2009年4月16日

墨夜

朝、妹から「今日出張で大阪なんです」という、まるで迷惑メールかのような件名のメールが到着。うちの母と妹は件名に長々と用事を書くという習性があるんですが、そんなことはさておき、内容は夕飯を一緒に食べようというお誘いでありました。今晩に限ってけっこうせなあかんことがあるんやけどなーと思いつつ快諾。

せっかくなんで、どこかおいしいお鮨でも...と行きたいところでしたが、足が勝手に向かったのは天満のメキシコ料理屋さんでした。お鮨屋は静かすぎて、なおかつカウンターなんかだと内々の話をしづらい雰囲気があるじゃないですか。その点こちらのお店はざっくばらんでありながら味は保障つきですからね。妹も「美味しい」の言いっぱなしでしたし、周りに気兼ねなく話もできて良かったですわ。

さくっと飲んで食べて、じゃあまた来週ね。
やらなきゃならないことは山積みですが...就寝。

 

2009年4月12日

観光敢行

2009041201.jpg
「東京タワー」

昇ったのは小学生の時以来。
外から見た方が楽しい建物ですが、中からもそれはそれで楽しく、でも次回からは絶対に歩いて降りるのはやめようと思います。

寝不足と疲れがあいまってか、お昼に食べたチキン南蛮が気持ち悪くてならず、まあ結局は出しちゃいまして、だいぶ楽になりました。

と、昨日からここまでのことは改めてごめんなさい。

*****

昨日に続いて再び千駄ヶ谷へ。男子決勝を横目に体育館を通り過ぎ
久しぶりにループウィラー直営店を覗いた後、青山へと向かいました。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

存在すら知らなかったんですが、いや凄かったの一言です。

暗闇の中をグループ8人で1時間歩き回るというものだったのですが、運営スタッフ、アテンドさんのさりげなさ&ユーモアのレベルが高く、コンセプトにある福祉的な匂いを全く感じさせないという、まさにプロフェッショナルなイベントでした。

目を開けても閉じても視界がまったく変わらない漆黒の空間での1時間。何が起きても絶対に光はつけてもらえず、最初はアワワとなりながらアテンドさん(視覚障害のある方)と白杖だけが頼りでしたが、いろんなものを聴覚、嗅覚、触覚で必死に感じとろうとするうちに暗闇がだんだん楽になってくる感覚は新鮮でした。一緒に歩いた見知らぬ人との間に生まれた連帯感も面白かったですね。

この限られた・恵まれた空間だけで判断するのは危険かもしれませんし、見えることへの感謝の気持ちが大前提ですけれど、見ることや見られることによるストレスや障害というものもあるんだなあと実感させられました。

身体の不自由さを「かわいそう」という感覚だけで捉えることはやはり間違っていますし、こうした機会を得られたことに深く感謝です。

ん〜、東京にはやっぱいろんなものがあるよなあ。

頭の中をごちゃごちゃにしながら帰宅。

 

2009年4月 7日

素人きどり

ケータイ見つかりました。

記憶の途切れた場所に電話してみたところ「それらしきものは・・・届いてますねえ」という思いがけないようなそうでないようなお答えが返ってきましたので、お昼休み炎天下をてくてくと某事務所へと出向きまして、ストラップのついていない、紛れもなく私のケータイを受け取ってまいりました。ああよかった〜。つか、最後の最後まで手を煩わせやがって、この!邪険に扱ってきた罰でしょうか。データを抜いたらとっとこリサイクルに回すこととしましょう。

*****

本屋で「考える人」の新刊が平積みされていましたので手にとると、おっとピアノ特集じゃないですか。なんとなく購入してみました。

電車の中で真っ先に目を通したのは吉田秀和さんと堀江敏幸さんの対談。どちらも好きな作家さんだけに非常に面白く、なかでも印象的だったのは堀江さんからコルトーの「香りの中にある明晰さ」の所以を問われた際の吉田さんの返答(曰く「アクセントがしっかりしていること」)ですかね。

