2010年1月27日

前を向いて歩こう

朝うっかり寝坊しかけ、電車はダダ遅れ、体調もサイアクという事態のなかで辻結花選手のインタビューを読みました。この世には応援したくなる人たちもたくさんいるもんですなあ。
なにかと散々な朝でしたけど、目の前のことを地道にやるしかなく、なんとか諸々持ち直し、カイシャ飲み会終えて無事帰宅。

*****

先日EVSさんのヨーロッパ進出計画ニュースが発表されて以来、いつにもまして注視してきたhd.se/sportsさんですが、さきほど新着ニュースに目を通してますと、あらムック選手の名前があるではないですか。

När EVS-ledarna Fredrik Tågsjö och Arne Ekstrand presenterade sina planer f?r oss i slutet av förra veckan avslöjade de att de bland annat inspirerats av Naoko Hashimotos storspel - "Hon har visat att det finns en annan volleyboll" -

いそいそとgoogleさんの力を借りて超訳!してみたところ(気になる方は自力で訳してくださいね)おぉぉ...。

「先週末、EVSのヨーロッパ進出計画を発表したリーダーFredrik Tågsjö氏とArne Ekstrand氏(*)は、それがNaoko Hashimoto選手の素晴らしいプレーに刺激されたものであったことを明らかにした。曰く―"She has shown that there is another volley"」

記事ではその後Tina監督がチームの力がレベルアップしているとフォローされているところもよいです。どこぞのフロントとは大違い、なんて低次元な話はともかくとして、やっぱり友人の言っていたとおり、スウェーデン、いい国です。や、別に私は海外礼賛人間ではないですから、チャンピオンズリーグとやらが全てだなんて思ってやしませんけど、こうしてムック選手を認めてくれたこと、そして何よりその心意気が素晴らしいじゃないですか。この(スウェーデン)移籍が双方にとって、よりhappyな結果をもたらすことを心から願ってやみません。

Engelholmは今晩ホームでSvedalaと戦ったあとフィンランドに移動。金曜〜日曜にかけてノルディッククラブカップ決勝に臨むという強行軍が続きます(その後はちょっとオフ?)。どうかケガなく、そして最善の結果を得られますように。

→なんと、本日の試合は雪でSvedalaさんがÄngelholmに到着出来ず、キャンセルとなった模様。おかげで安心して眠れますよ・・・。


(*)前記事にnew board member and marketing managerとありましたが、こちらだと新評議員ならびにマーケティング担当マネージャーといったところでしょうか

 

2010年1月24日

キリないですが

やっとこさ美容院に行けたので髪はスッキリ。
明日は珍しく気楽な月曜日になりそうなのです。

旅行記をせこせこと打ちながらV公式スコアを見てみると、NEC-JT戦が第4セット突入。あらこのままではファイナルセットに行きそうじゃないですか。どうしたJT?どうしたNEC?誰かケガでもしたのかしらとメンバーを見てみれば、そう大して変わっているわけでもなく。ヨンギョン選手が崩れたんでしょうか。仕方なく1階に下りて第5セット後半だけテレビ観戦。あー惜しかったねえNEC。そして、なぜそこまで誰もJTを止められんのだろう。メンバー見てるとやっぱムムム・・・カ。

チャンネル変えると今度はトヨタ車体-シーガルズ戦第4セットが30点越え。どちらのチームも選手は嫌いじゃないけど、監督は苦手対決。車体は羽根ミドリ選手が大活躍でしたが、最終的にはチーム力でシーガルズ勝利。どちらもセッター後継が育ちませんねえ。や、育ってるチームなんてほとんどないのか。で、解説はできれば杉山明美さんでお願いしたいです。

お次は新旧ユニチカ対決(どちらが新で旧なのかは分かりませんが)。さすがにこれはアルコール無しでは見てられませんので、シュポンと失礼。

東レでイヤなのは中道選手のサーブと芝田選手の繋ぎと張選手...は居ないんですから、となれば勝ってもらわねば。荒木選手の怖さは昔からあまり感じませんしね。第1セットはSpringsがまずい審判にも助けられ(なぜビデオ導入しないんでしょうね)第1セット先取。気持ちとしてはだいぶラクな立ち上がりです。

スタメンでは懸念の平井アン選手、ブロックはともかくサキさんより得点出来るので文句は言えませんが、相変わらず決定時に爽快さがないから好きレベルには達しませんなあ。あと、あんまりよく聞いてなかったんですが、なんですか狩野妹さんはまたもアキレス腱を切られたのだそうで。ご本人もですけど、監督もトレーナーもどうして...ちょっと言葉がありません。

次にテレビをつけたときにはもう第3セット終盤。あらこりゃ勝ちますね...勝っちゃいました。感想にもなってませんが、ちょっとは見たということで、もろもろこの辺で。

Springs vs Arrows
(3-0)

*****
Hylte/Halmstad - Engelholm
(0-3)
9-25
19-25
18-25

第1セットの得点差に気を抜いたか(ぜったいそうだ!)第2セットは中盤までリードされる展開が続きました。

2010012401.jpg

あははははは!ラストポイントラッシュです。

 

2010年1月22日

真っ直ぐ

昨晩の毒あたりを引きずってというわけではないですが、朝、通勤途中にチェロを抱えたまま申し開きできない行為をやらかしてしまいました。迷惑をおかけした方、ほんとにほんとにごめんなさい・・・。

いろいろあった一週間なんですけど、りゃーっ!

