2005年5月 1日

050501

 先だっての脱線事故により、通勤経路を変えざるを得なくなってしまいまして
 これが疲れるのなんの...連休前に珍しく風邪でダウンしてしまいました。
 あの朝、私が乗車したキッカリ1時間後に事故が起こり、
 大勢の方々が亡くなられたことを考えると、何を言う事もできませんが
 数分程度の遅れを気にするような小さな人間にはなりたくないな、と
 遅刻魔が言っても何の説得力もありませんね。

 とか言っている間に連休突入です。仕事は暦通りですので実感はありませんが、
 29日から開催中の「バレーボール全日本選手権(黒鷲旗)」観戦にいそしんでおります。
 Vリーグチーム、大学チーム、高校チーム等がトーナメント方式で戦うというもので
 もちろん応援するは久光製薬スプリングス。

 第一日目の対戦相手は山口県・誠英高校(旧・三田尻女子高)
 私が尊敬してやまない久光のセンターエース・サキさんや栗原メグの母校です。
 久光は大人気なくレギュラーメンバー勢揃いでしたので、当然スト勝ちでしたが
 誠英もダテに強豪校ではなく、なかなかにいい試合をしておりました。

 試合中、サキさんがタッチネットを取られて激しく抗議するという珍しい光景があり
 それまでは多少高校生(しかも母校)相手に手加減してるように見受けられたのですが
 その後は気合の入ったブロックを可愛い後輩相手にバチバチとかましておられたのが
 たいそうカッコ良く、そして少し笑えたシーンでもありました。

 で、2日目の本日は東北福祉大との対戦。こちらはリベロ・吉田あいさんの母校。
 ココの監督は元全日本選手の佐藤伊知子さんです。
 東北福祉大はイマイチ調子が悪かったようで、こちらも順当にスト勝ちだったのですが
 第2セットのスコアがなんと「25-0」、完封勝ちです。

 バレーの、ましてやラリーポイント制の現在、この数字を見ることはまずありません。
 20点を過ぎた辺りから、選手もベンチも数字を意識し始めたのが明らかに伝わり、
 コート内でのボールに対する執着度が上がることといったら!いやぁ、面白かったです。
 ベンチも含めてあんなに喜んでいる姿を観たのは、2月のJT戦フルセット勝ち以来?
 この良いムードが続きますように。
 
 というわけで、
 本日のMVPは24本連続ノーミスでサーブを打ったサキさんで、文句なしですね。

05050101.jpg 19本目  05050102.jpg 22本目

珍しく、記事にもなっていましたよ。

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2005年2月27日

残り雪

先週、何の気なしに試合を観に行ってしまったがために、すっかり虜になってしまったSpringsのリーグ最終戦を観戦すべく、遠く滋賀県は野洲まで出かけてきた。
 
今日の東レ戦にストレートで勝てば四強入りが濃厚な試合だったのだが...負けた。第1セットから既に「勝つ」という雰囲気が感じられなかった。東レのホームゲームで、応援団が4:1いや、5:1であったことも一因かもしれない。が、それが今期の運命だったのだ。この結果が来期につながることを切に願う。応援も来期は頑張るよ。

と、大きな不幸の中には小さな幸せも。
大のご贔屓、センター・先野選手(サキさん)がスパイク賞(スパイク決定率№1)獲得。そしてリベロ・吉田あい選手が新人ながらサーブレシーブ賞を獲得。凄いことですよ。

サキさんにそのスパイク賞を取らせるために、セッターかつ盟友でもある鶴田さんは今日の試合でサキさんにはトスをほとんど上げなかった(決定率を上げるため)。その結果、レフトへのトスが集中してしまい、それが敗因の一つになってしまった。サキさんのチームへの貢献度からすれば、そのことを否定する人はいないだろうが、後味はあまり良くないだろうなあ...でも、本当におめでとうございます、なのである。

そんなサキさんのアタックは、今日も数は少なくとも素晴らしかった。あの美しさはマジで世界レベルだ(膝の持病がなければ間違いなく全日本入りしていただろう)。ジャンプの仕方といい、滞空時間の長さといい、カッコ良すぎ。次にこれを観られるのは5月の黒鷲旗(5月GWに大阪で開催)か。ぜひぜひ一度ナマで観ていただきたい。バレーもナマ観戦は本当に面白いので。

