2009年4月29日

ミノ好き

朝ぼやーっと起きて冷蔵庫を開けると野菜室にはモヤシが一袋、そして庭のニラがワサッ。これはもう・・・ナムルしかないですよねぇ。

てなわけでお湯を沸かしてー、味付けしてー、作りましたナムル。初めてじゃないけど、2,3回目ぐらいかな。つまんでみた感じではけっこう美味しかったですよ。今回は隠し味にオイスターソースを使いましたが、次はちゃんとしたコチュジャンを使ってみよう。

海外出張から帰宅した父とひさびさ会話にならない会話。

「戸棚の扉とトイレの水栓、連休中に直してよね」
「こないだオマエが置いて帰った本・・・なんとかヒナコさん」
「杉浦日向子さん?」
「あれ、素晴らしかったわ。徹夜しちゃったよ」
「徹夜するほどの長さはないエッセイ本だったはずだけど」
「それだけ熟読玩味したってことだよ」

彼女のマンガも読んだことがあるはずだと言い張る父ですが、それは年代的にそーとー怪しい。とはいえ相変わらず趣味分野だけは意見の合う父娘です。ものすごーく極地的な意味においてはファザコンといってもいいのかもしれません。

*****

お昼前からは妹夫妻が所用で日帰り帰省していたため、母はドタバタてんやわんや。騒ぎそのものは先週末から始まっていたのですが、私は例によって目立たな〜いところでコーディネーターをしつつ(してたのだよ!)、一日中とある商品をポチっとやるかどうか思い悩んでおりました。

結局は夜中近くになってようやく「ポチリ」

かれこれ1年以上も迷っていた商品でしたから後悔はないんですが、購入に至った過程を思い返してみると、私にしては珍しく筋が通ってるじゃないかと(自分に)言い聞かせ中です。懐かしいなあBigmini。

夕方みんなで食べに行った久々の焼肉、美味しかったけど、さすがにちょっと胃に来ますね。

2009年4月28日

近道探し

昼休みも終わる頃になって、医者という名の薬屋さんへ。

「花粉症でも喉が痛くなることありますよ。風邪薬出していいのかなあ」なんて言っておきながら
処方された薬は山盛り6種類って。
何か間違っている気がしてなりませんが、とにかく早く治さねば。

会社飲み会で心持ちクターッとなりつつも、電車の中で買ったばかりの「週刊サッカーダイジェスト」を開き、オシムさんインタビュー後編をザザッと一読。深い。「オシムの言葉」の先にあるもの、奥にあるものについて思いをはせました。

遠い、あまりに遠いなあ。

2009年4月27日

また夏が来る

遠征週末が一段落し、気を付けなきゃと自覚はしていたんですが、週末からしっかり風邪をひいてしまいました。いつもの鼻・のど型ですが、正月のようにこじらせるとイヤなので、黒鷲前に医者に行っておこうかな。

中身をリニューアルした携帯プレイヤーで音楽を聴いていたら「Millenium」が流れてきまして、いやー懐かしいですねえ。5月にNHKでライブ放映があるようですので、WOWOWでの「ハイパー」とともに録画予約しておかねば。

おやすみなさい。

2009年4月24日

休前日

昼休み、ミュージカルファンな後輩に質問ターイム。

・翻訳劇への違和感について
→日本語が音符にハマりきらない字余り現象は多発するが、言語構造の違いなのでどうしようもない

・チケットの高さ
→版権費用に加え、宣伝効果や主催団体絡みで有名俳優を起用するためキャストの出演費用も嵩む

てなことでした。
そういや宝塚歌劇も財政難なんですと。一度は観に行くべきかなあ。行くべきだよなあ。

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読みかけ本
・「IN☆POCKET 2009年4月号」講談社

お目当ては恩田さんの「帰ってきた!酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記モロッコ編」でしたが(既読モロッコ旅行記がたかのさん本だけってのもねぇ)
巻頭新連載、伊集院さんの「スコアブック」がおもしろくなりそうです。スコアラー&オーナー志望の女の子が主人公なんですが、文章に淀みがないのでジュニア小説にありがちな違和感がなくてよいですね。