EVS-passare kan få landslagschans(hd.se/sport)

一瞬、ムック選手のインタビューか?と思ったんですが、文中に「Manabe」「Muck」の文字が躍っているところから、英訳するまでもなく大まかな想像がつきました。眞鍋さんが月末のノルディックカップを視察される・・・かもしれないようで。

実は私もこれに行きたくて、いろいろ調べたんですよ。でも、試合会場(=フィンランド)付近の宿泊事情と交通事情が微妙だったのと、現実問題このご時勢に月末長期休みを取るのは非常に厳しかったので、泣く泣く泣く泣く諦めたのです。もしも眞鍋さんが行かれるのなら、むしろ行けなくて良かったのかもしれませんね。ま、横から「代表に召集すべきです!」と力説してくるのもありだったかもしれませんが。

追記)
あらためて翻訳かけてちゃんと読んでみると、眞鍋さんがスウェーデンに行きたかった日はノルディックカップでチームがお留守なので、計画は修正されたということですね。眞鍋さんに視察する意欲があるという事実には変わりありませんが、文章はよく読めという話。
つーか眞鍋さん、フィンランドに行けばよかったのにさ。

*****

眞鍋さんの傀儡だとか、はたまたスポイルだとか、散々言われていた(ような気がする)ムック選手のトス回しですが、眞鍋さんの居ない黒鷲旗でのプレーを見れば、そんなことはなかったということは一目瞭然。決勝の東レ戦での敗北は確かにムック選手にも責任の一端はあるでしょうが、あれはやはりチームがシーズン中に戦略を練りきる所まで行き着かなかったことの方が大きいと思うのです。もちろんファンならではの甘い視線だと自覚はしていますよ。

ただ、Springsでは結果的に二年連続で助っ人外国人さんとの折り合いが悪く、そしてこれは外国人さんの方に非があるでしょうと断言しちゃうファンであっても(ま、あのプレーの数々を見て外国人さんたちを応援する気にはなれませんでしたし、これからもよほどのことがない限り応援することはないでしょうが)やはり大きな二段トス(と英語)は彼女の課題なのだろうし、そのためだけでも海外進出は大きな意味を持つことだろうとは思っていたのです。今となっては後付けと指摘されても仕方ないタイミングですけど。

〇年前、吉原トモさんがイタリアに行かれた時とは状況も方向性も違いますが、根本的にはけっこう似てるというか、この二人は前々から似てる気がしてならんのですよね。オレンジファンにもバレーファンにも「精神論でスポーツを語るな」と怒られてしまいそうですが、でもやっぱりムック選手は絶対に埋もれさせちゃいけない。それだけの価値がある人なんですから。

はー、やっぱり熱く語ってしまいますな。脈略なさすぎて説得力ゼロですけどね。

 

2010年1月13日

また会う日まで

18時をまわり、テレビのインテリア番組も一段落しましたので、私はそろそろ出かけますか。迷いようもない道をてくてくと歩き、おぉ、ここですね。

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一瞬、入り口が分からずウロウロしてしまいましたが、ありましたありました。先日以上にアットホームな受付で60SEK払い、ついで通りがかりのロト売りにロトも1枚買わされ。
「きっと1時間後に大金を稼いでいるよ!」
「だといいけどね!」
マッチデープログラム(というかシート?)っぽいものをもらい、中に入りました。

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こないだのKatrineholm GPカップ

試合まで1時間を切ってますが、両チームともストレッチタイム中。さてどこに座ろう。観客ゾーンが狭いのは構わないんですが、目の前にデカい柵があるので相当見づらいんですよね。かといって1階ボックスは目立つからイヤだし、立ったままというのもなあ。仕方ない、ひとまず相手ベンチ前に腰をおろすことにしました。どうせ相手チームの応援はほとんどないでしょう(←そうでもなかった)。しばらくしてEngelholmさんは練習開始。Gislavedさんはその後も歓談ストレッチを続けていましたが、ようやく動き始めましたので、私もEVS側に移動することに。

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全部こんな感じになってしまうので、今日の写真は諦め。

前回は遅刻しちゃったので、試合前練習を見られなかったんですよね。そうそう、これには映ってませんが、相手チームさんのトスボールを上げてた人がなぜかショッキングピンクのスカートをはいてらっしゃってですね、なぜスカートなんだろう。今考えると、これがこの試合最初の?でした。

