに何の予定も無い週末。ああ極楽。

のそのそと起きてコーヒーを飲みつつテレビをつけると、あ、これは新しい朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」ですか。最初は「戦後やのに、この茶髪はなんやねん」などとぶつくさ言ってたんですけど、結局は総集編を全部見てしまいました。けっこう面白いじゃないですか。配役も豪華ですし、水木(しげる)さん好きってこともありますが、これは来週もなんだか見たい。録画予約かけとこ。

てなところで時計を見ますと(見なくても)、そういえば今日は三位決定戦...。ライブスコアをつけてみますと、Springsまさかの2セットダウンです。もはや勝敗はどちらでも構わない試合でしたが、最終的にはフルセットにてデンソー勝利。Springsは4位終了となりました。

今季は邪魔者を一掃して平和なチームに戻った?Springsですけど、昨年度とは対照的なまでにフルセットにめっぽう弱かったですね。勝敗にこだわらないのが売りなんですから、驚くべき結果でもないですが、穏やかな言い方をお許しいただければ、少し溜飲が下がりましたわ。

午後、荒れ狂った部屋の片付けに取り掛かり、一息ついた後ふとテレビをつけると、まあ優勝決定戦だったわけですが、これまたJTまさかの2セットダウンです。ここにきてJTクオリティ発動?見ればセッターさんを筆頭に、皆さんおなじみの引きつり表情です。これはもうある意味伝統の域ですね。なんだかスト負けしちゃいそうだなあと思いながら電源offしましたが、どうやらほんとうにストレートで負けてしまったようです。ちょっとかわいそうではありますが、このチームが優勝するのも極めて苦々しい気持ちがありましたし、個人的にはギリギリ妥当な結果だったというところでしょうか。

ただまあJTの移籍者獲得ばかりがとやかく言われがちですが、東レにしたって選手獲得にはかなりのお金を遣っているはず。ただ、どこぞと違って遣い方が上手いんですよね。ま、ここのバレーに魅力を感じたことは無いもので、これ以上とりたてて注目しようとも思いませんが。

さて、これにて残るは黒鷲旗のみとなりました。Springsホームページでは未だに新人選手が紹介されていませんが、これは単にユニフォーム代をケチっているだけなのか、黒鷲までに黒人事異動が発令されるのか、ファンにとってはイヤな季節が始まりますね。

 

沈下

あれ、今日は会社だっけ・・・?いやいや今日は土曜日。ひさーしぶりに何の予定も無い週末。ああ極楽。

のそのそと起きてコーヒーを飲みつつテレビをつけると、あ、これは新しい朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」ですか。最初は「戦後やのに、この茶髪はなんやねん」などとぶつくさ言ってたんですけど、結局は総集編を全部見てしまいました。けっこう面白いじゃないですか。配役も豪華ですし、水木(しげる)さん好きってこともありますが、これは来週もなんだか見たい。録画予約かけとこ。

てなところで時計を見ますと(見なくても)、そういえば今日は三位決定戦...。ライブスコアをつけてみますと、Springsまさかの2セットダウンです。もはや勝敗はどちらでも構わない試合でしたが、最終的にはフルセットにてデンソー勝利。Springsは4位終了となりました。

今季は邪魔者を一掃して平和なチームに戻った?Springsですけど、昨年度とは対照的なまでにフルセットにめっぽう弱かったですね。勝敗にこだわらないのが売りなんですから、驚くべき結果でもないですが、穏やかな言い方をお許しいただければ、少し溜飲が下がりましたわ。

午後、荒れ狂った部屋の片付けに取り掛かり、一息ついた後ふとテレビをつけると、まあ優勝決定戦だったわけですが、これまたJTまさかの2セットダウンです。ここにきてJTクオリティ発動?見ればセッターさんを筆頭に、皆さんおなじみの引きつり表情です。これはもうある意味伝統の域ですね。なんだかスト負けしちゃいそうだなあと思いながら電源offしましたが、どうやらほんとうにストレートで負けてしまったようです。ちょっとかわいそうではありますが、このチームが優勝するのも極めて苦々しい気持ちがありましたし、個人的にはギリギリ妥当な結果だったというところでしょうか。

ただまあJTの移籍者獲得ばかりがとやかく言われがちですが、東レにしたって選手獲得にはかなりのお金を遣っているはず。ただ、どこぞと違って遣い方が上手いんですよね。ま、ここのバレーに魅力を感じたことは無いもので、これ以上とりたてて注目しようとも思いませんが。

さて、これにて残るは黒鷲旗のみとなりました。Springsホームページでは未だに新人選手が紹介されていませんが、これは単にユニフォーム代をケチっているだけなのか、黒鷲までに黒人事異動が発令されるのか、ファンにとってはイヤな季節が始まりますね。

 

2010年4月 4日

カタキウチ

Springs vs JT
(1-3)

第2試合ではデンソーが2セット先取したため、もしかすると?なんてな希望も生まれかけましたが、来週は順当に三位決定戦へ回ることが決まりました。監督コメントによると「まだ終わったわけではない」そうですが、確かにハナから優勝するために作ったわけではないチームでは、ここまで来られただけでも上出来だったのかもしれません。しかし、大奮闘していたシュリ選手を生かすためにも、第2セットで既にヘタっていたエースのエリ選手や、途中から肩で息をしていたミズホ選手の使い方はもう少し考えてほしかったですね。これでも去年より交代は増えましたし、実際そんなに駒がないことは知ってますけど。

個人的には第4セットでサキさんの闘志を垣間見られただけでも、はるばるトヨタくんだりまで来た甲斐はありました。サキさんの怒りエネルギー、久しぶりに見たなあ。試合後のこのこと挨拶しようとした竹下選手にも一瞥をくれただけでしたね。笑顔も大事ですけど、やっぱり魅力あるんはこっちです。対角アン選手はかれこれ3年以上見てますが、プレーも精神面もチームを引っ張るガラではないなあ。

セッターについてはいまだ冷静にはコメントできそうにありません。お疲れ様でした。

20100404.jpg

誰に頭下げてんだか。

*****

こちらは順当に決勝進出です。

Engelholm - Sollentuna
(3-1)
25-16
25-15
19-25
25-19

試合前のWebニュースには「ムック選手も腹痛から回復」とあり、驚き心配すると同時に、そういった情報が流れる状況に安心もしたのですが、ともかく勝利おめでとうございました。

EVSとともに決勝進出に王手をかけていたKatrineholmがÖrebroにフルセット負けを喫してしまったため、まだ対戦相手は決まりませんが、こうしてみても、やっぱプレーオフには相応な試合数を用意してもらわなきゃ、やる意味ないですよね。ちなみに決勝シリーズは11日から始まりますので、KatrineholmにしろÖrebroにしろ、長引けば長引くほど大変です。

現地応援は叶いませんが、日曜はhotlineで熱烈応援しなくては!

 

2010年3月24日

面白要素なく

2010年度全日本女子バレーボールチーム登録メンバー発表

なんというか、代表の箔、みたいなもんがなくなりましたね。そないに仰々しく振舞われても、もはやそんな肩書きだけで全てをダマせると思うなよと。
全体としては昨年構成すべきメンバーだったんじゃないの?という印象です。ま、世界選手権なんてのも今や名前だけ。皆さん大好きなオリンピックにも直接的には関係ないですから、かかってるのは監督のクビぐらい?それにしても眞鍋さんは本当に竹下さんと心中しちゃうんでしょうか。

私が何を言ったところで、ヤケとしか受け取られないことは自覚してますけど、もはやムック選手の代表入りを願う必要もなくなりましたし(ご本人が代表入りを希望されない以上は)ぬるーい視線で眺めるだけです。若い選手さんたちはくれぐれも怪我されませんよう。

 

2010年3月21日

新しい道

明日は演奏会本番ということもあり、予想以上に小忙しい週末を送っております。地味めなプログラムなので、身の回りではあまり積極的な宣伝をしてこなかったのですが、前売りは過去最大の売れ行きなんだとか―。指揮の先生が「スコアの隅々まで熟知しているようなブルックナーファンかもしれない」なんて怖いことを仰っていましたが、いい曲ばかりですし、いい演奏となるよう力を尽くします。

そんなこんなでバレーはケータイライブスコアでちょくちょく追うのみでありました。昨日は何やらJTが東レに負けたようで、これでプレーオフの面白さも少しは増すのでしょうか。

そして今日はカナコさんが現役生活最後の試合だったとのこと。私はかなり遅れてきたファンですが、レフトエースとして活躍された時代にも何とか間に合いましたし、警察官への夢をしまわれ、センタープレイヤーとしてさらに大きく花開かれた過程はしっかり見届けることが出来ました。プレーを充分に満喫させてもらったので、愁嘆場はもういいや。

ただ、一つ心残りがあるとすれば、それはやはりムック選手とのあの美しくてカッコ良いクイックを世界に見せられなかったことだけですね。日本人にもこんなコンビがあるんだぞと言いたかったなあ。

教師生活もバレーに負けず劣らず大変でしょうけど、カナコさんも何かしら運を持った方です。ぜひとも面白生徒をたくさん作り出されますよう、ひそかに期待&応援しております。

ケガと二人三脚の選手生活お疲れ様でした。たくさんの素晴らしいプレーと満開の笑顔、本当にありがとうございました。

*****

EVS-Hylte/Halmstad
(3-0)
25-13
25-12
25-20

四強進出決定です。一歩ずつ前へ。

 

2010年3月18日

誇り

ムック選手が2009/2010スウェーデンリーグのMVP&Best setterに選ばれました。
Årets spelare

google英訳は以下の通り
・This year's Players
Naoko Hashimoto, Engelholm
- She shows a new dimension to our Swedish players and is great important for the team.

・Best setter
Naoko Hashimoto
- Superior in accuracy, reading games and technology, have been others who considered me look bad occasionally.

レギュラーシーズン後にノミネートされた面々を見て、内心これはW受賞なるかなと予想はしていましたが、いざこうして名前と選出理由を目にすると、やっぱり嬉しいものです。昨春からの過程を思い返しますとね…いやほんとに…おめでとうございます。

改めて言うことではないですが、選ばれたから偉いのではなく、どのような状況においても全力を尽くし、チームを牽引しようと努力し、結果も出したことが偉いのです。外国人というバイアス抜きに評価してくれたスウェーデンの方々に深く感謝します。

他部門の受賞者と授賞理由を見ても強豪チームに偏ることなく、少なくとも日本よりは納得できる選出であるように感じます。バレー後進国かもしれませんが、スポーツ文化の成熟度が高いだけあって、リーグシステムのレベルは高いですね。

さあ、あとはリーグ優勝トロフィー目指して突撃あるのみ。気温も上がり、スウェーデンにもようやく春がやって来たようです。是非とも北欧の地に桜を大きく咲かせてきてほしいものです。

 

2010年3月17日

第二戦

取り急ぎ結果のみ

Hylte/Halmstad - EVS
(0-3)
14-25
8-25
20-25

あと1勝で四強進出と。

 

2010年3月16日

訳それぞれ

週末の練習録音を聴きながらの通勤中に友人からのメールを読み、吹き出しそうになりました。あぁ、私には逆立ちしたって出来ない芸当です。ここに書きたいけど書けないのが非常に残念。

録音内容はといいますと、うーむむー。響きがデッドな空間における弦も、長時間練習でヘバっていた管も言い訳はいくらでもできるでしょうけど、本番一週間前の出来としては(毎度のことながら)イケてませんでした。ついつい批判に走りそうな気持ちはグッと抑えて、自分の音程とフレーズ意識の短さの改善に努めることといたしましょう。会社に着く前にオケの人とバッタリ。

*****

夜、今日こそはとムック選手インタビュー記事英訳に目を通してみました。「ムックというニックネームには特に意味はないです」との発言には「うそーん!」でしたけど(まあ説明しづらいか)、全体としてはスウェーデンで見聞きしたことから類推できる内容ではありました。Tina監督に対する尊敬の念などは実にムック選手らしい話ですし、こういう人と出会えて本当に良かったですね。

日本に対する言及は極力避けておられる印象を受けましたが、ファンですらこれほどナーバスになってるのに、ご当人が何も思わないわけがなく、いやもう海外で存分にプレーして、達成感やキャリアを得てきて下さいな。

気になる膝の状態については、「with cherry」なる謎の表現があり、なんだろうと単語を分解してみれば「with cross band」ということでした。サポーターの意味でしょうか。今のところ特に悪くなってはいないようで、ただもう心配はケガだけなんで、どうか無事にシーズンを乗りきってほしいものです。

明日は第二戦。ああ生観戦したいなあ。

 

訳それぞれ

週末の練習録音を聴きながらの通勤中に友人からのメールを読み、吹き出しそうになりました。あぁ、私には逆立ちしたって出来ない芸当です。ここに書きたいけど書けないのが非常に残念。

録音内容はといいますと、うーむむー。響きがデッドな空間における弦も、長時間練習でヘバっていた管も言い訳はいくらでもできるでしょうけど、本番一週間前の出来としては(毎度のことながら)イケてませんでした。ついつい批判に走りそうな気持ちはグッと抑えて、自分の音程とフレーズ意識の短さの改善に努めることといたしましょう。会社に着く前にオケの人とバッタリ。

*****

夜、今日こそはとムック選手インタビュー記事英訳に目を通してみました。「ムックというニックネームには特に意味はないです」との発言には「うそーん!」でしたけど(まあ説明しづらいか)、全体としてはスウェーデンで見聞きしたことから類推できる内容ではありました。Tina監督に対する尊敬の念などは実にムック選手らしい話ですし、こういう人と出会えて本当に良かったですね。

日本に対する言及は極力避けておられる印象を受けましたが、ファンですらこれほどナーバスになってるのに、ご当人が何も思わないわけがなく、いやもう海外で存分にプレーして、達成感やキャリアを得てきて下さいな。

気になる膝の状態については、「with cherry」なる謎の表現があり、なんだろうと単語を分解してみれば「with cross band」ということでした。サポーターの意味でしょうか。今のところ特に悪くなってはいないようで、ただもう心配はケガだけなんで、どうか無事にシーズンを乗りきってほしいものです。

明日は第二戦。ああ生観戦したいなあ。

 

2010年3月14日

刺激的休日

大阪某所にて、13時から21時まで休憩時間もそこそこに直前強化練習。普段は極めて温厚な先生も、中盤からは焦りからか微妙にスタイルを京都人モードに変えられ、緊張感が走りました。

かなりヨレヨレになってしまったので、帰りは同方向の方に頼み込み、途中まで車に乗せていただくことに。恩に着ます!やっぱり車、楽だなあ…飲めないけど。

*****

VリーグではSpringsがようやくJTの連勝を止めたようですが(練習場でちらりとライブスコア確認)、それより今日もスウェーデン。四強をかけた試合が始まります。

試合に先立ち、hd.seさんにこんな記事が掲載されました。

Naoko Hashimoto har bara guld i sin tankar(hd.se/sports)

これは…(超)ロングインタビューではないですか。これほど長いものはEVSの選手では見たことがありません(もちろん日本でも…)。注目の高さが伺える内容なので、明日ゆっくり読みたいと思います。
ありがとう、hd.seさん。

EVS-Hylte/Halmstad
(3-0)
25-15
25-18
25-10

試合後確認となりましたが、セット率はもちろん、得点差も文句なしの勝利。

 

2010年3月 9日

ついったる

先週末の試合でも通算出場記録があったとかなんだとか。
永年勤続は確かにエライことですが、アスリートの評価としては比較的価値の無いもののように感じます。他のスポーツ同様にバレーボールもまた勝敗や数字だけでは表せないものがたくさんある競技ですが、やはり「記録」よりも「今」をもっと大事に切り取ってほしい...。

 

2010年2月13日

数珠つなぎ

夕方からオケでしたので練習しなきゃなーと思いながらも、バンクーバーオリンピック開会式中継をしっかりと見てしまいました。だって好きなんだもん、選手入場(つか衣装チェック)。ベルギーのユニフォームが小気味良かったのと、スウェーデンチームのカバンがステキだったのが印象的だったかな。日本は可もなく不可もなく。

自分がスポーツファンだなんて大それたことは申しませんが、今回楽しみにしているのはアイスホッケー(男子)とバイアスロン、そしてフィギュアスケート(女子)です。忘れずに録画予約かけておかなくちゃ。

*****
週末なのでバレーな話題も。まずはこちら。

Kylan försenar byggprojekt i Ängelholm(HD.se)

予想以上の寒さでÄngelholmに新しく作られる体育館の着工が遅れているのこと。手元の地図で場所を見てみると、ほぅ、この辺ですか。駅からはちょっと遠くなりますね。当初の予定では今年9月中に竣工予定だったのが、11月末に延期されそうなのだとか。意外と早く建つもんなのね、という気もしますが、チームやファンにとって来季リーグ開始に間に合わないのは残念でしょうね。建設費用面でも延期は困るでしょうけど、事故が起きては元も子もありません。早く寒さが和らぐことを祈っております。

しかし、来季のEVSは新体育館落成、そして(本格的)ヨーロッパ進出。一つ一つ積み上げていく様子が嬉しいですね。その計画にムック選手がどこまで加われるのかはわかりませんが、応援してます。いい風が吹きますように。

*****

一方こちらは相変わらず、ホームってなんだ?状態だったようで。

Springs vs Arrows
(2-3)

1,2セットは大差をつけて取ったのですが、第3セットでどうやらシュリ選手が負傷交代となった模様。途中から復帰されたようですが、昨季ムック選手が同じく東レ戦でケガした時も(最終セットで)強引に復帰したことで長引いたんじゃないかという疑念もありましたし、そないに無理せんでも...。そのシュリ選手に替わって入ったミユキさん、どうもケイさんのトスと合ってる印象が少ないんですが、今日はどうだったのでしょう。つーか打数少なっ!

第5セット序盤は大差をつけて、これは取れるか?と思ったんですが、まくられ負け。去年より強い和の力...なんてイヤミを言っても仕方ないですね。過去にケガ人が出て勝った試合を私はほとんど見たことがありませんし、そもそも悪運つきまくりのSAGAですから、何があっても驚いてはいけないのです。本拠地とか言うんだったら、まずは久光アリーナの一つも作ってくださいよ。思想も計画もへったくれもありやしませんわ。

あぁ、勝っても負けても文句ばかり。現チームに上積みの期待は持っていませんが、頼むからこれ以上ケガ人だけは出してくれるなよと。それだけはね、切に切に願っております。

 

2010年2月 7日

謎々

ライブスコアくらいは見るつもりだったんですが、読みかけのまま放ったらかしていた文庫本「ブラバン」をうっかり読了してしまいましたら、試合も終わってました...。本は後半が意外とおもしろかったのです。登場人物が多いのと(なにしろブラバンですから)、少々丁寧すぎる表現が難点でしたが。

Springs vs Airybees
(3-1)

そもそもデンソーさんは私にとって引っ掛かりどころが少ないチームですのに、ここ数年は、その中でも好みの選手ばかりが次々に引退もしくは移籍されてしまうものですから、印象もチームカラーも薄くなるばかり。慣れて(従って)しまえばこういう監督って案外ラクなのかもしれませんね。
さあて、今年はセミファイナルで撃破なりますでしょうか。どうでもいいともよくないとも言いかねますが。

*****

所用でテレビをつけると、男子のJT対豊田合成戦第5セットの真っ最中。第4・5セット目ともに25点越えというお疲れゲーム、両チームともチャンスは何度もありましたが、前日に引き続いてフルセットをモノにしたのはJTでした。

どちらかといえば豊田合成贔屓なんで、残念でした。フルセットゲームにおいてサーブミスは敗因とは言いたくないので(同チームのサーブミスが二本続くことはないんですから)やはり痛手だったのは高橋弟さんの選手交代ミスだったのではないかと(高橋選手前衛でのワンポイントブロッカー投入のはずが、まだ後衛だった)。5セット目後半でこのミスをやっちゃうスタッフはマズイよー。

先日、今季限りの現役引退を表明されたセンター北川選手はブロック通算800本まであと一本とのこと。年齢的にも実力的にもまだまだトップクラスでやれる選手さんが、この時点で引退されて教職につくということが最善だと思える現状をどう捉えるべきなのか...とはいえ、引き際というものは本当に難しいことだと実感し続けているだけに、今やめるという選択もアリなのかもしれません。

それにしても、バレー指導において、後付けではどうにもならない技術の習得というものは、いつ、どこで、どのようになされるべきだと考えられているのでしょうね。

 

2010年2月 3日

責任転嫁

先日の試合での誤審についてあちこちで騒がれているようなので、話題に乗っかるのは癪ですが、ちょっとだけ。

審判だなんて、その昔、学校のハンドボールの授業でやらされただけでも懲り懲り!の人間ですから、あんな体育会系のコワイ人達相手に、好き好んでよく恨まれ仕事なんかするよなぁというのが正直な気持ちです。
ただ、そうはいっても試合には選手やチームの生活がかかっているのですから、ボランティアだろうが何だろうが誠意を持って頑張っていただくしかありません。

ボランティア(岡山シーガルズ公式ブログ)

このやり取りだけでは誰が返答したのかも、審判が有給ならば判定や対応が変わるというのかどうかも不明です。審判も人間ですから調子が悪い時もあるでしょうし、選手やチームにナメられてムキになる光景なんて、よく見かけますもんね。

そもそもシーガルズはプレースタイルからして審判泣かせですし、チームの立ち位置もこれまた判官贔屓されにくく、有力スポンサーも絡まない不利な立場ときてます。バレーボールは得点機会が多いですから敗戦理由を誤審だけに求めるのは難しいですし、実際、今季のシーガルズ不調の原因が誤審だといいきれる人はいないでしょう。そう考えると誤審被害率の高さは説明がつきやすいかと…。

事実は不明ですが、バレーのトップリーグ審判というのは、怠惰協会の幹部と同じで評価機能がなく、切磋琢磨する(=淘汰される)機会も少ないのかもしれません。しかし、当の審判さんたちは現状をどうお考えなのでしょうか。月バレに求めるのは到底無理なネタですが、ちょっと知りたい気がします。

選手の方もですね、これはシーガルズに限った話ではありませんが、ここ最近ワンタッチ狙いのスパイクや微妙なフェイント+フォローの応酬が増加しているように感じるので、もっと観客や審判を巻き込み、黙らせるようなプレーをしてほしいのですが...どうでしょう。

ま、私が観戦したときに誤審の恩恵を受けた東レはその後Springs戦で逆を食らいましたから、世の中どこかで因果応報なのですが、それを言っちゃおしまいか。

ボランティア論に踏み込むとややこしくなるので、それはまた気が向けば。

 

2010年1月31日

準備中

自転車の左ブレーキがすっぽ抜けていたことを忘れたまま自転車に乗り、坂道で冷や汗をかきました。こないだ近所の自転車屋さんで簡単に(=無料で)直してもらったところだったんですけどね。うーむ、どうしたものか。

幸先悪いスタートを切りながら、尼崎体育館に行ってきました。
チケットは完売だったそうですが、現実には招待客がいっぱい。チケット代を下げて有料観客を増やすという考えはないのかなあ。立ち見すらJT凶悪応援団真後ろしかスペースがないという満員っぷりでしたが、友人ともどもなんとかエンド側で席確保。

JT-Springs
3-0

いくら性格が良くっても、エースが要所で決めきれなくちゃ勝てませんわなあ。シュリ選手やミズホ選手の頑張りは伝わりましたけど、高さのないサイドで戦いぬくにはチームの守備力も速さも足りず、全体的に中途半端だった印象です。ブロックは...よく分からん。相変わらず怪我人続出の中、控えは守備要員もしくは戦力ダウンのメンバーばかり。監督コーチ陣も総じてシャッキリせず、オトコマエなら何もしなくてもいいんですかね。勝てそうな雰囲気がチラとも出てこない試合展開に退屈してしまい、途中からは雑談混じりの観戦となりました。事情は分かりませんが、こうもメリハリがないと、ワンジョ選手の高さとパワーでも見なきゃやってられませんわ(とか言ってブロックに遭ったら文句言うんですけど)

まあしかし、チーム自体は依然四強圏内にあり、また元祖鉄板コンビによって「和」の公約も果たしておられるのですから、文句をつける筋合いはありません。
こんな生産性のないグチをこぼすぐらいなら、足を洗うか毎年どこかのチームに好きな選手を作るかすりゃいいんでしょうけど、なかなかねえ。そろそろ閉鎖勧告が来る頃かな。

席はそのままに第二試合も少しだけ観戦。勝ち星がつかずとも、希望を抱かせる試合をし始めたパイオニアさんはようやくチームが機能し始めた模様です。シーガルズ以外の相手にこの試合展開ができるかどうか分かりませんが、ともかくも勝てたようでよかったですね。

うっかり早い時間に店の予約を取ってしまったもので、試合は途中で失礼しまして、ムック選手ファンな友人と飲みへ移動。美味しい料理をつつきながらステキ名言をいろいろ聞けて勉強になりましたし、楽しかったです。いろいろありがとさんでした。
途中ちょいと予期せぬハプニングに慌てましたが、諸々よしなに頼んます。

帰りの電車、ケータイでノルディッククラブカップのライブスコアをチェック。
ジリジリ動かない第3セットで相手点数をなんとか15点に抑えられるかどうか注目しておりましたが、16点にて決着。見事優勝!

Engelholm vs Holte
(3-0)
25-13
25-14
25-16

数字としては完勝。決勝リーグは全試合ともサーブが良かったみたいですね。

ベスト6+リベロは以下の通り

【All Star Team of Final Four】

Setter:  Naoko HASHIMOTO (ENG)
Libero:  Lena ANDERSSON (ENG)
Middle B: Lykke GROOT DEGNER (HOL)
Middle B: Keiu PÖLLUVEER (GMP)
Opposite: Andrea JACOBSSON (ENG)
Universal: Sara PETTERSSON (ENG)
Universal: Whitney TURNER (ENG)

EVSセンター陣も決定率は良かったんですが、チーム全員が選ばれても角が立つってなもんでしょうし、パワー系ではないのでインパクトが弱かったのかねえ。ま、個人賞のために戦ってロクなことはないですし、センター線がチームを助けてくれているのは分かりきったことです。どうかリーグではまたチームを、そしてムック選手を助けてあげてくださいまし。

ハードスケジュールの中での優勝、ほんとうにお疲れ様&おめでとうございました。

 

2010年1月30日

北から北へ

うっしゃぁぁぁあ!

EVS - Tallin
(3-0)
25-18
25-17
25-18

優勝候補の一角であるTallin(エストニア)にストレート勝ちです。
第2セットで4点差(9-13)をつけられたのが試合を通しての最大点差だったでしょうか。ライブスコアでは得点しか分からなかったので、試合途中、時折上がってくるMatch Reportを見ながら、 WhitneyTurner選手の決定率が10%台だったり、Sara Pettersson選手のレセプションがエラいことになっていたりする様にドキドキさせられましたけど、全セットとも20点以降は相手を寄せ付けない完全勝利でした。センター線が二人とも高い決定率を維持し続けたのも大きかったのかな。魔のセットが出なくてよかったです。モロモロのニュースその他で選手さんたちのモチベーションも上がっているのでしょうか。だといいなあ。

お疲れ様でした&おめでとうございました。明日はぜひとも優勝してもらいたいです。

*****
20100130.jpg

Springs vs Redwings
(3-0)
25-18
25-21
25-18

言いたいことはいろいろとあるような、ないような、ですが
実に実に久しぶりにイクさんをカッコいいと感じられた試合でした。それこそSpringsを応援し始めた2005年以来のことじゃないでしょうか。今季のイクさんはナマで観る価値がある数少ない選手ですね。パイオニアの新人セッター冨永選手の健闘はイクさんの力が大きいんやろなあということが如実に伝わってきましたし、その昔、ムック選手の育成にも、やはりこれまたイクさんが大きく関わられたんだろうなあということが素直に実感できた試合でもありました。

しかしまあ、いくらイクさんがジャンサまで打って奮闘しながらも(「ジャンサ打ってる!」という声に振り返ると、武富士OG陣が座っておいででしたわ)計算できる攻撃枚数が確実に少ないパイオニアです。結局は狩野美雪選手を引っ張り出すことさえできず、敗戦後も監督を筆頭にあまり感情が伝わってこなかった所を見ると、喜ばしくない現実が浮かび上がってきますが、どうなのでしょう。

Springsはなんというか、いいひとたちがいいバレーを心がけてます!ってな感じ。面白味や爆発力なんてなものはあまり感じられなかったなあ。点数が入るとついつい心の中で手拍子は打ってしまったものの、今季売りの三枚ブロックも「あぁ、これがねー」と。まあ勝てばいいんでしょ。えーと、#22石田選手は嫌いじゃない。ただもう少し柔らかさというか、しなやかさがあるといいなあ。ムック選手のトスだったらどんな感じなんだろう、なんて想像してみたり。

そして、なにより楽しみにしていた狩野姉。第2セットでは惜しくも交替なりませんでしたが、明日は出場チャンスがあるはず。もしなかったら・・・スウェーデンに来ませんか?

あ、前座いや動員試合(JT-Seaguls)も観ましたよ。あの得点経過であのトス回し。どうにも好きになれんセッターさんやわー。あちらさんも私なんざに好かれたくもないでしょうけどさ。

*****

今日はスポーツ観戦好きだというオケの年下友人をお誘いしての観戦。バレー初(ナマ)観戦だというのに、いらんことばっか吹き込んでスマンかったです。試合後はエフェスで恒例ケバブをつつきながら、あれやこれやと話に花が咲き、面白かったっすね。近々カルテットやろうな。

 

2010年1月29日

愚直にいくべし

私的メモ
・結びきり熨斗つき返品希望
・〇〇急募委細面談

本日のオケは本番指揮者先生による練習。骨組みが大体かたまったので、これから2週間でしっかりとピッチを取れるように練習しないとな。オケはいつもの演奏会の繰り返しになりそうな予感満載ですが、大事なのは自分が何をするか、ですからね。とにかく練習あるのみです(言い聞かせ)

練習後の飲みでは盛り上がったり沈んだりと大忙し。何年経とうがちっとも大人になれない人間ですのに、トップ兄との話し合い?の結果、次々回演奏会は私がコントラバスとのケンカ係となりそうで、いやーどうなりますかね。

終電帰宅。

*****
Somero vs Engelholm
(1-3)
21-25
19-25
25-23
19-25

今日の試合はストレートで勝つかと思っていたのですが、1セット落としてしまった模様。しかし、お馴染みspeakern har ordetさんによると、チームがカストラップ空港(デンマーク)からヘルシンキ(フィンランド)に向けて飛び立ったのは今朝9:25とあります。試合会場へはさらにそこからバスで2時間移動、コート練習無しで試合開始は19:30というのですから、日本ではおよそ考えられないスケジュールです。でも、日本のように試合前々日移動、ホーム戦でもホテル宿泊→そして廃部、なんてなことになるよりは、こちらの方がマシなのかなあ、うーん。
第1試合のGMP Tallinn(エストニア)さんもEngelholmと同条件だったようですが、どちらのチームもケガなく(たぶん)勝利されたようでよかったです。

おつかれさまでした。今日はゆっくり休んでいただいて、明日の試合、楽しみにしてます。

 

2010年1月28日

敷居

次回定演曲目のブルックナーを聴き飽きてしまわないうちにと、イマイチ耳慣れない次々回定演曲目の「わが祖国」(ベルグルンド指揮/ドレスデン管)を聴き始めたところ、意外と耳残りするのか、仕事中しばしば頭の中で鳴り響いております。

で、聴きながらふと思ったんですが、音楽を楽しむのには楽譜や楽典の知識、あるいは楽器の演奏経験なんて必要とされないのに、なぜバレーボール観戦はこんなにも戦術知識や競技経験を問われたり、あるいは笠に着られたりするんだろうって。音楽とスポーツを一緒にするなと怒られそうですが、どちらも同じような目線で楽しんだっていいじゃないですか、ねえ。

 

2010年1月27日

前を向いて歩こう

朝うっかり寝坊しかけ、電車はダダ遅れ、体調もサイアクという事態のなかで辻結花選手のインタビューを読みました。この世には応援したくなる人たちもたくさんいるもんですなあ。
なにかと散々な朝でしたけど、目の前のことを地道にやるしかなく、なんとか諸々持ち直し、カイシャ飲み会終えて無事帰宅。

*****

先日EVSさんのヨーロッパ進出計画ニュースが発表されて以来、いつにもまして注視してきたhd.se/sportsさんですが、さきほど新着ニュースに目を通してますと、あらムック選手の名前があるではないですか。

När EVS-ledarna Fredrik Tågsjö och Arne Ekstrand presenterade sina planer f?r oss i slutet av förra veckan avslöjade de att de bland annat inspirerats av Naoko Hashimotos storspel - "Hon har visat att det finns en annan volleyboll" -

いそいそとgoogleさんの力を借りて超訳!してみたところ(気になる方は自力で訳してくださいね)おぉぉ...。

「先週末、EVSのヨーロッパ進出計画を発表したリーダーFredrik Tågsjö氏とArne Ekstrand氏(*)は、それがNaoko Hashimoto選手の素晴らしいプレーに刺激されたものであったことを明らかにした。曰く―"She has shown that there is another volley"」

記事ではその後Tina監督がチームの力がレベルアップしているとフォローされているところもよいです。どこぞのフロントとは大違い、なんて低次元な話はともかくとして、やっぱり友人の言っていたとおり、スウェーデン、いい国です。や、別に私は海外礼賛人間ではないですから、チャンピオンズリーグとやらが全てだなんて思ってやしませんけど、こうしてムック選手を認めてくれたこと、そして何よりその心意気が素晴らしいじゃないですか。この(スウェーデン)移籍が双方にとって、よりhappyな結果をもたらすことを心から願ってやみません。

Engelholmは今晩ホームでSvedalaと戦ったあとフィンランドに移動。金曜〜日曜にかけてノルディッククラブカップ決勝に臨むという強行軍が続きます(その後はちょっとオフ?)。どうかケガなく、そして最善の結果を得られますように。

→なんと、本日の試合は雪でSvedalaさんがÄngelholmに到着出来ず、キャンセルとなった模様。おかげで安心して眠れますよ・・・。


(*)前記事にnew board member and marketing managerとありましたが、こちらだと新評議員ならびにマーケティング担当マネージャーといったところでしょうか

 

2010年1月24日

キリないですが

やっとこさ美容院に行けたので髪はスッキリ。
明日は珍しく気楽な月曜日になりそうなのです。

旅行記をせこせこと打ちながらV公式スコアを見てみると、NEC-JT戦が第4セット突入。あらこのままではファイナルセットに行きそうじゃないですか。どうしたJT?どうしたNEC?誰かケガでもしたのかしらとメンバーを見てみれば、そう大して変わっているわけでもなく。ヨンギョン選手が崩れたんでしょうか。仕方なく1階に下りて第5セット後半だけテレビ観戦。あー惜しかったねえNEC。そして、なぜそこまで誰もJTを止められんのだろう。メンバー見てるとやっぱムムム・・・カ。

チャンネル変えると今度はトヨタ車体-シーガルズ戦第4セットが30点越え。どちらのチームも選手は嫌いじゃないけど、監督は苦手対決。車体は羽根ミドリ選手が大活躍でしたが、最終的にはチーム力でシーガルズ勝利。どちらもセッター後継が育ちませんねえ。や、育ってるチームなんてほとんどないのか。で、解説はできれば杉山明美さんでお願いしたいです。

お次は新旧ユニチカ対決(どちらが新で旧なのかは分かりませんが)。さすがにこれはアルコール無しでは見てられませんので、シュポンと失礼。

東レでイヤなのは中道選手のサーブと芝田選手の繋ぎと張選手...は居ないんですから、となれば勝ってもらわねば。荒木選手の怖さは昔からあまり感じませんしね。第1セットはSpringsがまずい審判にも助けられ(なぜビデオ導入しないんでしょうね)第1セット先取。気持ちとしてはだいぶラクな立ち上がりです。

スタメンでは懸念の平井アン選手、ブロックはともかくサキさんより得点出来るので文句は言えませんが、相変わらず決定時に爽快さがないから好きレベルには達しませんなあ。あと、あんまりよく聞いてなかったんですが、なんですか狩野妹さんはまたもアキレス腱を切られたのだそうで。ご本人もですけど、監督もトレーナーもどうして...ちょっと言葉がありません。

次にテレビをつけたときにはもう第3セット終盤。あらこりゃ勝ちますね...勝っちゃいました。感想にもなってませんが、ちょっとは見たということで、もろもろこの辺で。

Springs vs Arrows
(3-0)

*****
Hylte/Halmstad - Engelholm
(0-3)
9-25
19-25
18-25

第1セットの得点差に気を抜いたか(ぜったいそうだ!)第2セットは中盤までリードされる展開が続きました。

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あははははは!ラストポイントラッシュです。

 

2010年1月22日

真っ直ぐ

昨晩の毒あたりを引きずってというわけではないですが、朝、通勤途中にチェロを抱えたまま申し開きできない行為をやらかしてしまいました。迷惑をおかけした方、ほんとにほんとにごめんなさい・・・。

いろいろあった一週間なんですけど、りゃーっ!

EVS-passare kan få landslagschans(hd.se/sport)

一瞬、ムック選手のインタビューか?と思ったんですが、文中に「Manabe」「Muck」の文字が躍っているところから、英訳するまでもなく大まかな想像がつきました。眞鍋さんが月末のノルディックカップを視察される・・・かもしれないようで。

実は私もこれに行きたくて、いろいろ調べたんですよ。でも、試合会場(=フィンランド)付近の宿泊事情と交通事情が微妙だったのと、現実問題このご時勢に月末長期休みを取るのは非常に厳しかったので、泣く泣く泣く泣く諦めたのです。もしも眞鍋さんが行かれるのなら、むしろ行けなくて良かったのかもしれませんね。ま、横から「代表に召集すべきです!」と力説してくるのもありだったかもしれませんが。

追記)
あらためて翻訳かけてちゃんと読んでみると、眞鍋さんがスウェーデンに行きたかった日はノルディックカップでチームがお留守なので、計画は修正されたということですね。眞鍋さんに視察する意欲があるという事実には変わりありませんが、文章はよく読めという話。
つーか眞鍋さん、フィンランドに行けばよかったのにさ。

*****

眞鍋さんの傀儡だとか、はたまたスポイルだとか、散々言われていた(ような気がする)ムック選手のトス回しですが、眞鍋さんの居ない黒鷲旗でのプレーを見れば、そんなことはなかったということは一目瞭然。決勝の東レ戦での敗北は確かにムック選手にも責任の一端はあるでしょうが、あれはやはりチームがシーズン中に戦略を練りきる所まで行き着かなかったことの方が大きいと思うのです。もちろんファンならではの甘い視線だと自覚はしていますよ。

ただ、Springsでは結果的に二年連続で助っ人外国人さんとの折り合いが悪く、そしてこれは外国人さんの方に非があるでしょうと断言しちゃうファンであっても(ま、あのプレーの数々を見て外国人さんたちを応援する気にはなれませんでしたし、これからもよほどのことがない限り応援することはないでしょうが)やはり大きな二段トス(と英語)は彼女の課題なのだろうし、そのためだけでも海外進出は大きな意味を持つことだろうとは思っていたのです。今となっては後付けと指摘されても仕方ないタイミングですけど。

〇年前、吉原トモさんがイタリアに行かれた時とは状況も方向性も違いますが、根本的にはけっこう似てるというか、この二人は前々から似てる気がしてならんのですよね。オレンジファンにもバレーファンにも「精神論でスポーツを語るな」と怒られてしまいそうですが、でもやっぱりムック選手は絶対に埋もれさせちゃいけない。それだけの価値がある人なんですから。

はー、やっぱり熱く語ってしまいますな。脈略なさすぎて説得力ゼロですけどね。

 

2010年1月13日

また会う日まで

18時をまわり、テレビのインテリア番組も一段落しましたので、私はそろそろ出かけますか。迷いようもない道をてくてくと歩き、おぉ、ここですね。

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一瞬、入り口が分からずウロウロしてしまいましたが、ありましたありました。先日以上にアットホームな受付で60SEK払い、ついで通りがかりのロト売りにロトも1枚買わされ。
「きっと1時間後に大金を稼いでいるよ!」
「だといいけどね!」
マッチデープログラム(というかシート?)っぽいものをもらい、中に入りました。

2010011312.jpg
こないだのKatrineholm GPカップ

試合まで1時間を切ってますが、両チームともストレッチタイム中。さてどこに座ろう。観客ゾーンが狭いのは構わないんですが、目の前にデカい柵があるので相当見づらいんですよね。かといって1階ボックスは目立つからイヤだし、立ったままというのもなあ。仕方ない、ひとまず相手ベンチ前に腰をおろすことにしました。どうせ相手チームの応援はほとんどないでしょう(←そうでもなかった)。しばらくしてEngelholmさんは練習開始。Gislavedさんはその後も歓談ストレッチを続けていましたが、ようやく動き始めましたので、私もEVS側に移動することに。

2010011311.jpg
全部こんな感じになってしまうので、今日の写真は諦め。

前回は遅刻しちゃったので、試合前練習を見られなかったんですよね。そうそう、これには映ってませんが、相手チームさんのトスボールを上げてた人がなぜかショッキングピンクのスカートをはいてらっしゃってですね、なぜスカートなんだろう。今考えると、これがこの試合最初の?でした。

Engelholmさんの試合前練習内容は大まかには日本とそう変わらなかったように思います(ムック選手加入で変わった部分もあるのかもしれませんけど)。ただ、スタメンと控えは基本的に別々のようで、初めて見たおてもやん風の控えセッターさんに至ってはヤバイとしか言いようがなく、ちょっと唖然。腕の伸びきった感じは日本の某セッターさんに似てなくもないですが、ボールはあちらこちらにそれまくり、リーグレベルからも程遠いじゃないですか。こりゃセッター交替が無いわけです(サーブは良かったですけど)。メンバー表を見ると他にEngelholm出身選手が3人ばかり。Bチームから上がってきた選手さんでしょうか。若い選手(高校生?)が多いというのはこういうことでもあったのですね。となると普段は対等なAB戦も難しいのかもしれません。
(※↑ちょっと訂正しました)
端でひっそり眺めていたのですが、Tina監督に目ざとく見つけられて手を振られてしまいました。どうもどうも。

試合DJ(言うまでもなくKimme Rosenqvistさん)のコールで選手入場、そして試合開始です。

Engelholm vs Gislaved
(3-0)
25-16
25-15
25-19

なんしか相手の守備がボロボロで、EVSは打てば決まるといった印象。今日あらためて気付いたんですけど、ムック選手はけっこうブロード攻撃を使ってますね。今年のテーマは二段とブロード(と英語)なんでしょうか?センター線は基本的に#6Minni選手、#12Jen選手、#14Gabrielle選手の三枚を併用する形ですが、タイプは三者三様。一番計算できる(ように見える)のは#12Jen選手、細くて可愛いカナダ人さんです。#6Minni選手はちょいと気持ちにムラがあり、#14Gabbi選手もこれまたプレーにムラがあるけれど、よく動く選手さん。今日は格下相手とあってか3番手#14Gabbi選手が1試合通じて起用されていました。

先日、私がいいなーと思った裏レフト#16Sara選手は良く見ると、わりとこれはブロックに捕まりやすいタイプなのではないかしらと。打点のせいか打ち分けの問題か、そこまできちんとは見てなかったのですが、打数のわりに決まりません。打ち屋の#5Andrea選手と#7Whitney選手については今日は印象に残らず、どちらかというと#5Andrea選手の方が決めてくれる感があったかなあという程度でした。

不思議だったのはリベロで、#1Lena選手と#3Ida選手の二人がリベロユニだったのですが、何時の間にか交替してた気がするんです。こちらのローカルルールではリベロ交替は自由なんでしょうか。試合前練習ではいい「スパイク」を打ってましたが、リベロとしては#3Ida選手はイマイチ。といってLena選手がむちゃくちゃ上手いのかというとよく分かりませんが、わりと積極的にオーバーキャッチされてたような。まあしかし、こちらはリベロというと佐野さん基準なわけですから...。

試合は第1、第2セットこそさらっとEVSが先取したものの、第3セットになるとモチベーションが下がってきたのか(あ、コーヒータイムはなかったです)Gislavedさんに1点2点と先行を許す形になり始めました。相手さんはハナから勝とうという気持ちが少ないようで、点数が入るたびに大喜び。対するEVSさんはビハインド状態が続いても大丈夫大丈夫といった面持ちです。実際大丈夫なんでしょうけど、呑気なアタッカー陣に対してムック選手はだんだんとイライラし始めました。ヤバいことになる前に早くケリをつけたいんだろうなーというプレーもしばしば。スコアでムック選手の打数が増える原因はこの辺にあるのかもしれません。結局は最終盤の#6Minni選手連続サーブで勝負あり。さっくりとEngelholmさんがストレート勝利をおさめました。MVPはムック選手、賞品はいつものように地元フラワーアレンジメントさんによるオシャレな花束でした。

ということで、国内では強力な、しかし波もあるチームを操るPassareムック選手ですが、ちょっと気になったことがあって、このチームだと必然的に速いトスを上げる機会が少ないんですよね。速いバックアタックに至っては皆無に近い(これはSpringsでもフォフィー選手以降は打てる選手が少なかったですけど)。ああ、ファンが焦ってもどうしようもないとはいえ、このままムック選手のプレーが知られることなく終わってしまったらどうしましょう。自打球が天井に当たるとアウトという小さな体育館で何度となくそんなシーンを目にするうちに、ちょっとだけ考え込んでしまったのでした。もちろんムック選手が渾身ツースパイクを決めて、観客席から一際大きい歓声が上がったときには我に返りましたけどね。や、感謝の気持ちを忘れるな、私。

試合後は前回スーツケースに入ったままで渡しそびれたものがあったので、ちょろっと手渡し。なんだかレベルの低さを気にしておられたようでしたが、いや、これはこれで面白かったですよと。その現実、現状によって見えてきたものもあったわけですしね。今日もお疲れ様でした。これからもお体にはくれぐれもお気をつけて下さい!

体育館から出ようとすると、ファンらしきおじさんに声をかけられました。

「君はわざわざこの試合を見るために日本から来たのかい?」
「そうですよ!」
「チームのファン?それともムックのファン?」
「ムックのファンで、チームとしてはムックが前に所属していたチームを応援してます(そこまで正直に答える必要もなかったんですけど)」
「こんな小さなリーグだけど、ムックのように偉大な選手が来てくれて嬉しいよ」
「アイスホッケーやサッカーに比べるとバレーは恵まれてないですよね(compareといおうとして間違ってprepareと言ったことに後で気付いた)」
「確かにそうだ。でもムックはほんとにamazing playerだよ!また試合を観においでよ。今度はアレンジするから(何を?良く分からなかった)」
「できることならまた来たいですよ」

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・・・あ、ロト見るの忘れてた。

 

2010年1月10日

再会!?

「I want to see this match!」

「チケットが要るよ」
「ああもちろん、おいくらですか?」
「60SEK(900円弱)、そこの受付で買ってくれ」
「OK」
「来てくれてありがとう」
「(敵チーム応援ですけど)こちらこそありがとう」

てなやり取りの後、お金を払い、マッチデ―プログラムをいただきました。横にはKatrineholm仕様のTシャツとマフラータオルが並んでおり、あら結構立派。つかこの姿勢は日本のVリーグなんかより、はるかにマトモなのではないでしょうか。こそこそとベンチ逆サイドオンリーの観客席へと潜入しました(後で知ったことですが、この会場は広ーい体育館を幕で仕切って使っていたらしい。だからAなんですね)。こないだのKatrineholm GPほどには観客は入っていないようですが、ホームチームのKatrineholmさんはDJ、鳴り物を用意して揃いのTシャツで応援しておられるのに対し、EVSのゾーンは...ありませんねえ。応援ゼロかよ。まあいいや、一番端っこに座っときましょう。突然日本語で応援なんかして動揺させてはいけません。(いつものことですが)黙って試合を見守り楽しみました。

試合は第1セット終盤。なんとか第1セット間に合いましたよ。点を取って取られの攻防が続きましたが、最終的にEngelholmさんが逃げ切り25-23。

このチームのプレーはインターネット放映などで見ていたわけですけど、やっぱりバレーは、そしてムック選手の存在感と面白さは生で見たほうが断然楽しいですね!どんな状況でもまっさきに大声を出す様もボールに最後までしがみつく光景も変わらず、無理な体勢から最善のトスを上げようとする姿勢も変わってませんでした。選手たちにはマメに声をかけ(英語かな?)タイムアウト時はスパイカーに身振り手振りを交えながら状況説明。コート端から大きく上げる二段トスの美しさにも惚れ惚れ。「周りに流される」なんて言葉はムック選手に限っては無縁なんでしょうか。どこに居ても変わらないプレーを見られて嬉しいっすよ。

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EVSというチームは選手も監督もそんな彼女の心意気をきちんと感じ取ってくれているようで、プレーに多少ムラのある選手も居ましたが、失敗をムック選手のせいにしたりキレたりすることはなく(それが普通のような気もしますけど)、どうにかムック選手についていこうとしている印象を受けましたし、レシーブもムック選手の献身的なプレーがチームに大きな影響を与えているように見えました。他に目についた選手は#16のSara Petterson選手。確か昨年の大量離脱時に残った選手さんですよね。アタックもレシーブも気持の入ったプレーを見せる選手さんで(しかも美人)けっこう好みです。

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そんなこんなで試合の方は第2セットでKatrineholmが大事なところで凡ミスを連発して好機を逃すと、それ以降はEVSさん優勢のまま試合が進みました。チームの調子が上がってくるとムック選手のトス質も良くなってきたような。そりゃチームもセッターも生き物ですからねー。

そんなムック選手、ツーもちょくちょく入れておられましたけど、そのほとんどが軽く返したりうまくパスしたりするもので、以前より小技の引き出しが増えた感じ。守備のイマイチなスウェーデンチーム相手だからなのかもしれませんが、ちょっと物足りなく思ってましたら、第3セットの最終盤になって凄いヤツも1本飛び出しました。相手DJも「セッターなのに!」と叫んだのかどうかは知りませんが、ムック選手の名前がコールされてました。その後には実に美しい時間差もバッチリ決まり、あぁストーリー性抜群。なーんでこんないい選手を放出しちゃったんだろうかな。ムック選手には自由にプレーしてほしいと願いつつも、ファンとしては矛盾ぐるぐる。

相手Katrineholmさんでは#6Kaisa Wallin選手が目立ちました。髪の毛2つくくりで、身長はあまり高くないけれど、よく飛ぶ技巧派。外国人さんでしょうか?そういやここも女性監督なんですね。EVSのTina Celinder監督(某有名監督とFamily nameが似てます)に比べると、年齢もあるでしょうけど、ちょっとピリピリした感じ。ここもセンター線を始めとしてデカい選手はいるんですが、やっぱ守備がアカンのがなあ。

てなわけで、試合はつつがなくストレート勝利。MVPはムック選手でした(相手MVPは#6のWallin選手)。試合を通じて特筆すべき活躍を見せたアタッカーは居ませんでしたし、攻守全般に貢献ということでしょうか。主催者から何やら賞品をもらい、箱を開けるムック選手を周りが覗き込んでいました。

Katrineholm vs Engelholm
(0-3)
25-23
25-20
25-19

さて、時計を見れば17時15分過ぎです。あの訳わからないバスは17時32分発ですからあまり時間がありません。まぁ次のバスでもStockholmには余裕で帰れるのですが、EVSの選手たちはテーピングを外した後も何やら楽しく談笑中。一向に動く気配が見えません。どうせ水曜日も見に行くんだし、差し入れはその時にしようかとも思いましたが、旅行中に「絶対」はないですからね。

(中略)

ムック選手に差し入れを手渡し、そしてちょいとお話することができました。「寒いけど、風邪も引かず元気です」とのこと。チーム内では4カ国語が飛び交うのだそうですが、日常生活やチームメイトさんとのやり取りは全て英語だそうです(スウェーデン語は諦めたとか)。会話の途中でもしばし英単語が飛び出し、すっかり国際人さんになっておられました。あまりに緊張しまくってたもんで、ろくな受け答えも出来ず、後悔の嵐です...。試合後でお疲れのところをユニフォームのまま色々とありがとうございました。

そうそう、途中で少し挨拶(&握手)させてもらった監督のTinaさんも素敵な方でした。実際とても理解のある方なのだそうですが、私がこれからStockholmに戻るというと、ムック選手に何事か英語で話しかけ、ムック選手曰く「レフェリーの人がこれからStockholmに戻るので、一緒に車に乗せてもらえばいいと言ってます」とのこと。もちろん電車の切符は持ってますけど、駅までの手段があのバスしかないわけですから、正直助かる旨を伝えると、さくさくと同乗する手はずを整えて下さったのでした。ああもうホントにすみません。恐縮しきりのひとときでありました(あの状態で堂々としていられる方がどうかとも思いますけど)

ムック選手によると「売店のアイスクリームが美味しいですよ」とのことでしたが、アイスクリームを食べている間にレフェリーさんを見失っても困りますし、まさかアイスクリームを食べながら車に乗せてもらうわけにもいきません。しばらく待っているとレフェリーさん(女性)が出てこられました。「Can you speak English?」ああ出た。「a little」とお決まりの返事をしますと、車では音楽をかけているから気にしないでいいわよ、とのこと。助かります。やっぱ英語喋れないとダメっすかねぇ。日本語だけでも危ういのに...。

雪道をぐんぐんスピード上げてドライブすること1時間半あまり、Stockholmのひとつ前という駅で降ろしてもらいました。路線図をみると、ああこれは地下鉄に繋がってるSL(ストックホルム市営交通)ですね。SJだと本数が少なそうだなと思ってたんですが、これなら安心です。窓口で切符を買ってホームに走るとちょうどやって来た電車に乗ることができ、スムーズにStockholmに戻ることができたのでした。関係各位皆様におかれましては、ほんとうにありがとうございました。

*****
駅から地図を片手にホテル目指して歩いていますと、ケータイが鳴りました。知らない番号ですが、出ると母からです。なんですか、ホテルがえらくわかりにくい場所にあるのだそうで、しばらくすると道に母が迎えに来ているのが見えました。なんとまあ心配性なと思いましたが、母は例のスーツケースとキャリーバッグを抱えて1時間近くも迷ったのだそうで、それはそれはそれは...申し訳ないことをしました。渡した地図が分かりにくかったようで、ガイドブックごと渡しておけばよかった。つか、キャリーバッグはやはり私が持って行くべきでしたわ。

なんなくホテルに辿り着き、昨日とは違ってぬくぬくと暖かい部屋でくつろぎながら、「デパートで普通に売ってたよ!」と得意げに差し出されたハイネケンをありがたく頂き(スウェーデンはアルコールを手に入れにくい国だと散々脅されていたので)お昼の機内食以降何も口にしていなかった体にサンドイッチとサラダを流し込んだのでした。

旅の第一ミッションをクリアし、インターネットは問題なくつながりますし(Passwordが部屋のテレビ画面で確認できる仕組み)なんて極楽なんでしょう。ネットサーフィンしてましたら、どうやら日本ではSpringsさんがストレートで二連敗の模様。次週はホームゲームでしたっけ。どうなりますやら。

 

再会!?

「I want to see this match!」

「チケットが要るよ」
「ああもちろん、おいくらですか?」
「60SEK(900円弱)、そこの受付で買ってくれ」
「OK」
「来てくれてありがとう」
「(敵チーム応援ですけど)こちらこそありがとう」

てなやり取りの後、お金を払い、マッチデ―プログラムをいただきました。横にはKatrineholm仕様のTシャツとマフラータオルが並んでおり、あら結構立派。つかこの姿勢は日本のVリーグなんかより、はるかにマトモなのではないでしょうか。こそこそとベンチ逆サイドオンリーの観客席へと潜入しました(後で知ったことですが、この会場は広ーい体育館を幕で仕切って使っていたらしい。だからAなんですね)。こないだのKatrineholm GPほどには観客は入っていないようですが、ホームチームのKatrineholmさんはDJ、鳴り物を用意して揃いのTシャツで応援しておられるのに対し、EVSのゾーンは...ありませんねえ。応援ゼロかよ。まあいいや、一番端っこに座っときましょう。突然日本語で応援なんかして動揺させてはいけません。(いつものことですが)黙って試合を見守り楽しみました。

試合は第1セット終盤。なんとか第1セット間に合いましたよ。点を取って取られの攻防が続きましたが、最終的にEngelholmさんが逃げ切り25-23。

このチームのプレーはインターネット放映などで見ていたわけですけど、やっぱりバレーは、そしてムック選手の存在感と面白さは生で見たほうが断然楽しいですね!どんな状況でもまっさきに大声を出す様もボールに最後までしがみつく光景も変わらず、無理な体勢から最善のトスを上げようとする姿勢も変わってませんでした。選手たちにはマメに声をかけ(英語かな?)タイムアウト時はスパイカーに身振り手振りを交えながら状況説明。コート端から大きく上げる二段トスの美しさにも惚れ惚れ。「周りに流される」なんて言葉はムック選手に限っては無縁なんでしょうか。どこに居ても変わらないプレーを見られて嬉しいっすよ。

2010011006.jpg

EVSというチームは選手も監督もそんな彼女の心意気をきちんと感じ取ってくれているようで、プレーに多少ムラのある選手も居ましたが、失敗をムック選手のせいにしたりキレたりすることはなく(それが普通のような気もしますけど)、どうにかムック選手についていこうとしている印象を受けましたし、レシーブもムック選手の献身的なプレーがチームに大きな影響を与えているように見えました。他に目についた選手は#16のSara Petterson選手。確か昨年の大量離脱時に残った選手さんですよね。アタックもレシーブも気持の入ったプレーを見せる選手さんで(しかも美人)けっこう好みです。

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そんなこんなで試合の方は第2セットでKatrineholmが大事なところで凡ミスを連発して好機を逃すと、それ以降はEVSさん優勢のまま試合が進みました。チームの調子が上がってくるとムック選手のトス質も良くなってきたような。そりゃチームもセッターも生き物ですからねー。

そんなムック選手、ツーもちょくちょく入れておられましたけど、そのほとんどが軽く返したりうまくパスしたりするもので、以前より小技の引き出しが増えた感じ。守備のイマイチなスウェーデンチーム相手だからなのかもしれませんが、ちょっと物足りなく思ってましたら、第3セットの最終盤になって凄いヤツも1本飛び出しました。相手DJも「セッターなのに!」と叫んだのかどうかは知りませんが、ムック選手の名前がコールされてました。その後には実に美しい時間差もバッチリ決まり、あぁストーリー性抜群。なーんでこんないい選手を放出しちゃったんだろうかな。ムック選手には自由にプレーしてほしいと願いつつも、ファンとしては矛盾ぐるぐる。

相手Katrineholmさんでは#6Kaisa Wallin選手が目立ちました。髪の毛2つくくりで、身長はあまり高くないけれど、よく飛ぶ技巧派。外国人さんでしょうか?そういやここも女性監督なんですね。EVSのTina Celinder監督(某有名監督とFamily nameが似てます)に比べると、年齢もあるでしょうけど、ちょっとピリピリした感じ。ここもセンター線を始めとしてデカい選手はいるんですが、やっぱ守備がアカンのがなあ。

てなわけで、試合はつつがなくストレート勝利。MVPはムック選手でした(相手MVPは#6のWallin選手)。試合を通じて特筆すべき活躍を見せたアタッカーは居ませんでしたし、攻守全般に貢献ということでしょうか。主催者から何やら賞品をもらい、箱を開けるムック選手を周りが覗き込んでいました。

Katrineholm vs Engelholm
(0-3)
25-23
25-20
25-19

さて、時計を見れば17時15分過ぎです。あの訳わからないバスは17時32分発ですからあまり時間がありません。まぁ次のバスでもStockholmには余裕で帰れるのですが、EVSの選手たちはテーピングを外した後も何やら楽しく談笑中。一向に動く気配が見えません。どうせ水曜日も見に行くんだし、差し入れはその時にしようかとも思いましたが、旅行中に「絶対」はないですからね。

(中略)

ムック選手に差し入れを手渡し、そしてちょいとお話することができました。「寒いけど、風邪も引かず元気です」とのこと。チーム内では4カ国語が飛び交うのだそうですが、日常生活やチームメイトさんとのやり取りは全て英語だそうです(スウェーデン語は諦めたとか)。会話の途中でもしばし英単語が飛び出し、すっかり国際人さんになっておられました。あまりに緊張しまくってたもんで、ろくな受け答えも出来ず、後悔の嵐です...。試合後でお疲れのところをユニフォームのまま色々とありがとうございました。

そうそう、途中で少し挨拶(&握手)させてもらった監督のTinaさんも素敵な方でした。実際とても理解のある方なのだそうですが、私がこれからStockholmに戻るというと、ムック選手に何事か英語で話しかけ、ムック選手曰く「レフェリーの人がこれからStockholmに戻るので、一緒に車に乗せてもらえばいいと言ってます」とのこと。もちろん電車の切符は持ってますけど、駅までの手段があのバスしかないわけですから、正直助かる旨を伝えると、さくさくと同乗する手はずを整えて下さったのでした。ああもうホントにすみません。恐縮しきりのひとときでありました(あの状態で堂々としていられる方がどうかとも思いますけど)

ムック選手によると「売店のアイスクリームが美味しいですよ」とのことでしたが、アイスクリームを食べている間にレフェリーさんを見失っても困りますし、まさかアイスクリームを食べながら車に乗せてもらうわけにもいきません。しばらく待っているとレフェリーさん(女性)が出てこられました。「Can you speak English?」ああ出た。「a little」とお決まりの返事をしますと、車では音楽をかけているから気にしないでいいわよ、とのこと。助かります。やっぱ英語喋れないとダメっすかねぇ。日本語だけでも危ういのに...。

雪道をぐんぐんスピード上げてドライブすること1時間半あまり、Stockholmのひとつ前という駅で降ろしてもらいました。路線図をみると、ああこれは地下鉄に繋がってるSL(ストックホルム市営交通)ですね。SJだと本数が少なそうだなと思ってたんですが、これなら安心です。窓口で切符を買ってホームに走るとちょうどやって来た電車に乗ることができ、スムーズにStockholmに戻ることができたのでした。関係各位皆様におかれましては、ほんとうにありがとうございました。

*****
駅から地図を片手にホテル目指して歩いていますと、ケータイが鳴りました。知らない番号ですが、出ると母からです。なんですか、ホテルがえらくわかりにくい場所にあるのだそうで、しばらくすると道に母が迎えに来ているのが見えました。なんとまあ心配性なと思いましたが、母は例のスーツケースとキャリーバッグを抱えて1時間近くも迷ったのだそうで、それはそれはそれは...申し訳ないことをしました。渡した地図が分かりにくかったようで、ガイドブックごと渡しておけばよかった。つか、キャリーバッグはやはり私が持って行くべきでしたわ。

なんなくホテルに辿り着き、昨日とは違ってぬくぬくと暖かい部屋でくつろぎながら、「デパートで普通に売ってたよ!」と得意げに差し出されたハイネケンをありがたく頂き(スウェーデンはアルコールを手に入れにくい国だと散々脅されていたので)お昼の機内食以降何も口にしていなかった体にサンドイッチとサラダを流し込んだのでした。

旅の第一ミッションをクリアし、インターネットは問題なくつながりますし(Passwordが部屋のテレビ画面で確認できる仕組み)なんて極楽なんでしょう。ネットサーフィンしてましたら、どうやら日本ではSpringsさんがストレートで二連敗の模様。次週はホームゲームでしたっけ。どうなりますやら。

 

2010年1月 6日

優勝

揉めごとに巻き込まれ、ネットに繋ぐのが遅くなりました。あら、ずいぶん綺麗な映像じゃないですか。やればできるんじゃーん。他の試合も頼みますよ。

本日決勝戦、試合は第2セット目タイムアウトの模様。
チームメイトさんたちは相手応援音楽に合わせて踊っちゃうようなノリのよさ。タイムアウト明け、ムック選手は監督とアイコンタクトしながら「(私たちには)わかってるのよ」みたいなやり取りを見せてました。かっこえーなー。
「さーいこー!」の掛け声はいつの間にやら全員で。ははは、そんだけムック選手がチームに馴染み、そして信頼されてるってことですね。いいじゃないですかー。

チームとしては特にブロック(次にアタック&レシーブ)で全体的にほんの少し無理したら、もう少し簡単に強くなるだろうなぁという感じ。このリーグではその必然性がないのかもしれませんし、これは相手のKatrineholmさんにも言えることなんですけど、そう考えるとスウェーデンが強くなる素地は大いにあるはず。

そうそう、逆に日本よりいいなと思ったのはフローターサーブ。ムック選手のサーブも以前よりドライブがかかって良くなってましたし、全体的にフローターは日本よりも力強くて見ててイライラしないですね。何が違うのかな。

第3セット中盤からなんちゃってウィルスバスターが頼んでもいないのに妙な動きを見せて邪魔を始め、とうとう大事な映像が見られなくなってしまいました。同じくネット観戦していた友人によると、ムック選手がMVPを獲得したのだそうで、「いくら?」「いくら入ってんの?」と囲まれていたとか何とか。ああ、見たかったなあ。

Engelholm - Katrineholm
3 - 1
(25-18, 20-25, 25-18, 25-21)

優勝&MVPおめでとーござんす。
ムック選手についてはVolley ballという狭い枠組みじゃなくて、もうその(Volley boll)lifeが「あり」だよなあ。ひたすら自由にプレーしてほしいです。

 

2010年1月 5日

Semi-final

クリスマス休みを挟んでのSweバレー新年初戦はリーグ戦ではなく、よくわかりませんがKatrineholmGPというものでした。

せっかくネット配信があったにもかかわらず、仕事と私用が立て込んで観戦はできませんでしたが、ひとまず初戦は無事勝利されたようです。って次はもう決勝なんですね。短期決戦にもほどがありますよ。

対戦相手のKatrineholmさんはど・ホーム。たしか週末から再開されるリーグ戦でも対戦相手ですから、今週はKatrineholmづくしですね。地元の方には申し訳ないですが、賞金獲得(優勝)するのはEngelholmなのではないかと思います。

Engelholm vs Sollentuna
(3-0)
25-13
25-9
25-18

 

2009年12月21日

Christmas present

あぁ寒いですねえ。
ヨーロッパでは寒波が襲来しているらしく、スウェーデンはÄngelholmの気温は現在-7℃、最高気温が-6℃とのこと・・・想像のつかない世界ですが、文字通りおそらく街中ホワイトクリスマスなんだろうなあ。

そんな街からステキな写真が届きました。
いつもお世話になっている「Speakern har ordet」さんの最新記事「For the girls from abroad」です。
あー、ちょっと涙出た。

Tack så mycket för din vänlighet.
Jag var Lättad att se deras leende.

*****
ちょこちょこ皇后杯関連の記事を目にするたびに、以前ほどではないにせよ勝手に傷ついてまして。「チームの雰囲気が良くなり」「和の勝利」・・・異質な存在を排除したら上手く行きましたと言われているようで(つかまぁ言われてるんですが)、なんで応援してきたチームから、応援してきた選手を全否定されにゃいかんのだろうと拗ねていたのですが、ムック選手が今幸せそうならそれでいいじゃんね。なかなか無限ループから脱け出せませんが、まあ少しずつ。

東龍高校vs久光製薬 記者会見(バレーボールワールド)

ツッコミどころは満載ですが、さすがバレーボールワールドさん。こういう記事は大歓迎ですよ。

 

2009年12月19日

夕方からオケの練習に出かけてたんですが、行きも帰りもJRの人身事故やら線路内立入やらで、寒い寒い中を何十分も待たされる羽目になり、風邪をひきかけました。寒くなると、やはり人の精神も何らか変調をきたすのでしょうか。

出かける前にチェロの練習をするつもりだったんですが、結局はG+観戦。Springs vs 東九州龍谷高校接戦の第1セットを見ちゃったら気になって消せなくなりました。さすがに第2セット以降はしれっとブロックにもつき始め、ストレートで行けるかなと思いきや、第3セットはいつものパターンで落としちゃうし…。平井選手はセンターとしては割と大事な所でミスが出るんだよなあ(サーブだけじゃなく)。

そういえば、今日はミユキさんポジションがミホ選手でしたね。相原枠かしら。無難に後衛をこなしておられましたが、ミユキさんと比べるとちょっと頼りないといっては酷ですかね。まあ、なので今日のSpringsは決してベストメンバーじゃないですよ、と(強がり)。

そうそう、映像で観て初めて気付いたんですが、この大会の使用球は旧ボールだったんですね。リーグではあれだけ新ボールへの対応に苦慮しているというのに、ちょっとないよなあ。高校生の練習球が何かは知りませんが、これもまた異種格闘技の世界ということで片付けられることなんですかね。

さて、大健闘した東龍さんについても少しは書かないと。
解説によると「筋トレはせず、きれいなフォームを作ることを心がけているらしい」そうで、ちょっと注目して見てたんですが、これがキレイなフォームなんでしょうか。速さを追求するあまり、なのかどうかは分かりませんが、皆さん身長のわりに打点が低くないですか?この辺も相原門下生が卒業後なかなか上がって来られない一因なんじゃないかと邪推しそうになりました。勝つための学校バレーとしては一つの正解なのでしょうけど、バレーで生きていく選手が高校時代に身につけておくべきプレーはこれなのかなあ。部外者がケチをつける領域ではないので、ここは素直に健闘を称えるべきなのでしょうけど、高校バレーで結果を出し、プレミアリーグや全日本では選手育成が求められる。バレーボールが個人競技でない以上は仕方ないことなのかもしれませんが、割りきれないものを感じました。

いずれにせよ勝って良かった。普段オケでバレーの話なんてしないのに、何人かにこの試合のネタを振られましたし、明日も…ああやれやれ。

決勝はDENSOさんとのことで、高額賞金目指して頑張って下さいませ。

 

2009年12月18日

納得いかん

私ごときが改めて言うこともなく、東九州龍谷高校がこの手の試合ではとてつもなく強く、そしてvリーグの地盤沈下が激しいことは明らかですから、東龍が昨日のNECに引き続いてパイオニアを破ったことは何ら驚くべきことではありません。

とはいえ、(NECを含め)どちらも責める気にも褒める気にもなれないんですよね。高校バレー偏重主義がもたらした、この必然的ともいうべき素晴らしい結果はどんな効果をもたらすのか。このまま順調に行くと高校生の就職先は根こそぎ倒産ですよ。まぁね、政治と同じように一度ぶっ潰してみるのもいいでしょう。政治以上にそのあとの絵は誰も何も描いていなさそうですが・・・。

そもそも黒鷲から天皇杯を分離して、こんな時期に大会日程を組んだ意図と目的がサッパリ分からない(そして機能していない)というのに、その責任を背負わされるのは常にプレミア現場。なんか理不尽やなーと思う私がおかしいのかなあ。

何はともあれ明日の準決勝、東九州龍谷の対戦相手はSpringsです。言うまでもなく負けは許されない試合ということで、本当は観るつもりもなかったのですが、仕方なくG+契約いたしました。いつものスタメン+ミユキさん辺りでサクッと勝利お願いしますよ。


 

2009年12月13日

残念ながら

とうとう一杯目ならぬ一敗目を喫してしまいました、EVSさん。

Örebro - Engelholm
(3-2)
25-19
21-25
23-25
25-18
15-10

東京から帰ってきて一息ついたところで、そういえば試合だったとhot lineに接続してみれば、既に第1セット途中。しかも10-7で負けてる・・・おおうっ。

てなわけで、そこから応援開始いたしまして、第2、第3セットは逆転に次ぐ逆転で連取。点数積み上げて、よしここでブロック!というジャストタイミングでブロックが出るなど、ものすごく面白い攻防だったのですが、あぁ、あと1セット・・・。せめて第4セットの終盤はもう少しスタメン選手を休ませてあげてほしかったなぁ。それまでのセットで逆転が続いたため、監督さんも諦めきれなかったのでしょうけれど、第5セットは0-4という最悪スタート。最後に逆転する体力は残っていなかったチームはその後も点差をつけられ、最終盤にちょっと追い上げたものの、時すでに遅し、でした。

勝ち続けるのもストレスがたまることだと確かミユキ前主将も仰ってましたし、当然いつか負ける日は来るものです。ここ最近は比較的弱い相手の試合が続いてましたし、今の時期に負けたことは次に繋がる大きな経験になることでしょう。早いうちに修正できるといいなあ。Springsもそうですけど、チームが順風満帆な時や弱いチーム相手にイケイケドンドンで強いのは当たり前。力の見せ所ってのはそうじゃない時、いかに立て直していけるか、ですもんね。

四強がにわか混戦模様となってきた中、来週の相手はついさっきの試合で2位のKatrineholmをアウェーで破り、ちょいと調子に乗っていると思われるSollentunaさんです。ここはワンマンチームですから、Örebroさんよりは多少組しやすいような気もしますが、ぜひともチーム一丸となって今年最後の試合をいいカタチで終えて、ハッピークリスマスを迎えられますように。

しかしまあ改めてメンバー表を見ると、皆さんデカいですな。今日の相手チームセッターはエストニアの選手ですが、19歳177cmですよ。海外で戦うって今更ながらにエラいことなのだなぁと実感させられます。とにかく体にだけは気をつけて、充実した選手生活を送ってほしいですね。

寒いアウェー戦おつかれさまでした。また来週。

追記)
「Speakern har ordet」さんによると、Engelholm側のbest playerはムック選手だったようで、チームが負けてしまっては何とも言いようがないですが、どうやら試合は相当レセプションが乱れて(サーブポイントけっこう稼がれちゃいましたし)ムック選手が走り回ったということなんでしょうか。New ballへの対応を含め、そこから先の展開も今後の課題の一つでしょうけど、ちょっとだけホッとしている自分がいます。まぁファンですから・・・ごめんなさい。

 

2009年12月12日

雑感

ついでがあり、観戦してきました。
直前まで行けるかどうかも分かりませんでしたし、今年は意地でもファンクラブには入らない所存ですので、当日券を購入。3,000円ですか...。

会場に入ると、パイオニア×JT戦の第2セット終盤。あらパイオニアは栗原選手と多治見選手がダブル欠場。セッターは冨永さんですか。新人としてはこんなものなのかもしれませんが、やはりどうしてもパイといえばの内田さんが頭にあるもので、極端にトス回しの幅が少ないセッターというのは見ていて少々退屈ですね。若手アタッカーも奮闘はしてましたが、ことごとくネット際が(も)弱すぎて話にならず。これじゃ竹下さんにいいようにやられちゃうわな。

あと、現状の佐々木レオ選手を出し続けている時点で、しばらく積極的な勝利は望めないのではないかと。アタックもですけど、ダブルコンタクトを繰り返す背中なんてのはさすがに見ていて辛いものがありました。どーにかならんのでしょうか。ただ、久しぶりに見たイクさんのアタッカーは、やっぱりリベロ姿よりは爽快でしたね。しかしまあ、あの強かったパイオニアが…吉原さんが見たらしばらく寝込んじゃうのではないでしょうか。
てなわけで、あっさりJTさんストレート勝ち。

*********
次の予定があるので、前倒し…とはいかず、試合開始まで45分の待ち時間となりました。長いなあ。

Springs vs Red rockets
(3-0)

Springsがどーのこーの言うより、NECが弱かったというべきか。第一の原因は間違いなく秋山さんでしょうね。アタッカー殺しのトスに低いブロック、かといって控えの松浦選手もまだまだプレミアレベルには程遠いですし、甚だ不安な状況でした。松崎・有田両選手は奮闘してましたけど、いかんせんそのトス回しではまったく繋がらない。ストーリーを作れるセッターも少なくなりました。

で、Springsはというとサーブとレセプションが良かったですね。NECのサーブが比較的ユルかったということもありますけど、全ての動きというものは連動しているもので、サーブがいいと良くなるのはブロックだけじゃなく、レセプションも良くなるんだなあと、逆もまた然り。まったくもって面白く怖いスポーツです。

細々としたネタとしては、第一セット終盤で#8カナコさんがワンポイントブロッカーでコートインした際、サキさんがトスを上げる段になり、ライト位置にはカナコさん。
「ありゃりゃ」
「やるの?」
ってな会話のち(これは推測ですが、口がパクパクしてました)カナコさんがライトから夫婦漫才的アタック。もちろん決まりまして、コート内外ともにたいそう盛り上がってましたよ。確か黒鷲のNEC戦でも同じようなことがあったように記憶しますが、うーむ、NECとはそういう相性なんでしょうか。

20091212000.jpg(直後のタイムアウト)

これが確か22点目で、ラストは確かサキさんの連続得点。しかも一本はブロードだったんですよね。サキさんといえばクイックな人ですけど、私、実はサキさんのブロード好きなんですよ。で、ことブロードに関してはケイさんの方が合ってるのかもしれないなーと。
全体的な攻撃性やトスのスピードはムック選手の方が好きだし時流にも合ってると思うんですよ。でもまあいろいろですよね。だから生観戦は楽しいのです。そういえば応援席で元オレンジ(&アルカス)の辻智恵さんが息子の真一郎くんと一緒に観戦されてました。真ちゃん大きくなったなあ。
20091212001.jpg
第2セットでは途中フォフィー選手がネット際で足を痛めるアクシデントがあり、Springsの面々もエリサンジェラ選手、ケイさんらを筆頭に駆け寄って心配してました。フォフィー選手の使われ方も可哀想です...。終盤では#17岩坂選手がサキさんに替わって入り、ちょっとバタバタしつつもクイックでセットポイントを決めて、いい感じでした。

第3セットは#7ミユキさんの投入降板劇を巡って恒例の不満噴出。第2セットでは#22石田選手に替わって鬼サーブとレシーブで連続得点し、大貢献されたのですが、第3セットでは得点差がついたところで#2古藤選手とセット二枚替え。イヤな予感がしたんですけど、いやはや酷いものでした。もうね、誰ともトスが合わないんですもん。どんどん差を詰められて、挙げ句はミユキさんが前衛に来た所で石田選手と再交代。まるで連続失点の原因がミユキさんみたいじゃないか。いや、そんなこと思う人はいないでしょうけど、気分悪かったですよ。後継セッター、ほんとにどうするんでしょう。

20091212002.jpg

最後は岩坂選手が押し込みに近いブロックでマッチポイント、ラストはエリサンジェラ選手の強烈クロス(水田選手のレポがなきゃ、うっかり間違うとこでした。すみません)。なんとかストレートで終わりましたので、取るものもとりあえずタクシーで駅へ向かったものの、電車は人身事故でダダ遅れ。エライ目に遭いました。こんなことなら最後まで見りゃよかったわ...。

ひとまず速報偏見レポでした。

 

2009年12月 6日

エヴィス

日曜夜に1時開始の試合を追うのはいかがなものかとも思いましたが、グダグダ試合の鬱屈を片付けておきたい気持ちもありましたので、作業しもってライブスコアを追いました。

Engelholm vs Lindesberg
(3-0)
25-16
25-6
25-16

おなじみhd.seさんによりますと、昨日チーム有志さんたちはKatrinholm-Svedala戦を偵察されたのだそうで、Katrinholmがストレート勝ちしたその試合後、Lena Andersson選手(キャプテンさんでしたっけ)がインタビューに対して「私たちのLindesberg戦はもっとスムーズな試合になるだろう」という自信たっぷりのコメントを残しておられたのですが、その言葉通り、試合はきわめて順調に進みました。第2セットに至っては25-6の圧勝です。この分なら2時には寝られるかもなあ。でもホームゲームがこないにあっさり片付いてしまっては、観客も物足りんやろなあと要らぬ心配なぞをしておりましたら、一向に第3セットが始まる気配がありません。

...コーヒータイムか。

日本開催の国際試合などでよく見かける第2第3セット間のロングインターバルは公式ルールで認められたものですが、普通の試合でこんなに休んじゃったら弛緩しちゃわないのかなあ。もちろん選手さんたちがコーヒー飲んだりクッキー食べたりしてるわけじゃないでしょうけど、ムック選手なんてちょっとイライラしてそうです(憶測)。

そうして始まった第3セット。第2セットほどの点差はつかず、相手にサーブポイントを与えたりもしましたが、ムック選手のツースパイクも決まり、そりゃホームゲームではアピールしとかんとねー(第1セットから打ってました)とか勝手な妄想を楽しんでましたら、試合は大詰めです。

うわわ〜!
20091206e.jpg
スウェーデンでもファン出来たかなあ。

次の試合は13日のÖrebro(3位)戦、そして翌週20日のSollentuna(4位)戦を経て一巡目終了となります。その後はクリスマス休暇なのかな。年明け1月はハードスケジュールのようですから、少しでもゆっくりできるといいですね。

 

チャレンジ化

セッター抜きでもチームって成り立つものなんですね。ついイヤミを言いたくなるような試合でした。Springsの新しいバレーって、世界の潮流って、全員セッターなんでしょうか。

Airybees vs Springs
(1-3)

ミス続出の第1セットはエリサンジェラ選手が孤軍奮闘。どちらが取っても不思議はありませんでしたが、第3セットをデンソーが落としたのは驚きでした。終盤にセッター交替で入った古藤選手がまともなトスをほとんど上げない内にSpringsが20-24からセットを取っちゃったんですからねえ。
それもこれも、デンソーもまたセッター不在ゆえに成り立った展開。正セッターの熊谷選手は九人制から転向したばかりでリーグ経験も身長もありませんし、控えの黒羽選手(元日立佐和)もプレミアセッターとしては疑問の人ですからね。達川さんはなぜ鈴木選手のセッター育成を諦めちゃったんでしょう。気持ちの面でセッター向きの人ではなさそうですけど、勿体無い話です。

てなわけで、第4セットは古藤選手がスターター。あぁまたこれで調子に乗りはるんやろなーと意地悪目線で観戦。デンソーはスタエレンス選手決まらず、櫻井エビ選手は涙目リベロ交代。もうグチャグチャです。この試合見て「バレーってカッコ良い!」とか思えるんでしょうか。
相手さんがどんどん自滅していくのをいいことに、Springsは1本目をセッターが取り、センターかシュリ選手がトスを上げるというパターンが目立ちました。サイドへのトスがまともに上がったためしもほとんどなく、得意のツーアタックに至っては書くのも面倒なので止めますけど、いやもう時代遅れ人間にはついていけない世界です。けっこうマジメです。

さっさと寝てスウェーデンリーグに備えますか。

 

2009年11月30日

フロントにモザイクかけて

月末仕事を片付けながら、頭の中では昨日の試合がふつふつぐるぐる。夏から「仕方ない」と押さえ込んできたものが、生観戦によってフタが外れてしまったようです。

もうね、セッター&センター大好き人間としては、とりとめなく悔しいの一言なんですが、今季がっつりチームを引っ張り、劣勢をはね返す馬力を見せてくれそうなのはミユキ前主将とリョウ選手だろうということが分かっただけでも、テレビで粗探ししているよりは良かったかなと。年齢的にちょうどピークにさしかかるであろうお二人です。応援したいですね。

 

2009年11月29日

蛇足

朝、グリーンアリーナから程近い友人宅を訪問。
出産祝を渡すはずが、子どもさんはあと1週間で1歳、よちよちと歩いてました…遅くなってごめんなさい。私はとりたてて子ども大好き!人間ではないのですが、ペット並みの可愛いさに(←最大級の賛辞)、ごろごろ転げまわって写真を撮ってしまいました。すくすく元気に育っておくれ。

友人宅をおいとました後、久しぶりの後輩ちゃんと合流し、本日もグリーンアリーナへ。全日本人気はイマイチだし、インフルエンザの影響もあったのでしょうけど、日曜とは思えない客入りの悪さでした。
えー、試合感想については出来るだけ感情的にならないように、ならないようにと心がけたつもりですが、読み返すとやっぱり感情的ですね。ファンの方にはスミマセン。

第2試合の東レvsシーガルズ戦をコートエンドでボーっと見てましたら、向こうから歩いてこられるのは…神園通訳さんと真保コーチじゃないですか。よりによって皆さん目の前にズラリとお座りになられました。なんか緊張しますわ。さっきの試合どうでした?とか聞いてみたい気持ちを抑えて、観戦。

試合は中途半端なラリーの応酬が多かった気もしますが、両チームとも出来は昨日より良かったんじゃないかと。例の誤審騒動については、やっぱり線審に責任転嫁した田野主審が一番悪いですよね。線審さん、全身こわばらせてタッチネットを主張されてましたけど、ありゃラインしか見てなかったんでしょうね。シーガルズも河本監督恒例の謎の二枚替えがなければ、あんなことになる前にセットポイントをモノにできたような気もしますが、いずれにせよ選手たちにはかわいそうなことでした。

もういいやと第3セットにて席を立ち、帰宅。こんだけ軽い気持ちで観ていても、週末観戦は疲れるもんです。
やれやれ。

 

和を以って負けとなす

ざまあ・・・いやいや、人の不幸を嘲ってロクなことはないので止めておきましょう。

別に悪いとこばかりの試合というわけじゃなかったんですけどね。昨日のようにJTセンター陣にバカスカ仕事をさせていたわけではないですし...。ただ、試合を通じてSpringsは「竹下選手に1stレシーブさせる」作戦にこだわり過ぎていたような気がしたんですが、どうなんでしょう。

Springs vs Marverous
(1-3)

跳べないサキさんと打てないアン選手によるセンター線はほとんど使われず、サイドサイドサイド...。2人合わせて一人前の170cmレフトを2枚入れるなら、やっぱり1枚は180cm以上でお願いしたいですねえ。

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この光景も今季で見納め・・・

今季初のミユキさん登場に喜んだのも束の間、そのほとんどがシュリ選手を休ませるための敗戦処理係だったうえ、常に古藤選手とセット二枚替えではまともなトスはほとんど上がらず、見ていてストレスが溜まりました。今年は負けて育てるシーズンなのでしょうか。あーくだらない。

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実際、目の前にすると応援することしかできませんが

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「なんか途中で古藤さんが入ると勝てそうな気がしませんね」
「あんたはMIKAMIか!って感じだよねぇ」
「MIKAMI Forever ですか」

どうやら今日はMIKAMIさんも観戦しておられたようですが、そんなことはさておき、昨日からどうも気に障る点が多々見受けられる古藤選手、肝心の腕前もですが、それ以前にやたら自意識過剰なところが甚だ気に入りません。替えの居ないセッターとセンター。選手層が厚いってどこのチームの話でしょうか。

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最終盤サキさんと交替。ケガだけはされませんように。

ま、只今絶好調のJTさんも、ヨンギョン頼みをいつまで続けられるか分かりませんし、Springsを始めとして他のチームも多少は調子を上げてくるでしょうけど、私の中で今季はスウェーデンメインになることが決定。喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。

ズバーン!

 

2009年11月28日

開幕ドン

RIG Falköping - Engelholm
0-3 (13-25, 14-25, 16-25)

今日はサイド陣が気持ちよく決めておられたのか、全く危なげない試合でした。ムック選手もアタックポイントを重ね、いい感じ。

*****

ごちゃごちゃ言いつつも、神戸で開幕戦となりゃ観に行かないわけにもいきませんグリーンアリーナ。
途中から見始めた第1試合のJT-東レ戦はJTが外様移籍メンバー大活躍によりストレート勝利。東レは本格復帰の大山選手がまだまだなのは仕方ないとしても、張さんが居ないだけでこないに変わりますか。中でも西脇モリ選手のブロックざる・るるる状態はお粗末でした。このまま竹下選手をベストセッターにしちゃっていいのか?