2009年4月23日

無意識下

今夜は冷えますね。
ネットは某氏逮捕ニュースで大にぎわい。書いてて言ってて罪悪感を覚えないほどに、世の人たちは品行方正なんでしょうか。私はドラマでの演技には容赦しませんが、酒の失敗には寛容です。地デジ呪わる?ざまー。

読み流し本
・中島美代子「らも―中島らもとの三十五年」集英社
タイトルのまま、(中島)らも夫人による回想録なんですが、内容のドロドロさに加えて、思考の一貫性のなさに疲れてしまいました。自己弁護は生存者の権利ですけど、都合の悪い部分は放任という言葉にすり替えまくるのは何だかなあ。

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お花畑さんブログでちょろっと廃部報道をめぐるコメントが出ていましたが(→こちら) こんな時も自慢を散りばめるさりげなさ。同情めいたことを書いときゃいいっちゅうもんやないやろ。って、この期に及んでまだこの人にどこかで期待をしているのかなあ、私。

2009年4月22日

追憶

夜中、目が覚めるとふくらはぎが・・・攣った・・・いてててて。
なんやかまあツイてない1日だったんですけど、それ以上に痛ましくてならないニュースを目にしてしまっては、そんなことどーでもいいわな。

清水由貴子さん、父の墓前で硫化水素自殺(SANSPO)

こちらの墓地って...NEC杉山選手の地元ですよね。
てなことはさておき、読めば読むほど、見れば見るほど、なぜこんなに理不尽なことが・・・言葉に詰まるとしか言いようがありません。思い出されるヤクルトCMでの笑顔が辛いです。なんでやねんなあ。

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巷で騒がれている(らしい)you tube再生第一位、スーザン・ボイルさんの名演を今更ながらに再生してみました。
あれれっ、この曲は知ってるぞ。「レ・ミゼラブル」の代表曲ではないですか。

「レ・ミゼラブル」はロンドンで観たことがありまして
原作はさほど好きじゃないんですが(長いし)、ミュージカルの方は生観劇したこともあって大好きなのです。私にはたいへん珍しいことにサントラCDも持ってるぐらいですから。

で、先ほどそのCDを引っ張り出して久しぶりに聴いてみたんですが、この曲(「I dreamed a dream」)に限っては頭の中で思い描いていた歌い方とはちょっと違ってました。頭の中で美化していたのかなぁ。

とはいえ、スーザンさんには申し訳ないことに、彼女の歌は私の中で「感動の嵐」とまではいきませんでした。もちろん彼女の名演を否定するわけではけっしてないのですけどね、おそらくCDを聴きすぎてしまったからでしょう。ただ、「レ・ミゼラブル」には他にもたくさん名曲がありますんで、機会があればぜひとも聴いてみてほしいなあと思います(できればロンドンバージョンで)。

ちなみにこのミュージカル、日本初演時のコゼット役は斉藤(由貴)さんだったのですよね。彼女が芸風を広げるキッカケになったのはこの作品だったように記憶しています。

・・・積もる記憶が痛む夜です。

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2009年4月21日

夜明けず

海外旅行中の上司ケータイにpdfファイルを送るべく実験を重ねる最中、後輩が「これ、もらったんですよ」とケータイに入ったスヌーピーの絵文字デコを見せてくれました。あら可愛い...。

基本的に絵文字はおろか顔文字すら使わない人間なんですが、後輩にデータを送ってもらい、言われるがままに保存してみました。

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使わないんですけどね。つか、デコメールとか聞いただけで、前全日本監督を思い出して不愉快になるんですけどね。

読了本
・大原由軌子「大原さんちのダンナさん」(文春文庫)

少し前、電車で横に立っていた人が読んでいて、ちらっと見えた内容がちょっと気になってたんですが、新刊コーナーで発見購入。
内容は神経症を抱えたダンナさんとのナレソメ(@新宿二丁目のゲイバー!)から日々の生活に至るまでを、スッキリしたタッチのマンガで綴られたものなんですが、よく噛みこなしてあって読みやすく面白かったです。

なかでもパニック発作の描写は「あー、他の人もそーなんだー」と興味深かったです。私の場合はさすがに「ワルキューレ」が頭の中で流れたりはしませんが、これがコンサート本番に起こった日にゃ、それこそ音楽どころじゃなくなっちまいますからね。最近はだいぶやり過ごせるようになってきましたが。