Engelholmさんの試合前練習内容は大まかには日本とそう変わらなかったように思います(ムック選手加入で変わった部分もあるのかもしれませんけど)。ただ、スタメンと控えは基本的に別々のようで、初めて見たおてもやん風の控えセッターさんに至ってはヤバイとしか言いようがなく、ちょっと唖然。腕の伸びきった感じは日本の某セッターさんに似てなくもないですが、ボールはあちらこちらにそれまくり、リーグレベルからも程遠いじゃないですか。こりゃセッター交替が無いわけです(サーブは良かったですけど)。メンバー表を見ると他にEngelholm出身選手が3人ばかり。Bチームから上がってきた選手さんでしょうか。若い選手(高校生?)が多いというのはこういうことでもあったのですね。となると普段は対等なAB戦も難しいのかもしれません。
(※↑ちょっと訂正しました)
端でひっそり眺めていたのですが、Tina監督に目ざとく見つけられて手を振られてしまいました。どうもどうも。

試合DJ(言うまでもなくKimme Rosenqvistさん)のコールで選手入場、そして試合開始です。

Engelholm vs Gislaved
(3-0)
25-16
25-15
25-19

なんしか相手の守備がボロボロで、EVSは打てば決まるといった印象。今日あらためて気付いたんですけど、ムック選手はけっこうブロード攻撃を使ってますね。今年のテーマは二段とブロード(と英語)なんでしょうか?センター線は基本的に#6Minni選手、#12Jen選手、#14Gabrielle選手の三枚を併用する形ですが、タイプは三者三様。一番計算できる(ように見える)のは#12Jen選手、細くて可愛いカナダ人さんです。#6Minni選手はちょいと気持ちにムラがあり、#14Gabbi選手もこれまたプレーにムラがあるけれど、よく動く選手さん。今日は格下相手とあってか3番手#14Gabbi選手が1試合通じて起用されていました。

先日、私がいいなーと思った裏レフト#16Sara選手は良く見ると、わりとこれはブロックに捕まりやすいタイプなのではないかしらと。打点のせいか打ち分けの問題か、そこまできちんとは見てなかったのですが、打数のわりに決まりません。打ち屋の#5Andrea選手と#7Whitney選手については今日は印象に残らず、どちらかというと#5Andrea選手の方が決めてくれる感があったかなあという程度でした。

不思議だったのはリベロで、#1Lena選手と#3Ida選手の二人がリベロユニだったのですが、何時の間にか交替してた気がするんです。こちらのローカルルールではリベロ交替は自由なんでしょうか。試合前練習ではいい「スパイク」を打ってましたが、リベロとしては#3Ida選手はイマイチ。といってLena選手がむちゃくちゃ上手いのかというとよく分かりませんが、わりと積極的にオーバーキャッチされてたような。まあしかし、こちらはリベロというと佐野さん基準なわけですから...。

試合は第1、第2セットこそさらっとEVSが先取したものの、第3セットになるとモチベーションが下がってきたのか(あ、コーヒータイムはなかったです)Gislavedさんに1点2点と先行を許す形になり始めました。相手さんはハナから勝とうという気持ちが少ないようで、点数が入るたびに大喜び。対するEVSさんはビハインド状態が続いても大丈夫大丈夫といった面持ちです。実際大丈夫なんでしょうけど、呑気なアタッカー陣に対してムック選手はだんだんとイライラし始めました。ヤバいことになる前に早くケリをつけたいんだろうなーというプレーもしばしば。スコアでムック選手の打数が増える原因はこの辺にあるのかもしれません。結局は最終盤の#6Minni選手連続サーブで勝負あり。さっくりとEngelholmさんがストレート勝利をおさめました。MVPはムック選手、賞品はいつものように地元フラワーアレンジメントさんによるオシャレな花束でした。

ということで、国内では強力な、しかし波もあるチームを操るPassareムック選手ですが、ちょっと気になったことがあって、このチームだと必然的に速いトスを上げる機会が少ないんですよね。速いバックアタックに至っては皆無に近い(これはSpringsでもフォフィー選手以降は打てる選手が少なかったですけど)。ああ、ファンが焦ってもどうしようもないとはいえ、このままムック選手のプレーが知られることなく終わってしまったらどうしましょう。自打球が天井に当たるとアウトという小さな体育館で何度となくそんなシーンを目にするうちに、ちょっとだけ考え込んでしまったのでした。もちろんムック選手が渾身ツースパイクを決めて、観客席から一際大きい歓声が上がったときには我に返りましたけどね。や、感謝の気持ちを忘れるな、私。

試合後は前回スーツケースに入ったままで渡しそびれたものがあったので、ちょろっと手渡し。なんだかレベルの低さを気にしておられたようでしたが、いや、これはこれで面白かったですよと。その現実、現状によって見えてきたものもあったわけですしね。今日もお疲れ様でした。これからもお体にはくれぐれもお気をつけて下さい!