Springs-Seaguls
3-0(25-14,25-12,25-16)

なんか上記試合のスコアと似てますね。シーガルズが「らしさ」の欠片もなく惨敗。全日本選出の影響もあるのでしょう。しかしその「らしさ」嫌いな人間が言うのもなんですが、「らしさ」のないシーガルズなんて、ただパワーが無く弱いチーム。中学生セッターも資質はあるのかもしれませんけど、技術がまったくない。そんな選手をトップリーグに出すなよと言いたくなりました。こちらによると、前歯2本損傷?えらいことですやん。そういえば誰かが拾って河本さんに渡してたなあ。おお怖。

試合内容についてはTV中継もありましたので、特段私が書くことはありませんが、メモ程度にちょろっと。

〇助っ人エリサンジェラ選手は一発を持ったハイレベル助っ人さん。バランスの取れたレナタ選手という感じかな。最終盤は少しバテてた感がありましたので、つかい方は要注意かもしれません。通訳吉村さんのフットワーク&マウスワークも一見の価値あり。

〇注目のスタメンセッターは予想通りケイさんでした。今季は一発があるので戦い方はだいぶラクになりそう。控え古藤選手も大差をつけての第2・第3セットでそれぞれ終盤に出場しましたが、さして目新しさは感じられませんでした。初戦での緊張もあったでしょうけど、声の出し方といい動きといい、周りを意識しすぎているのかイマイチ本心が見えず。んー。

〇レフトは石田石井のストーン対角。サーブがイマイチなシーガルズ戦だけでは評価しづらいですが、二人ともレセプションに入っているので、ミユキさんを見本に頑張ってください。シュリ選手はバックアタックも打ってましたね。器用でジャンプ力もあるのだから、ゆくゆくはパイプも出来ると面白そうです。あと、気になったのは石田選手のレフト位置での相手ブロードブロックかな。その昔のマリさんとまではいわないまでも、もう少し成果をあげてほしいものです。

〇サキさんセンター対角は無難に?アン選手でした。スパイク以外はそこそこイケるんですが、どうも華がねぇ。

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「新センター友の会」

私、一年目選手の起用推進派ではありませんが、センター1枠はやはり#17を継承した岩坂選手を推します。彼女は何が嬉しいのやら、まぁとにかくいつも楽しそうで、見ているこちらが思わず笑ってしまうほどのムードメーカー。マッチポイントは彼女のサーブポイントでしたし、運も持ってらっしゃるのでしょうか。おっちょこちょいぶりといいポテンシャルの高さといい、私の中で#17枠は安泰の模様。練習から見てた感じでは、水田選手もわりと応援したくなるタイプ。2年後あたり岩坂-水田ラインが出来るとチームとして面白くなりそうなんだけどなー。

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「もくもく」

〇試合前に動くミユキさんを見られたのが本日一番の収穫でした。ビ、ビリヤードショット!?は健在。やっぱホンモノは違いますね。早く実戦で見たいけれど、彼女を控えに置いておけるのはチームとしては喜ばしい状況。万全を期して復帰していただきたいものです。舞子選手が見習うべきはやっぱミユキさんですよね。

そんなこんな開幕試合だけで判断するのは早計かもしれませんが、今季のリーグはレベルが下がってます。ムック選手が日本を出たタイミングはとても良かったんじゃないでしょうか。

 

2009年11月22日

これから

あれやこれやと用事を片付けていたら、あっという間に1時・・・試合開始です。

EVS vs Elverket
(3-0)
25-13
25-10
25-7

いくらホームだとはいえ、なかなかにエグいまでの完勝でした。なんといってもブロック、これほどたくさん出た試合はなかったんじゃないでしょうか。文字で見る限り、何をやっても決まるといった印象でしたけど、中でもJennifer Telfer選手は相変わらずセンターとは思えぬ決めっぷり。いったいどないなことになってるんだろう。
第3セットでは21-7の時点で二枚替えもありましたが、最後は元に戻し、マッチポイントはムック選手のツースパイクでした。今日のムック選手はブロック1、アタック4とやりたい放題。あぁ会場の反応を見てみたい。

この時点でEVSさんがシーズン初めて単独首位に立ちました。
現在順位は以下の通り。

1 Engelholm 5 5 0 15 - 2 14
2 Katrineholm 5 4 1 14 - 5 12
3 Sollentuna 5 4 1 14 - 6 12
4 Örebro 5 4 1 13 - 5 11
5 Lindesberg 5 3 2 10 - 9 8
6 Gislaved 5 2 3 10 - 11 7
7 Elverket 5 1 4 6 - 13 4
8 Hylte/Halmstad 5 1 4 5 - 14 3
9 RIG Falköping 5 1 4 5 - 14 3
10 Svedala 5 0 5 2 - 15 1

ふと思いつき、各チームで40点以上獲得している選手を数えてみました。(→こちら

1 Engelholm 5人(内50点以上3人)
2 Katrineholm 3人(内50点以上2人)
3 Sollentuna 3人(内50点以上2人)
4 Örebro 4人(内50点以上3人)
5 Lindesberg 2人(内50点以上2人)
6 Gislaved 3人(内50点以上1人)
7 Elverket 1人(内50点以上1人)
8 Hylte/Halmstad 1人(内50点以上1人)
9 RIG Falköping 3人(内50点以上1人)
10 Svedala 1人(内50点以上0人)

総試合数は同じでも、総セット数が一番少ないEVSさんに高得点者が5人居るということは、即ちアタッカー全員が平等に得点しているということですから、そりゃ強いですよね。次に目が行くのはÖrebroさんですが、昨日はLindesbergさんに負けちゃったので順位が(一時的に)下がってます。どうやらスウェーデンリーグは上位と下位の差が激しいようですが、EVSさんの上位陣との対戦は来月以降ですし、リーグ戦もまだまだ続きます。
なんしかムック選手のバレー生活がケガなく、そして楽しいものでありますように!

 

2009年11月21日

要注目

珍しく男子バレーを途中第3セットあたりから観戦。イラン強い。

日本チームは声が売りのリベロが拾えず、高さが売りのセッターは安定せず、アタッカーはドシャットされまくりながらも、なんとか第5セットに持ち込みました。判定基準が分からない審判に翻弄されながら試合はマッチポイントへ。ここでピンチサーバー古田選手(法政大学)が登場。どうせならサーブじゃなくてスパイクを一度見たいよなあという私の願いが通じたわけではないでしょうが、ここに来て男子チームお得意のローテミス発生。なんとしたことか、まだ前衛に居るセンター富松選手との交替となってしまいました。おーおー!手を叩いて喜ぶ人がここに一人おりますよ。

思いっきり表情がテンパリまくった古田選手、バックライトの清水選手に上がったトスを打ちに行ってしまい、空中で危うく交差しそうになりましたが、ここはお互いがなんとか持ち堪え、そして今ひとつ訳がわからぬままにイランの誰かがスパイクミス、試合終了となりました。宇佐美選手も事態がこんなことになっちゃったら、いっそのことトスを古田選手に上げるぐらいの度量を見せてほしかったですねぇ、というのは無責任すぎますか。それにしてもなんか応援したくなるキャラです、古田選手。

てなわけで男子はメダル獲得濃厚と。よかつたですね。

 

2009年11月18日

ボーダーレス

グラチャン男子開幕。初戦の相手ポーランドは一軍ではなかったそうですが、キッチリ勝ててよかったです。植田監督も就任4年目(でしたっけ)、そろそろ成果を出せますかどうか。女子の今回の負けも未来に繋がるといいですね。

*****

しっかり3時半に目が覚めたので、ベッドの中でケータイライスコ。

Svedala-EVS
(0-3)
15-25
22-25
10-25

1点目はたしかMinni Flemark選手でしたから、センター線ですね。試合運びの型も決まってきたのかなあと安心して見ていましたが、5-11となったあたりでライブスコアが動かなくなりました。おーいおーいおーい。やっとこさ繋がったスコアはなぜか5-25、ん、何連続得点?どうやら相手点数は15点の間違いだったようですが、得点のほとんどはレフトのWhitney Turner選手がたたき出した模様です。

第2セットは点差をつけては1点差に追いつかれ、という展開が2度ほどあった気がしますけど、最後は振り切ってセットを取りました。たしか相手に連続サーブポイントが出たんだったっけなー。EVSさんは若干レセプションに不安があるチームなのでしょうか。それともセンター線の問題かしら。

今日はお茶タイムがないのか、さくさくと第3セット開始。今日初めてJennifer Telfer選手の名前が見え始めました。えっと彼女は前試合で得点王のセンターさんですから、先発のGabrielle Andersson選手と交替したということですね。つうか温存していたというべきか。
(※追記:リベロもLena Andersson選手ではなく、Ida Arvidsson選手だったようで。177cmて!)

センターが安定したせいか、万遍ないトス回しでチームは順調に得点を重ね、最後は控え選手も登場。24-10になった時点で投入されたNellie Fredriksson選手が25点目を決めて4勝目を飾りました。Svedalaさんは現在最下位ですから、チームは元々ストレート勝利しか眼中になかったはずですが、課題を見つけつつ、なかなか良い勝ち方ができたのではないでしょうか。

*****

向こうでもムックと呼ばれてるんですね。でも表記はMuck、国際仕様だわ。

Kommentar från Svedala - EVS(「Speakern har ordet」)

日本ではついぞ見たことがない褒められっぷりです。チーム仲間に認められるほど嬉しいことはないでしょうね。
相手チーム地元メディアにも絶賛されてます。

Svedala anlitar mental tränare

いつものhd.se/sportさんはこちら

おめでとうございます&お疲れ様でした。

 

2009年11月16日

叩き台

さっくりとグラチャン終了。予想通りほとんど観ずじまいでしたから、具体的にどうこう言う筋合いではないですが、何やら総括記事を発見。

真鍋ジャパン、グラチャン女子総括

ライターはなぜか栄養士免許を有する田中夕子さんなのでアレなんですが、末尾にちょいとひっかかりました。選手選考は海外にも目を向ける、と。

どうなるんですかね。まさかコーチ兼選手と心中するおつもりはないでしょうが、張りぼてキャプテンシーの行先とともに若干気になるところではあります。

*****

一眼レフの交換レンズについて調べていると、なぜかカメラ本体ページに行き着いてしまいました。本体性能の向上はもちろん、SDカードを使えるのも魅力です。標準レンズは私の欲しい領域ではないのですが、本体+レンズセットはボディ単体と殆ど値段が変わりません。まぁゆっくり検討してみましょう。

 

2009年11月11日

ねむねむ

テレビをつけると日本vsブラジル第3セット。うわっ第1セット落としたんかいブラジル!見るとセッターは例の日系セッターアナチエミさん。今時日本でもあまりお見かけしないようなお公家さん顔...違和感漂いまくりです。対する日本は10年セッター竹下さん。良くも悪くも脂っ気が抜けましたね。どっちにしても相容れませんけど。

夜中の3時、一応携帯アラームはかけていたんですが、眠いなあ...再び目を覚ますと4時。ごそごそとHOTLINEに接続。あ、第3セットが始まったところかー。

EVS - Hylte/Halmstad
(3-0)
25-13
25-20
25-14

相手チームのHylte/Halmstadには、昨年まで4シーズンに渡ってEVSを牽引した大砲エースEwa Kalinowska選手が今季からはプレイングマネージャーとして移籍されたようで、煽り込みの前口上がいろいろ流れていましたが、実際にはEVSが圧倒的な強さを見せつけた印象です。

Den här bilden vill EVS slippa i kväll
(slippa=escape,avoidとありますが、辞書にはnot have toと。どっち?)

私が見ていた第3セットはムック選手のツーもありましたが、センターのMinni Flemark選手が決めまくってましたね。スタッツを見てみると、最多得点は同じくセンターのJennifer Telfer選手。どんだけセンター線使いまくってたんでしょう。働き者のMBが揃ったチームにムック選手はピッタリですよね。もうそろそろムック選手のチーム内でのアピールタイムは終了かな。

Whitney är EVS nya vapen
Bredden bakom tredje raka EVS-segern
ムック選手もチラリ。ユニフォームのお腹の絵が気になります。

 

2009年11月 9日

つながり

風邪でもひいたのか体感温度がめまぐるしく変わり、朝から憂鬱だったのですが、お昼にカップヌードル(キムチ&チーズ)を食べて、さらに気分が悪くなってしまいました。普段カップヌードルは食べない派なのに、よりによってなぜ今日食べちゃったかな。てなわけで、本日はビールもお休み。

*****

買いたい本があり本屋に立ち寄ったのですが、「あったあった」と手にとって、何の気なしに背後のバレーボ−ル棚を一瞥したところ、思わず目を疑うようなタイトルが飛び込んできました。

ブラジルバレーを最強にした『人』と『システム』

なんだなんだ、このマニアックなタイトルは。著者を見れば米虫紀子さんとあります。うわー、ホンモノやないですか。中身をほとんど確認するまでもなく購入決定。帰りの電車でざざっと読み終えまして、もちろんまた読み返すつもりなのですが、内容の興味深さについて語る以前に、この本を書こうと決意された著者の気持ちと行動に心撃たれました。バレーボールを愛するライターさんが日本の現状を憂えるだけでなく、何が出来るかを考え、そして動かれたんですからね。これは凄いことですよ。

内容は特に指導者さんたちに読んでもらいたい本です。現在、日本バレー界が抱える一番大きな問題は競技人口の減少ではないかと薄々感じ始めているのですが、それを解決するためのヒントがこの本にはいくつかありました。既に実施されていることかもしれませんし、もちろんブラジルが日本の目指す全てではないですが、真似すべき内容は沢山あるのではないでしょうか。ただ、ごく一部をつまみ食いするようなやり方では「生兵法は大怪我の元」になる危険性も高そうです。ブラジル人指導者の来日もしくは、本腰入れたブラジル研修があるといいのですけどね。はー、こういう連載があるバレーボール雑誌を作れないもんかなあ。

そもそも今日買うつもりにしていた(そして買った)のは宇都宮徹壱さんの「フットボールの犬」という本なんですけど、これが偶然にも米虫さんと同じ東邦出版なんですね。やるなぁ東邦出版。こういうお仕事は全力応援したくなります。

追記)
米虫さんのブラジル取材に協力されたという吉村まゆみさん。たしか新日鉄時代からブレイザーズで通訳をされていた、あの吉村さんですよね。そういえば今年のSpringsの通訳さんは誰なんだろう。神園めぐみさんはパナだしなぁ。てなわけで、評判著しいVリーグサイトに久々お邪魔してみましたら、なんと今年のSprings通訳は吉村さんではないですか。ああびっくり。

ここ数年、ブレイザーズから人材を引っこ抜きつづけているSpringsですが、ブレイザーズの助っ人さんは去年に続いてカメルーンのエンダキ選手ですから、吉村さんについてはカドが立たないのかな。いずれにせよ、こりゃ強力な助っ人さんですね。

*****

エルモが登場したので、そろそろ打ち止めかと思ったら

count_von_count-hp.gif

お気に入りキャラクターのカウント伯爵です。しかもGoogleを数字に見立ててる。上手いなあ。それにしてもこのシリーズはいつまで続くんでしょう。あと出てないのはカーミット(けっこう好き)ぐらいか。

 

2009年11月 5日

かわりなく

なんとなくグラチャンはほとんど観ないだろうという予感満載なのですが

バレー・狩野舞子が右ひざ手術(中日スポーツ)

舞子選手は半月板を手術されていたとのこと。Springsには膝が良くない選手がたくさん居ますが、予防というのはやはり難しいものなのでしょうか。これほどケガが続きますと、さすがにフォームなり何なりどこかに別因があるのかしらとか、卒業後のフル稼働が早すぎたんじゃないかとか色々勘ぐってしまいます。

それにしても、アスリートにケガはつきものだとはいえ、舞子選手を含めて、ここしばらくSpringsはケガ人多過ぎ。当然のように正式アナウンスなんてものは皆無ですし、ファンもたまりませんね。トレーナーを中心としたバックアップ体制はどうあるべきなのか...門外漢の私に語る術はありませんが、代表もリーグもせっかくのびた選手生命は大事に大事にしてほしいものです。

*****

明日はオケそして飲み。酒が入った状態でグダグダ語るのはどうかなぁ、やっぱプレーありきだしなぁ。とはいえ試合観戦にお誘い出来るかどうかは私自身が生観戦してみてからの話だしなぁ。
てなわけで、急遽バレー試合DVDを焼くことにしました。

ファン歴が短い私ですら、思い出や思い入れの深い試合は両手でも足りませんが、いきなり負け試合や個人撮影映像なんてのはマニアック過ぎますし、分かりやすいヤツをといえば、やはり私が最初にSpringsにハマってしまった「あの試合」と2007年黒鷲決勝あたりになりますか。どちらもフルセットなのは仕方ないとして、同じカードってのがねえ。偶然だとはいえ、まるでアンチJTの回し者みたいじゃないですか。これに2004年アテネ最終予選を入れておけば話は繋がるんですけど、私の歴史を語るのが目的ではないですからね。

これでJT贔屓になってしまったら(前例あり)...まぁそれはそれまでの話ということで。

 

2009年11月 4日

セレソン

歯医者の定期点検シリーズ終了。最終回の今日は密かにご贔屓の衛生士さんに見ていただけることに。接客態度の良さもですが、何より仕事が丁寧かつツボを心得てらして、指名制があるならば是非ともお願いしたいぐらいだったので、嬉しかったです。きっと彼女を気に入っている患者さんは多いことでしょうね。今日もまた素敵なお仕事ぶりで、なんというか社会人として、こういう人でありたいなぁと思わせられるひとときでした。
次回はまた3ヵ月後。歯磨きしなきゃのー。

*****

オリヴェイラ・エリザンジェラ選手 入団のお知らせ(Springs公式)

ここ数年、助っ人さんを巡っては模索が続いてきたSprings。チーム状況からすると大砲タイプが必要な気がしますが、パブさんトムさんと問題児が続いたことを考えると、何より性格重視といったところでしょうか。

今季のリーグはブラジル率が高く、レナタ選手(車体)、フォフィーニャ選手(NEC)に次いで3人目。エリザンジェラさんも代表の肩書きを背負っておられたそうですから、チームブラジル(というかフォフォン選手)ファンとしましては、期待を裏切らないような選手さんであってほしいと願うばかりです。助っ人さんに失望しちゃうと、その国のイメージまでが悪くなっちゃいますからね。いやホントに。

 

2009年11月 2日

寒波到来

書類を取りに来られた銀行さんと喋っていたら、偶然二人とも先日の土曜ワイド劇場を見ていたことが判明。再現ドラマのしょぼさは仕方ないとしても、インシュリン注射が欠かせないという設定の真犯人と容疑者が犯行現場に必ず針やら注射器を残してきちゃうというのはいかがなものか。あまりのご都合主義さに、あれはないですよねえと、つい盛り上がってしまいました。

*****

昨日の戦評がHolteさんHPに上がっていましたので(3. DAG I NORDIC CLUB CHAMPIONSHIP)スクロールしてますと、うっわー、ムック選手ソロ写真ではないですか。これって試合のキーマンだったってことですよねっねっ!そそくさと保存させていただいた後、英訳(←デンマーク語)を読みました。詳細は今ひとつ良く分からないのですが、まあいいか・・・。

決勝リーグは来年1月29〜31日にかけて行われるらしく、EngelholmはもちろんHolteさんも出場できるみたいですね。こちらによると、SwedenのチームÖrebroさんは1ボール差で進出を逃したとありますが、要は得点率ってことでしょうか。男子の方では水野修一さんが監督を務めるチームMiddelfart(デンマーク)が決勝進出した模様です。素晴らしい。

来週からはまた(スウェーデン)国内リーグが始まります。さてさて私は一体いつ観に行けることやら。

 

2009年11月 1日

ツイてない

晴れているうちにと朝から大嫌いな掃除機をかけて片付け。といっても私の部屋は一向に片付かず。ああもう捨てるしかないことは分かりきってるんですけどねえ。

昼から重い腰をあげてパソコン仕事。あー面倒だ!しばらくすると、にっちもさっちもいかず行き詰まってしまったため、今日の相手であり、かつ、お世話になりまくりなHolte IFさんのHPを見ていましたら、昨日の記事に要注意選手としてしっかりムック選手の名前がありました。もちろんデンマーク語を英訳して読んだのですが、with a gun smash!って、上手いこと言うなあ。

ちらちらとネットを巡ってましたら、堺ブレイザーズの(ムッツリ)千葉選手が引退とのこと。ケガはどうしようもないですけど、シーズン直前ですからファンの方にはキツイですね。引き際にも運ってあるのでしょうか。ご結婚前後から色んな意味で残念感がつきまとった選手さんですが、プレーはホンモノ。ケガが癒えたらバレー界のどこかで復活してほしいですね。

雨の中をビールを仕入れに出かけ、再びパソコン仕事。あー、なんで上手く行かんかなあ。原因がどこにあるのかが突き止められないまま堂々巡りです。思いのほか時間はとっとこ過ぎていき、22時近くになって、さてバレーを観ますかと画面を切り替えると、どうしたことか映像映らず。慌ててあちらこちらをいじり、そして頼みのpointtrackerを見てみれば、ええええ、7-11って何それ?試合って22時開始じゃなかったでしたっけ。現地時間は14時前...うわー時間計算間違えた!そして試合は恒例フルセット。7-11ってことは勝ってるんだよね。

もはや映像をいじる余裕もなくpointtrackerにかじりつきました。うわー、相手連続得点で1点差まで追いつかれました。頼むよ〜、ここまできたら勝たせてあげておくれ〜。そりゃHolteさんだって勝ちたいでしょうけど、こっちにはムック選手が居るんだから(身勝手)。てなところで相手サーブミス。ああ助かりました。なんかわかんないけど11-14、よし、勝つ!勝ちましたぁっ!

ようやく映像が繋がってみれば、またも歓喜の円陣ぐるぐるです。場所を変えてまた円陣、なんか歌声のようなものも聞こえます。あぁ良かったですねえ。そしてライブで見たかったよう!アーカイブで見られることは分かってるんですけど、興奮度がまるで違いますもんね。しかもフルセットて。くそぅ。

どこぞのチームではないですが、ここも昨季とはチームメンバーの半数が入れ替わっています。こうして短期決戦で勝ち抜いたことは大きな自信となり、信頼も深まることでしょう。リーグ戦が楽しみですね。

さて寝ますか。

 

2009年10月31日

盛りだくさん

明日から天気が崩れるその前に、家中の洗濯物と布団を干しまくり、大急ぎで歯医者へ。ちょっと危険要素をはらんだ上の歯の歯石除去でしたが、ひとまずつつがなく終了。あと1回です。

帰りがけブックオフに立ち寄ったんですが、ふと目にとまった「ガンバ!Fly high」を読み始めてしまい、止まらなくなってしまいました。どうやら中盤まではほぼリアルタイムで読んでいたようで(ゆうきさんの「じゃじゃ馬グルーミンUP」連載とかぶっていたので)、一体いくつまで少年サンデー読んでたんだよという話ですね。今読んでも面白かったですよ。最終巻がなかったので結末が気になります...。20冊以上も読んで手ぶらで帰るのは悪いので、1,000円分ばかり文庫本を買って帰宅。

「遅い昼食」
2009103101.jpg

ハロウィーンには興味ないですが、某ホテルで買ったこのパンプキンパイは甘さ加減が丁度良く、最近めっきり甘いものに手を出さなくなった私でも美味しく食べられました。

*****

うっかり土曜ワイド劇場なんぞを見てしまったせいで時間がなくなってしまい、ギリギリになってパソコンの前へ。Nordiska klubbmästerskapen2日目です。昨夜はちょこちょこメールしながら見ていたのですが、それなら大昔ハマりまくったチャットとかどうでしょうということになり、そうだ、ならばyahoo messangerなるものがあるではないですか。大慌てでダウンロードだwebだと騒いでいる間に試合が始まりました。あ、今日のユニフォームは紺(黒?)ですね。国際カップ戦でホームもアウェイもないというよりは、今日の相手はオスロだから両方アウェイなのか。

Engelholm VS - Oslo Volley
(3-0)
25-14
25-19
25-17

昨日よりは若干センターが少な目かな。サイド中心で進められる試合は比較的ラクとも言えますが、映像にはスコアが映らないものですから、こちらをちらちら見ながら観戦。「very nice set from 4」なんてなコメントに気を良くしていたら、あっツースパイクだ、いいコース!ふぅ~、切れまくる画面にライブスコアにメッセにと見るところが多過ぎて大変です。

第2セットに入り、キレイなバックアタックも見られ、ああやっぱバックアタックあってのセッターさんだよなあということも思い出しました。昨季もワンジョ選手がインフル離脱してなきゃ、もう少し楽しいバレーを作ることが出来てたでしょうに・・・などとボヤきつつも、これは昨日から薄々感じていたのですが、この小さな映像で見る限り、なんしか自由な感じがします。Springsの呪縛から解かれたせいでしょうか。やっぱり狭いとこで我慢なんかが似合う選手さんではないんですよね。苦労もたくさんあるでしょうけど、ある意味バレーに集中できて良かったんじゃないでしょうか。距離は遠くなっちゃいましたけど、ファンとしては幸せです。よーし、ムック選手、三連続サーブ!センター線来た!もう叫びまくりです(←ムック選手が)。

第3セットも序盤からEngelholm優勢で試合は進み、あっさりストレート決着。コートでは昨日に引き続き勝利の儀式が始まりました、控え選手やスタッフを交えて円陣を組み、グルグルと楽しそうであります。さーて明日は全勝のホームチームHolteさんと対決。たしかセット率では負けてたはずですが、決勝リーグには1位2位が進めるのでしょうか?それとも1位だけ?いずれにしても勝てばいーんですよね。連戦経験は豊富ですし、明日も楽しみです。

 

2009年10月29日

上昇気流

若干ボーっとした頭を抱えながらの出勤途中、駅の本屋にてNumberを立ち読み。
毎年恒例のJT協賛によるJT賛美付録を発見したので、ささっと目を通したのですが、山本愛選手のコメントで少々固まってしまいました。「テンさんのトスを打てるJTの選手が羨ましかった」と。

いちいち食いつくほどのことではないですし、Springsを辞めた経緯もまったく知らないので何とも言えませんが、そーですかそーですか。今季は存分にブロード祭りをやって下さいまし。

そういえば、舞子選手の見開き記事はサロンパスのデカい帯広告つきでしたね。まだまだ単独で広告塔扱いされるほどの実績はあげていないのに、結果的にはまたケガしちゃっただなんて、とんだ宣伝効果です。慣れないマネはするもんじゃないですな、ヒサミツさん。

****
そうそう、昨日の試合記事がアップされていました。

・http://hd.se/sport/2009/10/29/andrea-fick-visa-sin-klass/

アンドレア選手は風邪をひいていたのだそうで、ようやくエンジンがかかってきたということなのかな。楽しみですねー。文末でムック選手が褒められている箇所を見付け、思わずニヤついてしまいました。

それにしても、サイトのトピックスを見ていると、この国ではほんとにいろんなスポーツが盛んなんだなあと感心しきりです。EngelholmのホームタウンÄngelholmにはアイスホッケーのトップリーグチームRögleがあり、さすが国民的スポーツだけあって、やっぱりこの時期は人気・知名度ともにダントツの模様。バレーチームとも何らかの交流もありそうですね。

 

2009年10月28日

bort

Gislaved vs Engelholm
(0-3)
21-25
10-25
19-25

本物のホーム&アウェイ制だと、この表記も違和感ありません。
サマータイムも終わり、現地時間夜19時(日本時間3時)開始のアウェー戦でしたが、得点率も上げての完勝でした。

ムック選手は第1セットでアタック1、第2セットでブロック1、第3セットでサーブポイント1と万遍なく得点。
トス配分(というか決定打)は第1セットこそ若干Sara Pettersson選手が多いかなーという印象でしたけど、第3セットなどは相手ミスだけで13点もありましたし、トータルではさほどではなかったですね。毎度最終盤に追い上げられるのはいただけないですが、現時点で文句をつけるほどではないですし、コンビ等も含め、まだまだこれからかな。

点差をつけての第2セット終了後、さすがにこの分なら大丈夫でしょう。たしか第2セットと第3セットのインターバル(10分)はスウェーデンではお茶タイムのはず。寝ようかどうしようか迷いましたが、結局は観戦しちゃいました。数字だけでもライブと結果ではまったく別物なわけですしね。無事に勝利を見届けて二度寝。

 

2009年10月18日

直前直後

朝食にカレーを温めて卵を一つ割り入れ。どのテレビも面白くなかったので、金曜ドラマ「行列48時間」録画を鑑賞。國村さん好きですし、脇は小劇場系役者さんオンパレードということで、ハズレなさそう。お久しぶりに森下愛子さんのお姿を拝見しましたが、ちょっとやつれました?看病疲れかしら。クレジットロールで峯村リエさんのお名前発見。それにしても最近NHKづいてますわ。土曜ドラマ録画も早く見なきゃ。

*****

あちらんこちらんをうろついておりますと、Engelholmのアンドレア選手インタビュー記事を発見(→こちら)
当然、気になるのはやはりムック選手のことなのですが、アンドレア選手曰く、「(彼女は)"Häftigt"だ」。Häftigt?さっそく調べましたところ

・wild
・violent
・heated,impetuous
......
・trendy,smart

おそらく前半の意味なんでしょうなあ。

えー、アンドレア選手ならびにチームはムック選手の持つ偉大なゲームセンスを生かすべく、ムック選手が求める速さに慣れようとしている最中であるとのこと。なるほど、それは大変。またムック選手の熱心さや(守備における)献身的なプレーはチームの刺激となっているとも。どこに居てもお変わりないようで、ああ、プレーを見たいですねえ。

*****
Engelholm - Katrineholm

試合開始は現地時間17時(日本時間24時)
ちょいと出遅れまして、ライブスコア?hotlineを見始めたのは第1セット終盤から。ありゃりゃ、落としてるし。

第2セット
〇Anfallspoäng / Engelholm / 1 - 0 / Naok Hashimoto
(※Anfallspoäng=アタックポイント)

うわ、いきなり1点目。どんな得点だったんだろう。大笑い大喜び in Japan。

このセットは大差をつけたまま終盤を迎えました。

2009101801.jpg
最初と最後を自分で締めますか。ムック選手ブロックポイントです。くの字になって喜んではったんやろな・・・。

第3セット
ベングトソン選手in・・・リンドグレーン女史の「長靴下のピッピ」や「名探偵カッレくん」でお見かけした気がするお名前ですな!と一人喜んでいたら、ベングトソンさんは相手チーム選手じゃないですか。おお、こちらはペッテルソンさん。このお名前も見覚えがありますよ。

なんて、おバカなことを考えていたせいではないと思いますけど、相手連続サービスエースで差を詰められ、終盤で追いつかれ、ムック選手もちょっくら交替となってしまいました。すぐさま戻ったものの、セットは落としてしまい、後がなくなりました。あらまあ。

第4セット
このチームはちょっと詰めが甘いのでしょうか?とか何とか呟きつつ観戦。点差をkeepしつつ終盤を迎えました。

2009101802.jpg

おぉ打ってます。ここまで来て負けられへんもんな。

25-22にてセットを取りました。いよいよファイナルセットです。あぁ、海外に出てもフルセットですかい。でも、フルセットには強いのですよ。

第5セット

ああ、やっぱり冷静にとか無理ですわ。もう試合光景が脳裏に浮かんじゃうもん。

2009101803.jpg

2009101804.jpg

えー、打ちまくりです。会場の反応を激しく見たいです。
詰めの弱さのせいか、最後になってまたもタイムアウトを取っておられましたが、なんとか15-11にて試合終了。お疲れさまでした。そしておめでとうございました。

おやすみなさい。

 

2009年10月11日

ファン行為

いろいろあって、連休気分まるでなしの日曜日。
午後は地元にて某オケ練習でした。ちょっと体力も落ちてたこともあって、終盤はとてつもない眠気に襲われてました。明日が本番だというのに、そんなことを言ってる場合じゃないんですけどね。毎度すいません。

練習帰り、高校&大学と先輩の車に乗っけていただき、楽しく会話。

「こないだ東京行ってきてん」
「もしや、あれですか?」
「そう、あれ」

先輩は只今韓流ファン。そう、テレビでも放映されていた、あのイベントです。

「めっちゃ良い席やって、もう今年の運つかい果たしたわ。(次の機会に向けて)いい子にしてようと思った」
「...分かりますよ。何かのファンやってると、行いが悪いとバチが当たりそうな気がしますもんね」

何かにハマるのって少し宗教がかった行為ですけど、総じて悪いことをするわけでなし、案外世のためですよねえとお互い納得し合いました。

ちなみにオケ活動がブームになったことはないそうで、だからこんなに長く続いているのかも、と。あはは、確かにそうかも。
これからも変わらず素敵な先輩で居て下さい。

*****

あまり深入りするつもりはないのですが

リーグ"再生"を目指してバレーボール、Vリーグのこれから(スポーツナビ)

バレーボールに目を向けてくださる希少なライター市川さんの記事ということで、拝見させていただきましたが、記事からはリーグ機構さんがチームに責任丸投げしているとしか読み取れず、それよりもチームが参加しやすいリーグを整備することの方が先決なのではないかと感じました。集客力UPといったって、このままじゃせいぜい招待券をばら撒くのが関の山っぽいし。

あと、選手のファンサービスにもちらりと言及されておられましたので、これについても少し。何度も書いてますが、私、のべつまくなしファンサービスは否定派です。そもそもバレーって選手の扱いが低いというか、垣根なさ過ぎなんですもん。例えばもしも応援対象が俳優さんや歌手さんだったとして、そうそう簡単にサイン欲しい!とか、お近づきになりたい!とか思います?

もちろん公にファンサービスの場が設けられることはあって然るべきですが、見境なくサインやボールをほしがるようなコドモさんやオトナコドモさんたちにどこまで媚びる必要があるのか。彼らもバレーを支えてくれる一要素ではありますが、なんつかそこがメインであるべきではないでしょう。むしろこうしたことが、立ち位置を履き違えた勘違いファン(=自分も含め)が増える一因になっているとさえ感じます。

マスコミとの関わり方を始め、根深い原因は多々あろうかと思いますが、もっと選手の存在価値を高めるためにはどうしたらいいのかという、根本的立場を正してほしいですよ。ま、今のリーグ機構に選手(というかプレー)主体主義など望むべくもないのですけどね。

 

2009年9月19日

開幕悶々

あらためてスウェーデンはEngelholms VSさんのHPを見てますと、リーグ開幕戦は10/18(日)にホームRönnehallenで開催されるんですね。対戦相手は強豪(たぶん)Katrineholm、前座はEngelholmsBチームとあっては、そりゃそりゃ盛り上がることでしょうよ!妄想とともに、行きたい、この目で見届けたいという気持ちがムクムクと湧き上がり、気が付けば予約一歩手前のところまで駒を進めていました。物価(ホテル代とか)が高い国ですから、いっそ滞在日数を2~3日にしてしまえば仕事もあんまり休まずにすむし、一石二鳥じゃん。しかし、待て待て自分よ。もうこういうことは止めようと思ったんじゃないのか!

一息つくべくコーヒーを沸かしていると、母が通りかかったので「パソコンの画面見てたら簡単に行けそうな気がして、危うくスウェーデンに行きそうになってたわ。行き帰りで一日かかるのにねぇ」と冗談交じりにほのめかすと「行けばいいやん」と事もなげに返されてしまいました。いやいやそんなに簡単に言われても。っつうかその物分りよさ(?)はもっと昔、私の学生時代に欲しかったですよ。

ま、現実問題その予定で渡瑞してしまうと、仕事はともかく断りづらいプライベート予定をキャンセルせねばならないのが面倒なうえ、お金だって無尽蔵ではありません。ああでもムック選手のデビューは見たいよう!

煩悶の結果、ひとまず10月に行くのはやめました。チェロケースも欲しいし、自転車も買わねばならんのだよと、心によくよく言い聞かせまして、まぁ諦め悪い心ですし、もしかして10月にちょっと消えてたら行っちゃってるかもしれませんけども。ただ、4月の決勝リーグまでは待てませんし、そもそもその時期に休めるかどうかも現時点では分からないので、それまでに行きたいとは思ってますけどね。

そんなこんな調べモノをしていたら夕方、時間が経つのは早いものです。夕飯を食べた後、迷惑にも練習。指の調子がよく、楽器の鳴りもよかったもので、はりきって練習してしまいました。終われば22時近く。ご近所さんに弾くならもっと早く弾けよと思われてそうですな。申し訳ない。

****

Springsの開幕戦は岡山さんだそうで、翌日がJTとのこと。逆かと思ってましたが、まあ気楽に観に行けそうです。

 

2009年9月16日

出発

ようやくムック選手の移籍先が正式発表されたようですね
(連絡いただいた方々におかれましては、ありがとうございました)

スウェーデンですか。
同じ北欧でもデンマークリーグの存在は明名さんのブログ等で目にしていましたが(そして、そのデンマーク男子リーグには今季日本人選手が二名加入されるそうで)、スウェーデンのリーグというのは初耳でした。何のかんの言ってもおそらく移籍先は(オランダがダメでも)かなり小さな根拠から、海外それもおそらくヨーロッパだろうと踏んでいましたが、今はとにかく選手生活を続けてくれるというだけで嬉しいです。記事をざっと読んだ限りではまだまだ野望も持っていらっしゃるのでしょうか。

このEngelholms VSというチームがある?ngelholmというところは地図を広げてみると、かなり南の方ですね。ストックホルムよりもコペンハーゲン(デンマーク)の方が近いんじゃないのかな。コペンハーゲンで飲んだツボルグ(生)とスペアリブは美味しかったなーとか、ストックホルムでは歩くのもままならないほど酷い目にあったなーとか、ちょっといろいろ思い出しました。アイスホッケーとバレーボールを楽しむ旅なんてのも楽しそうだなあ。「スウェーデン語入門CDブック」売るんじゃなかった・・・。

いやいや、そんなことはさておき。
これから寒くなる季節ですし、なかなかに寒いお国という印象もあります。お体にはくれぐれもくれぐれもお気をつけて、でも、ムック選手のパワーを遥か彼方の地で見せ付けてきてほしいとワクワクしてもいます。

あああ、でもほんとによかった。ムック選手を始め、いろんな人たちに感謝です。

 

2009年8月23日

ちぇっ

ブラジル戦をテレビで観ました。
三宅解説員が何回「バンチリード」と叫ぶのかと楽しみにしてたんですが、あてにならない私の記憶によれば第一セットで一回しか言わなかったんではないかと。残念。なんてなことはともかく、試合と関係ないようなことばっかグダグダ喋らず、目の前で行われている試合に集中させてほしいです。何秒かに一度の割合でツッコミを入れたくなる解説なんて要りません(脇の二人も含め)。

肝心の試合ですが、ブラジルが余裕をもって3-1で勝利したものの、面白くなかったですセレソン。何が違うってそりゃセッター。私はフォフォンの個性と、彼女を慕うアタッカー陣との信頼関係が織り成すバレーが大好きだったんですが、今のチームも三年後にはそうなる...んでしょうか?優秀なアタッカーが沢山いますから、何とかはなるんでしょうけど、面白いセッターってそうそう簡単に生まれるもんじゃないんですね。その点、竹下選手兼コーチはコート上でのベクトルがまったく私好みではないものの、ある意味「面白い」セッターではあります。さすがに彼女がベストセッターになってしまう(数的)根拠はそろそろ見直した方がいい気がしますが。

その彼女が足を引っ張る日本チームは試合を通して木村選手と佐野選手の疲れが目に付いてなりませんでした。結局この二人の替わりは作らないのでしょうか?リーグを通じて木村選手の得点能力の高さはイヤというほど見てきていますが、何というかあの「とにかく一点取ればいい」というプレースタイルは、一発の衝撃が好きな私には物足りんのですよね。日本チームには他のプレイヤーを生かすためにも必須なのかもしれませんが、今日はそれ以前にトスも上がってませんでした。「(木村だけは)調子悪くても替えない」なんて前監督のようなことを仰る眞鍋さんの真意はちょっと謎。替えりゃいいやないですか。

ただ、それ以外については結構選手交代されてましたね。Springsでもやっててくれよと何度も思いましたもん。荒木選手は精神的重圧なのか何なのか、低い打点での力ずくアタックはトスが変われば変化が期待できるのかもしれませんけど、ブロック移動が相変わらず遅いのは引っかかりますね。二枚揃ったところをほとんど見られなかった気がします。とはいえ他のMBもアタック面に限っていえば華がないですし、MB難は深刻です(私の中で)。

WSはというと、Wマイコという看板が出ただけでも良しとすべきなんでしょうか。ただし起用法を見ても、眞鍋さんが守備の出来ない坂下選手を重用することは考えにくいですから、このままではいつでも替えられる枠ということですね(いちおう大山選手も居ることではありますし)。谷口選手に至っては何をかいわんや、アナウンサーが「速い速い」と連呼してましたけど、テレビではその速さがあまり伝わってこなかったです。キライな選手ではないんですが、守備も含めて代表はどうかなあ。つうか竹下谷口コンビを入れてくれるんなら、北京で橋本大村コンビを見たかったですわ(愚痴)。

そんなこんなで、唯一おもしろかったのはシーガルズ岡野選手が予想外に馴染んでいたことぐらい。もともとシーガルズの中では好きな選手さんではありますけど、あの福々しいお顔はテレビでもファンが増えたんじゃないでしょうか。その人たちがシーガルズバレーを見てどう思うのかは想像つきませんが、岡野さんのトス回し(というかシーガルズバレー)が代表経験によって変化が生まれるのかどうかは気になるところです。

しかし全体的に淡白なチームですね。眞鍋さんもポーカーフェイスだし、竹下さんもアレですしね。もう少しプレーも感情も爆発力がある選手を入れて(坂下選手は天然じゃないでしょ?)良くも悪くもぶつかり合いが見られるようなチームを作ってほしいなあ。なんてね、そんな要素は眞鍋さんの目指すバレーには必要ないんでしょうけど。

 

2009年8月19日

防御から

帰りがけに「週刊サッカーダイジェスト」を読み捨て気分で購入。巻末ページは我らが?中垣内さんが筑波大で同級生だった井原さんと中山ゴン氏の思い出を語っておられます。しかしまぁこういう雑誌が存在するっていいですね。サッカーがスポーツの目指すべき先なのかどうかはともかく、いろんな報道媒体が存在するというだけでも、バレーなんざぁ比較対象にすらなりません。「月刊バレーボール」はそもそも立場の違う御用誌だとはいえ、酷いことには違いないですし(もう何ヶ月買っていないことやら...)

その辺りを如実に意識されておられそうなバレーブログもいくつかありますが、女子バレーメインでオモシロイものは今や皆無に近い。出来ればやはり紙媒体、ダメならもう少し突っ込んだ生観戦取材メインのバレー総合サイトが欲しいです、切実に。バレーボールワールドさんは紙に拘るよりも、そっちの方向でとにかく継続性を持って進んでほしいなあ。

テレビではWGP決勝リーグが放映されていますが、批判のための観戦や、批判を批判するための観戦とかね、そんな非建設的な行為に時間は割きたくないです。飽きもせず繰り返される佐野選手のアンダーレシーブ批判だなんて、そこまで彼女のファンではない私ですらイライラしますもん。
まぁ私にとってバレーは楽しむものなんだから、楽しめないと分かってたら「見ない」という、それだけなんですけどね。

 

2009年8月10日

一蓮托生

先週からの覚醒剤騒動もそろそろ一段落でしょうか。さすがに成行きが気になるニュースではありましたが、ここから先は他人様の不幸をほじくり返すだけになるんでしょ。もうたくさん。
のりピー語なるものは大っキライでしたけど、「碧いうさぎ」がヒットしたときには、これで落ち着き路線に入れて良かったねぇなんて思った記憶があるんですよ。なのにこんなことになってしまったのは、単にバカ旦那のせいなのか、はたまた彼女には芸能界で生き抜くために最も必要な(と思われる)図太い神経がなかったからなのか。あまりに別世界の話であるとはいえ、なんやかまぁ。

*****

日本代表はWGP最下位ラウンドをめでたく三連勝で終了。何とかの一つ覚えでスターシステム発動を狙っている輩が多々居られるようですが、過去それによって発生するお金なり力なりが有効に流れたためしはあるのでしょうか。「バレーを盛り上げるためには仕方ない」とかいう無意味なお題目も然り、選手を平気で「ちゃん付け」するお花畑素子さんを広告塔にしておくことと同じくらい、そろそろ黙認してちゃいけないことのような気がします。や、彼女が持ち前の神経で芸能界を生き抜くのはどうぞご自由に、なんですけどね。

女子バレーはまだしも、男子バレーはかなり危機的状況だと聞きます。事実、私が通っていた中学も男子バレー部は当時県大会で優勝したほどの強豪でしたが、こないだHPを覗いてみると予想通り無くなってましたし…。
これ以上バレーを衰退させないためにも、明確に改革姿勢を打ち出すべきバレー協会(含Vリーグ機構)はチームの消滅を見送るばかりで存在感も行動力も皆無に近い。おそらく代表チームが大コケすることでもない限りは何も変わらないのでしょう。しかしそうなると・・・ジレンマだらけです。

私自身、今現在はバレー界なんぞどうなろうと知ったことか、と言いたくなる程やさぐれてますんでアレですけど、それでもどこぞのチームと違って自分の丸四年間をムダにしたくないという気持ちはあるのですよ。うーむ。

 

2009年8月 6日

所払い

昼休み、本屋で全日本女子バレー特集の雑誌を見つけたので立ち読み。

・「女子バレー イヤーブック2009-2010

昨年まで「がんばれ」シリーズを出していた実業之日本社の発行ですから、リニューアルされたんすね。内容は意外と面白かったですよ。応援している選手さんが居ないので買うには至りませんでしたけど、(プレミア)リーグにも誌面を割いておられましたし、なかなか良心的な造りではないかと思います。ライターさんも概ね良い感じだったのですが、唯一苦手なのは松瀬学さん。その松瀬さん担当記事は真鍋監督インタビューでした。

トータルとしては「とにかく数字を追い求める」とのこと。個人的には少々タイミングが良すぎて苦笑してしまいましたが、まぁ数字は裏切りませんからね。とはいえコートでプレーするのは数字ではないですし、何より真鍋さんのインタビューはアテにならんので、なんともいえません。

ちなみに巻末のプレミアリーグ今季展望によれば、Springsはパイオニアに次いで不安要素が多いそうですよ。監督・主力選手の退団、なかでも橋本と三上が抜けた影響は大きい
―のだとか。

実際のところ
アタッカーはともかく、セッターに対するわだかまりがあまりに大きく、今季は応援どころかプレーを追う気になるかどうかすらも分かりません。心のどこかで負けることさえ願ってしまいそうな自分の依存性には我ながらゲンナリしてるんですけどね・・・。

 

2009年7月30日

速報?

不覚にも、めったにならない二日酔いで芯がスカスカした頭を抱えながら、加古川に行ってきました。あまり写真を撮る気分ではなかったので、ほんとにちょっとだけ。

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カナコさん(黒髪!)が戻ってこられました。お元気そうでしたよ。途中、脚を押さえるしぐさにヒヤリとしましたが、ケイさんがすかさず有方トレーナーにご注進、事なきを得たようです。あぁやっぱり不安やわぁ、もろもろ。
新人・水田選手のプレーを初めて拝見しましたが(レシーブ写真ですんません)ジャンプ力が今ひとつですねえ。性格良さそうですし、腕の振りもわりといー感じに見えただけに、ちょっと残念でした。コート側で佇む#17岩坂選手はそこはかとなく「応援したくなる」タイプですねえ。よかったよかった。

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ブロック練習の時、後姿を見ながら誰だ?と思ったらミユキさんでした。本格練習時は隣コートで独り黙々とラダートレーニングをこなされたり、床拭きを手伝ったりしておられましたが、ひとまず無事に動けておられる様子にちょっとだけ安堵しました。

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サキさんもブロック練習に参加したあとは、隣コートでメイさんにトスをあげてもらってスパイクを打つという自主練を行っておられました。開幕まであと4ヶ月、挑戦されるからには、どうか跳べるようになりますように。
写真はタオル係手伝い(もどき)をされているところです。しかめ面をされてますが、これは確かふざけてたシーンだったはず。

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こちらも別メニュー調整の模様。後半はトレーニング室だったのでしょうか。コート上ではあまり姿を見かけませんでした。前半に間に合わなかったので良く分かりませんが、諸々大丈夫なのかなあ。気になります。

その他の選手さんたちについては、まぁ基本サマーリーグな感じでしたかね。ごひいき雨堤選手はサマーよりも元気そうで、少し安心しました。あー、想像通りケイさんは既にチームを掌握しておられましたよ。今日は浅津選手と雨堤選手によくアドバイスされてたかな。

ざっとそんな感じで、細かいことは気が向けば書くかもしれませんが、ちょっとバタバタしてるんで、書かない可能性が大きいかなあ。

 

2009年7月20日

いろいろん

朝も早くからお出かけしてしまった友人を尻目に私は9時ごろ起きだして、またも豪勢な朝食を。いやもう、そんなに食べられませんてば。

バタバタと身支度を済ませて電車に乗り込み、向かった先はグリーンアリーナ神戸。何しろスグの場所ですからね、Springsバレー教室を覗いてきましたよ。着いたのは午前の部後半でしたか、メンバーは#1石井#9平井#13水田#14雨堤#15座安+齋藤(敬称略)。それなりに面白かったですけどね、えーと選手の皆さんはもっとシャキっと立ちなはれ。

こうして見るとコウキ選手はサマーで感じたほどには太って見えませんねえ。しかし傍らの知人様曰く「最初に見たときは四股でも踏みそうな感じだったぞ」。それはですね、あまりに率直過ぎますよ。

ビールを飲みながらランチを摂ったのち(ご馳走様でした)、物好きなことに午後の部も見学。今度のメンバーは残りの若手5名#2古藤#12筒井#16浅津#17岩坂#18新鍋+新村(敬称略)。指導を受ける子どもたちの人数は午前中と同じぐらいでしたが、午後は珍しく男の子も1チームだけですが、皆さま全日本を目指しているらしい熱いチームが参加していたこともあり、全体としてはコチラの方が活気があって面白かったですね。

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同期コンビということで、岩坂&新鍋選手が組む光景が何度か見られたんですが、岩坂選手は意外と物怖じしない面白キャラですね。サマーリーグに引き続き、幾度となく笑わせてもらいましたわ。そして、ともするとそんな岩坂選手の影に隠れがちな新鍋選手は若干遠慮ぎみ。もちっと前に出てきてほしいなあ。

午前中に引き続いて感じたことですが、せっかく若手選手たちが参加していたんですから、もっと積極的に子ども達と絡ませるべきだったんじゃないでしょうかねえ。横で突っ立ってるだけというシーンが多くて勿体無いなあと思いましたよ。やっぱり一緒に練習するとか、目の前で本気のトス→アタックを見せるとか、そういうライブ性がもっとあった方が良かったんじゃないかなあ。

午前中に指揮を務めた大東コーチに替わり、午後は新任野中コーチが指示を出していたのですが、こちらは今一つでした。大東さんの方がバレーというか子どもを教えるのは断然上手いですね。メリハリとツボを心得ておられる印象でした。年季が違うといえばそれまでですが、それにしてもSpringsのコーチがこの2人だけというのはあまりに不安すぎます。監督を筆頭に、どうも…ねえ。

そうそう、少し先の話になりますが、開幕戦はグリーンアリーナ神戸とのこと。ここ数年の傾向からすると、対戦相手はJTさん辺りでしょうか。今年の観戦回数は減らす予定ですが、ぼちぼちファンクラブ入会をどうするかも考えなきゃなあ。応援テンションはダウンしまくりですけど・・・。

*****

どうしてもブルーレイ購買意欲が湧かず、美容院の兄さん(=東芝RDユーザー)とも「エネルギーが出ぇへんものは買わん方がええ」と言い合っていたのですが、待ってましたのニュースです。

東芝、年内にもブルーレイ参入

遠征資金を貯めつつも、こちらの資金は使わないようにしまっておかねば。

 

2009年7月11日

幸運の花束を

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(めったに写真を撮らないので、こういう時は困りますねえ)

驚天動地の異動発表から、はや数週間が経ちました。まさかこんな状況でこの日を迎えようとは。サマーリーグでは、プレーを見られないどころか、あの広い背中が居ないんだという現実をまざまざと突き付けられてしまい、たいへん悲しゅうございました。
というわけで、本日7/11はムック選手のお誕生日であります。Springsつながりでは新鍋選手も、そして明日はケイさんの誕生日ですね。

セッターというポジションを考えると25歳という年齢はまだ若い部類ですが、選手としては中堅の域に差し掛かろうかという時期です。今回の退団はご本人が望んでの選択ではなさそうですが、事こうなってしまっては、最早これはワンランクアップする大きなチャンスかつ運命なのだろうと思うしかありません。未だに行き先は公表されていませんが、実力はもちろん熱意充分、運も持ち合わせた選手さんですから、何処の地でも必ずや元気にプレーしてくださることでしょう。
ここしばらくは「我慢」のプレーが続いていた印象がありますが、新天地ではSpringsを見返す勢いで、ムック選手らしい思い切りの良さを発揮してきてほしいものです。無責任な願いですが、ジャンプサーブも復活してくれるといいなあ。

一日も早く、ふたたびあの熱い熱いプレーを見られる時を待ちわびるとともに、とにもかくにもケガだけはされませんよう祈っております。神様仏様、どうかムック選手をお守りくださいませぃ。

 

2009年7月 6日

サマーつづき

昨日書きそびれたサマーリーグ個人別感想なんぞも載せてみます。
毎度の事ながら、素人意見にあまり目くじらなどは立てられませぬよう。


#1シュリ選手
なんつか他の選手より一段上の目線でバレーを見ている感じ。やっぱり能力が高いんだろうなあ。留守がちなマイコ選手に替わって若手をまとめるのはシュリ選手になるでしょうし、実際ご本人も自覚しておられる模様です。ここぞという時のガッツポーズはなかなか良かったですよ。どうかチームを愛する選手になってくださいね。

#2アス選手
望むと望まざるとにかかわらず、どうしたってムック選手と比較され続けることになろうかと思いますが、パス位置をもう少し高く、そしてゲーム観をある程度確立してもらうまでは、スタメンはもちろんチームのアタッカー育成もケイさんの役割になっちゃうのかなあといった印象。ま、こんなムック選手ファンの意地悪視線にもめげず、一日も早くチームの「セッター」になってくださいな。そう簡単には認めませんけど。

#9アン選手
キャプテンバーをつけて頑張っておられましたが、予想の範囲を越えた著しい伸びは期待できないかなあ。栄えあるSpringsセンター二枚目としては正直インパクトがないのです。なんというか、イメージとしてどういうプレーを見せようとしてるのかが伝わらないというか。センターは攻撃の見た目も大事ですから、もっともっと美しいプレーを作り上げてほしいです。

#12ミホ選手
ひさびさにプレーを拝見。相変わらずソツはないものの、オールラウンダー揃いのチームではやっぱり交代要員になっちゃうかもしれませんね。どうか昨季のような飼い殺しにだけはされないでいただきたいものです。

#14ミナミ選手
最終盤のみ、ちょろっと出場。私はなんでか彼女のプレーが好きなんですよねぇ。ポーっとしてみえるのに打ち出しからのスピードの速さが良い感じで、どこかオーラがあるんですよ。トレードマークの四角い頭はストレートパーマで丸くなっちゃいましたが、応援してるヒトはたくさん居ます。ムック船長に負けないよう地道に頑張って下さいね。

#15コウキ選手
リーグ終了後より一回り大きくなってませんか?動けりゃ良いといってしまえばそれまでですが、いちおう見られる職業なんですし、傍目にちょっとどうかという気がしました。声があまり出ないとか、今ひとつ存在感に欠けるとか、リベロ以前に選手として物足りない点は多々あるものの、ご本人はかなり自信をお持ちのようですし、実際プレーに問題があるわけではないんですが、なんかもっと応援したくなるような選手になってほしいです。

#16ユウコ選手
気合が溢れかえってましたね。今サマーリーグでは得点王でしょうか。打点の高さを考えると、どうしてもリーグでの決定力には不安がよぎってしまうのですが、いろんな人の気持ちを背負ったプレーで乗り越えてほしいなあと、つい感傷的になってしまいます・・・がんばれ。

#17ナナ選手
期待の可愛いノッポさん。この手の長身選手にありがちなぎこちなさがあまりなく、意外と動けるご様子に安堵しました。攻撃はクイック主体で、つか、ブロードを打てないのかしら?や、別にそれは構いませんし、けっこうパワーあるアタックを打っておられたので、今後に期待です。サーブは即戦力になりそうなので、リーグではワンポイントブロッカー起用でしょうか。ジャンプ力や滞空力といったものが後付けでどれだけつくものかは分かりませんが、華のある明るいムードはチームの助けになってくれそうです。どうかケガせずにスクスクと育ってくださいね。

#18リサ選手
ミナミ選手とともに終盤ときどき出場していたのですが、今ひとつよく分かりませんでした。印象に残ったのは試合前の練習でとても綺麗なトスを上げていたことでしょうか。もう少し若者らしい無鉄砲さやハツラツさが欲しいところです。

 

2009年7月 5日

2009サマーリーグ(3日目)

朝からホテルの冷蔵庫で冷やしておいた賀茂鶴をちょいと一杯。うまーっす。
みそ汁を飲みながらくつろいだ後、チェックアウトを済ませてサマーリーグ(最終日)会場へと向かいました。

第一試合
Springs vs 三洋電機
(2-0)

相手さんは元Springsのユキ選手がおり、あとは須磨女OGがけっこう多いのかな。キャプテン林さんがWSとなり、リベロは横江選手でした。佐々木選手はまだお手伝いでしたねえ。

Springsは昨日あの後なんと大野石油さん相手に1セット落としたとかで、どうかな?と思いましたが、あまり苦労することなく2セット連取しました。ユウコ選手の出来が昨日よりもいいですね。観客席でPCを叩くアナリスト・メイさんにサキさんが後ろから何やかやと口出しをしてますねえ。古藤選手は何度も戦っている相手ですし、いろいろデータも生きたということでしょうか。
つかユキ選手、このままではちょいヤバイんじゃないかなあ。

次の試合まではえらいこと時間がありましたので・・・ちょっと宮島へ。

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「厳島神社」

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「ここは奈良か!」
というほどに、鹿だらけ糞だらけ。

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「千畳閣」
すばらしい建物でした。涼しかったし・・・

焼きガキに心奪われつつも、ここでお腹を痛くしては大変です。初志貫徹。

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大人気の「うえのや」
正直、ちょっと並び過ぎじゃないかとは思いましたが、並びました。

2009070505.jpg  2009070506.jpg

どうしてもコレを食べたかったので!
美味しかったですよ。まぁ一度食べれば満足ですが。

さてと、汗だくになりながらまたも体育館へ。
コートでは試合前練習が行われているところでした。コーチが減ったせいか、練習効率が悪いっすね。セッターのトス練習にはケイさんがボールを上げてましたが、これまたイマイチ。アタック練習もまぁ笑うほど(笑えないけど)トスが合わない合わない。なんやか見ててストレスたまる練習でした。

Springs vs JT
(2-0)

それでも勝っちゃったのは、JTの坂下シン選手が昨日の負傷により欠場していたのと、そしてレセプションの乱れによるものでしょうか。高木選手や位田選手、レシーバー登場の井上選手はリーグスタメンなんですから、少なくとも2-1にはなるかなーと思ったんですけどね。これではSprings以上に若手のリーグ出場は厳しくなりそうだなあ。

第2セットは一転して序盤JTに走られ。レセプション陣が崩れたのですが、濱田さんはあまりタイムを取らない人で、ここもなんとか自然治癒を待ちます。気付けば追いつき、追い越しておりました。ユウコ選手が大活躍。相手トスが単調なためかブロックもよく決まっていた印象です。最後はミホ選手のサービスエースという拍子抜けする終わり方でしたが、選手たちは大喜び。チームとして進むには勝つしかありませんもんね。おめでとーござんす。

さすがに決勝は・・・あ、行けないや。

後輩リクエストの「川通り餅」を買ってN700系に乗り込み、地物サバの刺身をつまみに飲んでいたら、あっという間に新神戸到着。近いなあ。

 

2009年7月 4日

2009サマーリーグ(2日目)

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「本日の収穫物」
縮尺がちょっと分かりづらいんですが、このジャガイモ、計ってみたら600グラム強ありました。ふつーのジャガイモの3~4倍くらいかな。ジャガイモ好きにはたまらんでしょう。

朝からバタバタと部屋の掃除をした後、広島へ。
先日ちょいと臨時収入がありまして、この金額だったら一泊二日分の旅行ができるなあ・・・ということで。ギリギリのギリギリまで迷ったんですけど、実際に観ないと文句もつけられませんからねぇ。今年も物好きサマーリーグへと出向いてまいりました。

会場に入るともうすぐ試合が始まるというところでありました。ボールがミカサの新ボールに変わってます。これ、チームによってはボール購入費用だけでも大変ですね。Springs重鎮達もずらり観戦。ミユキさんはまだ足を引きずっておられましたが、ああ早く治ってほしいものです。ケイさんはサキさんと仲良くつるみ、そしてカナコさんはやはり居られませんでした・・・。

Springs vs 四国88
(2-0)

どうやら88さんはぶっ続けの試合だったようで、スタミナが切れたか自滅。昨年はもちっと手強かった印象がありましたが、Springsがあっさりストレート勝ちを収めてしまいました。そんなわけで、どうしたって視線は新セッター古藤選手へ。つか、セッターしか見てなかったかもしれません。

状況経緯からして大歓迎入団したというわけではないでしょう。まだまだ遠慮がちでコンビ以前にコミュニケーションが取れていない様子が目に付き、諸々気の毒だなぁとも思いましたけど、彼女にとっては大チャンスなのですよね。なんつか見た目が・・・ルカ選手と似てますね。彼女をちっちゃくしたような感じ。

チャレンジリーグで鳴らした攻撃的なトス回しがムック選手と並び称されているようですが、実際に拝見させていただきますと、似て非なるものといいますか、敬愛する西原理恵子さんのお言葉をお借りするならば「彼女の進む道の先にムック選手は居ませんよ」(年齢は古藤選手の方が上ですが)というところでしょうか。運動神経とカンの良さは伝わってきたものの、フロントがムック選手を放出してまで彼女を採用した必要性と可能性が私にはサッパリ理解できませんでした。安心なような残念なような。もっとも気になったのはボールのさばき位置が低いことと、打点でボールが止まらないトスですかね。

ただ、コンビが合わないなりにアタッカーが決められるのは、そのアタッカーの打点も低いからなのかもしれないと思うとさらに微妙です。サマーでは通用してもプレミアじゃムリってなことになりますから・・・。アン選手にせよユウコ選手にせよ、決定力を求められるポジションの選手がラリーの要所で決めきれない場面がたびたびあり、しばし溜息をついてしまいました。特にユウコ選手の気合の入り方は尋常ならざるものがありましたので、期待する気持ちはあるんですけど、ねぇ。

楽しみにしていたミナミ選手の出番はあまりなく、点差をつけての終盤にちょろっと出場したのみでした。彼女にはどこか面白オーラがありますし、あのスパイクはけっこう好きなんやけどなあ。眞鍋さんに目をかけられていた選手がこぞって冷遇されている、なんてことになってなけりゃいいんですが、どうなんでしょう。

もう一つ気になったのは監督コーチ陣の風格の無さですね。大幅に平均年齢が下がったせいか、全体的にトップチームとは言い難い雰囲気を醸し出しておられました。濱田さん、今更ですけどもうちょっとシャキッと歩けませんか?このままではやはり名実ともにベテラン頼みということになってしまいそうです。

ムック選手が抜けたことによってコートにポッカリ開いた穴と、それをまるでなかったもののように切り替えようとするチームとのギャップを受け止めるのはツライもんですね。選手が辞める喪失感ってこういうことなんだなぁということが、初めて認識できたような気がしました。

さて、Springsは休憩を挟んでそのまま大野石油戦とのことでしたが、重光ユウ選手も居ないことですし(観戦には来ておられましたけど)、ちょっといろいろと予定がありますもので・・・そそくさと会場を後にしました。

 

2009年7月 2日

ヨリ戻し

さて、Springsの新体制についても思うことを少しばかり。

6人の退団選手(うち先季スタメン3人)に替わっての新規加入選手は新人3人と古参&異色セッター2人。ケイさんをこんな気持ちで迎え入れる日が来ようとは…残念です。

ご自分はおろかムック選手をも追いやったSpringsへの復帰を決意なさるなんて、よほどチームの事情と方針を理解されてのことなのでしょうが、これから新生チームを作っていくという段階において要となるポジションを、一度は戦力外通告した選手(監督との方向性の相違が大きかったとはいえ)と移籍選手に任せるというフロントのプライドの無さには驚きを隠せません。新主将にはサキさん。いつまで過去の遺産にしがみつくつもりなのでしょうか。

ファンの間ではケイさんを神格化する人が予想以上に多いようですが、アスリートの評価はあくまでコート上でなされるべきもの。チームワークのためのチームは果たして誰にとって都合が良いものなのか。ここでまた一からチーム作りをしようとしたところで、過去の歴史を繰り返すだけなんじゃないかという不安がつきまといます。

ま、あまり暗いことばかりを書くのも責任の無い人たちには気の毒な話です。選手の皆さんには、いろんな想いを背負いながらも、時にはNoを言う勇気も持って、コート上ではモヤモヤを晴らすようなプレーを見せてほしい。もう大声でチームを鼓舞する人は居ません。明日からのサマーリーグでは(行けないけど)そろそろ元気な新人の声を聞きたいものです。

 

2009年7月 1日

ラッシュ

バレーニュース山盛りの一日でしたねぇ。
退団選手の移籍先や転出先が徐々に判明し始めましたが、なるたけそういった情報はセットで発表してほしいものです。いろんな事情や都合があるのでしょうが、たまにはファンの気持ちも汲んでくれませんかねえ。

Arrows
改めての選手情報はありませんが、総務の岸本さんがPFU監督に。
このPFUや三洋電機(ここにPana資本は入らんのでしょうか?)そして四国88辺りがプレミアに乗り込む勢いで頑張ってくれると、下降線まっしぐらのプレミアに少しは期待が持てそうなのですが、どないなりますやら。

Red Rockets
高橋選手が芸能界入り!?エイベックスねぇ...まぁコートでバラエティっぷりを披露されるよりはいいのかな。ファンにとっては不完全燃焼かもしれませんが、ご本人の中では既に北京五輪で終わっていたのかもしれません。くれぐれもバレー界の足をさらに引っ張ることはされませんように。
イクさんは何処へ?プレミア選手としての現役続行は微妙ですが、コーチとしてならば、全日本チームへの入閣を期待する声も決して少なくはないはず。

Airybees
イキのいいキャラが一気に居なくなりましたが、デンソーマリオネッツとなりませんように。

Queenseis
翠選手ありきのチームだっただけに、移籍加入選手を以ってその穴を埋められるのかどうかも正直分かりませんし、実際彼女のプレーを見られなくなるのは寂しいものがありますね。
てなわけで移籍選手は河村選手、眞選手、田原(飯田)選手。三者三様に長所よりも短所に目が行っちゃうキャラですが、葛和マジックで心機一転大化け活躍となりますか。

Marverous
新監督は開けてビックリ石原さんでした。なんだかバレー界の環がどんどん小っちゃくなってる感じです。石原さんは好きなんですが、あんまし勝負師じゃないとこがねえ。JTには合ってるのかもしれませんけど...。
待望の空席センターにはSpringsから山本選手。もっと高い位置からのクイックとか見たかったんだけどなあ、残念です。プレーだけでなく積極的にマスコミアピールを図りたいチームとしては願ったりかなったりってなとこでしょうか。くれぐれも共倒れにはならんでくださいよ。

Springsは・・・またあしたっと。

読了マンガ

・河合克敏「とめはねっ!(5)」
・「築地魚河岸三代目(27)」

「とめはねっ!」はNHKでドラマ化されるそうで、まあたしかにこれはやりやすい作品でしょうな。
・・・まだ5巻やのに。

 

2009年6月30日

泥を飲むべきは

不況という触媒をもって、いろんなものが炙り出される中、NECのイクさん高橋選手退団ニュース。トヨタ車体も移籍加入選手が発表されたようですね。毎年前日準備万端のSprings公式データも揃いました。例によって誤字だらけです。あとは移籍発表を待つばかり。

2009年度勇退選手
原選手・古藤選手入団のお知らせ
2009/10シーズン久光製薬スプリングス新体制のご案内

チーム全体としては「退行」の一言。監督を筆頭に貧弱なコーチ陣が心配です。
意図や方向性を汲めないわけではないですが、「強いチーム」を目指す心意気はありません。ひたすら守りのための守りのための守り。つまらんねぇ。どこが突破口となりますやら。

事こうなった原因のひとつは中堅戦力不足。スカウト採用をサボったツケが来ているわけですが、そのスペースを移籍選手で埋めながら進めてきた眞鍋プランはこれにて瓦解。唯一自前で育てた選手をこうも易々と放出しちゃうとは・・・。

勇退選手の方々へ感謝の気持ちを込めて一言ずつ。

#1兵動選手
シーズン中には散々文句を書いちゃいましたけど、カラダを張ってエースの意地を見せてくれた選手さんでした。コメントからすると今度こそ引退されちゃうのかな。最後にあれだけのプレーを見せてもらって、仁木兵動選手への評価が自分の中で高まったことが嬉しいです。ココロからありがとうと伝えたいですね。

#2榛澤選手
Springsの存在が人生において多少なりともプラスに働いたのであれば良かったと思いますが、もっと活躍を見たかったです。

#3山本選手
とにかくバレー界に復帰してもらえて、そのキッカケがSpringsだったということだけでも、それはそれでよかったんでしょうけど、もったいないよなあ。とにかくプレーを続けていただき、ブロード馬鹿に戻られませぬよう。そしてあんまりハジけ過ぎないでくださいよ。

#13三上選手
どう書いてよいのか悩みますが、ここ数年でチームの最大誤算だったのではないでしょうか。潜在能力がピカイチなのは誰もが認めるところでしたが、なにぶんセッターというポジションにハマるキャラクターではなかった。アタックフォームは誰よりも美しい選手さんだっただけに・・・とにかく全力発揮できる場でのご活躍を期待します。

#15徳川選手
元祖・期待の星。
めざせリベンジ!!もうケガしないでね!

#17橋本選手
どこまでも応援しますよ。ただそれだけ。

 

2009年6月23日

koshinuke!!

歯医者二回目。
たいがい遅刻魔な私ですが、お医者さんに遅刻するほどの度胸は持ち合わせておりませんので、本日も定時退社。しかし、このままでは20分前に着いてしまいます。ハリキリ患者みたいでカッコ悪いよな…というわけで、時間つぶしがてら近隣の自転車屋さんを冷やかしに行くことに。

ママチャリと原チャリ中心の品揃えという店構えからして推して知るべしだったんですが、ブリジストン関係でチェックしてた自転車も実際に見ると微妙です。今の自転車より性能はもちろん、見かけが劣るのも耐えられませんしね。ま、もちっと考えましょう。

意を決して向かった歯医者の方は無事に仮歯詰め終わりましたー。担当医さんも変わってましたー(あれっ?)。こないだ、やたら痛がったからかでしょうか(いやホントに痛かったんですけど)。まあいいや。治療も心なしか前ほどには痛まず、週末にはちゃんとした歯が入るようです。仮歯なのでガムやキャラメルは噛まないで下さいねといわれたんですが、ハイチュウはどうなんでしょう。や、ハイチュウ愛好家だもんですからね(さすがに今週は食べませんけど)。

*****

さて、7/1まで封印しておくつもりでしたが、Vリーグ機構さんが味あるフライングをかましてくれましたんで、ちょいと書きますか。

退団選手
#1兵動希選手
#2榛澤舞子選手
#3山本愛選手
#13三上彩選手
#15徳川恵理選手
#17橋本直子選手

黒鷲直後から、おしゃべりさんやおせっかいさんたちのおかげで様々な噂に翻弄され続け、私の気持ちはジェットコースター軌道を描きました。さまざまな黒い黒い気持ちを封印し、やっとこさ気持ちが落ち着いてきたのは先週あたりのことだったでしょうか。助けてくださった数々のSpringsいやムック選手ファンさんたち、本当にありがとうございました。
今時珍しくハングリー精神に満ちあふれたムック選手は、なんつか(吉原)トモさんみたいなオーラを背負ってるなぁとはかねがね思ってたんですけど、なにもここまで似なくっても…。や、ネガティブな気持ちは切り捨てなくては。

ぷはは!

たとえムック選手の退団がチーム全員に後ろ指を差されてのことだったとしたって、ファンがムック選手を信じる気持ちに変化なんてありませんよ(断言)。それだけのものをプレーで魅せ続けてくれたんですからね(確信)。勝ち負けでしか判断できないなんて何見てるんでしょう。バッカじゃねえの!まだまだ応援し続けるっての!
これまでムック選手から力をもらった多くの人たちが、行く先を見守り応援しています。豪腕で道を切り開ける人やと思いますが、どうか信じる道を突き進んでください。人生の岐路において必ず「道は現れる」ものだそうですよ。

そんな猪突猛進セッターをも守れんような新チームの目標は「和」だそうですが、眞鍋政権を全否定そして粛清し、東レばりの融和路線ですか。大黒柱はいつまでこの人に頼るんだろう?のサキさんと、3年前ムック・ルカ両選手に押し出された格好の「原」ケイさんが復帰(どうせなら背番号も#17にすればよろしかったのに)。武富士さんではほとんどSpringsには勝ってませんけど、彼女に期待する向きは多いようですし、このメンバーやったらムック選手より手腕発揮されるってことなんですよね。第二セッターさんは何やら二番煎じ風な方ですが、皆さん力を合わせてSpringsの「復興」目指して頑張って下さい。

いつの間にやら大東さんがコーチ復帰していたり、またも佐賀絡みコーチが加わっていたりする中で、フロント部長副部長は10年お変わりなし。残念としか言いようがない新体制ですが、仲良くやって下さいな。仮にもムック選手が愛しぬいたチームではありますし、サキさん(とミナミ選手)がいらっしゃる限りは一応チームとして応援する気持ちではおりますよ。

#17が岩坂選手に行ったのは、なけなしの中の、せめてもの誠意だと信じたいところですね。生半可なコトしたら許さんで。

てなとこで、続きは気が向けばまた7/1にでも。

やっぱ寂しいよな・・・

 

2009年6月 7日

けいさんづくし

部屋の中があまりに酷いことになってきましたので、仕方なくお片付け。今夏のブルーレイ移行を視野に入れて、HDDの中身をRAMにじわじわとダビング保存すると同時に、中身不明のDVD&CDの山も分類整理・・・なんてなペースじゃ、さして片付くはずもありません。そんな中、未見DVDを少しでも消費せねばと鑑賞した一枚は

第10回Vリーグ「Springs vs Arrows」
(2004.1.10/佐賀県総合体育館)

もしも私がバレーボールをW杯から見始めていればなぁ...というシーズン。
東レはルーキー大山&荒木、内定リベロ濱口選手を擁し、セッターは小玉選手、WSにはアダムス選手ならびにキャプテン就任ホヤホヤの向井選手という布陣です。あ、センター対角は冨田選手。のべつまくなし応援団は今も昔も変わりませんね。

Springsはセッター鶴田ケイさん、WSはカナコさんと復帰したてのイクさん&ミツさん。センターはサキさんと助っ人さん呉選手。リベロは江口リーさん。監督は山本辰さん・・・ふっ・・・(東レは達川さん)。5年後を予想した人がどれだけ居たのかどうかは分かりませんが、解説が杉山アケさんだったこともあり、なかなか面白い試合ではありました。

*****

イクさんはやっぱりアタッカーですよなあ。つなぎの良さはもちろんですけど、ストレートにクロスにと打ち抜くサマは、そりゃファンも増えるよねぇというカッコ良さですもん。センターの呉さんは、あら意外やブロード型だったんですね。でも高さがありますし、もちろんクイックも打てる選手です。バックではレシーブにも入っておられますよ。りゃー、そらリーさんも辞めたくなりますわなあ。どう見たってアタッカー仕様な方なんですからね、精彩欠きまくりです。カナコさんはこの試合ではあまり調子良くなかったのでしょうか。翌年私が見た試合ではもっとガンガン打って(決めて)た印象です。ミツさんはドーンとして出しゃばらないながらも、仕事は着実にこなす・・・ちょっと今だと例えられる選手が見つかりませんね。サキさんはいつの日も試合を決める選手であります。嗚呼。

かたや東レ、大山加奈選手がこれだけ躍動する試合を見たのって実は初めてじゃないかしらというほどに、前でも後ろでも打ちまくりでした。サーブもジャンサを打ってたんですね。アダムス選手と両輪フル回転です。ははは、東レのWSありき戦術ってのはあらためて伝統芸能なんだなあ。おかげでアラーキー選手は風采いや調子上がらず。色んな意味でルーキーを使うことの是非について考えさせられましたね(ちなみに今季のSpringsがシュリ選手を「全面的」には使わなかったことについて、私はけっこう肯定派)。

試合はSpringsが第1、第2セットと接戦をモノにして、第3セットもストレート決着かと思わせたところで終盤ワンポイントブロッカー投入された芝田選手がいい働きを見せて、そのまま流れを切らずに東レがゲット。この辺りは今見るとなかなかフクザツな心境であります。結局、3,4セットは東レがゲットしたんですが、そういえばSpringsはピンチサーバーを含めても、若手中堅がほとんどコートに入っていませんね・・・。5年後の結果はともかくとしまして、第5セットはもつれた末に20-18でSpringsが取り、なんとか佐賀鬼門ラウンドを乗り切ったのでした。

Springs vs Arrows
(3−2)

試合を通じて光っていたのは、ちょっと風邪をひいておられた?ケイさん(のトス回し)でした。おかげでムック選手のトス回しがどれだけケイさんから継承されたものなのかということも改めてよくわかりました。実に面白い。ケイさんが一番脂の乗っていたシーズンって、実はこの年だったんじゃないかと聞いたことがあったんですけど、確かにそうかもしれないですねぇ。実際、第9〜12回でリベロを中心にもう少し選手層が厚ければ、優勝回数はもう少し増えていたんじゃないでしょうか。
今更グダグダ言ったところでどうしようもないことですけど、この試合のように「良い内容」でもって「勝つ」ことができるようなチームであってほしいものです。

うう、まるで観戦に出かけたかのような日記になってしまいましたが、たまには?まあいいか。

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「今日の一枚」

お気に入りの部屋着なんですが、よく見るとブラウン管・・・時代ですなあ。

 

2009年5月25日

冬高?

携帯プレイヤーで「家庭内デート」(やな家)を聴いていたら、次に流れてきた曲が「栄光の架橋」(ゆず)でした。うわ...蘇るあの夏の暑さとそして苦い記憶。当時の自分への苦い思いともあいまって、いつ聴いても何とも言えない気持ちになります。

と、そんな思い入れすらカケラもない「春高」のニュースです。もちろんサンスポ。

春高バレーに3年生出場!11年から1月開催

現場の意見は様々でしょうけれど、JVA関係者の思惑はせいぜいリーグや代表を「冬高」出身選手と絡めて売り出そう!ってなもんじゃないかと邪推してしまうほどに、「春高」はフジテレビ(丸抱え)杯。これを最高峰の大会にという目論見は手放しで喜ぶべき話ではなさそうですが、かといってあまり反対意見も目にしないのですよね。

他競技における高校生大会の位置付けをよく知らないので比べようがなく、そしてバレーがこれほど「チーム」スポーツでなければ、また違った意見にもなりそうなのですが、3年生が1月までクラブに君臨する状態ってどうなんでしょう。私だったら息苦しいなあ。そもそもバレー指導をそこまで高校の現場に委ねきるのはどうなのか?という疑問もありますし、少しは息を抜く時間や、受験する人には勉強時間だって必要なんじゃないですかね。選手によっては従来通りVリーグチームに合流するケースもあるでしょう。参加状況にバラツキが出れば必然的に大会価値にも影響が出てくるわけですが、フジが真の強さとやらをさほど重要視しているとは思えませんし(むろん日テレやMBSも)部外者がどーこー言う話ではないのかなあ。

となると気になるのは「少女ファイト」の行く末だけ。
期限内に春高に辿り着けるんでしょうか?しかし、こちらも見方を変えれば一年猶予が出来たと言えなくもありません。まーどうとでもなるか、あの日本橋さんなんやから。

諸々要注目なのかもしれませんが、やっぱり高校生には興味ないんですよねえ。

 

2009年5月22日

よよよん

タイガースの不振をみるにつけ、ついついSpringsとダブらせてしまいそうになります。ああ心配。

さてと、興味あるよなないよな、微妙なバレーニュースが盛りだくさんの1日でしたねえ。

JT寺廻監督、不振で退団へ 宝来は引退 バレー女子(神戸新聞)

いくら人気者・寺廻氏といえど、カントクさんとしてこの成績ではしょうがないですかね。そして宝来さんも引退?私にとってはプレーで記憶に残るタイプの選手さんではないだけに、今後どうされるのかはちょっと想像がつきませんが、ご多幸をお祈りしております。ってコチラはまだ決定ではないんでしたっけ。

JTさんもそうそう羽振りの良いことばかりではないようですし、今後はバンブーとの絡みがチーム再建のポイントとなるのでしょうね。

セッターの横山がひざを痛め遠征不参加 バレー女子日本代表(NIKKEI NET)

横山選手の膝は古傷ですから、今回の結果がメディカルチェックによるものなのか、はたまた練習中(さらに)痛められたものなのか、あるいは別の何かが働いたのか・・・選手の声がまったく聞こえてこないだけに、どうにもこうにも反応しづらいですが、せめてファンがケガの心配を出来るぐらいの情報は出してほしいものです。なぜ横山選手がああも激賞されるのかが実は今ひとつ分からないのですが、真鍋さんの「スタートラインを作るための構想」に多かれ少なかれ狂いが生じたのは確かでしょうね。

代表でJTセッターの育成をせなあかんとはなあ。


花粉症調子悪し。
早く寝よ。

 

2009年5月20日

思うだけでは始まらない

Vリーグファンのテンションが下がるこの時期ですが、今日もまたノー天気なVリーグメールマガジンや、「これからがシーズン!」とはしゃぐお花畑さんを始めとして、盛り上がる人たちも多数いらっしゃいます。代表のファンに「悲しむ」という要素はあまりないですもんね。実際それぐらいが適度に幸せなスタンスなのでしょう。今さら戻ることもできなければ、戻るつもりもありませんが...。

武富士が解散へ(スポーツ報知)
結局、最初から最後までチーム存続にかける明確な意思は伝わってきませんでした。廃部発表までに一通りの努力は終えていたということなんでしょうか。ファンの方々にとってはどうすることもできない無力感もあいまって、よりいっそう辛い幕引きとなってしまったように思いますが、その責をチームだけに負わせるのも現状では酷な話です。JVAはリーグファンにいったいどれだけのチームを見殺し続けさせれば気が済むのでしょうか。

Vリーグinつくば 慈業から事業へ・・・ (TUV公式)
こういった考え方が浸透してほしいと切に願います。

*****
本社先輩よりお中元をいただきました。

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♪三時のおやつはラスク♪

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ホワイトチョコレートたっぷり!

 

2009年5月18日

出帆

逡巡の末、マスクを着けて出勤。
曲がりなりにも神戸市民ですし、後はなんといっても黒鷲旗。なにしろ「バレーボール」が行われた体育館に6日間通い詰めたんですから、罹っていてもまったく不思議じゃないですもんねえ。

会社では・・・もういろいろとバタバタでしたわ。

*****

そういえばとJVAのHPを開けると小さな全員集合写真が・・・あれっ?
うーわ、(川北)元さんが全日本に引き抜かれちゃいましたか。海外に流出されるよりはマシですが、あまり興味の湧かない今回の代表で、ある意味一番の衝撃だったかも。あとはマネージャーさんが宮崎さん(Springs→Redwings)とね。微妙だわ。

主将は荒木選手だそうで、栗原選手とのコンビがトップ向きかどうかはともかく、まぁ他に居ませんものね。しかしとうとう1984年組がここに来る時代が来ましたか。いやー。

全体として、なかなかに眞鍋さんらしい思惑がちらほら。4年後が楽しみになるような1年を作れるといいですね。とにかくケガにだけはお気をつけて、いってらっしゃいませ。

*****
読了本
・三崎亜記「となり町戦争」集英社文庫

しばらく前にベストセラー棚でよく見かけていた本ですが、著者の三崎さんって男の方だったんですね。読む前にカバー写真を見て驚きました。たしかに文章や感情表現は疑いもないほど男性目線なんですが、なんたって亜記さんやもんなー。
(克・亜樹さんなんてな人もおられますが)

全体としては、うーーん、伝えたいことと書かれていることが上手く噛みあってない感じ。新人賞受賞作ということで、仕方ないのかなあとも。

 

2009年5月11日

健康祈願

寝だめが効いたか、今日は一日中、まるで私ではないかのように元気でした。やっぱ睡眠は大事ですねと。

*****

いくつかのブログを巡るうちに、バンブー公式にあるケイさんのブログに辿り付きました。

深いです。

あの試合をセレモニーにしようとしなかったケイさんの思慮が沁みます。
足立さんのブログも合わせて読むと味わい倍増です。

そう、チームのファンになるのって決して「強さ」だけによるものではないんですよね。私もSpringsを好きになった一番の理由は「強いから」ではなく「なんや面白くてカッコ良い」でしたし。

でも、できれば、より強いに越したことはなく、そのバランスというのは実に難しいものです。私は未だにバンブーにはもう一息貪欲なチームになってほしかったと思っているのですが、ファンの方々にとっては、どこか優しいバンブーだったからこそ愛すべきチームだったのかもしれませんし、うーん分かりません。結局はどうしてもご贔屓チームを基準にしてしまいますからね。

*****

ご贔屓Springsの方は、公式HP(こちらは別にご贔屓ではない)にコートサイドレポートがアップされてますが、岩坂選手によるシーガルズ戦レポはツボを突いてていい感じですね。プレーも期待してますよー。いや、まだゆっくりでいいんですけど。

*****

Vリーグファンにとっては、これからが一年でもっとも嫌なシーズンです。もうね、全日本なんてどーでもいいですもん。考えると気が滅入ってしまうので、やらなあかんこと山積みで丁度良かったです。などと言いながら、やっぱり暗くなっちゃうんですよね。はぁ。

猶予も言い訳もすっからかんになってしまいましたので、しばらくアルコールとはサヨナラです。では。

 

2009年5月 8日

賞金の行方

このぼんやりした頭は疲労なのか、はたまた...。
月末と10日〆仕事をごちゃごちゃと片付けました。仕事場でものすごーくイヤな話を耳にしたんですけど、噂にすぎませんように。

*****

ハードディスクを少し整理しておこうと黒鷲決勝の映像をカットしてたんですが、
あら表彰式って放映がなかったんですね。ま、大した式じゃなかったですけど。

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2009年5月 7日

週末こーい

え、マジで?

バレーボール・久光 新監督に浜田氏昇格(神戸新聞)

コーチとしてはとかく不満がある人じゃないんですが(一時はベンチでの姿勢の悪さが気になってました)監督ですかあ。うーむ。黒鷲ではトム選手抜きでチームをまとめて準優勝まで持って行かれたわけですし、オーナーサイドからも組しやすいと思われたのかしら?