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NEC男子バレー部の休部が発表された模様(→こちら)

本来はこれまで何十年も維持して下さったことに感謝すべきなのでしょうが、私はどうしてもこの会社のやり口に理解を示すことができません。調子良いときに利用するだけなんてことは文化のあり方ではないですし(ex:アテネ五輪前後女子バレーバブル時のレッドロケッツ)、不況なら不況でもっと早くから手を打てば、もう少しやりようがあったのではないかと思えてならないのです。

今にして堺ブレイザーズの英断がクローズアップされてきそうですね。Springsも好業績の間に頼みますよ・・・。

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Springs公式コートサイドレポート更新

ミナミ選手のレポが微笑ましいですね。マッチポイントはローガン選手だったような気がするんですが(カナコさんが得点したのはたぶん14点目)そんな些末なことはともかく、全体を通してチームへの愛情と先輩への尊敬の気持ちが伝わってくるとこがよいです。

チームのスカウト体制がととのってくるに従って、よく言えばマイペース、悪く言えば自己チューに見える選手が増えてきた中、ミナミ選手にはいろんな意味で期待しておるのですよ。黒鷲初戦あたりで出番があるといいですが、まあサマー待ちかな。いずれにせよ焦ることなくスケールのデカい選手になってほしいですね。

2009年4月20日

ひといき

上司休暇中につき、静かな1日。
ちょびっとの留守中に起きた事件内容を聞き、大爆笑。
もろもろリハビリには程良い具合です。
夜中にざざっと雨降り。

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レシーブ姿も実はけっこう好きだったりします

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えーと、舞子選手がんばれっ!

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こーいう表情はガチャピンではなくムックですよなー

2009年4月18日

いやなかなか

もう少し遅く来てもよかったなぁというほど会場はガッラガラでしたが、テキトーに座って両チームのウォーミングアップを眺めておりました。試合前練習を見る限りでは、パスは日本(Springs)の方が上手いなーという印象でした。スパイクは韓国の方がパワフルかな。

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コートエンドの警察音楽隊?

セット間にかかる曲も含め、なんだか全体的にもの悲しげな短調の曲が多かったのは国民性なんでしょうか。

さて、ぼちぼちと観客が入り始めた頃、興国生命の兄ちゃんがロゴ入りタオルらしきものを配り始め(タオル争奪争いはなかなか壮観であった)そして応援練習が始まりました。あらココもですか。ま、何のかんの言って日本のマネしぃな国ですからなあ(バカにしてるわけではないです)

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熱血応援指導するピンクネクタイ

見ておりますと、どうやらこちらの応援では自チームの「レシーブ!トス!アタック!」っていう一連の動きに合わせて、観客は「フンッ(=興)!グオッ(=国)!バスター!」と叫ばなくちゃならないようです。これじゃあムック選手がバックアタックのトスを上げる時なんて、レシーブ!トsアタック!!みたくなっちゃいますね。サーブの「そ~れ」よりめんどくさいなー。

あ、だいぶ空席が埋まってきました。日韓戦よりははるかに多いですよ。そして私の周りはグルリと韓国の方ばかりであります。おーぉ異国で孤立してしまったよ。だいじょぶかしら。

コートの方では練習が終わり、そろそろ選手整列かなという頃になって、いきなりアナウンスが流れ始めました。「Presentation of the starting player・・・うんたらかんたら・・・No.1 ヒョウドウ シズカ~!」

慌てて#1カズ選手が飛び出していくと、今度は「No.2 ハンザワ マイコ~」とのコール。マ、マイ選手スタメン?こちらもビックリしておりますと、サキさんに続いては「N0.5 オヤマ シュウカ~」の声。あれっ全選手プロトコールってことですか。Springsサイドでは選手スタッフが入り乱れてボールを抱え、あたふたする騒ぎになってました。

ってな紛らわしい選手整列が終わると今度は国歌斉唱です。日韓戦では韓国国歌は省略バージョンでしたが、もちろんこちら韓日戦ではフルコーラス。会場で右手を胸に当てている人の割合は思ったほど高くはなかったですが、日本よりは意識の強さが伺えましたね。始球式はコートエンドラインに数名の来賓が並び、全員が一斉にボールを打つというものでした。これは初めて見る方式だなあ。