体育館から出ようとすると、ファンらしきおじさんに声をかけられました。

「君はわざわざこの試合を見るために日本から来たのかい?」
「そうですよ!」
「チームのファン?それともムックのファン?」
「ムックのファンで、チームとしてはムックが前に所属していたチームを応援してます(そこまで正直に答える必要もなかったんですけど)」
「こんな小さなリーグだけど、ムックのように偉大な選手が来てくれて嬉しいよ」
「アイスホッケーやサッカーに比べるとバレーは恵まれてないですよね(compareといおうとして間違ってprepareと言ったことに後で気付いた)」
「確かにそうだ。でもムックはほんとにamazing playerだよ!また試合を観においでよ。今度はアレンジするから(何を?良く分からなかった)」
「できることならまた来たいですよ」

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2010011313.jpg

・・・あ、ロト見るの忘れてた。

 

2010年1月10日

再会!?

「I want to see this match!」

「チケットが要るよ」
「ああもちろん、おいくらですか?」
「60SEK(900円弱)、そこの受付で買ってくれ」
「OK」
「来てくれてありがとう」
「(敵チーム応援ですけど)こちらこそありがとう」

てなやり取りの後、お金を払い、マッチデ―プログラムをいただきました。横にはKatrineholm仕様のTシャツとマフラータオルが並んでおり、あら結構立派。つかこの姿勢は日本のVリーグなんかより、はるかにマトモなのではないでしょうか。こそこそとベンチ逆サイドオンリーの観客席へと潜入しました(後で知ったことですが、この会場は広ーい体育館を幕で仕切って使っていたらしい。だからAなんですね)。こないだのKatrineholm GPほどには観客は入っていないようですが、ホームチームのKatrineholmさんはDJ、鳴り物を用意して揃いのTシャツで応援しておられるのに対し、EVSのゾーンは...ありませんねえ。応援ゼロかよ。まあいいや、一番端っこに座っときましょう。突然日本語で応援なんかして動揺させてはいけません。(いつものことですが)黙って試合を見守り楽しみました。

試合は第1セット終盤。なんとか第1セット間に合いましたよ。点を取って取られの攻防が続きましたが、最終的にEngelholmさんが逃げ切り25-23。

このチームのプレーはインターネット放映などで見ていたわけですけど、やっぱりバレーは、そしてムック選手の存在感と面白さは生で見たほうが断然楽しいですね!どんな状況でもまっさきに大声を出す様もボールに最後までしがみつく光景も変わらず、無理な体勢から最善のトスを上げようとする姿勢も変わってませんでした。選手たちにはマメに声をかけ(英語かな?)タイムアウト時はスパイカーに身振り手振りを交えながら状況説明。コート端から大きく上げる二段トスの美しさにも惚れ惚れ。「周りに流される」なんて言葉はムック選手に限っては無縁なんでしょうか。どこに居ても変わらないプレーを見られて嬉しいっすよ。

2010011006.jpg

EVSというチームは選手も監督もそんな彼女の心意気をきちんと感じ取ってくれているようで、プレーに多少ムラのある選手も居ましたが、失敗をムック選手のせいにしたりキレたりすることはなく(それが普通のような気もしますけど)、どうにかムック選手についていこうとしている印象を受けましたし、レシーブもムック選手の献身的なプレーがチームに大きな影響を与えているように見えました。他に目についた選手は#16のSara Petterson選手。確か昨年の大量離脱時に残った選手さんですよね。アタックもレシーブも気持の入ったプレーを見せる選手さんで(しかも美人)けっこう好みです。

2010011007.jpg

そんなこんなで試合の方は第2セットでKatrineholmが大事なところで凡ミスを連発して好機を逃すと、それ以降はEVSさん優勢のまま試合が進みました。チームの調子が上がってくるとムック選手のトス質も良くなってきたような。そりゃチームもセッターも生き物ですからねー。

そんなムック選手、ツーもちょくちょく入れておられましたけど、そのほとんどが軽く返したりうまくパスしたりするもので、以前より小技の引き出しが増えた感じ。守備のイマイチなスウェーデンチーム相手だからなのかもしれませんが、ちょっと物足りなく思ってましたら、第3セットの最終盤になって凄いヤツも1本飛び出しました。相手DJも「セッターなのに!」と叫んだのかどうかは知りませんが、ムック選手の名前がコールされてました。その後には実に美しい時間差もバッチリ決まり、あぁストーリー性抜群。なーんでこんないい選手を放出しちゃったんだろうかな。ムック選手には自由にプレーしてほしいと願いつつも、ファンとしては矛盾ぐるぐる。

相手Katrineholmさんでは#6Kaisa Wallin選手が目立ちました。髪の毛2つくくりで、身長はあまり高くないけれど、よく飛ぶ技巧派。外国人さんでしょうか?そういやここも女性監督なんですね。EVSのTina Celinder監督(某有名監督とFamily nameが似てます)に比べると、年齢もあるでしょうけど、ちょっとピリピリした感じ。ここもセンター線を始めとしてデカい選手はいるんですが、やっぱ守備がアカンのがなあ。