眞鍋前監督ほどの計画性や厳しさはなさそうですが、コンセプトにとらわれすぎる頑なさがないのは良い点ですし、世代交代進行中のチームにおいてベテラン選手に対して敬意を持っておられるところなどは安心材料でもあるんですけどねー。

コーチ陣としては、ぜひとも川北さんの残留を望みますが、はてさて諸々どうなりますやら。

******
久光製薬・狩野舞「みんなで一つになれた」(毎日新聞)

裏返せばリーグ中は・・・
チーム作りってほんとに難しいですね。

******

全身疲労が抜けません。
GW6連戦は思った以上にこたえてるみたいです。トシですかねぇ。

 

2009年5月 6日

ありがとう

心の底から、まずはこの言葉を述べさせてくださいませ。
素晴らしいGWを過ごさせていただいたことに感謝の気持ちで一杯ですのでね。
(まぁさすがに疲れましたけど・・・)

第1セットしょっぱなからサキさんがベンチで膝のケアを受けている光景を目にし、でもここまできたら何とか1試合持ってくださいと祈るしかなく。そのサキさん投入効果もあってか、チームにリーグ決勝戦のような堅さはなく競り合いは見せるものの、しかし気が付けばセットは落としていました。

第2セットは何がキッカケだったのか・・・何をやっても上手く行かず、またしても悪夢を彷彿とする展開に。たまらず#4サキさん→#9アン選手、そして最終盤には#17ムック選手→#13ルカ選手の交代。替えるならもう少し早く、といいたいところですが、交替があっただけマシというべきでしょうか。大量点差は縮まることなくセットダウン。

第3セット、なんとかストレート負けだけは避けたいものです。サキさんとムック選手がコートに戻り、舞子選手が当たり始めます。高さある相手に対しては彼女が機能してくれなければ、どうにもなりませんからね。しかし相手レフトの木村・張両選手があらゆる技を使って一点をもぎ取るのに対し、舞子選手は基本的に真っ向勝負にこだわりますね。どこか美学が感じられるのは狩野家DNAなのでしょうか。面白いし、私は好きですよ。連戦続きの疲労もあってか、だんだん張選手の打点が下がりだし、Springsのワンタッチにかかり始めました・・・チャンス!

途中、レシーバー投入のコウキ選手が崩されたり、相手スパイクでユウ選手が顔面を直撃されたりとハラハラの連続でしたが、ここでユウ選手にトスを上げたムック選手も、決めきったユウ選手も凄まじい・・・プロですねえ。ツーアタックも決まり、なんとか25-23で1セットゲットです。願わくばもう1セット。

第4セット開始。ユウ選手の目はまだ痛そうですが、申し訳ないことに替えは居ません。チーム全員の力でフルセットに持ち込めそうな展開だったんですけどねぇ、土壇場でひっくり返されてしまいました。この急造チームで勝ち抜けるほど、東レに穴がなかったというところでしょうか。連係ミス、アタックミス、トスミス・・・個人の責任を問うことは簡単ですが、バレーはおそろしいほどにリズムのスポーツです。選手が全力を尽くしていたことは明らかでしたし、その上でこういったことが起きたのは個人責任というよりは、チームとして改善していかなきゃいけない問題が最後にこういう形で出たというべきなのではないでしょうかね。

サマーリーグに始まって、いやっちゅうほどシルバーメダルコレクターとなってしまったシーズンでしたが、そこから得たものは限りなく大きなモノだったことでしょうし、最終的にこういうチームで目一杯戦う様を見せてもらえて幸せでした。修羅場で逃げないアタッカーはやっぱりカッコ良いですよね。ファン冥利に尽きる試合でしたよ。この借りは絶対に返してくれるものと確信しております。

全日本行きの人はアレですけど、そうじゃない人はひとまずゆっくり休んでください。

******

こういう試合となったことで、またムック選手が叩かれちゃうのかなあ。
期待と嫉妬の裏返しと思って我慢するしかないんでしょうけど、ムック選手がそのデカい肩で背負ってきたものの大きさをちょこっとでも想像してみれば、おいそれと批判なんて出来ませんよ。甘いんかもしれませんけど、ファンならここで守らずしてどうするんだ!!(ムック選手の隠れファンはけっこー多いと睨んでます)

シロートが指摘するようなことなんて、ご本人がとっくに認識済のことばかりでしょう。適当な二段トスを挙げときゃ決めてくれるようなチームじゃないんです。新人ちゃんにはできるだけ決められる状態で打たせてあげたい。調子の悪いアタッカーに無理はさせたくない。でもレセプションのせいになんかしない。ファンならそんな彼女の潔ぎよさと優しさを少しぐらい慮ってもいいのではないでしょうか。

膝に始まり、腰に手にと故障続き満身創痍だった今シーズン、あれだけワンタッチも頑張って取ってくれてねぇ、ありがとうとしか言えませんってば。そういえばムック選手が膝をやってしまったのは東レ戦だったんですよね。2セット取って後1つというところから・・・トラウマとは言わないまでも、いい印象が残っていようはずがありません。早く払拭してほしいものですが、とにもかくにも今日のところはお疲れ様でした。

来シーズンこそは我慢が先に立つようなチームにならないことを祈りますし、そんなチーム作りの根幹を担ってほしいと願ってもおります。

毎年毎年いい試合をしてくれて、ほんとうにありがとう。
このチームのファンであることは誇りです。

Springs vs Arrows
(1-3)

 

2009年5月 5日

ひさみつ魂健在なり

今大会は

・監督が居ない
・ローガン選手が居ない

負けても言い訳には事欠かないはずのSpringsですが、これが普通に強い。
つか、レギュラーシーズンよりも明らかにまとまって雰囲気がいいのです。
忘れかけていましたが、そういや本来こういうチームなんだよなあ。

Springs vs Red Rockets
(3-0)

第2セット序盤の騒動による中断で流れが変わったら・・・と心配させられた他はまったく危なげのない試合でした。第1セットでワンポイントブロッカーのカナコさんがサキさんのトスを決めた時点でひさみつ力が発動しちゃってましたもんね。ベンチのムック選手(&カズ選手)が飛び跳ねての喜びっぷりも、サキカナ満面笑顔での漫才もサイコーでした。

一昨日から入ったシュリ選手がたいへん良い働きをしてくれており、鬼サーブはもちろんのこと、ボールは落とさないわ、問題なく第二セッターを務めてくれるわで、コート内の動線が乱れないのが大きい。もう少し隙というかツッコミ所があってほしいほどの鉄面皮キャラですが、明日は眞鍋さん(=解説)の頭を痛めつけるような活躍を期待しております。ま、MBSアナウンサーがそこまで突っ込んだことを言うことはなさそーですけどね。
コウキ選手のレシーバー(というよりセッター)ぶりも安心材料の一つです。コートに何人セッターおるねん?状態。ムック選手もラクできるのやら気を抜けないのやら。

そうそう、第2セット問題中断の原因となったローテ間違いはどうやらNECが申告したローテ表の記載ミスによるものだったようですね。終盤に高橋選手と交替したのが竹内選手(センター)で、かつ後衛でもリベロと交替がないのを見て、頭の中が???となっていたのですが、これがローテ修正のための苦肉の策だった模様です。

副審・記録席の不手際もさることながら、そもそもその発端となった高橋選手のサーブ順間違い発覚の時点で、キャプテンなり監督なり高橋選手がさっさとローテ表を確認すればあんなことにはならなかったはずで、ま、試合全体を通してチームを支えるはずのベテランがあの態度じゃねえ。その役割をフォフィーに押し付けているようではアカンでしょう。タイムアウト中もチームはバラバラ。さすがのイクさんもフォローしきれず笑顔が消えるシーンが目に付きましたもん。センター陣は頑張ってたんですが・・・。

*****

さあて、またも東レに雪辱を果たすチャンスがやってきました。
この大会ではまだ大砲型のチームと当たっていないことが多少気がかりではありますが、スト勝ちで疲労を最小限におさえられたのは、かなりのプラスです。

明日はレセプション陣に出来るだけいいヤツをお願いするとともに、とにかくブロックで少しでも止めてもらいたいですね。センター陣はもちろんですが、テレビ的な意味も含めて、マイコ選手の存在が効いてほしいです。シーガルズ戦での打ちまくり以降(ムック選手も)セーブ気味ですけど、インタビューでも垣間見せた負けん気の強さでチームを守り立ててくださいませ。そーいやアナウンサーに狩野姉妹ネタを振られたとき、キャプテンが速攻で会場から逃げ去る姿が目に入りましたけど、あれはちょっとツボでしたわ。

監督代行(なんか「タッチ」みたいだなー)にはタイムアウトと選手交替のタイミングをワンテンポ早めていただいて、男女ともに東レの二冠は阻止しましょうぞ。

えいえいさー!

*****

本日の昼食兼おやつ
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佐世保バーガー

ビニール袋がついてるとこが実用的かつ味もウマいです。ただし量は多め(というか多すぎ)。


 

2009年5月 4日

ひとつの終わり

入替戦に引き続き、バンブーさんに引導を渡す役を担ってしまったSprings。ファンにしてみれば、よりにもよってといいますか、まったくもって因果な話です。ケイさんにとっては、もしかすると本望だったのかもしれませんが・・・。

相手チームの守備力からするとスタメンは#5ワンジョ選手で行くのかしらと思いましたが、いかんせん黒鷲はトーナメント戦ですからね、安全策にて#18シュリ選手が大会初スターターとなりました。

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このポジションは・・・あれっ?

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「お名残惜しゅうございます」

できることなら試合内容で記憶したかったのですが、正直なところ、溜息が出るほどに負ける気がまるでしない試合でした。ケイさんのトス回しはSpringsにとっては極めてオーソドックスなものですし、ムック選手はケイさん直伝の技も含め、ツーアタックも炸裂させるなど持ち手を惜しみなく披露してましたからね。序盤から全く手を抜かない姿勢を示したSpringsに対し、最終的にバンブーさんは打つ手なしといった印象でさえありました。

Springs vs Bamboo
(3-0)

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試合後「バンブーに拍手を」とのアナウンスに対して

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Springs父兄席に向かって手を振るケイさん・・・

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永遠の友

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笑っていないカナコさんを見るのはツライです

サキさんカナコさんらの関係を前に、遠慮していた選手が約一名おられましたが

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このシーンを目にしては黙っているわけにいきません。

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よかったよかった・・・

*****

本日をもって武富士バンブーというチームはなくなりますが、チームとして消滅してしまうのは本当に残念かつ惜しすぎる話です。なんとかならんものでしょうか。一口ファン株主とかあったら乗りますよ。食えない署名よりはカネじゃないかとも思うんですけどねえ。

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「ひとりでも多くの人たちがバレーを続けられますように」

 

2009年5月 3日

やれやれ

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さすがに運は使いきっておりました。
甲子園に到着したのは実に八回裏、全く奮うことがなかった(らしい)阪神打線が火を吹くことはなく、0-4の完封負け。対巨人11連敗とのことで、ご愁傷様でした。
そないな試合内容はともかくとして、個人的には数少ない友人がさらに減らなくって良かったです。17時半待ち合わせのはずだったのに...ほんとにほんとにほんとにスミマセンでした。

*****

実はいろいろと勘違いしまくっておりまして・・・今日Springsが負けたら対戦相手はNEC(勝てば武富士)と思い込んでいたのです。最後に恨まれるのはヤだし、じゃあ負けた方がいいじゃん!とね。しかし、実際は負けたらいきなり東レ戦だったんですねぇ。いやー、そうとは知らずに第4セット「もう負けちゃおうよ」と口に出しまくったのは私です。スミマセンでした。傍らのキモチワルイシーガルズファンのうわ言に小声で突っ込みはいれつつも、第4セット14-20から引っくり返せるとは思わなかったんですよ。

Springs vs Seagulls
(3-2)
32-30
22-25
23-25
31-29
15-9

第1セットはいい具合に点を重ねていたはずなのですが、相手の中学生セッターに対抗して魅惑のセッターを出したところ、失点を重ねる間に替え時を見失い、戻した時には既に遅し。あれよあれよと詰められて、いきなり30点ゲームになってしまいます。えー。

第2セットはブロックに捕まったワンジョ選手の交替が遅れ、ムック選手怒りの渾身ツーアタックのワンタッチも認められず(ぜってーおかしかったよ、あれは!)、サキさん独りが活躍・・・ああそれじゃダメなのよう!!第3セットは・・・あがけばあがくほど、シーガルズ地獄に嵌っていくようで、詳細は忘れました(遠い目)。

第4セットはシュリ選手サーブでスタート。他コートの試合が全て終わり、あら予想外に物凄い観客数になってきました。アピールチャンスです!・・・にもかかわらず、プッシュにフェイントにやられまくり、ムキになってスパイクを打てばアウトばかり。場内を覆うシーガルズコール(by 滝井&理大附属)もあいまって、シーガルズ三昧の試合展開となってしまいました。気付けば14-20て、終わりじゃん。河本さんはまたも中学生セッター投入です。

しかしねぇ、これがホンットに面白かったんですけど、第3セットあたりから目に見えてSpringsのメンバー全員から殺気立つほどにイライラの蒸気が立ち昇ってきてたんですね。もう決める度にズガーン!ってな攻撃ばかりなんですよ。サキさんを始めとして、殺し屋の心を持つ(らしい)マイコ選手のイライラっぷりもステキでした。そんなチームの対照的っぷりが笑えて仕方なかったんですが、とにかく点差は一向に縮まりません。私は前述の通り急ぎの用を抱えてましたんで、終わっちゃえ終わっちゃえと願ってたわけですが、ここで野心家シュリ選手のサーブです。

・・・やっぱすげーわー。鬼だ。

チームファンからも賛否両論の意見を耳にすることがあるほど、したたかな選手さんのようですが、私はむしろあれぐらいの根性を持てよとも言いたい部分もありまして。だってそうでなくとも170cmそこそこという、低身長(!)希望の星が求められる役割というのは180cm台の倍以上はあるんですし、そんな彼女たちの努力というのは我々が想像するよりさらに大変なものであるわけで、やっぱり応援しなくちゃとも思うのですよ。てなことはさておき。

・・・追いついちゃいました。ひゃあ。

さすがにもう勝ちを祈るしかないですよね。ブロックアタックレシーブブロックアタック・・・ラリーを切らず、マイコ選手がとにかく決めきってくれました。最終盤のサキさんの気迫にも物凄いものがありましたね。接戦接戦になるほどにイキイキする佐野さんも見応えありましたが、ともかくもセット取っちゃいました。わぁお。

フルセットとなれば今シーズンのSpringsは勝つことになってますから、ファンはある意味落ち着いたものでしたけれども、7-7あたりまでは一進一退の展開が続きました。痺れたシーンはですね、サキさんがコートに戻る時、ベンチ(たぶん元さん)の方に向かって親指を立てながら出かけて行ったことかな・・・かっくいー。顔はもう疲労で一杯だったのに、心では絶対負けないぞと、サイコーっすよ、このチーム。

中盤はまたしてもシュリ選手のサーブで突き放し、そのまま逃げ切りました。
写真も何も撮る余裕はなかったので、これでご勘弁。

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ありがとう、そしてお疲れ様でした。
ちょっとでもちょっとでも休んで明日に備えてくださいませ。

 

2009年5月 2日

カウントダウン

いくら黒鷲旗が大阪開催だとはいえ、さすがに朝から晩まで会場に詰めるのは難しく、午前中の東九州龍谷高校vsパイオニア戦は観に行けなかったのですが、東龍さんはパイオニアから1セット奪ったのみならず、第4セットもジュースに持ち込んだそうで。驚きはしませんが、観たかったですね。そして吉田監督はホントに何がしたいんでしょう。

所用を片付けたのち会場に入りますと、予想通りなかなかの混雑ぶりです。JTvsNECの試合を遠巻きに眺めつつ、デンソーvs日立佐和戦を見下ろしておりました。JTさんスト負けということで、C組は明日のパイオニアの結果ならびに自チームのセット率次第ということですか。どーなりますやらね。

試合はサクサクと進み、さほど待つこともなくSpringsがコートにやって来ました。 榛澤さんがTシャツ姿で、おっとエリ選手がユニフォームです。今日なら出られるかもしれません。対戦相手は青山学院大。なんか全体的に体型がもっちゃりした選手が多いですね。Vプレミアの選手だとNECの秋山さんですか・・・なるほど。時間差中央切り込みの練習を繰り返すのをセンター友の会がじっと見ておられましたが、実際の試合中にそういったプレ-はほとんど出ませんでした。その手のセットプレーはセッター次第ということなのか、まあ大学リーグであれば、こういったプレーでかわす余裕もあるんでしょうけどね。

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さほど特筆すべきこともなく第1セットを取った後は、#4サキさん→#8カナコさんにチェンジ。息が合ってくると、やっぱムック=カナコラインのクイック攻撃というのは格が違いますよね。いつ見ても惚れ惚れしますよ(でしょ、観戦中の新人さん?)。後半からは#3山本選手→#9平井選手、#1カズ選手→#18シュリ選手と大きく交替です。シュリ選手のアタックを見られるかなと思いましたが、前衛に回らぬままにセット終了。

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雨宿りの人たちもご機嫌

そして第3セット。山本選手スターターのはずが、何らか手違いがあった模様。

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私?私?

結局はアン選手がスターターとのことで、なにやらチョイとモメてましたが、まあ別にいいんじゃないでしょうか。大学相手には大学出身選手で丁度良いんじゃないかというご指摘に、あっそっか。
点差をつけられない試合展開の中で、セッターも早目にルカ選手にチェンジです。中盤を抜け出した後、エリ選手もやって来ました。おお大学仕様チーム、ではなく、札は・・・8番ですね。

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4年前の黒鷲で颯爽とデビューを飾ったエリ選手、こんなはずじゃなかったろうにという思いも今は封印です。多少動きが重いかなあという気はしましたが

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ブロード決まりました

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ブロックも決まりました

観客はもちろんのこと、ベンチからも歓声が上がっていましたよ。24-18の最後打席はサーブミス。茶化しとも笑いともつかぬ盛り上がりの中で、せっかく前衛に回ったシュリ選手がアタックを決めても反応は薄く、残念でしたねえ。

さあ準備運動はここまで。
明日からはどこまで戦い抜くことが出来るでしょうか。

今季も残りわずかです。さびしいなあ。

*****

試合後、昨夜は珍しく満席だったトルコ料理屋さんへ
エフェスうまー。

珍しく、河岸をかえてデザート

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This is シンプル。

帰りの電車で「水木しげるのラバウル戦記」(ちくま文庫)読了。
怖いとかそういった感情を突き抜けた描かれ方の南方戦線記録。こんな戦記って読んだことないですね。新鮮というか人間力の凄さを思い知らされた感じ。眠気も頭も醒めました。
戦争、したいっすか?わたしゃ意地でもイヤですよ。

帰宅後、忌野清志郎さん逝去のニュースを知る。
ううっ、死んじゃうんですか。人間、死ぬねんなあ。

なんともショックな夜。

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2009年5月 1日

黒鷲2009初日

いよいよ始まりました、大阪春のバレー祭典「黒鷲旗」
グダグダやとかなんとか言いつつも、けっこー好きなんですよ、この大会。

午後休が取れましたんで、いそいそと府立体育館へ。
武富士vsPFU戦の第1セットを見ながら、このチームがチャレンジリーグ1位なのならば、やはりチャレンジとプレミアの壁は相当に高いよなぁと改めてぼんやり。隣コートでのデンソーvs三洋電機戦もこれまた同じく、でしたね。そういや三洋での(木村)ユキ選手のプレーを初めて見ましたよ。ガンガンにレセプションしてる(というか狙われてる?)んですね。アタックはデンソーブロック相手だとちょいキツかったでしょうか。元プレミア選手の意地を見せてほしいものです。Springsメンバーもちらちらと眺めてました。

そうこうするうちに、本日ある意味いちばん楽しみにしていた東九州龍谷高校が登場。お相手はこれまた対照的ともいうべきチームNEC。さてどうなりますかと期待していましたが、第1セットしょっぱなから東龍はレセプションにつまづき、スタートダッシュを切れず。あぁ今年はイマイチかなーなんて思ってましたら、いやいややっぱり良いですねぇ。点の取り方がNECなんかよりずっとカッコよろしいです。こりゃ高校では敵なしでしょうな。昨年と違ってセットを取るまでにいたらなかったのは残念でしたけど、充分に見せ場は作ってましたし、堂々としたバレーを展開していたのは明らかに東龍でした。秋山さんのトス回しはちょっとコずるいんだよなあ。プレミアはプレミアらしく戦わねば。

注目していた東龍#1サウスポー長岡選手、アタックはキレがいいんですが、レシーブがちょっと苦手なのか、はたまた足のテーピングぐるぐる状態からすると、あまり調子が良くないのか、こまめに交替されてましたね。アタッカーとしては#3芥川選手も高さがあってよかったですが、チームのキーパーソンは#2田村選手でしょうか。たしか貝塚出身の選手ですよね。この3人は今年の目玉なんだろうな。

と、東龍があがく間に今度は真打ちSprings登場・・・あれ、トムさんが居ない?
帰っちゃったのか居ないだけなのかは分かりませんが、ともかくもコートにも会場にもおられませんでした。ガイジンさん抜きの黒鷲ってそういえば初めてですが、それはそれでけっこうですよ。ムック選手も余計な神経を使わずにプレーできますね。そうか、眞鍋さんも居ないんだし、おぉやりたい放題ではないですか。黒鷲の楽しみが俄然増えました。

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「威・圧・感」

選手の見分けがつきにくくなりました。すっかりショートカットブームですね。さてムック選手はどこまで頑張るのでしょうか。

てなことはさておき、見てのとおりトムさんに替わってワンジョ選手in。ポジションはライトということで、マイコ選手がレフトポジションに入り、カズ選手そしてリョウ選手とともに三枚レセプション体制です。このメンバーなら多少の失敗も笑って見ていられますね。

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(Springs的)和気あいあい

本日の対戦相手は上尾メディックスさん。助っ人マンブル選手は予想どおりムラっ気のあるタイプ。打点があまり高くないせいか、攻撃力は見かけほどの迫力はないですし、攻撃がワンマンチームにならない時点で戦力としてもどうなのかなというところですね。全体的にとりたてて飛び抜けて目立った選手はいないチームでした。

第1・第2セットはつつがなく連取。ワンジョ選手がだんだんつかまり始めたのが気になるところですが、中盤からはルカ選手も出場。緩急使い分けやセンター線の使い方は今ひとつですが、サイド陣が打ちやすそうなルカ選手のトスもそれはそれで魅力ではありますよね。あとは気持ちを前に前に出してくれたらねえ。もう少しファンも気持ちよく応援できると思うんですけど・・・。

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「珍しいコンビ」
なんしか楽しそうでしたわ

第3セット、#4サキさん→#8カナコさんに交替。対角ユウ選手が非常に安定しているので(韓国に来てくれてたら優勝狙えたよなー)今大会はサキさんポジションをいかに持たせるかがポイントになりますよね。このセットはレセプションが少々安定しなかったこともあり、常に2~3点ビハインドが続きましたが、逆転そして点差を広げるきっかけになったのは、前衛では少々奮わなかったカナコさんのサーブでした。

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ピント合わずでスミマセン

カナコさんが打ってユウ選手が止める。バッチリですな。何連続打ってはりましたっけ?凄い威力やないですか。最後はこれまたご自身のあちゃちゃレシーブでリベロと交代となるあたりもまた「らしく」て、あははやっぱりカナコさんだー。

後半はコウキ選手、そして(榛澤)マイ選手も投入されました。マイ選手がポイントを決めた時は観客席・ベンチの両方から歓声が上がっていましたよ。気にかけている人たちはたくさん居るんですね。

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アタックシーンじゃなくてスミマセン

今日はブロックの低い相手だったこともあり、総じてSpringsのアタック数は少なく、点数のかなり高い割合をブロックで取っていたような気がしますが、好調ユウ選手を中心にチームがどれだけ調子を上げていくことができるのか。見応えのある大会となりますように。

コート向こうでは男子、堺ブレイザーズと中央大学がフルセット試合にもつれ込んでおりました。中央は確かに強いですけど、代表も抜けてないのになぁと不思議に思っていたら、ああそうか朝長さんが引退されたんでしたね。エンダギ選手の踏ん張りでなんとか勝利し、面目を保ちました。

*****

試合後は珍しくいつものトルコ料理屋さんが満席でしたので、焼き鳥屋へ。美味しいんやけど、少しずつ余計なものが多いんよなあ。食べ物屋さんも難しいっすね。アジアにスポーツ文化はあるのかないのかグダグダ熱くワメきながら、ビールを飲み直して帰宅。くはー。


 

2009年4月21日

夜明けず

海外旅行中の上司ケータイにpdfファイルを送るべく実験を重ねる最中、後輩が「これ、もらったんですよ」とケータイに入ったスヌーピーの絵文字デコを見せてくれました。あら可愛い...。

基本的に絵文字はおろか顔文字すら使わない人間なんですが、後輩にデータを送ってもらい、言われるがままに保存してみました。

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使わないんですけどね。つか、デコメールとか聞いただけで、前全日本監督を思い出して不愉快になるんですけどね。

読了本
・大原由軌子「大原さんちのダンナさん」(文春文庫)

少し前、電車で横に立っていた人が読んでいて、ちらっと見えた内容がちょっと気になってたんですが、新刊コーナーで発見購入。
内容は神経症を抱えたダンナさんとのナレソメ(@新宿二丁目のゲイバー!)から日々の生活に至るまでを、スッキリしたタッチのマンガで綴られたものなんですが、よく噛みこなしてあって読みやすく面白かったです。

なかでもパニック発作の描写は「あー、他の人もそーなんだー」と興味深かったです。私の場合はさすがに「ワルキューレ」が頭の中で流れたりはしませんが、これがコンサート本番に起こった日にゃ、それこそ音楽どころじゃなくなっちまいますからね。最近はだいぶやり過ごせるようになってきましたが。

*****

NEC男子バレー部の休部が発表された模様(→こちら)

本来はこれまで何十年も維持して下さったことに感謝すべきなのでしょうが、私はどうしてもこの会社のやり口に理解を示すことができません。調子良いときに利用するだけなんてことは文化のあり方ではないですし(ex:アテネ五輪前後女子バレーバブル時のレッドロケッツ)、不況なら不況でもっと早くから手を打てば、もう少しやりようがあったのではないかと思えてならないのです。

今にして堺ブレイザーズの英断がクローズアップされてきそうですね。Springsも好業績の間に頼みますよ・・・。

*****

Springs公式コートサイドレポート更新

ミナミ選手のレポが微笑ましいですね。マッチポイントはローガン選手だったような気がするんですが(カナコさんが得点したのはたぶん14点目)そんな些末なことはともかく、全体を通してチームへの愛情と先輩への尊敬の気持ちが伝わってくるとこがよいです。

チームのスカウト体制がととのってくるに従って、よく言えばマイペース、悪く言えば自己チューに見える選手が増えてきた中、ミナミ選手にはいろんな意味で期待しておるのですよ。黒鷲初戦あたりで出番があるといいですが、まあサマー待ちかな。いずれにせよ焦ることなくスケールのデカい選手になってほしいですね。

 

2009年4月18日

いやなかなか

もう少し遅く来てもよかったなぁというほど会場はガッラガラでしたが、テキトーに座って両チームのウォーミングアップを眺めておりました。試合前練習を見る限りでは、パスは日本(Springs)の方が上手いなーという印象でした。スパイクは韓国の方がパワフルかな。

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コートエンドの警察音楽隊?

セット間にかかる曲も含め、なんだか全体的にもの悲しげな短調の曲が多かったのは国民性なんでしょうか。

さて、ぼちぼちと観客が入り始めた頃、興国生命の兄ちゃんがロゴ入りタオルらしきものを配り始め(タオル争奪争いはなかなか壮観であった)そして応援練習が始まりました。あらココもですか。ま、何のかんの言って日本のマネしぃな国ですからなあ(バカにしてるわけではないです)

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熱血応援指導するピンクネクタイ

見ておりますと、どうやらこちらの応援では自チームの「レシーブ!トス!アタック!」っていう一連の動きに合わせて、観客は「フンッ(=興)!グオッ(=国)!バスター!」と叫ばなくちゃならないようです。これじゃあムック選手がバックアタックのトスを上げる時なんて、レシーブ!トsアタック!!みたくなっちゃいますね。サーブの「そ~れ」よりめんどくさいなー。

あ、だいぶ空席が埋まってきました。日韓戦よりははるかに多いですよ。そして私の周りはグルリと韓国の方ばかりであります。おーぉ異国で孤立してしまったよ。だいじょぶかしら。

コートの方では練習が終わり、そろそろ選手整列かなという頃になって、いきなりアナウンスが流れ始めました。「Presentation of the starting player・・・うんたらかんたら・・・No.1 ヒョウドウ シズカ~!」

慌てて#1カズ選手が飛び出していくと、今度は「No.2 ハンザワ マイコ~」とのコール。マ、マイ選手スタメン?こちらもビックリしておりますと、サキさんに続いては「N0.5 オヤマ シュウカ~」の声。あれっ全選手プロトコールってことですか。Springsサイドでは選手スタッフが入り乱れてボールを抱え、あたふたする騒ぎになってました。

ってな紛らわしい選手整列が終わると今度は国歌斉唱です。日韓戦では韓国国歌は省略バージョンでしたが、もちろんこちら韓日戦ではフルコーラス。会場で右手を胸に当てている人の割合は思ったほど高くはなかったですが、日本よりは意識の強さが伺えましたね。始球式はコートエンドラインに数名の来賓が並び、全員が一斉にボールを打つというものでした。これは初めて見る方式だなあ。

Springs vs PinkSpiders
(1-3)

出だしは明らかにボールの違いが影響しているようで、トス・スパイクはそれほどでもなかったんですが、とにかくレシーブが安定しませんでした。レセプションはもちろん、なにげないレシーブも「あれっ?」という表情が何度も見られましたね。まあしゃーないですわなあ。

相手の興国生命さんは今リーグのプレーオフを制しての一位だそうで、エースアタッカーにはオカシオさん。聞き覚えが・・・確かオカシオ姉妹で世界選手権に出てましたよね。プエルトリコでしたっけ?レシーブはさすがにアレでしたけど、パワーアタックにとどまらず、ブロード攻撃までやらかしておられました。彼女とキム・ヨンギョンの高さに任せた攻撃が次々に決まりまして、Springsは沈黙気味です。あーでも、あちらのセッターはサイド任せのバカ高いトスばかりで面白味はないですね。

しかし、そんな観戦に集中できないほど邪魔だったのは応援でした。アウェーならではといえばそれまでですけど、わりとプレー関係なしに、のべつまくなしだったのでイライラさせられましたわ。

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レッドウィングス方式?

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全員でコレをやられるとバルーンスティックより邪魔

「フーングォセイミャ!(興国生命)」(テーハミングス!と同じリズムで)
「チャチャチャッ興国!」

あとは例の「レシーブ!トス!アタック!」の掛け声ならびに個人コールの使いまわしでしたが、バレー見てるのやら応援(という名の企業宣伝)をしにきてるのやら、皆さん自覚しておられるんでしょうか。その熱血ぶりがいまいちよー分からん感じです。ノリやすいというか煽られやすい人たちなんであろうか。ま、韓日戦ですし、日本のVリーグも似たようなもんっちゃ似たようなもんではありますが、国際戦(争)を初めて肌で感じた気分でありました。

そんなこんなで第1セットはつつがなく落としましたが、良かったのはカズさんを前衛でワンジョ選手に替えた策。どちらかというとワンジョ選手は後衛の方が活きる選手ですけれども、ブロッカーとしての意味もこめて、これはいつものコウキ選手交代よりも積極的で面白いですよね。決勝でも見たかったな・・・。

お次、第2セットはより酷いことになりました。アン選手はともかくとして、マイコ選手がいまいちピリッとしないのが気になります。疲れが残ってるのかしら。

第3セット、さすがに決勝に続いてのスト負けはいろいろよろしくありません。
跳ばずのサキさんが決めまくり、途中交替のワンジョ選手もしっかり務めを果たし、マイコ選手の驚きサーブミス(ボールを上げた瞬間に汗かなにかで滑ったかボールが落ちた)なんかもありましたけど、ローガン選手筆頭にチームの雰囲気はにこやか上々。なんとか1セット奪取しました。やれやれ。

第4セットは大差をつけられる展開でしたが、ワンジョ選手が決めまくったり、ルカ選手の出場があったり、そしてシュリ選手の8連続でしたっけか?サーブがあったりとで見せ場は多く、セットを取れなかったのはちょっと残念でしたけど、それでも充分に見応えのある試合ではありました。心なしか選手の表情もあまり暗くなかったような。

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「偵察中(シュリ選手大人気)」

第二試合は東レさんも苦戦の末、元チームメイト・デラクルージュ選手相手になんとなんとのスト負けを喫してしまいました。張選手の不調もありましたし、こちらもボールに慣れない様子ですね。セット率<得点率の大会ですが、今のところSpringsは3位なのかな?ユウ選手が居たら・・・というのは黒鷲までお預けですが、明日はなんとか一矢報いたいところです。

会場の外に出ると、キム・ヨンギョン選手とハン・ソンイ選手がふつーに歩いてました。かわいいね。

 

2009年4月14日

Big name?

仕事中、とある分担表を作りながら、そういえば今季のSpringsはなぜ最後まで役割分担が出来なかったのだろうかとぼんやり。何だかんだで決勝戦を引きずってます。

他チームメンバーと比べて能力が著しく落ちるというわけでもないのになあと(むしろ逆だと言われそう)つらつら考えるに、役割分担って言うほど簡単なことではないのかもという結論に達しました。お互いの信頼に基づいた意思疎通がないと成り立たないわけですから、常に二枚ブロックに付くことが難しいように、これまた意外と大変なことなのでしょう。

今さらですが、シーズンを通してローガン選手の「私が!私が!」という背負いっぷりが引っかかってならなかったのです。よく言えば責任感が強いということなのですが、裏返せばチームメイトに任せることができないということでもあり、最終的にあの決勝戦が起きたのはやはり必然だったのではないかと思わざるを得ないのですよね。

ローガン選手自身も五輪から休む間もなくコンディションを保つのは難しかったでしょうし、彼女の責任だけを問うつもりなんぞは全くありませんが、たとえそれがベストな選択ではないときでも彼女に任せざるを得ないというチーム状況がこうした結果を導いたともいえるわけで、高い能力の選手が加わることはチーム(ひいてはリーグ)のレベルを高めることにも繋がりますが、やはりできることなら助っ人さんに依存し過ぎないチームを作ってほしいと願う次第です。

てなところで、意外と早く全日本メンバーが発表されたようで(→こちら)

Springsからはワンジョ選手、舞子選手、リョウ選手そして新人岩坂選手がリストアップされています。スターシステム云々ということに目をつぶるとすれば、わりと配慮を感じる選出ですね。ムック選手が選ばれていないことについては、残念に思うよりも正直なところホッとする気持ちの方が強いです。チームの監督が変わるという一大事にセッターが居ないのは困りますし、現実問題としてムック選手の満身創痍っぷりは見た目以上に酷そうですから...。

この中からどれだけの選手が召集に応じ、そして残るのかは分かりませんけど、今年だけは勝負のない年ですからね。長期的な見通しをもってすれば、なかなか良い線行ってるのではないでしょうか。個人的にはテレビ観戦で満足できそうなので、これまた安堵です。夏はサマーリーグついでに湯治にでも行こうかなー。

 

2009年4月13日

週末、ネズミランドに遊びに行っていた後輩ちゃんが帰りの羽田でSpringsと一緒になったのだそうで、「なんか皆落ち込んでましたよ」とのこと。
そりゃそうでしょうねえ。

後輩的には、一緒に居たもう一人の後輩(※ミユキ主将ファン)のキョドりっぷりを見ている方が面白かったとか。
あはは、私だったら逃げるなー。

伊丹では韓流スターさんが居られたそうで、おばちゃん達が大騒ぎだったそうですよ。

*****

午後、書類を取りに来られた銀行さんと雑談を交わしていますと、あろうことか決勝戦(夜中の再放送)を偶然テレビでご覧になり、そして最後まで見届けられたのだそうで...。

「可愛い子が居るんですねえ。何やらマイコちゃん」
「未来のスターですからねぇ」

ってな話に始まって、ベスト6や助っ人さん等へのごもっともな疑問にお答えしてますと

「正セッターでしたっけ。いい眼してましたね!」
「(俄然身を乗り出しながら)でしょ!分かりますか!」
「根性すわった目つきしてましたねぇ。やっぱりセッターはあれぐらいじゃないと」

いいこと言わはりますやん。負けの中での小さな幸せ。

******

真鍋監督、久光離れ女子代表監督へ(サンスポ)

リーグ決勝にて契約期間満了とのこと。
真鍋さんがSpringsに来られて4年。変革したもの、変えずにいてくれたもの...さまざまですが、スカウト体制と組織ブロックの確立、そしてなんと言ってもムック選手の抜擢育成。トータルとしてはやはり感謝の一言に尽きます。本当にありがとうございました。「おつかれ」になるのはこれからでしょうから、お疲れ様はしばし封印ですね。

選手の育成・起用に関しては正直なところ疑問や不満もありましたけど、基本的にその時々ベストな布陣を組むことに腐心しつづけた監督さんではありましたから、決勝戦での采配を思い返すに、あれは真鍋さんなりに責任を取ろうとしたのではないかという気がしてなりません。憶測というより希望に近いのかもしれませんけど、私の中ではそういうことなんだということにしておきますね。

危機感と刺激の中で成長した新生・東レ(スポーツナビ)

新旧交替の失敗ときましたか。うーむ。
サキさんを始めとしてケガ人の続出については、Springsならびに全日本のトレーナーさんの責任を問わずにはいられない気持ちでいっぱいなのですが、真鍋さんが全日本絡みでチームに注力できなかったシーズンでもありましたからね。よくぞここまで来てくれたというのが正直なところです。

最終戦があれだったのでいろんなことが埋もれてしまっているようですが、山本選手と舞子選手、そしてワンジョ選手の復活は特筆すべきものであり、大きな収穫でした。特に山本選手はブランクを経ての復帰というだけでも大変だったでしょうに、クイックその他で進化の跡も見せてくれましたものね。後継MBが一向に育たないチーム状況では、実際のところ彼女が居なければ今季のSpringsがこの順位に居たかどうかすら怪しかったことでしょう。ファイナルで力を発揮できなかったのは残念ですけど、今後が楽しみになる活躍でした。ぜったいに続けてね。

選手についてのいろんな気持ちは今ここでは書ききれないので、また改めてということになりますが、リーグが終わっても日韓戦、黒鷲までは休む間もありません。くれぐれもケガに気をつけて乗り切っていただきたいものです。

新監督は近々発表されるとのことですが、いやあ誰になるんでしょうねえ。ドキドキです。

 

2009年4月11日

お疲れさまでした

凶暴モルモットに襲われそうになる夢で目が覚め、駅に向かう途中、車に接触しそうになり、さらにはイタチ?の轢死体に遭遇。果ては飛行機が整備不良で遅れるなど、とにかくツイていない一日でした。

決勝戦だけ急に全てがうまく行くなんてことはなく、采配を含めてむしろ悪い所が全部出てしまった印象です。こんなこともあるんだなあ。日々勉強です。

言いたいことも書きたいこともたくさんありますが、ひとまずこれだけ

当ブログは闘うセッター・ムック選手を断固応援いたします。

そして...サキさん、辞めないで下さいね。


 

2009年4月10日

強気

変な緊張感の漂った1日でしたが、ひとまず終了。

さて、明日はとうとう決勝戦です。
まさかまさかの怪我人続出シーズン、心配し通しなのはいつものことだとはいえ、チーム総力でここまで辿りついてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。東レ相手ということで分は良くないかもしれませんが、勝機はあります。数々の苦難すべてはこの日のためにあったのだといえる試合にしましょう。

 

2009年4月 5日

よじ登り

会場に着いてみますと、あらまSpringsは二試合目でしたか。ちゃんと確認しておけば入替戦とハシゴできたのになあ。ライブスコアを追いつつ東レ×NECの試合をゆるりと観戦・・・と行きたい所でしたが、頭の中ではセット率と勝率とがグルグルと駆け巡っておりました。最終的には「ま、勝つしかない」ってことね、と。

んーなんだよ東レ。リベロ筆頭に疲労でぼろぼろではないですか。昨日の試合がウソのようなパフォーマンスです。かたやNECは松崎選手が大活躍。なにかと気の毒なイメージが付きまとう彼女ですが、改めてよく見るとおもしろいスイングですねえ。ゆっくりなのに相手ブロックはつきにくいのか、よく決まってます。逆にスイングはシャープに見えるのに、やたらブロックにかかりやすいのが有田選手。サウスポーですし、何かと面白要素が揃っているので期待してるんですが、なかなか上がってきてくれなくて残念です。要所要所では省エネ高橋選手も確実得点し、試合序盤はNEC優勢モードでしたが、これが持たないのもまたNEC。途中からはセミファイナル不振続きの杉山キャプを降ろして臨みますが、流れは徐々に徐々に東レへ。そしてフルセット勝利。
リーグ順位通りの順当な結果ですが、この負け方は尾を引きそうですね...。

そして第二試合。
試合前のベンチはいたって和やかでした。ローガン選手も昨日とは打って変わって良い子モード。ムック選手とニッコリ目線を合わせたりなんかして、ははは、試合中には絶対ない光景ですよなー。
スタメンはサキさんを外してアン選手in。デンソーさんはトス回しが分かりやすいチームですから(東レ戦の結果如何を問わず)この三連戦でアン選手を有効に使うならここだろうなと思っていたのですが、はたしてその通りとなりました。

肝心の試合内容はといいますと、特に第1、第2セットはバレーボールを見ている気がしなかったですね。オカトモ主将抜きのデンソー相手にプレッシャーと疲労とで動きはガチガチ。ブロックを警戒してかフェイントもやたらと多く、なんとも無茶苦茶な、ちょいと異種格闘技的な様相さえ呈しておりました。ムック選手への二段トスなんてのもありましたっけか。ま、それならそれでそういう闘い向きな人も多いチームではありますし、内容よりも結果が大事な試合でしたから、ともかくも勝ってよかったですよ。第二セット最終盤などは応援席も大興奮でしたし、生観戦の方々が不満を抱くような試合にはならずにすんでよかったですね。

Springs vs Airybees
(3-0)

デンソーはお祓いに行った方がいいかもというシーズンになってしまいましたが、二年連続同じ外国人さんだったことを含めて、昨年準優勝からの上積みなく守りに入ってしまったことが最後に次々と最悪な形で出てきてしまったのではないかなと邪推してしまいます。選手に責任はないのですが、監督責任は...これで全日本の監督騒動も一区切りでしょうか。


さあ、なんとかこのステージに辿り着きました。条件状況が良いとはとても言えないシーズンでしたが、ここまで来ることが出来たのはチームの頑張りに対する天からのご褒美のように感じます。
あとは少しでも良いコンディションで闘い抜くことが出来ることを心から祈っております。

...韓国どうしましょう。

 

2009年4月 4日

無我

デジャブかいなと思うほどに、4回目の対戦内容はどこかで見たような光景が繰り返された試合となりました。なんであないに中道選手と宮田選手(のサーブ)にやられますか…。そしていつの間にやら東レは勝つために手段を選ばないチームになりましたね。これもまた近年の春高トレンドというべきなのでしょうか。

試合のターニングポイントは木村選手がユウ選手のブロードを止めたブロックだったように思いましたが、はてさて。

全体としてはトムさん悪い子の日だったかなあ。
調子が悪いのは仕方ない。でもチームスポーツにおいてあの態度はやっぱり「なし」ですよ。今日の調子であればシュリ選手あるいはワンジョ選手と交替させてほしかったです。
ちょっと前言撤回っぽくなってしまうんですが、トム選手がハマるのはもっと瑕疵の多いチームなのかもしれないですねえ…。

しかし今更そんなことを言っても仕方ありません。実は前回の東レ戦後は負けなし八連勝中だったSprings。連敗が許されない状況に追い込まれてしまった今となってはなんとしても超短期間修正を図らねばならなくなりました。
こんな大事なときにキャプテン不在など不安要素いっぱいですが、それでもここ一番で出せる底力をこのチームは持っているはず。

信じて行きましょう。

**

NEC-DENSO戦は途中で抜けるつもりでしたが、意外やNECがストレート勝ちしてしまいましたので最後まで観戦。どうにもこうにも岡野主将負傷が痛かったですね。第3セットも強硬出場されていましたが、ベンチに下がるたびに手当をされていたところを見ると厳しそう。大きな怪我でないといいのですが…。

試合後は某御仁を強引にお誘いして築地でゴハン。
たいへん美味しかったんですが、あまり味わう余裕はなかったような。

自分のアサハカさをさらけだしたことについてはともかく、もっといろいろ伺いたいことがあったのになあと反省しきりです。その反省をちっとも活かさないから進歩しないんですが…ひさびさ(?)自己嫌悪の嵐。

 

2009年4月 3日

五分咲き

秋田あたりからグッとチーム力が上がってきているのを感じていましたが、照準をしっかりここに持ってきていたことが如実に伝わる試合でした。

少々のお見合いは見慣れましたしなあ。カズさんの調子が序盤上がらないのも、まあそのうち上がってきはるやろしねえ。ファンにとってもレギュラーシーズンの我慢はムダではなかったのかなーとか思いながら観戦してました。

でまあ強かったですわ。
第1セットはサイドで様子見、第2セットあたりからマイコ選手の奮闘にセンターが絡んでカズさんも目立ち始めました。
ムック選手のツースパイクが久々に飛び出したのもこのセットだったでしょうか。個人的にはツーが決まったことよりも、ツーを打てる状態になったことが嬉しかったです。今日はトスも伸びが出て良かったですし、渾身のレシーブでも貢献しまくり。とにかくムック選手が絡むとガッツポーズ込みで一点の重みが増しますわ。何度となく見てきた光景ですが、やはり危機時における心の強さがハンパないですね。

第3セットではサキさんの攻撃がスバーンと。ああ爽快。タイムアウトで引き揚げるサキさんの顔も心なしか嬉しそうでした。試合後インタビューでは「みんなしっかりしてるんで、何も言ってないですよ」なんて仰ってましたが、まあ試合中どれだけ皆に声をかけておられたことか(特にムック選手)。どこからどこまでもやっぱり凄い人です。心酔。

中盤は大きく逆転を許しましたが、これもローガン選手のサーブが火を吹き再逆転。強ぇなあ。2セット連取。

第4セットはもう余裕でしたね。真鍋さんの表情も柔らかかったですし。

NECはやはりセンター線と有田選手を完封されたのが痛かったか。今日のSpringsはブロックレシーブの関係はシーズン最高だったんじゃないかという出来でしたからねえ。高橋選手のスパイクについては半分放っていた印象でしたよ。
監督と秋山選手がテンパっていたのは予想通りでしたかね。だって口でプレーする人たちが軸なんだもん、このチーム。


というわけでまずは一勝、大きな一勝です。この勢いで大舞台に上がりましょう。

Springs vs Red rockets
(3-1)

殴り書き御免
近いうち修正します

 

2009年3月31日

守ってはくれない

昨日のトラブルが活きた格好となり、つつがなく一日終了。去年の今日はおぞましかったなあ。

読了本
・関川夏央「豪雨の前兆」文春文庫

関川さんの文章は知識とユーモアそして現実のバランスが凄く好きなんですが、この本も外れなく良かったです。飾らない筆致がまたいいんですよねぇ。ところどころに散りばめられた鉄道オタク要素、吉行(淳之介)さんとのすれ違いエピソード、伊丹十三さんのエッセイに抱いた複雑な感情など読みどころ満載でした。

*****
V4度のNEC男子、廃部を検討/バレー(SANSPO)

理由(言い訳)は腐るほどあるでしょうが、実質、便乗廃部表明第一号ですか。
有望新人を揃えて「これからが魅力」といってもねぇ、チームの柱となる中堅ベテランをみすみす放出しておいて世代交代を成功させるのは難しいでしょう。スタッフ陣は基本的にOBの使いまわしですし、やり口がなにかと典型的大企業なのが引っかかるんですよ、この会社いやチームは。アスリートにとって終身雇用とははたして盾なのか壁なのか…。

 

2009年3月26日

からから

帰りがけ、本屋にて柳原和子さんの「百万回の永訣」を立ち読み。
内容からして立ち読みで済ませる類の本ではないのですが、今これを本棚に置く心の余裕はないので申し訳ない。ただ、流し読みした印象だと前作「がん患者学」の方が興味深かったなぁ。

読了本
・井上ひさし「わが蒸発始末記」(中公文庫)

買うほどのものではないですが、損というほどでもない、より抜きエッセイ集。
井上さんはその作品によって全てが赦されてしまう(と思う)数少ない作家さんですが、それにしたってこんな人と一緒に生活するのは大変でしょうねえ。
宮沢賢治への愛があふれる文章には毎度のことながらジンとしてしまいました。

*****

夕飯を食べながら、テレビで流れていた「渡る世間は鬼ばかり(最終回)」をちらりと鑑賞。
ありえねーありえねーのオンパレード。これを確信犯的にOKする時点で脚本家も局(TBS)も終わってると思うんですが、まだ続くんでしょうねえ。

*****

みんな大好き春高バレー!は東九州龍谷の2連覇で幕を閉じたようで、まぁ普通に強いですもんね。準優勝が古川ってのもこれまた2年連続だったようで、えー、お疲れ様でした。

しかし、この高校バレー上位チームの選手がそのまま順調にすくすくと思惑通り育つのかというと、これが一概にそうとは言えないのは面白いというべきなのか、あるいは残念というべきなのか。その意味では東九州龍谷と古川って似てますよね。いずれも名物監督から引き継いだ二代目監督が結果を残しているという点では「これから」の学校なのでしょうが、卒業後今ひとつ伸び悩む選手が多いことや、五輪にもあまり縁がないことだとか、実はマイナスイメージも意外と共通している気がするんですよね。

その意味では、菊間さん(嫌いだけど)の八王子実践はやっぱ凄いのかなーとか、高校での結果は今ひとつかもしれないけど、何年かおきに味のある選手を輩出してるよなー就実、とか、方向性がズレてるんじゃないか須磨女・・・名門もいろいろですなあ。

有望選手の進学先もですが、指導者さんの適材適所についてももう少し考えられて然るべきなのではないかと素人は思います。現実問題として現場にそんな余裕はないのでしょうけどね。

 

2009年3月25日

生観戦ありき

中西美雁さんが復活されつつある模様ですね。
バレーボールワールドには、密かに愛読させていただいているブログのAutherさんも加わっておられるようで、この人たちのバレーボール観が好きな私としては、やはり期待してしまいます。ただ、この雑誌は男子バレーメインなんですよね。女子バレーもすこし扱ってもらえると嬉しいんだけどなあ。

てなタイミングをもって来週末は男女ともプレミアリーグのセミファイナル(上位4チーム総当たり戦)ならびにチャレンジマッチ(入替戦)開催。えーと、連続ドラマは最終回の1回前が面白いように、リーグでもっとも面白いのはセミファイナルなのですよ。2日目と3日目だけは録画放映がありますが、可能な方は是非とも生で観ていただきたい。

私は机上の100空論よりも、画面の10中継よりも、だんぜん1生観戦派です(好きな音楽や舞台へのスタンスもそういえば似たところがあるかなあ)。選手や出演者と同じ空間の下で、他人のモノサシに振り回されることなく、ただひたすら自分の気持ちだけを頼りに観戦し、そしてそのちっぽけな主観が大きく覆される瞬間の楽しさといったらありませんもの。

応援者としてあるべき姿ではないかもしれませんが、まあ応援もいろんな形があっていいと思いますんでね、私はいつものようにひっそりと念を送りますよ。

 

2009年3月21日

根くらべ

コートに有田選手が居ませんね。あっビデオ席・・・ってまさかケガ?しかしよく見れば、RedRocketsニヤニヤスタメンは全員アップゾーン。なるほど。かたやSpringsはといいますと・・・あら、サキさんに替わってアン選手スタメンですか。しかし、あとはいつものメンバーです。昨年の轍は踏まないといったところでしょうか。いいと思います。

試合開始

予想以上にSpringsが押されています。センター'sが攻守に渡って奮いません。ブロックつけずアタック決まらずではレシーブ陣も大変ですね。サイド頼みで何とか第1セット奪取。

第2セット、だんだんとコート内のイライラ(言うまでもなくムック選手とローガン選手)は収まり始めましたが、終盤になって昨日から今一つ調子の上がらないユウ選手に替わってカナコさんが入りました。ま、人間ですから調子の上がらないこともありますし、カナコさんのプレーを見られるのなら、それはそれで大歓迎です。しかし、ミクちゃんを試合前にベンチに入れるのは(公式練習前だったとはいえ)無しでお願いしますよベビーシッターさん。てなことはひとまずさておき、やっぱ安心して見てられますねえカナコさん。準備はいつでも万全、本当に頼りになります頼りにしてます。25点目はしっかりとカナコさんのクイックで締めたムック選手も流石です。

第3セットに入る前、不調を訴えたローガン選手に若宮トレーナーがマッサージを施し始めました。あらま、ワンジョ選手が入りますかな?

ベンチに座ったのはシュリ選手でした。うむむ、そうなりますか、そういう意味ですか。てなわけで久しぶりにシュリ選手のアタック並びにブロックを拝見しましたが、改めて魅力的なプレースタイルっすね。とにかく逃げない強心臓が良いです。空中フォームも綺麗だし、サーブは言うまでもなく即戦力。やっぱ期待大ですなあ。

ちなみにローガン選手の具合は急を要するものではないようで、上だけジャージを羽織ってアップゾーンでチャチャチャッとやってましたよ。タイムアウト時は必ずアドバイスをしに出かけてましたし、面白いシーンがあればサキさんと打ち興じていました。

点差がついたところで、ようやく二枚替え。

(#6マイコ、#17ムック)→(#5ワンジョ、#13ルカ)

うーーーん。
相変わらず優雅さを絶やさないルカ選手。絵にはなるかもしれませんけど、試合には・・・。ワンジョ選手はしばらくぶりの前衛にテンパったかボール取り落としまくりです。現チーム構成の必然性が証明された形ですね。とうとうアップゾーンに行った#6#17がベンチに戻ってきてしまいました。

しかしなんとかかんとかローテを回し、ようやくワンジョ選手が後衛に。こうなりゃこちらのものです。ジャンサからしっかりバックアタックを決めたワンジョ選手。んー、これまた魅力的なスケールのデカさ。ベンチも大喜びです。サービスエースも決めてマッチポイントはライトからのバックアタックでしたかね。ふうー。

結果的に良い感じでチームはまとまってきました。
来月はいよいよセミファイナルです。

頂点目指しましょう。

Springs vs RedRockets
(3-0)

   20090321.JPG

久光製薬が19勝目 バレープレミアリーグ秋田大会(秋田新聞)
本紙にはリョウ選手や眞鍋さんのコメントもあったんですが、webにはないですね。しかし、本紙を買うのを忘れました・・・痛恨。

 

2009年3月20日

がっちり

さまざまな思惑が交錯した試合でしたが、案に相違して今日のSpringsは鬼でした。

WSが皆それぞれに持ち味を発揮してましたね。滞空力あるカズ選手の攻撃で序盤の流れを作り、要所で舞子選手がラリーを一発で切り、そしてローガン選手はギアが一つ上に入っていた印象です。やっぱすげーなー。彼女たちを操るムック選手のアクティブなトス回しもカッコ良かったです。鬼の中にムの字あり、なんちて。ひさびさにネット越しの師匠直伝?真横トスも出ました。ちなみにこれを打ったのはローガン選手。今日はこのようにムック選手が息を吸えばローガン選手が息を吐くってなコンビが何度か見られ、そのたびにエキサイティングな気持ちになりました。

試合全体を通してブロックが効いてましたね。ボールの先には常に当然ってな顔でリョウ選手が待ち構えてるんですから相手アタッカーはホントにイヤだったことでしょう。先週の勢いからして、バンブーにはもう少し苦戦すると思ったのですが、予想以上にサーブ&ブロックの罠にハメてしまいました。

Springsが初めてタイムアウトを取ったのは第3セット中盤。なにやら実験的な攻撃がいくつかあったような!?
終盤では攻撃がどうも決まらないサキさんに替わってアン選手がコートinしたんですが、うーん、サキさんの役割が精神的支柱というだけではないことを如実に感じさせられてしまいました。ブロックに二枚つくのがこれほど困難な作業だとは...。サーブに下がるまでの時間が長かったことといったらもう。頼みますよホントに。

Springs vs Bamboo
(3-0)

バンブーはとにかく明日仕切り直して勝利し、そして出来うる限り入替戦を回避していただきたい。この状況下で全力を尽くしきることがどれほど大変なことか、私には想像もつかないことですけれども、運は自らの手で掴み取ってほしいと祈っています。

 

2009年3月15日

美学

一日中とても晴れ。
といっても布団を干した他は出かけるでもなくネット三昧。PCでやらなあかんことが溜まってたので片付けながらライブスコア観戦してました。

バンブー勝っちゃいましたね。嬉しいんですが、よく考えると(考えずとも)週末はSpringsとの対戦です。Springsはなにがなんでもレギュラーリーグ1位を狙わなきゃといった状況ではないですし、満身創痍メンバーには少しでも休んでもらいたいですし、セミファイナルに向けてあまり手の内明かすのもなんですし、とはいえ去年のことを考えますと、んーむむむ、どないなりますことやら。

その他デンソーさんは東レに敗北。セミファイナル用(だったにちがいない)櫻井リベロが実らなかったのはちょっと誤算だったんじゃないのかな。あと1勝で四強入りは堅いでしょうが、トータルコンディションからすると、やはり東レの勢いが怖いですね(大山選手コート復帰おめでとう)。はたして最後に笑うのは誰なのか。

笑いたいなぁ。

*****

調べ物をしていたら、アマチュアからプロ棋士になった瀬川晶司さんのインタビューが目にとまりました。よく知らない世界ですが、将棋も勝ちさえすればいいってもんじゃないんですねえ。(→こちら)

バックナンバーも面白そうですが、今日はひとまず就寝と。

 

2009年3月14日

vj待ち?

予報どおり雨。夕方までは寝たり起きたりお風呂に入ったり。
そうそう、ずーっと不調を繰り返していた居間のプラズマテレビWoooをようやく直しにきてもらい、そしてパネルも交換してもらったためドット落ちともサヨナラです。どうもこのWoooはリコール対象商品だったような気がしてならないんですが、ひとまず直ったのでしばらくまたお付き合いです。んー、ブルーレイどうしようかなあ。

てな合間にちょこちょこライブスコア観戦もしてました。パイオニア×トヨタ車体が第5セット17-17になったところで切ったんですが、最終的には23-21で車体が勝利をおさめたようで、おめでとうございます。デンソーがロンドン選手を戻してNECに勝利したようですから、順当に四つ目はデンソーとなる可能性大ですが、明日の試合はどれも注目ですね。あぁ、こういう試合こそ放映がほしいのに、今年の放映センスは本当に酷い・・・。

ちなみに今日の結果によってJTの入替戦が事実上決定したようで残り1枠、武富士はなんとか這い上がってほしいと願っております。しかしまあプロ化もしていないこの状況下で2チーム降格削減てのはやっぱり胸痛みますね。どうにもこうにも納得いかんですよ。

そんなリーグ真っ盛りの時期に発売中の月刊バレーボール4月号は予定通り春高特集。つか全面春高カラー。プレミア記事なんて申し訳程度すらもありませんでした。毎年毎年思いますけど、別冊にできませんかね?編集部も自覚ないはずはないでしょうが、フジ資本に全面敗北てなとこですか。だらしないなあ。プレミアはセミもファイナルもCX放映はないというのにね、ナメられまくりですやん。

数日前はバレーのことすらとても考えられない状況でしたが、こんな調子で勘違いもだいぶ復活してきましたよ。徐々に徐々にいきます。

 

2009年3月 8日

ファイナルきっぷ

ちょっと身辺がゴタゴタしていたところにもって、朝、地震があったりなんかして、やだねぇってな気分を引きずりながら岡山へ。

体育館への道すがらライブスコアを見てみると、あらー、クインシーズがえらい勢いで得点してますやん。こりゃストレートか!?急ぎ会場に入ってみると、ホームゲームにしてはかなり微妙な客の入りです。お隣のスタジアムではファジアーノのJ2開幕戦ですもんねえ。なにも同日同時刻同場所にぶつけんでも、せめてこちらを第2試合にするとかできなかったんでしょうか。

試合は明らかにクインシーズのストレートゲームでしたが、シーガルズさんが微妙審判を巻き込んで第3セットデュースから何とか第4セットへと持ち込みました。互いに大きな欠陥を抱えるチーム同士ですが、今日はシーガルズがクインシーズの破壊的な勢いに呑まれるままにゲームセット。こんなに森選手が精彩を欠く試合も珍しいですし、実際それでは勝てませんよなあ。

******

さあさあ第2試合です。
今日はゲストのスーパーバンドさんの生演奏に合わせてキッズエスコート入場。
企画としては悪くなかったと思うんですが、段取りがサイアクを通り越して失礼極まりなく、格別スーパーバンドファンというわけでもない私ですら申し訳ない気持ちになってしまいました。

だってね、歌が始まってから終わるまでに整列、入場、写真撮影、ハイタッチ、そして就実高校の後輩さんからムック選手への花束贈呈までをこなしちゃったんですよ。当然のことながら歌の途中でもお構いなしにアナウンス入れまくり、あろうことかそのたびに(生)歌のボリュームを下げるという暴挙に出てました。どういう神経してるんでしょう。スーパーバンドはプロの歌い手さんですよ。CDでもなければシーガルズでもないっての。

そんな不快な気分のなかでも気になった就実高校の後輩さんは、予想通り石井優希選手でした。

2009030801.jpg
ひさびさ就実出身のプレミア選手となりますか

Springs vs Airybees
(3-0)

前日の試合内容からするとSpringsが勝たなきゃヤバいよなぁ。でもファイナルを見据えると、どっちの方が・・・?なんて計算してる場合ではやはりなく、コートを見れば、あれれロンドンさん欠場っすか。てなわけで、ライトはお久しぶりな福田選手スタメンです。けっこう好きな選手さんなのですが、この状況でロンドンポジションにとって替わることが出来るようなチーム作りは全くしてこなかったエアリービーズ。どうにも元気がありません。や、福田選手は元気でしたけどね。他の選手が皆さん揃いも揃って影が薄く、いつもなら第1セットから決めまくりのブロックもまるで音沙汰無し。

かたやSprings、こちらは珍しく試合前から皆さんちょいと気合の入ったご様子でした。ま、相変わらずなお見合いミスもあったんですが、コート内の気持ちが切れなかったですね。相手ミスにも助けられつつ最終盤、ムック選手に替わって入ったカナコさんがサキさんとともに見事ブロック。最高ですな!!ベンチのムック選手も札を持って大喜びですよ。最後は相手サーブミスにて第1セット奪取。

つづく第2セット。中盤で舞子選手のサーブが面白いように決まりました。このローテ(前衛が#17-#3-#1)で連続得点できりゃ強いですわなー。終始リードを保ちつつ、またもワンポイントで入ったカナコさんが入り、3枚ブロック24点目。いやあ来ましたねカナコさん!

第3セット、序盤でSpringsがあちゃー!なミス連発。そしてその点差がそのまま続いた格好となりました。さすがにこのセットはダメかいなーと思ったところでカズ選手サーブ到来。ここで連続が出なきゃ第4セット行き、でもなんか意地を見せてくれるんじゃないかと内心期待してたんですが、いやー、この辺のど根性といいますか、集中力はやっぱ凄いもんがありますね。何連続だったのかしら、5点差をひっくり返してマッチポイント王手にまで持っていってしまいました。サーブ+ブロック+レシーブの連携がカンペキでしたね。実はアン選手が#4の札を手にベンチに入ってたんですが、ユウ選手がブロックとアタックそしてダイレクトと決めまくるもんですから、そのまま試合が終了してしまいました。ほーっ。

ヒロインインタビューは舞子選手。相変わらずクールな受け答えをしている間、
ムック選手はといいますと

2009030802.jpg

ひとしきりローガン選手にお説教されてました。試合全体についてのことなのか第3セットのことなのかは分かりませんが、まあそれぞれにいろいろな考えがあるでしょうしね。怒られポジションは大変ですね。

実は久しぶりに生観戦したお連れさんにも「橋本さんはどっか(体の)調子悪いんですか?」と聞かれまして、そらまー、あちこち壊しておられそうなのは確かですが、何か気になります?

・・・なにやらバレーがもさっとして見えるのだそうで、特にオープンのトスが気になるご様子。うーん、ずっと見続けていると違いが分からなくなってきてるのでしょうか、私。そこまで盲目的なファンではないと想いますが、そうはいっても基本はムック選手のプレー=Springsのバレーであり、そしてそれを肯定的に受け止めるというスタンスですからねえ。ま、何を思ったところでどうすることもできやしないのですが、なにやら気になってしょうがなくなってまいりました。あいやーちょっと混乱。

このスタメンになってようやく1ヶ月。ワンジョ選手と舞子選手とではプレースタイルも役割も大きく違いますし、頼りのサキさんは相変わらず跳ばずの戦いを続けておられる状態。そんな中で試合を構築していくことは予想以上に大変だろうと思いますが、やはり改善の鍵はローガン選手とのコンビ如何ということになるのでしょうか。とか何とか書いてみつつも、我ながらトンチンカンなことを書いているとしか思えず・・・正直よく分かりません。

ま、私にできるのは選手の皆さんがとにかく少しでも良いコンディションでファイナルを迎えられるよう祈ることだけですね。

ひとまず今日もお疲れ様でした。

 

2009年3月 1日

なんでんねん

ともすれば位田、位田・・・
彼女に着目せざるを得ない意図は理解できなくもないですが、交替になってもおかしくない出来の選手を取り上げ続ける刈屋アナ(とカメラ)はいかにも不自然でした。先入観から抜けきれない人なのでしょうか。なんたって「栄光の架け橋」ですもんね・・・。予習は結構なことですが、基本的には目の前の事実をありのまま伝えることに専念していただきたいです。

Springs vs Marverous
(3-0)

図々しくも試合前からストレート勝ちを期待しておりました。おそらくチームもそのつもりだったことでしょう。競れば競るほど大事な所で決めきれないのは隊長クオリティなのか、はたまたJTクオリティなのか分かりませんが、今日のSpringsからはデュースのときも負けない雰囲気が画面越しに伝わってきましたよ。反省点も数ある試合でしたけど、昨日の今日としては悪くないストレート勝ちだったと思います。第1セット、第2セットともどもセットポイントにはちょっとしびれましたね。ここまで来たらもう常に本気(と書いてマジとは読まない)ローガン選手のレベルにガンガン追っ付けていくしかないのかな。

JTさんは何をどうしたいのか、どうするつもりなのか、迷走甚だしいですね。竹下選手ありきのプランにしがみつくよりも、彼女抜きの組織ブロックを確立する方が賢明だと思うんですけど、今となってはどうしようもないんでしょうね。しかし、その竹下選手はやはり顔に生気がなく、そして皆さんお気に入りのリベロ井上選手は小賢しさ際立つトス回し。なんだか見ていて疲れました。主役は誰だ。

さてと、これにてSpringsの残り試合はあと3つ。四強入りにはあと1勝というところでしょうか。うまく空き週を活かしてほしいですね。

 

2009年2月28日

とにかく勝つということで

苦戦は予想してましたけど、まさかフルセットになろうとは。いや、フルセットに持ち込めて良かったというのが正直なところですか。

Springs vs Rivale
(3-2)

どうもワタクシ、ライブスコアとは相性が悪いのですよ。気のせいかもしれませんが、これを見てると必ずといっていいほど相手に点が入るんです。なので今日も試合の経過は気になりつつも、部屋の掃除に精を出しておりました。特に第4セット中盤を見たときなんざ、青くなって浴室の掃除に励みましたね。そろそろいいかしらと見てみると第5セット13-8、タイムアウトを取った時だったでしょうか。心の底から安堵しました。そして家もきれいになりました。

というわけでホントに時々しか見てないんですが、えーと、城選手のアタックと藤崎選手のサーブにずいぶんとやられてた印象ですねえ。あとは板橋選手ですか?まあ今季はこのパターンの試合をたくさん見てきましたので、相手云々ということじゃない気がしますね。

それにしても選手交代は取り返しがつかなくなる前に、もう少し早めに出来ないもんですかねぇ、眞鍋さん。生で見てないからなんとも書きようがないですけども、見ていないとやっぱり言いたくなりますわ。

ま、とにもかくにも昨年のパイオニアさんの二の舞にならずに済んで良かったです。とおもえば明日の日立佐和の相手はそのパイオニアなのですね。さすがに対策も練ってくるでしょうが、数少ないテレビ放映がどちらにどう影響しますことやら・・・って、他チームの心配をしている場合ではないですね。明日に向けて油断するなよという大きな戒めとなった一戦を経て、Springsがどう出てくるのか。テレビ(BS1)でドキドキ観戦することとします。

***

バンブーさんがデンソーに勝ったことで、Springsの順位は一つ上がって3位となりました。デンソーはバンブーに分が悪いことこの上ないですが、横山選手が戻ってもイマイチぴりっとしないのは、基本的なトス回しが鈴木選手とそう大きく違わないからなのかどうなのか。来週はお得意様のトヨタ車体。はたしてどうなりますやらね。バンブーはあらゆる意味で絶対に勝ってください!

 

2009年2月24日

鬱屈

「週刊プレイボーイ」に何やらバレーボール批判記事が載ってるぞとのご一報を頂きましたので、朝から本屋で週プレ立ち読み。立ち読みできるギリギリライン(?)の雑誌でよかったっす。

内容はごくごくマトモな協会批判記事でした。ほんとにねえ、こんなに問題点はハッキリしているのに何一つ改善される気配なく、流れるのは廃部報道ばかりってんですからね。リーグ戦の興奮も一気に冷めてしまうってなもんですよ。協会はどこからどれだけ甘い汁を吸ってるのやら。小さな既得権益にしがみついて大きな利益をどんどん捨ててしまっている(としか思えない)役員たちの気持ちも分からんではないですが、やっぱ代表'sに60代後半の人を持ってきてるようじゃダメでしょ。公務員改革を叫ぶ政治家とおんなじ構造といいますか、まずは自分たちの責任と目標を明確にして組織リストラしなさいよ。

そして、このような事態において一丸となって声を上げるべきチーム側はといえば、全日本監督問題で内輪モメ中。何やってんでしょうねぇ。結局、被害を受けるのはいつも選手たち。こんなことになる前にどうにか出来なかったのか。そしてなぜ今どうにかしようという気持ちにならないのか・・・不思議でたまりません。「自分さえよければいい」が嵩じて全部が立ち行かなくなっては元も子もなくなってしまうのに、なぜ皆で「さらにもっと市場を発展させよう」と思わないのか。バレーボールはスポーツにからっきし興味がなかった私のような人間がハマるぐらいに実際おもしろいし、金にもなるはずなんだけどなあ。

その意味ではHisamitsuさんも協会にせびられるままに金を吐き出すことが果たして本当に世のため会社のためチームのために役立っていることなのかどうか、再考すべきなのではないでしょうか。もっともっとお金持ち企業の(はずの)東レさんもデンソーさんもおそらくそんなにはお金出してないでしょ。見かけによらずお人よしっぽいからなあ、Hisamitsuさん。

埒があきませんのー。

 

2009年2月22日

ご利益

日曜日だというのに客入りはもうひとつ。審判もこれまた昨日と同じあの酷いヒトですか。やだなー。もしや此処はaway?

コートでは今日もライトに舞子選手in。ワンジョ選手の高さと破壊力は魅力ですが、ここはやはり眞鍋監督、安定を選択してきました。がしかし、舞子選手が顔色変えずに魅せた巧さとスピードも素晴らしかったですからねぇ、ファンとしても悩ましい限りです。

Springs vs Queenseis
(3-1)

なんとしてもダッシュしたい第1セット。
立ち上がりそのものはさほど良かったわけではなく、例によってのお見合いなんぞもありましたけれども、強烈ジャンサをレセプション陣がかっちり返しさえすれば、レナタ選手からはワンタッチを狙いつつ半分無視ぐらいでOkですからね、Springsのサーブ&ブロックが機能していた印象です。あまり昨日の疲れも感じません。首尾よく第1セットゲット。

しかしクインシーズが第1セットを落とすのは決まりごとのようなもの。勝負はこれからです。そのクインシーズの#1レグ選手サーブ対策か、今日のSpringsローテはいつもより2つ回して前衛に#6狩野舞ー#4先野ー#11トムという最強看板スタートでしたので、第2セットはムック選手のサーブで始まりました。

実は昨日の試合ではこのムック選手サーブが1本で切られ続けており、もしやワザとなのかとさえ勘ぐっていたんですよ。しかしここで連続サーブ!チームを勢いづけることとなりました。確実に連続得点を要求されるローテですからね、いろんな意味で吐息です。

とはいえ、じわじわと迫り来るクインシーズ。レナタ選手はもちろんですが、それ以上に翠選手の攻撃がまったくもってウザいですな。特にブロックアウトはブロックの手を出すのをやめちゃえよって何度思ったことか。

Springsは得意のまんべんない攻撃で応酬。要所でローガン選手のロールショットが冴えわたりました。肩から腕をグルッと入れ込みながら打つこのアタックはひとつの芸術的技術ですね。やっぱバレーボールは肩だよなー。そういや中盤だったか終盤だったかサービスエースを取ったとき、アップゾーンのシュリ選手がしきりにローガン選手の肩の動きを真似してましたね。さすが野心家。某選手と仲良くしつつもやることやってます(ほめてます)。

試合はジュースにもつれこみましたが、クインシーズは今西選手のサーブミスが響きました。攻撃の大きな拠り所でもあるうえに、次のローテからはレシーブ苦手なレナタ選手後衛ですからね。てなわけでSpringsがセットいただきました。27-25

あと1セットの第3セット目。
#19及川選手のサーブで連続失点したのが大きかったかな。カズ選手→コウキ選手交替も珍しく機能してませんでしたねえ。ひとつが崩れると連鎖反応的にブロック・レシーブ体制も機能しなくなってくる。つくづくバレーというのは繋ぎのスポーツですね。なかなか楽には勝てません。さよなら第3セット。

第4セット、今度はクインシーズのレセプションが乱れます。連続失点が止まらないまま、とうとう後衛で服部選手と交替中だったレナタ選手を戻す事態となりました。さすがにここまでレナタ車体どころかレナタ単体になってしまっては勝てるわけもありません。トヨタ車体は2日目に弱いのかしら。終盤ではワンポイントで入ったカナコさんに舞子選手がバックトス。やるねえ。まさかカナコさんのライト打ち(ストレースパイク)を拝めようとは。来た甲斐ありましたわ。

25-17ゲームセット。今回は内容以上に鬼門で面倒な相手に2連勝という結果が良かったですね。大きな頂点に向かって、これからまた一つ一つチーム力を積み上げてほしいものです。

      2009022204.jpg

 

2009年2月21日

御前試合

博多の某高級すし屋にてランチを大急ぎでかっ込んだ後、特急かもめに飛び乗って佐賀へと向かいました。お鮨もそしてお味噌汁も絶品だったんですけど、とにかく時間がギリギリだったものでね、今度はも少しゆっくり来なきゃな。

久々の佐賀ホーム鬼門体育館に到着し、座席へ向かおうとするとアップ中の選手の姿が目に入りました。ん、内定の岩坂選手が合流してますね。ほっそいなー、ガリガリやないですか。ま、サキさんだって入団当時はガリガリさんでしたもんねー(別に今が太ってるわけじゃないですが)。全日本とかなんとか言う前にしっかりと体作りしていただきたいものです。

*****

傍がどーこー言うほどにシーガルズが天敵だなんて、ついぞ思ってはいないのですが、今日はリベロユニが吉田選手なのを見て、よし行けると思ったんですよ。しかし結局フルセット。まったくもってバレーというのはむずかしいスポーツです。だからこそ面白くもあるんですが。

Springs vs Seagulls
(3-2)

1セット目はそのリベロ吉田選手集中攻撃のサーブが走りました。ムック選手もセンター線をしゅぱんしゅぱんと使いながら、いー感じな立ち上がり。守備陣は先週がウソのように、シーガルズの粘りに屈しないレシーブをガンガン見せてくれました。リョウさんもブロックとの連携を詰めて来られたんでしょうね。修正の跡に一安心。

2セット目、ローガン選手が打っても打ってもシーガルズブロックにかかって決まらなくなります。ムック選手はなんとかブロックを振って舞子選手へと飛ばしつつも、エースに上げない訳にはいきません。もしかするとムック選手のトスも良くなかったのかもしれませんが、ローガン選手にそこんとこであんまりキレないでほしいと願うのは虫がよすぎるんでしょうか。や、そう見えるだけで実際には違うんならいいんですけど、巷でローガン選手への賛辞は溢れかえっていても、ムック選手へのホメ言葉をあまり見かけないもんですからね、ついつい。

ムック選手がコートで果たしている役割の大きさ(長くなるので書きませんが)からすれば、ファンはもう少しムック選手に感謝すべきじゃないかと思うんですよ。ま、試合に勝てばアタッカーのおかげ、負ければセッターの責任という極めて風当たりの強いポジションなんだから仕方ないんでしょうけど、応援してる人間はたくさんいるんだぞーっと小っちゃな声で呟いてみます。21-25。

そんなこんなで先週の再来かとイヤな予感が漂い始めた第3セットは途中投入されたシーガルズ神田選手の活躍もあってジュースジュースにもつれこみますが、最終的にセットをモノにしました28-26。よっしゃあと1セット〜!

しかし安心もつかの間、第4セットは落としてしまいます。序盤に走らないとセットを取れない癖はなんとかならんものですかねぇ。最後はムック選手がサーブミス。ありゃワザとですな。

てなわけで、今季何度目ともしれぬ第5セット。いきなりユウ選手の連続サーブで走り始めました。試合開始から存在感ありまくりのサキさんは相手の囮にも惑わされることなく、しれっとブロックつきまくり。今日はクイックもよく決まっていて、だんだん復調されてきたのでしょうか。たいへん嬉しいです。

中盤ではピンチサーバー・シュリ選手の投入が当たりました。シーガルズすかさずタイムアウト。タイム中にアップしようと走り出したシュリ選手をローガン選手がスタメンの輪に加わるよう手招きしました。珍しいなーと思ってみていますと、ローガン選手は身振り手振りを交えてシュリ選手に説明を始めました。コートに戻るまでどころか、サーブを打つギリギリまで話してましたかね。

!サービスエース!

ボールをシーガルズの高松選手(だったかな)が大きく弾いたんですけど、いやあすごいなあ。ここが試合の大きな山場になると理解していたからこそ、ローガン選手はあれだけ一生懸命シュリ選手に説明してたんでしょうし、それに見事応えたシュリ選手も立派でした。サーブひとつでも裏ではいろんな作戦がひしめいてるんやなー。

シーガルズに負けず劣らずのフェイント連射も効きましたね。「フェイントを多用する者はフェイントに泣く」というのは私の勝手な見解ですが、ともかくもこのセットは相手をまったく寄せ付けることなく勝利しました。ああやれやれ連敗stop!

思いのほか時間が経ってしまったため、第二試合を見ることなく会場を後にしましたが、どうやらトヨタ車体さんはJTさん相手にスト勝ちした模様。明日に向けてスタミナ温存させちゃいました。他力本願はやっぱダメですね。

とにかく勝つしかないってことで、頑張りましょう。

 

2009年2月16日

協会憎んで選手憎まず

月バレを立ち読みしようと本屋に寄ると、袋がけ状態でした。まーた要らんファイルなんぞをつけて。仕方がないので別の本屋へ。内容はほぼオール春高特集で(どうして別冊にしないのかなー)。プレミア記事は申し訳程度でしたが、ワンジョ選手のミニインタビューはじっくり読ませていただきました。。。

あのワンジョ選手からこの言葉が出てくる日が来ようとは...感慨深くもなろうってなもんです。これまではどこか口だけの感もありましたけど、今のワンジョ選手はプレーに気持ちが現れてますもんね。ここまで来るのはほんとに大変だったようですが、ケガや病気はけっして悪いことばかりじゃありません。これからゆっくりと大輪の花を咲かせてほしいものです。それは(インタビューはないけれど)セッターさんに対しても同じです。慌てない焦らない、ひとやすみひとねむり。

全日本監督問題に廃部問題までが加わって、どうやらSpringsは望むと望まざるとにかかわらず、ヒールを演じなければならなくなってきているように感じられて仕方がありません。つらいなー。矛の向け先が違うんやないかと思うことも多いんですが、恨みつらみ妬みという理不尽な感情はどうしようもないですから、とにかく全力で戦う姿勢で気持ちを示すしかないですね。ファンも恵まれた状況に対して自覚を持ち、後ろ指をさされないような行動を心がけなあかんなー。

*****

帰りがけ、後輩に借りた「ピクトさんの本」をさらっと読了。
著者の狙い方がいちいち好かんのですが、黒ピクトさんはちょっと好きかも。

 

2009年2月15日

No more big flag !

負け試合の辛さこそがファンの醍醐味だす。
たかが趣味されど趣味。趣味って楽しいことばっかじゃないから。むしろ辛いことの方が断然多いから。
「がんばれ」としか言えないのがつらいとこですけど・・・

Springs vs Arrows
(1-3)

ともかくもスト負けを喫しなくて良かった、ただそれだけです。6連勝の疲れと油断が出たのでしょうか。

あまりに暑すぎる体育館、ホームとは到底思えぬ審判's、条件はお互いに同じのはずですが、Springsはチームとして機能し始めるのが遅すぎました。ボールに対する執念は東レのほうが一枚上手で、それに気付くのが遅かった印象です。勝機もたくさんあったけれど、勝てない理由をしっかりと突き詰めない限りはもっと大事な場面で悲しいことになりそうなので、なんとかここで立て直してほしいです。

それにしても、交錯とお見合いはそろそろどうにかなりませんか。ムック選手がトスアップに入ろうとしているのに、よりにもよってそのムック選手の背後から二段トスを上げようとしたワンジョ選手、視界が狭いのにも程がありまっせ。

WSはトム選手を除いては目まぐるしく入れ替わり、途中シュリ選手の投入もありましたが、最終的にはカズ選手、マイコ選手、トム選手で落ち着きました。あぁ開幕スタメンっすね。わりとフェイントに逃げがちだったカズ選手が今ひとつだったのに対し、マイコ選手は第4セットで非凡な攻撃を見せていました。んー、確かに監督も使いたくなるわなあ。課題は一にも二にもブロック。ケガをいたわりながら良い選手になってもらいたいと心から願っとります。無理するな無理させるなあああ。

昨日不調のセンター線はサキさんが気合入りまくりの奮闘、要所要所でラリーを切ってくれました。サキさんが目立ち過ぎる試合はダメなんですけどね・・・。ブロックで止められてもムック選手に「次も(自分に)上げろ」と指示し、そして決めておられました。カッコ良い。ちなみに、より近くで見ていた友人によると「(トスを)もう少し高く」という注文も加わっていたとのこと。ムック選手もトス位置はいろいろと気を遣っているのでしょうけど、いろいろ難しいんだなー。
試合後サインミニボールを投げながら、どなたかとしばらく喋っておられたので、よく見ると三田尻(誠英)の河村元監督でした。サキさんというよりは栗原選手を見に来られたのかな?

対角ユウ選手、ブロード攻撃は決めまくってました。しかしなんつか、常に恨みでもあるんかいなというほどにボールをシバき倒す勢いなんですよね。「ボールは友だち」とは正反対とでもいいますか。もしやサーブミスプレッシャーの遠因は案外この辺りにあるんじゃなかろうかとぼんやり思ってしまいました。ブロックはも少し二枚ついてくださいな。

ワンジョ選手はまだインフルエンザ回復途上の模様ですね。おいしいものをたくさん食べて、早く良くなっておくんなまし。そしてトム選手もこれまたちょっと調子落とし気味なのかな。本日は何度も同じ位置で凄まじいレセプションを繰り返しておられましたが、この辺りの立て直しに時間がかかるのは、ちと相当なガンコさんなのかしら。ただ、昨日のようなおかしな態度はなかったですね。サキさんが居たからなのか、いや、きっとあの呪いのかかった髪型をやめたからでしょう(今日はいつものポニーテールに戻しておられました)。

んでからリョウ選手、こちらも開幕時に比べるとスーパーっぷりは少し落ちておられるかも?まあ人間ですからそれはそれでしょうがないんですが、声かけだけはよろしくお頼み申します。

毎試合毎試合お疲れ様なムック選手。この2連戦では一本もツースパイクを打っていないのが気がかりです。いくらレセプションにとらわれないセッターだとはいえ、さすがにあそこまで崩されてしまってはねぇ、カウンターアタックで攻めなければならないチームとしてはキツいです。途中どのセットだったかな、交替からコートに戻ろうとしたムック選手が手にもっていたのはドリンクボトル。試合中のコートにドリンク差し入れ?のわけはなく、交替札と間違って持ってきてしまったのでした。大慌てで札を取りに戻ったムック選手、この手の逸話が多いヒトですが、久々に和ませてもらいました。

さて、よりにもよって来週は鬼門佐賀。あちゃー。対戦相手はシーガルズとトヨタ車体。今のSpringsにとってあまり嬉しい相手ではないですが、ブロック(レシーブ)固めのためには良いチャンスだと思いたいところです。

私がSpringsの試合を見始めたのはほぼ4年前のことなのですが、今の状態(ケガ人続出とか)というのはその4年前と似ているんですよね...と思ったら、そうか、あの年も五輪翌年だったのでした。しかし絶対にあの年の二の舞は繰り返したくありません。スタメンは裏方選手のために、裏方選手はスタメンのために、スタッフとファンはチームのために、それぞれ出来ることをがんばりましょうぞ。

 

2009年2月14日

選手も人間ですから

家を出る前に慌ててコンタクトを入れたら左右逆でした。
うーむ、廃部報道で頭がいっぱいになっていたら、これですからね。案外Springsの選手もそんな感じというか、今日は何だかやりにくかったんじゃないでしょうか。スッキリサッパリストレート負けでした。

Springs vs Redwings
(0-3)

公式練習を眺めていると、誰だ、あれ?おー、トム選手かあ。
髪型が変わっており、そしてそれがどうにもパブロワ元選手に見えて仕方がなかったのでした。そして今日のトム選手はちょっとパブロワさんちっくでありました。

試合序盤、Springsはパイオニアサーブにめった打ちにされてしまいます。うわー、逆のはずやのに...。ハニーフ選手をスタメンから、そして栗原選手をレセプションから外すという策にSpringsが対応できぬままに、パイオニアはライト細川選手が大当たり。

かたやSpringsはといえば、ワンジョ選手を始めスパイカー陣は誰に上げても一向に決まることなくフカすばかり。一時は10点以上の差がついてしまいました。誰もが諦めたであろうセットでしたが、二枚替えも効を奏したか、ムック選手がコートに戻り、カズ選手のサーブで連続得点。なんと23-23にまで追い付きます。これを取れていたら試合の流れも変わっていたのかもしれませんが、今日はうまく行きませんでした。そういや審判陣もイマイチな試合だったんですよねえ。

第2セット以降サキさんに替わって入ったアン選手、そしてスタメンのユウ選手。スパイクはともかくブロックが割れ割れ・・・キルブロックよりもワンタッチ重視でお願いしますよほんとに。レセプションならびにレシーブが乱れる中、どんどん不機嫌になっていくトム選手に配慮してか、ムック選手のトスはだんだんらしさを失い始めました。う~ん、今日のトム選手の態度はさすがにちょいといただけませんな。アメリカチームのときもこんなでしたっけ?
てな感じにて、まったくもって勝てる気のしない試合、案の定な負けでございました。

悪いところは一気に出した方がいいようにも思いますし、連勝にはいつかストップが来るもの。できるだけ良い方向に考えたいですね。ワンジョ選手に早いとこ勘を取り戻してもらい、センター陣の奮起を願いまして、明日の勝利を念じたいと思います。

そうそう、なんだか勘違いしてらっしゃる方も多いようですが、今日の試合はSpringsホームゲームではございませんよ。ホームゲームは明日、そして来週の鬼門佐賀です。為念。

 

2009年2月12日

なにをいまさら

このニュースのおかげで、やりかけの仕事がまったく進みません。どうしてくれようぞ!