コルトーが得意としていたとされるショパンやシューマンというのは1,2,3,4という拍の強弱がハッキリしている作曲家であり、そこのところが拍を意識的に分かりにくくしていたドビュッシーとは違うのだと。そうした理論に基づいた上で、コルトーは「転ばない酔っ払いかな」・・・なるほど。

一応の素地があるクラシック音楽、なかでも一番得意分野といってもいいピアノでもこれですからねえ。まったく経験も知識も無いバレーボールについて書くことのおこがましさについて考えちゃいますよ。いつまでも不勉強のままに書き散らしていいのかと。まあ書くんですけども。

 

2009年4月 6日

どろん

どうにも使いづらく難儀していたケータイをようやく機種変更しまして、朝から喜び同僚に見せていたところ、ふっと気になることが。そういや私、古いケータイどうしたっけ?

ケータイ屋さんでデータ移行を終えて返してもらったのは確かなんですが、ストラップを付け替えて以降の記憶がないのです。まぁいいや、あの日持っていたカバンに入ってるでしょうと諦めてお仕事。

どうしようもなくイケてない一日を終えて帰宅し、真っ先にカバンを点検しましたが・・・ありません。思い当たる節をいくつか考えてみましたが、この時間ではどうにもならず、ためしにケータイ紛失なんてな単語で検索をかけてみますと、出るわ出るわ犯罪の山。それでも「機種変更後、古いケータイをなくした」というケースはほとんどないようで(当たり前だ)さらに凹み増大です。自分ひとりで済む話ならまだしも、アドレスやメールなんかは他人様にも迷惑をかけてしまいますしね。ああどうしましょう。

*****

週末のGAORA録画をザザッと飛ばし見。さすがに東レ戦を見る元気はありませんでしたので、デンソー戦を。

全体として会場で見たときよりも試合っぽかったですね。空気感なるものはなかなかカメラからは伝わらないものなのか、はたまた試合後では私の気の持ちようが違っていたからなのか、両方でしょうか。

決勝戦はどうやら世論の多くが東レ優勢という見方のようですが、勝つ可能性がないはずがない。なんとか粘り負けせず総力で覆してほしいものです。

 

2009年4月 2日

共闘宣言

朝からどうなることかと思いましたけど、懸案事項はなんとかクリア。これだったら明日休めたよなあ。

***

さあて、いよいよセミファイナルです。

真剣勝負に予想はいりません。境界線ギリギリを戦いぬいてきた選手に限りない敬意と愛情をもって応援するのみです。

さあ行こう。

 

2009年4月 1日

どとーっ

小爆発のち残業。またも悩ましい問題発生。まあ明日だ明日。
帰りがけにお疲れさまーと駅近ラーメン屋へ。隣席の若サラリーマンたちの愚痴がうるさくて耳にせざるを得なかったのですが、その内容のつまらなさといったら。笑い入れろよ。
肝心のお味はというと麺もダシも今一つでしたが、キムチとメンマをふんだんに食べたので、明日はちょっとヤバいかも。

○立ち読み雑誌
・「Sportiva!
岡田×江夏、名波×遠藤の対談を斜め読みしただけですが、正捕手ポジション競争における考察や「代表とガンバの違い」なんてなあたり、興味深かったですね。

ブルータスの仏像特集は保留。雑誌はすぐに溜まっちゃうからなあ。

そうそう、文庫コーナーに東京創元社文庫創刊50周年リーフレットが置いてありましたので、頂戴してきました。出版社が発行するこの手の小冊子ってけっこう好きなんですよ。

収録された北村薫さんと桜庭一樹さんによるミステリー対談を読むと、懐かしい単語がバンバン飛び交っていて思わずニヤリ。初めて読んだ創元推理文庫の話や好きな作家さん談義も面白かったです。
ちなみに私が初めて読んだ創元文庫は「Xの悲劇」でしたので、クイーンの作品の中ではこれが一番好きですし、クイーンを読むときは創元版を選んでしまいます。でもクリスティはハヤカワで、そしてホームズはちくま派。