てなわけで、試合はつつがなくストレート勝利。MVPはムック選手でした(相手MVPは#6のWallin選手)。試合を通じて特筆すべき活躍を見せたアタッカーは居ませんでしたし、攻守全般に貢献ということでしょうか。主催者から何やら賞品をもらい、箱を開けるムック選手を周りが覗き込んでいました。

Katrineholm vs Engelholm
(0-3)
25-23
25-20
25-19

さて、時計を見れば17時15分過ぎです。あの訳わからないバスは17時32分発ですからあまり時間がありません。まぁ次のバスでもStockholmには余裕で帰れるのですが、EVSの選手たちはテーピングを外した後も何やら楽しく談笑中。一向に動く気配が見えません。どうせ水曜日も見に行くんだし、差し入れはその時にしようかとも思いましたが、旅行中に「絶対」はないですからね。

(中略)

ムック選手に差し入れを手渡し、そしてちょいとお話することができました。「寒いけど、風邪も引かず元気です」とのこと。チーム内では4カ国語が飛び交うのだそうですが、日常生活やチームメイトさんとのやり取りは全て英語だそうです(スウェーデン語は諦めたとか)。会話の途中でもしばし英単語が飛び出し、すっかり国際人さんになっておられました。あまりに緊張しまくってたもんで、ろくな受け答えも出来ず、後悔の嵐です...。試合後でお疲れのところをユニフォームのまま色々とありがとうございました。

そうそう、途中で少し挨拶(&握手)させてもらった監督のTinaさんも素敵な方でした。実際とても理解のある方なのだそうですが、私がこれからStockholmに戻るというと、ムック選手に何事か英語で話しかけ、ムック選手曰く「レフェリーの人がこれからStockholmに戻るので、一緒に車に乗せてもらえばいいと言ってます」とのこと。もちろん電車の切符は持ってますけど、駅までの手段があのバスしかないわけですから、正直助かる旨を伝えると、さくさくと同乗する手はずを整えて下さったのでした。ああもうホントにすみません。恐縮しきりのひとときでありました(あの状態で堂々としていられる方がどうかとも思いますけど)

ムック選手によると「売店のアイスクリームが美味しいですよ」とのことでしたが、アイスクリームを食べている間にレフェリーさんを見失っても困りますし、まさかアイスクリームを食べながら車に乗せてもらうわけにもいきません。しばらく待っているとレフェリーさん(女性)が出てこられました。「Can you speak English?」ああ出た。「a little」とお決まりの返事をしますと、車では音楽をかけているから気にしないでいいわよ、とのこと。助かります。やっぱ英語喋れないとダメっすかねぇ。日本語だけでも危ういのに...。

雪道をぐんぐんスピード上げてドライブすること1時間半あまり、Stockholmのひとつ前という駅で降ろしてもらいました。路線図をみると、ああこれは地下鉄に繋がってるSL(ストックホルム市営交通)ですね。SJだと本数が少なそうだなと思ってたんですが、これなら安心です。窓口で切符を買ってホームに走るとちょうどやって来た電車に乗ることができ、スムーズにStockholmに戻ることができたのでした。関係各位皆様におかれましては、ほんとうにありがとうございました。

*****
駅から地図を片手にホテル目指して歩いていますと、ケータイが鳴りました。知らない番号ですが、出ると母からです。なんですか、ホテルがえらくわかりにくい場所にあるのだそうで、しばらくすると道に母が迎えに来ているのが見えました。なんとまあ心配性なと思いましたが、母は例のスーツケースとキャリーバッグを抱えて1時間近くも迷ったのだそうで、それはそれはそれは...申し訳ないことをしました。渡した地図が分かりにくかったようで、ガイドブックごと渡しておけばよかった。つか、キャリーバッグはやはり私が持って行くべきでしたわ。

なんなくホテルに辿り着き、昨日とは違ってぬくぬくと暖かい部屋でくつろぎながら、「デパートで普通に売ってたよ!」と得意げに差し出されたハイネケンをありがたく頂き(スウェーデンはアルコールを手に入れにくい国だと散々脅されていたので)お昼の機内食以降何も口にしていなかった体にサンドイッチとサラダを流し込んだのでした。

旅の第一ミッションをクリアし、インターネットは問題なくつながりますし(Passwordが部屋のテレビ画面で確認できる仕組み)なんて極楽なんでしょう。ネットサーフィンしてましたら、どうやら日本ではSpringsさんがストレートで二連敗の模様。次週はホームゲームでしたっけ。どうなりますやら。

 

再会!?