女子バレー:協会長と監督側、日本代表の選考経過で会談(毎日)

てなわけで、反・真鍋派は東レ、デンソー、パイオニア、トヨタ車体、日立佐和と判明いたしました。武富士・NEC・JTあたりはSpringsとの関係性から言ってもないだろうと思っておりましたが、シドニー逃した葛和さんに、17連敗中の日立佐和監督ですか・・・。共通点としてはやはり企業色が強いチームで、コテコテの女子バレー育ちということなのかな。意図がイマイチ見えません。

一Springsファンとしましては、達川さんが監督をするとどれだけバラ色の未来が開けているのかということを具体的に示してほしいですね。じゃなきゃ、いくらコーチ資格を持っていても真鍋さんと大差ないどころか、暗くてヤだわ。や、つーかむしろやれば?(逆ギレ)

しかしまあ吉田監督含め、皆さんこんなことやってる場合なんでしょうか。

業績不振 女子バレー存続検討(NHK)

パイオニアぐらいの企業規模だと、いったん崩れると立て直しにくかったんですかね。技術には定評あったようですが、このままでは会社そのものもヤバそうです。NECやトヨタ(車体)などはいくら騒がれていようとも、そう簡単には潰れない核がありますからねぇ、話が違います。

ま、現在のリーグ形態では、たとえこれが不景気への便乗行為だったとしても、当然の成り行きです。企業にとってVプレミアとやらは慈善事業に等しい行為なんですからね。そもそも、こうなる予兆はいくらだってあったのに、リーグ機構の打った手は「2チーム削減」。このままでは自然消滅(=廃部)が2チーム以上出てもなんら不思議はありません。
どうするんだJVA、どうするんだVリーグ機構。


そのパイオニアの次節対戦相手は、まるで謀ったかのようにSprings。

全力で戦いましょうね。

 

2009年2月 8日

鬼門払拭

「バスなんざ走ってませんよ〜」
しれっと言い抜ける岐阜県バレー協会管轄会場へと、本日もタクシー相乗り(最寄り駅での配車手配もなし)。なんでこないなところでバレーファンが無意味なお金を落とさねばならんのでしょう。名古屋からJR鈍行1,280円という金額だけでもどないやねん、ですし、タダ券配りまくりのくせしてタダ券組の態度がひっじょーに悪いのも、今更ながらにどうなのかと。特に昨日が酷かったんですが、保護者も引率者もプレー中にも関わらずサイン&写メに走る子どもを止めようともしないんですよね。ちょっと頭を叩いてやりたくなりました。なのに観客はシールやらリボンやらで色分け管理てね、むちゃくちゃ気分悪かったです。昨年に続き「二度とやるな!」という気持ちで一杯。連勝後やなかったらもっとブチギレてますよ。

Springs vs Marverous
(3-0)

心配半分安心半分てな試合でしたが、蓋を開けてみれば久々の完勝でした。
第1セット開始直後でしたかね、前衛サキさんの背後とローガン選手の間にJT返球が落ちたんです。「サキさん!!」というムック選手の大声にローガン選手が取るのを躊躇ってしまい、サキさんは振り返るのが遅れ、結果的にお見合いになっちゃったんですが、なんやしばらくサキさんとローガン選手の間で「自分が悪い」論争が巻き起こっておりました。最終的にはサキさんが「まあええやん」てな感じでローガン選手に笑いながらポンポンと手をやり一件落着。

常に「コートの主」的なローガン選手ですけど、サキ(カナ)選手には一目置いている雰囲気なのがファンにとってはたまらなくツボです。や、ローガン選手を好きだから、なおさらという意味でね。フルセット続きやらなにやら心配事は多いんですけど、今年のこのキャラ立ちまくりチームは見ていて楽しいですわ。あとはミユキキャプテンが戻ってきてくれればねえ。きっとものすごく面白くなるだろうに。

試合全体としてはディグがとても良かった印象でしたんで、すなわちブロックが良かったということなのかな。JTサイド陣がこぞってスパイクをふかしたのもブロックが効いていたからでしょうしね。
スパイクでは安定したセンター線にくわえて兵動カズ選手がJTサイド陣に「身長の低い選手のお手本」を見せつけたような格好でした。硬軟の織り交ぜ方が素晴らしかったですわ。

まぁ相手セッターは竹下選手ですからSpringsにとっては「勝手知ったる」なのかもしれませんが、途中二枚替えで出てきた控えセッターが河合選手てのはどういうことなのやら。ほんとにこのコンビが北京に行ってたんかいなというグチはともかくとしましても、んんん、まだまだ中途半端、河村選手より上なのかなあ?

あとはそうですねえ、ユウ選手のサーブミスに殊更に反応するのはもうやめようよと言ってあげたいなあ。実際にはゲームを救っていることの方が多いんですし、Springsはサーブミスを責めるようなチームじゃないんですからね、某チームみたいに変なプレッシャーをかけるのはやめましょうぜ、と。

本日で2leg終了。次節からは2週連続ホームとなります。怪我人を増やさないように、勝ち星を増やしたいですね。

さあ、やるぜー。

*****

めずらしく早く試合が終わりましたんで、第2試合も見ていくことに。もちろんバンブー(つかケイさん)贔屓で。

んーむー。

勝負所という勝負所であんなにミス重ねてちゃねえ、特に#7キャプテンと#12アユ選手、そこは外しちゃいけないというところでことごとく失点していては、老獪コンビのいるNECには勝てません。今日はそのNECも途中でフォフィー選手を替えたり、第3セットを落としたりと付け入るスキは充分にあったように見えたのですが、バンブーさんは人がいいのかな・・・詰めが甘いっす。去年から何度か書いている気がしますが、ケイさんから優しさだけでなく厳しさも学んでほしいです。笑顔のステキな石原監督ですけど、やっぱもう少しシメの姿勢が必要なのでは?

とはいうものの、ここも決して選手層の厚いチームではなく、試合を通じて使えるオールラウンダーは吉澤選手だけとなれば厳しいですわなあ。あ、石川選手は良かったですね。たぶん一番よかった。二段トスを打ち切れる外国人選手が居ないこともあり、いくらセンター使いのケイさんでも、その負担は尋常ではないと思いますが、なんとか二年連続の入替戦は避けてほしいと願っております。

   2009020806.jpg

遠くに(白い)御岳さん。眺めと空気は最高の立地でした・・・

 

2009年2月 7日

ホッとしました

勝ったことにではなく

サキさんがフルセット通じて調子悪くなかったことに、です。

若手の成長は嬉しいんですが、前回あんな形で引っ込められてしまって大丈夫かしらと気を揉んでいたのです。ファンですからねえ。ああちょっとだけやれやれ。

本日はパイオニアも懐かしのメンバーを揃えて総力戦の気配でしたが、勝敗を分けたのは最終的にセンターの差でしょうか。で、結局こうなるんなら、最初からこうしておけば良かったのにねえってなことはさておき、吉田監督はいったい誰と試合してるんでしょ。ローガン選手と?まったく堪え性がないですねえ。タイムアウトと二枚替えのタイミングが素人にはどうにも理解できませんでした。

Springs vs Redwings
(3-2)

体調不良のワンジョ選手欠場のなか、ユウコ選手が初スタメン。日替わりスター誕生は...なりませんでした。

応援はしてる選手ですし、頑張ってるのもチームを支えてるのも見てとれるんですが、やっぱり打点が低いのですよなあ。緊張もあってかレシーブも弾き、いいところを見せられません。第2セットでマイコ選手に交代となってしまいました。ああうう。

そのマイコ選手は...足ほっそ!なんたって大怪我明けですからまったく無理はしてほしくないんですが、替わりも居ませんものねえ。パワーはなくとも、高さと器用さで乗りきった格好でした。あ、第4セットでのトスアップはよかったですね。バランスの良さに改めて気付かされましたよ。

選手がこうも替わるとトスを上げるムック選手は大変だろうにと思いますが、どうなんでしょう。全身でブロックを振ってはマイコ選手にトスを上げるたび、凄いもんだと感心しきりでした。尊敬。試合後はユウコ選手とずっと喋ってましたねえ。

そろそろフルセットロードは終わらせたいですが、第2試合のJTさんを見てましたら竹下さんを含め、ちょっと嫌なモードに戻りつつあるようでしたので、要注意ですな。

えいやあ。

 

2009年2月 1日

大久保さん吠える

本日のMVPは大久保コーチでしょう。
(ヒロインインタビューは平井アン選手)

Springs vs Airybees
(3-2)

*****

昨日の大荒れ天気とは打って変わってピーカンのもと、平らな道をてくてく歩いて会場かなくぼ体育館へ。ここには3年前、12V開幕戦で来ているはずなのですが、記憶にあるようなないような。あの時はワンジョ選手がスタメンで、ムック選手はまだピンチサーバーでしたが、たしか二人のサーブが炸裂してストレート勝利をおさめたんですよね。相手はくしくも本日と同じデンソーでした。懐かしいなー。

外見は立派ながらも座席の少ない(そりゃチケットも売り切れますわな)体育館に入り、コートを覗いて見ると、一人黙々と走っている選手の姿が目に入りました。
・・・よかった・・・ひとまずはホッとしました。前日の試合で腰を痛められたようだったので、むちゃくちゃ心配していたのです。

で、試合はといいますと、思いのほかデンソーペースで始まりました。
セッター転向一年目新人鈴木選手を守り立てようと、チームがまとまりつつあるデンソーに対し、Springsはといいますと、前日(というか4試合連続)フルセットの疲れが歴然です。得意の中央突破がコミット気味のデンソーブロックに捕まり、センター線が膠着状態に。ブロックも今ひとつ機能していません。第1セットを落としてしまいます。

第2セットに入り、サキさん→カナコさんにチェンジ。しかしこれまたチームとしてはあまり改善が見られず、コート内は混乱の様相さえ呈してきました。相手チームのサイドばかりかセンターまでをも活躍させ始めてしまいます。自滅まっしぐら。見所はムック選手がセンター真正面からツースパイクでブロックアウトを取ったことぐらいでしょうか。

最終盤は大差をつけられたところで、#1カズ→#18シュリ、#5ワンジョ→#16ユウコ、#8カナコ→#9アン、#17ムック→#13ルカと総取っ替え。私の前に居た女の子集団が「アンさ~ん!ルカさ~ん!」と叫んでいたところをみると、彼女たちはツクバーズなのかな?しかしルカ選手はいつものように淡々とトスを上げ、そして淡々と終了。んー、いくら逆転は難しいとはいえアピールのチャンスを無駄にするのは勿体無いと思うのですが・・・無欲なのですねきっと。

第3セット、メンバーを戻して#8→#9アン選手がスタートから入ります。センター攻撃で点を取ろうとしつつも、コート内はまだ浮き足状態。そんなとき、1stテクニカルタイムアウトの後だったでしょうか、大久保コーチの大声がコート全体に響き渡りました。

「見たこと、喋る!口、動かせ!」

応援席も一瞬シーンとなったほどの大声でした。その後も声掛けは続き、傍目には試合が大久保コーチの支配下で進んだかのような印象さえ受けました。学生バレーではよく見かける光景ですが、従来のSprings的ムードからはかけ離れた雰囲気です。しかしこの辺りからプレーがやっと落ち着きを見せ始め、それに伴って相手コートを良く見たプレーが出るようになってきました。

実は普段の試合では失礼ながら大久保さんの声はちょっとウルサイなーと思ってたんですけど、今日は有効でしたね。だってこの後明らかに連携ミスが減りましたもの。やっぱり声出しって大事なんだなーと改めて。是非ともこれは次回以降の試合にも繋げてほしいと切に願っております。ゲームは中盤にサイド陣奮迅プレーによって4連続得点(デンソーの#2矢野選手→#3福田選手の交代も大きかったのかな)。ムック選手もツーでダメ押し。なりふり構ってなどいられません。第3セットGET。よしよしよしよーし。

タイムアウトでは(川北)元コーチがローガン選手を笑わせます。そしてローガン選手も積極的に選手と笑顔交流。いいっすね。

第4セット、アン選手がアタックにブロックにと大活躍。ツクバーズな後輩ちゃんたちは大盛り上がりです。「アンさん!アンさん!アンさん!」その様子を見ているだけでも面白かったですよ。後輩に良いとこ見せられて良かったですねえ。

そしてローガン選手、豪腕としか言いようがないアタックが次々に繰り出されました。誰だよ「爆発力には欠ける」とか言ったヤツ(監督でしたっけ?)。やっぱ後半上がってきてこそエースですよな(ミユキキャプテンもこのタイプ)。今季見てきた中でも一番感動を覚えるスパイクの連続でした。

ブロックが安定してきたことにより、レシーブもきっちり返るようになりました。そういえばこのセットからでしょうか、ミスした選手が「今の(ミス)は自分の責任!」ってなジェスチャーを示すようになりましたね。ローガン選手も相手強烈スパイクを弾いてしまったとき「今のは私」というジェスチャーを見せていたのが印象的でした。てなわけでムード良し。さぁ、あと1セット!

既にフルセット慣れしてきた感のあるSpringsですが、第5セットではデンソーの反撃にあい、一時は7-11と4点差をつけられます。普通だったら諦めかねない点差ですが、いやあ・・・負けなかったですね。ムック選手は#9アン選手と#11ローガン選手にボールを集め、前衛が1点1点とブロックで点を重ねるうちに、とうとう#28ロンドン選手のバックアタックを#9アン選手がブロック!!12-12の同点に追いつきました。会場の(そして私の前のツクバーズの)どよめきっぷりは最高潮に。もう冷静になんざ見てられません。

#19コウキ選手の二段トスをローガン選手が決めて14点目、いよいよマッチポイント。ムック選手は迷うことなくローガン選手へトスを上げました。ガッチリとレフトからクロス15点目!勝ちましたあっ!!うううよかった・・・そして疲れた・・・。

周りの観客も、そして前のツクバーズも興奮のるつぼでしたよ。
「私もファンクラブに入ろうかなあ。で、バースデーカードは絶対アンさん!」

*****

冷静に考えますと、デンソーさんは正セッター抜き、リベロもおそらくセミファイナルからは櫻井エビ選手でしょうからね、そうそう喜んでばかりもいられないのですが、前節@佐賀はルカSpringsで敗北を喫していますから、まぁ今回はおあいこってなとこですか。

とはいうものの、怪我人だらけチーム状況を考えると、今日の勝利はやはり大きかったですね。2セットダウンから盛り返したチーム力もですが、なんといっても嬉しかったのはアン選手の活躍です。ここ最近試合中のセット間(アップ中)におけるアピールぶりが激しかったので、密かに期するところがあったのですが、予想以上お見事でした。顔つきも笑顔が減って少し精悍になられたかな。接戦を勝ち抜いた経験がいいキッカケとなりますように。

とにかく前へ前へと進むチームです。見とかなきゃ損ですぜ!

 

2009年1月31日

掟やぶり

茨城...遠いんですよね。
全国どこでも怯まずに観戦遠征しているわたくしですが、茨城だけは下手な地方よりも気乗りせず・・・とはいうものの、このカードはあまりに魅力的です。
仕方ありません、来ちゃいましたよ。

「雷雨のため名古屋着陸したり引き返したりするかもよ」と脅す飛行機に乗り
「強風で動けないよう」と泣き言をいう常磐線を見捨てて
なのに結局、家から会場まで一度たりとも傘をさすことがなかったという

ワケの分からん天候に振り回されながらも何とか体育館に辿り着いたのは、試合開始間もなくのことでした。

頭のモードが試合仕様になるまでは漫然と見ておりましたが、セット最終盤あわや...というところをローガン選手が二連続サービスエースにて第1セットgetという最高のスタート。自然とヒートアップ。

第2セットはSprings自慢の攻撃陣が次々決まります。ムック選手のツースパイクがズバーンと入ったのも、サキさんのジャンプトスを見られたのもこのセットでしたでしょうか。

しかしスッキリ決着をつけられないのが今季のSprings。第3セットではNECの高いブロックに捕まり始めます。ラストはカズ選手からシュリ選手への交代もありました。13-25。

第4セット、なんどもマッチポイントを握りながらもサイドアウトとサーブミスを延々と繰り返し...Oh No!会場が最高潮に盛り上がる中、セットポイントはNECの手に。フォフィーだったかなあ。

第5セット、今季は既に何度も見てきた光景がまた再現されました。
秋山選手のトス回しのツケが来たといった感じでもありましたかね。疲弊しきったNECサイド(特にフォフィー)がSpringsブロックに完全に捕まってしまいました。杉様必殺ブロードも軽々とレシーブ陣の餌食に。
ラストは第4セットでファンの溜息とも苦笑ともつかぬサーブミスをしでかしたユウ選手のノータッチエース。熱闘が嘘のようにあっさり決着がついてしまいました。

一歩ススム。

まあしかし疲れましたわ。
試合になのか、試合に辿り着くまでの工程になのか、はたまた別の出来事なのかは分かりませんけどね。

明日はまたもう一歩。
しんどいでしょうけど、応援してます。のぼりましょう。

 

2009年1月30日

悪役紹介

アレルギー検査の結果が返ってきました。

スギ:±1
ヒノキ:0
ダニ:0
イヌ皮:0
ハウスダスト:0

ゴミ屋敷でもしっかり生きていけるようです。
ついでの血液検査もγ-GTP筆頭に優良数字が並び、もすこし虚弱だと思ってたんだけどなー。軟弱なのはココロだけみたいですね。

仕事の方は昨日の余波さめやらぬままに、今日もまたトラブル勃発。
なんだろうこの無責任っぷり。同次元で相手しても仕方ないと思いつつ、なお腹立ちは収まりませんが、焦らず対策と報復を考えよー。


よれよれっとなりながら帰りの電車で「イブニング」をヘタリ読み。
あ、「少女ファイト」は「イブニング」連載と連動してるんで、コミック発売月だけお楽しみで購入してるのです。

いやあまいった。

想定していた伏線がピタリピタリとハマリ、G戦読者であれば次に取り上げられる人物の輪郭も展開もうっすら想像がつくってなもんですが、分かっていても尚やられましたね。10回読み。目鼻グズグズ。なんでこんなネーム書けるんかいやー。凄すぎる密度です。これ以上カラダ壊さんといてくださいよ、日本橋さん。
私の中ではこのマンガ、バレーの枠を越えてきたなあ。

といいつつ、現実的バレーに話を移しますと
Springsは今週末ちょっとした第一天王山を迎えます。シーズン予定表を見ただけで、ここが一つのキーになるってことは素人でも予測がつくのに、なぜ辺鄙きわまりない茨城くんだりで、しかも中継無しなんでしょう。センスないよね。

てなわけで対戦相手はNECとデンソー。デンソーさんは正セッター横山選手の負傷にて1legのSpringsよりもヤバい事態に陥っていますので(控えセッター大槻選手のケガもそこまで酷いものだったのか)ひとまずは怪我の早期回復を願うとしまして、まずはNECさんですね。

某選手を獲得後、まるでプライドを捨てたかのような再構築が効を奏し、首位へと踊り出たチームですが、なんつか「勝てば何をしても許される」的なノリといいますか、今年のNECはちぃと品性に欠けますね。正直いまひとつ敬意が湧きません。

なんてなことを思う人間は皆無でしょう、世間一般的にヒール扱いされるのはSpringsです。金で新人選手のみならず全日本監督までをゲットしてしまったんだそうですからね。まして相手がNECとくれば尚更です。なにしろ後ろ足で砂かけて辞めた選手がスタメン。ま、そんな清濁併せ呑む懐の深さもSpringsの魅力なんですけど、純朴な方たちには伝わらないか...

悪役上等。いいぢゃんいいぢゃん。やってやろうじゃん。

ヒールにとっちゃあまりに美味しすぎる試合ですよ。できることなら圧倒的な強さでもって正義面いやヘラヘラ笑顔を凍らせたいものですが、そう簡単にはいかないでしょう。やー、テレビ中継がないのが実に残念ですが、チケットは売り切れのようですから、まあよしとしますか。

もしかすると瓢箪から駒なのかもしれませんけど、現チームにはまだまだ潜在的な魅力と可能性を感じます。真鍋さん自身の価値観をさらに変えてしまうような、斬新な戦いぶりを期待してやみません。

 

2009年1月25日

テレビから分かること

小仕事に明け暮れているため、体の節々がガタついております。んーっ!
ちなみに肋骨は順調に回復中。クシャミを除いては日常生活もほぼ支障なくなりました。

さて、GAORAで放映されていたNECvs車体、JTvs岡山の試合はいずれもちょこちょこっとテレビ観戦。基本的にテレビと生は別モノとさえ思ってますが、アップでなければ分からないこともあるわけで・・・

まずは車体。モロにフルセット明けの影響出てますやん。皆さん早々と肩で息をされてますし、昨日が嘘のような足運び。サイドは一向に決まらず、セッター船崎選手がテンパっているのも丸分かりです。いっそミドリ選手をセッターにしちゃえば・・・センターが居なくなっちゃうのか。チーム構成の難がだんだん出てきそうですね。

レナタ選手を筆頭に悲壮感があふれるなど、浪花節路線ど真ん中を行く車体チームに対し、そのお姉さん格レッドロケッツは終始ニヤニヤと首位堅守。来週はなんとしてもこのニヤニヤを凍りつかせたいものです。ん、Springsもニヤニヤしてるって?いえいえ、Springsの笑いは危機時にこそ最大限に発揮されるのですからね、一緒にされちゃ困りますよ(120%贔屓目込みで言ってます)。

んでから第二試合はですね、ちょっとビックリしました。試合内容にではなく、竹下選手の顔の変化にです。なんか憑き物が落ちたとでも言いますか、私が苦手だなーと思ってた表情がまるっと抜け落ちてるんですもん。優しい顔になったといえば聞こえがいいですが、アスリートとしてはどうなのかと思うとともに、いったいこの人はオリンピックで何を背負ってたんだろうかと、ちょっと考えてしまいました。

シーガルズの勝因は言うまでもなくリベロ金森選手。できるだけ早く吉田選手を育成したいところでしょうが、勝てる相手には勝っておかないとそれどころじゃなくなりますもんね。Springsも早くミスを減らしてもらわないとなぁ。去年デンソーにやられた(セミファイナルからリベロが櫻井選手になった)ことを思い出してちょっと嫌な気分になりました。

ま、お見合いも衝突もあれだけ頻発すれば、もはやミスとは言えませんよね。さらなる怪我人を出す前に早いとこ解決してほしいものです。

*****

Springs公式にて内定選手発表。
公的文書にあるまじき点が多々見受けられる文章構成はともかく、文面からも岩坂選手への熱の入れようは伝わりますね。狩野の舞子選手ほど騒がれることはなさそうですし、どうかしっかりとトレーニングを積んで、跳べる選手になってください。

ちなみに舞子選手は案の定ケガの具合が良くないようですが、なぜに世の監督さんたちは彼女の起用を早まってしまうんでしょう。見てると使いたくなっちゃうのかなあ。演出家が誰しも使ってみたくなるらしい大竹しのぶさんみたいなもんでしょうか。ちょっと違うか。

とにかく若い選手は体作り最優先でお願いしますよ。

 

2009年1月24日

レナタ車体

第2セットを取って安心していたら、お決まりの第3セットを取られてしまいました。んー、第2セットを取られるよりかはマシかなーという気がしますが、どうでしょう。さすがに応援5シーズン目ともなりますと、多少のことには慣れてきた・・・はず。

Springs vs Queenseis
(3-2)
25-21
25-20
21-25
17-25
15-9

負けセットはあまり気合入れて見ないので、第3,4セットの記憶が既にほとんどないんですけど、カナコさんが入った時点で「やりぃ!」っと。2leg復帰以降、公式練習では明らかにサキさんより調子良さそうでしたんで、こりゃ助かったわーって思ってたのですよ。予想以上にしっかりとしたクイックが決まり、嬉しさと安堵でおもわず吠えてしまいました。やっぱり美しい。ほんとに美しい。

チームがすさまじく苦しい時に牽引してくださったサキさん。そういや車体には元々あんまり相性良くないんですよねえ。でもね、戦う背中はしっかりと見せていただいたんで、ちょっとだけ休憩してほしいっす。ちょっとだけですけどね。アン選手もワンポイントの役割をしっかりと果たしておられ、安心しました。

テレビ中継ゲストは第1試合に引き続き吉原さん。お疲れさまです。
先程の試合ではほとんど飛び出さなかったクイックをかつてのブロードマシン山本選手が打ちまくっていることにいたくお喜びの模様でした。そうよねえ、私もです。センター'sがダイエー時代の後輩なら、セッターは練習熱心で闘争心あふれるセンター愛好家。それこそ兵動選手を除いては吉原さんの好みドンピシャだったんじゃないでしょうか。第1セット24点目でしたか、それまでほとんどトスを上げなかったワンジョ選手にバックセンターから決めさせたムック選手のトス回し。思わず「ほーっ!」と感服したんですが、吉原さんも大絶賛でした。気が合いますな。

とまあ出足快調なのは良かったんですが、ちょーっと持たなかったですね。原因についてはよく分かりませんが、ワンマンエースチーム対策をなんとか3legまでに確立してほしいと願ってます。がんばれアナリスト陣!

寒くなっちゃったのでケガ持ちの方々にはツライ日々かと思いますが、来週の第一天王山に向けて少しでも休んでいただきたいものです。ファンの皆さんも風邪を引かぬようお気をつけ下さいね。

 

ぐちぐち

朝っぱらからまたも報知のすっぱ抜き。

女子バレー新監督選出に異議...「独断人事」理事から噴出(スポーツ報知)

今この時期に誰が音頭を取ってるんでしょう。前強化委員長?
(どうやら違うみたいで失礼しました。早まった憶測はあきませんな)

そこまで書くんだったら全チーム名も公表してほしいものですが、デンソー東レの親分子分はともかくパイオニアまでが入っているのが面白いですね。ご自分が全日本監督になりたかったからなのか、はたまた栗原選手以外全日本に召集されなさそうなことを危惧しているのか。そもそもセッター育成時期に自チームのセンター&エース3人を差し出すような監督もどうかと思いますが。

ま、選考自体は真鍋さん自身には責任ない話ですし、トップ交代すらしなかったバレー協会の怪しさ自体は明らかですから、気の済むまでおやりになられりゃいいとは思いますが、被害者(そして主役)は常に選手なんだということを忘れないでいただきたいです。しかし真鍋さんって上級コーチの資格って持ってませんでしたっけか?

あと個人的に引っかかるのは、この動きというのがあくまで全日本にまつわる内部抗争に過ぎず、リーグ体制の改革意識が伝わってこない点です。リーク作戦なんてことも含め、旧態依然とした空気を感じるんですよ。そう考えると年齢というのもあながち無意味ということはなく、そしてその年齢以上に陰気に見えるトップはやっぱりヤだなあ。

*****

さてさて、本日はトヨタ車体戦。
できるだけトスを無駄にせずラリー回数を減らしてほしいものですが、試合としてはやはり高橋翠選手にどれだけ仕事をさせないかがポイントになりそうですね。特に彼女のブロックアウトには要注意。ワンジョ選手、引っかかるなよー。
そして今日はなんとしても第2セットを取っていただきたい。今季はどうも第2セット落とし率が高いのが気になっておるのですよ。これを落とすと試合運びも観戦もしんどくなるんで、どうかよろしくお願いしますわ。

 

2009年1月20日

黒船待ち

ACミランのカカ選手が残留宣言。よかったねー。移籍金の額も桁違いなら、こうして世界のニュースになるってのもまた凄い話です。

さくさくと帰宅途中、ケータイにメールが入りました。母からです。
subject:「ビールかてきて」
・・・なんというかまあ、買いますけど。

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日曜日のシーガルズ戦(録画)を抜粋、すなわち取ったセットのみストレスフリー観戦。
NHK=アケさんは、民放=お花畑素子さんの時のような変なバイアスが少ないうえ、数少ないSprings贔屓の方なので(NECのご出身なのに)助かります。テレビ観戦って予想以上に解説に左右されますからねえ。
とはいえやはりテレビ映像、生観戦とは印象が異なるもので、ワンジョ選手のプレーがテレビ規格外だということを今更ながらに再認識させられました。

この試合はどうやらシーガルズセッター岡野さんの不調ということでまとめられていたようですが、レセプションが安定しないことが前提のチームがうまく回らないと、そういうことになっちゃうのでしょうか。
トス質がちょっとアカンだけで打てなくなるようなヘボアタッカーばかりじゃないはずなのに、第1セットからセンター線をほとんど使ってこなかったのは作戦なのか、あるいはブロックマークされて使えなかったのか。セッターだけの問題ではないと思うんだけどなあ。ま、ここも控えセッターの小菅選手は岡野コピー版に近く、二枚替えがあまり有効ではないので、サイド勝負に持ち込まれるときついですか…。ただ、最近の不調とそして昨季の好調は#55堀田選手による影響が大きそうなので、はやくケガが治るといいですね。

さて、アケさんからも評価されていたムック選手のトス回しですが、ファン的視線でさらに付け加えさせていただきますと、レセプションがどんなに苦しいときでも何とか良いトスを上げようとする姿勢、なかでも昨季は封印されていたバックライトへのトスがいいんですよ。ふわっと浮き上がったボールを上空でワンジョ選手が捉える瞬間というのがまたカッコよくってねえ、今季はこのコンビを見られるだけでも観戦の価値がありますわ。あとはカナコさんとのクイックを待つだけですなー。

 

2009年1月18日

攻撃第一

愛されるバレーで勝つのは難しいことだなぁと心の中で呟きつつの観戦。もちろん勝つ気まんまんでしたよ。つうか、ストレートとは言わないまでも3-1で勝てた試合でしょうに。
前日のフルセットが響いたか、スタミナ切れが露呈した東レとはうらはらに、Springsの方は昨日の反省を糧としたといったところでしょうか。最終5セット目で攻め抜いて勝利を収めました。

Springs vs Seaguls
(3-2)

バレーボールというチームスポーツを応援している以上、個人責任はあまり問いたくないのですが、それにしても今日の兵動さんはちょいと目を覆いたくなるミスが目立ちました。守備の難にはだいぶ慣れましたけど、決まる攻撃がフェイントとムック選手渾身の超高速トスのみなんてことでは困ります。監督が頑なに前衛で交替させない理由は分からなくもないですが、ならばなんとか気持ちを切らさず乗りきっていただきたく。

そして山本選手、攻撃はともかくブロックをもう一息・・・頼みますよー。なんだか試合中やけに目尻を気にしてるなぁと気になってはいたんですが、マスカラだかエクステだかの調子でも悪かったのか、巷では化粧の是非を巡って多少話題になってたみたいですね。長いネイルと違い、化粧は普通にされればいいと思いますけど、試合に支障をきたすモノはやめた方がいーのではないでしょうか。

この2人がイマイチだったのは、元ホームで何らかの後ろめたさが働いたのか、はたまた、とどろきの呪いなのかは分かりませんが、ともかくも休養とそして修正をよろしくお願いします。

以上、文句終わり。

チームとしてはシーガルズの軟攻にきっちり対処できたのが良かったですね。序盤の大量失点がなければこんなに苦労することはなかったはずですが、これをキッカケにまたチームとして進化してほしいです。でも交錯はそろそろ無しにしてくださいな。

そして遅くなりましたが、本日大活躍エースはなんといってもワンジョ選手。破壊力抜群でしたねぇ。一緒に見ていた辛口友人が第3セットだったかな、バックライトからのストレートアタックが決まった瞬間「今の、マンガだったら床から煙がシューッと出てたよね!」と興奮気味だったのが印象的でした。
ま、シーガルズ相手に限らず、やっぱり勝つには相手コートに叩き込まねばならんわけですからね、オポジットはチームで唯一ミスが許されるポジションなのだと割り切って、これからもガンガン行ってほしいものです。なんたって空気を読まないことこそがワンジョ選手の長所なんですから。

チームが勝つことだけが喜びのセッターさんもお疲れさまでした。
来週もまた少々厄介なチーム相手ですが、負けるつもりは毛頭ないでしょう。コート外から観戦した2試合分のデータをどう活かしてくれるのか、見物です。

トムさんサキさんについては「ありがとう」の一言につきます。
あ、海外サッカーファンに言わせると、サキノバンドはまだ少し太いのではないかとのご意見でした。「紐だとなお良し」だそうですが、それだと付け外しが面倒そうですもんねえ。

フルセットづくしの週末お疲れさまでした。

また来週!

 

2009年1月17日

地味をたいせつに

これが1legなら、こういう日もあるよねぇといった試合でした。実際Springsにとっては1legなんだから仕方ないんですけどね。

派手なレシーブそして弾く、という場面が散見されたSpringsに対し、リベロ中心にボールを落とさない東レ。サイドとブロード一辺倒の攻撃が目立ちがちですが、今日の東レは守備が良かったですねえ。ま、多少レセプションが悪くても何とかしてくれるアタッカーがいるんだから、プレッシャーは少ないよなあ、なんて負け惜しみを呟いてみたり。

それにしてもサキさんオンパレードの試合というのはファンにとっては嬉しいことなのに、チームとしてはきまってアカン結果になります...。

Springs vs Arrows
2-3

試合序盤の得点はほぼ全てセンター線から。いくらセンター重視のチームだとはいえ、異様なまでの徹底ぶりにビックリ。明日も見据えての作戦でしょうか。面白いからいいけど。
てなわけでガッツリと第1セット奪取。今日も行けるか!と期待させる内容でしたが、その後が続きませんでした。

いつもなら第2セットくらいから調子の上がり始めるカズさんの攻撃が振るわず、そして頼りの後衛レシーブ陣もレセプションを始め、ワンタッチからの繋ぎが安定しません。「あれっ?」というミスが頻発。リョウさんがあわや負傷!?などという交錯シーンもあり、前回ムック選手が負傷したのは東レ戦でしたからねえ、心臓に悪い思いをさせられました。ライトオポジットをカバーすべきレフト陣がまだ慣れてないということなんでしょうか。
猪突猛進レシーブする人たちはとにかく声出しお願いします。

今日の出来ならばカズ選手をシュリ選手に交替させ、ムック選手にも冷却タイムをあげたいところでしたが、カントク動かず。とにかくこれで一度固めたいんでしょうけど、も少し柔軟な対応もお願いしたいところです。

ちなみに今日のムック選手はチームの流れの悪さを背負ってしまったか、ツーアタック失敗、普通の返しもミスするなど乗りきれない感じでした。こういう時は詮ないことと思いながらも、あの流れを変えるジャンサがあればなーと思っちゃいますなあ。
どうやら控えセッター併用はないようなので(いったい12月の経験はなんだったのか)大変でしょうけど、苦境を乗り越えられるセッターさんなんやから大丈夫。
攻め抜きましょう。

試合は最終盤でワンジョ選手が足を捻挫?急遽ユウコ選手にチェンジというアクシデントもありました。あまりにバタバタで結果は出せませんでしたが、もう少し違う状況ならどうだったのか。ちょっと見たかったですね。ワンジョ選手の状況があまり悪くならないといいのですが...。

明日はどうなりますやら。
我慢の文字を胸にエールを送ります。

ミユキキャプテン、早く帰ってきて下さい。

 

2009年1月15日

一抹どころか

本日発売の月バレを本屋で熟読のあまり、危うく遅刻しかけるところでした。
会社に着いて後輩に顛末を話そうと

「今日はさー、月に一度しか出ない・・・」
「給料日、ですか?」

たしかに今日は給料日です。君は正しい。

*****

というわけで、先日の水田選手(筑波大)に引き続いての大型MB獲得。
東九州龍谷高校の岩坂名奈選手Springs内定が月バレ誌上限定で発表されました。

噂はちらほらと流れていましたが、いかんせん東龍ですからJTさんかと思ってました。前途有望なMBさんだけに、育成環境と実績並びにセッターを考えればSpringsというのは良い選択なのではないでしょうか。プレーそのものはまだまだこれからですが、いい目つきしてますよね。クイックを打てるセンターになって下さい。期待してます。
ちなみに今号の月バレには水田選手のコメントも少しばかり載っていたんですが、こちらは少々不安の残る発言内容でした。なぜこのガッコの卒業生ときたら、誰もかれも・・・。

なにはともあれ今週末あたりは内定選手も全員合流するのかな。(杉山)アケさんの解説とともに楽しみとすることにしましょう。

楽しみの裏に潜むものについては、今はあまり深く考えたくありません。

*****

全日本男女新監督対談もざっと斜め読み。
植田さんってトップに立つ人としては、遊び部分が少なすぎて危ういなーという思いを強くしました。指揮官下の堅物コーチあるいはジュニア・ユース監督あたりであれば適任かもしれませんが「正しいことは全て正しいとは限らない」とでも申し上げたくなるような…ほんとに大丈夫?

北京五輪を協会が真摯に受け止めなかった結果の人選ではありますが、とにかく選手をつぶさないよう、応援したくなるようなチームを作っていただきたいものです。

*****

某電器店を渡り歩き、グッタリ。
おそらく電器屋さんも、グッタリ。

 

2009年1月11日

復活祭

昨日の勝ちがフロックだと言われないためには、今日も勝ってもらわねばなりません。
ケイさんは応援してますが、直接対決だけはゴメンなさい。そのケイさんが手塩にかけて育てたワンジョーがここに来てとうとうようやく、ファンまでもが危うく忘れかける所だった能力を発揮し始めました。

Springs vs Bamboo
(3-1)

両チームとも昨日と同じスタメンで始まった試合は1セット目のっけからセンター線を絡めた面白い展開となり、いやコレでなきゃねとワクワク。ムック選手はトム選手&ワンジョ選手に昨日ほとんど使わなかったバックセンターを、まるで実験かのごとく打たせまくってました。お互いに譲らない展開でしたが、ボールの最終処理での細かい失点が重なり(ミスというわけでもない)、気が付けば20点台に乗せられぬままセットを失っておりました。カズさんの調子が今ひとつ上がって来ないのがつらいですなあ。しかしセット間における選手達の顔つきはゆるぎなく、正直その自信はどこから?と聞きたくなるほどでした。

第2セットも中盤まで差をつけられる展開。ワンジョ選手が気を吐く中、さすがに誰か選手交代してみないかなーと短気な私は思ったんですが、もちろんカントクは微動だにせず、選手にも焦る気配は微塵も感じられません。そうこうするうちに絶好調に気を良くしたかバンブー石川選手が二段トスをドリブル。たぶんキッカケはコレだったような気がするんですが、ともかくもその辺りからバンブーがミスを多発し始めました。んー、勝ってるのに先にキレちゃってどうしますか。そしてそんなスキをSpringsが見逃すはずもなく、最後はあっさりと取り返してしまいました。

第3セットは確かムック選手連続サーブで連続得点したんだっけかな。あ、そうそう、今日はセンター'sのサーブが凄く良かったんですよねえ。大量得点差をつけた余裕の展開となりました。最後はジワジワっと詰められながらも、これはget。しかし、そんなときにも周りの皆さんは手厳しい感想を口々におっしゃいます。なかにはわざわざ振り向いて同意を求められる方も。いや私に言われましても・・・。

「なんで打たないんだよ!」(フェイントが決まると思ったんでしょうよ)
「トスが短すぎ!」(あの体勢からではトスを上げるのが精一杯でしょうよ)
「(サーブミスに)もったいない!」(点差あるねんから、1点ぐらいええやん)

それこそ25-0でもなきゃ皆さん納得行かないんでしょうか。なんてな思いも私の入れ込み過ぎがなせるワザ。他チームの試合であれば私も同じ事を思うのかもしれませんね。

第4セットはしばらくサイドアウトの繰り返しでしたが、ここでもワンジョ選手が素晴らしい活躍を見せました。やっぱこのアタックはカッコ良いっすなー。良い状況のときだけでなく、ここで何とか1点が欲しいという所でムック選手が上げた苦しいトスをワンジョ選手が決めた時には、二人でひしと抱き合い。ああどこかで見た光景、思い出すなあサマーリーグ2005。そういやあの年のVリーグ、当初はワンジョ選手がスタメンだったのですよね。そうか、マナベ構想が4年の歳月を経て実現したということですか―

勝手な感慨にふけっている間にも、すっかり糸が切れてしまったバンブーさん相手に試合は進み、ラストはサキさんの上げたトスをワンジョ選手がライトからストレートに決めて幕を閉じました。今日こそいよいよワンジョ選手ヒロインインタビューかと身構えたんですが、本日インタビューはリョウ選手。ま、今のワンジョ選手ならそんなことは気にしませんよね(たぶん)。

スタートエンジンのかかりが遅いのが気にかかる所ではありますが、元々そういうチームではありますし、ワンジョ選手がこのまま(良い意味で)空気を読まず邁進してくれることを心から願っております。

寒い中、両チームともおつかれさまでした。

 

2009年1月10日

おもしれーっ

ムック選手復帰にて、めでたくストレート勝利です。

リヴァーレが良い線まで行きながらもセットを取りきれないのは、勝ち癖の少なさとセンター線の弱さでしょうか。嶋田選手が外されて戸崎選手が入ってましたが、うーん似たり寄ったり。いいサイドが居るのにもったいない。

Springs vs Rivale
(3-0)

試合前のトス練では、特にオープンのトスは2人とも大差ないかなーと思ったんですが、トス回しはやっぱり違いましたねえ。ムック選手はセンター線の織り交ぜ方が強気で上手い。守備もいいですよね。リーグでもピカ一じゃないでしょうか。ツー&ジャンサは封印していたものの、ブロックは決めて勝利。頼れる司令塔が帰ってきました。

***

Wマイコ選手のベンチアウトにより、代わって入ったのはユウコ選手、そしていよいよカナコさんです。カナコさんはムック選手のワンポイントブロッカー出場でしたので、いきなり前衛に#8#11#4が並ぶという豪華ローテが出現し、極私的に大喜びさせていただきました。

2009011001.jpg
#11さん、前向いてくださ~い!

相変わらず笑顔満載ぶりは健在、セット間はリヴァーレ応援団の「GIROPPON」に反応しながらウォーミングを終え、第3セットでは23点目にコートに入ったまま試合終了となりました。ラストは#4+#11がシダルカ選手のライトアタックをブロックしたんだったかな。ちなみにこの時のセッターはコウキ選手だったんですが、後衛投入の意図が最大限に生かされた瞬間でしたね。試合後、偉大な先輩方によしよしされてましたよ。

なおスタメンライト/オポジットポジションにワンジョ選手が入りました。全セット出場して勝利したのは今季初なのではないでしょうか。面白もちょっとやらかしてましたが、まぁそれでこそワンジョ選手といいますか、攻めのジャンサとバックアタックは良かったですし、このパターンが通用したということは、ワンジョ選手→ユウコ選手という選択肢も出来るということですから、なによりなことです。あとはとにかくブロックがんばれ(今日はけっこうブロックアウトを取られていたので)。

そしてムック選手復帰によって一番生きたのはおそらくカズ選手ではないでしょうか。今日は「イケてるカズさん」でしたよ。超高速平行コンビには目を見張りました。

リョウさんは楽しそうでしたなあ。トム選手は決定打こそ少ないもののオールラウンドに活躍され、終盤はなにやらノリノリでしたわ。

センター線はブロックが良かったですね。ユウ選手とのコンビはまだもう一息かなあ。それでもなんだかんだでパワースパイクを決めておられてはいたんで頼もしいんですけどね。
サキさんは相変わらず頭領らしい存在感でした。ジャンプは厳しいなりにも決めておられましたしね。ここにカナコさんが入ると、アン選手の出場は難しくなりますが、腐らず頑張ってほしいものです。

2009011002.jpg
「背中がフルネーム」
マイコ選手は経緯からするとケガなのでしょうか。そもそも大ケガ明けなんですし、無理だけはしないでほしいです。とにかくゆっくりでお願いしますよ。

チームとしての完成度はまだまだですが、ミスは減りましたし、ようやくスタートを切ったという感じがします。おもしろく粘り強く勝ちに繋げてほしいものですね。

さあ行こう!

 

2009年1月 2日

ファンの不安

新年はとっくに明けましたよと言われましてもね、リーグが始まらないことには明けた気がしないというのが本音です。

>>新年のごあいさつとこれからに向けての決意(Vリーグ公式)

眞鍋さんは「ら抜き」世代?という疑問はさておき、気になるのはひたすら怪我人の回復状況です。チームとしての形が出来つつあるというのは、はたしてどのメンバーにおけることなのかしら。再開幕戦の相手はまたも日立佐和。岡山桃太郎アリーナにて凱旋出場なりますか。

勝ち負けはもちろん大事ですが、翌日も観戦したくなるような、心に響くプレーをたくさん見られることを願ってます。あんまりデータデータで縛ってほしくないなぁ、ことにSpringsは。

 

2008年12月22日

ぷち激怒

年の瀬最終週はさすがに残業ラッシュです。そして上司は有休。
ハッと気付くと時計は19時を回っておりました。試合は、試合は!?
一段落してSprings公式HPを覗いてみますと、珍しく結果がアップされとりました。

Springs vs Queenseis
(3-1)

へー、勝ったんや。G+契約せなあかんなぁと思いつつ、他サイトを見ていくうちにトンデモナイことが判明。

スコア ガ サカサマ

そう、惨敗したのはSpringsでしたとさ。
公式のポカは今に始まった話やないですけど(20時頃に結果だけはシレっと直しやがりました)それにしてもねえ。試合で負けたことがどうでもよくなるほどにムカついてしまいました。だって情報がどんなに錯綜していたとしてもですよ、ふつう勝ち負けを間違いますか?大体この結果で何が「惜しくも」第三位やねん。相手チーム名も間違ったままですし、もうなんやの。

えーっと試合はですね、金沢で負けたのを見てますし、点差を除けばそう驚きはなかったです。むしろ勝ったと勘違いした時の方が驚いたかも、というぐらいのもんでね。あと、これはSpringsのせいではないんですが、格下相手の試合が続いたのもリズムを作りづらくてキツかったんじゃないかなあと、ここは擁護したいと思います。ま、誰かさん達の鼻っ柱が高くなりきらずにすんでよかったんとちゃいますか。

個人的にはイマイマしいG+と契約せずに済んだので、ちょこっとせいせいしてます。だいたいテレビ局主催でありながら放映枠も取れんような大会なんか最初っからやるなよな。

はー、ひさびさ吠えてみました。心の中はもうちょっと黒いですけど、切り替えて年明けに臨みましょう。

*****

一昨日購入した麩饅頭を会社に持っていくのを忘れちゃったんで、さっき食べたんですけど・・・うまっ!夏に阪●百貨店で買ったのと同じものだとは思えません。
やっぱ美味しいよなー、生麩は。

 

2008年12月 7日

ひとまず

勝ってよかった。ただそれだけです。
試合終了と同時に力が抜けましたよ。JT相手ということで、もちろん勝つつもりで応援してましたけど、もはや内容がどうこう言う以前の問題でしたからね。選手はもちろん、アナリストさんを始め裏方さんたちも相当に奮闘されたことでしょう。ほんとうにお疲れ様でした。

試合経過なんですが、どういうわけだか私がライブスコアを見るたんびにJTが得点するものですから、不吉は少しでも取り除かねばと、途中からは部屋の拭き掃除をしながら眺めておりました。だもんで経過はとっても曖昧なのです(だから書けない)。

Springs vs Marvelous
(3-0)
もしかしてストレート勝ちは今季初でしょうか。
あぁ、かえすがえすも金沢東レ戦でスト勝ちしておけばねえ・・・なんて詮無いことを嘆きつつも、起きてしまったことは仕方ありません。ここ数試合(おそらく)苦しんだ(であろう、あってほしい)ルカ選手が「良い意味で」(←ココ、強調ね)自信をつけてくれることを願いますわ。あと人間力も。

今日は各アタッカーの打数を見る限りでは、トスもわりと分散してたのかな。シュリ選手が入ったことで諸々のミスが軽減したであろうことも大きかったでしょうね。マイコ選手の高さは魅力ですが、今後を考えてもフル出場はご本人のためにも良くない気がするんで、その意味でもシュリ選手が前衛でも通用したことは大きな収穫だと思います。センター陣の活躍は言うに及ばず。はぁ、やっぱサキノ大明神ですなあ。想像しただけで涙出ますわ。


さあ、あとはとにかく一人でも多くのケガ人が一日でも早く復活するのみ。
皇后杯?ありましたね、そんなのが。もういいですいいです、どうでも。
負けても怒んないから早く終わらせちゃってほしいっす(本音)。

というわけにもいかないんでしょーけど、まあほどほどに。
年明け再開を楽しみにしてます。

 

2008年12月 6日

禁酒はつづくよ

風邪(というか気管支炎)はだいぶ治ってきたものの、さすがに来週以降のスケジュールを考えますと、遠征してぶり返させる余裕はない上に、現実問題として試験勉強しないとヤバすぎることに気付いてしまったため、飛行機も宿もキャンセルしてのライブスコア観戦となりました。

予想通りっちゃ予想通りな結果でしたけど、真鍋さん(ですよね?)、スターティングメンバーは変えてきてました。

1、平井アン選手→サキさん
2、マイコ選手→シュリ選手
3、カズ選手→ワンジョ選手

個人的には(2)と(3)がたすきがけだとなお良かったんですが、まあ仕方ないですかね。サキさんも本調子ではない中を強行出場です。これが新たなケガ人発生による交替でなければよいのですが、ともかくも第1セットでは特に(3)が的中しました。スト負けも覚悟していましたから、ちょっと安堵しましたよ。ライブスコアを見ていた限りでは#3ユウ選手が健闘していたようですね(ブロード祭りかもしれませんが)。サキさんは要所要所ブロックで登場。アタックは・・・トス合ってないんかなあ。

第2セットは懸念のデンソールーキーサーブにメタメタにされました。ここはまあ学習能力の高いレシーバー陣が今後に生かしていただければいいと考えるにせよ、ワンジョ選手がどうもヘバってきた模様です。エネルギーが持ちませんなあ。

てなわけで第3セットは序盤からワンジョ選手→カズ選手。なぜここでいつもコレなんでしょうか。データ上の数字は高いんか知りませんが、どうも私には納得の行かない人選です。ミホ選手は、ユウコ選手はそないに使えませんか。

第4セットは表裏入れ替わったセンター陣が終盤に追撃したものの、もはやそこまで。

収穫もあった試合やとは思いますが、1週間や2週間で急に変わったり成長したりするはずはなく、なかなか勝てません。辛いっすねえ。

Springs vs Airybees
(1-3)

せめて明日だけは何とか勝ってほしいもんです。お参りに行って来ようかな。

 

2008年12月 5日

終わりは始まり

朝から天気と上司が荒れた一日。なんなんやろかもう。

読了マンガ
・「モリのアサガオ」(6)(7)
・「きらきらひかる2」vol.3

そういや「きらきらひかる2」のラストって持ってなかったよなあと購入。調べてみると郷田さんは「モリのアサガオ」連載完了後、「きらきらひかる最終章」なるものをお描きになられたそうですが、単行本発売は延期に次ぐ延期となっているようです。いやあこれも読みたいっすね。延期原因は良く分かりませんが、早めの発売を望みます。

というわけで、「モリのアサガオ」読了。
帯という帯に「しをん号泣」の文字があったせいか、号泣はしませんでしたし、物語の設定にはいろいろと疑問もあったんですけど、でもやっぱ心には染みましたね。2,3回読み直しながら考えてみたいです。

*****
全日本監督就任会見があったようで
(JVAとつるむ)サンスポによれば、真鍋さん推しが協会、達川さん推しがリーグだったようで、これでは先日の報道とまるで逆。んー?まあいいけど、今度はお互い拒否はなしってことで。

レシーブとブロックを重視ってのは、いかにも真鍋さんらしい。理から外れたことをする人ではないし、肝の据わった人ではあるんで、前クラッシャー監督より悪くなることはないでしょうけど、スタッフの人選が肝要かと。そんなこと言われなくても真鍋さんが手をつけないはずはないですけどね。

ってなことより気になるのは目先のSpringsです。
年内はあと1勝できれば御の字ぐらいの心持ではありますが、誰だって好き好んで負けたくなんかないでしょうし、どうなりますやら。ケガ人が復帰できないとならば、鍵を握るのはどう考えてもルカ選手なんですが、毎回ぬるい日常生活の延長みたいなバレーを見せられては応援する気も萎えますよ。そのルカ選手を重用しつづけてきた真鍋さんをも含め、ちょっとした不信感の塊です。Springsを全日本の下敷きにしないでくださいね。

明日はひさびさにライスコ観戦を楽しめるといいのですが、佐賀は鬼門中の鬼門。ひとまずケガ人がこれ以上増えさえしなければ良しとします。

 

2008年12月 1日

どうでもよいこと

朝から厄介なこと続き。
師走スピードで解決してほしいものです。うーうーうー。

*****

さて、ここまで来たらもう、次期全日本監督は真鍋さんということでいいんですかね。というかその道筋は北京五輪時から、いやもしかしたらSprings監督就任時から敷かれていたような気さえするほどなので驚きはなく、むしろ達川さんの出現に驚いたというのが正直な所ですけど、どうせなるんなら、2年前になってくれりゃ良かったのに・・・。

で、今日の報道によれば、協会幹部は達川さん推し、プレミアリーグ関係者が真鍋さん推しだったとのこと。そもそも選考委員会が実在していたのかどうかすら謎ですが、協会幹部=JVA(Vリーグ機構含む)、プレミアリーグ関係者=チーム関係者と仮定してみると今回のレース、実は保守派vs改革派の争いだったんじゃないかと軽く妄想しちゃいました。

***
旧態依然にすがる協会幹部と、お金を出し続けられるかどうか保障のないチーム(企業)との間に深い溝があるのは今に始まったことではないですが、もはや手をこまねいて見ている場合ではなくなってきているのにも関わらず、協会幹部はそれを「チーム数削減」などという安易な方法で乗り切ろうとしている。そうでなくとも競技人口は目減りしてるのにアホか、ですよね。

それに加えて近年続く全日本召集拒否の傾向です。Y氏に限らず、歴代代表監督たちが特定選手を重用し、他の選手を使い捨てにしてきたツケの積み重ねではありますが、達川さんもこれまた悪印象がないとは言い切れない人です。彼が監督をするチームといえばどこも茶髪・ピアス禁止、ということだけではなく、よく考えるとそのチームはユニチカ、東レ、デンソー、どこも比較的「企業スポーツ」的な色が濃い所ばかりです。

「もっと・ずっと・きっと」スパルタ代表復活を望む保守派の旗頭にはふさわしい人だったのかもしれませんが、それ以前に個性の強い選手が避けそうなタイプでは、また選手が集まらないとも限らず、これでは希望の全日本もへったくれもありません。

外国人監督がまったく残りもしなかった点においても、おそらく監督の技量といった本質的な部分においての論議はほとんどなされていないように思いますが、育成能力に疑問点がつく(らしい)真鍋さんに育成能力がさして必要ではない代表監督は適任かもしれませんし、やるからには動きやすいような環境を作ってあげてほしいもんではあります。


・・・などとノンキなことを言っていられる状況ではないのですよね。
Springsはどうなるんでしょう。いつまでも兼任というわけにはいかないでしょうし、後任監督はいったい誰に?せっかく軌道に乗り始めたスカウトは大丈夫なのかどうかも心配です。昨日の試合には前全日本コーチさんがお越しでしたが(何をオメオメと!と心の中ですこし思った)その辺りの全日本関係OBは止めてくださいね。アナリストを始めコーチ陣の流出も心配ですし、おお心配づくし。

ま、今の心配はそれどころではないので、あんまり考えても仕方ないですね。どうすることもできないんだし、今はただケガ人の回復を祈るだけです。


さてと、今夜は久しぶりに解熱剤なしで眠れそうですが、今度は咳止め薬が必要です。ごほごほ。

 

2008年11月30日

見込み違い

試合にとどまらず、踏んだり蹴ったりの一日でしたが
悔やみきれない心残りは#4&#11のブロックを撮り損ねたことですね。

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もはや相手が強いとか弱いとかそういったことではないですね。

ただただSpringsが弱い。その一言です。

選手交代は不可解、そしてルカさんバレーは既にお腹いっぱい。

ファンの方々は多いようですから、頑張って応援してあげてください。

真鍋さんは全日本監督就任だそうで、もはやなにがなんだかですね。

 

2008年11月29日

祓々

朝から妙にタイミングの良い一日で、そういう日って不思議と勝つんですよね。

というわけで結果的には勝ちました。

Springs vs Bamboo
(3-1)

いつもなら真っ先にコートに出てくるムック選手が登場したのはラスト。
サキさんと一緒でしたが、おもいっきり足ひきずってますよ。げげーっ。

ルカ選手と真剣に話をしているのを見ていると
いつまでもケチョンケチョンに言うてばかりじゃあかんなぁ
これはこれで応援せねばならんよなぁと腹を括りましたが
けっこうすぐほどけちゃう腹なのでね、あてにはなりません。
なんてことはさておき、ムック選手の分まで頼むよほんと。

*****
試合全体の感想としては、なんだかバレーボールというよりは、単に「球を落とさず3回以内で返すゲーム」といった印象だったでしょうか。なんのかんの言ってアタッカーがセッターを助けた試合ではありました。まあ今日は何が何でも勝つことが大事だったので仕方ないですけど、ブロード、ブロードのオンパレード、クイックゼロってねぇ。これがSpringsのバレーだと思われたらちょっと悲しい。

そんな中ちょっと嬉しかったのは、第3セットと第4セットでミユキ主将がルカ選手に替わってサーブを打ったこと。コート内の色が目に見えて変わったのに驚きました。なんかパッと明るくなったんですよ。こんなにオーラある人だっけ?見慣れたサーブの構えさえも懐かしくそしてカッコ良く、心の中で一人しみじみ・・・いずれも2回ずつ打って使命もきちんと果たされ、さすがは仕事人主将でありました。

今日わりあい良いアタックを打っていたのはマイコ選手、数字ではさほどかもしれませんが、印象に残るアタックは比較的多かったように思いますよ。徐々に徐々にがんばれー!

試合途中キレそうになったトム選手は一時フローターに切り替えてましたが(これはこれで効果あるんですけど)ジャンサに戻してきたあたりからはご機嫌も直ってきたようで、やれやれでした。ストレートとバックアタックがよく決まり、決定率はここ最近では一番よかったのでは?今日も攻守に大奮闘おつかれさまでした。

チームとして機能するには難題山積みですが、年内リーグ戦はあと3試合です。なんとか白星先行で終えたいですね。そしてケガ人さんたちはとにかく早く治してください!

かたやバンブーさん、センターの攻撃力(つかクイック)は断然Springsよりも上だったんですけど、ブロックは詰めきれなかったのか、レシーブ隊形が途中から素人目にもおかしなことになってました。そもそも決定力のある外人さんがいないのですから、今日のSpringsに勝てないようではシーズン後半にちょっと不安が残りますね。

前半なかなかの活躍を見せていた#12アユ選手は途中から#3ソラ選手に交替になってしまいましたが、ソラ選手のレシーブ力だと後衛はバックアタックを打ててもちょいと厳しいかもしれません。攻守OKの高身長アタッカーってやっぱりなかなか居ないんだなあ。

*****

Springsのケガ人(公称)はミユキさん、カナコさん、サキさん、エリ選手そしてムック選手までが加わり、総勢5人になってしまいました。20人中5人、25%ですよ。既に突っ込まれまくってそうですが、真鍋さん曰く「ケガしにくい体を作ってきた」わりに、ケガ人続出。五輪選手はともかくムック選手は先週の東レ戦でテーピング処置後も出場してましたよね。その辺りのトレーナー判断はどうなってるんでしょうか。そうでなくともケガ情報がプロ野球やサッカーなどと違って一切出ないバレー界、もう少しファンを安心させる情報を流してくれてもいいのにと思います。

ただ、そうはいっても文句つけたところで治るってもんでもないですから、ムック選手はいつぞやのサキさんのように、外から試合を見る機会を今後うまく活かせるといいですね。

ケガの早期回復を願いつつ、私も熱を下げるべく早めに寝ることとします。


浅田真央選手、圧巻でしたね。びっくりしちゃいましたわ。
なんつか演技が「真央ちゃん」じゃなくなりましたよね。
やっぱ「ちゃん」がついてる内はアカンのかな。

 

密室から出てきたものは

へーへーへー。

全日本女子バレー監督にデンソーの達川氏浮上

となると、来シーズンの全日本女子は全員黒髪?
リョウさんのリベロ選出の可能性も低くなりそうですし
デンソー&東レ中心になるということであれば
Springsファン的にまたも全日本は気の乗らん話になるのかしら

ま、いいですけど


 

2008年11月25日

我慢くらべ

休みたい気分満々でしたが、やはり連休明けというのは顰蹙かと、這うよに出社。
残業が一段落するとなんだかラクになったような気がしましたが、体温は38度線越え。まずいなあ超まずいなあ。週末はホームやのに。

そのホームゲーム、真鍋さんはどう乗り切るお考えなんでしょうね。おそらく年内一杯あたりは現スタメンで行くつもりだったのではないかと邪推してますが、最強チームというにはあまりに綻びが多すぎる現状。結果として一部選手の負担が過大になってしまい、チームバランスが崩れかけているように見えます。何よりこのままではさらにケガ人が増えそうで、それが一番心配です。

負けているから言うのですが、そもそも真鍋さんが小細工的な行動に出たときってあまり成功したためしがないような気がするんですよね。そういうカラーのチームじゃないからかな。

チーム内のデータがどないなもんかは知りませんけど、選手も人間です。負け試合でもワンシーンたりとも出場がなかったり、出場不可能なポジションに固定されていたりする選手を見てますと、ファンならずともチーム一丸となれるのかしらと不安にもなります。

若手への期待と育成という長期的戦略も大いに結構ですが、どうか先週のトヨタ車体戦のようにファンを落胆させるような試合にだけはならないことを祈っています。

が、祈るだけでもなんですので、エールにはおそらくならないであろう感想なんぞも書いてみます。何をエラソーにという点につきましては、こんな風に思うファンもいるということで、ご容赦ください。

#1カズ選手
今季もレセプションがあまり安定せず、コウキ選手と交替することもしばしば。それはそれで前向きに捉えられなくもないのですが、選手交代のときにボディタッチをあまりされないっすよね。細かいことですがちょっと気になってます(ユウ選手も同様)
手段を選ばない得点能力は驚嘆に値するほどですが、大事なところではやはりカッコ良く決めてほしいです。あ、ムック選手とのコンビが昨季より良くなったのは朗報かと♪

#2マイ選手
登録はされるものの出番なし。前衛では高さの問題があり、後衛では若手育成の影に追いやられてしまっているのですが、ムードある選手なので勿体ないよなあ。あのパンチの効いたサーブとスパイク、見たいっすねえ。アップゾーンでの応援姿を見ると余計にそう思ってしまいます。

#3ユウ選手
復帰当初のことは知りませんが、実際よく戻してこられたのでしょう。ただし現状、Springsのセンターとしてはあまり機能していません。決定力の低さからサイドへの負担が大きくなっていますし、なによりワンタッチが...。見た目の派手さではなく地味にサボらないプレーができるよう経験を積んでいただきたいものです。
ただ、クイックを意識的に打つ姿勢は進化の現れだと思いますし、ブロックの高さやそこそこ出来るレシーブはやはり戦力として大きな魅力。やって出来る人だと思うんで期待してます。

#4サキ選手
膝の具合はいかがでしょうか。公式練習時に跳んでないのは実はフェイクだよーんという言葉をどこかで期待してしまう自分が常に居るのですが、現実はなかなか厳しいんですかねえ。プレーでチームや試合を引っ張る人なので、黒鷲に引き続いてのキャプテンマークはむしろ寂しくもあるのですが、それだけチームの精神的支柱なのだということに、ひそかな満足を感じるしかありません。コートにはサキさんが必要です。復帰を心からお待ちしております。

#5ワンジョ選手
サマー決勝あたりからプレーを散見してきましたが、ブロック、レシーブ、コース打ちといった苦手プレーをようやく本気で克服しようとしてるんだなという努力がハッキリ見えるのは大きな進化です。真鍋さんのような堅実タイプの監督さんには起用しづらいんでしょうけど、バックアタック打てますし、なんしか元気な選手なんで出場機会が増えるといいなあと願ってます。

#6マイコ選手
2年目選手としてはトータル可もなく不可もなく、しかしSpringsスタメンとしてはまだまだ詰めが甘く、そしてもっとはっちゃけろーっとじれったくなります。意識の高い選手だけに、ご自分でもイロイロ物足りなくあるのかもしれませんが、現実は現実。今はその高さという武器でとにかくブロックを、そしてスパイクの決定率を上げてください。
決して焦ることなくケガだけはしないでおくんなまし。

#7ミユキ選手
地味で堅実なミユキ選手が居ないとチームがこんなに機能しなくなるとは...正直、予想以上でした。レセプションに頼るバレーではダメだといいつつも、やはり安定したレセプションがどれだけ大きな武器なのかということを、今チームは身を以って思い知らされています。無理はしてほしくないですが、はやく地味なプレーでコートを沸かせてください!

#8カナコ選手
ムック選手とのあの日本一のクイックが見たいのです。カナコさんが居ないので、Springsのダイナミックさが半減しています。カナコさんの笑顔が生きるのはコートサイドではありません。はやく帰ってきてください。

#9アン選手
こうしよう、こうしたいって気持ちは分かるんですが、もしかしてアン選手って強気口調のわりに不器用なんでしょうか。高さでなんとかしてるように見えなくもないですが、ワンタッチがどうにも安定しません。クイックがどういうわけだか試合後半から突如として決まり始めるパターンが多い気がするんですが、これが最初から機能すると試合運びが楽になるんじゃないかなあと素人は思います。
サーブは相変わらず好調、レシーブの良さにも注目です。

#10リョウ選手
リベロがリョウさんじゃなかったらとても試合になってないでしょうね。
というほどに凄まじい働きっぷりです。他メンバーのカバーに入ろうとして連携が乱れるなんてことが多々起きるのは、ひとえにリョウさんの動きが良過ぎるから。
世界のリベロを有効活用すべく、もっとコート内の交通整理をしてください。
ケガしないでくださいね!!

#11ローガン選手
彼女が凄いのは知名度があるからではなく、良いチームに上手くフィットするから。瑕疵の多いチームの粗をすべてカバーするスーパーエースではありません。正直、現スタメンでは彼女の決定率を上げるのは難しいようにも思いますが、せめて彼女の負担を少しでも減らせるよう、各選手の働きが10%ずつぐらいUPすればなぁと願います。やっぱサボらないことなんでしょうか。
アタックを打つたびに体勢を崩すのはワザとだという話も聞いたことがあるような、ないような、ですが、いつも転ぶ姿にドキっとしてしまいます。はやくローガン選手らしいプレーが見られるチームとなることを祈ってます。

#12ミホ選手
第ニリベロというデッドポジション固定。シーズン通してということはさすがにないと思いますけど、やっぱ勿体無いっすよね。コウキ選手の育成もそりゃ大事ですけど、じゃあミホ選手はなんのためにチームに居るのか。彼女はブルペンキャッチャーじゃないですよ。
あぁ、つい感情的になってしまいますわ。この新リベロルール、いつ改正されるんでしょう。

#13ルカ選手
練習ではそこそこ良い感じでトスを上げておられるんですが、試合になるとひたすら流れのままに上げるだけ。試合のストーリー性というものが感じられません。ワンタッチが意外と安定していなかったり、アン選手がトスを上げるシーンが激増したりと、やたら省エネモードが目に付き、性格的にセッターというポジションが向いていないのではないかとさえ勘ぐってしまいます。
高さが魅力と言われて消えていった選手はゴロゴロ居ます。チャンスはモノにして下さい。

#14ミナミ選手
マイコ選手を見るにつけ、焦る気持ちもあろうかと思いますが、今はとにかくトレーニングを積んでケガをしにくい体を作り、ジャンプ力をつけてほしいです。気持ちの負けないエースとしての姿を見るのを楽しみにしてますから。

#15エリ選手
いったいケガはどんなことになっているのでしょう。
サボらないセンター後継第一候補と期待するだけに、残念でなりません。
はやく治してくだされ~

#16ユウコ選手
ムック選手離脱により、ようやくベンチ入り。もちろん試合出場はならず。
当面ライト位置はマイコ選手で固定のようなので、なかなか厳しいシーズンになりそうですが、夏のセンター経験を無駄にしてほしくはないなあ。プレミアでは打点が少し見劣りするため、ワンジョ選手以上に使いにくいのかもしれませんが、ムック選手とのサウスポーコンビは是非とも見たいんで、なんとかなりませんかねえ。

#17ムック選手
とにかくケガしちゃダメです。ムック選手が抜けたらカントクが上げるしかありませんからね。
コート内が安定しないこともあり、自在なトス回しは今のところまだ存分に発揮されているとは言えませんが、どんな時もセンター攻撃を諦めず、安易なアンダーパスに逃げないプレーも大きな魅力です。あと目に付くのはワンタッチの良さですね。カズ選手との前衛が2回もあることを含めても、キルブロックポイントが増えたのは努力の成果だと思います。
とにかくケガしないでください。ケガさせないでください。

#18シュリ選手
ユウ選手のピンチサーバーとして毎回出場。
たまにはカズ選手と交替して前衛でどれぐらい通じるのかを見てみたい気持ちもありますが、それはそれで諸問題があるんでしょうね。ルカ選手の現状を見るにつけ、これまた思う所ありますが、これまたこれで諸問題があるんでしょうね。
表情から感情を掴みにくい選手ですが、マニアックに変化を楽しませていただきます。

#19コウキ選手
本来はあまりないはずの交替により、彼女もまた1年目にしてほぼ毎回出場。特にあちゃーと思うこともないということはたぶん無難にこなしているということなのでしょう。このラッキーな経験をものにして、どんどん上手くなってほしいものです。
笑顔がデフォルトのマイペースさんですから、コートが暗くならないのは大きな武器。まずは1年目らしくチームを声で盛り立ててください!

*****

うっわー39度線を越えてしまった。

寝ます!

 

2008年11月23日

北陸の呪い

昨日の反省を胸に、さっさかチェックアウトした後
石川近代文学館ならびに金沢21世紀美術館へ行ってきました。

近代文学館では室生犀星や泉鏡花の言葉の美しさにウットリし、21世紀美術館では人の多さにゲンナリしつつも、大好きな現代美術を堪能してきました。超苦手だった奈良美智さんへの見方が変わったのが大きな収穫かなぁ。おもしろかったっす!

金沢城を駆け足見学した足で(いちおう)メインイベントのバレー会場へと向かいました。道中、タクシー運ちゃんの郷土愛あふれる金沢案内を興味深く聞きながら観光気分を味わい、これまたおもしろかったですねえ。

会場に着いてみれば、公式練習にてトスアップしているのはシュリ選手。うわちゃムック選手欠場っすか。

第1セットこそ楽勝で取ってみたものの、これは車体得意のパターン。ぜってー2セット目からはそう上手くは行かないぞと思ってましたら案の定、3セット連続で取られてアウチな結末でした。

Springs vs Queenseis
(1-3)

戦犯とか挙げてもしょうがないんですけどまぁルカ選手、なにやってんでしょう。態勢を崩してコケると起き上がるまでに人の倍以上はかかる。サイドへのトスはブレブレを通り越したパス。高いブロックを補って余りある足引っ張りぶりに唖然の連続でした。なにが併用予定ですかいな。ありえんわい。最後はトム選手筆頭にチームの糸が完全に切れてしまいました。ものすっごく残念です。試合後にしきりと肩の違和感を訴えておられましたけど、これまたなんやかな。

シュリ選手がセッター転向するか新人セッターを採用するか。早急にどうにかしていただかねば困りますね。

話題問題沸騰中のセンター線につきましては、こちらは奮闘中といったところですね。なかなか結果には結びついてませんけど、相当に頑張ってはいますよ。セッターとは裏腹にSprings伝統路線を引き継ごうとする意図も明確に見えますし、応援しようという気にはさせられます。お姐さま方の復帰を熱望はしつつも、うん、これはこれでいいんじゃないですか。

WSはうーん、カズ選手もマイコ選手も一長一短の差がありすぎて、これまた評価に困りますね。ミユキ主将に頼るチームでは今後立ち行かなくなることが歴然だとしても、ちょっとなぁ。ま、試行錯誤が許される間にイロイロやってみてほしいもんです。中途半端な勝利とかこだわりませんから。

来週からはホームゲームですけど・・・。

 

2008年11月22日

進化のための回り道

試合後、大学時代の友人とダベっていると携帯電話がブルルルル。

「チェックインの時間なのですが...」

時計を見れば23時30分、えっもうそんな!

おかげで負け試合の余韻を引きずらずにすみました。ホテルにまで送ってもらってサンキュ!

***
サキさんとマイ選手が(妙な)パーマをあててたり、ムック選手がサキノバンドをしていたりと突っ込み所満載な試合でしたが、負けちゃってはねえ。後半調子を上げてきた木村&張の両レフト(ダテに国際経験積んでないなあ)にやられました。調子に乗せちゃった方がわるいんですけどね。

直接の敗因はセンター&ライトのスタミナ不足とそしてムック選手の負傷ですかね。3セットで勝ちきれなかったのが結果としてはすべてとなりました。うーむ。

Springs vs Arrows
(2-3)

ムック選手、4セット目あたりから妙にセットアップ体勢が膝を庇った動きだなあとは思ってたんですが、5セット目序盤、若宮さんがつきっきりでテーピングし、傍らでサキさんが心配する光景を目にしては、もはや観戦どころではなくなってしまいました(友人によると、その間どうやら試合はまったく見てなかったようで)
替わりは居ませんが、無理はしないで下さい。

明日はどうなるのかなあ...。急に不安になってきました。

 

2008年11月17日

過去へのこだわり

お取り寄せしていた卒業証明書が到着。
無事卒業できていたのは今さらながらに喜ばしいのですが
おかげで来月は試験を2つも受けねばならず、憂鬱なことです...。

*****
Springs公式、今日はカズ選手とアン選手のインタビューupです。
なんか似てますね、このお二人。
でもスタメンアピールは別のとこでやってほしいなあ。

 

2008年11月15日

どうなる?

しばらくバタバタ続きになりそうなので、美容院へ。担当兄さん(AB型)の口数が少ないなあと思っていたら、どうやら体調を崩していた模様。あんまり無理はせんといてくださいよ。

帰りがけに本屋で月バレを立ち読み。珍しくセッター特集なんぞがあったので、おやおやと開いてみれば、解説は日本文化出版社長の前田氏・・・またかよ。嫌な予感は当たりました。いくらファンだからとはいえ全てをホメてくれだなんて言いませんけど、なんだかアンバランスな評価で納得行きませんでしたわ。全体としては相変わらず学生中心号。あ、男子在阪3チーム監督鼎談は面白かったですね。むろん買わず。

***
工作その3
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小さくマグネットシートを張ってみました。表面はホワイトボードシート貼付。

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「ローテーション盤・試作品第1号」

マグネットシートと割ピン以外は全てダイソーで入手しました。丸いのはネオジウム磁石のついたマグネットなんですが、予想以上にピタピタッと止まってくれてちょっと感動。もう少し小さくして携帯性を高めれば使えるかもしれませんが、ひとまず楽しい工作はお休み。

さあ、やりますか・・・。

 

2008年11月13日

マイッタ

銀行システム改編に伴うトラブル勃発。一時はどうなることかとハラハラしましたが、なんとかつつがなく終結。ああやれやれ。

午後、別件にて書類を取りに来られた銀行さんと軽くお茶飲み話。
「そういえば昨日、新聞で174cmのセッターがなんとかかんとかって記事を見ましたよ」
「174?JTの(河村)選手ですかねえ。」
「ご両親がバレー選手でどうとかこうとか」

やっぱ河村選手の記事が載ってたみたいですね(→こちら
メディア露出度の高いJT戦略、これだけでは何ともねぇ。

*****

かたや小出しに情報提供が続くSprings公式ページ。
本日はサキさんとユウ選手のインタビューがアップされていました。どちらもそれぞれに興味深い内容です。こうしたことを見聞きする機会が増えると嬉しいですね。

そして心の中でいろんな理由をつけては打ち消してきてたんですが
やっぱサキさん、膝故障なんですか。あらためてショックですわ。

何やってんだよ若宮さん!という非難はサキさんご本人の意思に沿うものではないでしょうから控えますが、となるとコートに上がってすらいないカナコさんとミユキさんの症状は?と、さらに不安は募ります。スポーツはカラダあってのもの、ケガばかりはファンがいかに治癒を願おうともどうにもなりません。それでも祈らずにはいられないわけですが・・・。

各チームとも全日本選手の疲弊は思う以上のものがあるのかもしれませんね。

 

2008年11月 9日

カラガラ

いやあはは、私が昨日文句つけた選手が全員活躍。
見る目ないっすねえ、でも気にしない気にしない。チームが勝てさえすればいいのです。ふふっ。

Springs vs Redwings
(3-1)

ミユキキャプテンout、マイ選手inということで、本日キャプテンはサキさん。
試合前には念入りに準備運動をしつつ、たいそう楽しげに「センター友の会」を開催しておられたので(そしてすっかりキャプテンとしてのサイン業務を忘れていた)すわ出場か!?と期待しましたが、本日もセンターは大友山本選手と平井選手でした。

試合冒頭、最初の得点は平井選手のクイックとなかなかの滑り出し。しかしその後が続かない。うーんうーん、レセプションが崩れたりブロックにかかったりアタックミスしたり。サキさんをムック選手のワンポイントブロッカー起用してました。なんか新鮮。トム選手の調子が上がらないのが気がかりです。

気を取り直して第2セット。これはまぁウソのように走りました。サーブで攻め攻めのお得意ブレイク。サーブが良かったんか相手レセプションが悪かったんか。Springsユウ選手の踏ん張りが目立ちます。昨日の屈辱を力に変えて気迫勝ち。そういやこの人はパイオニアアレルギーもないですもんね。試合中はとにかくずっとムック選手に話しかけておられました。かたやアン選手はえーと、ボーリングでヘロヘロ球でストライク取る人っているじゃないですか、そんな感じ。
そうそう、後衛時カズ選手→コウキ選手の交替も奏効してましたね。

第3セット、文字通り手に汗握る攻防でした。一言でいえば前衛カズ選手が神、だったかと。最終盤は後衛レシーブも持ちこたえてましたしね。マイコ選手も今日はいい所で決めてます。セット終わってメールを打とうと思ったら、指が震えて上手く押せないでやんの。ざまなし。

第4セット、終始リードしつつも終盤追いつかれます。手抜きしてたわけではないんですが、ムック選手、ちょいちょいお試しをやりましたね。ツー(落とし)は拾われましたが、凄まじいツーアタックを決めてました。会場どよめくどよめく。はっは!

トム選手の調子は今ひとつ上がらずじまいでしたが(ムック選手が試合後ながいこと真鍋さんからお説教を食らってたのはその辺かしら)最後23-22からサーブに立ったトム選手、ミスに懲りてフローターに切り替えてたのに、思い切りジャンサ打ってました。うっわーここで打つか。彼女の気持ちの強さを見ましたね。いやさすがですわ。

とまあ相変わらず反省材料も多かったですが、好材料も多い試合でした。
なのでもうね、今出てない(出られない)人は、「むしろ」認められているから出られないのだと思い込むことにしました。チーム内世代格差を考えれば特にリベロ(とセンター)は早急に育てないとあかんわけで、この起用をするしかないんだよなあとも。じっさい今日はレセプション、スパイクレシーブともども良かったですし、リベロだと周りに染まらないあのマイペースさがいいのかも、ですね。

レセプションで思い出しましたけど、トム選手ってオーバーに比べてアンダーでのレシーブは今一つですねえ。これについてはSpringsにはオーソリティがたくさんいますから、ぜひとも学んでいただきたく思います。

いろいろ語りたいことはありますが、寝不足続きにて本日はこれまで。

 

2008年11月 8日

Hoi!

数字だけで見るとストレスたまっただろうなあ。
生観戦はそれなりに面白かったんですよ。バレーボールってリズムのスポーツなんやなあということを改めて感じられましたしね。

Springs vs Seaguls
0-3

ただでさえ新規メンバーが多くまとまりに欠けるのに、ブロックはもちろんレセプションまで崩壊してしまってはなあ。岡野選手フル出場のシーガルズにとっちゃ、勝つのは赤子の手を捻るがごとき作業だったんじゃないでしょうか。

第1セットは序盤ムック選手のジャンサ復活を喜んだのもつかの間、相手サーブに苦しみ点差をつけられる結果に。
6-11(ムック選手ブロック)から13-14(アン選手ブロック)までは追い付いたんですけどね、けっきょく勝ち越せず。

同じボールに何人もが固まり、ブロックフォローには誰も居ないという非効率的な場面が続きました。うむむ、舞子選手はやっぱりもう少し声を出さなきゃいかんでしょう。もしかすると狩野家の遺伝子なんかもしれませんが、真似するとこが違いますよ。

第2セット、カズ選手に代わりワンジョ選手in。
彼女自身はサーブを始め、なかなかの貢献っぷりだったんですが、ユウ選手の被キルブロック率がえらいことになり始め、それに伴いアタッカーがことごとく決まらなくなってきました。

なかでも舞子選手の動きが明らかに良くない。レセプション悪くセンターも(文字通り)使えない…レフト一辺倒にならざるを得ません。

たまらず#6→#19。これもどないかねえ。#12ミホ選手が死にリベロ状態でしたから仕方なかったんでしょうけど、やはり状況はさして改善せず。目に見えてムック選手の元気がなくなってきました。

第3セット、#3#6#17→#4#5#13の大幅交代。新メンバーにはムック選手、ベテランにはルカ選手ですか?ああいやいや。

サキさんの確実な横移動に惚れ惚れ。決定率こそあまり上がらなかったものの、チームに落ち着きが戻ってきました。

しかし、ここにきてリードを守れないルカ選手恒例モード発動です。カズ選手も相変わらずピリッとしません。だいたいシーガルズバレーにシーガルズバレーで対抗しても、相手の思うつぼに入るしかありませんやん。気持ちは分かりますけど、それじゃやっぱりなあ。

中盤になってムック選手in。

いやあ今度は元気元気、声出しまくり。それまでなんとか声を出してるのはワンジョ選手のみでしたからね、アップゾーンで思うことも多かったんでしょう。そしてなんといってもサキさんとの今季初コンビ。一発目はもちろんサキさんへの強引なまでのクイックでした。あはははは分かりやすっ!

サキさんとのコンビも正直微妙だったんですが、お互い先発タイプ同士ですからねえ。ちょっと一口には言えないかな(もちろん贔屓込みで)。

てなわけで健闘はしてみたものの失った流れは取り戻せず、ストレート負け。四国でのシーガルズ戦は相性わりいなあ。

*****
ローガン選手も初めてのシーガルズ経験、かなりの衝撃やったんと違いますかね。来日した甲斐ありましたね。試合後はかなり(自分への)不満を露にしてはりました。ま、ここで終わる選手やないでしょうから、次行きましょう次。

つか試合中はもっと周りの選手がローガン選手と積極的にコミュニケーションを図ってほしいなあ。

個人的結論
●大友平井狩野舞3選手の同時育成は厳しい

●やはりミホ&ユウコ選手の積極的起用を望みます。カズ選手は控えに置いてこそなんぼ。

あとはそうですねえ。
会場の客が少ない!!笑うくらいガラガラ。駅からは遠いし、場内は寒いし、久々の酷い会場です。

明日はお互いチームビルディング中同士のパイオニア戦。
はたしてどれだけミスを減らせるのか、も少し不完全燃焼を減らせるような布陣で臨んでほしいものです。

 

2008年11月 3日

トレンド

文化勲章親授式の模様をニュースで拝見。
今回は(田辺)おせいさんに小澤(征爾)さんと、私の好きな方が名を連ねておられ、大変うれしゅうございます。

*****
重い腰をあげて、一昨日のSprings vs Rivale戦録画をざざっと鑑賞。

とにかく解説陣の(ミス)リードが耳障りで、何度見るのをやめようと思ったことか。
"クン付け"前田さん&お喋り竹下アナという顔ぶれに、いやあな予感はしてたんですが、やはり鬱陶しい解説でした。特定選手をプレーではなく思い入れだけで語るのはガマンしましたが、なんでもかんでも「コンビが合うか合わないか」で片付けてしまうってのは、どうなのよそれ。サーブ・ブロックについて一言もないのもいただけませんでしたね。やっぱりテレビは信用できん。

ただ、タイム中の光景は非常に面白かったです。皆さんよく喋っていて一安心。そして新通訳&コーチの(川北)ゲンさんの具体的なアドバイスは良いですね。さぞかし選手の頭にも入りやすいことでしょう。あとは第4セットテクニカルタイムアウト、トム選手の発言にウルっときかけました。ついつい去年と比較してしまいますわ。

テレビで観て良かったなと思ったのは、カズ選手の攻撃でしょうか。去年より高さがありますし、ムック選手とのコンビがよくなったせいか、いい意味でシンプルが攻撃が増えたように思います。あと目に付いたのはムック選手のワンタッチ。隣の表センターが霞んで見えましたよ・・・ただ、ユウ選手もSpringsバレーに馴染もうとする努力は感じられましたし、実際に試合出場したことで足りないものも明確になったことでしょう。やるからにはやる選手だと期待してますんで、少しずついいプレーを見せていってほしいです。諦めないでね。

ベテランメンバーのケガ云々情報については言及を避けますが、五輪の疲れをとる意味でも年内は少々ゆっくりしていただくことになるのかな。どのメンバーが入ってもチーム維持できるようにしようとする采配意図も感じられますし、今季こそは選手起用もフレキシブルになることを願いたいですね。

例年以上に目を離せないシーズンとなりそうです。

*****
コートサイドレポート第1回はカナコさんですか。序盤の勢い良さがだんだん弱まって面倒になってくる辺りがおもしろいです。ベンチ復帰待ってますよ~。
今年のムードであれば、選手レポートもちょっと楽しみかも(ゲンキンな奴)。

 

2008年11月 1日

センターはどこへいった

新幹線に乗るやいなや、横の女性がゴホゴホと咳をし始めました。
おいおい、風邪が大流行する会社で私がどんだけ予防に努めてきたと思ってるねん!呪いの念を込めてちょくちょく見つめておりますと、それが効いたわけでもないでしょうが、名古屋で降りてくれました。ああやれやれ。消毒がてらビールを飲みつつネット三昧。あっ富士山も見えたよ!