Springs vs PinkSpiders
(1-3)

出だしは明らかにボールの違いが影響しているようで、トス・スパイクはそれほどでもなかったんですが、とにかくレシーブが安定しませんでした。レセプションはもちろん、なにげないレシーブも「あれっ?」という表情が何度も見られましたね。まあしゃーないですわなあ。

相手の興国生命さんは今リーグのプレーオフを制しての一位だそうで、エースアタッカーにはオカシオさん。聞き覚えが・・・確かオカシオ姉妹で世界選手権に出てましたよね。プエルトリコでしたっけ?レシーブはさすがにアレでしたけど、パワーアタックにとどまらず、ブロード攻撃までやらかしておられました。彼女とキム・ヨンギョンの高さに任せた攻撃が次々に決まりまして、Springsは沈黙気味です。あーでも、あちらのセッターはサイド任せのバカ高いトスばかりで面白味はないですね。

しかし、そんな観戦に集中できないほど邪魔だったのは応援でした。アウェーならではといえばそれまでですけど、わりとプレー関係なしに、のべつまくなしだったのでイライラさせられましたわ。

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レッドウィングス方式?

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全員でコレをやられるとバルーンスティックより邪魔

「フーングォセイミャ!(興国生命)」(テーハミングス!と同じリズムで)
「チャチャチャッ興国!」

あとは例の「レシーブ!トス!アタック!」の掛け声ならびに個人コールの使いまわしでしたが、バレー見てるのやら応援(という名の企業宣伝)をしにきてるのやら、皆さん自覚しておられるんでしょうか。その熱血ぶりがいまいちよー分からん感じです。ノリやすいというか煽られやすい人たちなんであろうか。ま、韓日戦ですし、日本のVリーグも似たようなもんっちゃ似たようなもんではありますが、国際戦(争)を初めて肌で感じた気分でありました。

そんなこんなで第1セットはつつがなく落としましたが、良かったのはカズさんを前衛でワンジョ選手に替えた策。どちらかというとワンジョ選手は後衛の方が活きる選手ですけれども、ブロッカーとしての意味もこめて、これはいつものコウキ選手交代よりも積極的で面白いですよね。決勝でも見たかったな・・・。

お次、第2セットはより酷いことになりました。アン選手はともかくとして、マイコ選手がいまいちピリッとしないのが気になります。疲れが残ってるのかしら。

第3セット、さすがに決勝に続いてのスト負けはいろいろよろしくありません。
跳ばずのサキさんが決めまくり、途中交替のワンジョ選手もしっかり務めを果たし、マイコ選手の驚きサーブミス(ボールを上げた瞬間に汗かなにかで滑ったかボールが落ちた)なんかもありましたけど、ローガン選手筆頭にチームの雰囲気はにこやか上々。なんとか1セット奪取しました。やれやれ。

第4セットは大差をつけられる展開でしたが、ワンジョ選手が決めまくったり、ルカ選手の出場があったり、そしてシュリ選手の8連続でしたっけか?サーブがあったりとで見せ場は多く、セットを取れなかったのはちょっと残念でしたけど、それでも充分に見応えのある試合ではありました。心なしか選手の表情もあまり暗くなかったような。

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「偵察中(シュリ選手大人気)」

第二試合は東レさんも苦戦の末、元チームメイト・デラクルージュ選手相手になんとなんとのスト負けを喫してしまいました。張選手の不調もありましたし、こちらもボールに慣れない様子ですね。セット率<得点率の大会ですが、今のところSpringsは3位なのかな?ユウ選手が居たら・・・というのは黒鷲までお預けですが、明日はなんとか一矢報いたいところです。

会場の外に出ると、キム・ヨンギョン選手とハン・ソンイ選手がふつーに歩いてました。かわいいね。

韓国遠征二日目(暑い暑い暑い)