「I want to see this match!」

「チケットが要るよ」
「ああもちろん、おいくらですか?」
「60SEK(900円弱)、そこの受付で買ってくれ」
「OK」
「来てくれてありがとう」
「(敵チーム応援ですけど)こちらこそありがとう」

てなやり取りの後、お金を払い、マッチデ―プログラムをいただきました。横にはKatrineholm仕様のTシャツとマフラータオルが並んでおり、あら結構立派。つかこの姿勢は日本のVリーグなんかより、はるかにマトモなのではないでしょうか。こそこそとベンチ逆サイドオンリーの観客席へと潜入しました(後で知ったことですが、この会場は広ーい体育館を幕で仕切って使っていたらしい。だからAなんですね)。こないだのKatrineholm GPほどには観客は入っていないようですが、ホームチームのKatrineholmさんはDJ、鳴り物を用意して揃いのTシャツで応援しておられるのに対し、EVSのゾーンは...ありませんねえ。応援ゼロかよ。まあいいや、一番端っこに座っときましょう。突然日本語で応援なんかして動揺させてはいけません。(いつものことですが)黙って試合を見守り楽しみました。

試合は第1セット終盤。なんとか第1セット間に合いましたよ。点を取って取られの攻防が続きましたが、最終的にEngelholmさんが逃げ切り25-23。

このチームのプレーはインターネット放映などで見ていたわけですけど、やっぱりバレーは、そしてムック選手の存在感と面白さは生で見たほうが断然楽しいですね!どんな状況でもまっさきに大声を出す様もボールに最後までしがみつく光景も変わらず、無理な体勢から最善のトスを上げようとする姿勢も変わってませんでした。選手たちにはマメに声をかけ(英語かな?)タイムアウト時はスパイカーに身振り手振りを交えながら状況説明。コート端から大きく上げる二段トスの美しさにも惚れ惚れ。「周りに流される」なんて言葉はムック選手に限っては無縁なんでしょうか。どこに居ても変わらないプレーを見られて嬉しいっすよ。

2010011006.jpg

EVSというチームは選手も監督もそんな彼女の心意気をきちんと感じ取ってくれているようで、プレーに多少ムラのある選手も居ましたが、失敗をムック選手のせいにしたりキレたりすることはなく(それが普通のような気もしますけど)、どうにかムック選手についていこうとしている印象を受けましたし、レシーブもムック選手の献身的なプレーがチームに大きな影響を与えているように見えました。他に目についた選手は#16のSara Petterson選手。確か昨年の大量離脱時に残った選手さんですよね。アタックもレシーブも気持の入ったプレーを見せる選手さんで(しかも美人)けっこう好みです。

2010011007.jpg

そんなこんなで試合の方は第2セットでKatrineholmが大事なところで凡ミスを連発して好機を逃すと、それ以降はEVSさん優勢のまま試合が進みました。チームの調子が上がってくるとムック選手のトス質も良くなってきたような。そりゃチームもセッターも生き物ですからねー。

そんなムック選手、ツーもちょくちょく入れておられましたけど、そのほとんどが軽く返したりうまくパスしたりするもので、以前より小技の引き出しが増えた感じ。守備のイマイチなスウェーデンチーム相手だからなのかもしれませんが、ちょっと物足りなく思ってましたら、第3セットの最終盤になって凄いヤツも1本飛び出しました。相手DJも「セッターなのに!」と叫んだのかどうかは知りませんが、ムック選手の名前がコールされてました。その後には実に美しい時間差もバッチリ決まり、あぁストーリー性抜群。なーんでこんないい選手を放出しちゃったんだろうかな。ムック選手には自由にプレーしてほしいと願いつつも、ファンとしては矛盾ぐるぐる。

相手Katrineholmさんでは#6Kaisa Wallin選手が目立ちました。髪の毛2つくくりで、身長はあまり高くないけれど、よく飛ぶ技巧派。外国人さんでしょうか?そういやここも女性監督なんですね。EVSのTina Celinder監督(某有名監督とFamily nameが似てます)に比べると、年齢もあるでしょうけど、ちょっとピリピリした感じ。ここもセンター線を始めとしてデカい選手はいるんですが、やっぱ守備がアカンのがなあ。

てなわけで、試合はつつがなくストレート勝利。MVPはムック選手でした(相手MVPは#6のWallin選手)。試合を通じて特筆すべき活躍を見せたアタッカーは居ませんでしたし、攻守全般に貢献ということでしょうか。主催者から何やら賞品をもらい、箱を開けるムック選手を周りが覗き込んでいました。

Katrineholm vs Engelholm
(0-3)
25-23
25-20
25-19

さて、時計を見れば17時15分過ぎです。あの訳わからないバスは17時32分発ですからあまり時間がありません。まぁ次のバスでもStockholmには余裕で帰れるのですが、EVSの選手たちはテーピングを外した後も何やら楽しく談笑中。一向に動く気配が見えません。どうせ水曜日も見に行くんだし、差し入れはその時にしようかとも思いましたが、旅行中に「絶対」はないですからね。

(中略)

ムック選手に差し入れを手渡し、そしてちょいとお話することができました。「寒いけど、風邪も引かず元気です」とのこと。チーム内では4カ国語が飛び交うのだそうですが、日常生活やチームメイトさんとのやり取りは全て英語だそうです(スウェーデン語は諦めたとか)。会話の途中でもしばし英単語が飛び出し、すっかり国際人さんになっておられました。あまりに緊張しまくってたもんで、ろくな受け答えも出来ず、後悔の嵐です...。試合後でお疲れのところをユニフォームのまま色々とありがとうございました。

