2008年6月24日

あとだし

朝一番で目にしたニュースがこれ。
・「鉄腕エリカ復帰へ」(サンスポ)

私はまたてっきり偽装なのだとばかり思ってましたけどね、どっちにしても我慢の足らん話です。しかし、問題は続き。

「メンバー最大14人を帯同させ、現地で12人に絞り込むが、腰痛のため神戸大会で出場機会がなかった狩野美雪(久光製薬)と入れ替えになりそうだ。」

まぁ、何をしゃらっと仰る。今さらツッコミどころを書き連ねるエネルギーはありませんが、朝からブチブチと怒ってしまいました。
あー、心中に介錯人は要らないのではないでしょうか

*****
仕事で降ってわいたトラブルに巻き込まれかけたものの、一件落着?
片付けものをしていると、後輩に尋ねられました。

「もしかして、てんびん座、12位なんじゃないですか」
「今日は(めざまし)うらないは見てないなあ」
「(―しばらくして―)ああやっぱりっ、今日のてんびん座12位ですよ!」
「そこまでヒドい目にはあってない気もするねんけど」
「いや、もうじゅうぶんだと思いますよ」

その後もまたいろいろあり、やっぱり12位かも!という1日でした・・・。

定時退社を迫られて、なんともいえない送別会へ。酒も控えめ口数も控えめに。
後味悪い思いを抱えて帰宅後、口直しに2話分ぐらいと「ちりとてちん」DVDをまわしたところ、結局また1週間分見てしまいました。第3週「エビチリも積もれば山となる」・・・タイトルの意味が今わかりましたわ(遅い)。のせられてるなぁ。ヤバいわこれ。

読了本
西澤保彦「彼女が死んだ夜」幻冬舎文庫
シリーズ時系列第1作をなぜ最後に読んでるんだか?シリーズ中もっとも読みやすく普通の推理小説でした。これにて西澤センセイの本はひとまずおやすみ。

 

2008年6月23日

うるる

仕事つつがなく、行きも帰りも読書三昧。

単行本の時から評判は漏れ聞こえていたのですが、このたびノベルス化。これまた微妙な版型で、どうしようかと悩んでおったのですが、本読みさんから「読むべし」のご託宣を頂きましたので、えいやっと購入(大げさな)。

・宮部みゆき「孤宿の人」(上)(下)新人物往来社

えーと、まず本の帯が余計です。むしろ逆効果興ざめ。でも、先入観を全力でとっぱらい、ガガガッと読ませていただきました。いやあ終盤はやられましたねぇ・・・こう来ましたか。電車で読むんじゃなかったと軽く後悔。帯には「電車厳禁」と書いておいてくれなくては。
しかし、書評を見渡してみますと、これがけっこう分かれてるんですね。私は主人公(=子役)が狂言回しという捉え方で読んだのですが、登場人物が多いこともあり、読み手がどこにポイントを置くかによって評価が大きく変わる作品のような気がします。ま、楽しんだ者勝ちということで。

菜食的夕飯を済ませたのち、気合を入れて「ちりとてちん」第2週「身から出た鯖」を鑑賞。
1日でこれだけ泣かされる日も珍しいわってなほどに、笑い泣き泣き。泣きはもうちょっと少なくてもいいんですが、朝ドラですしね、上手さとダサさのミックス具合がたまりません。とにかく役者が良すぎます。来週からは主人公が大阪へ。
って、たぶん明日ですけど。

ホントはもう1冊本を読む予定でしたが、今日はさすがに頭が手一杯。

時間ないなあ。

 

2008年6月19日

感情優位

健康診断結果ご帰還。
もろもろ体調悪かったですからねえ、ちょびちょび引っかかっておりました。
中性脂肪が低すぎます、とのこと(まったく痩せちゃいないのですが)

しかーし、「中性脂肪を下げるための食事」はあっても
「上げるための食事や生活」ってのはあまり見当たらないのですね。
当たり前ですが「脂分摂ればいい」なんてなはずもなく
低い人はどうしたらいいんでしょう。

仕事環境はサイテーサイアクな一日でしたっ。
明日はマシになりますように。

読了本
西澤保彦「依存」幻冬舎文庫
西澤保彦「謎亭論処」祥伝社文庫

朝、電車が遅れていたおかげで、ゆっくり「依存」を読み終わり
帰りの電車で「謎亭~」読了。昨日から西澤さんづくし。

評判高い「依存」はさすがに面白かったです。
しかし、出るわ出るわ、皆さま重たすぎる過去のオンパレード!
「それはないだろう!」ってなツッコミも無いではありませんでしが
頻出する(登場人物の)心理の読み換えっていうのは
もしかして、生きる上ではちょっとだけ必要なことなのかなと
まぁそんなことを思ったりしました。えっそれだけ?
ラストはなんだかSF的でしたね。