起きてしばらくグダグダとした後、日焼け止めを塗りまくってホテルを出ました。
朝食をとる店を探しながら周辺の地理を掴もうと歩き回ってみましたが、これがさっぱり分かりません。原因は私自身の方向音痴に加え、手持ちの地図が思いのほか大雑把であり、かつ日本語(もしくは漢字)表記だったこと。韓国は日本以上にクルマ社会のようで道路標識も多いんですけど、その表記のほとんどがハングルもしくはローマ字なんですよねぇ。しまったなあ。

予定では地下鉄で市場に行くつもりでしたが、どうにも地下鉄駅に辿り着けず、かといってタクシーを止める決断もつかず、うろうろと歩き回る内に軽く1時間ほどを費やしてしまいました。ホテル周辺にはやたらと車関係の個人商店が多く、その多くが車の整備やカーアクセサリー販売などに携わっているようでしたが、日本ではあまり見かけない規模の店ばかりで実際閉店しているところも多かったですね。しかし似たような(食べ物屋ではない)店ばかりを眺めていても仕方ありません。諦めてタクシーを呼び止めました。

「光州博物館へ」

これまでの苦労が水のように車はガンガンと飛ばし、エクスプレスなる道を走り抜けてアッサリと博物館に到着しました。入り口でガイドブックにある通り1000wを差し出すと「タダだから!」と紙幣を返されました。えっそうなの?今日は何か記念日なのでしょうか。

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「国立光州博物館」

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「国旗、じゃなく、この赤い木は何だろう」

そもそも光州といえば「光州事件」しか思いつかなかったぐらいですから、そういった資料があるのかと期待していたのですが、貯蔵陳列されているのは古代から近代にかけての石・陶磁器がメインで、そういった政治的資料はゼロでした。これはこれで面白かったですけどね。

陶磁器についての知識はサッパリなんですけど、石→粉びき→白・青磁といった流れを見るうちに、日本の陶磁器のルーツはやはり朝鮮半島なのだなと強く感じました。日本で見たものより大胆な作品が多かったですね。あと興味深かったのは石仏とそして石製のアクセサリー。仏様の顔は日本よりも大ぶりかつ柔和な表情で、そして石製のアクセサリーは現代でも充分に通用するほどファッショナブルなものがたくさんありました。この国は石の文化なんでしょうか(あ、日本はやっぱり木の文化なんじゃないかと)。

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   意味もなくヒコーキ雲

博物館を出て、またしばらく難儀してタクシーを捕まえたのち、今度はバスターミナルへ。今回の旅行ではバスに乗る予定はありませんけど、町の中心の一つではあるようですし、少しは周辺で買物もできるかなという目論見もありました。今はと、とりあえずご飯を・・・。

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言わずと知れた冷麺ですが、お決まりのハサミつきです。キムチはさほどデカくないし、肉もついてない。はてさて何を切るのかと食べ始めたところで気付きました。

・・・麺だ!

噛み切れないうえに長いのですよ。これはゴムか!や、味はたいへん美味しかったのですけどね。てなわけでバシバシと麺を切って食べました。スープの具合も丁度よく、そういえば冷麺を頼んで酢を入れなかったのって初めてかも。付け合せの果物はこの季節ですが、ちゃんと梨でした。

食後、近隣のショッピングセンターに入って(日よけがてらの)キャップを物色したのですが、なんとも微妙なものばかり。食料品コーナーでは海苔コーナーやコチュジャンコーナーの充実っぷりに目を走らせつつも、まだ荷物は増やしたくないよなあと手ぶらで出る羽目になり、無謀にもまた体育館(と思われる)方向にテクテクと歩き始めました。

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「現代」と書かれた団地群

今度は地図通りに地下鉄駅を発見しましたが、いずれにせよ体育館へはタクシーでなければ行けないわけですし、はいはいタクシー!(最初から呼べよ)

「ヨムジュ・・・(体育館て何って言うんだっけ?)ほら、ワールドカップスタジアムの横の!」と地図を運転手さんに見せると「あー、ヨムジュ〇〇〇ね」とご理解いただけた様子。Vリーグの案内にも「ヨムジュ体育館」ではなく、体育館のハングル読みまで書いてほしかったっすね。いやまあ支障はなかったですけど。運転手さんにアンダーパスのマネをしながら「バリボル?」と聞かれましたので、「ネーネー」と答えておきました。広報誌の類にはまったくといっていいほど記事を見かけませんでしたが、けっこう宣伝されてるんでしょうか?