そうそう、途中で少し挨拶(&握手)させてもらった監督のTinaさんも素敵な方でした。実際とても理解のある方なのだそうですが、私がこれからStockholmに戻るというと、ムック選手に何事か英語で話しかけ、ムック選手曰く「レフェリーの人がこれからStockholmに戻るので、一緒に車に乗せてもらえばいいと言ってます」とのこと。もちろん電車の切符は持ってますけど、駅までの手段があのバスしかないわけですから、正直助かる旨を伝えると、さくさくと同乗する手はずを整えて下さったのでした。ああもうホントにすみません。恐縮しきりのひとときでありました(あの状態で堂々としていられる方がどうかとも思いますけど)

ムック選手によると「売店のアイスクリームが美味しいですよ」とのことでしたが、アイスクリームを食べている間にレフェリーさんを見失っても困りますし、まさかアイスクリームを食べながら車に乗せてもらうわけにもいきません。しばらく待っているとレフェリーさん(女性)が出てこられました。「Can you speak English?」ああ出た。「a little」とお決まりの返事をしますと、車では音楽をかけているから気にしないでいいわよ、とのこと。助かります。やっぱ英語喋れないとダメっすかねぇ。日本語だけでも危ういのに...。

雪道をぐんぐんスピード上げてドライブすること1時間半あまり、Stockholmのひとつ前という駅で降ろしてもらいました。路線図をみると、ああこれは地下鉄に繋がってるSL(ストックホルム市営交通)ですね。SJだと本数が少なそうだなと思ってたんですが、これなら安心です。窓口で切符を買ってホームに走るとちょうどやって来た電車に乗ることができ、スムーズにStockholmに戻ることができたのでした。関係各位皆様におかれましては、ほんとうにありがとうございました。

*****
駅から地図を片手にホテル目指して歩いていますと、ケータイが鳴りました。知らない番号ですが、出ると母からです。なんですか、ホテルがえらくわかりにくい場所にあるのだそうで、しばらくすると道に母が迎えに来ているのが見えました。なんとまあ心配性なと思いましたが、母は例のスーツケースとキャリーバッグを抱えて1時間近くも迷ったのだそうで、それはそれはそれは...申し訳ないことをしました。渡した地図が分かりにくかったようで、ガイドブックごと渡しておけばよかった。つか、キャリーバッグはやはり私が持って行くべきでしたわ。

なんなくホテルに辿り着き、昨日とは違ってぬくぬくと暖かい部屋でくつろぎながら、「デパートで普通に売ってたよ!」と得意げに差し出されたハイネケンをありがたく頂き(スウェーデンはアルコールを手に入れにくい国だと散々脅されていたので)お昼の機内食以降何も口にしていなかった体にサンドイッチとサラダを流し込んだのでした。

旅の第一ミッションをクリアし、インターネットは問題なくつながりますし(Passwordが部屋のテレビ画面で確認できる仕組み)なんて極楽なんでしょう。ネットサーフィンしてましたら、どうやら日本ではSpringsさんがストレートで二連敗の模様。次週はホームゲームでしたっけ。どうなりますやら。

 

2010年1月 6日

優勝

揉めごとに巻き込まれ、ネットに繋ぐのが遅くなりました。あら、ずいぶん綺麗な映像じゃないですか。やればできるんじゃーん。他の試合も頼みますよ。

本日決勝戦、試合は第2セット目タイムアウトの模様。
チームメイトさんたちは相手応援音楽に合わせて踊っちゃうようなノリのよさ。タイムアウト明け、ムック選手は監督とアイコンタクトしながら「(私たちには)わかってるのよ」みたいなやり取りを見せてました。かっこえーなー。
「さーいこー!」の掛け声はいつの間にやら全員で。ははは、そんだけムック選手がチームに馴染み、そして信頼されてるってことですね。いいじゃないですかー。

チームとしては特にブロック(次にアタック&レシーブ)で全体的にほんの少し無理したら、もう少し簡単に強くなるだろうなぁという感じ。このリーグではその必然性がないのかもしれませんし、これは相手のKatrineholmさんにも言えることなんですけど、そう考えるとスウェーデンが強くなる素地は大いにあるはず。

そうそう、逆に日本よりいいなと思ったのはフローターサーブ。ムック選手のサーブも以前よりドライブがかかって良くなってましたし、全体的にフローターは日本よりも力強くて見ててイライラしないですね。何が違うのかな。

第3セット中盤からなんちゃってウィルスバスターが頼んでもいないのに妙な動きを見せて邪魔を始め、とうとう大事な映像が見られなくなってしまいました。同じくネット観戦していた友人によると、ムック選手がMVPを獲得したのだそうで、「いくら?」「いくら入ってんの?」と囲まれていたとか何とか。ああ、見たかったなあ。