「謎亭論処」は短編集ですんで、サラリと楽しく。

あ、そうそう、私、西澤さんのネーミングセンスは好きだな。
これ、推理小説ではけっこう大事な要素ではないかと思います。

*****

NUMBERの男子バレー特集をざざっと立ち読み。
この雑誌でのライターは市川さんと米虫さんがメインですね。
誠実な筆致でいいんじゃないでしょうか。

女子は明日からワールドグランプリ神戸大会。
なんですか、エリカ様が膝痛?でお休みだそうで
はてさて、どなた様がエリカポジションに入られるのか。
もうどうでもよいです。

 

2008年6月17日

さんさか

本屋で推理モンをダダッと購入し、うろうろしていると
がんばれバレーボール部」(白夜書房)なる冊子を発見。
白夜(書房)がバレーボール、ねぇ。
中途半端専門誌より面白かったですが、買うには至らず。
やけにイクさんの登場頻度が高かったのが印象的でした。
既にプレイヤーというより、完全コーチ目線だよなあ。

バレー話続き。

デンソーの木村選手が勇退とのこと。とても残念です。
なんしか脳裏に残る、キレのあるアタックフォームの持ち主で
大卒にも良い選手がいるんだなぁと思った最初の人でした。
昨シーズンのケガはなんとアキレス腱断裂(!)だったのだそうで
辞められるのは果たしてケガのせいなのかどうか分かりませんが
これからも、なんらかのカタチでバレーに関わってほしいものです。

長く続けられる選手というのは
もうそれだけでも運という実力がある人たちなのですね。

読了本
・永井するみ「大いなる聴衆」新潮社

天才ピアニストを巡る人間関係ならびに音楽界を舞台とした推理小説。
クラシック音楽ネタを扱った作品は敬遠しがちなのですが
著者が本職出身の方ということで、珍しく手を出してみました。

タイトルが大きな意味を持つ作品ですが
これ、ラストはどちらに解釈すべきなんでしょう。
どちらでもいいのか、よくないのか。

全体としては、確かに音楽描写は凄いんですが、思い入れが強すぎるのか
情報量が多過ぎて、結局何を一番強く伝えたいのかが伝わらず
もう少しシンプルに仕上げた方がよかったんではないかと感じました。
私自身が余計なフィルターをかけ過ぎなのかもしれませんけどもね。

ただ、なんのかんの言いつつも、一気読みの面白さだったことは事実。
次回は音楽ネタ以外を扱った作品を読んでみたいと思います。

ひさしぶりにアルコール入りビールを飲んで就寝。

 

2008年6月16日

あした

推理小説を読みながら通勤していたところ、電車が急停止。
「障害物を踏んだため、車輌点検を行います」とのアナウンスが流れ
どうやら置石だったようですが、結局20分ほど遅れる羽目に。
ま、読んでいた本が本だけに、人じゃなくて良かったですよ。

思わぬ読書時間延長にともないまして、
先日おすすめされた三津田信三さんの「読者不詳」一気読了。

ノベルスでは京極さん以来かも、というワクワク感を味わいました。
個人的には近年のダダ長い京極作品よりむしろ好きですね。
あと「しろばんば」ファンにとっては、婆っちゃなんてのもたまらん。
(井上靖さんの「しろばんば」三部作、大好きなのですわ)

そして何より印象深かったのは、作品の舞台となる奈良という土地の
土着性といいますか、その辺のニュアンスの描かれ方。
と思ったら、作者さんは奈良のご出身だそうで、なるほどな。

ラストのオチがちょっと...という部分は否めませんが
文庫化されない意味が分かりません。ペンネームが平凡すぎるから?
なのでこの本、おすすめしようにも本屋では入手できないのです。
もったいないねえ。近々、別のシリーズも読んでみましょう。


注文していた「ちりとてちん」DVD-BOXが到着するも
昨日タイムサービス半額で手に入れたハモで鍋する予定も
夕方の大きな発作の余波で睡眠不足がどっと押し寄せてきたので、とりやめ。

「牛にエサを...」被災者が一時帰宅、避難生活長期化に不安(読売新聞)

 

2008年6月15日

ふだふだ

20080614.jpg

干すと多少小さくなりますが、デカいです。

夕方遅くになって美容院へ。
担当兄さんの半月板故障ははかばかしくないらしく
昨日内出血を起こしたため、明日精密検査なのだそうな。
立ち仕事、強い冷房等々、そうでなくとも治りの悪そうな職場環境。
自転車でリハビリしてるそうですが、いいんだろーか?