本日はSpringsファンの某氏にチケットを頂き、お弁当をご馳走になり、ほぼ接待観戦。どうもありがとうござんす。お弁当美味しかったっす。

追記:
前回買い損ねたVリーグパンフレットを購入したところ、
抽選で久光製薬スプリングス全選手のサインが入った色紙をGET!
これもまた大きな不幸の中の小さな幸せ。

 

2005年2月21日

...。

昨日の試合の余韻にて一日を過ごす(仕事もした)。
今日一日で久光製薬Springsのことにだいぶ詳しくなった。

この探究心を、もっと人生にお役立ちなことに生かせたらいいのにと、
我ながらつくづく思う

 

2005年2月20日

小雪

1週間ほど前から行こうか行くまいか悩んでいたのだが、せっかく神戸での開催試合なのだし、と、重い腰を上げて行って来た。

第11回Vリーグ女子神戸大会(グリーンアリーナ) 

 ・東レアローズ×茂原アルカス戦 
 ・JTマーヴェラス×久光スプリングス戦

「あまり遅くならないでよ」と母に念を押されて家を後にしたのだが、嫌がらせかのごとく、両試合ともフルセットにもつれこむ結果となった...。
 
 ・第1試合 東レアローズ×茂原アルカス
レフト大山の不振(右手負傷中の模様)をセンター荒木が補い、なんとかフルセット勝利。茂原も良いチームなのだが、アタッカーの決定力に欠ける、セッターが単調、そしてなんといってもブロックが弱い(こう書いてみると、やっぱりイマイチなのか)。戦力補強が進まなければ、入替戦でV1リーグ行きは免れたとしても、来年も期待するのは難しいかもなあ。

そういえば試合中、横でちょろちょろしている男の子...茂原の辻監督夫妻の愛息真一郎くんだった。応援団と一緒に踊っていて、むちゃくちゃ可愛かった。

一方の東レはというと、今年の不振理由は助っ人外人アダムスの怪我、そして守備力の甘さ、あとは正セッターの甘さ、といったところか。若い選手が多いので伸びしろが期待できる反面、ベテラン不在はやはり痛い。

そしていよいよ第2試合、JTMarelous vs 久光製薬Springs 
JTはこの試合に勝てば、初(そして悲願の)ファイナル4強進出が決まる。かたや久光はこの試合を落とすと、その時点で4強の望みが完全に消える。どちらも負けられない1戦である。

私はどちらのチームにも肩入れしていないつもりだったが、試合が始まってしばらくすると自然に久光応援モードへと切り替わっていた。応援席ではなく、周りにはJTファンも居たためあまり反応は見せぬよう、静かに観戦。
 
第1,2セットをあっさりと連取したJTがそのままストレート勝ちするかと思われたが、3セットを久光が何とか逃げ切り、もつれこんだ第4セット、久光のリズムがかみ合い始めた。JTの執拗なサーブやスパイクも、リベロ吉田さんとライト成田さん(全日本リベロ)が拾い回る。これは行けるかと思ったが、JTの司令塔竹下さん(全日本セッター)がそう簡単に許すはずはなく、このセットはこの第11回Vリーグの中でも確実に記録に残るであろう死闘となった。デュース・デュース・またデュース...どこまで続くのかと気が遠くなりそうだったが、最後はキャプテン落合(マリ)が強打をモノにして、34―32、久光がセットを取った。
 
ファイナルセット15点勝負、いきなり久光が走り始めて一時は5点の差をつけた。予想通り追いつかれたものの、流れは完全に久光美(熟)女軍団のペース。久光ピンチサーバー渡辺さんのサーブが効果的に決まり、いよいよスコアは14-11。セッター鶴田さんのトスはやはりセンター先野様(あえてそう呼ばせて頂く)に上がった。芸術的なブロード攻撃が決まり、スコアボードに15点目が点灯した。
 
傍らの応援団(選手の父兄含む)は泣きながら抱きしめ合い、拍手入り乱れて歓喜の嵐。第4セットではアップゾーンで祈り続けていた控え選手もコートで泣いていた。私の目もちょい潤んだ。
 
ここに久光製薬Springsファン1名が誕生したことを、そっと告白する。

 

2004年5月14日

己のみ知る

朝、突然アンテナ@屋根が壊れ
家中の地上波が受信不可能に。
今日は全日本女子バレーVS韓国なんだよ!
よりによって、なぜ今日!