東京駅は京葉線ホームへ日本一長い乗り換えを終え、舞浜駅からねずみ城を横目にてくてくと歩き、会場に到着したのは第1試合1セット目終盤頃だったでしょうか。いやもうぎっしり超満員でした。公式プログラムも売り切れですとさ。どういうこっちゃねん。おせっかいついでで言わせてもらえれば、ゲストのバボちゃんが薄汚れてましたよ。お風呂に入れなさい。

さて、本日もっとも白熱するであろうと思われた試合でしたが
デンソーvsパイオニア
(3ー1)

選手個々の力は互角といっても過言じゃないはずだと思うんですが、粘り負けたのはパイオニア。ユキ姐フル出場の時点で、粘られるとやはり苦しい展開になってしまいますね。
ハニーフ選手はさすがでしたよ。あと、メグ選手がなかなかいいレシーブをしていたのがも目を惹きましたね。レオ選手...太った?もう全盛には戻らんのかなあと少し寂しくなってしまいました。

今日はチームとしてのまとまり具合がデンソーの方が上でしたけど、来週はSpringsも気を抜けませんね。デンソーに関してはルーキー本田選手のサーブには要注意っと。

そうこうするうちにSpringsメンバーがぞろぞろ登場。トム選手はハニーフ選手のもとへ駆け寄り、しばし抱擁。身長差20cmのせいか、なんだかトム選手がしがみついてるみたいで可愛らしかったです。
ムック選手は...おやおや、髪型にまた変化が。人生初パーマ?あの長さだとパーマの方が手入れも楽でしょうし、いいんじゃないですか。なんかムック選手じゃないみたいでしたけどねっ。

と、ここで髪型どころではない衝撃が。カナコさんがTシャツ姿です。えーーーー!ベンチ外!?ユウコ選手のTシャツ姿どころの騒ぎではありません(コチラも悲しかったですが)。てことはサキさん対角は必然的にあの二人のいずれかということですね。声にならない叫びを上げながら、急ぎテレビ観戦者さんにご報告したところ「サキカナは膝が良くないそうです」

ん、サキカナ?
なんか文字数多くない?
サキさん、さっきまでセンターお笑いの会やりながら監督と談笑してましたやん。

心の整理つかぬままに試合開始。あら仁木さん、じゃなかった兵動さん、舞子選手も入ってますねえ。そしてセッターはムック選手なんですね。あまりに衝撃を受けていたもんで、ミユキキャプテンの不在にもしばらく気づかない有り様でしたよ。

とまぁここまで来れば、「ミユキさんは足首が...」のメールにも苦笑するしかありません。リヴァーレ相手ということで真鍋さん、腹を括りましたね。でも、やること極端過ぎです。もうちょっとやりようないんですかい。

Springs vs Rivale
(3-1)

えー、そんなこんなでコートの中はシッチャカメッチャカ状態でした。このメンバーでは約束ごとも徹底されていないでしょうから仕方ないとはいえ、選手が交錯するたびにドキドキさせられ、センター線はクイックどころかワンタッチもままならず、「打ち切れよ!」というトスがすべてフェイント処理されていく状態。くわえてレセプションには多少難のあるカズ選手が入っていたものですから、終始ヒヤヒヤさせられ通しでした。

と、これだけ連携の取れていないコートではトスを上げるムック選手も大変です。開幕戦の硬さも手伝ってか序盤は少々不安定なトスが続きました。それでもとにかく合っても合わなくてもセンター線を使い倒し、トム選手はまるで居ないかのごとくトスを上げないムック選手。それが出来る所に今年のチームの強さを感じました。とにかく一つ一つ点を取って勝つという明確な意思は見えましたんで、あまり心配はしてなかったんですが(ちょっとウソ)、真鍋さんも内心では相当冷や汗をかいたんじゃないでしょうか。第1セットでの選手交代は確実に計算できるピンチサーバー・シュリ選手のみ(Vリーグデビューおめでとう。後輩さんたちの「シュリさーん」の掛け声が印象的でしたよ)。ルカ選手投入も第4セットで5点差がつくまではありませんでしたね。

第2セットではミスの積み重ねから点差をつけられ、11-16の時点でなんとなんとのカズ選手→ワンジョ選手という交代。最初に決めたコースがストレートだったところに彼女(とムック選手)の意地を見た気がして、少しくジーンとしてしまいました。ブロックも決めてましたね。セットは落とす結果になりましたが、シーズン通して考えれば、ワンジョ選手復帰は朗報です。3年前の夏を思い出しましたよ。眠れる獅子はとうとう目が覚めたのでしょうか。

第3セットは取り返し、そしてなんのかんの言っても地力に勝る選手集団です。第4セットに入る頃にはだんだんとチームとしての体が作られ始め、ムック=アン選手の高速クイックコンビが、そしてサーブ&ブロックが機能しだしました。マイコ選手のサーブがハードパンチになってたのが面白かったですね。マイコ&ムック→ワンジョ&ルカの二枚替えも今日のところはつつがなく無事完了です。いやあデカい、全日本もビックリの高さですよ。セットカウント3-1にて勝利をおさめました。

2008110101.jpg
第4セット開始前、円陣からぬけてきたムック選手に指南中。

ちょっとマジメにアップをしておられたのは第3セットでヤバくなったときぐらいかな。今日のところは出番が無かったことを喜ぶべき、なのでしょう。

*****
まあしかし今日勝てたのは、こういう言い方はしたくないですが、やはりリベロ佐野選手の鬼っぷりと、そしてリップサービスのヒトではなかったトム選手のおかげでした。

リョウ選手はオリンピックが終わってモチベーションが下がってるんじゃないかと心配してたんですが、杞憂とは言わないまでも、プレーは全日本より輝いてさえ見えました。素晴らしくカッコ良かったです。もうありえない拾いっぷり。オーバーオーバー言うヤツなんざぁ、くそくらえ!(失礼)

そしてトム選手、とにかく熱い。ああステキ。守備も攻撃も常に全力、ブロックでそんなに全力で飛んでたら疲れちゃうよ!との心配もよそに、アタック決定率はゲームが進むごとに上がっていきました。たとえ決まらなくとも切り替えが早いし、ドシャットをくらうこともありません。見たこともないほど美しい二段トスを軽々と上げておられましたのにも驚きました。世界は広い・・・。

*****
リヴァーレは、うーん、どうでしょうね。シダルカ選手は上尾に居た頃よりは有効活用されているものの安定性に欠けますし、センターも嶋田選手が強いのは後衛サーバー時だけってのはやっぱマズイでしょう・・・。

*****
その後、武富士vsトヨタ車体を第3セット途中まで観戦。
サーブ&ブロックがキッチリと機能している時点で武富士に分があり、そしてトヨタ車体は新リベロの不安定さでもってレナタ頼みでは勝てませんわな。ま、どのチームもシーズンは長いですからまだまだ分かりませんけど。


 

2008年10月31日

いよいよ開幕

楽しくも苦しい季節の始まりです。

今季のSpringsはやたらと下馬評がお高いようですが、根拠はと確かめてみれば、それらはすべて昨季の反省にたった改正点ばかり。結果として2007シーズン優勝チームに近い形となったようです。

新規ポイントとしては
・親和性が高くバックアタックを打てる外人の獲得
・チームとの融合を積極的に図ることができる通訳の獲得
・攻撃面で戦力となれる中堅センターの獲得
・次世代リベロの獲得

などが挙げられますが、今回の補強は明確に弱点を補い、よりチーム力を上げようとする意思が感じられます。あとはそれをどのように活かすのか。監督の腕の見せどころですね。

選手の皆さんにはプレッシャーも含めて試合ではバレーを楽しんでもらいたいですし、またチームとしてもそうであってもらえるような、そんな応援をしていきたいものです。

とにもかくにもケガだけはされませんよう!
面白いシーズンになることを願っています。

 

前夜祭

NUMBER715号ならびに「チームの顔」を購入。
やはりオシムさんインタビューは面白く、随所で納得させられました。ほんとに残念だったなあとつくづくつくづく。お目当て記事は総じて難の無い内容でした。まぁこの記事を読むヒトはバレーファンぐらいでしょうけどね。

「チームの顔」はまだSprings関連ページしか見ておりませんが、あれ、ムック選手の視力が落ちてる?なんてなマニアポイントはさておき、トム選手のお答えに感服。たとえそれがリップサービス込みだとしてもファンは嬉しいもんですし、さすが本物の一流選手は違うなあと思わされました。ますますプレーを見るのが楽しみです。

こんな彼女の架け橋となる通訳さんも想像以上に面白い方のようで、これまた色んな意味で楽しみですね。

 

2008年10月27日

WHO IS RIGHT?

バレーボールは相手チームあってのスポーツ。
自チーム布陣だけではどうにもならないのですが、そうはいってもねぇ。
てなわけで、Springs-2008/2009の予想ローテを並べてみました。

2008MB1-2.jpg

真鍋予想を基本に考えると、こないな感じでしょうか。
セッターにルカ選手の名前がないのは、彼女が入る際はより一層ブロック中心となるため、少し分けて考えようかなということであって、他意はさほどありません。

並べてみて、まず気付いたこと。
それはトム選手とサキさんがブロックで並ぶのは第2ローテだけだということです。シャッターチャンス短いですよ。カメラ屋さんはお気をつけくださいませ。

さて、あいかわらず表/裏の違いが分からない私ですが、なんとか進めていきましょう。
といってもVプレミアレベルとなりますと、そうそう選択肢があるわけはなく、トム=ムックコンビのバックアタックを活かすならば、トム選手は裏レフトでしかありえません。となれば必然的に表レフトはミユキ主将。

その裏レフト(もしくはライト)がバックアタックを打つローテ(主に④⑤)における前衛はほぼ表センター。すなわち裏センターが前衛のとき(①②)ってのはあまりバックアタックを使えないのですねぇ。ふむむ。

一見、昨季とあまり変化がない布陣のようにも見えますが、今年はレセプション(&ライトバックアタック)体制に入れるトム選手が加わったため、昨季以上にライトは自由に動けるポジションとなりました。必ずしも守備力を充分に満たしていない選手でも勤められる可能性が出てきたというわけです。

そうは言ってもブロックが良くて、二段トスを打ち切れて、できれば速いバックアタックなんかも打てるとなお良し、なんてな選手はどこのチームにもそういません。さあ、どうなるんでしょうねえ。

個人的希望その他はまた後日。

 

2008年10月21日

どうでしょう

新聞報道に遅れること数時間、Vリーグ公式にもアップされました。

我ら、かく戦わん-2008/09V・プレミア女子編

「変幻自在」という表現はなんだかカッコ良いっすね。さすが信頼度No.1選手(推測ながら確信)だけのことはあります。他選手の表現も下手な代表キャッチフレーズよりいい感じ。ちなみにパイオニア監督による選手紹介は英訳もしくは中国語訳した方がサマになりそうな語感ですね。

スタメン予想については、そもそもこんな時期バカ正直にスタメン報告する監督の方がどうかしてますし、ましてや真鍋さんはY監督とは違った意味でリップサービスの人。この手の談話はたいてい話半分がいいところです。試合ではデータ上位のメンバーを揃えてこられることでしょう。

いずれにせよファンとしましては、今年こそチームが一丸となった姿を見たいですし、選手スタッフがチームへの貢献を実感できるような采配を期待しております。良い意味で予想が覆されますように。

 

2008年10月 3日

急いで回れ

午後になって過去のミスが発覚。またも複数人による複合ミスですが、最近チョコチョコこの手のウッカリが続いているので気をつけないと。ひとまず大事には至らない形で処理してもらえたので助かりました。

一息つけるべくコーヒーを飲んだ後、溜まっていたガラス茶器を洗って棚に仕舞おうとしたところ、手を滑らせてしまいました。落としどころが悪かったのか、茶器(安物)は粉々に砕け散ったばかりか、パリーンという音がフロア中に響き渡ったそうで、あちこちから人がわらわら~っと。ホントすみませんね、あぁストレスじゃないですよ。

こんな日には思い切り現実から乖離した本を・・・というわけでもないんですが、何年も前から棚に入ったままだった、オスカーワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」をカバンに入れてましたので、帰りの電車にて読み始め。

序文で心つかまれました。
これは原文で読んでみたいなあ。

*****
バレーなニュース2つ

その1、「外国人選手入団」&「四国Eighty8Queenチームへの選手派遣」について(デンソー公式)

昨年に引き続きドミニカのロンドン選手(センター)をライト起用となると、あおりを食うのはまたしても眞選手。レシーブ苦手な選手の居場所が狭くなる状況は世界共通ですが、眞選手はサーブ一つをとっても、全体的に伸び悩んでいる印象があります。経験がすべてではないですが、身体能力はもちろん目標意識も高そうな選手だけに、この段階での足踏みは勿体ないなぁ。
ちなみに、私の妄想全日本では眞選手がムック選手のトスでバックアタックを打ってます。見た目カッコ良さそうでしょ。

そして四国88に新人選手2人を派遣というニュース。
言葉面だけを見ると良い話のようですが、彼女たち2人はデンソーが今年獲得した8人もの新人のなかで最も微妙なレベルなのですよね。バーター的採用はこのチームに限ったことではありませんし、少しでも試合に出られることは本人たちにとっても良いことなのかもしれませんが、これをいわゆるレンタル移籍と同じように捉えるのは少し違うように思います。
ただ、達川さんの師匠筋にあたる米田監督率いる四国88自体はとても面白いチームなので、彼女たちのバレーボールライフは充実したものになりそうですね。健闘を祈ります。

その2、NECブルーロケッツ所属 松本慶彦選手の退職に関する件(NEC公式)

この流れでいくと、宇佐美選手に引き続いてNEC→Panasonic移籍?なんだか女子のNEC→Springsという流れとかぶるような気がしなくもないですが、これをチームの問題と捉えるべきなのか、あるいは個人のワガママとみなすべきなのかは現時点ではよくわかりません。思う所はありますが、男子バレーにはさほど詳しいわけでもないので、ひとまずは静観。

あ、そうだ、今日はこちらの連載の続きもあったのでした。

子供たちを体育好きに(山口誠さん)10/3付日経夕刊

体育とスポーツの橋渡しですか。
実のところ、裏面の「昼はパート、夜は日雇いダブルワーカー」記事の方を真剣に読んじゃいました。

 

2008年10月 2日

こころもち

浮かれ気味の上司を送り出し、残業後帰宅。
来月の遠征旅程に一部変更が生じたため、パソコンサイトとにらめっこしつつトライアンドエラーアンドトライ。100%希望通りとは行かず少々無理めの行動になりそうですが、仕方ないですね。なんとか体調を整えなくては。

*****
Springs公式HPにてギャラリー更新。夏休みが明けてからはわりと頻繁、なのはいいのですが

・元画像を50%程度縮小しておくれ
・カメラは手ブレ補正機能がついたものに買い換えてはどうでしょう
(そしてフラッシュは基本的に強制停止の方向でひとつよろしく)

この2点、なんとかなりませんか。

ざっと見た感想としては・・・
ユニフォームは今年もマイナーチェンジですね。縁取りバイピングがクッキリというのは実物を見てみなければ分かりませんが、わりと賛否分かれそう。

トム選手が羽織っているパーカーが可愛いなーと拡大してみたところ(何やかや言いつつ画像のデカさを利用もしているのです)、某選手の爪が目に入りました。流行のネイルにするしないは自由ですが、手でボールを扱う競技においてあの長さは支障ないんでしょうか。ちょっと気になりました。ってな風紀委員的な目で見てみると、コウキ選手はプレーに見合わぬケバさですな。

ムック選手はショートの方がアスリートっぽくて好きですが、表情に余裕が出てきたせいか、長めの髪型も似合って美人度UPしてますよ。しかし、近々お誕生日がきてしまう私の元に届く写真はおそらく去年のものでしょうし、そしてその写真はというと(悩みに悩んだ挙句)ギャラリーではひたすらヤサぐれてらっしゃる大エース様のものを指定済なのでした。

 

2008年9月30日

ジュニア経由シニア行

決算期につき、さすがにちとバタバタ。できるだけ楽器練習しておかないとヤバいのですが、今日も明日も・・・今週は厳しいなあ。

さてさて、全日本ジュニア女子さんがアジア大会で優勝されたそうでおめでとうございます(→こちら)。そして、このメンバーの内の何人が●T(もしくは■レ)入りするんでしょうねと間髪入れず呟く黒い人がここに居ます。

なにしろいくら高校最強とはいえ、監督を始めとしてメンバーのほとんどが東九州龍谷出身者なんですからね。諸事情が絡んでのことなのでしょうし、相原さんを否定しているわけではないですが(むしろその逆)、これではいくらジュニアさんが優秀でもシニアにはあまり繋がらないのではないかと。

なんてなセリフは東龍や九文にルートを持たないSpringsファンのひがみなのかもしれませんし、そもそも日本中のバレーエリートがこの二校に集まるわけではないですが、移籍補強の是非を論じる前に、この入り口部分の不平等を正すのが先だろうと思わずにはいられません。


Springsにつきましては、もちろんスカウト活動は頑張ってもらうとしても、ルートセールスはほどほどに、やはりSpringジュニア育成に力を入れていただくのが理想、なのかなあ。ただしジュニアの評価を高めるためには、必然的にSpringsの価値こそが最高でなければならないのに、ジュニアの位置付けを含め、コンセプトというものがあのHP報告書からは全く伝わらないのですよね...。


あら、全日本監督選考も動き出してはいたようで。
バレー男女の次期代表監督候補に植田監督ら(スポーツ報知)

で、候補者さんは誰ですか?

 

2008年9月22日

サマー2008決勝感想

今に始まったことではないですが、Springs公式サイトがまたも迷走。
サマーリーグの大会名の正式名称は「ヤングバレーボール」になったのかと勘違いしかけました。Springsジュニアという、名前ばかりで見ず知らずのチームの試合結果をSpringsの試合結果ページに掲載したばかりか、表紙の「最新の試合結果」までをこの試合結果に書き換える始末(その後削除されましたが)。一瞬ハッカーに乗っ取られたかと思いましたわ。
ほんまにどうにかせえよ。

さてと、サマーリーグは終了したわけですが、せっかく3試合も見てきたということで、人物メモなんぞも簡単かつエラソーにつらつら。

#2マイ選手:
帯に短し襷に長し。なんだか元気なかったですね。ジャンプサーブも封印。

#5ワンジョ選手:
まさかの出場。前よりプレーが丸くなったかな。相変わらずクロス一辺倒でしたが、ジャンサが復活したのは良かったですね。ベンチ入りは微妙な所か。

#6マイコ選手:
まさかの出場第二弾。2日目はセット通しても使われていましたが、やっぱりまだ無理させてほしくないっす。春高じゃないんですから焦らせないでくださいよ。これ以上重篤なケガをしないようなプレーと体作りをお願いします。

#9アン選手:
クイックの頻度と確度が上がってきたのは喜ばしいのですが、ブロックがねぇ。横移動がめっぽう遅い上に、めっぽう相手セッターに振られてしまうんですよね。これじゃプレミアでは厳しいだろうなあと。ただし進歩は見えているので、長い目で・・・。

#12ミホ選手:
今大会でのプレーは合格点でしょう。横着しないレシーブが継承されている様を目にすることができて嬉しかったです。レフトで使われるのかライトで使われるのかは分かりませんが、ベンチ入りは確実かな。

#13ルカ選手:
トス質は以前よりも安定し、ブロックをのぞいてはサボり癖も減ってきたかなという印象でした。しかし、まだまだ高さを生かしたトス回しというほどではなく、いわんや試合を操作する所には行っていないなあと。単純にガンガンアタック打っちゃえばいいのに・・・ってこれではセッターへの感想にはなってませんか。

#14ミナミ選手:
アタックは今ひとつでしたが、サーブで何度もチームを救っていました。ま、これからゆっくりとムック選手が手塩にかけて育ててくれることでしょう。楽しみにしてますよ。

#15エリ選手:
残念ながら出場ならず。ブロック見たかったんだけどなあ。はやくケガ治してください。

#16ユウコ選手:
今回もセンター起用でしたので、どう感想を述べていいものか分からないのですが、ブロック位置からすると今のところセンター転向というわけではなさそう。ただ、サイドアタッカーとしてもブロックがちょっと微妙なのがねぇ、レシーブも微妙なだけに引っかかる所です。全体のバランスがうまく働けばサイド起用はありだと思うんですが、はたして真鍋さんはどう出ますやら。

#17ムック選手:
一日目はさすがの貫禄でしたが、二日目はちょっと元気なかったかな。センター線を生かしたトス回しはメリハリが利いていて楽しかったです。リーグではこれにバックアタックを絡めてさらに立体的なものになるでしょうから、さらにワクワクですね。あ、ジャンプサーブ復活もどうぞよろしくお願いします。

#18シュリ選手:
どういった練習をしているのか分かりませんが、とにかく上手い、センスのかたまり。良くも悪くも新人ばなれしたプレーです。中堅選手にとっては脅威の的でしょうね。決定力の高さとつなぎの良さを考えると、ライト位置で第2セッターという起用が一番現実的なのでしょうが、なんでも出来そうなので、これまた表情のごとく読めないことこの上なし。リーグ出場したら玄人ウケしそうです。試合中、ルカ選手にトスの指示を出していたのにはちょっと笑ってしまいました。

#19コウキ選手:
こちらもまたマイペースな一年目。ただしプレーは立派に一年目。
先輩たちと比較するのは可哀想ですが、レシーブ位置が今ひとつ不安定なせいか、読みの良いスパイクレシーブに比べてレセプションがよろしくないのが難点です。派手なレシーブはけっこうですから堅実なヤツをよろしくお願いします。ルール改正によりベンチ入りの線も濃厚です。新人らしくグルグル回れとは言いませんが、もちっと暴れる元気と声がほしいですね。

番外編
〇齋藤マネージャー
右から左へと走り回ってました。「選手としてプレーしていた経験を生かして、チームに貢献していきたい」という抱負を有限実行してるんだなあと感心しながら見ていました。
しかし、チーム受付に部外者を座らせていたのはいただけません。傍目にみっともないですし、不快です。ま、これは黙認していた部長に言うべきことなんですけどね。

何はともあれ、皆さまお疲れ様でした。
時を置かずして国体がありますが、どうかケガなくリーグ開幕を迎えられますよう、心から願っております。

 

2008年9月21日

2008サマーリーグ決勝2日目

試合開始ギリギリに到着すると、ユウ選手とリョウ選手が練習道具を持って移動する姿が目に入りました。ユウ選手はともかくリョウ選手までお手伝い?カズさんも忙しそうにしておられましたし、みなさま朝早くからお疲れ様なことです。首脳陣は?

第1試合
Springs vs Bamboo
(1-3)
25-19
16-25
14-25
21-25

スタメン
#12筒井L
#9平井C
#18石井R(#6狩野)
#2榛澤L(#4小山)
#16浅津C
#13三上S(#17橋本)
#19座安Li

サブ
#14雨堤
#15徳川

2008092102.jpgVリーグ公式より無断抜粋

様子見第1セットを取っての第2セット。
追い込まれると安全思考に拍車のかかるセッターさんは一向に決まらないレフト榛澤キャプにトスを上げ続け、動けないセンターは相手センターにクイックをぼかすか打ち込まれ、こりゃダメだな展開。ルカ選手の二段トスは打ちやすいかもしれないけど、ブロックにもつかまりやすいですからねえ。5点差をつけられたところでムック選手を投入するも、差を縮められぬままに再びセッター交替。20点を過ぎた所で投入されたケイさんにちょっと動揺しましたか。

2008092103.jpg
「足、しびれますよ」

で、その登場にちょっと喜んでた人たち。
2008092101.jpg
「ワンチ!ワンチ!ワンチ!・・・で、何?」

第1セット開始後ぞろぞろお越しになりました。まだいらっしゃったんですね。
小道具を手に入れて皆さん楽しそうでしたが、もうちょっと本気にさせてほしかった・・・。

2008092105.jpg
頼むよ同期

第3セット、ミホ選手を外してレフトをシュリ/ワンジョ対角に、ライトをマイコ選手というシフトで臨んだことによりレセプション崩壊。ついでにブロックもいよいよ崩壊。相手センター(=セッター)の思うままに何本やられたことやら。ユウコ選手前衛時はルカ選手がセンター位置でブロックすることが多いのですが、これも能力的にはともかく性格的にいかがなもんかという感じでした。

2008092104.jpg

ただしルカ選手がオープントスを打ったシーンは良かったですね。何度も言いますが、私、ルカ選手のアタックはむちゃくちゃ好きなのですよ。ムック選手のアタック以上に多用すべき攻撃だと思います。つかまぁ石井シュリ選手もいるんですし、セッターもガンガン攻撃すればよいのですよ。こうなったらツーセッター制、なんとかならんですかねえ。

2008092106.jpg
微妙メンバー

第4セット、ミホ選手をレフトに戻してレセプション安定を図るも、流れを取り戻すまでには至らず、完敗ゲームセット。

というわけで、2008サマーリーグ優勝は武富士バンブーさん。おめでとうございます。セッターならびにセンターの成長ぶりからすると、8割方がリーグスタメンに来そうですね。となるとバンブーさん的には上積みが少ないわけで、そうそう喜んでばかりもいられないでしょうが、去年ほどグダグダになることはなさそう。今季も要注意ですね。

かたやSpringsはこのセンター陣でよくここまで勝ち上がってきたというべきなんでしょうが、ブロックのダメっぷりはちょっとなあ。今日の負けを有効活用してもらいたいですね。とはいえ3年前の決勝に比べれば随分と楽しませてもらいましたし、ほんとにお疲れ様&ありがとうございました。

リーグではガラリとメンバーが入れ替わりますが、この中から誰がベンチにコートに入ってくることになるのでしょう。選手のイキイキっぷりを見るに、今年はいろいろと楽しめそうですよ。

 

2008年9月20日

2008サマーリーグ決勝1日目

行ってきましたサマーリーグ決勝@春日井

勝敗を気にする大会ではありませんが、冬のプレミアリーグ戦を占う上で重要なバロメーターとなる試合ではありますし、なにより一軍サイドアタッカー枠を賭けた熾烈な戦いです。てなわけで、それなりに熱く観戦してまいりました。ただしメモ等を一切取っていないので、諸々マチガイはご容赦のほど。

第2試合
Springs vs NEC
(3-0)
27-25
26-24
25-20

スタメン
#12筒井L
#9平井C
#18石井R(#6狩野)
#14雨堤L
#16浅津C
#13三上S(#17橋本)
#19座安Li

サブ
#2榛澤
#5小山
#15徳川

2008092005.jpg(Vリーグ公式より無断抜粋)

ほぼ予想通りなメンバーでの試合開始。期待のエリ選手はヒザがギアちっく。スパイク練習には参加していましたが、まだ本復状態ではないのか出場はなりませんでした。逆に予想外マイコ選手が登場。若いと治りも早いんでしょうかねぇ。しかもワンポイントブロッカーではなく、前衛でアタックなんぞも打っておられました。フォーム改善も含めてあまり無理をさせてほしくないですが、本日は2試合連続ということもあり、選手の負担を減らす意味合いもあったのかなあと。ま、立って手を伸ばしただけでも相手には嫌な高さですから、普通にリーグをも見据えた戦術なんでしょうけどね。

2008092001.jpg

あ、ワンジョ選手が久々にユニを着て登場してましたよ。なんだか影が薄くなったねえ、髪の色も。

試合のほうは追い込まれてから踏ん張って1,2セットともにゲット。特に第2セットでは21-24という絶体絶命の事態からミナミ選手の連続サーブでセットを取っちゃいました。そういうケースでは弱いチームだったのに、やるやんか!しかし(私ご贔屓の)ミナミ選手、アタックは予選ほどには調子上がらずでした。偏見込みで書きますが、ルカ選手のトスはゆっくーり大きーすぎてリズムが少し合っていないのではないでしょうか。

ただ、そのルカ選手も予選時のようなトンデモナイ感はあまりなく、総じて無難なトス回しではありました。大学時代ついぞ勝てなかったNEC秋山選手がレセプションの悪さからアップアップになり、Springsブロックがつきやすい状況になったことになったことにも助けられ、なんとなくいいムードで勝利。試合中盤でムック選手が必ず二枚替えで入り、センター線にリズムをつけるトス回しを見せたこともメリハリがついて良かったのかな。

と、そんな選手団に帯同した応援団はたいそう豪華なものでありました。

2008092002.jpg
「怒涛の抗議」(最初はもっと凄かった)

サキさんが率先して音頭を取っておられましたので、後の人が従わないわけもなく、やんややんや大盛り上がりでした。主審が思わず怯むほどに・・・
全日本から帰ってきたミユキ主将とカナコさんを両サイドに従えて、王様サキさんは終始ゴキゲンでしたよ。一緒に見ていた後輩曰く「なんか飲み屋っぽい雰囲気ですね」

そうそう、来日したばかりのトムさんも合流。最初はガムを噛んでたっぽいですが、途中からの手と口の動きからすると(会場で売っていた)ポップコーンを食べておられた模様。そして今年の通訳さんは男性なんですね。見た感じではお姐さま軍団との繋ぎを図ってくれそうな雰囲気でしたよ。頼みますぜ。


第3試合
Springs vs Seaguls
(3-1)
25-21
21-25
25-20
25-20

スタメン
#12筒井L
#9平井C
#18石井R(#6狩野)
#4小山L
#16浅津C
#17橋本S(#13三上)
#19座安Li

サブ
#2榛澤
#14雨堤
#15徳川

2008092006.jpg(Vリーグ公式より無断抜粋)

連続試合ということもあってかセッター交代。そして久々にワンジョ選手スタメンであります。こうしてまともにプレーを見るのは何ヶ月ぶりでしょう。やっぱりアタック決めると華のある選手ですなあ。ガッツポーズをするたび観客席のお姐様方に大ウケされてました(特にカナコさんは律儀に?毎回マネしてました)。試合後半では少々ヘバっちゃってましたが、今日の功績はなんといってもサーブ。ひっさびさに良いジャンサを放ってました。
あっさりと第1セット奪取。てか、このメンバーでは取らなきゃマズイっすわな。

第2セット終盤では季節恒例のセッター替え。点差をもらってのルカ選手登板でしたが、なんとなくずるずるしている間にセットを落としてしまいます。第1試合からなんとなく感じてたんですが、このチームはブレイク率に対してサイドアウト率が低いんですよね。それだけサーブがいいということではあるのですが、言い換えれば決定力に欠けるということの証明でもあり、そのサイドアウトを取る役割は専ら石井シュリ選手が担ってました。攻撃面での決定力が一番高いので仕方ないとはいえ、それが続けばいくらシーガルズだってマークしますよね。ドシャット!なのにまだ上げ続けるか!と終始そんな感じでセンターを使えない。早くもルカ選手のメッキがはがれかけてきた感が漂い始めました。

てなわけで第3セットはムック選手ふたたび復帰。やっぱ格がちゃいますわ。ルカ選手が「決まりそうな選手」に上げ続けるのに対して、ムック選手は「決める攻撃」を考える。そのためにはどこからでもそのトスを上げる。北京五輪男子準決勝ロシアvsアメリカで言われていた「セッターの違い」というヤツですね。見たことがないほどアン選手のクイックが決まりまくってました。やればできるんやんか。

ワンジョ選手が相変わらずブロックぶち当てやクロス一辺倒になってもまったく焦らなかったムック選手。いつの間にこんなに逆転してしまったのでしょう(遠い目)。ちなみにタイムアウト時、ムック選手がまっさきにチームメイトにかけた言葉は
「ごめんごめん、私のトスが悪かった!」

・・・すごすぎます。

その第3セット中、ふとコートの片隅を見ると

2008092003.jpg

おひとりでじっと見つめておられました。
今のムック選手があるのは、ひとえにケイさんのおかげ。
虫のいい願いかもしれませんが、いつか帰ってきてほしいです。

押せ押せの第4セット最終盤、大差をつけてムック→ルカ選手交代劇がありました。これぐらいは締めてくれよとの思いもむなしく、コート内は目に見えて不安モードいっぱいに。ルカ選手がいくらシンパを増やそうとも、コート内ではそうそう上手くいかないのでしょうか。マッチポイントを握りながら真鍋さんも非情ですねえ、ムック選手をさっさとコートへ戻してしまいました。よほどシーガルズ苦手意識を警戒していたのでしょうか。25点目はクイックだったかな?

予想外2連勝。明日は優勝をかけての一戦となりました。
選手の必死な姿を見ると、うー、リーグで戦わせてあげたいよなあという気持ちがひしひし。

個人的には本日一番の功労者は筒井ミホ選手。
対戦相手のレセプションがボロボロと乱れる中、Springsがなんのかんの言いつつも自分たちのバレーをすることができたのは、ミホ選手中心に固めたレセプションのおかげ。地味だけど、それがどれだけ意味のあることだったことか。ライトだとばかり思ってましたがミホ選手、実はミユキ主将ポジションだったんですね。前衛でもいいスパイクを放ってましたし、これはリーグでも来るかな。

まあしかし、3試合見るとさすがに疲れました。

2008092004.jpg
サキさんもリクライニング態勢

 

2008年9月18日

見どころ

台風の進路に一喜一憂する職場はまさに嵐の前の静けさ状態。ああ明日はどうなることやら。コーヒーを飲みながらマルセイバターサンドをかじり、迷うことなく思考停止。

迷走台風の方は微妙に進行速度と方向が変わり、どうやら私の旅行の邪魔はしないでくれそうな気配。旅のメイン目的はあくまで「ひつまぶし」と強調しつつ、サマーリーグも勿論それなりに気になってはおります。勝ち負けは二の次とはいえ、リーグベンチ枠確保に向けての大きなアピールチャンスですもんね。見ている方にとっても気楽なような、そうでもないような。
出場選手はおそらく下記あたりでしょうか。

#2マイ選手:
求められるのはやはり攻撃力。速くて「高い」トスを打ちこなせるかどうか。ブロックもそれなりにいいとこ見せたいですね。

#6マイコ選手:
まださすがに無理はさせないでしょーねぇ。

#9アン選手:
山本選手の加入により常時ベンチ入りの座が多少厳しくなったはず。ペチペチブロード以外の攻撃パターンの確立、スムーズなブロック横移動を期待したいところです。

#12ミホ選手:
後衛守備は折り紙つきなだけに、とにかく前衛でキバって頂きたい。

#13ルカ選手:
魅惑のオリエンタルスマイルはほどほどに集中力全開でお願いします。まずはスタートダッシュをかけられるかどうか、ですかねえ・・・。

#14ミナミ選手:
カントクのウルトラ秘蔵っ子。焦らずドーンとしたプレーを楽しみにしてます。3試合なんとかエネルギーが持ちますように。

#15エリ選手:
痛めた足とともに狙われた背番号の行方が気になりますが、小さいチャンスを逃さない堅実なプレーとムードメーカーっぷりをぜひとも披露してほしいものです。

#16ユウコ選手:
どのポジションでも点取り屋としてのプレーが求められると思うので、ガンガン攻撃的にヨロシクお願いします。パンチの効いたスイング楽しみにしてますよ。

#17ムック選手:
これだけ常時全力疾走できる強靭さを持った選手はそうそういません。大胆かつ丁寧なプレーが身上ですが、遠慮は無用。ガツンガツン思いきりやっちゃって下さい。面白いから。

#18シュリ選手:
課題のレセプションを始め、オールマイティっぷりがチームにとって必要だと思われるレベルにあるかどうか。見かけと裏腹にギラギラしたとこがある選手さんのようなので、アピールっぷりにも注目っすね。

#19コウキ選手:
リョウ選手との違いをどれだけアピールできるかどうか。具体的にはオーバートスと声出し、でしょうか。見かけ以上にマイペースな選手さんなんで、もちっとガムシャラさを期待したいところです。

 

2008年9月 8日

少ないよー

ここ2週間あまり引きずりまくっていた会社での問題が一段落。言いたいことは山ほどありますが、王様の耳はロバの耳。ひとまず落ち着くべし。

さてさてVプレミア試合放映予定が正式発表されました(→コチラ)
ざっと見た感じ、Springsは少ない…?

NEC:10
JT:8
DENSO:6
東レ:5
PIONEER:5
トヨタ車体:5
Springs:4
岡山:3
武富士:2
日立佐和:2

んーむ、しかしセミファイナル3連戦の放映があるのはいいですね。

急に秋めいた気温の夜、気付けば爆睡。

 

2008年9月 3日

罵倒

JVA公式サイトに不思議な文書がアップされておりました。

柳本晶一全日本女子監督~オリンピックを終えて

なぜウエタ監督の総括はないんでしょうか。なんだか「柳本退任・植田留任」の図式が浮かび上がってこなくもないのですが、ウエタさんも北京で犯した失態のけじめをつけておかなければ、たとえ続投でもアテネ以降のヤナギモトさんの二の舞ですよ。ま、ヤナギモトさんはその失態に重ね塗りしまくる始末でしたから、かばいようもありませんけどね。

で、この期に及んでもまだグダグダ言い訳しますかヤナギモトさん。私はやっと「晶ちゃん」とかいうくだらない呼び名を耳にすることがなくなるのかと思うと、それだけでホッとする気持ちで一杯です。

事態をどれだけ周りのせいにしようとも、中国が居ない2007W杯という千載一遇のチャンスをみすみす棒に振ってしまった意気地の無さはあまりに罪深く、その言い訳を鵜呑みにする人間は竹下選手と高橋選手ファンだけだと言っても過言ではないでしょう。あいや、高橋選手ファンも最後の試合で外された仕打ちを恨んでそうだから、今となっては彼の支持者は竹下選手ファンだけでしょうか。それにしてもヤナギモト&タケシタコンビは最後まで自分の責任を口にされませんでしたね・・・。

そんな監督をバックアップするフリをし続けたJVAももちろん同罪ではありますが、このヒトが作った仮道にハメられて人生の迷子になってしまった(ように見える)選手は片手では足りません。騙される方が悪いと言われればそれまでですが、ほんとタチの悪いヂゴロ監督でしたよ。

監督を替えるだけでは歴史を繰り返すだけの話ですが、それだけでも光明に感じるほどに、代表におけるこの4年間は暗黒でした―

 

2008年8月28日

出来レース

Springs公式ギャラリーに写真が大量UPされてますね。
嬉しいっちゃ嬉しいんですが、画像サイズはもうすこし縮小できませんか。今時これほど重たいページはありませんよ。そして例によって誤字脱字のオンパレ-ド。どうやらHP作業従事者は一人しか居ないようです。どないかならんもんでしょうか。

新監督は公募!?(JVA公式)

あまりにツッコミ所が多すぎて絶句してしまいました。
新監督を決める前に、日本バレーボール協会という立場からの4年間の総括ならびに協会組織の改編が先でしょうに。

そもそも五輪直前における国際バレーボール協会の会長交代、新ボール導入、男子のワールドリーグ出場その他諸々の一大事に対し、JVAの不手際っぷりはそらもう酷いものでした。プレーはもちろんバックアップ体制も世界から取り残されつつあるという醜態をさらけ出しておきながら、会長以下のうのうと居座るおつもりなんですかね。

こんな状況で世界中の津々浦々から監督候補がこぞって集まるはずもなく、プレミア所属の監督がこないな時点で「自薦」応募するほど無責任な話もありません。日本のバレーボール界は選手やファンのためのものではなく、あくまで協会の面目のために存在するということを改めて吹聴するようなもんですよ。

ネット上の空論がともするとリーグと乖離している現状もどないなもんかと思いますが、そもそもの原因は、やはり全日本しか頭にないJVA巣窟です。念仏のようにメダルメダル言うてるだけじゃ、取れるもんも取れやしませんよ。

もちろん国際戦だけが能やなんて思ってませんけど、こうしてあぐらをかいている間に競技そのものが地盤沈下してしまうのではないかと心配にはなります。それこそ奇跡に次ぐ奇跡ぐらいが起こらないと、本当の意味でのバレーボールの隆盛は難しいでしょうね。

ま、何もしないうちから諦めるわけにもいきませんが・・・。

 

2008年8月23日

悲願達成

思えば2年前のSprings優勝前と良く似た心境でした。

「金メダルは難しい」
「フォフォンの穴をめった打ち」
「大一番に弱いメンタル」etc,etc...

身贔屓激しいブログを眺めるたびに心痛めながらも、やはりどう考えてもチームブラジルは現段階では頭一つ抜けたチームです。絶対に勝つと信じてはいましたが、あぁよかったぁよかったぁ!

北京五輪決勝戦(ゴールドメダルゲーム)
ブラジルvsアメリカ 
(3−1)

そして明日は男子決勝、奇遇にも女子と同じ組み合わせ「ブラジルvsアメリカ」ですが、コチラの方はブラジル、ちょっと厳しいかもしれません。最強セッターリカルドも居ませんし、メンタルとしてはアメリカのモチベーションの方が数段上でしょうからね。いや実際、昨日テレビで見たアメリカのサーブ&ブロックは凄かったもんなー。てなわけで、これはどっちでもいいや。

心穏やかにリレー銅メダルハイライトシーンを眺めながら就寝。
朝原さんもおめでとう。

 

2008年8月19日

更新注意

珍しく早々と公式HPにて国体予選試合内容がUPされていました。佐賀だけに早かったですね。

セットカウントから予想していた試合内容がドンピシャって私もイイ勘してるなぁ。って誰でも想像つきますか。ムック選手ナイスアシストお疲れ様サンクス。スタメンを見ると、サマーに引き続きユウコ選手がセンターだったようですね。エリ選手のケガが長引いているのか、登録時点で予測がつかなかったからなのか。後者だといいのですけれど。

そしてレポートを見る限りでは、私のお気に入り雨堤選手が活躍したようで、これまた何よりです。須磨ノ浦+O型+名前ユニという三重ジンクスを跳ね返してくれるよう、期待&応援してますよー。

HP上ではなぜやらひっそりと選手プロフィールも更新。ツッコミどころ満載といいますか、見てくれどおりといいますか、個性派集団っぷりは相変わらずですねえ。ミユキ主将ステキです。全体的にムック選手の登場頻度が上がったことに満足。そしてムック選手の個人的テーマから「トスの安定」の文字が消えたことにも密かに感慨深くなっておりました。

そういえばムック選手で思い出しましたが、今週の33分探偵はムック&ガチャピンがゲスト!?この剛くんはあまり好みではないのですが、ゲストキャラに免じて見てみようかな。

全日本の話につなげようかと思いましたが、分けます。

 

2008年8月17日

ドタバタン

オリンピックたけなわの日本列島ですが、宮崎で行われておりました大分国体九州ブロック予選にて、佐賀Springsは鹿児島代表(鹿屋体大)チームに1セット取られながらも勝利をおさめ、何とか国体出場を決めたようです。

今年は出場規定に引っ掛かったのは榛澤選手だけかな?そもそもSpringsが佐賀代表として出場すること自体、違和感ありまくりなんですが、試合に出場する以上はセミプロの意地で勝ってもらわにゃいけませんからね。
ひとまずおめでとうございました。真鍋さんも北京でホッとされたことでしょう。

公式HPは長期夏期休暇の模様ですが、佐賀がらみだけにサマー決勝までには試合内容も掲載されることでしょう。ふっ。

で、本日五輪はといいますと、やっぱりレスリングですかね。
例によって日本選手の試合しか見ておりませんが、浜口京子選手の3位決定戦はなんしか楽しそうでしたね。おそらくご本人はメダルに絡めるかどうかすらギリギリだと思っておられたんじゃないでしょうか。メダルが全てではないですが、ああいう試合と笑顔を見られただけでも、ヘタレ国民は大満足でした。

対して伊調選手は絶不調。それでもあのクリンチで耐え抜ける力は本物なんだろうなあと。決勝後はかなり足も引きずってましたね。勝った後にケガや不調原因が判明する。やっぱアスリートはコレでなくては。

それにしても女子レスリング代表選手は皆さん揃って凛々しくも品があり、そしてカツゼツが素晴らしい。いつも感心しとります。

今日の中国戦は時間も早いし生観戦できるわーと思いきや、夕食時に飲んだ赤ワインであろうことか足腰が立たなくなり、沈没。

やー。

 

2008年8月12日

くりかえし

岡山県にお勤めの友人から、それはそれはそれは立派な白桃が届きました。今年は豊作かつ出来がたいへん良いそうな。それにしてもこんなにたくさん・・・。

2008081201.jpg

食べ頃はまだ少し先のようですが、つい欲張って食べてしまいました。やっぱりまだ硬かった・・・。

んーで男子ブルガリア戦。
思った以上に勝機はあったように見えましたが、セッターへの返球がことごとくおかしかったのは、やはり新ボールの影響でしょうか。そもそもが最終予選から五輪準備をしているようでは勝ち目はないのかもしれませんが、このまま思い出作りで終わってしまうのだけは何とか避けてほしい所です。
4年前アテネでの教訓はまったく生かされなかったということですな。

これ面白いなあ。
京都新聞「一日一書」

 

2008年8月11日

動きの美

仕事中、北島選手金メダルのニュースが流れました。あちゃーテレビつければよかったなあ。やっぱりスポーツはライブで緊張感つきで味わうのと、そうでないのとではまるで印象が違ってしまいますからね。

帰宅後に何度も映像が流れましたが、北島選手の泳ぎは他の選手に比べてダントツ飛沫が少ないですね。強い選手の動きがこぞって美しいのは、それだけ動きが合理的で、体の利にかなっていることの現れだと思うのですが、なんですか父の話によりますと、今回の北島選手の泳ぎは東工大の流体工学チームとの共同研究で、全体のストローク数を2回減らしたものなのだそうです。トップという極限を目指す次元というのは、常人レベルでおいそれと語れるようなもんじゃないのでしょうね。安易に「感動をありがとう」なんてセリフを吐くことすらためらいを感じてしまいます。

それとは反対に、とまで言ってしまうと語弊がありますが、バレーボールはベネズエラ戦を観戦していて疑問に感じたこと。荒木選手ってこんなに打点低かったでしたっけ。彼女の体格からしたら、もちっと高いところで打てるでしょうし、そうすればもっと幅のある攻撃が出来るように思えます。今の彼女のプレーが他の選手と比べて良く見えるのは仕方ないとしても、私にはまだまだ力任せの感が強く、身体能力を活かしきった「美しさ」の域には達していないように見えるのです。

それがトスのせいなのか彼女自身のせいなのかは分かりませんが(なんたって大きなケガをしたことがないですしねえ)、考えてみれば彼女は「セッターに育てられた」ことも「セッターを育てた」こともないアタッカーなのではないでしょうか。間違ってたら申し訳ないですけど、イタリアではぜひとも良いセッターと巡り合ってほしいものです。

そして、サクサク進む試合を見ながらつくづくと思ったのですが、私、ヤナギモト=タケシタバレーに心底飽きてしまいました。格下相手も格上相手もいつかどこかで見た光景ばかり。もうここから新しい何かが生まれることはないでしょう。
「明日のポーランド戦に備えてバックアタックを多用してるんだと思いますね」
真鍋さん@AMラジオの爽やか解説もあいまって眠気増幅。
おやすみなさいませ。

 

2008年8月10日

思い切り勝負

内柴選手、強かったっすねえ。
昨日から指導ポイント一つ判定勝ち(負け)を見続けさせられて、柔道つまらん〜と思いかけていた気持ちを戻してくれるような連続攻撃に単純人間は興奮してしまいました。イッポン!ニッポン!ブラボー!
中村美里選手も良かったですよ。バレー選手で言うとリベロ顔、いい表情してるなぁと思いました。次回はもっと決め技を増やして魅せてほしいです。

それからバレーボール男子イタリア戦。これも見ましたぞ。
やっぱ本番ではそれなりに強いのねイタリア。

解説の真鍋さんは極めて定石といったことしか口にしておられませんでしたから、テレビ国際戦オンリーなファンには物足りなかったかもしれませんが、

「リードがないと攻めのサーブは打ち切れない」
「サーブで少々崩されてもセンター線を使える」
「ムードを作っていける選手」

一Springsファンにとっては終始置き換えしながら聞くことができて、これはこれで楽しめましたよ(誘導したがりな解説をウザいと思う人間もいるんです)。朝長選手の次の手を予測しては外されまくっていましたが、かといってその朝長選手のトスで決まっていた印象もあまりないんですよね。むしろ真鍋パターンだったらどうなっていたのかと、ちょっと気になりました。

というわけで、本日勝敗の差はあえて言うならやはりセッターかな。あとジャンプサーバーの成功率ですかね。途中交代した宇佐美選手はカンペキ先発型なんですし、植田監督はいったいどういった試合展開を狙っておられたんでしょう。サイドの交代が有効だっただけに、トスワークを取るのかブロックを取るのか。あらためてセッター人選は本当にこれがベストだったのだろうかと少々疑問が残ってしまいました。

なにやら外野にイライラしそうになってますが、冷静かつ謙虚に、惑わされないようにしなくては。

 

2008年8月 5日

その先

朝5時、パリパリいう音がするので覗いてみれば、妹が韓国海苔を食べてました。しかも次の瞬間には布団で二度寝していたという・・・謎です。

仕事を終えての帰り道、次のコンサート演奏曲目のCDを買わねばと、禁断のTOWERへ。案の定余計なのを買ってしまいました。お金ないのにー。

ヴェルディの弦楽四重奏曲が見つからず、イタリア系作曲家のCDにカップリングされてるんではないかと踏んだところ大当たり。ロッシーニの室内楽CDに入っていました。しかし実際に聴いてみて、そのマニアックさにビックリ。私が客だったら確実に寝ちゃいますよ。つか、それ以前に譜面が難し過ぎ・・・。エチュードかのような気色悪い音階が弦楽器ユニゾンとかねー、想像するだに怖いです。いくらノリがすべてのイタリアンといっても適当に弾いて良いわけじゃないですからね。

そんなこんなで昔からイタリアというと、いーかげんでちょっと大げさなラテンといった固定観念があった私には(キライなわけではけっしてないです!)バレーを見始めた当初、イタリアがガチガチのデータバレーを採用しているという事実に納得行かなかったことを思い出しました。

もちろん須賀敦子さんの著作などを読めば、陽気なラテンという表現だけでは片付けられない姿も見えてくるのですが、それでもやはりイタリア=自由な国、美しいものをこよなく愛する国といった印象は抜けきれず、型にはめられたイタリアってなんかイメージ違うなーと感じたんです。ボニッタ元監督ご自身もイタリアンですけれど、最終的にボイコットされてしまったのは、そういった国民性とも無関係ではなかったのではないかと邪推してしまいます。

はてさて、そう考えると日本らしさを生かせるというか、規律から一歩前進し、自由なバレーを展開させてくれそうな監督って誰なんでしょう。個人的にはやはり一度アビさん監督を見てみたいのですが、JVAお偉いさんの総入れ替えでもない限りはあり得ないんでしょうね。

ま、現上層部がこれほどあまたの不祥事不手際を繰り返しながら、誰一人弁明するでもなく居座り続けていることの方がよほど不思議ですが、おそらく当事者の皆さんには被害者意識しかないんでしょうな。

開会式を控えてドキドキ!てな時期であるにも関わらず?
ことバレーボールに関しては、after五輪しか頭にないのでした。

 

2008年7月22日

生存確認

パソコンのキーボードが突然に壊れてしまいました。いやあキーボードのないパソコンってほぼ無用の長物ですね。買いに行かねば行かねばと思っているうちに時が過ぎてしまいました。

連休明けの今日は朝からバッタバタ。
昼休みに入っても「なんも今日こんでもええやろうに」的な書類が舞い込み続けましたが、なんとかかんとか片付けて、あとは後輩ちゃんにゴメンゴメンゴメン。

やって来てしまいましたよSpringsバレーボール教室へ。

焦げ付きそうなほどの炎天下、お隣の球場では高校野球準決勝が行われていた模様ですが、こちらは冷房の効いた涼しい体育館...の入り口が分からずウロウロする羽目に。いつもの入り口はすべて封鎖状態、看板案内の類も全く見つからず、このまま帰るしかないかと諦めかけたその時「あ、もしかして」と1階別入り口に辿りつきました。いくらマニアックなイベントだとはいえ、むむぅ不案内過ぎますぜい。

ひんやりしたアリーナを恐る恐る覗いてみれば、大東さん&中原コーチ&選手数人による教室が開かれておりました。登板していた選手は背番号順に#2,#12,#14,#16,#17,#19。
ママさん対象ならばOver30の消息が掴めるかも?というかすかな希望は見事に打ち砕かれてしまったものの、午前の部(推定)と午後の部の選手構成が逆じゃなくて良かったわーっと。つかSpringsは明日から長期合宿。もうちょっと別の日程を組めたらよかったのにね。

関係者家族以外の観客はほとんど居ませんでしたが、某ファンさんと遭遇。おたがいマニアですなあ。好き勝手な感想をダベりながら楽しく鑑賞させて頂きました。にしても、こういう教室でも選手の性格って出るもんですね。特に最年少の二人が終始マイペースおっとりのんびりだったのが笑えました。「足して2で割ったら丁度良いねんけどなあ」と思ってしまう選手が居るのは、なにもSpringsに限った話ではありませんが、そういった異分子異文化をうまく活かせるようなチームであってほしいですね。って、あ、はいこれはバレー教室なんでした。ちなみに#17さんは(私は間に合いませんでしたけど)アップのときから全力!だったそーですよ。目に浮かぶようですね。

練習そのものは1時間ほどで終了し、おあとはちょっとした撮影会ならびにサイン会と化しておりました。皆さん選手の価値を分かっておられるんやろか?と突っ込みたくなるようなシーンもありましたが、楽しんでもらえたのなら、それはそれで良かったのかなと。

詳しいことはこちらのページにて。

2008072201.jpg

慣れてきた頃には終了って感じだったかなあ。

2008072202.jpg

ともすると、ぬぼーっとしてましたが
さすがは地元出身選手ということで一番人気でした。

 

2008年7月12日

予想外です

夜中に(トマトを)戻したりと、体調すぐれず寝込んでおりましたが、夕方からゴソゴソと起き出して片付けなどを。物置と化した第2ベッドを何とか寝られる空間にせねばならんのですが、なんでこんなにモノがあふれてるかなー、まったくもう。

夕飯を食べながらWGP日本vs中国戦。
「よしよしいいぞ、そのままいけー!ほらほら来たよ来たよ!」と中国勢の活躍を喜んでおりましたが、第2セット終盤に我らがミユキ主将が投入されてしまったため、半径5メートルほどの空間だけは日本コートを応援せざるを得なくなりました。サーブミスはなんとなく予想できましたが、その後ご自分のアタックできっちり奪い返し。そうそうそれでいいのです!サボらずに飛ぶブロック、サボらないレシーブの軌道にうっとりでしたわ。アタックがヌイヌイ選手のブロックを抜いたときには思わず拍手。第2セッターポジションでもあるライトなのでトスも上げねばならず大変そうでしたが、この経験がのちのち生きるといいですね。
どーでもいーことですが「背は低いですが、滞空力があります」てな解説が何度となく流れてました。確かにそうですが、リーグ中の解説では舞子の姉、八王子実践あるいは廃部苦労ネタばかりで(言うまでもなく、お花畑素子さんですが)そんなセリフはほとんど聞いたことがなかったなあと。ついでに言えば、低いといっても高橋選手よりは身長も到達点も高いんですけどね…。なかなか正当な評価をされない御方ですわ。

さて第3セットに至ってはカナコさんまでが登場です。しかも今になってセンターポジションて。もはや喜んでいいのかどうかすら忘れてしまいましたが、当然これまた応援で。つうかコートの半分がSpringsやん。しゃあないなあ、日本を応援しましょう。

ミスしても決めても常にセッターを励ますカナコさん。いったい主将はどっち?
サイドを練習させられたかと思えばワンポイントブロッカー、クイックにブロードにオープン、はてはトスアップまでを要求されるって、こき使われようにもほどがありますよ。サーブのときにはなんとバックアタックを打たされ、いや打っておられましたね。ムック選手の目が光っていたかどうかは分かりませんが、どうした風の吹き回しかここにきて急に選手交代が活発になり、コート内にSpringsの選手が増えたがために「ムック選手だったら...」の呟きが増えてしまった観戦でございました。
えーと竹下さん、Springsの選手にはもう少し高いトスでお願いします。

結果は1ー3
今日のところは(ミユキ主将の活躍で)1セット取れたことを喜ぶことにしますか。

 

2008年7月11日

飛躍

えーっ?てなミスで暑い市内をウロウロと歩き回る羽目になり、消耗。営業さんってえらいなあ。
夜、自分で作ったトマト料理を食べてみてゲンナリ。カツオだしが濃すぎたのが良くなかったようで、ううむ次こそは!

キューバ、3連勝後に仲間割れ/バレー (サンスポ)
―3連勝を飾ったキューバだが、試合後のベンチ前で仲間割れ。ラミレスとカルカセスの言い争いがおさまらず、つかみ合いのけんかに発展。2人は周囲に羽交い締めにされ、控室に消えた―

カルカセスって...ケニア選手ですよね?へえ、そりゃまた意外な。

中田久美さん、伊でコーチに(京都新聞)

ビチェンツァってところが非常にクサいです。言葉が出来るのかどうかも謎ですし、いろんなものをすっ飛ばして何を得ようとしているのか、得させようとしているのか?はてさて。

***

7/11といえばムック選手
お誕生日おめでとうござんす。えーっと24歳ですか。
ようやくその背中を追いかけてくれそうな後輩達も出てきましたし、ますます頑張っちゃうんでしょうねえ。見守る方もよりいっそう楽しみが増えたってなもんです。
まだまだ若いとはいえ、すでにチームの中では重要な役割を担っているわけですし、その存在価値はますます高まることでしょう。昨季の経験を踏み台に、今季は躊躇することなく大きく大きく跳んでほしい。それがファンの心からの願いです。

よりよき一年となりますように。

 

2008年7月10日

疑問の嵐

朝から晩までトラブルづいた1日。
めざましうらない1位時のアクシデント勃発率、高いですわ。てか上司が12位やったことの方が大きい気もしますけどね。振り回されっ放し残業。

最近アルコールは控え気味なんですが、帰宅後はオリオンビールを飲みつつWGPアメリカ戦なぞを。3セット目後半あたりから料理しもってぼんやり眺めていたのですが、いつの間にやらフルセットへ、そして敗北。相手の強さ云々を言う前に、実際アメリカがそこまで強いとは感じませんでしたし、いつものメンバーでいつものバレー。勝ってもふーん負けてもふーん。

強いて言えば、これまたいつものことですが、試合終盤におけるセッターさんの「ブロックさんいらっしゃ~い」な投げやりトス連発はホンマどないかなりませんかね。リベロのオーバートスより遥かに重要な問題やと思うんですけど...。サマーのSpringsメンバー(某セッター除く)の二段トスの方がよっぽど打ちやすそうでしたわ。

ぶつぶつとクダを巻いていますと、「あんたみたいなドシロウトが思うようなこと、監督やったらとっくに言ってるんちゃうの?」となかなかに冷静なツッコミが入りました。

そりゃそうやねえ。どうなんやろねえ。

*****

そういえば、やっとこさ公式にサマーリーグの結果がUPされましたね。いつになく冷静で淡々としたレポートです。でも事務局さん、日付を改ざんするのはやめなはれ。時系列がおかしくなってますよ。

あと選手紹介の個別データに飛べなくなってますね。ワザと?
いつまでもモーラステープにおんぶにだっこというわけにはいかないでしょうし、少しでもチームの収益性を高めるためには、HPの充実と整備は大事だと思うのですが、なぜ?どうして?

 

2008年7月 8日

機能美

とある人の引出しから出てきたモノを頂きました。

2008070801.jpg  

何かの部品で作られたらしき、真鍮製の駒です。

2008070802.jpg

これがまた良く回るんですわ。もちろん逆さまでもバッチリです。カッコかわいい。

*****
竹下ら五輪女子代表12人を発表/バレー(サンスポ)

なんとかかき集めた最終予選メンバーのまま確定となりました。お得意のシナリオでは、ここに舞子選手とアップゾーン固定セッターが加わるはずだったのでしょうか。
監督ご自身が「こんなはずじゃ、こんなはずじゃ、こんなはずじゃ・・・」と呟いていそうな気がしなくもありませんが、人として如何なものかと疑いたくなる言動の数々によって潰され(かけ)た選手は一人や二人ではありません。その意味ではこれが柳本=松平体制6年間の集大成メンバーといっても差し支えはないでしょう。塁々たる犠牲者に恥じない踏ん張りだけは見せてきてほしいと願っております。

とはいえ一番の不安要素はやっぱりセッターさんでしょうね。ゲームだけで精一杯、ムードメイクができない選手のためにムードメーカー枠とやらも用意されているようではありますが、それすらもどれだけ使いこなせることやら。

皆さまおケガのなきよう、どうかご無事でお戻り下さい。

 

2008年7月 7日

さらさら

会社に行くと、後輩がつつつと寄って来て「スタメン誰だったんですか!!」
じらしながらも、ざざっとスタメン&結果を説明したところ

「・・・決勝、私も観に行こうかなあ」
「(狩野)お姉さんはたぶん来ないよ」
「いいんです。若手の成長も見たいし」

いいんでしょうか、こんな道に引きずり込んで。

てなわけで、今日もまたえらそうにサマーリーグ感想などを。

〇チーム編
エリ選手のケガにより、チームとしてのブロックシステムを見ることが出来なかったのは残念でしたし(見ても分からないんですが)急造センターの方が案外強いというのも、これはまたこれで悩ましいことなのですが、そうした危機にチームとして対応し、決勝に進めたことは素直に喜ばしく思います。試合をすることに勝る経験はないですし、このチームをまだまだ見ていたいですから。

3日間通して目に付いたのは、アタッカーが皆さん二段トスをうまく上げていたなあということ。ユウコ選手がムック選手を押しのけてトスを上げていたのにはびっくりしましたが(ムック選手も驚いていたような)それぐらいに二段トスはどのチームよりも安定していましたね。監督はもちろんですが、大久保コーチの功績でしょうか。
私はオーバーパス信奉者ではありませんが、二段トスに関しては、高い地点から高い打点へ持っていったほうが効率がいいように思えますし、まあ上手いに越したことはないですよね。

逆に気になったのは、やっぱり少しおとなしいメンバーが多いのかなあと。ムードメイクは何も声を出すことだけではないですが、新人になるほど落ち着いているというのは、やっぱり逆でしょう!(今思うと笑顔メーカーのエリ選手が居ないのも響きましたかね)

決勝ではさらに進化したチームを見られそうで楽しみです。

〇人物編

#2 マイ選手
移籍二年目サマーキャプテンとしてお目付け?出場。
後輩とのコミュニケーションをこまめに取っていたところなどは感心しながら見ていましたが、肝心のプレー、特にアタックは少々不安が残る出来でした。パイオニア時代から好きな選手さんなので、こんなところで終わってほしくはありません。チームに見本はたくさんいるはずですし、なんとか改善の道を模索してほしいものです。
サーブは安定してましたね。ちょっと分けてあげてほしいぐらいでした。決勝も頼みます。

#9 アン選手
昨季、いや黒鷲と比べても、明らかに変わったように見えました。
アタックといえば何が何でもブロードだったのが、意識してクイックを決めようという姿勢が見受けられ、決定力も上がってきたのではないのでしょうか。やはりこの環境にいると、クイックを打たねばならない気持ちになってくるのでしょうか。喜ばしいことです。
あーとーはーブロック。まだまだ身長のわりには「おおっ」と思わせる動きが少ないというか、もっともっとやれる能力を持っている選手のはずです。
ただ、ようやく期待したいという気は湧いてきましたよ。がんばってくださいまし。

#12 ミホ選手
レセプションとつなぎの安定感は若手随一。見ていて無理のないレシーブなんですよね。気質も安定しているし、ほんとにいい選手です。ただもう悩みは攻撃の決定力、だったのですが、こちらの方も後半に行くにしたがって上がってきました。もともと危機になればなるほど決定力の上がる選手ではありましたが、そうではなく体力と経験がついてきたような印象です。ケガも癒えての活躍、期待してます。

#13 ルカ選手
チーム内の異邦人なのだと割り切り...言い聞かせ中。
良いときは良いんですが、悪い時の悪さがハンパない。特に冷静な顔をしながらミスを連発し、悪びれもしない(ように見える)ところが始末に終えません。無理してトスを上げようとしない割にレシーブには飛びつきがちなところといい、あんまりテレビ画面のセッターをお手本にしちゃいけませんよと言いたくなりました。プレミア先発としてはトス技術を始め、まだまだ拙い印象ですが、ブロック力は確かに大きな魅力です。
ただ、仮にもセッターさんなんですし、せめてチームファンぐらいからは信用を得られるような選手になってくださいまし。

#14 ミナミ選手
1日目、2日目、3日目...日が進むにしたがって、決定力というよりは明らかに体力が落ちていきました。でも、悪くない。いやいや、初日は誰よりも素晴らしかったです。アタックはもちろん、レシーブ力も確実に上がりましたね。とすれば課題はブロック力を上げることと体力をつけること、なのかな。方向性は間違っていないと思います。コツコツと頑張れば自ずと花開く存在になるでしょう。楽しみです。

#16 ユウコ選手
今回の立役者。いきなりのセンターでしたが、これほどの活躍は誰も予想できなかったのではないでしょうか。これほどコースの打ち分けができる選手だとは不覚にも知りませんでした。動きのキレも良かったですね。いやもうナメてましたゴメンなさい。
これまで高め安定だったキャラに闘志が浮かんでいたのも印象的でした。仲良しのユキ選手がチームを去り、ミホ選手とも(タイプは違えど)コートではポジションを争う状況なんだもんなあ。あらためてキツい生活ですよね、アスリートって。
で、これならサイドスタメン行けるんじゃないですか。つか真鍋さん、使える戦術を立ててください。

#17 ムック選手
人並みな形容の仕方では魅力を伝えきれないセッターさん。
今回はその武器であるジャンプサーブが復活し、迫力あるツースパイクも炸裂。久しぶりに楽しくプレーを拝見することが出来ました。やっぱり身体能力を活かしきったダイナミクスあふれるプレーは見ていて楽しいなあ。

印象に残ったのは2日目の四国88戦の第2セット。ムック選手がツーを打つを見せかけてレフトのシュリ選手にトスを上げたんですが、シュリ選手、トスが来るとは思っていなかったんですね。ビックリした顔で大慌てアタックを打つ羽目になり、でも結果それが決まったんですよ。「ごめんごめん」と笑いながら謝るムック選手の姿を見て、あー、もう若手じゃないんだなあと微笑ましく思うとともに、寂しさも感じたり・・・ま、コートを見ているとそんな感慨は吹き飛んじゃうんですけどね。

決勝ではどういう先発形態になるのか分かりませんが、新人以上に元気なプレーを楽しみにしています。

#18 シュリ選手
アタック技術と状況判断能力がすこぶる高い選手ということが、今回あらためて良く分かりました。強打も軟打も上手いんですが、とにかく相手コートをしっかり見ているので、打ち返すだけで決まることもたびたびあるなど、なんしか表情を含めて掴みどころがない印象です。守備に関しては見送りも多く、ブロックももっと上手くなれそうですが、一番の懸念は一体どのポジションで育てられるのか、ということですね。

アタック決定力はレギュラーにもひけを取らない上手さがありますが、そうでなくともサイドアタッカーはデカい競争相手がいっぱいです。ブロック面を考えても長い目で見ればセッターとして残った方が有利だともいえますし、守備を鍛えてそれでもサイドで頑張るというのも、それはそれでありでしょう。
いずれにせよ、早くまとまってしまわず色んなことに―セッターにも―トライしてほしいと願う選手さんです。

#19 コウキ選手
オーバーパスの安定感はさておき、リベロとしてはまだまだ。
これからいい選手になるだろうと期待していますが、ただ一つ注文をつけるならば、とにかく声を出せるようになってほしいです。コート内では一番下で遠慮する部分も多いかもしれませんが、リベロ2人制の導入など、風が吹いてきているポジションでもあります。少しでも自分が勝てそうな部分はガンガンとアピールしていってほしいと思います。

 

2008年7月 6日

油断大敵

朝も早うから、汗をかきかきサマー3日目。
初日デンソー戦を見た時点では、決勝だなんて思いもよりませんでしたが、
いやはや何事も諦めちゃダメってことですねぇ。

Springs vs Seaguls
(2-0)
25-19
28-26

#9(アン)#12(ミホ)#13(ルカ)#14(ミナミ)
#16(ユウコ)#18(シュリ)#19(コウキ)

現若手メンバーにシーガルズへの苦手意識はないだろうとは思っていましたが
予想以上に良い試合展開でした。一番の勝因はサーブで打ち崩せたこと。
シーガルズのレセプションが安定しないのは若手に限った話ではないですが
さすがにこのメンバーでは切り返しのコンビが安定していないんでしょうね。
ムードメーカー#55堀田選手が頑張ってましたが、サーブを始め、今ひとつ乗り切れず。
かたやSprings、まあ皆さん楽しそうにプレーをしておられまして、珍しくブロックポイントも出たりなんかしておりました。やっぱシーガルズと対戦する時のキモは笑顔なんかいなあ。
2セット目はもつれたものの、次の試合に備えて出てきたJT軍団に触発されたか、なんとか逃げ切りました。勝っておきたいメンバーで勝つことが出来たのは大きな収穫。

最終試合
Springs vs Arrows
(0-2)

2008070602.jpg
練習の手伝いをしておられました・・・アシックスだ。

スタメンは第1試合と同じでしたが、序盤からダダ崩れです。
例によってセッターを中心に雑なプレーが頻出。疲れがたまるのはしょうがないけれど、3年前のサマーで決勝進出したときは最終戦(東レ)もキッチリ勝ってましたやんか。

1セット目7点差をつけられたところで、セッター交代。ムック選手in。
スタミナ切れの徴候が顕著だったミナミ選手もマイ選手に交代。
しかし、アタッカーのキレは全体的に冴えてきません。
そもそもムック選手は基本的に先発(完投)型ですからね、点差はほとんど縮まることなく第1セット終了。

第2セットはルカ選手in、ミナミ選手は出たり戻ったり。崩れた原因はなんだったかなー、もう忘れましたねえ。
とにかくスッキリとストレート負けでございました。

2008070601.jpg
 「仲良し先輩&後輩」

試合後、決勝進出のセット率は...と、考え始めてようやく気付きました。
第1試合に勝った時点で決勝進出は決まってたんやん!
消化試合だったのですか。それはさすがにモチベーションも上がりませんわな。
道理で控えゾーンが笑顔だったわけだ。

とすると、初日のJT戦がむちゃくちゃ大きい意味を持ったということになりますね。
勝利そのものもですが、この試合でユウコ選手のセンターを機能させるメドが立ったことが何よりデカかった。もちろん選手、スタッフの皆さん全ての力によるものですが、やはりユウコ選手、お疲れ様&ありがとう。エリ選手が入っていたら・・・のお楽しみは決勝まで持越し。ご活躍を期待しております。

何はともあれ、結果こうして勝ちを収めたことで、選手ならびにチームの長所と短所がいっそう良く分かり、有意義な大会となったのではないでしょうか。
決勝は武富士、NEC、シーガルズとのことで、またまた因縁めいた組み合わせのようですが、今回は是非とも記念出場にならないような結果を出せることを願っております。

暑い中の連戦お疲れさまでした。

 

2008年7月 5日

サウスポーサウスポー

遠くの全日本(もどき)より近くの生サマーリーグですよ。
基本的にはイチャモンつけるより、楽しんだ者勝ち派なのです。

てなわけでサマーリーグ2日目。

昨日の戦いぶりからして決勝進出は厳しいかなと思いつつも
2試合ストレート勝ちすれば芽があることは存じてましたので
(この時点でデンソーが健祥会に負けたことを知らなかった)
予想に反してドキドキの観戦となりました。

1試合目
Springs vs Red Hearts
(2-0)

スタメン
#9(アン)#12(ミホ)#13(ルカ)#14(ミナミ)
#16(ユウコ)#18(シュリ)#19(コウキ)

昨日に引き続き、1試合目はルカ選手先発。
序盤は昨日の再現ドラマを見ているかのようなグダグダぶりで大差をつけられましたが、データが生きたのでしょうか、中盤以降はサーブで打ち崩し、それに伴いルカ選手が調子を持ち直し、なんとか1セット奪取。あとはけっこう楽な展開だったかな。
言ってもチャレンジリーグ、サーブが弱くブロックが低いですからね。昨日大活躍のミナミ選手がさほど頑張ることなくチームも流れに乗り始めました。畳み掛け始めれば地力に勝るSpringsがサラリと勝利。

さあさ、あと2セットです。

2試合目
Springs vs Eighty8Queen
(2-0)
31-29
25-21

スタメン
#2(マイ)#9(アン)#12(ミホ)#16(ユウコ)
#17(ムック)#18(シュリ)#19(コウキ)

後方から「ムック出すんか!」と他チームファンから非難の声が洩れ聞こえましたけど、知ったことか。先発はルカ→ムック、ミナミ→マイとなりました(真鍋さんはミナミ選手を極力温存したいのではないかと)。1試合目をストレートで取っている以上、この試合も意地でもストレート勝ちしたいところであります。となれば、もうメンタル勝負ですわな。

開始早々センタークイックが2連続でアウトとなり、不穏な空気漂いまくりの展開。ズルズルと相手リードが広がってしまいました。期待のジャンサもネットにかかり、早々とフローター切り替えです。何とか差を取り戻したのはシュリ選手のサーブでしたかねえ。

しかーし、ムック選手の持ち技はそれだけではありません。昨日はほとんど出さなかったツーアタックです。普通なら返すしかない位置に上がったボールをカンペキな助走で打ち抜いたアタック、観客の度肝を抜いてました。基本的にムック選手がツーを乱打する場面は状況が悪いことの表れなんですが、そんなことを通り越してあのツーはカッコ良いっすからねえ。観客をも巻き込むセッター、いいぜ!

なのに気が付けば22-24てな展開。
見ているコチラは半分諦めかけてましたけど、タイムアウトも良い具合に取っておられましたし、セッターさんの顔を見ればこれまた全く諦めてない。サイドアウトの連続でうわうわ言ってるうちに30点て!いやぁ面白かったっすわー。
最終盤はキャプテン榛澤マイ選手のブロック&アタックが光りました。チャレンジチーム相手ということもあり、決めまくってくれました。うむ、ブロックはマイ選手>ミナミ選手ですかなあ。

「絶対にこのセットは取れる」と確信しながらも、セットが終わって足元を見ると、脚がブルブル震えてました。我ながらザマないな。

1セット取ってしまえば後は何とやら、2セット目は精神的に楽でしたね。ムック選手のツーフェイントが決まりまくっていたのが印象的でした。己のツーの威力を知りながら、知るが故に極力ツーは打たないムック選手ならではのトス、敵はおろか味方までもが惑わされてましたよ。やっぱ面白いセッターさんですなぁ。

しかし、この試合で特筆すべきはなんといってもユウコ選手のアタック。過去のサマーと比べても一番のキレ具合だったんではないでしょうか。スイングの速さといい強さといい、初めて見たぞ!!うむむ、これは真剣にリーグ戦でも見たいですね。活かし方は難しいかもしれませんが、ぜひぜひライト起用でひとつよろしくお願いしたいものです。

ちなみに本日はリベロのコウキ選手が奮わず。センター陣のサーブ時に連続得点が続いたのは好サーブだけのせいではなかったはずです。レセプションはシュリ選手が随分とカバーに入ってましたし、ブロックフォローも位置取りが悪い。ただし視野の広さとセンスでまだまだ伸びる余地のある選手だと思いますので、これから、ですね。

あとは、そうだそうだアン選手、クイックを打てるようになってきましたねえ。リーグだったらどうかな?というアタックもありましたけど、昨年より随分と意識の向上を感じました。ダイレクトの成功率も格段に上がりましたし、センターとしての違和感が減りましたね。ここ1,2年はチャンスやもん。センターのレギュラーポジション目指して頑張って下されい。

*****
決勝リーグ目指してどういった作戦で臨むのかSprings
全力で臨み、勝利を掴み取ってこそ経験は生きるというもの。

応援してますぜ。


 

2008年7月 4日

復活

雨やったんちゃうかい!というカンカン照りの蒸し暑さの中をてくてく交野へ。
1年ぶりのサマーリーグです。
きつねうどんに15分もかかった食堂から急ぎ出てコートを覗いてみれば、うわっ少な!そして誰がトス上げるんでしょうかという疑問はたちどころに氷解。だって#13と#17両人ともユニを着てるんですもの。

第一試合
Springs vs Airybees
(0-2)
スタメン
#2(マイ)#9(アン)#13(ルカ)#18(シュリ)#15(エリ)#12(ミホ)
控え
#14(ミナミ)#16(ユウコ)#17(ムック)

たいがいSpringsが負けるときは「自滅」ですが、なにやってんだルカ選手の巻。
練習段階から誰とも満遍なく合わないトス。イヤな予感はしていたのですが、それ以上(以下?)でした。デンソー新人セッターと互角以下のトス回し(=二段トスの嵐)というだけでも論外なのに、何点ドリブル取られてんですかい。どこぞのセッターじゃあるまいし、トスよりお好きなのかレシーブし過ぎっすよ。ぼちぼち猶予期間も終わるでしょうに・・・頼みますよもう。

2008070401.jpg
高いブロック力は魅力なのですが・・・

ピンチサーバームック選手のジャンサ(ネットにかかりましたが)に喜んだのも束の間、1セット目にしてエリ選手が負傷交代。センターがアン選手だけになってしまいました。

エリ選手outユウコ選手in。

アタッカーは誰も決まらず・・・レシーブはお見合い連発。

マイ選手outミナミ選手in

ミナミ選手、決め始める→すべてのトスがミナミ選手へ→捕まる

終わりました。

第2試合
Springs vs Marvelous
(2-1)

勝つ気ないかもしれないけど、さすがにこのままではマズイだろと思ってましたら、スタメン変わってました。

スタメン
#17(ムック)#18(シュリ)#16(ユウコ)#12(ミホ)#14(ミナミ)#9(アン)
控え
#2(マイ)#13(ルカ)

のっけからムック選手が大声張り上げまくり。コートの雰囲気がガラリと変わりました。
可能な限りはセンター線クイックを使い、なんとユウコ選手にもサウスポークイックをもどきを打たせて(決まって)ました。ユウコ選手、さすがにセンターは初めてだと思いますが、これが何らかのキッカケにでもなってくれればいいんですがねぇ。ブロックは相当振られてましたけど、センター位置から3枚ブロック打ち抜きなんてのは見ごたえありました。サーブミスしまくりだったのが、瀬戸際ではしっかりジャンサで打ち崩したのにはホロリ。お疲れさんです。

2008070402.jpg
 「連番!」

同期コンビの#12ミホ選手、守備はピカ一ながら攻撃力不足が悩みなのですが、2セット目あたりから攻撃も当たり始めまして、いやあ良かったですよ。見に来た甲斐ありましたわ。

前に後ろに大活躍は#14ミナミ選手。
1年ぶりに拝見しましたが、上手くなってましたねえ。本日MVP。
相手強打もずいぶん好捕してましたし、あまつさえトスもけっこう上げていたような。アタックはとにかくブロックを怖がらない所がカッコ良いです。ずいぶんと速いトスも打てるようになってました。前衛超クロスなんて技がミナミ選手から飛び出すとは思いませんでした。最終盤は得意の高速フローターでサービスエース。おっとりと勝負強いところが魅力です。課題はやはりブロックかな。応援してますぜ。

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試合後、すかさず指導するカントク

1試合目では今ひとつパッとしなかった#18シュリ選手ですが、2試合目では上手いところや意欲的なところをたくさん見せてもらいました。サーブレシーブ(1セット目を取られた一因)とネット際が課題かな。そしてセッター修行は遠のきそうだなあ。

デカイ声のお母様に応援しまくられていた#19コウキ選手はなかなか落ち着いた活躍。ブロックスカタンな試合、ほんとによく拾ってました。鳴り物琴絵さんとも互角だったと(贔屓目込みで)思いますよ。焦らず基本を固めたリベロになってほしいっす。

そしてセッター。とにもかくにも陰の立役者#17ムック選手。
さすがはピンチをチャンスに変える爆発力の持ち主です。黒鷲時より良かったですね。美しいトスを見せてもらって感無量になってるところに、チームを鼓舞する姿がますますケイさんに似てきたのに、またまたジーン。ジャンサ炸裂サービスエース奪取、ファンにとってはほんとに嬉しい1日でした。

2008070404.jpg

 

2008年7月 2日

See you again!