*****

東レコーチ小林敦さんのブログ「排球参謀」が再開されたとの報。
頭脳バレー派の皆さんがこぞって絶賛される小林さんはスキがなさ過ぎて、私にはちょっとしんどいんですが、こうして現場の人たちが発信して社会との関わりが増えるのはいいことですよね。

そういう意味では女子選手ももっと積極的に出てきてほしいのですが、メディアの求める女性アスリートの要素は容姿とバラエティー。OGを始め比較的知名度のある女子選手で今回の廃部騒動について具体的な行動なりコメントなりを示した人は殆んど居ないのではないでしょうか。ちょっと、いやかなり不満です。なんにもしてない(ように見える)JVAに寄りかかってたって、いざというときに守ってくれる保障などないのですから、特にOGさんにはもう少し社会的意義を自覚してほしい。芸能界交流やお買物の話ばかりではウンザリです。

ただね、しつこいようですが、発表するのにわざわざこのタイミングを選んだNECのやり方には疑問を感じずにはいられません。セミファイナルや入替戦に臨む選手の皆さんは(NECのみならず)どうか一戦一戦に集中し、とにかく素晴らしいパフォーマンスを発揮することだけに心を尽くさせてあげたいです。

 

2009年3月31日

守ってはくれない

昨日のトラブルが活きた格好となり、つつがなく一日終了。去年の今日はおぞましかったなあ。

読了本
・関川夏央「豪雨の前兆」文春文庫

関川さんの文章は知識とユーモアそして現実のバランスが凄く好きなんですが、この本も外れなく良かったです。飾らない筆致がまたいいんですよねぇ。ところどころに散りばめられた鉄道オタク要素、吉行(淳之介)さんとのすれ違いエピソード、伊丹十三さんのエッセイに抱いた複雑な感情など読みどころ満載でした。

*****
V4度のNEC男子、廃部を検討/バレー(SANSPO)

理由(言い訳)は腐るほどあるでしょうが、実質、便乗廃部表明第一号ですか。
有望新人を揃えて「これからが魅力」といってもねぇ、チームの柱となる中堅ベテランをみすみす放出しておいて世代交代を成功させるのは難しいでしょう。スタッフ陣は基本的にOBの使いまわしですし、やり口がなにかと典型的大企業なのが引っかかるんですよ、この会社いやチームは。アスリートにとって終身雇用とははたして盾なのか壁なのか…。

 

2009年3月30日

じわり

なかなか気温が上がりませんね。このままだと週末の有明は寒いだろうなあ。暖かくして出かけなくては。

朝から晩までトラブル続きの一日だったんですが、なかでも定時後に発覚したトラブルは、もしも明日の年度末に起こっていたらと考えただけで寒気がするほどのことでしたから、ひとまず今日のうちに起きてくれたことに感謝です。
めちゃくちゃお腹が空いたので、後輩と軽くゴハンを食べて帰宅。

週末はセミファイナルだというのに仕事がバタバタしていることもあり、気合の盛り上がりが足りない感じですが、頭の中の妄想シミュレーションはけっこう好調です。いつも以上に居酒屋トークなので、文字にはしかねますが…。

読了本
・東野圭吾「探偵ガリレオ」文春文庫
こんなハイテク犯罪者が巷にあふれては困ります。
優秀な頭脳はもっと世のため人のために使っていただきたい。

やっぱり相性わるいなあ。

 

2009年3月29日

ある休日

朝、しょっつるおじやを食べながら「サンデーモーニング」を見ていますと、吉田茂邸焼失のニュースをヘタウマな絵を使って女性アナウンサーが解説していたのですが、その作りだけでも正直ゲンナリだったところにもって、アナウンサーの話しっぷりが常に嬉しそうなのが不愉快でたまらず。そんなアナウンサーをニュースに使いなさんなよ。改革改革と騒ぎながらこれだからTBSは・・・。

*****

来週以降の録画に備えて予備HDDの中身整理をしていたところ、OQTポーランド戦録画を発見。消す前にザッと流し見してみますと、この試合はカナコさんがワンポイントブロックを決めまくり、そしてミユキさんも出場してたんですね(だから残してたのか)。