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おーっ、けっこうハデじゃん。
もう少し近寄ってみますと

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Springsもノボリ持ってくればよかったのに

右側にはGSカルテックスのノボリもあったんですが、美人度はヨンギョンさんやソンイさんの居る桃色スパイダースの方が高いかなーという印象でございました。
チケットを引き換えて、いざ会場へ!

    2009041806.jpg ←チケット

2009年4月17日

韓国遠征(ハングル国到着)

関空を飛び立ち、二時間かかるかかからぬかの内にソウル仁川国際空港に到着。
その昔、金浦空港に降りた時はキムチの匂いが充満しているのに驚いた記憶がありますが、ここ仁川ではそのようなこともなく、ちょいとヨーロッパ的なまでの大型国際空港でした。ちょっと寂しい気もしますね。と、そんな感慨はよそに荷物をピックアップ後、1万円ばかり換金。13万ウォンか...やっぱ円高なんですねえ。

光州行きの国内線は金浦空港発ですので、地下鉄に乗るべく案内板にしたがって移動。券売機で切符を買うとやたら分厚い電磁カードが出てきました。3,200w(≠250円)でこんなに立派なものを作って元が取れるんでしょうか。「空港に行くなら、これに乗れ」と美人案内嬢に促されるまま、ホームに止まっていた電車に乗車着席。

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EXPRESSは途中駅に止まらず金浦空港まで直行なのだそうで、この値段でこれだと安いよなあ。ゆくゆくは延伸してソウルまで行くのだとか。バス文化の発達した国ですが、電化も進めてるんですね。

30分ほどで金浦空港駅に到着。改札を抜けようとしたところでビービーと引っ掛かりました。どうやらカードを差し込まないと出られないらしい。なるほど、使い回しシステムだからチケットが立派だったんだ。日本よりエコですね。ローカル色まんまんの通路を抜けて空港に入り、アシアナ航空カウンター長蛇の列へと並びました。

やたら横入りする奴が多いなあ(気を付けよう)とか、韓国の人は全員国民カードみたいなものをもってるんだなあとか観察するうちに私の番がやってきて、無事発券完了。さっきの地下鉄とは打って変わって、こちらの搭乗券は荷物のタグかレシートかというような簡素な作り。合理的ですが、無くしそうでこわいです。

出発までは二時間弱。一つ前の便にしときゃ良かったと思いながらウロウロしてみましたが、目ぼしい店はなく、とりあえずご飯でも食べようと食堂に入りました。

あっという間にやってきたソルロンタンのスープを飲んでみると...味薄っ。ああそうか、自分で味付けするんだっけ。塩を入れてキムチ(食べ放題)を放り込むと、なかなかイケる味になりました。つーかキムチが旨い。こういう酸っぱくなるまで発酵したキムチって日本ではあんまりお目にかかれないんで嬉しいですねえ。ご飯とキムチを山盛り食べて勘定を済ませたのち(600円ぐらいだったかな)、お隣のFamilyMartで缶ビール(国産の「CASS」)と水、そしてキシリトールガムを購入。これで300円しないのは安いよなあ。ロビーでぼんやりとビールを飲んでみましたが、味の云々を言う余裕はあまりなく、アルコールでちょっとリラックスできてよかったなという程度でした。

手荷物検査を済ませて歩いていると無料インターネットPCを発見。明日の体育館を一応チェックしておこうとバレーサイトを見ておりますと、おおっ堺のガイチさん勇退!?そもそもガイチさんが監督ということ自体が未だに不思議なのですけれど、海外派遣なのだそうで、これはきっと全日本との絡みなのでしょうね。バレー界は堺を中心に廻ってる?