昨夜、甲子園観戦してきた後輩が(レプリカ)ユニフォーム購入を悩んでいましたので、後輩その2とともにオススメ候補をそれぞれに提案。

後輩2(=鳥谷ユニ所有)「やっぱり新井ですよ!なんだったら私が着てあげます」
私「えー、やっぱ渡辺やろ。昨日も渡辺で勝ったやん!」

肝心の後輩自身は赤星と金本で迷っているそうで、それはもう三者三様に噛み合わないわけですが、「そういえば渡辺って背番号何番でしたっけ?」と聞かれまして、ん?確か12番やった気がするんやけど・・・やっぱり12番でした。

*****
と、こんな前ふりはどうかと思いますが、
本家本元#12渡辺真由美選手の勇退が昨日付にて公式発表されました。
黒鷲時、いやリーグ中から薄々気付かされてはいましたが、この退団挨拶を読む限りではバレー界から引退されるということなのでしょうか。

私自身がムック選手ファンということもあって、どうしても他セッターへの視線は偏見に満ちてしまうことを自覚しており、迂闊なことは言いづらいのですが、マユミ選手は誰よりも打ちやすそうなトスを上げられる選手でありながら、その優しさが災いしてかどうにも1試合を勝ちきれるセッターではなかった印象があります。とにかくチームが大好きで、チームに尽くしまくり、ここ数年のSpringsを、ムック選手を文字通り陰日向なく支えてくれた恩人です。色んな意味で辞めるにはまだ早いと思うのですが、他チームでもう一息頑張るにはSpringsへの愛情が邪魔をしてしまったのでしょうか。嬉しいやら悲しいやらですが、そこはそれ、やはりどこのチームでもいいからトスを上げる姿を見せてほしいものです。

というわけで最後の鳥栖出身選手が姿を消してしまいましたね。
奇遇といいますか、パイオニアのリーさん、日立佐和の菅原選手が退団ということで、プレミアリーグから鳥栖戦士が居なくなった勘定です。
8年、か―。


その他退団選手は黒鷲時発表通り。
挨拶に今後の進路と性格が滲み出ていて、思わず微苦笑してしまいました。吉田、木村両選手は移籍なのかな。とにもかくにもスタメン目指して頑張っていただきたい、としか申し上げられません。上田、四宮選手も今後の人生に幸多き事をお祈りしております。

皆さん本当にありがとうございました。

 

2008年6月30日

悩ましき

2008-2009Vプレミアスケジュール発表。(公式はこちら

11/01(土)浦安 日立佐和

11/08(土)高知 岡山
11/09(日)高知 パイオニア

11/22(土)金沢 東レ
11/23(日)金沢 トヨタ車体
11/29(土)加古川 武富士 
11/30(日)神戸 NEC
12/06(土)佐賀 デンソー
12/07(日)佐賀 JT

01/10(土)岡山 日立佐和
01/11(日)鳥取 武富士
01/17(土)川崎 東レ
01/18(日)川崎 岡山
01/24(土)東京 トヨタ車体

01/31(土)茨城 NEC
02/01(日)茨城 デンソー
02/07(土)岐阜 パイオニア
02/08(日)岐阜 JT
02/14(土)加古川 パイオニア
02/15(日)姫路 東レ
02/21(土)佐賀 岡山
02/22(日)佐賀 トヨタ車体
02/28(土)茨城 日立佐和
03/01(日)茨城 JT

03/08(日)岡山 デンソー

03/20(金)秋田 武富士
03/21(土)秋田 NEC

4/3~5 有明 セミファイナル

4/11 東京体育館 ファイナル

ここ数年のキツキツ日程は多少緩和されましたが、最終戦はまたも僻地。あ、セミファイナルとファイナルが東京開催なのは良いですね。
Springs的には鳥取・茨城がらみの移動が大変そうなのと、ゲンの悪いホーム佐賀開催が4試合もあることが気にかかります。地域密着とか仰るんなら、せめて体育館は改装してほしいよなあ。
はてさて、今年は何試合観戦できますことやら。

*****
Springs公式某所に明日の発表が眠ってますな。
ざっと見たところ黒鷲発表通りですが、(窓際?)総務が復活し、コーチに変動があった模様です。専修大ってアナリストのイメージしかないんですが、こちらも地域密着佐賀ルートなんでしょうか。方向性がいまいち分かりません。あら、よく見ると主将も明記されていませんね・・・。


 

2008年6月28日

アナログ的な、

怒涛の勢いで「ちりとてちん」DVD-BOX1,2を鑑賞。夜中近くになり、流石に朦朧としてきましたので、ちょいと休憩。

WGP?なにそれ?ってなものではありますが、ひとまずざざっと戦評ブログを拝見。うーん。

代表チームにおいて「結果がすべて」率が格段に上がるのは致し方ないですが、かといって結果や戦術だけで語られると、やはり抵抗を感じてしまうもんですね。結果を語るにはそこに至る長い長い過程ももっと大事にしてほしいよなぁと。
もちろん変なストーリーなんてのはもってのほかですが、バレーの魅力というのは個人の技量はもちろん、チームワークによって更に高いパフォーマンスが生まれる瞬間を目にすることだとも思うんです。そこんとこを伝えるためには、もっと繋ぎが、いや、それがライブとテレビの差なんでしょうか。ああ、頭がややこしくなってきました。

ま、代表への思い入れはこれっぽっちもない私なので、どうでもいいっちゃいいことではあるんですけどね。

あと2ヵ月。
今はただとにかく「ケガしませんように」と願うのみです。

 

2008年6月21日

呪縛

ふとテレビをつけてみると、NHKで本年度ギャラクシー大賞受賞作品「裁判官のお弁当」が流れており、思わず見入ってしまいました。裁判長さんが夜用(すなわち2つ目)のお弁当を食べながら判決文を書いているという光景だったんですが、頭脳労働を朝から晩までとは、まさに激務。裁判の数に対して裁判官の数が少なすぎるのだそうな。また、政治活動に従事したとして万年左遷され続け、定年退官になった裁判官のインタビューも流れましたが、こういった人事権すべてを握るのは最高裁なんですってね。いやはや、陪審員制度を含め裁判についても何も知らんのだなぁ私は。もっともっと続きを追っかけてほしい対象です。がんばれ東海テレビ。

そのままの流れで、放送文化大賞作品「映像'07 私は生きる~JR福知山線事故から2年(MBS)」も続けさまに鑑賞。事故で重態となった女性の姿を2年間追ったものでしたが、ニュース等でたびたび拝見していたこともあり、大きな衝撃といったものはなく、しかし「忘れちゃいけない」ということを強く認識した次第。
放映後、ゲストの森達也さんが「もっと葛藤を出してくれたら作品の重厚さが増したのに」としきりに残念がっておられましたが、真実はともかく、確かに優等生的な作りでしたね。葛藤を流す必要があるのか、そしてその葛藤を見る権利が我々にあるのか。永遠に答えは出ないでしょうね。

ノンアルコールビールをクピクピやりながら見ていたのが良くなかったのか、
その後軽い頭痛と吐き気に苛まれ、うーむ相変わらず体調は一進一退です。
こういう時もあるわなぁ。地道にもがいてみなくては・・・明日から。

ワールドグランプリ神戸大会(第2戦)
TUR vs JPN
(2-3)

やっぱりトルキーの強さはホンモノでした。いい選手を集めて、いい監督によって作られつつある、いいチームです。ことさらに自国チームを卑下したくはありませんが、我らがミユキ主将の出番はついぞなく、どうにも応援しようがない状態ですわねえ・・・と思いながらも見てしまいました。ちぇっ。
そしてルーキーズを演じるルーキーズがテレビではこんなことになっていたとは。
これをやってしまえるTBSはやっぱりどこかおかしい。

試合のほうは昨日に引き続き、第1セット早くもカナコさんがレフト栗原選手と交代。今日はテン'sトスだったわけですが、サッパリの出来でした。トスにも問題があったとはいえ、やはりカナコさんがアテネ以降の3年間Springsで培ってきたものを活かすポジションはセンターにしかないのではないでしょうか。でも、皆さんプライドをかなぐり捨ててでも行きたいオリンピック、アテネ幻影に憑かれた監督、もはやちょっとしたホラーですわ。
って、こんなことを言うのは本意じゃないんですよ。ほんまスミマセン。

カナコさんに日本一美しいクイックを打たせる相方さんの姿をテレビ画面でチラリとお見かけしましたが、試合を見ながら何を思われていたのかなぁ。

ま、なにより疑問なのは、この人たちですね。
2008062005.jpg
後味わるっ

読了本
・石原結實「病は脚から」文藝春秋
体は温めれば治る」論の石原センセの本。
病は脚からというのはなんとなく分かりますね。私、海外旅行から帰ると絶対といっていいほど体調を崩すんですが、それはたぶん歩く量が極端に違うからだろうと思うのです。そうでなくとも低体温人間ですし、ちょっとマジメに健康生活を心がけてみようかなと。
来週は飲み会続きですが・・・。

 

2008年6月20日

ときどき大雨

本日夏休み。
冷蔵庫に山と入ったズッキーニやら何やらで朝食をとりながら
テレビをつけると、はなまるに荻野キャップとゴッツ選手ご出演。
ゴッツ選手がパフェを一気食いしてたことぐらいしか記憶に残らず。

お昼からはグリーンアリーナへ。
会社の後輩ちゃん(国際試合初観戦)と毒舌観戦。

トルコ vs アメリカ
(3-1)
2008062001.jpg
味方サーブ時にコートで手を叩くトルキエの選手たち。

観客も巻き込んでましたが、日本戦ではまったく聞こえないんだろうなぁ。
んで、どのメンバーが出ていても、お国柄と美人度は変わりませんね。
相変わらず調子に乗り出すとガンガン行っちゃうスタイルでした。
勝負強い12番とバックアタック好きな16番、おもしろいですな。
セッター17番は17歳だそうな・・・。

アメリカは主力外して戦ってたようですが
いつ見てもチームUSAってあんまり好きになれんのです。
なんでかなぁ。セッターとしては4番より17番の方がいいと思う。

2008062002.jpg
何を叫んでいるのやら、さっぱり分からずルーキーズ
や、別にルーキーズのせいじゃないんだけどさ

2008062003.jpg
若いねぇ・・・若すぎる

KAZ vs JPN
(0ー3)
2008062004.jpg

3セット目途中にコーチから声かけられてたんですけどね、ミユキ選手。
やっとこさエンジンのかかり始めたカザフスタンに逆転されそうになり
ヘタレ監督は終盤になって庄司選手⇔多治見選手なんてな選択を。
えっと、すなわち五輪メンバーはOQTから変更なしということですね。
生観戦にも関わらず、目に付いたのはリョウ選手のレシーブだけという試合でした。

読了本
・西澤保彦「解体諸因」講談社文庫
実質デビュー作のようで、若書きというか習作というか
なんしか読みづらい作品でありました。

・西澤保彦「黒の貴婦人」幻冬舎
タック/タカチシリーズ最新刊の短編集。
「解体諸因」の後のせいか、読みやすい読み進む。
安楽椅子探偵ものは長編よりも短編の方が収まりやすいのかも。

そうそう、「ザ・マジックアワー」を観た方へ~
三谷幸喜×糸井重里対談(ほぼ日刊イトイ新聞)

 

2008年6月10日

また一人

なっかなか湿気が下がりませんねえ。
「水とりぞうさん」でも背負えば楽になるってんなら
持ち歩きたいぐらいの心境です。

ボーナスが出ましたので、ヨドバシに向かう途中、知人と遭遇。
ひどい腰痛の人をお引止めしちゃってスミマセンでした。
お互い体調が快復したら、是非またゆっくり飲みましょう。
運気もじわじわ上昇しているのかなー、だといいなー。

ヨドバシで父の日プレゼントを物色して帰宅後、「おせん」を流し見。
本日発売の中島みゆきDVDをチラ見。「ファイト」で落涙。

*****

さて・・・パイオニアの新体制が発表されました。
予想はついていましたが、リーさんが退団。
こちらによると現役引退されるようですね。

リーさんといえば、なんといっても第12回Vリーグ決勝三日目。
Springs時代のリーさんを知らない私には、この日の印象があまりに強烈で
そして、忘れられないほど悔しい記憶でもあります。
リーさんさえ居なければ、リーさんさえ居れば・・・どれだけ思わされたことか。
パイオニアに大きく欠けていた部分が、リーさんというパズルが嵌ったことで
ぴたっと一つの絵(チーム)が完成した、そんな感じでしたねえ。

トップリーグで活躍する女子選手としては異色の経歴の持ち主でもあり
そういった面だけでも、もっと取り上げられてほしかった人ですが
そんなことは抜きに、すんばらしい筋肉から打ち込まれるスパイクは
ほれぼれするほどカッコ良く、その豪快な性格と美貌も加わって
チーム内外を問わず、観戦に訪れた多くのファンを虜にしてくれました。
記録ではなく記憶に残るプレーをたくさん、ほんとうにありがとう。

近年のパイオニアとフィットしていたのかどうかは
Springsファンが言うセリフではないとは百も承知の上で
正直、疑問を感じていたと言わざるを得ませんけれども
こうしてプレーを見せていただいたことについては
やはりチームにも感謝ですね。

今、書きながらいろいろと思い出していると
コートの中と外とでガラリと印象が変わるところなんかを含め
リーさんって意外とサキさんとかぶるところが多いなあ。
ああ、だから、なのかなあ―。

これからリーさんがバレーボール界のどのようなポジションに
つかれるのかはまったく存じ上げませんけれども
リーさんほどの逸材を放っておいたりしませんように。

そして、どうかその前途に幸せ多からんことを。

 

2008年6月 7日

幸せな土曜日

早いとこ行っとこう。
ネタバレが耳に入ってきたらイヤだしな。
というわけで見てきましたよ「ザ・マジックアワー」
田舎とはいえ公開初日、混雑を避けて初回に出向いたところ
客席はガラガラ、笑い声もまばらという快適環境でした。

いやいや、面白かったですわ。
老若男女を対象としたコメディとしては良い出来じゃないでしょうか。
どちらかというと細かい笑いを取る印象が強い三谷さんですけど
舞台の場面転換よろしくダイナミックな展開を無理なく持ってくるのも
実は上手いんですよね。いやすごいわーと感心しきり。
前半部分はカメオ出演の多さにちょっぴり引っかかりましたけど
全体的にとても丁寧に作られていて、そりゃ宣伝したくなるわなあと。

役者さんはまずもって佐藤浩市さん、ブラボーに上手い。
劇中で谷原さんと同じセリフ、同じ動きをするシーンがあるんですけど
演技力の違いがあまりに浮き彫りなのに驚きました。
そのコンビとなる妻夫木くんも久しぶりに良かったっすねえ。
もしかすると、彼は映画向きの人なのかもしれません。
西田さん、小日向さん、寺島さんはもう安定した上手さでした。

で、深津さん。
悪女役はちっとも初めてじゃないと思うんですが
(むしろ舞台では悪女役なことの方が多いんじゃないかと)
今回のはなんつか、ちょっと板につかない悪女ってな感じでしたね。
ちらりと見せる、不安なくせに強がる表情なんてのが良かったです。
ああこれは昔からか。あと、派手メイクが今ひとつ似合わないのも。
例の歌ってるシーンは緊張がこちらまで伝わってきましたよ。
どの役者さんもそうですが、キャパを越えようとする瞬間というのは
観客にとっても冥利につきる瞬間ですね。感謝多謝。

*****
とまあネタバレを避けつつ、こうして内容を思い出すのが大変なぐらい
鑑賞後にはまったく余韻が残らないのが三谷作品。
爽快な気分で売店でパンフ(600円)を買って帰ろうとしたところ
前方を歩く人の後姿が、どうにも知り合いに似ている気がしてならず
まさかなぁと思いながら近寄ってみると、やっぱり似ています。

「あの・・・もしかして・・・Mさん?」
恐る恐る声をかけてみたところ、やはりご本人でありました。
一緒に来られていたお姉さんとお昼をご一緒していただくことに。

まさかコウノトリの里の人とこんな所で会うとは!
牡蠣狩(&〇年振りにパイオニアに勝った試合)以来でしょうか。
いやーホントにビックリでした。とりとめなき話を繰り広げまして
なんか色々失礼しました。そして今度来られる際はぜひご一報を。

*****
盛りだくさんな1日は続き、夜は男子バレー。

JPN vs ARG (3-2)

ちょこちょこ用事を片付けながら第1セットからしっかり観戦。
全体的に連戦疲れが来てるなあ。キャプテン出すの早すぎちゃうの?
こんな試合にこんなレベルの審判出すなよ!アナウンサーうるさい!
などなど諸々思うことはありましたけど、第4セットからは釘付けでした。
フルセットは実力の世界じゃないですからね、とにかく勝ててよかったっす。
ここを越えたことで、男子はもしかすると選手入替があるかもですね。
おそらくないだろうけど、あるかもと思わせるところが救いなのです。

しかし、こうして男子がクローズアップされればされるほど
女子チーム本丸の脆弱さがあらわになってきますねえ。
神聖なるコートで心中だなんて、ほんと勘弁して下さいよ。
うわ、〆が暗くなってしまいました。

明日は待ってるだけでいいのかなあ。

 

2008年5月25日

第4コーナー

8月の試合が目に浮かぶような内容でした。
セルビアが強いというよりは、日本が弱かったかな。
もう何度となく見せられたシーンですから驚きもなく

そして、大事な所で出るんだよなあエリカクオリティ。
この辺りがまだ彼女をNo.1「センター」とは呼べない所以。
さすがに今日の責任を彼女に負わせようとは思いませんが
2枚ブロックのつきは大会を通じて少々遅いように感じました。
彼女への先入観が強すぎるのかなあ、私。

日本独自のやり方で太刀打ちできるのなら、それもまた良しですが
現実は、数ある弱点に目をつぶっての泥縄戦術っぽいですからねえ。
試合中カントクがエビさんに「おまえの出番作るから」と言ったとか何とか
三宅アナウンサーが語ってましたが、おかしいと思わんのか。

ミユキ主将お疲れさんでした。
全国のファンが残念がってます。
私も本当に残念でございました。

*****
そんな最終日になって選考方法が突然変更?なんだそれ。
日本のお年寄り連中には分からぬ所で何かが起きているようで
選手が痛い目に遭うことだけは避けていただきたいものですが
言うまでもなく、その逆、逆を行く協会ですから、たいへん不安です。
国際感覚が一番欠如しているのは協会さんじゃないですかね。。

ま、てなわけで、あのカザフスタン=パブさんが出場を決めました。
今回の参加国にはどこにもあまり思い入れはありませんが
よりによってカザフスタンがねえ...正直嬉しいとは言えないかな。

まあがんばってください。

 

2008年5月15日

受け売り

ああそういえばと月バレ立ち読み。
なにやら急に「リズム」について口走り始めたカントクと主将ですが
あまり身についてない言葉を乱発すると、安っぽく聞こえますよ。

だって「タケシタリズム」はとうに把握されきってるじゃないですか。
バックアタックの速さを追求するのなら、ジバのアタックではなく
まずはフォフォンのトスについて言及すべきでしょうに。

まあ全てはコートで見せてください。


 

2008年5月 9日

ごまかし

週が始まって3日目とは思えぬほどのしんどさ。
寝起きは悪くない方なんですが、今朝は起きるのに30分以上かかりました。

昨日に引き続いての小競り合いは一段落。
来週いっぱいで片付けねばならないミッション山積みですが
もろもろ転じて福となるのでしょうか。なりますように。

***
新マネージャーのお知らせ(Springs公式)
#22齋藤選手がマネージャー転向。
情報を小出しする思惑はひとまずさておき、
背番号を間違うとは...サイテーですなあ。

マネージャー職はただの下働きではありませんから
ぜひとも前任敏腕マネージャーを思い出しながら
齋藤選手らしいマネージャー像を作ってほしいっすね。

・NUMBER731号「格闘大国再生計画」(文藝春秋)
格闘ファンではないので、ざっと立ち読み。
あ、TBS中継の記事は見ましたよ。選手の見せ方、ねえ...。
そこかしこ全体的に引っかかりまくるインタビューでしたが
1週間後イヤになるほど素敵な映像を見せてくれることでしょう。

んで主目的のバレー特集記事はといいますと、
「センターのあり方」に竹下選手が絡むこと自体が不思議で...。
だって、リーグの中で最もセンターを使わない選手の一人ですよ。
その最小セッターキャプテンを生かす選手を集めた全日本チーム。
1週間後、イヤになるほど特訓の成果を見せてくれることでしょう。

対照的に市川忍さんによる宇佐美選手の記事は面白かったですね。
ブログも楽しみに読ませて頂いています。
あと1週間ー。

どこで見ましょうかねえ最終予選。
スポーツバーで観るには、純粋に応援してないしなあ。

 

2008年5月 6日

傾斜

黒鷲決勝、第1セットをチラ見した後は
別のチャンネルをつけていたのですけれども
なぜか第3セット23点目にチャンネルが自動的に切り替わり
苦笑しながら優勝の瞬間を見届ける羽目になりました。

予想以上に予想通りの結果ですが、デンソーさんおめでとう。
助っ人さん抜き対決ならば、間違いなく日本一のチームでした。
おそらく来シーズン各チームが目の敵にするであろうのは
某プレミア優勝チームではなく、デンソーさんでしょうね。
律儀なまでに企業イメージ通りのチームですが、強かったです。

JTは餃子やセンターの余波があったとはいえ、ここまで来れば上出来。
収穫は井上選手ですか。確かに噂通り天才肌のリベロさん。
とはいえまだまだスタート地点。多くを語るには早いですね。

そして凄いわパナソニック。
全日本メンバー抜きでプレミア優勝を裏打ちする結果となりました。
なんだか無性に溜息をついてしまいますなーぶんぶん。

この大会の権威は主催自らが年々失墜させていますから
来年の今頃はどうなっていることやら、ですが
ともかくも、これにてようやく2007-2008シーズン終了です。
ああ、長かったような短かったような。

さて。
過去の財産を食い潰すような戦いを続けてきたSpringsですが
各方面でSpringsの悪口を見聞きするというのも
これはこれで極めて不快な話であります。
うーむ、チームはこれから何を基点に、どこへ向かって進むのでしょう。

黒鷲が色んな意味でその分岐点なのだとすると、
なんだか見えるような見たくないような。
不信感が募って仕方ありませんが、ひとまずはサマー待ち?


―信じるよりほかないじゃありませんか。

 

2008年5月 3日

吐息

「今日の試合って何時からだったかな」
ド阿呆なことにSprings公式を覗いてしまったワタシ。
「あ、第3試合か...じゃあ15時始まりかな」

電車が事故の影響で遅れ、会場到着したのは15時。
しかし本日第1試合は11時開始、試合は第3セット半ば。
もはやデジャブだか何なんだか分かりませんけれども
2-0からまくられてのフルセット負け...って...。
今季見尽くした光景を何度となく見せられる結果に終わり
悔しいとかそういった感情を出す気にさえなりませんでした。

だってコート内にリーグ失点王と時間あたり失点王が居るんですよ。
勝てるわきゃないやん。つーか勝つ気なかったでしょ、真鍋さん。
なのに最後の最後の最後14-13でムック選手投入ってねぇ。
なんすかーそれ。や、意図は分かります、分かりますけども!

Springs vs RedRockets
(2-3)

試合後、見逃してしまった空白の2セットについて、
ムック選手ファンさんからお話を聞かせていただき、少しく安堵。
うんうん、やっぱりね...ああ見たかったなあ。
もし自分がその立場に置かれたら、絶対そんなこと出来ませんよ。
ほんとに凄い。あらためて尊敬し直し。

ムック選手にはオレンジ時代からの歴史がしっかり息づいてますね。
これからは、それを次代へと伝えていく立場にもなるわけですが
そうすることで、さらに大きな選手になってくれるものと期待しています。
そして新人さんたちには是非ともその背中を追いかけてほしいものです。

で、大活躍の新人さん石井シュリ選手(命名者はカナコさんか?)
このままだとアタッカーまっしぐら!になってしまいそうですが
二段トスの精度と柔らかさは確実にルカ選手より上でしたし
ここはチームのためにも、真剣にセッター修行していただきたく。
あれだけプレー出来る選手なら、きっと面白いポジションでっせ。

お次がんばってました座安選手。
絶対的な経験不足が出ちゃいましたかね。でも悪くない。
や、いい体格してますし、積み上げが生きそうな感じです。期待!

そんな若手の初心を少し思い出してほしい人たち...
特に今季、最初から最後まで高い授業料を払わされたルカ選手。
柳本JAPANにはピッタリなんですが(行ってくれても構いませんが)
Springsの戦力となるには、まだまだまだまだ足りない所が多過ぎっす。
もちろん高さは大きな武器ですが、見ててワクワクしないんだよなあ。
あと、コート内外を問わず、なぜそんなにエラソーなんでしょ。
良い子にはマネしないでいただきたいものです。

パブさん・・・レーナ選手と呼ぶ気持ちには、ついぞなれませんでしたが
おかげで助っ人免疫がつきました。向こう10年は耐えられることでしょう。
「パブさんよりは大丈夫...パブさんに我慢できたんだから...」
悪い人じゃないとは思いますが、バレー向きの性格ではないですね。
あなたのバレー観は通用しないということに気付く日は来るのかどうか。
カザフスタンとの対戦だけは日本チームを応援できそうです。

お疲れ様な人も、そうでない人も、ああいやいや。
昨年優勝時から休みなしに突っ走ってきた人たちの中には
まだ働いている方もおられるわけですけれども
ほんとうにほんとうにおつかれさまでした。

次回シーズンからまた気合を入れ直して進めるよう
ファンも何年ぶりかのGWを堪能させていただきます。

では。

 

2008年5月 2日

言いがかり

控えゾーンの唖然とした表情が忘れられません。

第5セット、12-13の場面で
アン選手(もしくはルカ選手?)がタッチネット。
ラストは仁木選手がネットにかけて試合終了。

こういう大事な瞬間に日頃の積み重ねが出るんとちゃいますか。
思わず昨年のサマーリーグ初日を脳裏に浮かべてしまったほどに
どないもよう勝ちきりませんなぁ、ツクバーズ。
良くも悪くも他人任せなセッターさんと、打ち切れないセンターのコンビ。
エリ選手はサキノポジション(裏センター)として育てられているとでもいうのか
ツクバーズは正当な競争下に置かれていない気がしてなりません。
それって結局本人のためにもチームのためにもならんと思うんですけど。

お隣の本家つくばチームの試合をちらりちらりと見ながら
M田選手...どうなんでしょうねぇ...あまり印象には残りませんでした。
つか、できれば筑波から採るのはやめてほしい...。

新人さん2人は今日もなかなか良かったっすね。
つか、石井選手はもしも勝ってたらMVPだったんとちゃいますか。
攻撃時も守備時もボールの捉え方が上手くて、無駄がないです。
セッター教育が滞るんではないかと危惧するほどのマルチプレイヤー。
時折、勝気さが垣間見えるところも面白い。ファン増えそうですねえ。

座安選手はまぁいろいろと「これから」だと思いますが
根性がありそうだし、オーバーキャッチはセッター出身だけあってキレイ。
ただし無理やりオーバーにこだわる必要は全くないと思いますので
リョウ選手とミユキ選手(しばらくお留守ですが)という
レシーブの軌道がすばらしく美しい先輩たちから早く技を盗んでください。

仁木選手は...うーん。
得点は物凄くしてくれてるんですが、レセプションが不安定すぎます。
座安選手のカバーに行ってる場合とちゃうやろ、というシーンが何度も。
やっぱこの人を控えに置けるチームじゃないと優勝はできんなあ。

ムック選手、今日は練習の時から良いトスあげてたんですけど
ひたすらにパブロワバレーを強いるパブさんではサッパリ活きません。
パブさんを活かすためにはルカ選手が有効だったと...勝てないけどさ。
そんなムック選手の筋肉質なバレー、私は大好きなんですが
ここにあと一味「人にやさしく」が加わったら無敵なんとちゃうかなぁ。
全力で突き進んできた選手にだけ訪れる余裕の到来を楽しみにしてます。

てなわけで、本日スパンスパンと切りまくってくれたサキさん。
バンブーさんがパブ潰し作戦メインだったこともありますが
久しぶりにあの芸術的なクイックをたくさん見られて幸せでした。
Springs看板をそのデカい肩に背負いつづける姿は潔くカッコ良いのだ。

明日とにかく3-1の内容で勝つという使命をどうクリアできるか。
ま、気軽に応援しに行ってきますわ~。

Springs vs Bamboo
(2-3)

20080502001.jpg

本格的なキャプテン'sアンダーバーですけど、え、マジもん?

20080502002.jpg

 

2008年5月 1日

非公式ながら

プログラムに堂々と掲載されて(なかった)んですから
公式発表も同然です。

20080501a.jpg

サキさんが暫定とはいえ【主将】だなんて文字を見る日が来ようとは・・・
という感想をさておかねばならぬほど、居ない人がごっそり。

#6  上田かおり選手
#12 渡辺真由美選手
#14 吉田あい選手
#19 木村有希選手
#21 四宮実季選手
#22 斎藤泰子選手(→マネージャー)

リーグでの使われ方や何やらを見ていましたら
まったく想像がつかなかったといえば嘘になるんですけど
(ワンジョ選手は首の皮一枚で繋がったのでしょうか?)
黒鷲前というのは初めてのことですから、驚きました。
おそらく移籍がらみなのでしょうが、せめて公式発表は事前に...。
とにかく毎年毎年Springsの勇退発表は失礼きわまりないですよ。

退団者の皆さんにおかれては
一人でも多くの選手が希望した道に進まれることを願っています。
あらためて皆さん今まで本当にありがとう。そしてお疲れさまでした。
ただし、マユミ選手には是非ともまだまだ活躍してほしいので
お疲れ様のセリフは言いません。近いうちにどこかできっと。

 

黒鷲2008開幕

本日も仕事、明日も仕事・・・なのですが
4月から業務分担が変わったこともあり、午後半休get、うしゃっ!
しかし、よりにもよって11時30分を過ぎて仕事が舞い込み始め
大慌てで片付けていると、先発隊よりメールが。

「名簿に上田渡辺吉田木村四宮斎藤の文字なし」
ええっ、発表早くね?

到着コートでは武富士vsNEC戦第4セット目。
第2セットまではバンブー圧勝だったそうですが
私が到着した頃には五分五分なことになっており
最終的には微妙極まりない判定によりNEC勝利。

逆転されるバンブークオリティの難だとかなんだとか
言うべきことはたくさんあると思うんですが
その物言い中にエンドラインで爆笑してたイクさん、感じ悪かったですよ。
自分が応援してる選手にあの態度を取られたら悲しいんとちゃいますかね。

第2試合JTvs 嘉悦大
これもなかなか頑張ってたんですけどね、嘉悦。
地力の差っつか外人の差っつか、ダメでした。
でも嘉悦強いJT暗い。
嘉悦の米山監督いいっすね。ジャンパー変だけど。

Springs登場
20080501001.jpg

視線の先には一人ばかり居ない人...ボールカートを運んでますよ。
飛んで行った新人ちゃんたち、よしよし。

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はい、このメンバーですよ。
サキさんキャプテン。

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ひさみつ「お笑いの会」
ホントにありがとうございます。いやもう土下座の勢いで。

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なかなか落ち着いて良い感じでしたよ、座安選手。
明日から狙われるでしょうけど、めげずにガンバレ。

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レシーブ弾いて戻ってきたムック選手にレシーブ指南。
けっこう珍しい光景!?

第3セット、セッター&対角交代。
目に見えてコート内の緊張感がゆるみ、パブさんのびのび。
これはこれでアリなんかもなあと眺めておりますと
気付かぬ内にさりげなく失点を重ねてますね。
あー、うーん、緊張感は必要なのだな。

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うわぁお、石井選手も投入されました(前衛で!)
スパイクで3,4得点挙げていたような。うまいっすわ。

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みんなそれぞれにおしごと。

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キャプテンも嬉しそうであります。

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おつかれさまでしたー。
明日もよろしくおねがいします。

Springs vs Ageo (3-0)

*****
冷やかしで見ていたら、いやもうのめり込み。

東レvs東九州龍谷高校(3-1)

東龍強い。
超高校級っつか完全プレミア仕様のバレーですやん。
アタッカーの決めっぷりがいいですね。
こりゃ高校レベルでは敵なし、やろなあ。

第2セット以降は試合体力の差が出てしまいましたけど
とにかくスタートダッシュが凄い。テクニカルはほとんど東龍が取っていた印象。
この選手達が全員ルート企業に進んじゃったら面白くないな。

試合後、東レさんは長々と反省会(この内容じゃ当然ですが)
Springsもこのグループだったら苦戦しただろうな。
東龍はマジで一勝できるかもしれません。
明日のJT戦が俄然楽しみになりました。


エフェス片手に軽くトルコめし後、帰宅。

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2007年7月30日

2007/2008プレミアリーグ日程発表

早々と2007/2008プレミアリーグの日程と場所が発表されました。

2007/08 Vリーグの開催概要について(プレスリリース)

Springsの試合のみ列挙。感想その他は別項目にて・・・

12/08(土)vs武富士    滋賀県立体育館
12/09(日)vsトヨタ車体  滋賀県立体育館
12/15(土)vsデンソー   深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル)
12/16(日)vs東レ     深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル)
12/22(土)vsJT      岐阜メモリアルセンター(で愛ドーム)
12/23(日)vsシーガルズ 多治見市総合体育館 

*****天皇杯・皇后杯

12月中:  1回戦     各地開催

01/02(水)2回戦     川崎とどろきアリーナ 
01/03(木)3回戦     〃
01/05(土)セミファイナル 川崎とどろきアリーナ
01/06(日)ファイナル   〃

*****

01/12(土)vsNEC    小野市総合体育館(アルゴ)
01/13(日)vs日立佐和  加古川市立総合体育館
01/14(祝)vsパイオニア グリーンアリーナ神戸

2leg

01/19(土)vsパイオニア 都城市高城運動公園総合体育館(宮崎)
01/20(日)vsJT     日南総合運動公園多目的体育館(宮崎)
01/26(土)vs武富士   関市総合体育館(わかくさ・プラザ)
01/27(日)vsトヨタ車体 西尾市総合体育館
02/02(土)vsデンソー  水沢総合体育館(Zアリーナ・岩手)
02/03(日)vsNEC    水沢総合体育館(Zアリーナ・岩手)
02/09(土)vsシーガルズ 松山市総合コミュニティセンター体育館
02/10(日)vs東レ     松山市総合コミュニティセンター体育館
02/16(土)vs日立佐和  ひたちなか市総合運動公園総合体育館(茨城)

3leg

02/17(日)vsシーガルズ 川崎市とどろきアリーナ 
02/23(土)vs日立佐和  佐賀県総合体育館
02/24(日)vs武富士    佐賀県総合体育館
03/01(土)vsトヨタ車体  群馬県総合スポーツセンター(ぐんまアリーナ)
03/02(日)vsNEC     鹿沼総合体育館(フォレストアリーナ・栃木)
03/08(土)vsJT      広島県立総合体育館(グリーンアリーナ)
03/09(日)vs東レ     岡山県総合グラウンド体育館(桃太郎アリーナ)
03/15(土)vsパイオニア 魚津テクノスポーツドーム(ありそドーム・富山))
03/16(日)vsデンソー  富山市総合体育館

Semi Final

03/21(金)       小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧)
03/22(土)       〃
03/23(日)       〃

Final

04/06(日)       さいたまスーパーアリーナ 

 

2007年7月28日

フクザツだな

本日よりオケ合宿、だったのですが
出かける直前、原因不明の腹痛に襲われるアクシデント。
昼食はカレーを食べてビールを1杯飲んだだけという
少なくとも食あたりしそうなメニューではなかったんですが
そんなこんなで予定よりも1時間ほど遅れて到着。

練習の方は何やらいろいろとストレスの溜まる内容で、
心身ともに非常に疲弊。ああもう、誰に言えばいいのやら。

合宿場はいつものごとく家のご近所さんなので、泊まらずに帰宅。
勉強会(=飲み会)なんぞに参加したら
間違いなく1週間使い物にならなくなるでしょうからね。

****
FIVBサイトにカナコさんのインタビューが載っています。
アルファベットに一瞬クラっと来ましたが、意外とすんなり読めました。

どうなんでしょう、WGPスタメンありなのかな?
テン様とは仲良しさんのようですし、コンビも合ってきたのかしら。
パワーはチーム一ですからね、頑張っていただきたいと思います。

さ、早く寝なきゃ。

 

2007年7月27日

反S徳主義

タイにて世界ジュニアさんが銅メダル獲得。
アメリカとの3位決定戦はお決まりのフルセットでしたが
いつの間にやら5セット目も25点制になったの?というスコアでした。

ユース→ジュニア→シニアに何ら繋がりがないのは
バレーボール界の数ある問題の一つではありますが
この問題を突くと非常に長くなるので、ひとまずさておき

「お疲れ様でした&おめでとうございます」

どうやら雨堤選手は出場が叶わなかったようですね。
先輩似ならば、レシーブとブロック、そしてコース打ちが課題?
早い内に弱点ときっちり向きあって大きく成長してほしいものです。
私は「長所伸ばし方式」については懐疑派なのであります。

ちょっと忙しいので、サクサクこの辺で。

 

2007年7月26日

忘れぬよう

梅雨明けしたものの、湿気で髪が膨張しまくり、
朝晩で髪型が変化してしまう日々が続いていましたが
今日は思い切って定時ダッシュで髪を切ってもらってきました。
ああスッキリ。

えーと、WGPメンバーが発表になりました。

日本バレー協会(公式)
TBSサイト

メジャーどころでは、宝来さんout櫻井さんin。
レシーバー枠を考えれば妥当な選択なのかもしれませんが
どっちにしても柳本さんに戦力を使い切ることは出来んでしょ。
あなたに期待することは...口には出すまい。

メンバーには残りましたねSpringsセンター's(当たり前だっつの)。
全日本が故障の遠因となったマリ選手の二の舞にはならないよう
でも、とにもかくにも存分に悔いなくやってきて下さい。
ファンは何があっても応援しています。
大阪大会ぐらいは見に行こうかなあ。

***

「キャバレー」プレリザーブは一応当選確保。
ささささ、これから良席めざしてがんばらねば。

・「第34回俳優祭のテレビ放映が決定しました

あぶないあぶないあぶなかった。必ず録画すること。

 

2007年7月24日

チームは誰のものか

まずはバレーなニュースより。

世界ジュニアさんはブラジルにボロ負けたものの
ウクライナ、イタリア相手にフルセット勝ちをおさめ、ただいま3勝1敗中。

どうやらSpringsから出向中の雨堤選手の出番はほとんどないようで
マイコ選手招集拒否への報復措置、ってなわけではないでしょうが
使うつもりがないんなら、最初から呼ぶなよなぁ。

シニアの方は近日中にWGP第一ラウンドのメンバーが発表されるようですが
柳本=竹下体制を心から応援する気持ちにはなれそうにないので
こんな時期でも気になるのは、相変わらず音沙汰なきSpringsの動向です。
いや、正確にはチームの「今後」でしょうか。

といいますのも、最近チームのクラブ化について
ちょっとばかり真剣に考えるようになりまして...
きっかけは、言うまでもなく親会社への不信感によるものですが
ファンとして、このまま放っておいていいのかなぁと。

他人まかせが積み重なると、どういうことになるか。
Springsの公式ホームページ一つをとっても、明らかです。
チームの成績や会社の業績が傾いてしまってからでは遅いということを
我々は茂原アルカスやオレンジアタッカーズから学んでいるはず。

書きたいことも、やりたいことも、分からないこともあまりに多すぎますが
とにかく意志を持って動いてみる価値はあるんじゃないだろうかと
そんなことをおぼろげに考えております。

 

2007年7月 7日

2007サマーリーグ(2日目その2)

文字通り、一年目新人WSコンビの牽引力で勝ちました。

Springs vs Arrows
(3-2)

第4セット終盤、差をつけられた所から踏ん張ったのは
どこからどう見てもマイコ=ミナミの一年生コンビでした。
二人が声を掛け合う姿にSpringsの未来を見た人は少なくないはず。

そこだけを切り取ってみれば感動的美談なんですけども
アタッカーの調子がさほど悪くはなかった試合において
東レさんのスカタンブロック相手にフルセットまで行ったのは
普通に考えて、ルカ選手の責任でございましょう。

クイック&バックアタック禁止令でも出ていたのかと疑うほど
単調なトス回しやら、どないやねんという二段トスはさておき
「アナタワンジョデスカタケシタデスカ女王様ですか?」
コート内で一人だけテンションが違うのはどういうことですか。
ファンの方には彼女の持ち味と良い所を教えてもらいたいです。

とまぁ、かなり冷めた視線で眺めていたんですが
第4セット終盤からブロックが決まるたび、アタックが決まるたび
知らず知らずのうちに手を叩いて応援してしまいました。
「何が何でも1点取る」...その気合なんだってば、見たいのは!
やっとこさチームっぽくなっていきましたね(遅いわ!)

あと1点ってとこでミナミ選手が大ホームランスパイクをやらかしたのも
面白かったですねえ。さすがSprings!ファンからも笑いが起きてました。
そして笑いが起きればこっちのもの・・・勝ってよかったね。

以下ざっと本日出場選手メモ

#9アン選手:
ガタイはデカイけど線が細い。もっとホンモノの笑顔を見たい。
今後はムック選手のトスでクイックを打てるようになってほしい。
ただもうそれだけっす。

#12マユミ選手:
第4セット追いつけたのはマユミ選手サーブのおかげ。
微妙にサーブミスが増えているのは気になるところですが
オフシーズンはとにかくセッターとして頑張ってほしい。
もっと好き勝手やってもいいんですよ~(たぶん)

#13ルカ選手:
あなたの身体能力からすればもっとやれるはずでしょう。
この度重なる不満、まずはそこから来ているんですよ。
頭じゃなく、まずは足からエンジンをかけるという姿勢を
ムック選手からもっと素直に学んでほしいです。

#14アイ選手:
「なぜここにリベロが居るの?」という驚きが続いたリーグでしたが
久々に「なぜここにリベロが居ないの?」という試合を味わいました。
ブロックフォローの位置取りが、スパイクレシーブの一歩目が...。
サーブレシーブは良いのに...どうにかなりませんかねえ。

#15エリ選手:
今日は良かったですね。
チームの先頭を切って「1点取る」気合が見て取れました。
ただ、高さ不足という弱点はイヤになるほど明らかなわけですから
リーグに向けて、とにもかくにも苦手分野の克服に努めてほしいです。

#16ユウコ選手:
この試合はまぁまぁといったところでしたか。
ユキ選手ともどもコンディション不良云々という話を耳にしましたが
四天王がケガを言い訳にした話は聞いたことがないですからね。
なっかなか壁を突き破れない印象が続きます...。

#20マイコ選手:
いやぁ面白い。上しか見てない姿勢がムック選手っぽくてステキです。
一軍経験とのギャップにイラついたのか、リベロの球にまで手を出しまくり
Springsのリベロはライトに侵食される運命なのかしらと笑ってしまいました。

トスアップはもちろん、サーブレシーブも極力オーバーで上げる辺り
イクさんを観察していたフシが伺えましたし、時間差攻撃もなかなかのもの。
(シーズン中はケイさんがアドバイスするシーンがよく抜かれてましたよね)
頭もキレそうですし、間違いなくSpringsの未来を背負って立つ人材です。
潰さないのはもちろん、しっかりと育ててあげて下さいね。
(・・・ヌルい上級生はどんどん突き上げていいぞ!)

#21ミキ選手:
センターがサーブ(良いのは認めますが)だけってのは・・・評価しようがない。

#23ミナミ選手:
彼女もまぁ面白いっすねえ。
ようやっと(私の嫌いな)須磨女から大成する選手が現れますかね!
イクさんを目標とするだけあって、レシーブもそこそこやれるようですし、
是非ともカナコさんの後釜「レフト」として頑張ってほしいものです。

サマーから間を置かずして世界ジュニアですが
こちらの方は是非ともメダル目指して頑張って来てくださいませ。

******

ここ2年ほどは、何かしら誰かしら成長ぶりが伺えたサマーでしたが
今年目立ったのは1年生の活躍のみ。素材の良さはもちろん大事ですが
それだけで終わるのでは●レです。Springsファンとしては我慢なりません。

誰の、何の責任とあげつらう事は簡単かもしれませんが
結局は個人個人が目標値をガンガン上げるしかない。
と、その前に、とにかく故障は治してね。

おつかれさまでした。

***

チェロを背負ってヘロヘロになりながら練習へ。
弾いてる途中に弓を落とすなど、散々な出来でしたが
トマトジュースで何とか3時間を乗り切りました。

練習後、同期と豚料理屋さんにてゴハン。
今週は確か焼肉予定が入っていたはずで(幹事は私)
祟られるんじゃないかと、ちょっと不安です。

 

2007サマーリーグ(2日目その1)

朝早くから頑張って山積みの所用を片付けた後、バタバタと出発。
大阪駅手荷物預り所でチェロを預け(コインロッカーには入らないので)
会場に着いたのは11時過ぎ、最終セットには間に合うかなあと思ったんですが
Springsの選手たちはアップ中...もう終わっちゃったんですねえ。
どうやらシーガルズ戦は見事なまでのストレート負けだったようです。

それにしてもシーガルズさんはどんな試合でもメンバーを変えませんね。
中学生スタメン起用を始め、意図不明の交代が多い監督さんの下で
選手はモチベーションを上げ下げすることなく、一定に保つしかないわけで
そんな中で「さらに上」を目指すのは非常に難しいのじゃないでしょうか。
いずれにせよ、気味の悪いチームというか監督さんですわ。

さーてと、試合がなくては仕方がないのでスタンドに移動。
昼食をとった後は、チェロの楽譜への書き込み作業を黙々とこなし
目処がついた所でコートを見ると、大野石油vs三洋電機戦が始まっていました。

もちろん注目は大野石油の#22重光ユウ選手!(ムック選手の同期さん)
移籍後ほどなくマネージャーへと転向してしまい、プレーは未見だったのですが
黒鷲やサマー等でSpringsメンバーと打ち興じる姿を目にするたびに
何となく未練が伝わってきていましたので、選手復帰の報は嬉しく
そして今回、試合を見るのをとても楽しみにしていました。

そのユウ選手はサブでのスタート、登板なしかよぉと残念がっていたら
おっ、2セット目中盤から途中投入されました。
後衛スタートで、レシーブはそこそこ無難という感じだったんですが
前衛に来れば180cmの身長、V1チームでは明らかに有利です。
ブロックもアタックもしっかりと決められる戦力となっていました。

しかし、私がなにより良いと思ったのは、常に周りに声をかけ続けるその姿。
コート内のムードが目に見えて明るくなりました。もうね、Springsの某選手たちに
見習ってほしいと思ったほどですよ。去年マネージャーをやったことも
結果的にはきっとプラスになったんでしょうねぇ。本当によかったです。

コート脇ではムック選手がマユミ選手とともに熱心に観戦。
ユウ選手初アタックが決まった時なんて、足をバタバタさせて喜んでました。
試合途中で、あれれ、ムック選手が居なくなった?と思ったら
ステージ上でダベっていた#6ルイス選手&東レの向井主将(就実の先輩's)に
ご報告しているところでした...あまり反応はなかったみたいですけどね...。

今回は残念ながら三洋電機さんに負けてしまった大野石油さんですが
来季のV1リーグはちょっと楽しみが増えたんじゃないでしょうか。

 

2007年7月 6日

2007サマー(1日目)

ギリギリのギリギリになって何とか午後半休をGet!
3試合目(即ちSprings2試合目)を観戦することが出来ました。

枚方へと向かう道すがら、1試合目を落としたらしきことを知り
リーグ中の負け試合凹み感を思い出しつつ、体育館に到着。
ステージ上のどでかい幸之助翁肖像画を横目に(社会主義国家か!)
何とはなしにコートを眺めていると、あれぇ?ムック選手が居ない?

なんとまぁ、ムック選手がサマーリーグ卒業っすよ。

もうね、私にとってムック選手といえばサマーリーグってなぐらいに
ファンになったキッカケもサマーリーグ('05)なら
活躍だけでなく、さまざまな炎上も目撃してきたわけですから
感慨深くもなろうってな話ですわ
...じーん

ってなわけで、負け試合のストレスもだいぶ軽減(現金なファン)。
気を取り直して席を探していると...わっ、ケイさんじゃないですか。
ヨシコ元マネージャーにアリ元選手、真保さんも居られますよ。
あ、ミユキ選手も見に来てはりますやん。コートより豪華です。

ちなみに、練習手伝いを終えたムック選手、試合はスタンドにて
ちゃっかりと指定席(ケイさん隣)で観戦しておられました。

*****

東レの選手たちがアップする姿を見ながら
「...改めてマジマジと見ると、やっぱちょっと太ってますかね」
「あれは、あり得ないですよ」
「遠近法で見てもちょっと太ももが...」
「なんというか太くても締まりがないというか」
(・・・延々と続く)

知らない人が聞けば、肉屋の会話ですよこれ。

*****

そんなこんなでコートでは第3試合開始。
Springs vs Quinsees
(2-3)

タオル拭き相談タイムをあれだけ無償で与えるのは無しやろ?
ってな面白くもないことを書いてみつつも、フルセット逆転負け。

まぁ、あれだけリズムキープ出来なきゃねえ...。
せっかくサーブで連続得点しても、いともあっさりミス失点。
コート内を仕切るべき人たちの動きが(声出しも含めて)よくない。
1試合目は未見ですが、この試合の第5セットは大量リードにもかかわらず
高橋翠選手サーブで連続得点されて、あっさりとジ・エンドですからね。
引っ張るべき上級生に、競り合いで出すべき実力が不足しているのか
あるいはメンタルが弱いのか・・・おそらくその両方でしょう。

サーブレシーブはリベロのアイ選手が要となり、悪くはなかったんですが
スパイクレシーブとブロックフォローは良くない。一歩目が常に遅い感じ。
うーむ、昨年からの課題があまり克服できていないように見えます。
しかし、それより何より両レフト(#16ユウコ選手、#19ユキ選手)が決まらない。
特にユキ選手はちょっくら2年前のリツ選手@国体状態になってました。
ブロックを呼びまくるルカ選手のトスもどうかとは思いましたけどね...。
1つがダメならもっと色んなことやってみりゃいいのに。

それにひきかえ、目に付く活躍をしていたのは1年生3人組。
(#9平井選手、#20マイコ選手、#23雨堤選手)
特にマイコ選手と雨堤選手は高さというアドバンテージもあるんでしょうが
スパイク軌道がきれいで、打った瞬間に「決まりそう」と思うんですよね。
気の強さが随所で垣間見えるマイコ選手に比べ、雨堤選手はおっとり。
でも、やる時はやるってなとこがいいですね。面白いコンビだと思います。
平井選手は私の嫌いなブロードばかりとはいえ、とにかく決めてました。
この3人は来季ベンチ入りの可能性大かもしれません。

あと一人コートで暴れてくれる熱い選手が居たら
ガラっと変わりそうなのになぁ、というチームです。
天から得点リズムが降ってくるのを待っていないで
どんどん声を出して足を動かして掴みに行こうよ!

 

2007年7月 5日

かわいげ

朝、最寄り駅にて「NUMBER」682号を購入。
おぉ、載ってます載ってますムック選手(「NEW FACE」ページ)

なんというか・・・かわいいですねえ。

どちらかというと愛想が良いタイプじゃないと思うんですが
傍から見ていると、キレててもカワイイというか面白いです。
マジメで一生懸命なとこが透けて見えるからでしょうかね。
...八つ当たりされるのは、ちょっと大変そうですが。

そして、後輩が可愛ければ先輩もカワイイ。

こちらはJVAモバイルサイト(通称バレモバ?)の話です。

契約解除するのを忘れている間に、年月が経ってしまったもので
1週間はおろか、1ヶ月に1度も見ない状態が続いてたんですが
朝、電車で思い出して見てみたら、あれ?更新されてました。

いくつかのトピックの中に「フェンスをまたぐ選手」というのがあり
なんですか、エリツィン杯閉会式の前に数名の選手がトイレに行き
戻ってくると鍵がかかっていたため、2階客席からフェンスを乗り越えて
1階に降りてきた、という話だったんですけれども

読んだ瞬間、「数名」にはSpringsの選手が居るような気がして
小さな写真に目を凝らしてみたのですが、イマイチ判別がつかず
画面を消そうとした時、写真手前に大きくブレた顔があるのに気付きました。

...サキさんだ(やっぱり)

 

2007年7月 2日

もうひとり

四半期決算につき、残業帰り。ふぃー。
日本代表vsロシアジュニアの試合は途中から流し見しました。

国際戦でサーブレシーブが乱れるのは想定内なんだから(的も小さいし)。
せめて二段トスはもっと丁寧に上げようよ(日本にケニーは居ないんだし)。
あんな投げやりトスを打たされてはアタッカーが気の毒っす。

そして、158cmに合わせたバレーでは、格上に勝てるはずがないよなぁ。
下手するとほら、格下さん相手にもセットを落としてますよ、と。
どの試合も相手を応援したくなってきて困りますわ。

そもそもチーム作りというものは
1.実力があるアタッカーを上から順に選び
2.そのアタッカーが得意な攻撃を活かす基本戦術を考え
3.それらを実行することが出来るセッターを選ぶ

という順番じゃないかなぁと思うんですけれども
(追註:あ、人選と戦術については逆もアリか...)
この国の代表ときたら、「158cmセッターありき」ですもんね。

アテネ以降、進化どころか退化を続けてきた運命(なりゆき)共同体。
W杯よりも最終予選での作戦を考える方が現実的だと思いますが
(それではさすがにCXが黙っていないか...どうなるWGP)
今年はさすがにSpringsセンター線を見殺しにするわけはいきません。

「あの日本一美しいクイックを見てもらいたい!」

ただ、それだけの希望を願うことすらできないのでしょうか

 

2007年7月 1日

嘘だったらいいのに


2007年度退団選手・スタッフのお知らせについて

改めて、今さらながらに感謝の気持ちを記してみます。

#1野田昌代選手
今シーズンの出場は無理かも、そしてそのまま退団かもって思ってました。
でも、裏切られました。申し訳ないほどに良い意味で。
そしてやっぱり「神様は見てるんだ」って心から思わされました。

岩手での東レ戦、ワンポイントブロックで入って一枚ブロック。(監督コメント
セミファイナルでも、ファイナルでも、黒鷲旗決勝でも
貴女がワンポイントで入ったときには必ずといっていいほど名得点がありました。
記憶に残るプレイヤーになってくれたこと、自分の目が節穴だったことが嬉しいです。
新天地でも頑張って下さい。

#2成田郁久美選手
正直な話、今年が最後かなって覚悟はしてました。
今年のSpringsはイクさんの出来に左右されることが多かったですからね。
(イクさんの調子が良ければ楽勝、そうでなければ苦戦だった)
それだけ、いつでもどこでもチームの要になってしまう凄い存在でした。

サイドからの決定力は多少落ちてきたかなぁと思わせたものの
「なんちゃって」ブロードが決まるようになり、ブロックもビシビシ。
セッター力はさらに上がり、ムック選手を全てに渡って支えてくれました。
これだけ進化しつづけた選手を私は思い浮かべることができません。
その影にはきっと並々ならぬ努力があったのでしょうね。

Springsに来てくれて本当にありがとう。
このチームで最後に心から笑ってもらえて良かった。
バレー界の宝として、これからの活躍を期待しています。

#10鶴田桂子選手
「Springs」というチームが今こうしてあるのは、ひとえにケイさんのおかげ。
センター中心の攻撃スタイルも、Springsが誇る素晴らしいチームワークも
Springs初代キャプテンのケイさんなくしては、存在し得ませんでした。
数々の苦難を乗り越えた今リーグ、どんな思いでチームに残ってくれたのか・・・
万感の思いを「ありがとう」という言葉にすることしかできません。

ほんとうにありがとう。いつかまたどこかできっと近いうちに。

真保コーチ
Springsに来てくださったこと、本当に感謝しています。
コーチという存在はなかなかファンの目に付きにくいものですが
そんな中でも真保さんの存在はとても大きかったと伺いました。
数年後が楽しみです。

川端マネージャー
チームにとって、直接的ダメージは一番デカいのではないでしょうか。
それぐらいに傍目から見ていても、大きな大きな存在の人でありました。
・・・イクさんケイさん、そしてヨシコさんまで一気に抜けられては
Springsのチーム作りにも大きな影響を与えること必至です。

と、愚痴をこぼしてしまうほどに、縁の下で支えまくってくれた人です
実はまだ納得しきれてないんですが、本当にいろいろありがとうございました。

*****

選手達が「ピンチをチャンスに」変えてくれることを祈ります。

 

2007年6月30日

6月最終日

ベランダを掃除しようとしたら箒が見つからなかったもので
ホームセンターへ箒とチリトリを買いに出かけた帰り
高架下を自転車で走っていると、眉間に「ガッ」と衝撃が。

...なにごと?

コンマ数秒後、自転車にベッタリと何やら。
どこの鳥だ!!鳩か!?
またやられてしまいましたよ...。

ただし、今回は眉間でうまくバウンドしたようで
メガネにほんの少し散った他は、顔面被害はなぜかほとんどなく
不快というよりも、不思議な出来事でした。

とはいうものの、こんな日はあまり良いことがないのも通例で
本日、女子バレー代表チームはトルコと対戦です。

親日家が多い(らしい)トルコさんですが
いやーデカいね、そして美人・美男子さんが多いですね。
笑顔もステキです。

JPN vs TUR
(1-3)
21-25
17-25
25-21
25-17

本日もスタメンは同じ。
WGPを前段階には出来ない御家事情があるとはいえ
潰すなよ...というこちらの気持ちが通じたわけでもないでしょうが
疲労感あふれるサキさんは1セット半ば早々に庄司選手と交代。
2回目のTTO直前(15-15)という拮抗した場面での交代でしたから
安全策に走ったのでしょうが、逆に25-21で取られる羽目に。
ほーら!
他意はありません。ファンとはいつも身勝手なものです。

第2セットが始まった所で、醤油を切らしていたことを思い出し
スーパーへ自転車を走らせて帰ってくるとセット終了してました。
あぁ、やっぱり取られてます。

第3セットこそ相手ミスで何とか取ったものの、第4セット完敗。
トルコはセッターがイマイチでもアタッカーがとにかく決めちゃう。
ブロックもバンバン出てくる。何より雰囲気が良いのよねぇ。

対する日本は...
「竹下の上ですから(抜かれても)しょうがないですね」
ワールドカップに向けて、どんな秘策があるというのでしょーか。

個々人への感想は昨日とほぼ一緒なので省略。

***

さてと、トルコへの航空券手配も完了したことですし
トルコ語の勉強を始めましょうかね。

 

2007年6月29日

エリツィン杯(RUS)

試合開始時間が微妙でしたので
翌朝、結果を知った後に録画鑑賞。
個人的見所は第1セット序盤でのサキさんのクイックぐらいですかね。

JPN vs RUS
(1-3)
25-21
17-25
21-25
21-25

強行スケジュール明けのSpringsメンバーがベンチ入りしている時点で
勝敗にこだわっている大会ではないのでしょう、という認識ですので
(見方を変えればアジアカップこそ強行出場だったともいえますが)
解説なんかはね、割と聞き流しながら見ているんですけど
サーブ時の精神面やWSのレシーブ力にあれだけシツコクこだわるんなら
劣勢時のテン=シンコンビに必要な「余裕と笑顔」について、だとか
安定した(打ちにくい)トスについてもぜひ語ってほしいものですよ。

第1セット:よく分からない。
第2セット:あれだけサーブ・アタックミスしてちゃ国内でも勝てねえよ
第3・4セット:勝負どころで必ずミス。勝てませんてば。

♯1栗原選手:
解説さんにベタ誉めされてたほどの内容には全く見えませんでしたが
必要な選手であることは確かですから、酷使されて潰されないで下さいね。

♯3竹下選手:
この選手である必然性がどんどん分からなくなってきました。

♯5高橋選手:
彼女がやたら威張っている(ように見える)根拠が分かりませんが
とにかく一匹狼的存在にさせておくべし。えー、お疲れさんです。

♯10先野選手:
ファンの贔屓目ですが、コートに居ると周りが落ち着く気がします。
この人の「ミスの少なさ」を、若い方々、特に♯11さんは肝に銘じてほしい。

♯11荒木選手
変換ミスで「粗き」と出てきて、そのままにしようかと思ったほどに
国内外を問わず、大事な所でミスが出ますねえ。なんか安心できないのよ。

♯12木村選手
ここに来て体幹の弱さ、芯のなさが気になってきました。
もはや今さら基礎を、というわけにもいかないでしょうし
代表チームのフィジカル養成環境が変わらない限りは
若手を代表入りさせる危険性は、さらに一考の余地ありですね。

♯17佐野選手
連戦連戦連戦...口も回らない強行スケジュール
第三者が文句を言える筋合いなんかじゃないです。
まずはケガなく、そして関西人らしく「タダでは帰らねえ精神」で
何かをお土産にして来て下さいませ。

♯18庄司選手
いきなり陽の目が当たり始めました。
堅実センターですから普通に戦力ですが、華と爆発力が...
手っ取り早く言えば、「独創性」があると面白いんですけどね。

 

2007年6月28日

ご覚悟のほど

先程、エリツィン杯@ベラルーシ戦を見終わりました。
月末前で残業モードになりかけてた所を強引に振り切って帰宅。
それでもやっぱり間に合わず、追っかけ再生モードで見たんですけどね。

*
*
!憤怒!
*
*

セッターといえばムック選手推し!な私ですけれども
これでもリーグ中は慎み深く?抑えに抑えてきたんです、よ。
けど、もう我慢できませんわ。
(以下、竹下選手ファンの方は読まないで下さいね)

*
*

(予告しましたからね)

*
*

ムック選手のトスの方が打ちやすいんとちゃいます?

テン選手はセンター線への、ふっと空中で止まるトスを上げられないのね。
もしかしたら、それは相手陣のブロックを誘うことになるのかもしれない。
でも、百戦錬磨のセッターがあれを上げられんのやったら
サキさんもカナコさんもチームに戻った方がええんちゃうの、とすら。

合わせの時間が短いのは分かります。
でもね、コンビが合っていなかったのはセンターだけではなかったのよ。
長年合わせているはずのシン選手とも合っていなかった。おかしいやん。

ふっつーに、ムック選手を入れて相性を見てみたいと思いましたわ。
せめてもの板橋選手・・・も大差ないでしょうね。博打打ちタイプでもないし。

そりゃあもう最大級最大限にサキさん応援モードですけど
何が起きても、驚かない・落胆しない、ようにしようと決意しました。

Springsファンは来季の連覇をかけて戦うしかないのかもしれません。

 

2007年6月26日

花よりビール?

・エルマガジン8月号

リニューアル後、かなり頑張っているLmagazine。
今現在の時点では「ぴあ」よりも面白いんじゃないでしょうか。
この号もビール好きの私にとっては実に楽しいです。

基本ビールは麒麟党なので
缶ならラガー、瓶ならクラシックラガー。
ナマは一応どのメーカーでも大丈夫、だと思ってましたが
S社はどうやらダメっぽい。A社も出来ることなら避けたい所です。

ベルギービールやギネスにハマったこともありましたが
どんなビールも生産国で飲むのが一番美味しいものですから
いずれも値段・味ともに日常飲料としては不向きなんですよね。
個人的に印象深いのは、やはりアイルランドで飲んだ生ギネス、
コペンハーゲンでの生ツボルグ、そしてベトナム屋台での生333(氷入り)かな。

そういえば、先月チェコ旅行した(そして財布をスラれた)母曰く
チェコのビアホールで飲んだピルスナーは温度・味ともに最高だったそう。
ちなみに店の下調べをしたのは私ですよ、まったくもう。

さーて、トルコビールはいかがなものなのでしょう。
そろそろ予定を組まないと。

*****
どうしたことか、妙に仕事が早いVリーグ公式さんに
アジアクラブカップの写真が来てますね。

こちらっと

皆さん「らしい」表情で、いいじゃないですか。

ベトナムの人って生花が好きなんでしょうか。
そういえば、あちらこちらでお花が売られていました。
ここに写っている花束も素敵ですね。

 

2007年6月23日

ざんねんっす

「今後Springs公式HPはあてにしない」と決めていたにもかかわらず
何をトチ狂ったか、本日最終戦の開始時間は公式HPを見て
「21時開戦だっけ?」AVC公式を見て打った自ブログも修正してしまい
帰宅してみれば、とうに試合は終わっておりましたとさー、と。
なので、全く試合経過は分からずじまいです。

でも、このメンバーで勝てたことは本当に良かったですね。
特に昨日のような接戦で若手がサキさんたちと混じって
試合を制した経験だなんて、どんな練習でも味わえないはず。
来月のサマーリーグも楽しみにしてますよー。

気をつけて帰ってきてくださいねん。

 

2007年6月22日

AVC第7日(PRK)

この見づらい映像観戦も、さすがに5戦目ともなりますと
あちらさんの回線パンクこそ如何ともし難いとはいえ
何となく、流れで結末の想像がつくようになってきました。

なので、4セットラストは映像がプチ切れてしまったんですが
「ニャーパーン!ニャーパーン!」と連呼するアナウンサーの声に
たぶん勝ったんだろうなと決め込んでました。

Hisamitsu/JPN vs Saobaeksu/PRK
(3-1)
25-18
25-18
23-25
27-25

ほーら勝った。

・・・後半ヤバかったけどね。
・・・サキさんしか決めてなかったけどね(ここが日本なら負けてる)

というわけで、本日のスタメンセンターはサキさん&アン選手。
ムック選手との同期コンビ、ブロードは合ってたように見えましたが
しかし、センターはやっぱりクイックです。頼みますよマジで。

ムック選手、第4セット24-24のシーンでサキさんにクイックを上げて
2枚シャットを食らったときには「あちゃああぁ!」でしたが
なんとかまあ踏みとどまったかなあというのがファンの贔屓目。
明日はサーブをひとつよろしくお願いします。

ま、今日に限っては、ムック選手のトスよりも決めきれないレフトに苛つき。
うーむ、それではレギュラーへの道は果てしなく遠いぞーーー。
連戦その他で疲れてるのは分かります。分かりますけどもね
ユキ選手、その髪型はアスリートとして実にイマイチですよ。

カナコさん&ユウコ選手は明日に備えて温存でしょうか。
遅い時間に大変ですが、日本からちっちゃく応援してますよ。

ではでは。

 

2007年6月20日

AVC第5日(THAI)

ようやく画面が映った時は第1セット

1-8...だったかなぁ。

どういう形でそこまでやられてしまったのか分からず
点差からするとサーブレシーブが乱れていたっぽいですが
ともかくもセッター交代を目の当たりにさせられ
よーく見ると、レフトはユキ選手。

スタメンが分からないので何とも言えませんが
ユキ選手を出すのなら、最初からマユミ選手を出すべきでは。

んで第2セット

14-13 カナコさんブロックポイントにてタイムアウト

以降、映像は途切れてしまいました。
そのうち録画放送すんのかなぁ。
あぁ、見たいような見たくないような。
サマーリーグに脳内現実逃避したい気分。
あっという間にサマーリーグもやって来るんですけどね。

******

Vリーグ公式HPに戦評がUPされていました。

スタメンレフトはユウコ選手だったんすね。
戦評ならびに監督談話からはセッター責任の文字こそ読み取れませんが
もちろん口にするまでもなく・・・でしょう。

ただ、ムック選手は第4セットでコートに戻ったようなので
(しかも、ユキ選手の活躍が牽引ですって?)
ほんの少ーしだけ安堵しました。
チームを応援するといいながらも、やっぱり気になりますから...。

この戦いで得たものを、必ずやサマーリーグで活かして
なんていう前に、まだベトナムでの試合は3試合も残っているのでした。

とにかくケガのないようくれぐれもお気をつけて下さいませ。

 

2007年6月19日

AVC第3日(VIE)

どアウェイ戦は現地時間21時(日本時間23時)開始。
なんつう時間やねん。観客の元気さと裏腹に私は眠いです。
気のせいか、選手の皆さんもお疲れのように見えます。

HISAMITSU/JPN vs DT/VIE
3-1
25-15
25-19
20-25
25-22

三日目もお馴染みメンバーにてスタート。
映像切れ切れで第1セットはあまり見ることができず
第2セットになって、ようやく画像が入り始めました。
途中ちょいと危ない場面もありましたけれども
ベトナムチームのチャンス弱さにも助けられてリード維持。
ただ、相手のブロードにやられまくってるのが気になります。

22-17
#16ユウコ選手out→#1ユキ選手in
どうにもユキ選手が決まらない中、25-19にてセット連取。

第3セット開始
お、ユキ選手は入ったままですね。
#4サキ選手out→#9アン選手inっと。

流れ非常にわろし。
ユキ選手が捕まりまくっております。
ミスも頻発してます・・・炎上か・・・。

14-20辺りから映像が入らなくなり
次に映った時にはマユミ選手サーブで17-20まで追いついてました。
セッター交代でリズムも替わり、なんとか行けるか...と思いましたが
大量点差の壁は高く、このセットはダウン。

第4セット
前セットそのままの布陣です。
点数メモをつけていると負けそうな気がしてきたため、画面に集中。
カナコさんがちっとも笑ってませんよ。あきませんねえ。
みんなブロックのタイミングがちょっと早い...?
追い越したり(喜)追い越されたり(悲)しながら
21-21だったかな、クライマックスでまた映像ダウンです。

次に映るのがコートならフルセットということでドキドキしましたが
よかったですねえ、よくわからんCMでした。
セットを取って勝利の模様。

まぁ感想はね、いろいろとあるんですけれども
ムック選手先発→マユミ選手救援パターンが生きたのは良かった。
せっかくセッターが2人いるんですからね(ルカ選手はいずこへ?)

ただ、ムック選手ファンとしては、ジャンサを打っていないことと
そしてユキ選手とのコンビが合ってないようなのは心配です。
サウスポーからの交代だと感覚が狂うのかなあ。
バックアタックも皆あまり決まらないし、調子に乗れないのかな。

チームは明日のお休みを経て、
明後日、アジアの強豪タイとの対戦です。

戦うからには勝ちたいですね。

 

2007年6月17日

AVC2日目(INA)

昼食後、録り貯めた「時効警察」第6話を鑑賞。
ゲストは西田尚美さん、山口美也子さん(と内田春菊さん)。
なかなかツボです。「ドリアン・グレイ」ってのもいいですね。
全体的にまとまってて普通に面白かったです。

軽く昼寝をまどろんで目覚めてみれば...なぜか激しく悪酔い。
確かにちょっと飲みましたが、あまり食べなかったからなのか。
はたまたチューハイ飲んだ後に自転車で爆走したからなのか。

げーげーのた打ち回りながら、多少回復したところでPC画面へ。

本日はガルーダ/インドネシア(航空)戦です。
強いという話を聞いたことがないので、格下さんですかね。

第1セット
スターターは昨日と同じ。
ほぼ危なげなく奪取。

もうすぐセットポイントというところで突然画面がCMに。
セット間広告かと思い、長々しいベトナム観光案内を見ていると
画面が(何度となく見た)どこぞのライブ映像になりました。
さすがにおかしいと気付き、他のCHに切り替えてみれば
既に第2セットが始まってました。以降しばしばCHが切り替わる羽目に。
ベトナム語では分かりませんからね...要注意なり。

というわけで第2セット開始。
あ、第1セットは25-16だったみたいですね。

16-8にて第一次交代です。
#4→#6上田選手
#8→#9平井選手
アン選手、クイックの決定力がちょい低いっすなあ。

19-10にてセッター交代
#17→#12マユミ選手

20-11、ミユキキャプテンも休憩入りまーす。
#7→#1木村選手

23-12
ユキ選手、いいコース打ち!

24-13
ルイス選手ブロード。
あの腕の振りはVだと捕まりそうな気もしますが...

25-13にてこちらもラクラク終了。

第3セットは前セット終盤そのままの布陣でスタート。

2-2
ユキ選手クロス。いいっすねえ。
彼女のアタックには躍動感があります。
見ていてなんか楽しい。

5-3
ユキ選手
6-4
マイコ選手サービスエース
7-4
ユキ選手

マユミ=ユキのコンビは相性が良いんでしょうか。
(あ、ムック=ユウコはサウスポーコンビなのか!と今更)

全体的にマユミ選手のトスはアタッカーに優しいです。
ただ、なんとなくですが、ブロックに付かれやすそうな気もします。

そして、バレー界期待の狩野マイコ選手ですが
格がちょっと違うというか、栴檀はやっぱり芳しいというか
今回は負傷者続出の影響もあってかライト登録ということで
(いつの間にやら公式でもWS登録なんですよね・・・)
打ったり止めたりトスを上げたりと大忙し、全試合フル出場です。
持病ヘルニア持ちさんだけに、無理はさせてほしくありませんが
少しでも最上級生とのプレー経験を積ませておこうという意図でしょうか。

アタックはスタンディング気味ながらも、高さとセンスで決定力は高く
これは昨日だったかな、センターから切り込む攻撃も見せてました。
東レの木村選手と少ーし似てるかな(だからY本監督お気に入りなのか)
パワーとジャンプ力をつけていけば、間違いなく代表レベルでしょうね。

さてさて、試合に戻りましょうか。

17-11
おや、いつの間にやら#18雨堤選手がinしてます。
ってことは#16ユウコ選手との交代でしょうかね。

23-15
雨堤さん決定。アナウンサーが発音しにくいのか
私の耳には「アマヅツム」と聞こえました。

25-16
上田さんサービスエース。

さすがに余裕の勝利でした。

*****

頭痛薬でも飲もうかと、軽く食べ物をつまもうとしたら
母に「そんな時には迎え酒が一番」と断言されましたが
さすがに酒を口にする気には全くなれず、再びベッドへ・・・。

以上、酒臭いレポート失礼しました。

 

2007年6月16日

AVC第1日(KAZ)

2007アジアクラブカップ日程
試合スケジュールは以下の通り

6/17(日)(16:00)ガルーダ/インドネシア VTC5
6/18(月)(21:00)DT/ベトナム VTC1
6/19(火) 休息日
6/20(水)(16:00)Sangsom/タイ VTC5
6/21(木)(16:00)スキップ/ウズベキスタン VTC5
6/22(金)(19:00)Saobaeksu/北朝鮮 VTC2
6/23(土)(21:00)Dalian Huanyu/中国 VTC2

※日本時間は全て2時間後

ときどーきしか映らない画面なのでよく分かりませんが
Springsのスタメンは

#4先野←なぜか背中の文字がOYAMA、どういうこと?
#7狩野(美)←キャプテン
#8大村
#11狩野(舞)
#16浅津
#17橋本
(リベロ#10佐野)

リザーブメンバー
#1木村
#9平井
#12渡辺
#18雨堤
(あと一人は上田選手?三上選手?)

舞子選手がライトという布陣ですね。
そしてやっぱり全日本組が合流してます・・・。

カザフスタン(Rahat)はナショナルメンバーです。
あのマリキャプ似のカルポアさんの姿が見えますな。
強いです。

第1セット:21-25

第2セットが始まりました。
ときどき映像が入るようになってきました。
ユウコ選手が活躍してます!いい感じです!
パブロワ一人打ちさんが捕まり始めましたよー。

24-24からサキさんAクイック25点目、くぅっ、カッコえー。
あーおー、26-25の場面で画面が固まりました。

CM明けセットカウント2-0...ってことは
取られちゃったんですね、第2セット。

第3セット
ん?カナコさんと#9平井選手が交代してますね。
コート内の集中力が目に見えて降下中。

ユウコ選手outユキ選手in

あぁもう、わちゃわちゃです。

ムック選手outマユミ選手in
遅いんだってばーばー。

パブロワパブロワパブロワ~

第3セット:16-25

ストレート負けっす。
カザフスタンチームは生で観たことがあるので
勝てたら自信に繋がるんだけどなぁと思っていたのですが
そうそう甘くはなかったですね。

イクさんが抜けてチームのレシーブ力が落ちているのと
やはり高さのあるチームが相手だと、ブロックが厳しいのと
なんたって、ぶっつけ本番混成軍(推定)ですからね...。
というか全日本メンバーを強行出場させた意味なかったんじゃ?

ムック選手、左足もテーピングしてますが、大丈夫でしょうか。
ユウコ選手とのコンビはなかなか良かったように見えましたが
第3セットでは、切れまくりの映像からもキレてるのが伝わってきました。
サーブシーンは一回映った時はフローターでしたね。

暑いわ、湿気も高いわ、ケガのケアも大変でしょうが、
明日からまた気持ちを切り替えて、勝ち数を積んで下さい。

ほんとにほんとにお疲れさまです。

 

2007年6月13日

そうは問屋がおろすのか

夕方、本社の先輩に指摘され、慌てて伝票を繰ってみると
とある営業マンが作成し、私が承認した接待精算のデータが

「○○社 拷問時接待」となっておりました。

いくらHとGが隣同士とはいえ、訪問と拷問ではえらい違い。
どんな接待やねん...涙まじりに笑い転げてしまいました。
確認ついでに、ふと領収書の店名も見てみたところ

「鼠麗遊(それいゆ)」

*****

サマーリーグまでは、ひとまずお休みのバレーですが
今週末からは、ベトナムにて「アジアひみつカップ」が始まります。
だって情報が何もないんだもーんもーん。

ベトナム行きを全く考えなかったといえばウソになりますが
(有休は有り余っているし、ベトナムは一人で旅したこともあるし)
あんまりストーカー認識されると支障が出そうなので止めました。

しかし、拗ねてばかりいても仕方がないので、さらに調べてみると
このアジア秘密カップってサロンパスカップの一環なんですね。
確かに久光製薬さんはベトナムに支社をお持ちですけれども
そんなことより...これってもしや視聴できるんでは?

そういえば、全日本ひみつ合宿もどうなってるんでしょうね。
下々のファンは、お上から情報が降りるのを待つばかりなんですが
さきほどCXのW杯サイトでこちらの記事を見てみれば
なぜ竹下・高橋選手が別格扱い(報道)されるのか...私には分かりませんが
とにかく選手に怪我なく、本番での奇跡を願うばかりです。

さあて、身辺がちょっと慌しくなってきました。いいチャンスだ。

 

2007年6月10日

ダルダルサンデー

あまり体調がよくなくて(二日酔いではない)
予定の半分もこなせず、なんだか悔しい日曜日でした。

あ、「時効警察」最終回(録画)は見ましたよ。
ただ、先週に引き続き、今週もストーリーはちょっと弱かったかな。
小ネタが売りのドラマですが、やっぱり話の筋は通してほしいです。
最終回はゲストの室井さん、升さん、そして松尾さん!という
怪優の力で何とか乗り切ったような印象。

あ、三日月君(=麻生さん)が妙に馴染んでました最終回。
全体のバランスは変なのになぁと、なんだか不思議でした。

などとブツブツ文句を言いつつ
松尾さんのカステラ吸引と「ブス!」ネタには
のけぞるほど笑わせてもらったので満足してます。
DVD-BOX注文しなきゃ。

*****
夕方、駐輪場へ自転車を取りに行きがてら
コンビニでウメッシュと「神戸ウォーカー」なんぞを表紙買い。
何年ぶり?いや、神戸限定になってからは初めてですね。

ウメッシュ片手にスイーツ特集をパラパラめくっていると...ん?
ああこれですか、JTマーウェラス御礼広告というのは。
このページを目にする人がどれだけいるのかはともかく
チーム外戦略というか、宣伝上手ですよね、JTさん。
本業(タバコ作り)のイメージを払拭させようと思えば
気合いが違ってくるのは仕方ないのかもしれませんが...

久光さんに足りないのは、やっぱりセンスでしょうか?
物量作戦で知名度をあげるのも、やり方の一つではありますが
それだとブランドイメージが下がっちゃう気がするんですよ。
商品にしたってチームにしたって、良いもの持ってるんだから
もう少し売り出し方を考えたらいいのに、と、素人は思うわけです。
(ちなみにチームグッズは数こそ少ないけれど、けっこう好き)

たとえば・・・サロンパスルーブル丸の内もいいですが
それよりサロンパスアリーナ神戸でしょ!とかいう個人的願望は
まあいろんな兼ね合いがあって難しいんでしょうけどね。
グズグズしている間に兵庫県のみならず神戸までもが
新聞ともどもJTさんに乗っ取られそうで怖いですよ。

あれれ、またバレー話になってしまった。
なーんてトボけてみたり。

 

2007年6月 6日

勝ちつづけるには

Redwings新体制が発表されました。

内田さんの引退は前々から噂されつづけており
実際、今季のプレーは見ていて「引き際というものは難しいな」と
思わざるを得ないこともあったので、多少は納得なのですが
榛澤マイマイ選手と加藤選手、そして花田さんが退団ということは
何というか旧体制に区切りをつけたのだと見なしてよいのでしょうか。

ここ数年、周りに翻弄されまくってきた感のある榛澤選手には
ぜひとも新天地で頑張ってほしいものであります。

そして、改めて言うまでもないのですが、Redwingsは選手数が激減。
選手数のやたら多いチームが何やら言われそうな気配もしますし
そろそろ新人ドラフトを導入すべきじゃないかとは思うんですが
ともかくも吉田監督の手腕が問われる一年となりそうですね。

同じく激減といえば、男子の堺ブレイザーズもです。
ちなみに、昨シーズン優勝チームというのもRedwingsと同じ。
主力を代表に取られながら、そこでの人気も重要という点も似てますね。
ただ、堺についてはメインスポンサー新日鉄の業績がいいですから
資金面での助力は多少見込めるのかもしれませんが。

先日「SMR」で読んだ、浦和レッズGM中村修三氏のインタビュー
「勝ったときこそ補強をする」という言葉が響いてきます・・・。

*****
隣席後輩が神戸新聞購読者であることが判明。ナイスだ!でかした!

6/5付朝刊(神戸新聞神戸版)

 

2007年6月 5日

増税ですよ

会社に行くと、引出しの中に「新・住民税のお知らせ」が。
ずいぶん上がるらしいとは聞いていて、覚悟もしていたのですが
実際に数字としてみると、かなりの衝撃です。いやはや。
納税が義務だと心から思えるような使い方をしてほしいもんです。

*****
帰宅後、本社の先輩が録画しておいてくれた
「ワールドグランプリへの道」をざーっと見ました。

ネット社会のおかげでなんとなく内容を聞いていたこともあり
もっと笑えるのかしらと思ってたんですが、まあ「ふーん」と。
せっかく日本を代表する選手が集まってるんですから
名プレー集の方がよっぽど見ごたえがありそうですが
今のTBSにはちょっと無理な話でしょうかね。

あ、賞品のケーキを見る下北沢成徳チーム(=東レ's)の表情は
個人的には多少タイムリーなツボではありました。
あれがビールだったらチームサロンパスさん(というかSさん)も
同じ表情だったかもしれませんけどねえ。

 

2007年6月 4日

情報公開エール

9時から17時まで講習缶詰状態で、結局出社せず。
午後からは周りで舟漕ぎさんが続出する中、珍しくちゃんと起きて
To Doリストを作成してみたり、今後のサイト計画を立ててみたりと
なかなか有意義な一日でした(一応、講義も含めてね)

To Doリストは久しぶりに書き出してみるとエラい量で
どれだけ忘れっぱなしで生きてんのかと軽~く愕然。
そしてサイトの方はバレーものをアカウントごと切り離す計画を
いつものごとく計画倒れになる可能性も高いんですが
実行するなら今シーズンオフしかないなーと。

ここには有益な情報もなく、建設的意見が述べられるでもなく
現状ではただの不満系ブログにすぎないのですが
Springs関連サイトは少ないですから、枯れ木も山のナンタラ?

もともと私がSpringsファンになる下地を作ってくれたのは
アテネ五輪時から読ませて頂いていたSprings応援サイトさんたち
ですから、恩義とともに義務も多少は感じているつもりですし
バレー界がいくら代表チームのテレビ中継でファンを作ってみても
そこから先へと進む手段があまり用意されていない中では
ネットの力というのは決して小さくはないとも思いますし...。

だって、今となってはツッコミ所満載の吉井さんの本にしても
アテネOQT当時、あれだけ受け入れられ(=売れ)たのは
まさにファンの知りたい情報をカバーしていたからでしょう。
選手やチームそしてバレーの歴史、そして何より今現在の情報。

関係者や専門家からすれば、個人サイトの多くは噴飯モノかもしれませんが
専門誌が一誌しかなく、しかも協会の御用誌という現状においては
(バレーボール報道者さん達には頑張ってほしいし応援もしてますが)
とにもかくにも下々のファンへと流れてくる情報が少なすぎて
結局、頼りになるのは実際に観戦した個人サイトになっちゃうんですよ。

*****
そんなこんなで、今後はチーム応援サイトを作ることになるのか
もしくは選手応援サイトになるのかは、まだ決めかねている状態ですが
プレーに惹かれた選手を応援し、その選手の運を下げないような形で
チームを応援していきたいという基本方針は変わりませんので
これからもどうぞご贔屓によろしくお願いします。

 

2007年5月28日

こんなカタチで

いろいろと滞っていますが
今週中には片付けます...ぼちぼちと。

2007アジアクラブ選手権大会詳細日程

サキさんカナコさんがこの時期に全日本を脱けられるのは
かえって好都合なのかもしれませんが、リベロは...思わず唸っていたところ

ボリス・エリツィン杯 全日本女子チーム出場メンバー

どういうこった!

*****

アジアクラブカップも全日本も両方っていうのは
明らかに無理があるんですが、強行させちゃうのか
はたまた数年前の再現となってしまうのか...。
(そういえばあれも優勝後シーズンでしたっけ)
何もかもうまく、なんてのは虫が良すぎると思いますし
ましてや、そのしわ寄せが全部選手に...勘弁して下さいよ。

ただ、問題の根本がSpringsの契約更改にあることだけは明白で
確か去年のアジアカップもイクさんケイさんが不参加だったり
アリ、リツ、アキナ選手が居なかったりしたことを考え合わせると
おのずと想像せざるを得ない事象も浮かび上がってくるのですが
コチラの方も、というか、むしろコチラの方がファンとしては生殺し状態。

こうしたニュースが流れてきてしまうことを考えると
7月1日という日程にこだわる意味が私にはよく分かりませんが
少なくとも、昨年度のように文面発表のみで選手挨拶すらなしという
選手にもファンにも礼を逸した事態は避けてほしいと願っています。

 

2007年5月27日

佐賀ん鳥栖へ

レールスター小倉駅下車博多駅経由にて行ってきましたよ。
久光製薬スプリングスファン感謝DAYへ。
まさか久光製薬(株)本社を訪れる日が来ようとはね...。
受付でFCカードチェック後、参加特典グッズを頂きました。

おぉ、三冠記念Tシャツ!(&優勝記念冊子)

ちょっと、いや、かなり嬉しいです!来てよかったー!
とことん現金なファンです当たり前ですがな。

とまぁ、ホクホクしながら体育館に入ると
中では既に選手たちによるバレー教室が始まっていました。

2007052701.jpg
髪切ったんすね、ムック選手

久光製薬鳥栖時代はここが練習体育館だったのでしょうか?
空調設備はなく二階へはハシゴで昇り降り(従って使用禁止)
うーむ、本拠にするのは難しいだろうな、極めて普通の体育館です。

2007052702.jpg

サキさん、(意外や)とても熱心に指導されてました。
ステップを踏む練習を一緒に「1,2,3」とやっておられた時だったかな
先に前に踏み出してしまった子どもたちに、「寂しいなあ〜」って。

2007052703.jpg

出来れば選手それぞれの指導を見てみたかったのですが
なんせ観客はバレー教室を取り囲む形で三角座りでしたから
あちこちと動き回ることは事実上不可能で...残念。

2007052704.jpg

練習を眺めながらも優勝記念冊子にざざっと目通し。
フルカラー10頁、巻頭2頁は社長ご挨拶。
そういえば事業報告書以外で社長の文章を読むのは初めてです。

・・・Springsはあくまでご自分の従業員なんですね。
ありがたいというべきなのか当然というべきなのか
パトロン精神からは程遠く、ビジネス戦略としてもズレている
CMスタンスは社長の意向だということがよく分かりました。

ちなみにビッグフラッグはたいそう喜ばれたようで...良かったですね。
あれを喜ぶ人は応援席に座ったことがないということの現れであり
そして、あれを支えている人の殆どは久光製薬(株)の宣伝に
来ているわけではないんですが...同族経営では知る由もないですね。
チームに大枚はたいて下さることには深く感謝していますが
無駄遣いばかりでは株主としても心配です。

そうこうするうちに

2007052705.jpg この人も楽しそうに

2007052706.jpg
このお方に至っては生徒が2人しか居らず...もったいない!!

教室はたけなわに盛り上がりつつ終了。
いよいよファン感謝DAYイベントの始まりです。

*****

と、その前に言い訳を少し。
いくらヒマな私といえど、このファン感のレポートは苦痛でした。
個人的にはね、自分なりに楽しんだので満足してるんです。
出てきて誠意を尽くしてくれた選手やチームの皆さんにも感謝してます。

でもね、選手全員が集結しているという得難い機会のはずなのに
全体としてはバレー教室が一番面白かったんじゃないか、というぐらい
主催のADK(でしたっけ?この辺の形態はよく分からないんですが)は
ひたすら久光製薬(株)との最低限の契約内容を最低レベルでこなすだけ。
ってか、あのレベルでOKなんだったら、どこの会社にだって出来そう。

Springsは日本を代表する三冠チームなのに・・・ああ、もったいない。
文句の根源はただそれだけなんです。
目障り耳障りな箇所は読み飛ばしてください。

では、レポートをざざっと。

*****
1.選手入場
司会さんによるコールのもと、普通に皆さんご登場。
♯9平井選手が順番を間違えてアタフタしてました。
ちなみに監督&コーチは全員欠席。

2.大玉転がし

チーム別の出場者選考だけで軽く10分は費やしてました。
これだけでも去年の反省はゼロということです。
もう、出たい人がジャンケンでいいじゃないの。

肝心のプレーはといいますと、なんといっても#7ミユキさん。
あまりの猛スピードで突進してくるミユキさんに観客はもちろん
座って見ていた別チームのイクさんサキさんも大笑い大ウケ。
しかし、発奮されたのでしょうか?お二人とも(特にサキさんが)
いつもならおよそあり得ない一生懸命さで走ってましたよ。
これはちょっと面白かったです。その甲斐あってイクさんチーム優勝。

3.玉入れ

これまた出場者選考で長大な時間を要しまくり(...バカ?)
主犯の一人である司会者さんまでもが逆ギレしかけてましたが
私もね、隣がイライラしてキレ始めるもので困りましたよ。

カゴの位置がめっぽう高かったので、入った玉の数は少なく
去年のようにカウントに時間がかかる事態は発生しませんでした。
選手それぞれに投げ方には個性が出ていて面白くはありましたが
玉入れって実は選手とのふれあいがほとんど無いんですよね。
来年はさすがに止めた方がいいんじゃないでしょうか。

4.○×YesNoクイズ(...。)

1.野田選手には甥と姪がいる...○
2.成田選手の飼い犬は大吉という名前である...○(チワワ)
3.落合選手は朝シャン派である...×
4.先野選手は「名探偵コナン」劇場公開版を全て見ている...×
(最新作は時間がなくて見ていないそうです)
5.小山選手の「最初の一杯」は生ビールである...○
6.上田選手のお父さんの名前は「モリス」である...×

5.サイン会

サインだけでなく写真も撮らせて頂き、ありがとうございます。
時間切れでケイさんのサインを貰い損ねたのが残念でした。

6.代表挨拶

部長ならびに落合キャプテンよりご挨拶。

*****

全イベントが終了し、博多に戻りますかと片付け始めたところ
カメラレンズの蓋がどうしても見つかりません。
失くしちゃいけないと仕舞ったはずなんだけど...はてさて?
仕方なく一眼レフをタオルで包み、体育館から外に出ました。

おやおや、Springsバスも出発間近じゃないですか。早いのねえ。
ってか、選手の皆さんに至ってはユニフォームのままですよ。
(どうやらこの日の晩にホテルで祝賀会があったようで)

なんとはなしに遠巻きにバスを見ていますと
運転席の大きな窓越しにムック選手と目が合いました。珍しい。
誰かに手を振ってる?違いますね。あれは・・・

私のレンズの蓋だ!!

いやぁ、探していた時に一つだけ心当たりがあったんですよ。
それはサイン会の時、ムック選手に渡した差し入れの袋。
(しかも、中身はかなりしょーもないものだったりする)
まさかと心の中で打ち消そうとしてたんですが、いやはや。
慌ててバスへと飛んでいき、人混み越しに受け取りましたよ。
あーもー、超はずかしい。(どうもありがとう、ムック選手)

傍らの友人に「うまいことやりましたね」「作戦勝ちですね」などと
散々からかわれながら(んなわけねーだろ!)
冷や汗とともに鳥栖を後にしたのでした。

2007052707.jpg
帰りに食べた冷凍クジラ。
クジラはやっぱり解凍した方が美味しいです。

 

2007年5月24日

いやよいやよも枷のうち

朝から夜中まで妙にいっそがしい一日。
左人差し指をイヤな感じで切ってしまい、かなりブルーです。

さて、Number掲載の竹下選手インタビューを流し読みました。
JT枠なのは仕方ないことだとしても、たまには他の選手の
例えば谷口元主将なんていう選択はなかったんでしょうか。
(チャンスに弱いのは相変わらずだけど、好きな選手ではあるのです)
今季に賭けた思いは竹下選手にひけを取らないほど強かったように
傍目には映りましたけどね。

そして、このインタビューだけで判断するのはどうかと思いますが
JTはやっぱり竹下選手のチームなんだなぁと改めて思ったり。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが(他チーム事情だしね)
はてさて、今季の代表チームはどうなることでしょうか。

そのJTといえば、センター江藤選手が引退されるようで
またも報知がすっぱ抜き?公式発表はまだですよね。
あらゆるイメージ込みでJTの象徴とも言うべき存在でしたが
今季準優勝に終わったことで、続投かと思ってたんですけどね。
ひとまずはお疲れ様でした。

...こんなにJTの文字が出てくる日記なんて初じゃなかろうか。

 

2007年5月22日

ためいきつきつき

録画はかけていたのですが「リンカーン」
リアルタイムにて、含み笑いしながら鑑賞させてもらいまいた。
ワンジョ選手以外のアップをもう少し欲しいところでしたが
趣旨が趣旨だけに仕方ないか...それにしても何だかなぁ。

ツボは、後ろで妙な動きを見せていた狩野姐さんと
こんな時にも手放さないのね「マナベファイル」
ってなところでしょうか。

これにて、今シーズンの行事は週末のファン感を残すのみ。
祝勝のはずなのに、時期が時期だけに憂鬱気分もきわまりなく
とにもかくにも全員出席だけは何とかお願いしますよ。

 

2007年5月21日

テレビ感傷

一年がかりの懸案仕事がようやく終了してホッとした後
お仕事長文メールを片付けようと読み直した所...意味が掴めません。
述語が見つかりにくく、用件が何なのかが分からないのです。
その後、送り手さんが敬虔なクリスチャンであることを知って納得。
この文章が延々と続きゆく感じは、まさに「聖書」調なのでした。

*****

帰宅後、ビールを飲みながらアイロンがけをしながら
録画していたNHK-BS「カナスマイルをもう一度」を見ながら
途中からは「バボchannel」をも交え...そんなことをしていたら
ご飯を食べ損ねてしまい、軽く悪酔いしてしまいました。

○NHKスポーツ大陸「カナスマイルをもう一度」

ナレーションの多さも含め、ほぼ予想通りの内容。
若手選手の起用方法は難しく、彼女がある意味被害者だったことや
もしも自分がその立場だったら耐え切れないであろうことは分かります。
また、スポーツ科学的には彼女のフォーム改善は興味深いかもしれません。

しかし、いつまでもこの切り口でしか語られないというのは
アスリートとしてはいかがなものかと疑問が残りますし
こうして他動的な意識付けでしかプレー出来ないのならば
また同じことの繰り返しになるような気がしてなりません。
裏切られる展開になってくれればいいとは思いますが...