いやー、カナコさんの表情が生き生きしてますなぁ。良い話がちっとも聞こえてこなかった代表チームでしたけど、中に居た人たちの思いは別やったんでしょうね。リーグ始まってからしばらくはカナコさんも顔色冴えなかったもんなあ。でも最近はちょっと元気になってこられた感じがするんで、セミファイナルでは活躍期待してますよ。

そして、うわー懐かしいミユキさんのアタックそしてレシーブ。ものすごく久しぶりに見たような気がしますが、やっぱりカッコいいですねえ。今季はリハビリで終わってしまうのかもしれませんが、ファンは待ってますからね。無理せず、ぜったいに復帰してくださいよ。

*****

セミファイナル前に美容院に行っとかなきゃと電話したところ
「今日は一杯なんやけど、営業時間後でよかったら切りますよ」とのこと。
そんなご厚意を受けるのは気が引けましたが、今週の定時退社はまず無理ですし、この髪で2週間持たせるのもさすがにキビシイ。

てなわけで、夕飯を食べたあと美容院へ。いやー申し訳ない。今後はちゃんと前もって電話するようにします。

 

2009年3月26日

からから

帰りがけ、本屋にて柳原和子さんの「百万回の永訣」を立ち読み。
内容からして立ち読みで済ませる類の本ではないのですが、今これを本棚に置く心の余裕はないので申し訳ない。ただ、流し読みした印象だと前作「がん患者学」の方が興味深かったなぁ。

読了本
・井上ひさし「わが蒸発始末記」(中公文庫)

買うほどのものではないですが、損というほどでもない、より抜きエッセイ集。
井上さんはその作品によって全てが赦されてしまう(と思う)数少ない作家さんですが、それにしたってこんな人と一緒に生活するのは大変でしょうねえ。
宮沢賢治への愛があふれる文章には毎度のことながらジンとしてしまいました。

*****

夕飯を食べながら、テレビで流れていた「渡る世間は鬼ばかり(最終回)」をちらりと鑑賞。
ありえねーありえねーのオンパレード。これを確信犯的にOKする時点で脚本家も局(TBS)も終わってると思うんですが、まだ続くんでしょうねえ。

*****

みんな大好き春高バレー!は東九州龍谷の2連覇で幕を閉じたようで、まぁ普通に強いですもんね。準優勝が古川ってのもこれまた2年連続だったようで、えー、お疲れ様でした。

しかし、この高校バレー上位チームの選手がそのまま順調にすくすくと思惑通り育つのかというと、これが一概にそうとは言えないのは面白いというべきなのか、あるいは残念というべきなのか。その意味では東九州龍谷と古川って似てますよね。いずれも名物監督から引き継いだ二代目監督が結果を残しているという点では「これから」の学校なのでしょうが、卒業後今ひとつ伸び悩む選手が多いことや、五輪にもあまり縁がないことだとか、実はマイナスイメージも意外と共通している気がするんですよね。

その意味では、菊間さん(嫌いだけど)の八王子実践はやっぱ凄いのかなーとか、高校での結果は今ひとつかもしれないけど、何年かおきに味のある選手を輩出してるよなー就実、とか、方向性がズレてるんじゃないか須磨女・・・名門もいろいろですなあ。

有望選手の進学先もですが、指導者さんの適材適所についてももう少し考えられて然るべきなのではないかと素人は思います。現実問題として現場にそんな余裕はないのでしょうけどね。

 1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  |  8  |  9  |  10  |  11  |  12  |  13  |  14  |  15  |  16  |  17  |  18  |  19  |  20  |  21  |  22  |  23  |  24  |  25  |  26  |  27  |  28  |  29  |  30  |  31  |  32  |  33  |  34  |  35  |  36  |  37  |  38  |  39  |  40  |  41  |  42  |  43  |  44  |  45  |  46  |  47  |  48  |  49  |  50  |  51  |  52  |  53  |  54  |  55  |  56  |  57  |  58  |  59  |  60  |  61  |  62  |  63  |  64  |  65  |  66  | All pages