Engelholm - Katrineholm
3 - 1
(25-18, 20-25, 25-18, 25-21)

優勝&MVPおめでとーござんす。
ムック選手についてはVolley ballという狭い枠組みじゃなくて、もうその(Volley boll)lifeが「あり」だよなあ。ひたすら自由にプレーしてほしいです。

 

2010年1月 5日

Semi-final

クリスマス休みを挟んでのSweバレー新年初戦はリーグ戦ではなく、よくわかりませんがKatrineholmGPというものでした。

せっかくネット配信があったにもかかわらず、仕事と私用が立て込んで観戦はできませんでしたが、ひとまず初戦は無事勝利されたようです。って次はもう決勝なんですね。短期決戦にもほどがありますよ。

対戦相手のKatrineholmさんはど・ホーム。たしか週末から再開されるリーグ戦でも対戦相手ですから、今週はKatrineholmづくしですね。地元の方には申し訳ないですが、賞金獲得(優勝)するのはEngelholmなのではないかと思います。

Engelholm vs Sollentuna
(3-0)
25-13
25-9
25-18

 

2009年12月21日

Christmas present

あぁ寒いですねえ。
ヨーロッパでは寒波が襲来しているらしく、スウェーデンはÄngelholmの気温は現在-7℃、最高気温が-6℃とのこと・・・想像のつかない世界ですが、文字通りおそらく街中ホワイトクリスマスなんだろうなあ。

そんな街からステキな写真が届きました。
いつもお世話になっている「Speakern har ordet」さんの最新記事「For the girls from abroad」です。
あー、ちょっと涙出た。

Tack så mycket för din vänlighet.
Jag var Lättad att se deras leende.

*****
ちょこちょこ皇后杯関連の記事を目にするたびに、以前ほどではないにせよ勝手に傷ついてまして。「チームの雰囲気が良くなり」「和の勝利」・・・異質な存在を排除したら上手く行きましたと言われているようで(つかまぁ言われてるんですが)、なんで応援してきたチームから、応援してきた選手を全否定されにゃいかんのだろうと拗ねていたのですが、ムック選手が今幸せそうならそれでいいじゃんね。なかなか無限ループから脱け出せませんが、まあ少しずつ。

東龍高校vs久光製薬 記者会見(バレーボールワールド)

ツッコミどころは満載ですが、さすがバレーボールワールドさん。こういう記事は大歓迎ですよ。

 

2009年12月19日

夕方からオケの練習に出かけてたんですが、行きも帰りもJRの人身事故やら線路内立入やらで、寒い寒い中を何十分も待たされる羽目になり、風邪をひきかけました。寒くなると、やはり人の精神も何らか変調をきたすのでしょうか。

出かける前にチェロの練習をするつもりだったんですが、結局はG+観戦。Springs vs 東九州龍谷高校接戦の第1セットを見ちゃったら気になって消せなくなりました。さすがに第2セット以降はしれっとブロックにもつき始め、ストレートで行けるかなと思いきや、第3セットはいつものパターンで落としちゃうし…。平井選手はセンターとしては割と大事な所でミスが出るんだよなあ(サーブだけじゃなく)。

そういえば、今日はミユキさんポジションがミホ選手でしたね。相原枠かしら。無難に後衛をこなしておられましたが、ミユキさんと比べるとちょっと頼りないといっては酷ですかね。まあ、なので今日のSpringsは決してベストメンバーじゃないですよ、と(強がり)。

そうそう、映像で観て初めて気付いたんですが、この大会の使用球は旧ボールだったんですね。リーグではあれだけ新ボールへの対応に苦慮しているというのに、ちょっとないよなあ。高校生の練習球が何かは知りませんが、これもまた異種格闘技の世界ということで片付けられることなんですかね。

さて、大健闘した東龍さんについても少しは書かないと。
解説によると「筋トレはせず、きれいなフォームを作ることを心がけているらしい」そうで、ちょっと注目して見てたんですが、これがキレイなフォームなんでしょうか。速さを追求するあまり、なのかどうかは分かりませんが、皆さん身長のわりに打点が低くないですか?この辺も相原門下生が卒業後なかなか上がって来られない一因なんじゃないかと邪推しそうになりました。勝つための学校バレーとしては一つの正解なのでしょうけど、バレーで生きていく選手が高校時代に身につけておくべきプレーはこれなのかなあ。部外者がケチをつける領域ではないので、ここは素直に健闘を称えるべきなのでしょうけど、高校バレーで結果を出し、プレミアリーグや全日本では選手育成が求められる。バレーボールが個人競技でない以上は仕方ないことなのかもしれませんが、割りきれないものを感じました。

いずれにせよ勝って良かった。普段オケでバレーの話なんてしないのに、何人かにこの試合のネタを振られましたし、明日も…ああやれやれ。

決勝はDENSOさんとのことで、高額賞金目指して頑張って下さいませ。

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