○バボチャンネル
全日本選手の個別インタビュー、カメラマンさんは背が低かったんでしょうか?
リベロさん以外はほぼ全員アングルが変ですよ。

サキさんは全国ファンの期待を裏切らないお答えっぷり。
ベテラン勢のインタビューはどの方も人間味あふれてて面白かったです。

若手は...強いて気になるといえば荒木選手ですかね。
彼女の上昇志向は代表向きでしょうが、でもそれだけじゃダメなんだよな。
あ~栗原選手は逆にこの全日本ならば悲壮感が少しは抜けますかね?

庄司選手も経歴としては若手なのかな。堅実で良い選手なんですが
まだ自分の型がないというか、オーラが足りないのが引っかかるところ。
大きい試合では、場面をひっくり返す力を持った選手が必要なはず...。

あ、そうそう、黒鷲決勝戦後の記者会見が出ましたね。これはGJ!
(サキさんを泣かせちゃったのは、この方でしょうか)
JTは高木キャプテンの映像はなく、竹下選手のあのコメントのみ...。
どうも竹下選手が引っ張るチームだと大一番で勝てないですよねぇ。

決勝戦はMBSだけでなく、CXもカメラは回していたようで
違う角度からの映像が流れてましたが、ムック選手サーブシーンはなし。
森アナはこの試合は見てませんね。てかVリーグもちゃんと見てるのかなあ。

・・・ああつかれた。

というわけで、延々と流れたW杯'85の感想はまたそのうち(=書かない)

 

2007年5月17日

Springs満載!

シーズン疲れでボーっとしつつ、お仕事中心な日々です。
ってな間に、月刊バレーボール6月号がようやく発売に。
こんなにSpringsの文字が躍る日が来るとはねぇ。感慨深し。

この雑誌がカバーする1ヶ月の間にV.プレミア決勝、日韓、黒鷲という
三大大会があり(改めて考えると、それもまた凄い話ですが)
そのタイトルを全てかっさらってるんですから、当然だとはいえ
今年のVプレミア決勝が春高と重ならなくてホントに良かったです。

あれだけの大会を全部まとめて1冊で片付けるのは勿体無いとか
JTファンは手にとるのも悔しい号だろうなあ、とか(余計なお世話)
全体を通して思うことはいろいろあるんですけれどもね、
Springs特集については「やれば出来るやないか月バレ!」と。
まあね、素材がいいから何をやっても面白いんですけど。

せっかくなので特集についての感想をちょいっと。

その1:カナコさん、ミユキ選手、ムック選手によるリレー対談

やたらルームメイトにこだわるテレビ探偵団ミユキ選手。
黒鷲での悲壮なコメントにはグッときてしまいましたが
いやいや、苦労が報われてほんとに良かったです。

こんな時にもやっぱり怒ってるよ、でも謙虚なムック選手。
この人は言葉というよりも「体現」タイプですからね。
トークもその内うまくなる・・・んでしょうか?

そして素晴らしい繋ぎ役のカナコさん...その意欲も嬉しいです。

その2:真鍋監督×サキさん対談

これは狸と狐?いやいや斬新な組み合わせですね。
随所にボケツッコミをかましながらも深い内容でした。
お互いに、言葉でキチッとバレーを語れる所がいいですよね。
サキさんがプレーについて語るのを目にする機会は少ないのですが
改めてホントに凄い人だわ、と感じ入りました。

その3:フォフィー選手インタビュー

尊敬する選手がフォフォン選手とは!(おぉ、やっぱり)
日本の生活習慣で驚いたことについては考えさせられます。

その4:イクさん×リョウ選手トーク

イクさんって見かけよりも(バレーについては)相当理論的。
いやもうホントにバレー界の宝です。大事にしましょうね。
んで、二人とも仲良いようでよかったです(私もしつこいね)

その5:全選手によるコメント集

どれもこれも見事に選手の人格が現れていて面白いです。
個人的に大笑いしたのは狩野(姉)の流行語第3位と
ムック選手のリフレッシュ方法第3位ですかね...。

そうそう、今回の特集には登場しておられないんですが
そこかしこで、やはりケイさんの存在の大きさが光ってます。
優勝できたのはこの人のおかげと、サキさんも言っておられますが
うん、私も心からそう思います。

そして最後に、巻末の「チームの話題」によると
優勝決定後は神戸でビールかけをしたそうで

言ってみるもんですね、サキさん!

 

2007年5月16日

予算使用報告書

月末のファン感謝デーについて
Springs公式HP(FC事務局)のお粗末な対応が二転三転中です。
佐賀開催ということ自体、適当な発想のような気がしてなりませんが
仮にも公式HPが「黙って内容を差し替える」なんてのは
私のブログじゃあるまいし、プロの仕事として考えられませんよ。

そもそも内容の不十分さは折り紙つきのHPで
マージンを払ってまで外部に依頼する価値が感じられないのですが
(と思ったら久光製薬(株)のHPも存外にショボイんすよね)
公式HP担当の人は、試合を見ていないんでしょうか。

でなければ、「なぜ、ちゃんとした写真を撮りたくならないのか」
「なぜ、選手の試合後インタビューを取りたくならないのか」
それが出来る立場に居ながら実行されないということが
私には、まったくもって不思議でたまらんのですよ。

長いリーグ中、ファンがHP内で唯一の拠り所として支えられ
楽しませてもらったのはケイさんのK'sレポートだけでした。
他にもあまりにたくさんの仕事を抱えているケイさん一人に
広報活動は全ておんぶにだっこ?おかしいじゃないですか。

ついでだから書きますけど、公式HPの人は今季応援席で
応援したことがあるんでしょうか?

バルーンスティックがハリセンよりも使いづらく(特徴もなく)
ビッグフラッグがとんでもないタイミングで上がってきては
観戦のジャマになっていることに、なぜ気付かないのか
これもまた、ほんっとーに不思議なんですが

つらつら考えていくと、おのずと見えてきちゃうんですよね。
コート外は会社トップの方向しか見ていないってことが。
Springsを社員の福利厚生のためのものにしておくのは
あまりにもったいないですし、そして失礼な話です。

企業の社会的責任が問われる今の時代、
金さえ出せば何でも片付くものではないし、
そして金は永遠に出し続けられるものでもありません。
なのに、その金さえも回収しようとする動きが見えないのは
どういうことなのかと...期待するだけムダなのか
周りが変わるしかないということですか。

しんどいなぁ、おやすみなさい。

 

2007年5月14日

ああ複雑!

サキさんの赤色全日本ユニフォーム、意外と似合ってましたね。

そして、はいはい、待ってました、VW美雁さん!。

TV局がらみでは絶対に取ってくれなさそうな
サキさん談話もキッチリと載せてくださってます。
さすが、分かってらっしゃる!

もうね、今回の背番号を見たときには、また怒り沸騰してたんです。
そりゃ好きな番号ですよ、17番は!(Springsはもちろん、Redwingsもね)。
でもさ、なんでかおる姫が#7で、リョウ選手が#17なわけ?
ついでに言えば、#14ワンジョ#15マリ#16カナコさんってのも...。

でもね、サキさん談話を見たら愚痴は言ってられんと思い直しました。
ホントにホントにマジで全日本にトライされるんですか、サキさん!?
ああ、でもマズイな。サキさんやアチャコさん、もしかしたらカナコさんまで
本気になられたら、全日本も応援せざるを得なくなっちゃうじゃないですか。
(出来ればチーム運営上、どちらかは帰ってきてほしいですけど)

まぁでもね、引退しないで頂けるってだけで有難すぎる話ですんで
今はもう、とにかくケガしないでね、と心の奥底から祈るしかないです。
週末の紅白戦のチケットも手配すべきだったかな、と思わなくもないですが
ま、これは色んな人がレポしてくださることでしょうよ、ということで
監督とセッターに微妙なモザイクをかけながら、見守りたいと思います。

 

2007年5月 8日

ほとほと

未だ声は出ず、今日になって喉に少し痛み発生。

銀行で順番待ちをしている間、ラックの毎日新聞を広げると
「第56回黒鷲旗総括」なる記事がありましたので、読んでみましたが
東レは将来性がどーたらこーたらとか、総じて無難な内容でした。

私自身(見ていないので)全チームの感想は書けないのですが
大会運営に今ひとつふたつみっつ独自性がないんですよね。
ボールの投げ入れとキッズエスコートがなかったのは良かったけれど
入場行進曲に「甲子園」の入場曲を使うってのはどうなのか、とか。

なんて瑣末なことはさておくとしても
上位チームの消耗は明らかなのに、空調が利いていないとか
予選はともかく、決勝戦の審判があのレベルだってこととか...
表彰もねー、「ベスト6」に相も変わらずメグカナが入ってるとか...
他の受賞者の価値までが下がりそうな選出はいかがなもんかと。
少なくともフォフィー選手と高木選手の名前がないのはおかしいですよ。
そんなにしてまで大会の質を下げたいんでしょうか。

来年以降、各チームが全力で参加するのかどうか分かりませんが
開催時期としては、新天皇杯の方が位置付けは難しそうですね。
何にしてもトータルプランが(見え)ないことといったらまぁ。


明日からは全日本召集でしたっけ。
協会さんには選手への愛情ってもんはあるのでしょうか。

 

2007年5月 7日

休刊日につき

黒鷲終盤からヤバかったんですが、声がいよいよ出せなくなり
そして上司は連休中に追突事故にあったとかで、連休延長。
すこぶる静かな一日でした。

帰りがけに夕刊を3紙ばかり購入。
神戸新聞の扱いが小さいのは、JTに遠慮してるんでしょうか。
準決勝の写真もJTメインでしたし、数少ない地元広報誌とは
もっと関係を強化しておいたほうがいいのでは...。

読売新聞は意外と他紙にないネタがあったりするので購入。
朝日と産経にはまだ目を通していないのですが
やっぱり全般的に扱いは小さいですよね。
あんなに熱戦だったのにな。

5/7付夕刊(毎日新聞)

5/7付夕刊(神戸&読売新聞)

 

2007年5月 6日

You are Grand Champion!

2セットダウンからの3セット目、スコアは6ー9
Springsなおも3点ビハインドの場面で、次のサーブはムック選手。
しかし、ボールを持って向かう場所が違います。
先ほど第2セットでフローターを打っていたラインではなく
いつものコーナー・・・まさか。

状況ここにきて、ジャンプサーブ復活って!えええっ!?
今シーズンこのパターンで「戻す」という選択は初めてじゃないですか。
しかもこの場面でって・・・あの・・・カッコ良すぎです!

2セット目あたりからコート内で一人バタバタしているように見えたムック選手。
疲労他で思うようにいかない自分とチーム両方にイライラしているようでしたが
こうなれば自分で点を穫るってか!頼もしいぜ(おもしろいぜ)!

もんのすごい気迫と覚悟の表情でした。
絶対に外さない予感がありました。

ここで超本気の勝負に出たムック選手の強さに
そして、このサーブを打たせるSpringsというチームの強さにしびれました。
もう心の中で、ハンカチ握りしめ噛みしめ、ですよ。

対するJTは2セット連取、3点リードであったにもかかわらず
この選択を行ったSpringsに対して明らかに狼狽していました。
もしかすると過去数々のデジャブに襲われた、のかもしれません。
「サーブレシーブってのは気持ちが大切」と言っていたのは
くしくもSprings名リベロのお二人でしたが・・・

なんと、ムック選手サーブで3連続得点です。
チームもファンも狂喜乱舞。

今にして思えば、この時Springsメンバーには
初めて勝利の絵が見えたのではないでしょうか。
このポイントと、そして申し訳ないことですが、
第4セットでのJT小酒選手のサーブミスが
(このあとSpringsが組んだ円陣の迫力は凄まじかった)
試合の分かれ目となったように思います。

サーブチェンジが誰の意思だったのか分かりませんけれども
Go!を出した真鍋さんも凄い肚の据えようでした。
第3セットはどんなにリードされてもタイムアウトを1回も取りませんでしたから。

三天王は、ともすると闘争心が空走りして炎上しそうになるムック選手を
身振り手振りでなだめすかしながら―お互いにセッター潰しも作戦でしたし―
もうとにかく打つ止める、ミスに対する適度なフォローも素晴らしかったです。

ミユキ&リョウ選手の職人コンビは淡々と淡々と拾いまくり。
この試合でのミユキ選手のサーブレシーブ受数は実に56にも達し
もちろん両チームダントツトップ。あんなにヘロヘロになりながらも
成功率は80.4%ですよ・・・ありえねーわー。
そして、どんなスパイクがやってきても、そこにはリョウさんがいる・・・
相手が根負けする様を今シーズンどれだけ見てきたことか。
まさしく世界に誇れるリベロです。

そしてフォフィー!ブラボー!
内に秘めた志の高さと熱さはチーム一といっても過言ではないでしょう。
新人セッターをほんとにほんとによく助けてくれました。
レギュラーシーズンからずっと気になってはいたのですが
黒鷲デンソー戦後に見た、足首の物凄いテーピング。
靴を替えてまで臨んだ準決勝そして決勝。
あんなに守備の良い選手がワンタッチのボールを追うこともできず
それでもレフトからバックから決めまくってくれた。カッコ良かった。
そんなプロ中のプロが、Springsに愛情と敬意を持ってくれたことは
あらためてファンの誇りです。本当にありがとう。

いっちゃえサブメンバー。
マリキャプテン(#3)
大所帯をまとめるのは言い尽くせぬほど大変な仕事だったはず。
ピンチサーバーで5セット目にサービスエースって、どれだけ強運なんだか。
来季こそはレギュラーをつかめるよう、心から応援しています。

マサヨ選手(#1)
ワンポイントで入るたびに得点するということは
それだけ有効だったということですよね。見直させてくれてありがとう。

ワンジョ選手(#5)
迷えるエースは何処へ行くのか・・・分からぬままにシーズンが終わりました。
試合中の一生懸命さが早くプレーとなって現れますように。

マユミ選手(#12)
ストレートサーブの威力の凄さはもちろん、チームに対する思いを見るにつけ
セッターとして出場させてあげたいと強く思うようになりました。
そんな状況でムック選手をどれだけ支えてくれたことか・・・本当にありがとう。

ユウコ選手(#16)
今年最初の、そして最後の試合で(出場はなりませんでしたが)
ベンチ登録されたということの重みを...来年こそは見せてください。
期待してます。

*****

連戦に次ぐ連戦という劣悪なコンディションにおいては
どの選手も思い通りのプレーは出来なかったことでしょう。
しかし、最終的にこの土俵に上がることができたのは
シーズン最も過酷なスケジュールを戦った2チームであり
そこで勝利を収めた'06-'07Springsは、まさしく最強チームでした。

ありがとう、そしてお疲れさまでした。

Springs vs Marvelous
(3-2)
22-25
25-27
25-23
27-25
15-13

-win-

 

2007年5月 5日

人はいつしか歳をとるのだ

東レ戦が巡ってくるたびに
「このチームだけには負けるはずがない!」と豪語されるのは
ありがたいのか、イヤなプレッシャーなのか分かりませんが
ともかくも、そう信じてやまない友人たちとの観戦でした。

スタートはやはり出足が鈍く、ルーズだかイージーだか
なんともボール動きが変な流れの中で1セットを落とし
でも、これなら取り返せるよと思ってたら案の定取り返し。
4セット目はいつものごとく大差を追いつかれながらも逃げ切り。

出来れば1セットも落としてもらいたくなかったほどですが
もうブロックを見てるだけでも疲労感がありありと伝わる中では
どうにも致し方ないことで、勝利おめでと~。

Springs vs Arrows
(3-1)
21-25
25-19
25-17
25-23

もう何も言うことはないし、言えないっす。
悔いなき戦いをお願いします。

 

2007年5月 3日

10年ぶりに

高熱と寒気でロクに眠れないという異常事態発生。
ベッドの中で「このまま熱が下がらなかったらどーしたもんかなー」と
マジメに考えていたバカですが、昼頃にはなんとか歩くのは大丈夫
というところまで持ち直しましたので、家族に呆れ心配されながら
府立体育館へと向かいました。もちろん電車では爆睡。

大入り満員の中で、まずはフルセット2試合を同時観戦。
応援していた両チームとも何とか勝利はおさめたものの
武富士さんはセット率の関係で決勝リーグへは進めず。

・武富士vs東レ(3-2)
・パイオニアvsNEC(3-2)

吉澤選手はケガだったのかな。
おかげで久々に足立さんのプレーを見ることが出来て
「やっぱ巧いよなぁ」って感心してました。

アタッカーの枚数は東レの方が多い気もしましたが
その差はやはりセッターとそして監督ですかね。
ま、東レは1セット取った段階で決勝リーグ進出決定でしたから
ある意味、消化試合だったといえばそれまでですが...。

両チームとも似たようなエースを抱えているためか
二段トスは常に「ゆっくーりで高ーい」んですよね。
Springsの試合を見慣れているせいか、違和感を抱きました。

で、目の前の試合はというと、パイオニアとNECの赤赤対決。
NECさんは大黒柱の仁木カズさんとリベロ姉を欠くという布陣で
急造リベロは、セッターちゃうんかい?内山選手がおつとめ。
それなりにはこなせてしまうのは、Vリーガーたる素質なんすかね?
新婚杉山キャプテンの存在感の無さが気になりましたわ。

と、そんな相手にもフルセットまで粘られてしまったパイオニア。
審判のヘボさもありましたが(試合数が多いからかレベルが低い)
何が悪かったのかはイマイチ良く分かりませんでした。
とにかく庄司選手が奮闘ぶりが目に付いた試合でございました。

***********

というわけで、Springsの試合開始時刻は30分以上延びることに。
選手の疲れがとにもかくにも気になるところでしたが
試合前練習を見る限りでは、わりと気合は入っている模様。
ムック選手のトスもいー感じです。

対するデンソー、平均年齢も若いし、何よりブロックがねー。
しつこいチームなのは折り紙つきですし、気は抜けません。
試合前からやたらフェイントの練習をしてるなあと思ったら
1セット目から何やらいつもと違う感じの攻撃を仕掛けてきました。
センターもデカイ矢野選手ではなく愛嬌タイプの福田選手ですね。
勝つための対策とはいえ、あんまり違うことってしちゃいけないんじゃ?
うしっ、この試合、勝ったぜ!

Springs vs Airybees
(3-1)
25-23
23-25
25-23
25-17

か、勝つには勝ちましたが、接戦スコア以上にヤバい試合でした。
そして、審判次第ではさらにヤバかったかも...。

なんせ試合が始まってみれば、Springs選手の疲れが歴然です。
足も頭も動いてません。マジで負けるかもと覚悟もしましたよ。
ブロックゆるゆる、レシーブ拾えない、アタックは決まらない。
2セット目を取られて体調も気分も悪くなってきた所にもって
不快なことを大声でわめく勘違いヒサミツファン?が耐えられず
試合途中で逆サイドに移る羽目になりました。何者ですかね。

しかしおかげで、3セット目からは接戦も心穏やかに観戦。
隣ブースでのシーガルズ応援の声さえも小鳥のさえずりのようでした。
という私の心情が影響したわけではないでしょうが(当たり前だ)
Springsもセット連取。やっぱ負けたくないもんね、やれやれです。
この状態のチームに勝てないデンソーがダメといえばそれまでですが
やっぱりSpringsの方が勝ち所を知ってる、のかなあ。

チームの救いはカナコさんの決定力が上がってたことでしょうか。
とにかくセンター線に助けてもらいまくりだった試合でした。
あ、でも3セット目ラストを決めたイクさんのアタックは良かったですね。
この攻撃だけで、この試合中での・・・は帳消しっていうぐらいに。

ムック選手は苦しい試合中もずーっとよく声が出てました。
4セット目序盤では岡野選手狙いのフローターで5-1まで突っ走り
この試合の流れを決めたといってもいいんじゃないかと思います。

明日一日でどれだけ休めるのか分かりませんが
全員とにかく少しでも良い状態で試合に臨んでほしいものです。

 

2007年5月 2日

黒鷲二日目

喉痛と頭痛で、観戦はおろか仕事にも行きたくない気満々でしたが
ここまできたら意地ですね、行ってきました。

三洋電機も悪いチームじゃないんですが、如何せん高さがね...。
リベロの林選手は確か三上選手と筑波大で同期じゃなかったかな。
本来ならプレミアレベルといったような話を聞いた事がありますが
1セット目序盤はサキさんサーブで8-1ぐらいまで崩されてました。

久光製薬スプリングス vs 三洋電機
(3-0)
25-8
25-19
25-18

本日のベンチ入りメンバーは
#2,#3,#4,#5,#7,#8,#9,#10,#11,#13,#16,#17
コート内で初見なのは#9:平井選手(センター・通称アン)ですね。
(津商業→)筑波大出身ということで、三上選手の1つ下の後輩。
わりと迫力ある面構えと高身長でもって注目しておりましたが
ユニフォーム姿だと、鍛え具合が高卒選手に比べて見劣りしますな。
Springsの魅力の一つはキッチリ作り上げた体とパワーだと思うので
(これは他の大卒選手にも言えることなんですけれども)
ピッチを上げてカラダ作りに取り組んでいただきたいものです。

で、そのアン選手は1セット目後半にしてサキさんに替わって投入され、
前衛から後衛(連続サーブ)で「ラキラキラッキー」な活躍を見せてました。
ブロードばかりでクイックをあまり見ることが出来なかったので、
印象としては去年の徳川選手の方が強かったかな(早く戻って来いよ~)
やっとムック選手と同学年世代が入ってきたよ!と喜んでいたんですが
コート内ではいつも先輩の三上選手と一緒に行動してるんですよね。
育成急務なセンターとしてはもちろん、ムック選手とも仲良くしてくれよー。

というわけで、今日は出場した控え選手についてメモ

#3マリキャプテン:
昨日に比べると出番は多く、レシーブで貢献。
なかなか大変な状況だと思いますが、クレバープレイヤーなので
早く故障を治して#7狩野姐さんと切磋琢磨していただきたいものです。

#5ワンジョ選手:
高さのない相手ですからスパイクはビシビシ決まってました。
ブロック・レシーブは何やらしょーもないミスをしてた気もしますが
どうなのかな・・・よくわかりまへん(あ、逃げた)

#13三上選手:
沈着冷静といえば聞こえはいいですが、熱意のカタマリ正セッターに比べると
どうしても他人任せというかね、淡々としすぎているのが目に付きました。
そして、シーズンでの経験差だけとは言い切れないほどトスが不安定。
二段トスだけでも、マユミ選手のほうが断然上やんけ。
後輩の平井選手と、こまっしゃくれたコンビを披露してましたが
もっと正々堂々と勝負してくれよというのは辛口すぎますか。

#16浅津選手:
昨日とは違ってけっこう決まってたのでホッとしました。
でもなー、やっぱ動きがちょっとドタドタして見えるのがなー。

全体的にあんまし良いコト書いてませんね。
あ、本日のムック選手、トスは良かったんですけども
サーブが厄日だったようで、全部アウトだった気がします。
明日からはいよいよ本番。蓄えた力を見せつけたれ!

19050201.jpg 19050202.jpg

 

2007年5月 1日

のらり

連休モードの世間とは裏腹に、普通に仕事は忙しく
そして、風邪なんだか花粉症なんだか、両方ですかね
歯ぐきや鼻からの流血でワタワタしておりました。

それでも(ほぼ)定時退社にて府立体育会館に駆けつけ
チームブースは撤退されていたものの、何とかチケットはゲット。
いやもうほんとに助かりました・・・。

そんな思いをしつつ観戦するは
私が最も苦手なシーガルズのジュニアともいうべき大阪国際滝井高校。

Springs vs Seaguls.jr(OsakaKokusaiTakii)
(3-0)
25-14
25-15
25-15

第3セット目序盤こそちょっと粘られましたが
さすがに大差ストレート勝ち。
久々に「ラキラキラッキー(※)」フレーズを聞いたなと思ったら
(※相手チームがミスした時に決まって連呼する習わし)
そっかー、私、Seaguls戦は今季生観戦がなかったんだ。
まったくもって残念に思う気持ちはありませんけどね。

それにしても、その姉御チームとよく似ているというか
応援団と一体になって、相手をイライラさせる戦法が
徹底されていることといったら、ちょっと感服するほど。
そりゃ高校レベルでは強いでしょうね(絶対に行きたくない学校だけど)

コート内では全般的には手加減しまくっていたSpringsですが
時々「あんまり調子に乗んなよ」とばかりの攻撃は面白かったです。
ちなみに、試合中常にイライラしていたのはもちろんムック選手。
登録メンバーはほとんど変動なく、選手交代も全て20点以降。
面白いんだかなんだかよく分からない試合でしたが、一応全員出場。

なかでも注目のユウコ選手はイマイチ見せ場を作れず。
パワーがあると見るべきなのか、ウェイトオーバーなのか
素人目線では何とも言えないラインにいるように見えます...。
マリキャプは怪我明けで調整不足?あんなものではないはず。
あぁやっぱり微妙だ、黒鷲。

隣コートでのPFU vs JTの試合もちらちら覗き見してたんですが
こちらもJTにストレート負けを喫してました。
というか、あの戦い方じゃとても勝てそうに思えません。
なんか勿体無いなー。

試合後、選手たちのストレッチを何とはなしに眺めていたんですが
ムック選手ってマリ選手ばりにカラダが柔らかいんですねー。
ちょっと驚いたっす。

てなわけで明日も仕事、そろそろ寝なければ。

 

2007年4月29日

ひとまず

19042901.jpg

おめでとう、っつーことで。

久光製薬スプリングス vs 興国生命ピンクスパイダース
(3-0)
25-13
25-18
27-25

ヤンキー対決は当然スプリングスに軍配が上がりました。
ってか、あのピンク&灰色ジャージはヤンキーそのままやんね。

試合の方はさくさくっと終わるかなと思いきや、さすがにそうも行かず
第3セットはかなり粘られたというか、最終盤までリードされっ放し。
これを取られていたら、色々と面倒だったと思いますが
そこは何とかかんとか相手ミスにも助けられて勝利。
昨年に引き続き、オーナー供出の賞金を取り戻しましたー。

今日のMVPはフォフィーあるいはリョウ選手だと思ったんですが
うーむ、ムック選手がかっさらってしまいました。
なんだかなー、遠回しにラブコールっぽいですよねー。
それにしても5,000ドルってプレミアリーグMVP(20万円)より高額ですやん。

・・・おかしな話だ。

*****

試合後てくてくと中華料理屋に向かい、祝杯。
名物の麻婆豆腐が辛いけれど激ウマでした。
でも前菜はクラゲを指定すべきだった!ちっ!

その後、某所にてビールを飲んでいたら
窓の外にジャージ姿の二人組が・・・おやおやまあ。
三次会は学生ノリにて、けっこう酔っ払ってましたね私。

爆睡しつつも無事に帰宅。

 

2007年4月28日

つっこみバレー

日韓戦初日は韓国リーグ2位チームの現代建設さん。
プログラムと見比べてみれば、ん、外人さんエースが居ない?
さてはまた手を抜いてきたか、いや、契約期間外だったのか。
ってことは、ガッツリ勝たなあきませんね。
予想通りSpringsはいつもどおり本気本気メンバーでした。

久光製薬スプリングス vs 現代建設グリーンフォックス
(3-0)
25-14
25-16
25-13

そりゃまぁね、エースが一人抜けりゃチームはまるで変わりますし
なんでしたっけ、韓国と日本ではボールも違うんでしたかね。
現代建設さんは、なんかもっと素直にプレーすりゃいいものを
フォームから何からクセがあるというのか、とかくバタバタしてまして
Springsも変なムードに時々巻き込まれそうになってはいましたが
それでも相手があれだけミスしてくれて、こちらにサーブミスがなければ
普通に勝ちますわな、圧勝でした。

サキさんとミユキさんがかなりマークされてたかな。
でも、リョウ選手が拾いまくり、イクさんの調子もよく
そしてムック選手もサーブを始め安定してましたので
不安要素はなかったっす。

あ、やっとこさワンジョ選手にバックアタックのトスが上がりました。
全日本召集も近いですし、そこそこアピールしとかんとね。

今日は会社の後輩と観戦。
レギュラーシーズンの試合を2試合ほど一緒に観に行ったのですが
見続けるうちに「狩野選手のファンになりました!」んだそうで
ミユキ選手が点を入れるたび横で大喜びしてました。

せっかくアリーナ席なんですしね、
2試合目もおとなしく両チームにクレームをつけながら観戦。
JTさんはケーキさんと坂下さん、新人さん2名が登録されてました。
特に坂下さんは練習を見た限りでは、JTには少ないタイプかなーと。
まぁでもスパイク練習と本番は違うんですけどね。

さてさて、先ほどの「緑のきつね」もツッコミどころ満載でしたが
「桃蜘蛛」はさらにそれ以上でした。

まず、ジャージが妙にモコモコしていて大昔のスキーウェアちっく。
全体的にケバい選手が多く、しかもあまり似合っていない。
中でもピンクのカチューシャ、メイクバッチリ、キラキラピアスという
妙に色気づいた2時間サスペンス顔の選手が目に付いたのですが
よく見ると(見なくても)トスを上げている・・・あぁ、セッターなんですね。
控えリベロの金髪はまるでカツラ。誰か変だと言ってやれ!

プレーの方は攻撃力があって爆発系、賑やかなチームなんですが
個人賞総ナメだったというエースのキム・ヨンギョンを始めとして
とにもかくにもあんだけサーブミスしてたら勝てんって。
全員が悪い時のムック選手揃いって感じでした(怖い怖い)。
注目のウィルキンス選手はスパイクに妙な捻りが入ってましたね。
バックマン然りメトカフ然り、アメリカの選手って皆こんな感じだっけ?

あまりにもミスの嵐で、途中からどうでもよくなってきましたので
観戦していたSpringsと同じく、2セット目終了時に退出したのですが
どうやら3セット目は桃蜘蛛チームが取ったようで、明日はどうなるやら。

なんかね、去年もそうでしたけど、Springsと対戦する時には
皆さん調子が上向きになったりするんですよねぇ、これが。

出口でミユキ選手のサインをもらい、はしゃぐ後輩とともに
お久しぶりの「冰館」へ。店名が変わっているのに気付かず
なんばウォークを彷徨ってしまいましたよ。

お目当てのマンゴー冰はシーズンオフだそうでカキ氷を。
でも、確か去年の黒鷲では食べたよな。5月からかなあ。
と思ったらこの店(9988)、冰館とは関係ないみたいですね。
む、冰館は潰れちゃったのか・・・残念!

 

2007年4月26日

ブーイング

ずーっと我慢してたんですけども
Springs公式ホームページのやる気なさは、いったい??
もともと、チームは一流、会社は二流(感謝はしてますがね)
HPというかファンクラブ事務局は三流だと思っていましたが
それにしても、あまりにも酷すぎやしませんかね。

トップページに「優勝」の文字がないってね、ありえませんよ。
全日本のニュースなんてハッキリ言ってどうでもいいことですし
(そりゃまぁ、どうでもよくない人もいるかもしれませんが)
優勝というコンテンツがここまでスルーされるのは理解不能です。

何かというとすぐに落ちるサーバ、トップの写真は何年も使いまわし。
更新は遅くて不親切・・・とまあ、驚くほど何の仕事もしてないくせに
「苦情メール受付システム封鎖のお知らせ」だけは早いのなんの。
だいたい、そんなメンテに2週間以上もかかるはずないでしょうが。

会社もバカみたいにCMを垂れ流すだけじゃなく
費用回収という考えがないのでしょうか。バカなんでしょうか。
Springsは銭を取れる集団なんですよ。

ならば私が!というわけにはいきませんが
私がクレームを書くと更新される・・・ことを期待して

以上、小さく吠えてみました。

 

2007年4月23日

監督マンダラ

「ヌックとムックのツー対決」を見られずじまいだったのが
かえすがえすも残念です。

・エアリービーズ三選手の引退・退部発表(デンソー公式)

温水選手はともかく、残り2選手の退部については
達川監督によるところが大きそうな気がしますが...
いずれにせよ、育成が急務の控えリベロが居なくなり
控えセッターは太っちょちゃんだけになっちゃいました。

良い選手は多いのに、親会社の熱意が足らん気がしますわ。
監督になるはずだった坂口さんの件は致し方なかったとしても
その後のチーム運営は疑問符だらけ。もったいないよなあ。

*****

中西美雁さんのところで「女子ファイナル」がUPされてますね。

さすが、良いセレクトしてらっしゃるわー。
特にカナコさんとサキさんの表情が秀逸。
ありがたいサイトですわ。マジで有料にしちゃえばいいのに。

しかし、文中の寺廻りん監督によるコメントにはちょいと引っかかり。
「そんなに差があったわけじゃないから、来年につながるいい試合だった」
負け惜しみもあると思いますけど、本気でそう思ってるんなら、どうかな?

昨年の決勝後、すくなくとも真鍋さんはRedwingsとの差が
「ほとんどない」とは感じなかったと思うんですよね。
そのことはファンにとっても一概に良いことづくめではなかったけれど
強いチームは常に本気で優勝を目指さなければならないものですし
そして優勝することができたのは、やはり真鍋さんによるところも大きく
改めてこうして感謝できるということは、ありがたい話だなあと。

監督話はとりとめなくなってしまいそうなので、このへんで。

あ、うっかり忘れてたものを、今さらながらこそっとUP

4/16付神戸新聞っと。

 

2007年4月20日

代表メンバー考なぐり打ち

後で改ざんすると思いますが・・・ざざっとUP

#1多治見 麻子(MB)
実力は掛け値なし。強いて言えばセミファイナル以降の不調原因が気になるところ。
4年前の吉原さんと被る選出ですが、同じものを求めるのは少し違うんではないかと。
でも何とか残ってほしいですね。

#2板橋 恵(S)
この方もバックアップメンバーとしては心強いですが
人のよさにつけこまれているのか、使われ方が申し訳なさすぎますねぇ。

#3櫻井 由香(L)
自チームになぜかリベロがいない状況では召集に応じるのは難しそう。
ってか、デンソーにはもっと他に呼ぶべき選手がいるでしょうに。

#4先野 久美子(MB)
実績実力ともに当然の選出なんですが、
あの怪我量産工場で、あのトスを打てと?
まぁ周りがどうこう言う話ではないので、集合写真は楽しみにしておきます。

#5大村 加奈子(WS)
なんだよ「WS登録」って?
2年間センターとして精進してきた人に対して失礼じゃないですか。
性懲りなくアテネと同じことを求めるおつもりなんでしょうか。
とはいうものの、サキさんカナさんのナショナルジャージ姿を拝める
(かもしれない)日が来ようとはね・・・感慨深し。

#6竹下 佳江(S)
正セッターとしてもキャプテンとしても、個人的には疑問。
本来ならばバックアップ向きのセッターだと思うんですが
競争相手もなく正セッター確定なんですよね・・・北京まで(行けたら)
ごたごた言ったところで始まりませんが、注文をつけるとすれば
国旗掲揚時に手を繋ぐのと、朝の散歩は止めた方がよろしいかと。

#7高橋 みゆき(WS)
イタリアに行ってちょっと変わったのかと期待していたら
相変わらず謙虚さのない言動にガッカリさせられた選手。
四強相手には歯が立たないプレーなのに、なぜそんなに威張るのか。
テンシンコンビが中心である限り、組織ブロックは成立しないんですが
まぁそこにも目をつぶって高速コンビとやらを堪能させていただきますよ。

#8菅山 かおる(L)
リーグを通じて見れば、リベロとしてはテレビ枠だとしか思えませんが
同タイプリベロの佐野選手と一騎打ちとなれば、まぁ厳しいでしょう。
リベロで選手枠を無駄遣い過ぎです。

#9宝来 眞紀子(WS)
ワンポイントブロッカーとしての召集って何か意味があるんでしょうか。
プレーの総合順位で選んでくださいな。

#10佐野 優子(L)
ディグの素晴らしさは折り紙つきですが
代表チームにはブロックという盾がありませんから
外国勢の強力サーブにどこまで対応できるのかが
チームにとっても佐野選手にとっても勝負の分かれ目ですかね。

#11杉山 祥子(MB)
決め手は八割がたブロード祭りなのがね、なんとも。
ただ、今回の召集メンバーは杉山選手包囲網に見えなくもないので
監督の思惑に負けないようには頑張ってください。

#12小山 修加(WS)
最終的にピンチサーバーとしてさえ使ってもらえなかったのですが
Springsでは通用せずとも世界では通用するとでもいうのでしょうか。

#13庄司 夕起(MB)
ちょっと迫力というかオーラの少ない選手ではありますが
堅実なオールマイティープレイヤーなので、花開くと面白そうです。

#14落合 真理(WS)
世界選手権で、この人のブロック力を全く生かせなかったのに
監督は今さら一体何を期待しての選出なのでしょうか。
最初から控えになるのが分かってて、ケガしに行けとでも?

#15嶋田 美樹(MB)
前衛で使えないセンタープレイヤーを選出してどうするんでしょ。

#16栗原 恵(WS)
リーグを通じて、やっぱりこの人は必要だと思いましたよ。
ただ、本業のスパイクをもう少しどうにかしないことには
世界戦ではキツいかなという気もしますが、サーブは楽しみ。

#17大山 加奈(WS)
いつまでも自立できない人をエースに据えおけるほど
周りは気長ではないと思いますが、はてさて。

#18有田 沙織(WS)
マーくん以下の監督に使いこなせるのかどうか...。
ライト起用だとすると木村サオリンと争うことになるんでしょうか。
鬼のように逆ブロード攻撃の練習をさせられそうな予感。

#19荒木 絵里香(MB)
ブロードはもう結構。クイックをしっかりよろしく。もちろんブロックも。
という意味では素晴らしいお手本センターが召集されているわけで
栗原選手とともに84年ゴールデンイヤーズの先駆けとして頑張ってほしいです。

#20木村 沙織(WS/S)
まだセッターとか言うのかね。
それよりも絶対的な体力と技術を身につける方が先ではないかと。
誤解されそうな書き方をしてますが、好きな選手ではあるんですよ。

#21井野 亜季子(L)
日立佐和というチームでは正直期待しづらかった伸びしろも
海外進出とあらば将来が楽しみになりました。
代表はその後からで充分ですとも。

#22高崎 紗緒梨(WS)
SpringsのWSコンビ以上に謎の選出。
ファンもビックリでしょうよ。

 

2007年4月19日

喜ぶべきなのか

2007全日本女子バレーボールチーム登録メンバー決定(JVA公式)

竹下大サーカスの始まり始まり~。

 

2007年4月17日

解凍中?

さすがに昨日のようなトラブルは起きなかったため
公約通りに優勝記念ケーキを振る舞ったり
昨年今頃の私と同じ境遇に陥っている気の毒な後輩に
役に立つよな立たないよなアドバイスなんぞをしたりと
平穏無事な1日でした。

が、帰りの電車でまたも発作。
全身血の気が引くような焦りに襲われつつも
これはたぶん過呼吸だよな...周りに気づかれることなく
電車を止めることもなく、賠償金もとられずに済んだものの
ふぅ、こうしてまた白髪が増えていくんだよなあ。

そんなこんなで、あまり体調がよろしくないこともありまして
バレーボール・ファイナルレポートは未だ手付かず状態です。

Springs公式ホームページのやる気なさ&仕事の遅さと良い勝負ですが
決勝前後の虚脱感と違和感がようやく自分の中で消化されつつあるので
体調・気力ともにもう少し回復したらガシガシ書・・・けるかなあ。

*****
4/16付讀賣新聞朝刊

開幕スタメンはサプライズだったのか。

 

2007年4月16日

わるい一日

疲労漂う中を流しまくるつもりで出かけた会社では
朝っぱらからとんでもないミスが発覚、眠気吹き飛び。

睡眠不足と飲み過ぎが祟ってか一日中めまいが治まらず
帰りがけにはさらに体調を崩し、帰宅後久々に軽い発作。
キツい一日でしたわ、ふぅ。

それなりに何とか落ち着いた後、モトコチャンネルを流し見。
JT優勝じゃなくて残念だったねぇと揶揄したくなるような内容でしたが
本日発売の「月刊バレーボール」よりは多少マシかしらね。

さすがに全誌購入した新聞切抜きにも手を出すことなく就寝。

あ、意外と日経の記事がマトモでしたよ。

4/16付朝刊(日本経済新聞)

 

2007年4月15日

2007シーズン・久光製薬スプリングス優勝!

いやあああああ、疲れたほんとに疲れたぐったり。

1セット目では負けの構図をリアルに描いちゃいましたが
勝つべくして勝つことの重さは本当にキツかったでしょうね。
えーと、ムック選手、よーやった!!!

3-1で勝てた試合だろうに!とか
なぜそんなに追いつかれちゃうのか久光ism!だとか
5セット目後半は放心状態で覚えてない、とか
そんなことは今さらです・・・優勝!

終電にて帰宅後、フジ739を確認してみれば
HDD容量不足にて録画失敗してました...あーうー。
NHKBSが無事に「お人好し二世」で録画されていたので
被害は最小限に食い止められたものの、再放送を録画しなくては。

1週間ぶりのアルコールにて頭が心なしかガンガン...

ひとまず寝ます。
明日は新聞買い込みだな。

とにもかくにもチームの皆さん、優勝おめでとう!
束の間ですけども、ゆっくり休んでくださいね。

 

2007年4月11日

油断大敵

駅前でビッグイシューを人生初購入。前々から読んでみたい
というよりもむしろ、買わねばと思ってはいたんですが
なかなか機会がなくってね、今回はズバリ表紙買いです。

その足で、ひさびさにヨドバシ梅田へ。
お目当てのブツは、どの機種も帯に短しタスキに長し...。
電化製品は思い立ったが吉日購入即日持ち帰り派なのですが
本日はいったん引き揚げることに。

帰りの電車にてビッグイシュー読了。
お買い物欲がちょっとシュンとなるような内容に目を通しつつ
編集部?が意外なご近所さんであることに驚きました。
世の中狭いなー。

*****

日曜日以降「なんでこんなとこで負けてんだよ!パイオニア!」
ってな気持ちをね、けっこう引きずってたんですけれども
見方を変えてみれば、これはチャンスじゃないですか。
だってSprings vs 日本代表(みたいなもん)をお披露目できるんですよ。

いよいよもって負けられない試合だということに変わりはありませんが
気合を入れなおさなくちゃ!!

 

にちようび

Vリーグメールマガジンが届きました。

日曜日は始発の飛行機に乗ろうかと思っていたんですが
うーん、どうしよーかなー。
(以下抜粋転載)

*******

チャレンジマッチに出場するチームを除いて、プレミアリーグの全チームの全選
手が「さいたまスーパーアリーナ」に集合します。(リハビリなどで来られない選
手も一部あるかもしれませんがその際はご容赦ください。また、原則として、14
日は、男子チームの選手、15日は女子チームの選手となります)

それらの選手が、チームのブースでグッズを売ったり、トークショーやチャリテ
ィオークションに登場したり、サイン会、撮影会など、それぞれのチームが趣向
を凝らしてファンとの交流を計画しています。

開場は9時ですが、いきなり「乾武神流川太鼓(けんむかんながわたいこ)」の
威勢の良い響きが、オープニングを盛り上げてくれます。

その後、アリーナ特設ステージで、スーパーバンドのミニライブが始まります。
それが終わると、人気選手を集めたトークショーです。
予定外の選手が飛び入りするかもしれません。

40周年記念表彰は、今回のイベントの目玉の一つです。
名選手の名をほしいままにしたかつてのスター選手と現役受賞者が顔を揃えます。
決勝戦の中継を何度も担当されたNHKの松本一路アナウンサーと大林素子さん
の司会進行で楽しいイベントになることでしょう。

そして、決勝戦。
優勝が決まったあとも、表彰式や優勝チームのウィニングパレード、サインボー
ルの投げ入れなど、最後まで企画いっぱいです。

アリーナでのイベントや試合とコンコースでの展示やイベント。
うまく時間を調整しておかないと、見逃してしまうかもしれません。

*********

「かもしれません」「なることでしょう」のオンパレードです。
進行はグダグダになるかもしれません。いや、なることでしょう。
ただ、トークショーに岡野さんの名前があるのは気になりますねえ。

プレミアムリーグファイナルラウンドのお知らせ(Vリーグ公式)

 

2007年4月 9日

毒抜き中

いろいろあっておとなしく忙しくしてますが、頭の半分?はバレーボール。
中西さんのところのバレーボールワールドブログ
セミファイナルでのプレスインタビュー内容がUPされていますね。
1日目のがないのは残念ですが、いやいや、感謝ですよ。

廃刊やら休刊やらで、ロクなことがないバレー界ですけれども
もう少し内容を充実させて、インタビューや動画なんかも入れてね
このまま有料にしちゃえばいいのにねー。

 

2007年4月 8日

優勝への階段

朝から驚くほど幸先悪い一日だったんですが
なんとか非常手段的飛び道具にて無事帰宅しました。
あー、どっと疲れたこむ。

っつわけで本日の消化試合は
Springs vs Bamboo
(1-3)
19-25
20-25
25-21
23-25

1セット目冒頭からミスの連続、レセプションがイマイチ。
そしてやたらとサキさんが目立ちまくる...。
どこかで見たことが何度もある典型的負けパターンでした。

まぁ勝ちにこだわっても仕方ない試合でしたので
1セット取れた時点で義務は果たしんじゃないかなーと。
最後サーブミスしてくれたカナコさんに思わず感謝したほどに
メンバーにケガがなくてホントに良かった。ただもうそれだけ。
(早く帰ってこーい!キャプテン!)

そういえばワンジョ選手がやっとこさピンサ出場。
柳本さんが来てたから?かどうかは分かりませんが
邪推をかきたてられそうなほどバックアタックのトスは上がらず。

てなわけで、本日の目玉はやはり第2試合でした。
最後までRedwings応援してたんですけど負けちゃいました。
あーあ、リベンジしたかったのに。決勝の相手はJTです。

バックマン選手は控えに居てこそなんぼの存在だということが
セミファイナルに入って早くも露呈し始めてきていただけに
今日は庄司選手で我慢してみた方がよかったんじゃないのかな。
なんて素人意見をぽつり。

まあしかし、ボッロボロのサーブレシーブの中で走り回る内田選手
集中砲火を浴びながら、鬼気迫る表情で打つ江口選手
文字通り孤軍奮闘して打ちまくる佐々木選手
口数少な目なベテランの中で盛り上げる栗原選手

悲壮感漂う選手たちの姿は見てて辛いものがありました。
そしてやっぱりもう一度戦いたかったですねえ。

さあ、来週Springsはどんな手を考えてくるのかな。
私自身も週末に向けて、今度は抜かりなく準備します。

酒も減らそう。

 

2007年4月 7日

セミファイナル天王山

2006年3月5日のあの瞬間以来
Springsメンバーにとっての相手はRedwingsしかなかったはずです。
おそらくすべてのモチベーションの礎だったといっても
過言ではなかったのではないでしょうか。

そんな天下分け目の第一戦はSpringsのサーブで始まりました。
サーバーはカナコさん。
・・・カナコさん?

たいていSpringsのサーブはミユキさんかムック選手から。
カナコさんサーブで始まる試合というのは初めて見ます。
ということはこのローテ、いつもより1つ、いや、2つ戻してるのか。
えーと、んーと、少なくともJTではあり得ないローテってことですね。
昨季の決勝戦では、このローテいじりでRedwings(=セリンジャー氏)に
散々やられた真鍋さんですが、これはセミファイナル用の作戦でしょうか。
(どうやらメグサーブ対策だったようで...試合中は気付きませんでした)

序盤のSpringsは動きが硬く、サーブミスもちらりほらり。
正直、第1セットを取られた段階では負けも覚悟しました。
第2セットもサイドアウトの応酬、2leg@小野を思い出しかけました。
対戦が初日あるいは3日目だったら...という気もしなくはありませんが
勝っちゃいました。ってか強かったですわ、Springs。

Springs vs Redwings
(3-1)
21-25
25-22
25-22
25-15

お得意様にしてやられたRedwingsファンの間では
「レオの調子が悪かったから」という意見も多いようですが
確かにね、1日目のようにどこからでも全身スパイクを
打ちまくるような感じは見受けられなかったですけれども
(どちらかというとユキさんのトスの方がらしからぬ怪しさだったような)

リョウ選手のレシーブじゃなかったら
サキさんの1本叩き斬り攻撃がなかったら
そして相手がSpringsじゃなかったら

Redwingsが勝っても不思議ではない試合でしたよ。
ほんと、最初から最後まで決勝戦を見ているようでしたから。
いや、もしかすると事実上の決勝戦だったのかもしれませんね。

まさか翌日あのようなことになろうとは
この時にはまだ想像もしていませんでしたから・・・。

 

2007年4月 5日

遠慮無用

職場復帰した先輩と少しだけ会話。
ちょっとしたジョークに心から救われました。
あぁ、私も笑いを取れる人間になりたい・・・。

*****
さて、お笑い軍団Springsは明日から正念場ですね。
シーズン終盤の乱れについては、他ならぬ選手自身が
プレーオフを見据えてきた証拠とも言えなくもないわけで
とにかく総合力はまちがいなくNo.1です。

なんたって今季三連戦は負けなし。
その集中力と勢い、技術そしてお笑いをもって
ぜひぜひプレーオフを征して下さい。

今季の集大成を心から楽しみに応援させてもらいます!

 

2007年4月 3日

マッチアップ

おもむろに作ってみました。

Starting member
♯17橋本   ♯7竹下
♯7狩野   ♯2谷口
♯4先野   ♯9宝来
♯2成田    ♯3ケニー
♯11フォフィー♯8高木
♯8大村   ♯1江藤
♯10佐野   ♯5菅山

Reserve member
♯1野田   ♯4久保
♯3落合   ♯10河村
♯5小山   ♯12平山
♯6上田   ♯15位田
♯12渡辺   ♯17小酒

負ける気がしないんですが。

 

2007年4月 2日

黄色い空

「花粉が舞ってるのかと思いました」とは後輩の弁。
もしそうやったら、キミ、外出られへんよ(後輩は花粉症)。
いやはや、それにしても凄い黄砂でした。

ようやっと更新されたSpringsのK'sレポートを拝見。
サ、サ、サ、サキさん、おもろい...おもしろすぎる。
これが許されるのはサキさんだけだと思いますが
そのサキさん、表彰対象になってますよ。

40回大会記念特別表彰の受賞者決定(Vリーグ公式HP)

えーと、「ファイナルラウンドに合わせて」行うのはいいんですけど
試合には支障ないようにお願いしますね。

ちなみにSprings絡みでの受賞者は
真鍋監督(1部門)、イクさん(3部門!)、サキさん(1部門)
そしてピットさん(1部門)ですね。
あぁ、できればケイさんにも授賞してほしかったなあー。

 

2007年3月31日

主将を待ちながら

半泣き状態で帰ってきましたよ。
帰り道、雷雨に見舞われたもので...超苦手なんです、雷。
タクシーに乗るべきだったと激しく後悔いたしました。

さてさて、本日はトヨタ車体ホームゲーム安城大会。
行こうかなーどうしようかなーと迷っていたんですが
やっぱり行くことに決めて、朝、妹@名古屋在住に電話。

「今日バレーの試合でそっちに行くねんけどさー」
「ん、どこで?(寝ぼけ声)」
「なんだっけ、三河うんたらっていう所」
「あー三河安城ね、野菜のおいしいとこだ」
「...そうなの?」
「うん、自称『日本のデンマーク』らしいよ」
「...へー」

名古屋駅できしめんをがっついた後、辿り着いた安城駅。
「デンパークはこちら」という看板が...デンパーク?

前置きはほどほどに、Queenseis戦の雑感なんぞを。

Springs vs Queenseis
(3-0)
25-20
25-23
25-22

そうであらねばならないスコアにての勝利はありましたが
クインシーは勝敗数だけでは図れない、決して弱くはないチーム。
(入替戦では、まず残留間違いと思いますが、頑張って下さい)
中でもサーブはさすが効果率1位だけあって相当やられました。
まあしかしそこはそれ、Springsは鉄壁サーブレシーブ陣に加えて
決定力の差がありますからね、やはり順当に勝利しました。

とはいえ反省材料が残ったのは事実で、カントクはご立腹の模様でした。
試合終了後、珍しくセンター陣が口頭注意されてましたもんね。
しかもコートの真ん中で...ちょっとビックリしました。
(その後のお二人は、いつもの調子でしたが)

素人目でも、本来もっと活かされるはずの「高さの差」なんかは
あらゆる意味で利用されまくっていたように見えました。
だってサキさんのふかしがあんなに多いなんて、そうそうないですよ。
ただこれは、試合中にサキさんがムック選手にブロックの形を示しながら
何度も話をしておられたので、トスの問題だったということなのかなあ。

そう、実はサキさんのスパイク賞もかかっていた今日の試合でしたが
そんなこんなで、サキさんのアタック決定率は下がってしまいました。
最終戦でアタック決定率にこだわっても良いことないですからね
ま、それは別にいいんじゃないでしょうか(笑

ちなみに3セット目ラストは2本連続でサキさんのブロード。
久しぶりに拝見しましたが、あの存在感たっぷりの形はカッコ良い。
ま、サキさんは何やらせてもカッコ良いんでね、ジャンプトスも素敵でしたよ。
少し膝を気にされてる模様だったので、心配はただただそれだけです。

そして双璧カナコさん、今や日本一のパワークイッカー。
今日も思わず声が出るよな気持ち良いクイックが何度も飛び出してました。
これがセンターや!っつうところを見せ付けてほしいものです。
ムック選手との二枚ブロックは色々と大変だと思いますけれども
えーと、カナコさんの優しさとクレバーさで何とかよろしくです。

せっかくだからスタメン全選手、書いてみようかな。

今日は中盤からやたらとライトへのトスが多かったように見えましたが
イクさんの強打はあまり決まらず(ブロードは決まってましたが)
敵味方に微妙な感覚を残しまくる軟打が多めでした。
サーブレシーブに始まり、時にはクイックを上げる第2セッター。
それはそれは仕事量が多く、そして影響力のデカいポジションです。
新時代像のライト?バリエーションの広さは間違いなく日本一なので
プレーオフでは気持ち切らさず頼みます、ゲームキャプテン。

本日、一番安定していたのはミユキさんですかね。
元アルカスが多いチームだけに、慣れていたのか?
いつもにも増して巧さが光りました。
淡々とお茶目なミユキさん、Springsに来てくれてホントに良かった。
プレーオフでの大活躍、期待しています。

フォフィー選手は余計な気遣いを必要としないプロ中のプロ。
いろんなことで手一杯のチーム、ほんとに助かってると思います。
個人的にはブロック決めた時の表情がね、すっげー好き。
確実なバックアタックとビシッと決まるクロス打ち...あれっ?
ストレートはあんまり打ってないっすよね、そういえば。
さてさてプレーオフはどう来るのかな。

う、ちょっと疲れてきた。

佐野選手、最難関サーブを持つチーム相手にやっぱり凄いなぁと。
何がって「凄い」と思わせないところが凄いんですよ、たぶん。
バックからのオーバートスを初めて見ました。

応援席で私の後ろに座っていた男性が北嵯峨高校出身の人で
昨日は初めての生観戦だったみたいなんですが(反応が面白かった)
北嵯峨コンビの活躍を終始誇らしげに喜んでおられました。

チーム内での立ち位置その他いろいろ気を遣われてるでしょうが
縁の下の力持ちさんがどうか最高の結果を得られますように。

そしてムック選手、今日もいろいろやってくれました。
アタック1/3、ブロック1、サーブ1、サーブミス3で得失点差ゼロ。
トスは良いのも多かったんですが、2セット目終盤は熱くなってたかな。
試合後またカントクから身振り手振りお説教されてました。

敵味方なくプレーに声が上がる選手って少ないと思うんですが
それがセッター、しかも常に導火線に火をつける存在ですからね。
さすがSpringsスター軍団の中で光り負けていないだけのことはあります。
プレーオフではどデカい花火を打ち上げてください。

スーパーサーバーマユミ選手の分まで良いトス上げてや。
ほんま頼むで。

さてさて、いろいろあったレギュラーシーズンも何とか1位通過。
酒代も稼いだことですし、目指すはここから、いよいよ大一番。
ドキドキしてますが、腹括って応援しますよ。

優勝しましょう。

 

2007年3月25日

盛岡会場

あまりの遠さゆえ、逆に行きたくなり
旅行を兼ねまくって訪れた岩手会場ですが
これが実に素晴らしかった!

今シーズンNo.1の会場じゃないかっていうぐらい
運営も観客もほんとに気持ち良かったんですよ。
アナウンスも両チームに気が配られていて好感が持てましたし
(もちろん、ありえない言い間違いなども皆無でした)
なにより全試合のチームメンバー一覧表が配られたのは
今季私が訪れた会場では、ここが初めてでしたもんね。

地元の観客さんたちも、全日本選手だけではなく
その試合試合を、選手たちをきちんと見てくれている感じで
応援のノリもとっても良かったし、ほんとに良い会場でした。

キッズエスコートなどはなかったですが
形骸化した儀式はかえって逆効果だと考える私にとっては
Vリーグ機構の見本例にしてほしいと願いたくなる会場運営でした。
当たり前のことをきちんとするということは、意外と難しいこと。

本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!

 

2007年3月24日

本日の東レ戦

私的には
MVP:サキさん
MIP:マサヨ選手

っすね。

200703240007.jpg
 帰ってきた名コンビ

200703240008.jpg
 真剣トーク中(前半)

 

2007年3月18日

ツキは拾うもの

やっとこさ帰宅。

頭の先から爪先まで文字通り疲労のカタマリです。
あぁ、私にアスリートは絶対につとまりませんよ。

さてさて、伊勢旅行は面白かった(&行ってよかった)し
本日の鈴鹿も、何やかんやと楽しんではきたのですが
まー負けるのはイヤなもんですわな。

昨日のサンアリーナと違って、本日はショボめな会場。
見るからに一見さんが多そうな客構成でしたけれども
さすがに、捨て試合を見てファンになる人は皆無ですわなー。
(これは試合とリーグを連動させてないJVAの責任でもありますが)

試合開始前、やけにSpringsの選手が集っていると思ったら
どうやら某元選手がお子様連れで来られていたようですね。
野暮なことは言いたくないですが、観客の目に付くところで
試合開始前のふれあい活動はやめてほしいのが本音っす。
ついでに、他チームとの過度なスキンシップも同じく目障り。

理屈抜きの迷信的理由で、本日の負けは少しく予感していましたが
♯5さんと♯6さんが、あそこまでチームにフィットしていないとは
驚きというほどではないにせよ、どないしたもんかという感じでしたね。
♯1♯14♯16、なんだったら♯19インをお願いしたい所ですよ。
ま、入れたところで交代しなきゃ意味ないんですけどねえ。
ちなみに今日の♯3温存は戦略的意思っぽい匂いがプンプン。
ムック選手も報われなさからか、久々サマーモードになっちゃったかな。

チーム全体としては、特定選手を狙うのもいいんですが
うまく行ってない(=相手を崩せていない)時の修正が遅いです。
チーム全体が集中力を2日間もたせるコンディションにないとしても
やっぱり何か(データ?)に縛られているように見えます。
昨日の試合を見た後だけに、これがチームの実力だとは思えません。
今季は負けパターンがいつも同じ「自滅」です。

あぁこれでは「勝って当然」「負けた時にここぞとばかりに叩く」
モードになってますね・・・いかんいかーん。
選手の皆さんにはセルフイメージを上げて、少しでも休んでいただき
来週いっちょ決めてもらいましょう。

Springs vs Marvelous
(0-3)
19-25
26-28
16-25

上田選手は・・・村岡希美さんに似てますね。
ちょっとスッキリ。

 

2007年3月17日

kizuna

カナコさん、試合中ずっと笑顔が絶えませんでしたが、
試合を決めたエステススパイク完璧ブロックの瞬間、
あの笑顔は凄まじくサイコーでした。

でもすんません、写真には撮れませんでした。

狩野姉さん、すごいリズムで決めまくってました。
舞子選手、妹冥利につきますね。

リョウ選手、素晴らしいレシーブそしてフォローでした。
レシーブ得点おめでとう、みんな超喜んでました。

エリ選手、頭いいなーと思わせる攻撃。いいクイックも出てました。

イク選手とフォフィー選手、素ん晴らしい二大柱。
絶対決めると思ったら絶対決まる。

ムック選手、ブラボー!
あなたの渾身献身プレーが
今日の発火点でした。

1プレー
→1点
→1セット
→1勝

という執念を見せてもらいました。

ありがとう。

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2007年3月16日

再突進

気合も感情も落ち込んだり戻ったりと忙しい日々でしたが
体調も戻ってきましたし、気持ち切り替えていきますよ!

さあ、週末は今季強豪チームとの2連戦です。

3/17(土)vs 武富士バンブー@伊勢
3/18(日)vs JTマーヴェラス@鈴鹿 ※NHK-BS中継

余計なことは考えず、気持ちを切らずに
とにかく目の前の一点を取る事にこだわって下さい。

NEC戦ではチームが色んなものに縛られていました。
(パイオニア戦では土俵にすら上がっていませんでした)
点は取れても、それが線(連続得点)に繋がらない...
バレーがちっともシンプルじゃなかったですもんね。
あの日、真っ先にその呪縛に気付いたのがサキさんでした。
サイアクの結果を招いてしまったのは、チーム全体の責任です。

大黒柱抜きでの戦いは厳しいでしょうが
サキさんのチームにかける思いを無にしないためにも
チーム一丸となって、とにかく勝って下さい。

そして真鍋監督!
選手の心身をこれ以上つぶさないように
有意義かつ積極的な選手起用/交代を頼みます。
それから、ムック選手の負担を少しでも減らすためにも
サキノポジションはエリ選手でお願いしますね。


ムック選手!
守護神ならぬ攻撃神だ!ガンガン行けーっ!

 

2007年3月15日

アジ...を咀嚼する

朝から頭の中を「Please Mister Postman」が回ってます。
昨日会った友人が好きで、隣で歌ってたからかなー。
(ちなみに私は「Nowhere Man」がすっげー好き)
と、頭の中で音楽を鳴らしてるうちに気付きました。

昨日のスーパードライは発泡酒だった!ということに。

道理でマズいはずだわー(ビールですらないんだから)
というか、なぜその場で気付かなかったんだろう?

*****

過密リーグを「先行逃げ切り」で行く予定がズレて
あれあれ?と思ってるうちに、まさかの事態に。
ごっつう長ーいスパンで試合を眺めている気分です。

そもそも、「先行逃げ切り」自体が
このチームの長期戦略にふさわしいのかどうかも謎ですが
まだ修正可能な時期(だと信じたい)です。

「災い転じて福となす」

今こそチーム力を発揮すべき時。

 

2007年3月12日

きりきり舞い

どうやら風邪が胃腸に来たようで
飲みはアルコールの有無を問わずOKなんですが
食欲が起きず、2日連続で朝昼抜きです。ちょっとまずいな。
しかも、こんな週に限って飲みの予定が多いときてます。
今日はさすがにキャンセルさせてもらわなければ。

と、そんなところにもって
周りにも呆れ笑われるほど、バレーに振り回されてる私。
神経性胃炎も併発しかねない勢いで心配してますよ、もう。
元々かなりの楽観論者なのに、悪い所ばかり目に付いてしまって
本当は「いいこと探し」したいんですけど、気力が...。
明日あたり、近所の温泉にでも行ってくるかな。

んで、このニュース。
JT15勝目、久光は連敗 プレミアリーグ女子(神戸新聞)

この状況で、あえてそれをコメントしますか。
昨日も試合終了後、サキ=ケイ両選手からお説教食らってましたけど
ま、期待の裏返しっちゅーことで、負けんなよ、ムック選手!

*****

重たい胃を抱え、よろよろと退社(おおげさ)
乗換駅で乗り継ぎ時間をつぶそうと歩いていたら
先日とんでもない目に遭った場所に差し掛かりました。

書きそびれていた話なんですけれども
先週の金曜日、横断歩道で信号待ちをしていたら
突然ヘッドホン越しに「ビチャッ」という音とともに
何かが飛んできたんですよ。

ん?

見ると、コートの肩にどこぞの鳥の糞がベッタリ。
しかも肩だけではなくポケット入り口にもベトッと。
腹でも壊したのかというほどに、大量の噴射量でした。
や、それ以前に夜の八時は回ってましたから
どこの夜更かし鳩だ!それともカラス?(鳥目のくせに!)と
大怒りで帰宅したわけです。

「ウン」が付いたのだと好意的解釈をしようにも
ついた「ウン」は当然拭き取るわけで...意味ないじゃん!
個人的にも暗雲たちこめる週末だったのです。

で、それは一応ともかく(クリーニングに出して)
同じ横断歩道に、しかも同時刻にやって来たわけです。
一体あの時何が起こったのだろうか?と遠巻きに観察。

やはりこんな時間に鳥なんぞは飛んでいません。
ただ、別のものを発見しました。
小さいアーケードに取り付けられた雨どいの端。
コイツか!犯人(鳥)は!

いずれにせよ怒りのぶつけようはないんですが
みなさん、雨どいにも気をつけましょうね。

 

2007年3月11日

HOMEの呪い

朝3時起床、5時まで飲んでまた就寝。

しかしですね、昨日は遅刻しましたんで、
今日は気合入れて行かなければと、10:30頃には到着にもかかわらず
既に会場はかなりの満員っぷりでしたよ。無料チケット効果すげー。
なんとかエンドライン側にて1席空きを見つけて観戦開始。
元RedwingsのINDOさんがパスポート片手に歩いてました。

応援チームは全部負けたっす。

Springs vs Redwings
(1-3)
15-25
25-22
18-25
20-25

マサヨ選手のユニフォーム姿を見た瞬間、サキさん欠場を悟りました。
心の準備ってものが、選手はもちろんファンにも必要ですよね。
一時は一桁得点でのストレート負けさえ覚悟しました。

なので、あえて、よー頑張ったなと、徳川選手。
序盤のあの状況から、よくあそこまで立て直したと思います。
ムック選手もチームを巻き込む所までは行きませんでしたが
とにかく必死で盛り立てようとしてたことは十二分に伝わりました。
サーブさえ入ればなぁ...でも、ジャンサを諦めなかったのは偉い。
次がんばれ絶対がんばれ!
今季初登場のマサヨ選手はワンポイントブロッカーでブロック得点。
超カッコ良かった!!闘う姿勢を持ち続けていたことの証だと思います。

それに引き換えベンチは・・・控えは・・・。
点差のついた20点後半にマユミ選手投入しても意味ないですやん。
お願いですから、早めにセッター交代させてあげてくださいよ。
それに、あれだけアタッカーが決まらない状態だったんですから
ベンチ入りメンバーをフル活用しても良かったと思うんですが
これは、なまじ第2セットを取れてしまったのがまずかったのか。
ああもう!

試合終了後、写真撮影を終えた選手たちを眺めていたら
カナコさんがリョウさんの肩に手を回していたので
あれ?珍しいなと見れば、涙のリョウさんを慰めておられたのでした。
カナコさん、自分のことだけでも大変でしょうに、あぁ。

言うまでもなく今季最大の苦境を前に
チームはどう動くのか、ファンはどう動かねばならないのか。
ピンチを最大のチャンスに切り替えるべく、踏ん張らなければ。

 

2007年3月10日

厄除けに行こうかな

朝11時からの3試合はキツいっすヤめてほしいっす。

っちゅーわけで、見てきましたさ。
前2試合はすっ飛ばして本戦のみメモ。

先月の東レ戦リピート放映を見ているのかと思うほどに
2セット目まではまたも準備運動まっしぐら。
どうもデータがズレてる感じで、狙いが機能していません。
レセプション&ディグもリベロさんの動きがどうも良くない。
そしてそんな時に限って控えリベロさんは・・・眼帯?
もっと普通に攻めた方がいいのでは?と思っているうちに
サクサクっと2セット取られてしまいました。

3セット目、狼煙を上げたのは鬼神サキさんでした。
アタックにレシーブにブロックに、獅子奮迅の働き。
いやもう頼りになりすぎカッコ良すぎ仕事させすぎ。
第3セット奪取。
というわけで、ようやっとチームが機能し始めたのは良いんですが
何度も言う通り、サキさんが目立ちすぎる試合はダメなんす・・・。

Springs vs Redrockets
(1-3)
19-25
19-25
25-23
28-30

ラストはサキさん負傷でチームに動揺が走り
建て直しが利かぬまま、ミス連発で終わってしまいました。
ケガ云々は微妙情報につき、詳細は避けますけれども
どうにもこうにも後味悪い試合となってしまいました。

サキさんのことでムック選手が責任を背負いこんでいるのではないかと
非常に心配ですが、今日のことはムック選手の責任ではありません。
第3セット以降の巻き返しを起こしたのはサキさんとムック選手ですし
ここまでの事態に追い込んでしまった周りの責任です。

そうそう、後味悪いついでに審判、なんすかこの人たちは?
試合終盤には欠かさずタッチネットを取るのがお決まりのようで
「自分の審判」で流れを作ろうとか思ってます?・・・サイアクだ。

あとはなんだろう。
Springs、控えのムードが甘いんちゃいますか?
些細なこともチーム一丸となって盛大に抗議しまくるロケッツさんも
ハッキリ言って良い印象は受けませんでしたけれども
いくら笑顔が売りといえど、Springsはちょっと締まりなかった印象。

サキさんの快復とともに、ムック選手が気持ちを切り替えてくれることを祈ります。

 

2007年3月 9日

嘘つきは誰だ

朝、会社に向かって走っていると
羽織袴のお姉ちゃんたちが目に付きました。
あぁ卒業式シーズンかー。

とはいえ、あまり感慨は湧かず。
なにしろ卒業式も成人式も家で寝てましたからねえ。

さてと。
滅多に読まないヨミウリシンブンを購入しましたよ。
「全日本」選手選考宙浮く(読売新聞)
バレーボールには愛情も興味もなさそうな媒体ですのに
(優良物件を食いつぶすのが得意な媒体もありますが)
この手のスクープ?は読売=報知が多いのは、なぜ?
きっと協会内部に内通者がいるんでしょうねー。

いいぞいいぞ、もっとやれ!

 

2007年3月 8日

矛盾と葛藤

帰りがけに本屋で雑誌を探していたら
「背番号10のファンタジスタ」なる本があったので軽く立ち読み。

サッカーは良く分からないので、迂闊なことは言えませんが
私の中でのファンタジスタといったら、やっぱりサキさんですねえ。
もちろん「背番号10あって」のことだとは百も承知の上ですよ。

では、今年のサキさんは―

 ―「背番号17」の守護神、だと思ってます

開幕以来いろいろゴチャゴチャ考えてきましたけど
今年のSpringsは
「♯17―ひいてはSpringsがいかにして♯4から自立できるか」
これが実は最大のテーマなのではないかと思うようになりました。

選手の進退とか、そういった次元を通り越すほどに
Springsにおける♯4さまの存在は大きすぎますから
♯4&♯17両選手を応援する者としてはフクザツな気持ちなんですが
そう考えると、さらに集中して試合を見られるようになりました。

♯17さんが、自分のその立派な翼で飛び立つ時を
すなわち、他ならぬムック選手自身が守護神に成り代わる瞬間を
ファンとしては、何としても見届けなければなりませんからね。

たのんまっせ!

 

2007年3月 5日

なぜでしょう

先日のSprings×Seaguls戦録画をDVDに移すべく編集していると
JT×トヨタ車体戦が一緒に入っていましたので、少しばかり観戦。
車体さんは1セット目取れてたら勝ててただろうに...勝ってほしかったな。
一方、JTはフルセットにもかかわらず、河村選手は一度も出場なし。

河村選手は「心の三田尻枠」で、そしてムック選手のライバルという視点で
以前からわりと注意して見るようにしているのですが
監督さんたちは(代表チームも含めて)竹下選手にこだわりますねえ。

河村選手のトス技術・トス回しは竹下選手にひけを取ってませんし
ワンタッチを始めとしたブロック力は、どう考えたって上でしょう。
感情の波が少なく見えますが、これは良し悪しでどっちもどっち。
じゃあ何が違うのかというと、ディグ力とサーブ力。
この2つについては目に見えて、歴然とした差があるんですよね。

つーか、ムック選手が優れているのもこの2つです。
(トス技術そのものは、河村選手の方がもしかしたら上かもなぁ)
セッターというと、トスを上げることばかりが注目されがちですが
コート上ではそれ以前にバレー選手であるわけですから
ディグもサーブも良いに越したことはない、というか良くなきゃいけない。
総合ポイントでは竹下選手>河村選手となってしまうんでしょう。

対戦相手としては竹下選手の方が好都合な気がしなくもありませんので
まあ知ったこっちゃないってな話ですが、国内リーグではともかく
代表チームでは、ねぇ・・・。

 

2007年3月 3日

祝:ジャンプサーブ復活!

朝、いろいろと吹っ切れまして
テレビ中継は序盤見た後stopして楽器を練習してました。

ストレート勝利おめでとう。

Springs vs Seaguls
(3-0)
25-18
25-13
25-15

イクさんがおそろしくキレッキレでしたね。
いったい何本センターからクイック打ってたことやら。
もはやツーポジションどころの騒ぎじゃないですよ。
いや、ポジションとかそーいう狭義な話じゃないか。
バレーボール観について、改めて考えさせられました。

****
・「リーグ40年の歩み」から第8回(Springs優勝)が抜けているのはなぜだ
・たまには解説をモトコ氏とアケミ氏チェンジしてください

 

2007年3月 2日

おおきく深呼吸

風邪的症状はまるで発生することなく起床。
バレー観戦のない1週間は過ぎるのが長いですが
やっと金曜日、葛根湯を飲んで仕事、仕事-。

といいつつも、気になりますは週末戦。
シーガルズ+リヴァーレという、超・気が乗らない2戦。
勝ってもスッキリしないようなチームが続きますが
キッチリと締めて3leg良いスタートを切って下さい。

Springsは東京3連戦後、今ひとつスッキリはしないものの
負けの後は二の轍を踏ませず、しっかり基本を固めているので
いつものように序盤走って中盤追いつかれて終盤抜け出す展開で
行ってくれるものと信じてます。

なんせ今季は生観戦が少ないもので
自分の中に「良く分からないけど明確な根拠」がなくって
(テレビ録画はあくまで生観戦後に追体験を楽しむもの)
本当はこういう時にこそ安心材料だとか、
何かしら鼓舞できるようなことを書きたいんですけどね。
まったくもって役に立てなくてゴメンなさい。

ま、湿っぽい空気は似合わないチームですから
今週も新喜劇的大団円でよろしくお願いします。

(私もがんばります)

 

2007年2月27日

がんじんがらめん

ザンギョーザンギョー!
楽器を練習できる時間では既になく、ご飯を食べる気もせず、自室にてチャンジャをつまみにビール→氷結果汁定番コース。
どこのオヤジだ。そして氷結オレンジ味は美味しくないです。

さて、飲みながらクインシーズ戦を見直してみました。
スプリングスは好調とは言いがたい戦いぶりですが、「調子良い時に良い」のはどこのチームだって同じこと。大事なのは劣勢のとき、いかにして打開するか。すなわち、これからの戦いこそがチーム力の見せ所ですね。

で、ムック選手はというと
荒れ気味のジャンプサーブは目下調整中のようで、フローターサーブでの好結果は、ヒョウタンからコマ?これはこれで喜ばしいことではあるんですけど、最近、受身というか不完全燃焼気味に見えるチーム。ムック選手のフローターは、その象徴のようにも見えます。

トスについては門外漢なので良く分かりませんが、強気な表情の裏で、アタッカーの調子を気遣うあまりに自分のリズムを崩してしまうような優しい選手なので、個人的にはジャンサから作り出されるあのリズムを早く取り戻してほしいと願うのですが、難しいのかなぁ。

   atama.jpg ←前衛陣は全員コレで行きましょう

周囲からは、豪華なアタッカーや指導陣による育成環境の素晴らしさばかりをとかく強調されがちですが、ベンチにも入れない選手が多数存在するチーム状況において、このバックアップ体制というのは、裏を返せば全責任がムック選手にのしかかりかねないシステムでもあります。

勝敗に対するプレッシャーは監督並みに感じているはずですし、初フル出場で心身に蓄積している疲労も相当なものでしょう。ホントはちょっと休ませてあげたいところ。もちろん、ご本人にそんな気はないでしょうから、ファンは応援するだけ、ケガしないように祈るだけですが。

3legからは四強を目指しつつ、決勝を見据える戦いが始まります。もちろん結果としての「勝ち」にはこだわってほしいけれども、過程となるプレーは、とにかくリラックスして楽しんでほしい。そして、大好きな先輩たちにコート上でトスを上げる喜びをぜひぜひ全身で表現してもらいたいものです。

 

2007年2月26日

ひろう

目の焦点が合わない一日。肩のせいかなあ。

残業後、営業さんに誘われて、こんがりと焼肉へ。
ほどよく食べて、ほどよく飲んで、ちょっと喋り過ぎて
ごちそうさまでした。

帰宅後、楽譜をチェックしながら本番のプルト(席順)を決定。
走り屋(=早く弾きたがる)たちには見張り番をつけたものの
「ゆっくり!」というシグナルにも気付かない困ったちゃん's...。
おそらく無意味な配置に終わっちゃうんだろうなあ。
やれやれ、週末まではこのことを考えるのはやめようっと。

*****

寝しなにスプリングス×クインシーズ戦(録画)を抜粋鑑賞。
皆さん目に見えてコンディションが良くなさそうで、心配です。
特に出ずっぱりのセッター、ライト、裏レフト...ほぼ全員かぁ。
ただ、ミユキ選手がパワー・ジャンプともに比較的元気そうだったのは
せめてもの、いや、大きな救いですね。

既に18試合(9週間)休みなく、残り9試合+連続3試合+1試合。
各チームとも、相当にキツくなってきているはず。
恨んでも仕方ないけど本気で恨みますよVリーグ機構。

ただ、真鍋さんもこんなことを言っておられますし
移動もあって大変ですが、何とか今週・来週4連勝したいですね。

なんて、無責任発言ひとつするのも気が引けますわ。

 

2007年2月25日

ユウコ選手デビュー

録画を忘れて出かけてしまったのですが、
GAORA放映(再放送アリ)だったので、助かりました。

今季初の連敗明けということで、かなり心配していたのですが
今日のところは順当勝ちだったようです。

ムック選手はジャンプサーブ封印だったそうですが
サービスエース3本、効果率23.8なんてな数字を叩き出してますよ。
・・・あれあれまあまあ。

Springs vs Queenseis
25-19
25-19
25-21

来週末も・・・これまたイヤな相手続きなんですよね。
対策をしっかり練って、とにかくゆっくり休んでほしいものです。

あ、昨日のウィークエンド関西内容をざっとUPしてみました→こちら
(改めまして、情報ありがとうございました)

*****
というわけで、なんとかブログも復旧。
さすがに本格的なリニューアル工事は来週以降回し。

今週購入or読了本
・吉田豪「男気万字固め」幻冬舎文庫
・宮尾岳「並木橋通りアオバ自転車店(19)」少年画報社
・日本橋ヨヲコ「少女ファイト(2)」講談社
・乙一×古屋兎丸「少年少女漂流記」集英社
・内田樹「先生はえらい」ちくまプリマー新書
・グランプリ特集3月号
・ボクシングマガジン3月号

明日(今日)は6時起きにつき、いいかげん就寝せねば。

 

2007年2月24日

起承転々

本日は夕方よりオケの練習。
1コマ目終了後、ライブスコアを見て愕然。
すっかりめっきり気落ちして、集中力ガタ落ち状態でトップ席へ。
・・・散々な出来でした。

練習終了後にカクカクシカジカと、後輩に言い訳したところ
「道理で機嫌悪かったんですねー。おかしいと思った」
いや、機嫌悪かったというよりは、単に茫然自失だっただけだよ。

終電ギリギリまで飲み飲み食い喋りグチり。
いやはや、修羅場がヒタヒタと近づく足音が聞こえてまいりました。
よりによってこんな時にね・・・どうにかするしかないんだけどさ。
どうやら私は、このオケのチェロパートにおけるJOKERみたいです。
あんまり濫用すると逃げちゃうぞ。

******
Springs vs Seaguls
(1-3)
19-25
24-26
25-17
12-25

それにしても、変則チームには滅法弱いっすね。
先週の試合を見た後ですし、追われるのが苦手なのも分かりますが
(今日の第一試合結果も、これまたイヤな結果揃いでしたしね)
しかしまぁ出来れば勝ってほしかったですよ。

ただ、いつものことですが、数字だけではよくわかんないな。
そしてレギュラーリーグという長いスパンで見ると、これまた読めない。

本日のベンチメンバー、個人的には嬉しいんですけど
置いてるだけじゃ意味ないじゃんかー、ユウコ選手。
ムック選手の心労も相当なものじゃないかと思いますし
二枚替えを含め、も少しうまいこと使ってくださいよ。

 

2007年2月19日

Remember0305(減筆ver.)

週末のハードスケジュールで体重が1キロ減りました。
おそらくアルコール摂取を控えていることも大きな要因でしょう。
しかし、飲まないといつまでも起きてしまうんですよね。
そんな時にあえて目が覚めてしまうような話題を...バカだな。

2/18パイオニア戦後の監督コメント(Vリーグ公式サイト、pdfファイル)

・久光3敗、薄氷首位 プレミアリーグ(神戸新聞)

私は何しろ感情的な人間だもんで、最初は正直ムッとしました。
そんなにレッドウィングスのようなチームにしたいんですかね。
ま、半分煽り、半分本音っていうところかなあとは思うものの
...なんてことを言っているようでは、まだまだ甘いんでしょうか。

だからといって
「救いは選手の表情に暗さが見られないこと」(神戸新聞)

今さらそんなことを改めて言われても・・・
ま、スプリングスのスプリングスたる良さというものは
外圧があっても、むしろ外圧によってこそ発揮されそうなので
とすると、「思うツボ」なのかもしれませんけどねえまあ。

しぶとく勝ちを拾っていくタイプのチームではありませんので
「負け」からではないと得られない貴重なモノを掴み取って
ぜひぜひ次につなげてほしいと思います。

 

2007年2月18日

負け惜しみではなく

あまりショックはないんですよ。
こんな時もあるさ、という感じ。

皆あまりコンディションが良くなかったのかなあ。
レセプションも繋ぎも詰めが甘かったように見えました。
とにかく休んで、そしてサーブ&レシーブ練習して下さーい。

Springs vs Redwings
(1-3)
25-27
25-21
22-25
20-25

1セット目から点の取り合いが凄くて、思い悩むヒマがなかった試合。
結果的には、1セット目をああいう形で取られたのが全てだったか...。
あと、サキさんの存在が目立ち過ぎる試合はダメなんですよねぇ。
でも復調は嬉しいから、それはそれで良しとしよう。

ワンジョ選手とルカ選手が良いアピールを出来たのも良かった。
特にこういう試合では、ミスないジャンサはありがたいですしね
球威も少しは上がってきたか、な?

そしてサーブといえばエリ選手、凄いっすねえ。
あの無回転ジャンプフローターはかなり取りにくいようですが
さっき「K'sレポート」のエリ選手コメントを見て、ああそうかと納得。
出来れば前衛でのプレーも見てみたいです。

とにかく負け試合でも収穫はたくさんあったってことで。

そういえば、試合後半から皆やたらと笑顔でしたね。
ムック選手も心痛むほど笑顔でコミュニケーションを取っていました。
センター線に至っては日常比1.5倍ぐらい行ってたんじゃないですかね。
うーむ、マナベさんはそういう所が不満なのかもしれませんが
スプリングスらしい「良さ」を発揮できるよう、采配も頑張って下さい。
選手だけの責任じゃないですぜ。

んで、本日のムック選手。
素人視線ですが、サーブ以外は悪くなかったですよ。
サーブもね、高身長の選手がジャンサを打つのとは訳が違うので
あまり責める気になれないんですが、来週以降安定するといいっすね。

序盤からレシーブなどで揺さぶられても精神的に崩れなかったし
トス自体もトス回しもだんだん安定してきたと思います。
さすがにユキ姐の熟成○年コンビと比較するのは気の毒な話で
好調センター線で何やら試そうとしては失敗してましたが(笑
痛い思いをしながら上手くなってほしいと素直に思ってます。

ムック選手なら大丈夫。

ただし、ファンがあぐらをかいてる場合じゃないのは確かです。
気合入れ直してファイナルを目指しましょう。

 

なめんなよ

ホームゲームの定義は人それぞれかもしれませんが
選手の足を引っ張る試合運営だなんて、最低限以下っすわ。
小野市バレーボール協会さん、見事なお役所仕事でした。

試合開始後になってですよ。
「ボールの空気圧がおかしい」との指摘で数分間に渡って試合中断。
そしてあろうことか、本当に空気圧が違っていたために
選手たちは、試合中のコートでパス練をする羽目になりました。
責任者がクドクドと言い訳してましたが、ほんと情けない。

昨日抱いた不満もまったく解消されてませんでしたし
アナウンス原稿が1日目と一字一句同じって・・・バカ?
ああ、プロトコールが若干違ってましたか。
(「0番キャプテン佐々木ゆり」・・・)
今日は狩野舞子選手も帯同してたんですし(昨日は居なかった)
もうちょっと気の利かせようはなかったのかしら?

だいたいアナウンス原稿自体、誰が書いたか知りませんけど
主役は「将来Vリーガーになる(かもしれない)子ども」じゃないのに
視点と口調が(悪い意味で)学校の先生そのまーんまでした。
スプリングスvsレッドウィングスなどというハイレベルな試合を
よくぞここまで台無しにしてくれましたねえ。

こんなド田舎ではマスコミだって来ないし
こんなキャパの体育館では客も呼べないでしょう。
そもそも集客努力をしたのかどうかさえも、大いに疑問ですが。

そして、スプリングスもスプリングスですよ。
なぜ、こんなホームをOKしちゃうんですか。
ホームなのに、なぜグッズ販売がないんですか。

なんでも他人任せにしちゃいけないと。
はい、これはもちろん自分にも言えることですね。
気をつけます。

JVAさまのご配慮により、連戦に次ぐ連戦が続く今シーズン。
各チームとも、選手の疲弊は相当なものでしょう。
ここのところフルセットの試合が多いのも無関係ではないはずですが
もしかして熱戦続きを喜んでるんじゃないかとさえ、邪推したくなります。
ケガの危険性も上がりますし、結局は己の首を絞めることになるのにね。

というわけで選手の皆さん、ほんとにほんとに大変でしょうが
どうかケガにだけは気をつけて、何とか無事に乗り切ってください。

 

2007年2月17日

ありえねー

一言で言えば、「ボールにきらわれた試合」でしたね。

「3-1」という結果の何倍ものストレスがたまる展開で
何度席を立ちたくなったことか・・・ホントに疲れました。
正直、数字だけで喜べるファンの方が勝ち組だったのかも。

連戦続きで精神的にも肉体的にもリズムを作りにくいシーズン。
(JVA分かってんのか?分かってないんだろうなJVA)
先週の三連戦明けで、どこのチームも苦慮したことと思いますが
レッドウィングス戦を翌日に控えたスプリングスも例外ではなく
不安定なレセプションに始まり、噛みあわない展開が続きました。

しかし、調子が乗らない中でも勝つのが、これまた底力なのか。
3セット目からはムック選手もジャンサ封印で「勝ち」に徹底。
フルセットに行かず勝てて良かった、としか言いようがない試合でした。

今日の試合だけでは、なぜリヴァーレが2勝しかできていないのか
理解できない人の方が確実に多いことでしょうね。

Springs vs Rivale
(3-1)
28-26
21-25
25-21
25-21

それにしても、ここが「ホームゲーム」て・・・。

・交通事情の悪さ
(都市部から離れており、かつ駅に案内看板一つない)
・会場の狭さ
(アリーナ席も作れない)
・運営の悪さ
(トップリーグとは思えぬ試合進行などなど)

何一つとして条件を満たしていませんよ。

ふぅ、明日に備えて早く寝なければ。

 

2007年2月12日

帰ってきたキャプテン

さすがに第一試合からの観戦はしんどいなと、新宿へ。
荷物を放り込み、いざ!と歩き始めた所で気付きました。
私、新宿には不慣れだったのでした。

おぼろげな記憶を頼りに歩いていると、ジュンク堂が。
しかも買いそびれていた「100Q入魂」があるじゃないすか。
店長さんにサクッとご挨拶した後、新宿伊勢丹へ。

・・・いやぁ、オシャレ度高いのね。田舎モノは気後れしますわ。
しかし春のモードを「ほうほう」と眺めつつエスカレーターを上ると
「デザイナーズブランドバーゲン」という文字が目に入りました。
ひょいと覗くと凄い人、そして敷居も若干低めです。
あれ、このブランドってバーゲンやってたっけ?

