2009年12月 5日

ジュピター551?

雨の中を美容院へ。
数年ぶりに電化製品欲しいwaveがやって来ているという担当兄さんとブルーレイトークに花を咲かせながら、ふと思い出した疑問をぶつけてみました。
「髪の毛ってのはドライヤーを使わないとツヤが出ないものなんでしょうか」

一瞬口をぽかんと開けた兄さんは「5年間切ってきて、そういう質問初めて聞いた気がするわ」と呟いた後、「髪は濡れたままの自然乾燥だとキューティクルが開いたままになり、栄養素やらなにやらが流れ放題になってしまう」と教えてくれました。なるほどねえ。

午後からは予想に反して晴れ始めましたので布団を干し、ライブスコアを流しながら読書。

・鶴我裕子「バイオリニストは目が赤い」(新潮文庫)

N響所属のバイオリニストさんというだけでマジメそうな印象が浮かぶのですが、石田衣良氏ご推薦の帯に眉をしかめながら立ち読みしたページは「マエストロの血液型」。うわ、すげー面白いじゃないですか。そそくさと購入。・・・この帯、販売促進効果あるんでしょうか。

いやあほんとに面白い。毒の加減がすばらしい。「ブロムシュテット大研究」なんて、お腹かかえて笑いましたよ。私、今度の定演で弾く「ブルックナー6番」を聴いたことがなかったので、何も考えずにブロムシュテット盤(新譜)を買ったんですが、これがもう退屈きわまりなくて、第一印象はこんなものかと諦めてたんです。ところが先日ヨッフム=ミュンヘンフィル(EMI)のCDBOXを入手し、聴いてみると180度違うじゃないですか。とにかく自由で楽しいんですよ。なんじゃこら、私の失った時間を返せ!てなほどに、超カタブツで知られる指揮者さんですが、どうやら実状は想像以上のようです。

オケに関わったことがある人も、そうでない人も楽しめるであろう話が満載です。著者の鶴我さんはご自分の腕前を卑下されまくってますけど、天下のN響バイオリニストさんが下手なはずもなく、好きな演奏家に対する表現も共感することが多々ありましたので、きっとステキなバイオリニストさんなのでしょう。最近はマトモな指揮者がいないと嘆いておられますが、ウチの師匠が読んだら頷きまくりそうです。

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で、ちょくちょくとライブスコアも覗いておりましたよ。
Queensies vs Springs
(0-3)

トヨタ車体さんも中盤まではリードしたり競ったりするんですが、終盤までは持たず、という展開が続きました。レナタ選手がいくら頑張ったところでセンターが居ませんし、今西選手もケガ、なにより頼みの綱だった(高橋)翠選手の引退が響きまくってるんでしょう。センター・サイドともにとっかえひっかえが続きました。

Springsも負けず劣らずサイドサイドサイド・・・でしたが、ワンポイントカナコさんがブロックを決めたり、石田選手後衛時にはミユキ選手を投入したりするうちに調子づき、ストレート勝ち。点差がついたセットポイント時にはサキさんと岩坂選手の交替がありましたが、連続得点を許し、無念の再交代。ま、一年目ですもんねえ・・・とか呑気に構えてる余裕ないんで、早く上手くなってください。頼みます。

そういや、公式HPのインタビューが追加UPされてたんですね。コートを見ていて感じた印象はインタビューでも変わらず、水田選手と佐野選手は応援したくなります。逆は・・・あえて書きませんけど、まあそういうことで。

2009年12月 4日

棚卸し

所用を済ませたのち出社。
上司出張中につき平和かと思いきや、トラブル続きウィークのことですから、今日もそうそう上手くは行かず、夕方までバタバタする羽目になったのでした。ま、結果的に得たものも多かったんですけどね。

疲労気味の気持ちを抱えてオケへ。本日は「第九」第3・第4楽章の練習だったのですが、どうして第九の3楽章というのはこんなにも眠くなるんでしょう。本番中に弾きながらうとうとしちゃったこともあるほどで、弾いてる方がこれですから、そりゃ聴いてる方も(歌う方も)寝ちゃいますよね。

第4楽章で困憊後、アンコールも練習。曲目は「もろびとこぞりて」と「もみの木」なんですが、どうも「もろびとこぞりて」と聞くと、子どもの頃の読み間違いの名残か、小人さんたちがシャンシャンと橇に乗っている場面が浮かんでしまうのです。他にもこういう人いないんでしょうか。漢字にしてくれたらいいのに。

練習後、チェロ同僚とラーメン屋へ。山盛りにしたメンマとキムチ(取り放題)をつまみながらの趣味話は楽しく盛り上がったのですが、どうやらご当人は大変なことになっている模様。まだ若いので刹那的に焦る気持ちは手に取るように分かりますが、何とかなるって。今は腹を括ってとにかく事に専念しましょう。

2009年12月 3日

健康祈願

上司大爆発。
時間が経ってよくよく考えてみれば、なぜそういうことになったのかという感情の流れも理解できたのですが、キレられるとその時点で思考回路が固まってしまうんで、出来ればそういうのは止めてほしいものです。ただ、それじゃ体で覚えない、みたいなのもあるんですよね、実際。

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今日は多少だいじょうぶな感じで「ごくらくちんみ」を読み進めました。
珍味と酒をめぐる老若男女の人間模様が描かれた短編集なんですが、まあ出てくるもの出てくるもの全てが美味しそうで、自分の(食)生活の酷さを突きつけられてしまいました。こんなに充実した生活を送る人の方が稀でしょうけど、やっぱりお昼に「どん兵衛きつね(リニューアル版は麺がイケてましたわ)」なんか食べてちゃダメですよねぇ。もっとも、大人な杉浦さんなら「どん兵衛」ネタでも粋な短編を書いてくれそうですけど・・・。
いろいろ思うことはあったんですが、解説の松田哲夫さんの文章があまりに私の思うこととシンクロしすぎてたので、ここに書くのはやめます。

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Inför EVS-Lindesberg

週末のホーム戦に来てね!という記事ですが(たぶん)、チームの目玉としてムック選手の紹介ならびに写真が載っています。他の選手の扱いを含め、文章も極めてまっとうです(たぶん)。
リーグのレベルはよく知りませんが、ムック選手を素直に評価し、期待してくれるというだけでも、どこぞのように全日本でしか測れない所なんかより、私の中では遥かにレベルは上ですよ。

2009年12月 2日

裏側

北欧の人たちすべてがクリスマス大好き!クリスマス最高!なわけじゃないんですね(そりゃそうだ)。

いつも楽しみに読ませてもらっているブログ「Speakern har ordet」さんから、この映像に辿り着きました。意見広告にしては押し付けがましくなくて面白い。

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杉浦日向子さんの「ごくらくちんみ」を読み始めるも、あまりに死と背中合わせの覚悟が伝わり過ぎて辛くなり、途中で読み止め。こういう本は体調がイマイチな時には読んじゃいけないのかも。

2009年12月 1日

走れ!

12月ってねぇ・・・例年以上に早い早すぎ。この1年も何もしてないよ。手帳も真っ白。

というわけで、使い始めて何年目かに突入する「ほぼ日手帳」、本日をもって新年度版に切り替えることとしました。12月分は日記スペースが通常の半分の半ページなんですが、これぐらいなら、むしろ足りなくなるほど書けるんですよね。

あぁ、今月〜来年はもちっとマシな一年にしたいぞ。

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