終業直前、母より社用PHSあてに電話アリ
「テレビ治ってるみたいよ」

いそいそとビールを抱えて帰宅

「ついさっき、また(テレビのアンテナが)壊れたよ」(両親ハモる)

私の部屋のパソコンTVのみギリギリ生存。
両親を狭い私の部屋に招聘し、ビール両手に鑑賞。
 
見事だぜ日本!
オリンピックの楽しみが出来たっす。
みんな、すんげぇ良い顔ですねえ。ちょっと涙ぐんだりする。

てなわけで、今日はチェロ練習休み。

 

2004年5月 8日

ばんざい

書きかけのデータを保存して寝たつもりが
朝起きたら、かけらも残っておりませんでした。
一瞬、ウィルスがどこかに持って行っちゃったのかとさえ思いましたが
いくらなんでもそんなことはなく、単に保存し損ねたんですよねえ、きっと。
昨日は久々に焼酎オンザロックなんか飲んでましたし。

朝、両親が畑仕事に出かけた留守を狙って、久々にピアノの蓋を開けた。
1時間ほどかけてモーツァルトとブラームスをぽつぽつと鳴らして満足する。
チェロは単旋律の楽器なので、一人で弾いているとどこか寂しいのだけれど
ピアノは同時に複数の旋律を演奏できるし、簡単に和音を鳴らせるのも良い。
さすが1台でオーケストラが出来る楽器である。
なかなか思うようには弾けないけれど、ことクラシック音楽に関しては
観客ではなく、常に演奏者という立場であり続けたいなあと心底思う。


午後、母親をけしかけて、垂水の大型アウトレット「ポルトバザール」へ。
靴箱とレゴ箱を嬉々として抱え、駐車場へと向かう途中、
ずらりと並んだ折り畳み自転車が目に入ったので、ついつい立ち寄ってしまった。
「ジャガーアウトレットショップ」

ジャガーの自転車の相場は良く知らないのだけれど、安いのだ。
1〜2万円台でいい感じのものが置いてある。折り畳みはさすがにいらないが
普段乗り自転車として、今のママチャリを廃車にして...という考えがビシバシ頭をよぎる。
しかし、しかし...泣く泣く(なのか!)あきらめた。

夜は珍しくもスポーツ観戦。
居間のテレビにて女子バレー日本VSイタリア戦。(和室のテレビでは阪神戦)
サーブを打つ、レシーブをする、というだけでも驚異的な行為に映る私にとっては
「移動攻撃」たるや、もはや人間業とは思えない。オリンピック行ってほしいなあ。

私はスポーツというものは、する方も観る方もあまりやらない方である。
言うまでもなく、「する方」は運動&反射神経能力の欠如によるものだ。
特に「ボール」系スポーツはドッジボール、卓球からボーリングに至るまで
総じて苦手という筋金入りである。
なのに「バリバリ運動部に見える」といわれることしばしば。
唯一、所属していたのは小学校の時の「一輪車クラブ」ぐらいなのだが...。
 
「見る方」、自分ではやらないけれど、「観る」のは好きだという人は多いと思う。
しかし、私はこちらもダメ。試合の緊迫した緊張感に耐えられないのだ。
どんなに努力しても最後は「勝ち負け」で全てが終わるという、はかなさも辛いし。

要は人一倍負けず嫌いな性格なのだ。なのに努力はしない、最悪パターン。
勝ち負けという土俵に立ち続ける日々だなんて想像もつかない。
私の場合、スポーツだと最初から負けが分かりきっているということもあるけれど
これっておそらく人生に対する姿勢そのもの、なんだろうなあ。

ま、人生論はさておき、スポーツに限らず、音楽でも芝居でもライブは違うし
「スポーツ観戦が苦手」というのは、アテネ五輪を通じて少しは克服したい。
もしかしたら「慣れ」もあるのかもしれないしね。

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