良い買い物ができました。とっても満足。

ケータイで1試合目(東レフルセット負け)を確認後、東京体育館へ。
時まさしくマーヴェラスvsシーガルズの試合が始まった所でした。
破れかぶれの戦いで勝ちを拾ってきたマーヴェラスに対して
独自路線もなぜか独自の結果を編み出すらしいシーガルズ。

昨日と違ってシーガルズは選手交代も至極オーソドックスで
正直あまり見所のない試合だったんですけれども
コートを見ていて大変つまらないことを思いつきました。

「この2チーム(の全選手)をフィギュアにしたら売れる」

別に私、フィギュアの趣味は全くないのに、
なぜそんなことを考えたのだろうと思ったら
間違いなく前夜「堂本兄弟」で、しょこたんを見たせいなんですが
そうではなく...若干、表情に乏しく色白な選手が多いってところが...。

例えばこれをスプリングスで作ろうとしたら、人間くさすぎて
少なくともフィギュア向きではないと思うんですよねえ。

以上、かなりどうでもいいことですが、
とにかく試合は3―0でシーガルズ勝利。

さ、メインイベントはこれからだ!

*****
試合前練習を眺めていたら
ムック選手のトスがすっげー良いんですよ。
少なくとも、私が今まで見た中では最も良かったんじゃないかと。
アタッカーもバシバシと良い感じでスパイクを打ってました。

チーム全体がこの試合にピークを持ってきたということも
コートからありありと伝わってきましたし、これは行ける!と
内心思っておりました(勝利したから言える台詞ですけどね)

そんな私の気持ちに水を差したのは、後ろに座っていたガキども。
練習中から「ボールちょうだい」「ボール投げて下さーい」と
コートに向かって声を揃えてうるさくうるさく騒ぐんですな。

何度か振り返って睨み、とうとう「うるさい」って怒ったんですけど
良く見たら、その後ろの保護者兼引率者がけしかけてるんですよね。
「ほら、頼んだら投げてくれるかもしれないよ」って・・・なんじゃそれ。
バレーを見に来たのか、単なるボール乞食なのか
(試合はちっとも見ていなかったので、後者でしょうかね)
キッズエスコートの友人族だったようですが、久々に?ムカつきました。

と、それはひとまずさておき
ちなみにボールはめでたく飛んで来ず、試合開始。

コート上では昨日に引き続き、マリキャプテンがスタメンです。
数字上の記録からだけではサーブ効果率の凄さしか読み取れませんが
それ以上にマリキャプが入ると、何か(ブロック?)が変わる。
数字じゃないんですよね、これはほんとに生で見なきゃ分からない。

彼女自身が持つ華やかさ、そして笑顔も大きいと思うんですが
コート上がバレーが出来る楽しさであふれてました。
別に皆が笑っているわけではなく、それどころかとても冷静でしたけど
一球一球に対する粘りも凄かったし、チームの絆が伝わってきましたよ。
まさに、久光バレーそのものじゃないですか。

大事な大事な選手がやっとこさ帰ってきてくれました。
ほんとにうれしい。

Springs vs Bamboo
(3-0)
25-18
25-16
25-20

本日の勝因としては、やはりサーブの強さが挙げられますが
それ以上に、どの選手も本分以上の仕事をしてました。
レシーブ陣はリョウ・イクコンビがほんとに素晴らしかったし
センター陣も粘り強くワンタッチをとり、決め所ではしっかり速攻とブロック。
フォフィーニャ選手は相変わらずミスのない攻撃。ほんとに安心っす。

あーそうだ。
これまでは「なんちゃって」っぽかったイクさんのブロードが
かなり本気攻撃になってきましたね。今日何本あったっけ?
ブロードだけでなく、ライト攻撃決定率は目に見えて上昇してます。
まだ進化してるんですね、すごいなあ。

んでムック選手、今日はホントに良かった。
サーブばっちりレシーブもばっちり、今季最高の出来だったのでは?
どうしても乱れてしまうレセプションも何とかこなしてましたし
トス回しもセンターにこだわることなく、勝つためのトス回しでした。

あと、エンド側から見ていて思ったのですが
ワンチもだんだん上手くなってきたのではないかと。
お隣センター様によるところが大きいことは重々承知ですし
希望的観測も多分に含まれてるんですが・・・ま、いいじゃないですか。

なぜこういう試合に限って放映がないんでしょうかねええ。

山場の三連戦を三連勝。
良い感じで折り返し地点に到達しました。
おごることなく一歩ずつ頂点目指して進みたいっすね。

 

2007年2月11日

お待ちしておりました(※

マリキャプテンがスタメン復帰。
まだ本調子という感じではなかったですが、やっぱ良いっすよね。
なんたって、ご自慢のキャプテンですもん。

そして、いくらベテラン勢を大好きなムック選手といえど
マリキャプによる精神安定効果は大きいんじゃないかとも。
(実際に確認したわけではないので、定かではありませんが)

1legデンソー戦とは違い、ヤバかった2セット目もしっかり逆転勝ち。
昨日の修羅場を越えたこともあってか、ほんと落ち着いてました。
序盤からサーブが走り、ブロックが決まってましたからね。

試合を締めくくったのはマリキャプテンでした。
「あれだけストレートを締められたら、セッターはもうあそこしか上げられんわな」
某主将お父上による試合後コメントですけれども
その"コースを締められた"デンソー苦し紛れの2連続ブロード

※)Da capo

マリキャプ、見事にキッチリ2連続シャットアウトっす。
分かってても、あそこまで見事には止められませんよ。
横山さん(デンソーセッター)は確か成徳同期コンビですよね。
ウチの主将の得意技を忘れちゃいけませんぜ。

Springs vs Airybees
25-17
26-24
25-16

ちなみにマッチポイントは♯17ムック様のツースパイク。
あれを打つ時って、何かキラッと発光するんですよね。
でもやっぱ笑っちゃいました。ほんと面白いんだもん。

明日の試合を見据えて、この戦いぶり。
いい流れです。

*****
折角なんで、第2試合も観戦。
RedRockets vs Seaguls(3-1)

これが赤ロケ復活印、ですか?
私には、河本監督が選手起用を間違えなければ
シーガルズの勝ち試合になったようにも見えましたよ。
最終的に赤ロケが勝ったわけですから、そこはそれですがね。

若干の懸念を抱いたのは有田沙織選手。
彼女の能力は(性格を含めて)とても高いと思うのですが
ここでは大きく開花できないかもしれないっすねえ。
なんだかスケールが小さいんですもん、このチーム。
はてさて、真にイタリアに行くべきだったのは...。

 

2007年2月10日

Full Power

2セット目までは、まるで準備運動かのようでした。
佐藤美耶選手のジャンプサーブにやられまくるのに対して
スプリングスジャンプサーバー陣はミスしまくり・・・あちゃあ!
(ちなみにフローター陣の出来は総じてたいへん良かった)

推測ですけれども、
成徳アローズは2セット目マリキャプを潰した時点で
半ば勝利気分になっていたんじゃないですかねえ。

しかし、今年のスプリングスは違います。

「選手層が厚いってステキね」(by隣席さん)

冷却完了のミユキ選手がやってくれましたよ。
恐怖のジャンサ陣もだんだん立ち直ってきました。
それにしても三連戦緒戦だからって...心臓に悪いなもう。
チーム全体が音を立てて動き始めました。3,4セット連取。

「東レのグルグルって去年より少なくなってない?」(by隣席さん)

5セット目は観客の我々も勝つ気まんまんでしたが
そこは新鮮素材アローズ、最後の最後まで競りましたね。
それでこそフルセットの醍醐味ってなヤツですわな、いやほんと。

14-13の時点でピンチサーバーはマユミ選手。
これで決まる、決まってくれと願ってたんですが
粘られて14-15、逆に東レに奪い返されてしまいます。
しかし、高めレセプションを何とかキャッチしてのトスを
フォフィーがキッチリとバックアタック15-15。
次のサーバーは・・・お分かりですね。

ムック選手。おおう!
この期に及んでのファンサービス...ご親切いたみいります。

よーっしゃー!入った~!

マッチポイントを決めたのはミユキ選手渾身のクロスでした。

Springs vs Arrows
23-25
18-25
25-18
25-15
17-15

ぐわぁっ!歓喜!おめでとう~!
大画面モニターではサキさん号泣・・・えっ?
あらゆる意味で勝ててよかったっす。

試合後は狩野舞子選手(内定)も一緒に整列。
カナコさんより確実にデカいってことは
公称身長(186cm)はサバじゃないんですね。
ゆっくりじっくり戦力になってほしいものです。

ほんとにおつかれさまでした。ありがとう。

 

2007年2月 5日

危機意識

スプリングス公式HP更新情報によりますと
佐賀大会にて、以下の3点グッズが登場した模様です。

1.ビッグフラッグ
  ・・・観戦のジャマ。圧力かけてどうすんですか
2.選手個人幕
  ・・・あんなキャッチフレーズは全日本とRedwingsだけで充分です
3.スティックバルーン 
  ・・・うるさいだけ。「貼るはスプリングス」の「ハリセン」だから良いのに

私が言うのもなんですが、どれも美しくありません。
今さら柳本ジャパンなんか真似してもしょうがないでしょう。
久光製薬(株)自体に企業イメージがないのは致し方ないとしても
スプリングスのチームイメージとは、かけ離れてますよ。

公式HPのギャラリー更新も、なんだかなあです。
ビッグフラッグの写真を見て喜ぶファンは居ません。
そんなものは久光製薬(株)のホームページに載せればいいこと。
ファンが見たいのは、一にも二にも選手の写真です。

会社の宣伝をしたいなら、もっと頭を使え!といいたくなるぐらい
HP(=ファンクラブ事務局)は基本的に本社の方ばかり向いています。
グッズを見ても一目瞭然。ハルちゃんグッズしかないんだもん。
ファンのニーズを汲み取ろうとする姿勢が見えません。

この辺りの怠慢が、ファンの暴走に拍車をかける一因にも
なっている気がするんですよね・・・。

(このつづきはのちほど)

******
久光製薬スプリングス サガン鳥栖 合同ファン感謝の集い」(サガン鳥栖公式HP)

サキさんが居ない?

 

2007年2月 3日

ネットシャット

いやぁ、負けちゃった。
生観戦してないから原因はよくわからないっす。
気を抜けないスポーツ、何があるか分かんないっす。

それにしても鬼門な佐賀。
昨年も2legはココでマーヴェラスに負けちゃったんですよね。
ほんとにゲンが悪いホーム?ですわ。
・・・まさか佐賀をホームにしたくないから?なんちゃって。

フルセット明けで体も気持ちも大変でしょうけれども、
4/15に向けて、また積み上げてほしいっす。
東の方から心の中で応援してます。

*****

敗戦確認後、しょげながらオケの練習に向かったのですが
こちらはこちらで面倒というか大変なことが起きてしまい
凹んでいるどころではない状況...良いのか悪いのか。

自分からいくら逃げても、帰るところはやっぱり自分。
アンテナを張りすぎて自分を放ったらかし過ぎました。
ちょっと土台を立て直します。

 

2007年2月 2日

HOME GAME?

諦めのよさを、なりふり構わず捨てる(かもしれない)スプリングス
                vs
気位の高さを、なりふり構わず捨てる(かもしれない)マーヴェラス

鍵を握るのはセッターとリベロ。
ならば不安要素は「佐賀」ってことだけさ。

先手必勝!

 

2007年2月 1日

独占禁止法

昼休み、バレーボールマガジン3月号購入。
いつものごとく喜んだり怒ったりしながら読んでいたのですが
巻末の奥付を見ると「今号をもって休刊」と・・・あらま。

2007秋頃(ワールドカップ?)復刊予定となっていますが
V・プレミアシーズンじゃ売れないっちゅーことですか。
これでしばらくは御用誌だけになってしまいますねぇ。

*****
週末の佐賀行きは断念せざるを得なくなりました。
日帰り強行も考えたのですが、土日とも身動きとれず。
なんとか生で見たかったのになあ、ホントに残念ですわ。

試合後はサガン鳥栖HPさんによると
2/4に久光製薬スプリングスと合同でファン感謝の集いを開催
するそうで、初の試みですね。
(当然のごとくSpringsのHPにはアップされてませんな)

ところで、この整理券配布時間はモロに試合時間中ですが
体育館で配るんでしょうかね。

・・・私には関係のないことですが。

*****

文句を書くと、なぜか「絶対に」更新されるHP
タイトルが「図らずも」どえらいオチになってしまいました。

狩野選手を含む新人3選手入団のお知らせ(Springs公式pdf)

雨堤さんと平井さんは昨年の新人採用時に確信してましたが
うわ、狩野マイコ嬢もSprings入団っすか!

'05-'06サマーリーグを見る限り
Springsにおける選手育成能力は確実にUPしています。
でもね、やっぱり素質というものはむちゃくちゃ大きなことです。
'75-'76生の大量採用なくして、スプリングスは存在し得ないでしょ。

てなわけで一目瞭然
やっぱり先野-鶴田-大村そして成田なラインなんですよ。
この人達が居てくれるおかげで今があるんです。

ほんとにありがとうございます。

 

2007年1月28日

天網?

ありゃりゃー
V・プレミアリーグが柳本包囲網の様相を呈してますね。
選手個々人への思いはひとまずさておくとしまして
リーグ戦としては面白い展開になってきました。

合宿所で携帯ライブスコアを観たのが4セット開始時点でしたか。
まず大丈夫だろうと思いつつも、試合を頭に浮かべながら弾いてました。

Springs vs Rivale
(3-1)
25-15
22-25
25-15
25-18

帰宅後GAORAにて、噂の"恒様ヘアバンド"なサキさんを拝見。
いつになくアスリート風で、ますますカッコいいっすねえ。
ムック選手も前髪ちょんまげより、こっちの方が似合うと思うよ。
ま、全員がヘアバンドというのは怖すぎるんで止めてほしいですが
サキさんだけでなく、散髪に行きたそうな選手がちらほら。
私もですよ。いやあ時間がなくって。

いつまで髪型品評会してんだよ、と怒られそうですが
まだ試合は見ていないのです。すみませんね。

チーム状態に差がありすぎて(と言いつつ、1セット取られてますが)
いかなメグ姐のトス回しを以ってしても、リヴァーレは厳し過ぎますね。
ただでさえ選手層が薄いのに、主力2人(ジュリ&ジョー選手)が怪我。
大量退部の穴を埋めるべきスカウトも、あまり上手くいってなさそうだし
秋山選手なんてホントはリヴァーレが取るべき人材でしょうに。
会社ももう少し考えてやれよと思うけど、日立系だからなあ。
V・プレミアチームで、バレー以外の業務を抱えるのは
クインシーズ(=トヨタ車体)とリヴァーレだけですよね。
主力に怪我が多いのも、もしかすると。

Springsの使命は全力で闘い勝ち抜くことですから
感傷にひたる余裕なんぞ・・・と、監督は仰りたいところでしょうが
笑うことがエネルギーになるチームだと思いますので
厳しい試合が続きますが、やっぱり大いに楽しんでほしいものです。

 

テレビ録画

朝っぱらから何やってんだか...と思いつつ
本日のなんちゃってデータ作り。
ただのデータ横流し作業ですけれども、
これで発見することもいろいろあって、意外と面白いです。
一巡したら、手間がかなり省けそう。

リヴァーレさんはキャプテンがコート復帰されたようですね。
お互いに頑張りましょう。

さて、合宿(合流)準備をしますか・・・

 

2007年1月27日

きっちり勝ちましょう

本日は京都にてシーガルズ戦です。

見に行けないのが、ああ、とても残念。

 

2007年1月23日

気がつけば残業

天気予報が「今日は暖かい」というので
暖かくない格好で出かけたら
帰り道えらいこと寒かった・・・

「イブニング(少女ファイト)」発売日。
コンビニで買おうとしたら長蛇の列だったので
帰りに買おうと思ってたのに...忘れてました。

*****
帰宅後、東レ戦をRAMに落としてはみたものの
風邪が治りかけて、また酒量が上がっているのと
なんといってもそんな苦行は・・・なぁ。

そうそう、ちょっと思い出した。
ブロード絡みでの失点が多くないですか?
個人的にはブロードってあんまり好きじゃないんで
使わないなら使わないでも一向に構わないんですが
ブロードでやられまくるのは非常に腹が立つ(笑
・・・マリキャプテン、頼むっすよ。

週末の京都大会は、やっぱりどうにも見に行けません。
今見てみたら、京都府立体育館って山陰線沿いなんですね。
ああ、お近くの方はぜひ。

 

2007年1月22日

逃避しちゃダメですか

気持ちを切り替えて仕事、仕事!
でも入金確認中、某炭素繊維会社の字に一瞬反応。
大口取引先なんですよね、ちぇっ。

*****
ほんとは負け試合こそ、見ないといけないんでしょうが
月曜日からそれをする元気はちょっとないっす...。

ただ、
ケニア選手ありきの戦術を変更しながらやってきたわけですが
それ(だけではないですが)による問題点も明らかになってきました。
さて、チームはこれからどのようにクリアしていくのか。
昨季のRedwings戦(1leg)後をちょっとばかり思い浮かべつつも
ま、困難を乗り越えてこそ、醍醐味が出てくるってなもんですから
真鍋さんがこれからどのように切り札を出してくるのか。
選手起用を含めて今後が楽しみ・・・ということにしておきましょう。

*****
ヒンデミットの譜面とボーイングをせこせこと修正。
あとはスキャンして送るだけ、と。
おやすみ。

 

2007年1月21日

ひとやすみ

カラダもですが、ココロも一杯になってたかなぁ、ムック選手。
持ち前の一本気がちょっと明後日を向いちゃってました。
勝ち続けることも物凄くストレス溜まることだと思うんで
次の試合は関西ですしね、とにもかくにもよーく休んでください。

今日の試合はワンチの取り方がイマイチだったんで
もう少し早くマリキャプが出てくるかなと思ってたんですが
木村選手が狙われる図式に慣れてきた東レに対して
こちらは切れすぎるセンターの多用が裏目に出た格好?
(改めて、ケイさんの深謀遠慮っぷりをちと思い知らされたり)

でもね、ま、長いシーズン、こういうこともあるってことよ。
昨年も2年ぶりにパイオニアに勝ったと思ったら翌日負けちゃったし
早めに経験を積むことができて良かったじゃないっすか。
ムック選手なら身をもって得たデータを糧にしてくれることでしょう。

そして、ファンも惰性で慢心してちゃいけませんね。
挑戦者として一歩一歩進んでいきましょう。

*****
個人的敗因
トンチンカンでうるさいアナウンサーと
全日本フィルターのかかった解説にうんざりしているところに
横から何も知らない外野(←両親)がうるさいのなんの。
途中でなんとか家から追い出したものの(!)
帰ってきたら何を言われることやら、悔しーぜ。
ライブスコア観戦もイヤですが、テレビ観戦もイヤだ!ということで。

 

2007年1月20日

謙虚に強く

ライブスコアって苦手だもんで、ちらりちらりと覗き見しつつ
これまたかなり差し迫っていたチェロの練習をしておりました。

最初に恐る恐る覗いた時は、第1セット終盤。
あーあー、また取られてますよ(心配はしてなかったけど)
でもエステスの決定率が低い?サキさんも止められてる?

2セット目取りました。

そして、3セット目だったかしら。
「ムック選手、アタック決定」の表記を2回連続で見たときには
膝を叩いて笑いましたよ。おー、打っとる打っとる!

試合を見てませんから雰囲気までは分かりませんけれども
数字だけでは、後半かなりの圧倒ぶりだった模様です。
うーむ、飛ばしてますねー。

Springs vs Bamboo
(3-1)
20-25
25-17
25-10
25-14

シーズンはまだまだこれから。

明日の山形は最高気温6度だそうです。
この季節にしては暖かいように思いますが、
くれぐれも風邪なんざ引かぬよう、とにもかくにもお体を大切に。

 

2007年1月19日

明日の準備

生観戦してみると分かる公式帳票の怪しさ、ではあるんですが
マッチデープログラムならぬ、一覧表を作ってみました。
そもそも不備な点が多すぎるデータを、しかも流用しただけという
なんらオリジナリティの欠片も無いものではありますが
小手始めっつうことで、少しずつ改良していけたらなーと。

数字にこだわるとロクなことがないとも言いますし(笑
実際、瞬時の判断によって流れを作ることが大事なスポーツなんで
ランキングなんかはあまり気にしてないんですが
まとめると見えてくるものもあって、なかなか面白くはあります。

というわけで明日のバンブー戦、残念ながら生観戦はできませんが
男子バレーの要素をふんだんに取り入れている点において
わりと似たカラー同士のチームだけに好試合が予想されます。

試合の鍵は、やはりサーブ(と)ミスそしてマリキャプテン、かなあ。
数字を見ても分かるとおり、サーブがすこぶる良い相手ではありますが
フォフィーニャとのコンビもだんだん合ってきていることでしょうし
バックを信じて決して受身にならず、攻めの姿勢でがっつりよろしく。

 

2007年1月14日

君は見たか

試合前のアップをぼんやり眺めていたら、あるものが目に入りました。
リョウ選手のシューズってアシックスなんですねえ。
あれ?と思ってよく見ると、ルカ選手もアシックスです。
隣席さんに確認を取ると「ホントだ。あ、エリも」

東レ(リョウ)、筑波(ルカ)、鹿屋(エリ)・・・
いずれもアシックスラインですが、へぇ、OKなんだー。
ミズノにお勤めの人をしても「靴だけは負ける」そうですし
アスリートの命ともいうべきものは、そう簡単に替えられないんでしょうね。

さてさて本題。
マーヴェラス戦はセッターの潰し合いが争点だと踏んでましたんで
「ばんばんツースパイク打っちゃえよ!」なんて思ってました。

ムック選手、前2戦で強烈なツーは打っていなかった気がするんですよ。
(「ツーと見せかけてトス」というフェイクはありましたけど)
DENSO戦では「刺激してヌックを引きずり出さないため」
PIONEER戦では「ユキ姐を燃えさせないため」かな、なーんて
邪推をしておったんですが、JT戦ならば遠慮無用ですからねえ。
渾身のツースパイクに思わず笑っちゃいました、嬉しくって。

Springs vs Marvelous
25-21
26-24
25-17

JT側は明らかにセンター線をマークしてきてたんですけれども
前日とは打って変わってムック=フォフィーのコンビが合いまくり
平行高速トスでドンピシャ決まりまくり、勝負アリでしたね。

そして、なんといっても触れずにはおれない2セット目終盤。
タイムアウトが微妙に遅くなり、気が付けば「22-24」の場面。
2点ビハインドでサーブ順は・・・ムック選手。
応援席からは悲鳴が上がってましたよ、わはは。

しかし、ここにきて昨シーズン決勝戦のあの場面でムック選手を
ピンチサーバー起用してきた真鍋さんの博打が生きたんじゃないかと。
4連続ミスることなく、すんばらしいサーブを打ち続けてくれました。
も、これでマーヴェラスさんの息の根を止めちゃいましたね。

スタメンは全選手とも調子よく、なんですかカナコさん。
レシーブにトスにと、えらいこと積極的じゃないですか。
見ているこちらまで楽しくなる笑顔でサーブもバンバン決めて
しまいにはブロックの神まで降臨してきてました。明らかに進化中。

鉄壁3枚レシーブ+フォフィーニャ選手好調ということで
本日はスーパーサブキャプテンの出番はありませんでしたが
まだまだ続く長いシーズン、キャプテンの力は必須です。
今季はまだベンチ入りしてないけれど、アイ選手だって。

この布陣ならどのポジションでも入替可能なんですよね。
現時点ではとても無理だとはいえ、2or3巡目以降、あり得るのかしら。
いずれにせよ、ムック選手の成長次第ということもありますし
基本的に「勝って勝つ」な真鍋さんですんで、ファンは見守るばかり。

本日はスタメン以外のところで

♯1:キツイ日々でしょうが、とにかく出てきてほしい。
♯3:チームの要。パワーは上がってるので微調整そしてサーブレシーブ!
♯5:課題甚大...うー、がんばれよーーーー。
♯6:試合中の行動にはお気をつけて、と(ちょっと心配)
♯12:役割をここまで完璧に果たしているプレイヤーは居ない(断言)
♯13:Vレベルでは上積み必要?でも、正直な所よく分からないっす。
♯14:このフォーメーションなら出番は必ず来ると信じて頑張ってほしい。
♯15:ピンサでの使われ方に真鍋さんの期待がうかがわれます。
♯16:後半出番が来るといいなあ、ってか素直に見たいよ!
♯18:待ってるよ!
♯19:長い目で期待してるす。
♯21、22:さすがに評価不能。

<本日のケチ>
両審判が「埼玉県出身」と聞いてイヤな予感がしてたんですが...的中。
ありえないジャッジミスその他がいくつかありました。
選手たちが集中力を保ってくれて良かったですけどね
そういうところナメないでくれないかなぁ、ほんとにもう。

 

2007年1月13日

じりじり

なぜRedwings戦になるとコート上空に妖しい空気が流れるのか
まったくもって謎なのですが・・・○※×!

本日も開幕スタメンにて試合開始。

1セット目、動きが固い。
ムック選手のトス回しに思い切りが足りない。
Redwings苦手DNAなんて受け継がなくっていいんだよ!
なにを安全策に走ってるんだ!サイドへのトスも緩い~。
案の定、のっけからブロックがバシバシついてくる展開に。

というわけで、まぁ1セット目は取られちゃったわけですが
実の所これについてはあまり心配していませんでした。
1セット目の戦い方というのは、時と場合によりますけれども
特にパイオニア戦においては情報戦の色合いが非常に濃く
逃げ切りにくい相手だけに、かえって気楽になるかなと思ったぐらいで。

2セット目奪取。
3セット目にはマリ選手投入で、これまた奪取。
ココでペースダウンする展開も今に始まったことではありませんが
4セット目はミス他からズルズルと大差をつけられる展開になり
途中からは諦めて体力温存。セッターもルカ選手へと交代。

勝負の5セット目、ムック選手をコートに戻し
ローテーションは1つ送ってミユキ選手のサーブから。
両チームが、崖をよじ登るがごとく1点ずつ取り合う展開は
非常に面白かったですねえ。最終的にはSpringsが逃げ切りました。

Springs vs Redwings
22-25
25-18
25-22
15-25
15-13

数字としては辛勝ですが、ムック選手にはいい勉強になったでしょうし
「Springsへの苦手意識を少しでも増やす」という意味では
そうそう悪くも無い試合だったかなあと思わないでもなく。

勝因はサイドの調子の差、ですかね。
Springsのサイド'sも調子は今ひとつでしたけれども
高さと強打が持ち味のRedwings左翼はあんなもんじゃないでしょ。

もうね、途中からはRedwingsというチームというよりは
ユキ姐&リーさん連合軍と戦っているような気がしたほどに
この二人の力がイヤになるほど強力だったんですけども
セット中に必ず1回、この二人の「二枚替え」があるんですよね。
(ちなみにセッターの小濱ちゃんには以前から注目してたんですが
写真で勝手に抱いていた印象よりも、動きがモッサリしてたような)

足に爆弾を抱える二人が運動量の多いポジションをこなしているので
ブロックも含めて、いろんな要因で行っているんでしょうけれども
そのタイミングが「・・・東レ?」というほどにチグハグだったりして
これはヘタすると、今季Redwingsの泣き所の一つになるのではないかと。

ま、他チームの心配をしている場合ではございません。
Redwingsには外人センターさんも合流されますし、
次もそうそう楽な戦いはさせてくれないでしょうからね。

お互い精進しましょう!

 

2007年1月11日

涙目

朝、昨日のアガワ本の残り頁を読了。
亡くなられたクロネコヤマトの小倉会長って
こんなに凄い人だったんですね。知らなかった・・・。

*****
風邪はますます悪化。
サンドイッチをかじりつつ残業してみたものの
あまりに咳が止まらなくなり、途中で帰宅することに。

電車ではしまいに咳をするたび吐きそうになってしまうため
咳をすることさえもできず、えぐえぐしながらこらえましたよ。
隣席の人はさぞかしイヤな思いをされたでしょうが、いやあ辛かった。

帰宅後、ビールを飲みつつ
ようやっとデンソー戦(録画)なんぞを観戦。
NHKってこんなにケイさん推しだっけ?というほどに
「鶴田」「鶴田」と連呼され、テレビにも映りまくってましたね。
(横の解説者を取り替えてくれたら...いや、それも困るか)

そして、皆様方のいろんな思惑はひとまず横において
テレビで見てもやっぱりムック選手は元気でした。
見ているこちらまでが熱くなるプレーの数々。
サーブを始めとしてハイリスク・ハイリターン型ではありますが、
いい選手っすよ~、ホントに。

今季のSpringsもむちゃくちゃ面白いのです。
ああ、オケの練習になんか行ってる場合じゃないよう。

 

2007年1月 9日

けほけほ

週末、少々喉を痛めてしまいました。
応援で声を出し過ぎた、わけではなく
何度となくやってる情けない理由なんですけども
どうやらそこから風邪をひいてしまった模様。

微熱アリ食欲ナシで集中力が切れがちなのに
年賀客の受付やら何やらで仕事はいっこうに進まず
17時も過ぎた頃からスパートをかけ出す有様では
「週末の疲れを平日に癒す」こともなかなかできません。
ぐえー。

*****
朝、もちろん神戸新聞をば購入。
「おお、サキさんだ」と駅のホームで喜んでたんですが
今コレを見てみると、おやこんな所にマネージャー様が。
ちょっとウケました。

それにしてもマスコミ(特にWeb)はバレー完全スルーですか?
JVAもプレミアとかなんとか言う前に、売り込み活動しなさいよ。
ちゃんと見たら面白いんだからさ。

でもなー、そういえば日曜日のRedRockets戦は
会社の後輩他3人ばかりを誘って観戦してたんですが
試合が一方的だったこともあって、反応はちょっと弱かったっすね。
しかも「杉山さん(のブロード)がマリオに見える」とか言うもんで
以降、頭の中でテーマソングが回り続けてましたわ。

良い勝負はやっぱり対等じゃなきゃ。がんばれRedRockets!
ツーセッターはSpringsの方が機能しちゃってますが
今、R-Rに必要なのはそんな奇策ではないと思います。

 

2007年1月 8日

ベテランはたいせつに

風でも吹いているのかと思うほどのサーブミス祭り
第3,4セットでは何度となく席を立ちたくなりましたが
Springsオールドアラウンダーズが何とか勝利をモノにしました。
ピットさんの顔と名前ぐらい教育しときなさいSprings応援団。

Springs vs Airybees
(3-1)
25-19
25-22
19-25
25-20

勝利インタビュー終了後、イクさんインタビュー待ちの間
サインボールを持ったままのムック選手をつかまえて
広報さんが何やらコンコンと話しておられましたけれども
本日の敗因、じゃなかった反省点については
これから1週間かけて修正してくれることでしょう。
最後は自分の左腕でポイントももぎ取れて良かったっすね。

そんな本日のMIPは途中出場のマリキャプテンかなあ。
15点目のスパイクと16点目のサーブポイントはデカかった。
感傷的表現ですが、コートに勝ち運を持ち込んでくれた気がします。

応援していただけでも疲れた3連戦、選手は言わずもがな。
ほんとVリーグ機構は酷なことを強いてくれますよ...。
時間はないですが、ムリせず少しでも休んでくださいね。

 

2007年1月 7日

ランクアップ

雪の中、もちろんグリーンアリーナへ。

第一試合は土壇場に弱いJTさんホームゲーム。
4セット目にはJTさん、全員表情がテンパッてましたねえ。
あんなに打つ手があるはず、なのに。
そして、河村選手はどうしちゃったのでしょう。
リヴァーレ相手にまさかの?フルセット負けを喫してしまいました。
やっぱすげーわメグ姐さん、そして秘蔵っ子もけっこう良い味。

そして第二試合
Springs vs Red Rockets
(3-0)
25-12
25-21
25-15

予想外に圧勝してしまいました。
んーむ、またこの選手層を恨まれちゃうのかなあ。

でもね、現スタメンセンター'sがどういった環境から
ここまで立ち上がってきたのかということを考えてみれば
今の状況は未来を生きるためのものだと私は信じてます。

新セッターさんは自分の責任を誰よりも分かっているはず。
笑っちゃうほどに、ものごっつクチベタですけどねぇ。
それにしても1試合こなしただけで表情が変わってた。
経験って凄いことなんだなと改めて思い知りました。

このまま進むとシステムに乗せられそうで怖いけど
それは応援し始めた時から分かってたことですから(はい)
そういえばボールにサインする背格好がケイさんそっくりで驚きました。

あらためてアタッカーな諸先輩たちに
そして、やっぱり凄かったリベロに感謝しつつ
本日は就寝したく。

2007010701.jpg
ユニフォームもメンバーも変わっても漫才は健在。

2007010702.jpg
常に全力投球、みんなのおかげ。

 

2007年1月 6日

サキノマツリ

様々なる情報を伝聞しつつ、いざ岡山へ。

2007010601.jpg
 「4番GOGO 4号車 17番でー」

コート上に出てくる選手達の様子がいつもと少し違います。
ケイさんを始め、皆が交互にムック選手の肩を叩いていきますよ・・・。
そしてこれは選手全員ですけど、皆がお互いにHugし合ってます。
これはどこの風習?どうやら新手の儀式が作られたようです。

パス練習が始まりました。

♯2(イク)-♯5(ワンジョ)
♯4(サキ)-♯16(ユウコ)
♯8(カナ)-♯15(エリ)
♯7(ミユキ)-♯13(ルカ)
♯3(マリ)-♯10(リョウ)
♯11(フォフィーニャ)-♯17(ムック)

んーむ、あの選手もあの選手も外れちゃったかと思いつつ
あぁ、ホントに来たんだなあと実感した瞬間でもありました。
外国人さんとパス練を組むのは正セッターですからね。
とうとうムック選手がVリーグスタメンデビューであります。

初スタメンコール等々に感動する間もなく、試合開始。

ムック選手による1stトスは、誰もが予想できたことではありますが
やはりサキさんへのクイックでした(ちなみに2点目も)。

しかし、1set目こそ圧勝と言ってもいいほどの出来だったものの
以降は1セット落とすなど、けっこうな苦戦試合となってしまいました。

(3-1)
25-14
21-25
25-18
25-21

ブロック吹き飛ばしアタッカーが居ませんから
しつこく相手にブロック→レシーブされ、キツかったですね。
(裏を返せば、トス回しが単調になったということでもある)

あり得ない状況でボールが落ちてしまうことが多々あるなど
チームの決まりごとも明らかに固まっていませんでしたし、
やはりなんといってもセッターが緊張しまくりでしたからね
周りのお姉さま方も決めてあげようと、必死でしたよ。
(よって、チームというよりも個人技繰り出し的な試合展開になった)
セッターを育てるって本当に大変なことなんだなと痛感&感謝。

最終セットでは、それまでサーブミスを重ねていたムック選手が
のっけからサービスエースを決めるなど調子を上げ始め
最後はミユキ選手(おもろい)のサービスエースにて幕を閉じました。
勝利ヒロインインタビューは♯4あるいは♯7が妥当でしたが
ここはお約束、初スタメンなセッターさんが初インタビューとなりました。

「まず最初に・・・スタートが良くてよかったです」
「これからのことは・・・かんがえてないです。一戦一戦頑張っていきます」

なんだか、ひらがなチックなインタビューでしたよ。
ほんと、試合のことだけで精一杯だったんだなあ。

そうそう、今さらながらスターティングメンバーは以下の通り。

♯2(イク)♯4(サキ)♯7(ミユキ)
♯3(マリ)♯8(カナ)♯17(ムック)
♯10(リョウ)

ははは、SpringsB(無難)チーム、超手堅く来ましたね。
サキさんの活躍は言うに及ばずとして(29打数16安打4ブロック)
アルカス時代から見ていたはずのミユキ選手の凄さに目を奪われました。
ほんと凄いのなんの。他チームファンに妬まれるのもムリないわ。

3セット目からは♯3⇔♯11チェンジ。
フォフィーニャ選手は昨季のケニア選手ほどの爆発感はないものの
レシーブ・アタックともに手堅いプレーをされる様子でしたので
コンビがもう少し合えばいい感じになってくるのでは?(なってほしい)

そうそう、同じく3セット目にピンチサーバ登場したワンジョ選手が
これまた予想通り、ですが、見事なバックアタックを決め込んでました。
パッと見では、そろそろ呪縛が解けてきているのでは?とも。
正直、「後衛で」彼女が入れば面白いのにと素人は思いましたもの。
パワーアタッカーは必要。とにかく早く修正してくれーー。

そしてムック選手。
まずボールの指離れ?が以前よりもキレイになりましたねー。
レシーブは元々良い選手ですが、ブロックも改善されたように見えました。
(チーム全体で強化してるんですから当たり前の話ですが)
サーブは4セット目は良かったんですがね、最初からこの調子で頼みます。
肝心のトス回しについては、これから経験を積んでもっと上手くなってほしいなと
期待値込み初スタメンご祝儀で、ちょっと甘めに・・・なんて偉そうにスミマセン。
ツースパイクは我慢してらっしゃる風でしたけど、やっぱ出ちゃうんですね(笑)
いやいや、もっと打っていいよー(でも入れてね)。

改めて見るとV公式帳票ってけっこう間違いも多いのね。
そしてやっぱりこの手の数字はアテになりませんよ。

試合終了後、Springsの選手たちが次の試合を観戦している最中
エンドスタンド裏で真鍋さんとマリキャプテンが話す姿が眼に入りました。
かなり長い間のことで、明らかに何事か叱責され続けている様子。
あぁやっぱりキャプテンって大変なんだわねぇと気になりつつも、
コート内での試合に目をやっているうちに、二人の姿はなくなり
ふと気付くと、キャプテンは後方で別の誰かと話し込んでいました。

現・広報さんでした。

試合前は皆の緊張をほぐそうと頑張っておられましたし
試合中はレポに備えて?メモ書きに追われてましたっけ。
チームにまだまだ必要な存在であるのに違いありません。
残ってくれて本当にありがとう。

スタッフも選手も全員でチームを作ろうとする様子がひしひし伝わります。
これに報いるには、とにかく「勝つ」ことしかないんですよね。

こりゃあファンも気合入れなあきませんで。

 

READY GO!

はれのくに岡山

さすがだ、晴れてますよ。

 

2007年1月 5日

石の上にも三年

朝から晩までお年賀客が途切れることなく、
経理ときどき総務な私も(当然ながら)受付業務をせねばならず
こんな時に限って経理までが〆日、しかも残高が合わない合わない。
数字突き詰め作業自体は好きなんですが、今日は疲れました・・・。

そんな残業帰り、久々に「実録!大西ユカリ・ショー」を聴いていたら

「身体が不自由になればなるほど、精神は自由になる」
という小林佐智子さんの言葉を唐突に思い出しました。
一生向き合いたいほどに、深い言葉です。

***
さあ明日はいよいよV.プレミアリーグ開幕です。
いかに「足りないところ」を早く見つけるかが勝負ですよね。
そう考えると、やっぱり不安より楽しみの方が大きい、気もしてきます。
第三者なファンには心配ばかりが募るものです。

開幕3連戦を皮切りに、どれだけ生観戦できるか分かりませんが
基本的にSprings観戦については「減点法」ではなく
「加算法による相乗効果狙い」で捉えていけたらと思ってはおります。

*****

ぐおっ、すっげー嬉しいなぁ。
・「元キャプテン鶴田桂子による『K's レポート』が始動します!」
(Springs公式より)

不安が多少和らいだ気がします。

 

2007年1月 1日

シーズン開幕へ向けて

スプリングスファンクラブの新しい会報が届きました。
移籍選手さんたちによるメッセージが興味深かったです。
あ、新レプリカTシャツはなんだか寝巻きみたいですけど。

また、同封されていた公式ガイドですが
表紙のチーム全体写真に、おや、真鍋監督が入っていますね。
フォフィーニャ選手合流後は入れ替わる位置のような気もしますが
たとえ暫定的でも、監督入りの写真というのは嬉しいものです。

傍から何と言われようとも、他チームが強く見えちゃう時期なので
正直、いろんなことを予想する勇気と根拠が私にはないのですが
そうは言いつつも、2007V.プレミアリーグに向けての所感をざざっと。
もちろんSprings限定です。

【センター】
スプリングスの誇りである先野&大村鉄壁最前線(ぐぉーっ)。
いよいよチーム現役選手最年長となられたサキさんには
とにもかくにもカッコ良いセンター像を見せつけてほしいですし
カナコさんには昨年度のギアチェンジを経てトップモードへと
遠慮することなく最高峰を目指してほしいものです。
至宝コンビを疲弊させないためにはエリ選手とルイス選手の活躍も必須。

【リベロ】
間違いなくスプリングス'07の要となる存在でしょう。
リョウ選手には格の違いを見せつけてもらいたいところ。
あとはアイ選手がどれだけサポートに入れるか・・・かな。

【レフト】
最終的には外国人+1枠における熾烈な争いとなりますが
フォフィーニャ選手(とセッターのコンビ)の出来に加えて
キャプテンがどれだけ早く食い込めるかが鍵となるのではないかと。

【ライト】
今季スタメンかなぁと目していたのはミホ選手だったのですが
この事情では、やはりイク選手が務めることになるのでしょうね。
ほんとはココにleftyが入ると面白そうなんだけど、うーん。

【セッター】
熱烈応援中のムック選手にスタメンを張ってほしい気持ちは山々ですが
長いシーズン無理はしてほしくない。こうなれば誰がスタメンでも覚悟済。
でもやっぱりむちゃくちゃ期待しています・・・ファンだもん。

【監督】
第1幕、第2幕、第3幕ひいては総合優勝しか眼中にないはず。
羨ましがられているらしい補強メンバーを存分に使い回して下さい。
いろんな戦術も(私には理解できなさそうですが)楽しみにしています。

【コーチ&トレーナー&マネージャー】
ケイさんを筆頭に、スプリングスにおける縁の下の力持ち。
少ない人数で大変でしょうが・・・たのんます!

そして蛇足ながら
【チーム】というか【スポンサー】へ
好業績なうちにクラブチーム化への道筋を作ってほしいっす。

 

2006年12月31日

吉本と真鍋さん

朝、テレビをつけたら植田さんが出ておられたんで
ちょいと「おじょママ」なんぞを見てました。
モモコさんとはかなり前からのお知り合いなのだそうで、
そういえば、大昔の月バレ(バックナンバーで見た)真鍋さんへのアンケートで
「好きな芸人:ハイヒールモモコ」とあったような気がするなと思ってたら

モモコさんが「そうそう、今は久光で監督やってる真鍋くんとかね」
おぉっと、顔写真つきでお名前も出てきましたよ。
菜摘さんには「唇の色が悪い真鍋くん」呼ばわりされてましたけど。

2006123101.jpg

中田なおきさんといい(この人はある意味ちょっと別格ですが)
吉本での人脈も広いんですねぇ、真鍋さん。

トミーズよりは、断然感じの良いコーナーを朝から見せてもらいましたわ。

 

2006年12月29日

ベテランは試合でのお楽しみ

大して疲れているつもりはなかったんですけど、ぐぐっと朝寝坊。
父と妹が帰ってきましたので、母の(グチ聞き)相手をする義務もなく
ひたすらぐうたら年賀状書き。必須な人たち(主に会社がらみ)は完了。
明日からは少し外にも出ないと。

*****
「チームの顔2007」をざざっと読みました。
まずはもちろんSpringsのアンケートページから。

相変わらず変哲ない質問内容であるにもかかわらず
どっかの豆腐以上におっとこまえな先野姐様。
バレー愛にあふれたコメントは、なぜか非常に新鮮でしたが
好きでもなきゃ、こんなに長くプレーはできませんよね。
(あの腰バンドはずっと気になってたんですが、ヘルニア予防?)
ムック選手ならずとも思いますよ。
「すべてすごい!!」
(※編集部はいいかげん名選手の名前ぐらいチェックしなさい)

いかん、これでは先野さん万歳!で終わってしまう。
というわけでアンケート、他に笑ったのはマリキャプの失敗談と
(そういえば、巻頭インタビューもなかなか良かったですよ)
ムック選手のチャームポイント(ひらがな多め)ですかね。
狩野選手の一見諦観気味なムード、私はけっこう好きです。

HOT TOPICSは密かにケイさん登場回数がダントツ。
まだまだそれだけ存在感があるということで、期待してます。
逆に微妙だったのは「KEY PERSON」対談でしょうか。
と思って他チームのを確認したら、どこも微妙だった・・・。

Springsについては以上。
たまには他チームについても寸評などを。

【レッドウィングス】
・見所はやはり♯0⇔♯1のラブコール?
・全体写真でキャプテンバーをつけた人がいません(こまかい)
・「プレーがすべて」のチームカラーは変わりませんね

【バンブー】
・チームカラー(雰囲気)はけっこう好きなんですが
・色覚検査ユニフォームはなんとかなりませんか
・2007年はいろんな意味でスポンサー次第か

【アローズ】
・春高カラーは毎年リニューアル(よって苦手)
・大山姉がどこにも居ません(アンケートには居るけど)
・鍵を握るのは果たして大山姉妹だけなのか?

【シーガルズ】
・突っ込むのも恐れ多い(河本教)集団ですが
・大幅リストラにて登録選手は20名に(内セッター6名)
・やはり鍵は野村選手復活でしょうか・・・

【レッドロケッツ】
・良い選手は多いのよね、ほんと
・でもメーキャップは変えた方がいいですよ(目バリが変)
・ひとまず吉川先生と生徒たちの関係次第ですかねー

【マーヴェラス】
・今、もっともファンに近いチーム?
・意外とみなさん庶民的です
・良くも悪くも全日本3人組次第、なんでしょうね

【リヴァーレ】
・ちょっと書くのに疲れてきました
・なんせ監督さんが苦手でね
・でもキャプテンとメグ姐は好きですよ

【エアリービーズ】
・リーグ一充実したアンケート内容
・有能そうな選手が多いのに、皆さんスラリアン(造語)
・今なぜ達川監督なのか。

【クインシーズ】
・NECを地味にした感じの女王さまたち
・気の良い感じの人たちですね
・チャレンジ!

番外編:南(克幸)選手、応援してますよ。

ふう。

 

2006年12月27日

ポルトガル語

新外国人さんの入団が公式リリースされました。
「ないものの」がリフレインされ、かえって強調されてますが
あの真鍋さんが取らないわけじゃないじゃんね。

去年のケニア選手合流もかなりギリギリでしたが
おお、来日は1/3とね、開幕戦スタメンはどうなるんでしょう。

みんなの活躍を見たいっす。
もちろんフォフィーニャ選手もふくめて。

 

2006年12月21日

レ・ミゼラブル

朝、電車でつり革片手に本を読もうとすると
向かいに座っていた女の子の会話が耳に入りました。

「今日の授業、絶対にヤジが飛ぶと思うねん」
「えー、そうなんですか」
「退官講義やから、休めへんやろうし」

手元のレジュメらしきものの表紙には、本間某の名前が。
最近ニュースに疎い生活をしているので自信はないながらも
例の宿舎問題で騒がれていたあの人のことかなと薄ぼんやり。

帰宅後、母に話すと「けっきょく竹中さんが来たらしいよ」とかなんとか。
迂闊な人なんでしょうけど、きちんと仕事してくれりゃいいじゃないんですかね。
そんなことよりも、(勉強してない)政治家のお給料問題だとか
根本的なところをもっと追求してほしいものですが。

*****
で、ええと、柳本・植田さん監督続投っと
あー、私の嫌いな名前もありますね。
またも大商大-新日鉄堺コンビにて五輪を目指すことになるのかー。

私自身、柳本さんの前時代的合宿を直接体験したわけではないので
それについては、あまり追求できる根拠がないんですけれども
あの「臆病にして大雑把」な采配がナショナルチームの指揮官に
ふさわしいのかどうかは甚だ疑問であります。

監督は協会の象徴のような、というかそのものですから
協会が代わらない限り、監督も代わるはずがなく
ということは、監督への疑問はそのまま協会に向けるべきものであり

・(特にベテラン)選手の代表参加拒否
・明らかに手薄なスタッフ、アナリスト・トレーナー
・ブロック強化以前に、それを構築する戦術のなさ

などなど、挙げ始めるとキリがありませんが
これらの問題はどう解決していくおつもりなのでしょうか。
(五輪をエサに強権発動しか出来なさそうな気がしますが)

いずれにせよ柳本さん続投ということで
ファンにとっては勝敗以前に「選手を潰すなよ」という心配が
先に立つチーム作りをされるのであろうことは明白となりました。

それよりなによりV(プレミアリーグ)ですよ。

 

2006年12月13日

なぜ

私が文句を書くと決まって翌日更新されるのか分かりませんが・・・

ともかくもSprings公式ページが大幅刷新されています。

家に帰ってゆっくり読みたいと思います。

----------
ざざっと感想

○インタビュー(落合、佐野選手)
どちらも面白く、深読み・・・しちゃいますよ。あはは。
プレーを見るのが楽しみな二人であります。

○新ユニフォーム
黒ユニにブルー(爽やかさ?)が入りました。
やっぱチームカラーを入れないとマズいのかな。

○個人写真
アジア大会直前に撮影されたものでしょうか。
とすると、かなり突貫工事。そりゃ更新できんわなー。
突っ込みだすとキリがありませんが、気まぐれ寸評。

・サキさんはやっぱり誰よりもニヤリ系。
・ワンジョ選手、随分かさばるヘアスタイルだな。
・ルイス選手の目標は「体づくり」・・・同意書出てないの?
・カナコさんは何だかワイルド。
・リョウ選手、すげー筋肉。
・ルカ選手、やっとこさ目立たない口紅に。
・エリ選手・・・この写真は(旧姓)大友選手に似てますね。
・ムック選手、良い表情だ!
・ケイさん、さりげなく髪が伸びましたねえ。

○メッセージ
・大量のペヤング・・・って食べたことないんですよ。
(だから「ペ・ヤングン」の面白さが最初分からなかった)
・ミッキーが密かにレクソナアデスさんのユニを着てます。
・「たぁおむ」と「たぉむ」の読み方がやっぱり分かりません。

○チーム写真
毎年、選手の並び方が興味深いんですが、考えるの大変そう。
外国人さまがいらっしゃらない写真となっておりますが
真鍋さんって勝算がない戦いはしなさそうなだけにねえ。
スポンサーの業績も良いし、どうなんでしょうかねえ。
ねえねえ?

 

2006年5月 1日

黒鷲企画 ―選手紹介③―

花粉症によるクシャミと眠気に襲われております。
眠気は単に寝不足ですけれども...

三日(坊主)目の本日は、
現段階で同列に並べるにはまだ早いかもしれませんが、
久光製薬スプリングスの未来を担う、若手期待の星をご紹介したく。

― (入れば)エース級のスライダーサーブを引っさげて
― ♯4さんと並んでいると、まるで「肩幅コンビ」
― ムックよりもガチャピンに似ているような気がしないでもない

なんて、面と向かっては絶対に言えない
コワモテNo.1ならぬ筋肉No.1セッターさんです
(笑うと、とても可愛いんですけどね)

♯17 橋本直子
(セッター)
・1984年7月11日生(21歳)
・身長172cm(指高224cm)
・最高到達点296cm
・愛称:ムック

プロフィールにはきまって
"サウスポーから繰り出されるジャンプサーブとツーアタックが武器、
攻撃的トス回しが光るセッター"とか何とか書かれていることが多く、
それは確かにその通りなのですが、何といっても一番の魅力はあふれる気迫。
コートに立つと、まるでゲートインしたサラブレッドかのように、ひたすら前向き戦闘態勢まっしぐら。見ているだけで楽しく、そしてかなり怖い。あらゆる意味で貴重なキャラクターです。

最初にプレーを見たのは、やはり2005年2月「あのJT戦」でのこと。
ピンチサーバーでの出場ながら、メグカナ世代のユース正セッターということで
注目していましたが、プレーより何よりも、お姉様方の笑顔とは真逆に近い、
その闘志あふれる眼差しが強く印象に残りました。

その後、サマーリーグで初めてセッターとしてのプレーを拝見。
どうやらバックアタック(のトス)と、自ら打つツーアタックならぬツースパイクが
大好物であるらしく、実際よく決まっていたんですが、点が入った時の喜び方が
これまた良くって、コートの中も観客も盛り上がる盛り上がる。このとき名実ともに
ファンとなってしまいました。

Vリーグでは、鶴田さんという大御所を越えることは容易なことではなく、
またもピンチサーバー枠での出場となりましたが、12V開幕デンソー戦では
サーブ8打数でノータッチエース3・効果2(効果率43.8)という
凄まじい数字を叩き出すなど、勝利にも随分と貢献してくれましたし、
リーグ後半には数少ないトスアップのチャンスにセンター攻撃を使う
"冴え"も見せてくれました。

これからどういう使われ方をされるのか、現時点では分かりませんが、
セッターとしてはまだまだ若い21歳(中田さんは、とかいうのはナシで)。
四天王の背中を最もよく見ている選手の一人でもあります。
今はまだその高い目標と現実とのギャップにもがいているようにも見えますが、
とにかく前へ前へ進んでほしい。
そして、いつか追いつく日をファンは楽しみにしています。

 

2006年4月30日

黒鷲企画 ―選手紹介②―

やはり、この人をおいて久光製薬スプリングスは語れません。
プレーも生き方もカッコ良いとしか言いようがなく
アスリートという枠を越えて、尊敬している人です

  ―セリンジャー氏が日本代表監督になっていたら
  ―先野さんが代表選手になっていたら
  ―日本のバレー界は違ったものになっていた(かもしれない)

♯4 先野久美子(センター)
・1975年9月23日生(30歳)
・身長180cm(指高233cm)
・血液型A型(Rh-)
・最高到達点315cm
・三田尻女子高→ダイエー→オレンジアタッカーズ

略略歴
94年:将来を嘱望されてのダイエー入り。
脅威のジャンプ力を以て1年目にして若鷲賞をかっさらうなど衝撃的なデビューを飾るが、
突然の膝故障により控え生活を余儀なくされる

99年:6年目にしてようやくレギュラースタメンの座を掴むや、
スパイク賞(アタック決定率53.38%=日本人最高記録)を獲得
01年:第8回Vリーグにて念願のチーム初優勝。MVPに輝く

受賞歴:MVP('01)ベスト6('99,'01,'04)スパイク賞('99,'04)
****************

おしもおされぬ久光製薬スプリングス大看板センターエース
野球で言うところの「得点圏打率」、勝負所での決定率は限りなく10割に近い、
Vリーグきってのクラッチプレイヤーでもあります

ふわっと浮くジャンプから一瞬の間をおいてデッドスポットへと突き刺さるボール

何度見ても飽きることがない、先野さんのターン打ちです。
その(黄金の)手首から繰り出されるボールの軌跡を追うことは、
生観戦での楽しみのひとつ、いや、これが目当てといっても過言ではありません。

膝故障を抱えながらプレーを続けていることでも知られ、ジャンプやレシーブ時の
独特のフォームは故障をカバーするために編み出されたそうですが、
スパイクは言うまでもなく、ブロックもピカ一、レシーブもセンターとしては決して悪くない。
初めて見た時は「こういうフォームにすれば、皆これだけのプレーを出来るように
なるんじゃなかろうか」と真剣に思ってしまったほどです。
180cmという身長はVリーガーとしては高い方ではありませんが、
200cmプレイヤーにも見劣りしないほど、その存在感は圧巻。
とにかく見所満載なプレイヤーです。

コート内では冷静かつポーカーフェイス、背中で魅せるタイプのプレイヤーですが、
ひとたびコートを離れると、かなーり愉快なお人柄(かつ酒豪)であることでも知られており、
雑誌等でのインタビュー記事は、あまりのユニークさに語り草になっているものもあるほど。
プレーはもちろんですが、苦労を表に出さないその明るいキャラクターもまた、
チーム内外を問わずファンが多い一因でしょう。

鶴田さんとの名バッテリーは足かけ10年を越え、いよいよ三十路コンビとなりました。
これほど長くプレーを続け、チームを牽引し続けてくれていることに心から感謝しつつも、
やっぱりまだまだ力を見せつけてほしいと願わずにはいられません。

チームへ、バレー界へ、そしてまだ見知らぬ人々へと

 

2006年4月29日

黒鷲企画 ―選手紹介①―

今更なんですけども、こんなことをひっそりと。
誰から書こうかと悩みましたが、まずはこのヒトから。

♯3 落合真理(キャプテン・レフト)
・1982年1月4日生(24歳)
・身長178cm(指高231cm)
・最高到達点301cm
・成徳学園高校→日立

ポニーテールが印象的な、スプリングスの誇る若き主将です。

昨年11回Vリーグでは、レギュラースタメン入りと同時に主将就任と初物づくし。
チームは6位に終わってしまいましたが、2年目の今年は重圧にも慣れて、
きっと活躍してくれるはず!と、シーズン前から期待していました。

はたして、サマーリーグでは若手を率いて決勝進出の原動力となり、
12回Vリーグでは序盤こそ振るいませんでしたが、スタメン復帰した10月佐賀大会東レ戦では
豹変ともいうべき大活躍(本当に素晴らしかった!)。
コート内でも不可欠な存在であることを見せつけ、以降レギュラーを外れることなく
チームを見事にまとめ、優勝決定戦へと導いてくれました。

身長はレフトプレイヤーとしてはあまり高くはありませんが、レシーブ力があり、
攻撃時には軟体動物並みの柔らかさを生かした高打点から、速いトスをシャープに
決めてくれます。またブロック力も高く、中でも移動攻撃のブロックはVリーグ屈指の腕前。
打って守れる、まさにオールラウンドプレイヤー。

「マリ選手が活躍した試合は必ず勝つ」(by neco)あらゆる意味でのキーパーソンであります。

ジュニア時代から華々しい経歴を持ちながらも、
その後は廃部(日立)→移籍→ケガ(→キャプテン?)と、かなり苦労されています。
いろんな苦しみを知っている人は、知らない人よりも強いはずではありますが、
背中にちょっぴり悲運が見え隠れする選手なので、久しぶりの全日本は良い機会。
のびのびとプレーして、そういうものを払拭してきてほしいな、なーんて思っています。

先日の日韓戦では久しぶりに肩のテーピングが取れて、
気のせいかスパイクのパワーが増したように感じました。
試合ごとにイクさんのテクニックが伝わりゆくのが分かります。
黒鷲旗でもまた、いろんなプレーを楽しみにしています。

そしてぜひ、優勝トロフィーをその手に掲げてください。

 

2005年12月25日

パイオニア戦後記

手元メモより

♯2成田選手:
少々疲れておられました?しかし、相変わらずなご活躍で。全ての起点はこの人から。パイオニアアレルギーなし(のはず)の人が異色感出しまくって頑張ってほしーっすよー。

♯3落合選手:
レシーブそしてブロックでの貢献率を考えると(あ、サーブもか)決定率にこだわるのは野暮ってもんですよ。ただ、大きな二段トスが続くとやっぱり苦しいですね。
リフレッシュして、あの東レ戦やNEC戦で見せてくれた笑顔ハツラツプレーで行きましょう。

♯4先野選手:
コートに入っただけで、チームに安心感が広がるのが分かります。いつ伝家の宝刀が飛び出すかと相手もファンもドキドキですもんね。V再開後さりげなく連続サーブシーンが増えた気がしますし、あげくはファインレシーブまでして頂いて、いやもうありがとうございます、としか言えません。

♯5小山選手:
パイオニア戦でのサーブ、むちゃくちゃカッコ良かったすねえ。2階席まで気合入った声が聞こえてきましたよ。ずっと言ってますが、そろそろコートでアタック打つ姿見たいっす。レシーブ・ブロック頑張れ〜。監督使ってくれ〜。

♯6青木選手:
ワンポイント出場で結果出すのはキビシーわなあ。腕の長さ以外の決め手がやっぱり少ないのかなあ。

♯8大村選手:
パイオニア戦ではギアがどっか別な所に入るのか?というぐらい迫力がありました。試合中も楽しそうで、充実度が凄かったです。そして、その高さとパワーによる渾身の一撃にファンはうっとり。後でスタッツを見たら3/9でしたが、もっと決まっていたような錯覚を抱いていました。やっぱりこういうアタックの方が与えるダメージがデカイんだってば(私だけか?)。ブロック7本、サービスエース1本ってね、なにげにレシーブも良くなっているし、大センターエース復活の狼煙を見た気がします。ほんとうにほんとうにカッコ良かったですよ。
勝たせてあげたかったなあ。

♯10鶴田選手:
「ケニアの日」の翌日は「ケニアじゃない日」?
ケイさんのトスに無意味なものはないと信じていますが、1月からのスパートは、やはりケイさんという司令塔のアタマにかかってきます。お正月リフレッシュして、また久光バレーを見せてください。

♯11ケニア選手:
いやもうホントにお疲れ様で。まだまだ粗さも目立つけれど、本当にチームに馴染んできました。そしてカワイさも分かってきましたよ。
あちこちで「ケニア一辺倒」と叩かれているけれど、ケニアはそれがどんな思いで繋がれたボールなのか、そんなボールの重みが分かっている優秀なプレイヤーです。チームの一員として心から応援しています。

♯12渡辺選手:
試合中に必ず♯2♯10⇔♯6♯12という二枚替えがあるのですが、点数を取られた時点で容赦なく交代というパターン、これだと単にワンポイントブロッカー&ピンチサーバーであって、本来の二枚替え「トスのリズム替え」ではないですよね。この中で結果を出すというのはちと苦しいですが、チャンスはとにかく生かしてほしいです。

♯14吉田選手:
読みはイイと思うんですが、いかんせん♯2♯3に比べてリーチが短いわけで、それをカバーするのは、やはり足かなあと。なのに最初の一歩がワンテンポ遅いように見えます。常に「完成型」みたくなっちゃう"久光バレー"にはないガムシャラさをもっと出してほしいです。とにかく疲れを取って。

♯17橋本選手:
勝負所での一発「代打ホームラン」を求められてのピンチサーバー出場が多く、最も「天国と地獄」を見せられている気がします。しかも今季サーブの調子が良いカナコさんとの交代が多く、なおさらプレッシャーと責任がかかりますねえ。カントク、試練与えてるのかなあ。久光っぽくない「キレイじゃない」バレーもやれる選手なので、早くコートに入ってほしいんですがああ。

 

2005年12月23日

山形行

この飛行機で!?

2005122301.jpg

山形空港からさっくりと山形駅へ到着。
蔵王行きのバスはどこかなぁとウロウロしていると
向こうから「Necoさ~ん」と手を振る人が。
おやまぁ、こんな所でお会いするとは、日本も狭いものです。

まだ時間はあるし、お茶でもします?
...いや、それもいいけど...やっぱりね。

というわけで、雪道をてくてくと歩き、こちらさんへ。
食べてみたかったんですよ、山形蕎麦。

突き出しは「蕎麦の実なめこ」...酒のアテに最高っすね。
つまみやら板蕎麦やら、明らかに多すぎる量を注文。
(もちろん、お連れ様に食い切っていただいたのですが)

2005122303.jpg

山形(納豆)蕎麦です。確かに切れ味抜群で美味しかったっす。
出羽桜の新酒もスッキリと美味しかったし
「そば焼酎そば湯割り」(写真右端)も旨かったなー。

****

満足満腹ほろ酔い気分にて、ふたたび雪道を山形駅へ。
歩道橋エスカレーターに乗って喋っていると
反対側の下りエスカレーターに、どこぞのジャージ姿が。
ん?

...よりにもよってムック選手(一人)です。怖いよー

固まる私、存在に気付かず喋り倒し中のお連れさん。
すれ違いざま、ムック選手の呟き声が耳に入りました。

「さぶー」

ど、どういう意味?
文字通り(気温が)寒いの?
それとも昼っぱらからホロ酔いな我らが「寒い」の?

ひぃぃ。

*****

やれやれと山形駅を歩いていると、背の高い二人連れが目に入りました。

...大友選手っすね。なんだか表情が暗い。
そして毛糸の帽子をかぶった人はキコ選手かな?
あー、NECさんはここのホテルに泊まってるのねー。

ってなところでお連れさんとお別れし、ワタクシは蔵王へ参ります。

Go!

*******

宿の窓から見えたのは...

2005122302.jpg

思わず大笑い。
明日は頑張ってください。

 

2005年12月18日

S・E・A・G・U・L・S

昨朝、母が騒いでいた「ビーグル犬が警察犬として働いていた」というニュースをネット検索。

ビーグル犬が警察犬...ありえない...と思ったら、空港での「検疫探知犬」ですって。
ならば納得。さもありなん。こっそり肉を持ち込んだらビーグル犬が来ますよ、注意!(独り言)
しかしやっぱりビーグルは可愛いなあ。
そういえば、よくニュースに登場する「麻薬探査犬」ってヤク中なんだそうですね。
寿命も短いそうですよ...

お昼からは部屋を片付けながらVスコア観戦しておりました。
行きたかったのですが、風邪を早く治さないと山形がヤバいですし、
シーガルズの応援はあまり生で見たくはないしで、簡単にあきらめはつきました。

ただ、試合を見ずにスコアだけって、精神的にものすごーく疲れるんですよね。
なので途中からはPCを切ってお掃除に精出しすることにしたんですが
17時頃つけてみたら試合終了。3-1で勝利していました。よかったよかった。
もっとも私が切っていた間はVスコアも落ちていたようで、相変わらずダメダメっすねえ。

そしてどうやら本日はサキさん大爆発だった模様。うむ、それは生で見たかったなああ。
カメラは入っていたようですが、当然シーガルズDVD用でしょうから
非常に微妙な仕上がりになってそうですね。

 

2005年12月17日

武富士バンブーリベンジ戦

朝、雪が溶ける音がしたような気がして起きてみると、辺り一面銀世界でした。

風邪の調子悪さをだましだまし、岡山へ行くことにはしたものの
いきなり家の前で(雪で)ひっくり返って転ぶありさま。母親に本気で心配されました。
自転車はおろか走ることすら出来ず、ほうほうの体で駅に辿り着きましたよ。

岡山駅にて最近Vリーグにハマってくれつつある友人と合流。
会場まで電車にするかバスにするかと迷っているうちに、
バスが10分後に出発することを知り、慌てて高島屋へと昼食調達に走りました。
ちなみに岡山駅前高島屋の鮮魚コーナーはオススメですよ。
600円弱の握り鮨詰め合わせにもちゃんとサワラが入っていました。

さすが「はれのくに」だけあって、気温は低かったのですが陽射しポカポカ。
平地をグングンとすっ飛ばす路線バスは至極快適でした。
40分かかる上に停留所は遠いですけど、天気がよければコチラをオススメ。
っていうか、いつものことですけど、お願いですから駅から近い体育館で試合して下さい。

会場の「ふれあい体育館」応援席はかなり狭かったため、周りは選手の肉親だらけでした。
どこぞのダンナさんやらお父さんやらお母さんやら。うかつなこと言えませんがな。
買い込んだ握り詰め合わせを美味しく平らげて、応援準備。

本日は武富士バンブー戦。
前回はまさかのストレート負けを喫した相手ですが
エースの吉沢選手(2005年度全日本登録)を生でちゃんと見るのも
いやらしいプレーがめっぽう上手いと評判の足立選手を見るのも
Vリーグ一の高さを誇るハニーフ選手をきちんと見るのも初めてです。

結果は3-1

1セット取られましたが、まったく負ける気はしませんでした。
だってマリキャプテンが大爆発。
スパイク・ブロック・サーブ・サーブレシーブ、完璧なまでの活躍ぶりでした。
今ひとつよく分からんのですがキャプテン、実は調子の波がある方なんでしょうか?

取られちゃった2セット目が見どころ多くて面白かったです。
序盤で「サキノ、打て~」だか「サキノ、止めろ~」だか大声が響き渡ったんですよね。
そうしたら次の瞬間、ネット真下叩きつけクイックを決めたサキさん、カッコ良かったっす。
24-23でピンサ登場した♯17ムック選手、地元の期待にお応えしまくりサービスエース。
デュース持ち込みっすよ。これもカッコ良すぎ。
なのでね、このセットを取れなかったのは残念でした。
1セット余分にやると体力がそれだけキツくなりますから、確実に取りたいところですね。

1/3/4セットは危なげなく取ったイメージ。
明日はスパッとシーガルズに勝って山形に乗り込みたいところです。

小ネタ
すみません。あんまりないんですよねー。

2005121701.jpg
手元にカメラがなかったものでケータイ撮影ですが
就実高校バレー部さん作成の♯17ムック選手の応援幕が
とても良かったので記念撮影(サキさん幕の下)。

 

2005年12月12日

しつこく

またも生牡蠣購入。
(¥398→半額になっていたので)
9日のものよりはマシな味でしたが、さすがに飽きましたわ(やっと)。
今度は1月の焼き牡蠣だぜ。Hey!(意味なし)

・神戸新聞(12/12夕刊)より←朝刊は休刊日
"久光が快勝/JTが3勝目"
記事中で1leg序盤戦うまく行かなかった理由について、マリキャプテンのコメントがあり
「(アタック決定率など)数字にばかり気を取られてチームがうまくかみ合わなかった」
とあるのですが、この場合の「数字」が"決定率"というのは微妙に違うような...。

あ、でも、こうしてちゃんと取り上げていただいてありがとうございます。
神戸新聞とスプリングスはいろいろと関係も深いようですし、
もっと特集を組んでくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。

 

2005年12月11日

いよいよ2leg開始

明石なのに明石じゃない中央体育館にて久光ホームゲーム。
言い飽きた文句ですけど「駅から遠すぎ」です。
来年の兵庫国体の絡みもあるそうですが、それにしてもね...。

さてさて、本日より2leg入りのゲームは先週と同カードとなり
久光製薬スプリングスVS茂原アルカス第2戦であります。

セットカウントは数字上3-0
・25-18
・25-20
・25-23
で・す・が
観客視点では、あまり内容(&後味)の良い試合ではなかったです。
プレー中、心臓に良くないアクシデントもありましたし、ブロックもかなり振られていました。
レシーブもサーブ・スパイクレシーブともに本来の出来からすれば、イマイチだったような。
来週ひいては再来週を見越してのHG(しかも同カード)ということで、油断気味だった?
ひとまずストレート勝ち出来て良かったです。

とはいえ、サキさんとケニアの決定力はさすが。特にサキさんは「打てば決まる」状態でした。
ケニアはイクさんのアクシデントでチームの空気が悪くなり始めたのをキッカケに調子を上げて
チームを文字通り大車輪で牽引してくれました。特に連続サーブは圧巻でしたね。
背中から「ワタシヤルワヨ!」オーラがみなぎっていましたもん。頼もしかったです。

小ネタ
・サキさんの髪の毛がサッパリスッキリ。

・3セット目の21点目だったかな、♯2&♯10⇔♯6&♯12の2枚替えがあったのですが
なんと♯12マユミ選手のサービスエース等で3連続得点。ケイさんの嬉しそうなことといったら!
しかし、祈りむなしく(本当に祈っておられましたね)サーブミスで再び二枚替えとなり
コートに戻るのがむちゃくちゃ残念そうでした。

・♯8カナコ選手は本日もファインレシーブを見せてくれました。バックで残らないのが残念です。
 レフトに♯5ワンジョを入れてさー、ワンジョにリベロでさー、カナコさんのバックアタックとかさー。
 (すんません。「ずいずいずっころばし」のリズムで適当ラップをかましてみました)

・試合後、チーム全員&はばタン(兵庫国体キャラ)は抽選当選者とともに写真撮影。
♯7アリがいなかったので「まさか、はばタンの中?」と、少し本気で心配してしまいました。

・本日もイクさん&サキさん旦那'sは仲良くご観戦。あ、ロンさんも来ておられましたね。

 

2005年12月 4日

1leg最終戦

16:00~大阪府立体育館
久光製薬スプリングス×茂原アルカス
 3-0
・25-18
・25-16
・25-19

順当にストレート勝ち。
アルカスも守備力がある良いチームなのですが、いかんせん高さが違います。
橋口を怪我で欠いて、久光と真っ向勝負というのはキツいのではないでしょうか。

本日はケイさんが「カナコさんをヒロインにするトス回し」をされていました。こういうゲーム(ストーリー)メイクが出来るセッターって、そうそういないですよ。正直、「勝負を度外視しているんじゃないか」と思うこともあるんですが、今日は(も)素直に脱帽。全体的に今日もサーブが好調。マリキャプの連続サーブが多かった気がします。

というわけで、若手出場を少し期待していたのですが、相変わらずのガチモード。ピンサで(♯1♯12♯17)が出場したのみでした。うーん。


小ネタ
・本日の神戸新聞朝刊見出しは"久光、JTに快勝"、写真はカナコさんでした。
でも、記事中の"レフト"成田さんはライトですよー。

・試合後の♪Happy birthday♪は♯18筒井選手。来年はコート上で迎えたいですね。
いやもうマジで早く出て来て下さい。期待してるんです。

・ロンさん(子どもさん連れ)そしてサキさんダンナさんが連日観戦。
ケイさんに「そこの2人、夫婦?」と突っ込まれてました。

 

2005年12月 3日

Vリーグ再開

14:00~大阪府立体育館
久光製薬スプリングス×JTマーヴェラス
3-1
・25-20
・25-22
・22-25
・28-26
試合データはこちらこちら

サーブミスが減り(←ケニア除く)
ブロックが良くなっていました(←ケニア含む)
欲を言えばストレート勝ちしてほしかったところですが、
勢いづかせたくない相手を初戦で抑えられたのは良かったです。

小ネタ
・サービスエースを取ったサキさんが口を開けて笑っていました。

・♯2⇔♯12、♯10⇔♯1の二枚替えの直後、♯1♯8♯11前衛三枚ブロックがJTスパイクをドシャット。
 むちゃくちゃカッコ良かったですねえ。痺れましたよ。
 真鍋さんがやりたいことはコレなんか~と、初めて絵として見た気がしました。

・実はブロックがあまり得意ではないんじゃないかと思っていたケニアが連続ブロック。
 どうやら相手もそれを狙ってきた気がするんですが、普通に手を伸ばすだけでも高いですからね。
 これで課題はサーブのみ!?(父兄席から「入れろー」の声が上がっていました)
 レシーブは除外、といってもワンジョより上手い気がするんですよね...怖ぇなあ。

夕飯はHEさんならびにYさんと鶴橋で「焼肉」を食べながら祝杯をあげました。
私、焼肉はご飯とセットで食べるというのが何より大好きな食べ方なんですが
次々と肉の追加注文をしたがるHEさんに、ご飯を食べないのかと聞いたところ
「ご飯はホテルに帰ってからおむすびを食べる」とか言うもんですから

「太るよ」と、(強制的に)ご飯を注文させました。

本日のGJ:「鶴橋=久光セッターの聖地」だと指摘したYさん!サイコー!

次はセミファイナルでまた来ましょう!

 

2005年5月 1日

050501

 先だっての脱線事故により、通勤経路を変えざるを得なくなってしまいまして
 これが疲れるのなんの...連休前に珍しく風邪でダウンしてしまいました。
 あの朝、私が乗車したキッカリ1時間後に事故が起こり、
 大勢の方々が亡くなられたことを考えると、何を言う事もできませんが
 数分程度の遅れを気にするような小さな人間にはなりたくないな、と
 遅刻魔が言っても何の説得力もありませんね。

 とか言っている間に連休突入です。仕事は暦通りですので実感はありませんが、
 29日から開催中の「バレーボール全日本選手権(黒鷲旗)」観戦にいそしんでおります。
 Vリーグチーム、大学チーム、高校チーム等がトーナメント方式で戦うというもので
 もちろん応援するは久光製薬スプリングス。

 第一日目の対戦相手は山口県・誠英高校(旧・三田尻女子高)
 私が尊敬してやまない久光のセンターエース・サキさんや栗原メグの母校です。
 久光は大人気なくレギュラーメンバー勢揃いでしたので、当然スト勝ちでしたが
 誠英もダテに強豪校ではなく、なかなかにいい試合をしておりました。

 試合中、サキさんがタッチネットを取られて激しく抗議するという珍しい光景があり
 それまでは多少高校生(しかも母校)相手に手加減してるように見受けられたのですが
 その後は気合の入ったブロックを可愛い後輩相手にバチバチとかましておられたのが
 たいそうカッコ良く、そして少し笑えたシーンでもありました。

 で、2日目の本日は東北福祉大との対戦。こちらはリベロ・吉田あいさんの母校。
 ココの監督は元全日本選手の佐藤伊知子さんです。
 東北福祉大はイマイチ調子が悪かったようで、こちらも順当にスト勝ちだったのですが
 第2セットのスコアがなんと「25-0」、完封勝ちです。

 バレーの、ましてやラリーポイント制の現在、この数字を見ることはまずありません。
 20点を過ぎた辺りから、選手もベンチも数字を意識し始めたのが明らかに伝わり、
 コート内でのボールに対する執着度が上がることといったら!いやぁ、面白かったです。
 ベンチも含めてあんなに喜んでいる姿を観たのは、2月のJT戦フルセット勝ち以来?
 この良いムードが続きますように。
 
 というわけで、
 本日のMVPは24本連続ノーミスでサーブを打ったサキさんで、文句なしですね。

05050101.jpg 19本目  05050102.jpg 22本目

珍しく、記事にもなっていましたよ。

続きを読む "050501"

 

2005年2月27日

残り雪

先週、何の気なしに試合を観に行ってしまったがために、すっかり虜になってしまったSpringsのリーグ最終戦を観戦すべく、遠く滋賀県は野洲まで出かけてきた。
 
今日の東レ戦にストレートで勝てば四強入りが濃厚な試合だったのだが...負けた。第1セットから既に「勝つ」という雰囲気が感じられなかった。東レのホームゲームで、応援団が4:1いや、5:1であったことも一因かもしれない。が、それが今期の運命だったのだ。この結果が来期につながることを切に願う。応援も来期は頑張るよ。

と、大きな不幸の中には小さな幸せも。
大のご贔屓、センター・先野選手(サキさん)がスパイク賞(スパイク決定率№1)獲得。そしてリベロ・吉田あい選手が新人ながらサーブレシーブ賞を獲得。凄いことですよ。

サキさんにそのスパイク賞を取らせるために、セッターかつ盟友でもある鶴田さんは今日の試合でサキさんにはトスをほとんど上げなかった(決定率を上げるため)。その結果、レフトへのトスが集中してしまい、それが敗因の一つになってしまった。サキさんのチームへの貢献度からすれば、そのことを否定する人はいないだろうが、後味はあまり良くないだろうなあ...でも、本当におめでとうございます、なのである。

そんなサキさんのアタックは、今日も数は少なくとも素晴らしかった。あの美しさはマジで世界レベルだ(膝の持病がなければ間違いなく全日本入りしていただろう)。ジャンプの仕方といい、滞空時間の長さといい、カッコ良すぎ。次にこれを観られるのは5月の黒鷲旗(5月GWに大阪で開催)か。ぜひぜひ一度ナマで観ていただきたい。バレーもナマ観戦は本当に面白いので。

本日はSpringsファンの某氏にチケットを頂き、お弁当をご馳走になり、ほぼ接待観戦。どうもありがとうござんす。お弁当美味しかったっす。

追記:
前回買い損ねたVリーグパンフレットを購入したところ、
抽選で久光製薬スプリングス全選手のサインが入った色紙をGET!
これもまた大きな不幸の中の小さな幸せ。

 

2005年2月21日

...。

昨日の試合の余韻にて一日を過ごす(仕事もした)。
今日一日で久光製薬Springsのことにだいぶ詳しくなった。

この探究心を、もっと人生にお役立ちなことに生かせたらいいのにと、
我ながらつくづく思う

 

2005年2月20日

小雪

1週間ほど前から行こうか行くまいか悩んでいたのだが、せっかく神戸での開催試合なのだし、と、重い腰を上げて行って来た。

第11回Vリーグ女子神戸大会(グリーンアリーナ) 

 ・東レアローズ×茂原アルカス戦 
 ・JTマーヴェラス×久光スプリングス戦

「あまり遅くならないでよ」と母に念を押されて家を後にしたのだが、嫌がらせかのごとく、両試合ともフルセットにもつれこむ結果となった...。
 
 ・第1試合 東レアローズ×茂原アルカス
レフト大山の不振(右手負傷中の模様)をセンター荒木が補い、なんとかフルセット勝利。茂原も良いチームなのだが、アタッカーの決定力に欠ける、セッターが単調、そしてなんといってもブロックが弱い(こう書いてみると、やっぱりイマイチなのか)。戦力補強が進まなければ、入替戦でV1リーグ行きは免れたとしても、来年も期待するのは難しいかもなあ。

そういえば試合中、横でちょろちょろしている男の子...茂原の辻監督夫妻の愛息真一郎くんだった。応援団と一緒に踊っていて、むちゃくちゃ可愛かった。

一方の東レはというと、今年の不振理由は助っ人外人アダムスの怪我、そして守備力の甘さ、あとは正セッターの甘さ、といったところか。若い選手が多いので伸びしろが期待できる反面、ベテラン不在はやはり痛い。

そしていよいよ第2試合、JTMarelous vs 久光製薬Springs 
JTはこの試合に勝てば、初(そして悲願の)ファイナル4強進出が決まる。かたや久光はこの試合を落とすと、その時点で4強の望みが完全に消える。どちらも負けられない1戦である。

私はどちらのチームにも肩入れしていないつもりだったが、試合が始まってしばらくすると自然に久光応援モードへと切り替わっていた。応援席ではなく、周りにはJTファンも居たためあまり反応は見せぬよう、静かに観戦。
 
第1,2セットをあっさりと連取したJTがそのままストレート勝ちするかと思われたが、3セットを久光が何とか逃げ切り、もつれこんだ第4セット、久光のリズムがかみ合い始めた。JTの執拗なサーブやスパイクも、リベロ吉田さんとライト成田さん(全日本リベロ)が拾い回る。これは行けるかと思ったが、JTの司令塔竹下さん(全日本セッター)がそう簡単に許すはずはなく、このセットはこの第11回Vリーグの中でも確実に記録に残るであろう死闘となった。デュース・デュース・またデュース...どこまで続くのかと気が遠くなりそうだったが、最後はキャプテン落合(マリ)が強打をモノにして、34―32、久光がセットを取った。
 
ファイナルセット15点勝負、いきなり久光が走り始めて一時は5点の差をつけた。予想通り追いつかれたものの、流れは完全に久光美(熟)女軍団のペース。久光ピンチサーバー渡辺さんのサーブが効果的に決まり、いよいよスコアは14-11。セッター鶴田さんのトスはやはりセンター先野様(あえてそう呼ばせて頂く)に上がった。芸術的なブロード攻撃が決まり、スコアボードに15点目が点灯した。
 
傍らの応援団(選手の父兄含む)は泣きながら抱きしめ合い、拍手入り乱れて歓喜の嵐。第4セットではアップゾーンで祈り続けていた控え選手もコートで泣いていた。私の目もちょい潤んだ。
 
ここに久光製薬Springsファン1名が誕生したことを、そっと告白する。

 

2004年5月14日

己のみ知る

朝、突然アンテナ@屋根が壊れ
家中の地上波が受信不可能に。
今日は全日本女子バレーVS韓国なんだよ!
よりによって、なぜ今日!

終業直前、母より社用PHSあてに電話アリ
「テレビ治ってるみたいよ」

いそいそとビールを抱えて帰宅

「ついさっき、また(テレビのアンテナが)壊れたよ」(両親ハモる)

私の部屋のパソコンTVのみギリギリ生存。
両親を狭い私の部屋に招聘し、ビール両手に鑑賞。
 
見事だぜ日本!
オリンピックの楽しみが出来たっす。
みんな、すんげぇ良い顔ですねえ。ちょっと涙ぐんだりする。

てなわけで、今日はチェロ練習休み。

 

2004年5月 8日

ばんざい

書きかけのデータを保存して寝たつもりが
朝起きたら、かけらも残っておりませんでした。
一瞬、ウィルスがどこかに持って行っちゃったのかとさえ思いましたが
いくらなんでもそんなことはなく、単に保存し損ねたんですよねえ、きっと。
昨日は久々に焼酎オンザロックなんか飲んでましたし。

朝、両親が畑仕事に出かけた留守を狙って、久々にピアノの蓋を開けた。
1時間ほどかけてモーツァルトとブラームスをぽつぽつと鳴らして満足する。
チェロは単旋律の楽器なので、一人で弾いているとどこか寂しいのだけれど
ピアノは同時に複数の旋律を演奏できるし、簡単に和音を鳴らせるのも良い。
さすが1台でオーケストラが出来る楽器である。
なかなか思うようには弾けないけれど、ことクラシック音楽に関しては
観客ではなく、常に演奏者という立場であり続けたいなあと心底思う。


午後、母親をけしかけて、垂水の大型アウトレット「ポルトバザール」へ。
靴箱とレゴ箱を嬉々として抱え、駐車場へと向かう途中、
ずらりと並んだ折り畳み自転車が目に入ったので、ついつい立ち寄ってしまった。
「ジャガーアウトレットショップ」

ジャガーの自転車の相場は良く知らないのだけれど、安いのだ。
1〜2万円台でいい感じのものが置いてある。折り畳みはさすがにいらないが
普段乗り自転車として、今のママチャリを廃車にして...という考えがビシバシ頭をよぎる。
しかし、しかし...泣く泣く(なのか!)あきらめた。

夜は珍しくもスポーツ観戦。
居間のテレビにて女子バレー日本VSイタリア戦。(和室のテレビでは阪神戦)
サーブを打つ、レシーブをする、というだけでも驚異的な行為に映る私にとっては
「移動攻撃」たるや、もはや人間業とは思えない。オリンピック行ってほしいなあ。

私はスポーツというものは、する方も観る方もあまりやらない方である。
言うまでもなく、「する方」は運動&反射神経能力の欠如によるものだ。
特に「ボール」系スポーツはドッジボール、卓球からボーリングに至るまで
総じて苦手という筋金入りである。
なのに「バリバリ運動部に見える」といわれることしばしば。
唯一、所属していたのは小学校の時の「一輪車クラブ」ぐらいなのだが...。
 
「見る方」、自分ではやらないけれど、「観る」のは好きだという人は多いと思う。
しかし、私はこちらもダメ。試合の緊迫した緊張感に耐えられないのだ。
どんなに努力しても最後は「勝ち負け」で全てが終わるという、はかなさも辛いし。

要は人一倍負けず嫌いな性格なのだ。なのに努力はしない、最悪パターン。
勝ち負けという土俵に立ち続ける日々だなんて想像もつかない。
私の場合、スポーツだと最初から負けが分かりきっているということもあるけれど
これっておそらく人生に対する姿勢そのもの、なんだろうなあ。

ま、人生論はさておき、スポーツに限らず、音楽でも芝居でもライブは違うし
「スポーツ観戦が苦手」というのは、アテネ五輪を通じて少しは克服したい。
もしかしたら「慣れ」もあるのかもしれないしね。

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