帰りがけに月バレ立ち読み。
チラッと耳にはしてましたけど、全日本男子チームには
急遽、真保コーチが加わられていたそうで、ブロック指導?
真保コーチの専門はブロックだけではないとは思いますが
いずれにせよ、どうにも「背に腹は変えられなかった」んでしょうね。
それもできっこない女子は...もうむちゃくちゃだな。

読了本
・なだいなだ「アルコール問答」岩波新書
・西澤保彦「麦酒の家の冒険」講談社ノベルス

意図したわけではないですが、対照的なタイトルを続けさまに。

「アルコール問答」は、精神科医のなださんとアル中患者さんとの対話記録。
なださんの本はかなりお久しぶりでしたが、相変わらず読みやすいですね。
アル中いやアルコール依存症の線引きはなかなか難しいところですが
自分の身の回りを見渡してみても、隠れ患者は相当存在するはず。

断酒の必要性についても、これまた意見のわかれるところですが
昔と比べて酒を買いやすい環境となったことが主原因である以上
すくなくとも酒税は健康保険の赤字を埋めるために使われるべきだ
という著者の主張はもっともなことだなぁと思います。

と、アルコールの害悪についてたっぷりお勉強したのち
お風呂に入りながら「麦酒の家の冒険」をサクサク読み流し。

西澤さんの本は初めてだったんですが、うーんどうなんでしょう。
文体はちょいユルめ。トリックもこの本ではイマイチ感が抜けきれず
登場人物の個性ならびにシリーズもの特有の甘さで補っている感じ。
正直、うっかり本屋で買わなくってよかったなという出来でしたけど
ビールの描写が魅力的だった点だけでも、読みがいはありました。

本日もペリエを飲んで就寝。

 

2008年6月 2日

あらためまして

寝不足です。

ようやっとブログ構築が一段落。
結局は新規インストールする羽目になってしまいました。
まだまだあちこちに地雷が埋まっている状態で
過去ログの移行も進んでいないのですが
いつまでも己の懐で暖め続けていても仕方ありませんので
得意の見切り発車です。(携帯版はこちら)

サイトの整備と細かい手直し等は、まぁぼちぼちと。

〇購入雑誌
ブルータス「ザ・三谷幸喜アワー」(マガジンハウス)
一通り目を通しただけですが、特に対談は読み甲斐ありますね。
談志師匠はともかくとしても、椎名林檎さんの鋭さに唸ってしまいました。

 

2008年5月29日

生活の歴史

読了本
・「日本の歴史(別巻)対談・総索引」中公文庫

最終26巻はあまりに面白くなくて途中断念してしまったのですが
この別巻は各巻著者と多彩な著名人との対談が収録されているということで
せっかくだし読んでみましょうかと購入。いや、大変おもしろいです。
「著名人」によって内容の突っ込み方に著しく差があるのもご愛嬌。

このシリーズを読んだことがない人は、ここから入るのもいいかも。
私もまだ読んでいない古代〜中世に手をつけてみようという気が沸きました。
歴史を過去のものとして切り離さなければ、どの時代もきっと興味深いはず。

とはいうものの、このシリーズは一旦休憩。
明日からは鶴見俊輔さんの作品に取り掛かろうかな、と。

 

2008年5月20日

ちょんぼ

ミスがトリプルで重なり、大きな間違いに発展する所でした。
気付いてよかった、ああやばかった。

銀行で書類を差し替えたその足で本屋さんへ。
ちびちび読み進めた「日本の歴史」も最終巻に近づいてきました。
本日より24巻「ファシズムへの道」です。ああ暗いことこの上なし。
こうしてみると実は大正時代というのが転換点だったんですね。
政党政治のからくりだなんて、学校では教えてくれやしない。

今日も泥沼残業

 

2008年5月10日

堕落

風邪―。

せっかくの週末ではありましたが
熱上がるわ悪寒するわ発作出るわ、とてもお出かけする余力はなく
日がな横たわりつつ、半身浴でダーダー汗をかいてました。

こういう時ってどんな本を読んだらいいのかしらねー
本棚を眺めることしばし...これか、これか?

・河合隼雄「あなたが子どもだったころ」講談社α文庫

何人に貸したかしれませんが、無事に手元に帰ってきた奇特な本。
子ども時代の行動って、思いのほか人生に影響を与えてるんですよねえ
読むたびに思いを新たにします。ほんと面白い。

テレビ録画予約をいくつかかけて、本日も早寝。

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