20:40発の最終便はトラブルもなく光州空港に着陸。いかにも地方ってな閑散とした雰囲気の空港の無人カウンターにて市街地図などを物色したのち、タクシー待ちの列に並びました。どうやら私がラストのようで、地図なんか後回しにしてさっさと並んでおけばよかったと激しく後悔しました。

白タクの客引きを振り払いながらタクシーを待つも...やって来ません。空港の電気が次々と消え行く中、今さら白タクに乗るのはヤだぞと(空港の白タクでロクな目に遭ったことがないので)焦っておりますと、他のお客さんたちが電話をかけまくってくれたおかげで、タクシーが何台かやってきました。あー、でもこれだと私の前の家族で終わりだなあ。ほんとに一人になっちゃうぞと見ていましたら、奥さんが英語で話しかけてこられました。

「私たちはさっき電話で呼んだから、これに乗ってちょうだい」

なんと親切な!
韓国いい国だ!
ありがたく乗せていただきました。助かったー。

ホテルへはタクシーで20分ぐらいでしたかね。運転手さんが「ココだよ」と示した先は怪しげなネオンの瞬く通りでした。チップ込みで700円ばかりお支払いし、大丈夫かいなと不安になりながらフロントに入りますと、中はいたって普通のホテルでありました。廊下が異様に暗いのにはビビりましたけどね、部屋に入ってみると、うわっ広い〜。バスタブありパソコンありでこの値段(一泊2,000円ちょい)。なんか「安い」しか言ってない気がしますけど、やっぱり安いなあ。

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「韓国的色彩」

四苦八苦しながらPCを日本語入力モードに変え、しばしネットを彷徨ったのち就寝。

さてさて明日はどないなりますやら。

韓国遠征(つなわたり準備編)

Springsの決勝すなわち日韓戦出場が決まったのは4月5日。
行こっかなーどーしよーかなーと運賃を調べてみれば、これが秋田とほとんど変わらないどころか、昨今のウォン安を勘案すると、むしろ下手な国内遠征より安いんですね。ただ一つの懸念材料は開催地の光州がソウルからバスで3時間余りということだったのですが、これまた調べるとソウル(金浦空港)から国内線が出ていることが判明。決まりじゃん。

安売チケット購入期限ギリギリの10日(金)昼休み、やっとこさ腹を括って仮予約をかけた後、ハナから諦めていたマイレージ特典枠を見てみると、あらま空いてるじゃないですか。帰りの便が早朝なのはキツいものの、これにて往復運賃は無料となりました。めでたしめでたし。

と、その翌日に決勝戦@東京に向かったわけです。ところが...羽田着陸直前でしたかね。ふとエラいことに思い当たりました。

「パスポートの期限いつまでだっけ?」

初海外渡航からの年数を指折り数えると今年3月に切れてる...よなあ。ひゃあっ!初めて韓国が近くて遠い場所なのだということを認識させられた瞬間でした。モノレールの中から慌てて家に電話するもコールはむなしく鳴り続けるばかり。ようやっと捕まえた母から確認の電話が入ったのは三位決定戦の最中でした。

「2010年3月だって」
「...今年って2009年やんね?」

おそらく期限が切れたまま放置していた期間があったんでしょう。謄本を取りに会場近くの区役所へ行くことも考えていただけに(私の本籍は東京なので)心底安堵しましたが、思えばあの日の運はこの時使い果たしていたのかもしれません。

出発二日前:
決勝戦を経てテンションは下がるばかり。チケットが日程変更可能だったこともあり、相当迷いましたが、無理やり気持ちを切り替えてソウル⇔光州の国内線チケットを手配。アシアナ航空に電話してみるとアッサリ予約購入完了してしまいました。便利なもんですねえ。金額は往復1万円弱だそうで、バスだともっと安いのでしょうけど、距離と時間を考えれば充分安いなあ。

出発前日:
海外では飛び込みで泊まることが多いのですが、やはり初日の宿は取っておいた方が無難ですし、今回は友人(初海外旅行)と二日目に合流することになってますから、さすがに宿も決まってないと不安だろうなあと、光州での宿は予約することにしました。韓国はネットが発達していると聞いてタカを括っていたのですが、地方だとHPを持っているホテル自体少ないんですね。安宿のモーテルに至っては予約すら受け付けないそうで...あちゃあ。結局は数少ないツテを辿って電話予約してもらいました。やはり持つべきものは現地の知人です。

当日朝:
会社で最終日の宿泊ホテル予約確認メールを受け取り、いざ出発。ギリギリに見えますが、海外旅行の宿を全部押さえて出かけることの方が珍しいんで、私にしては上出来です。昼休みに会社をそろ〜っと出てコインロッカーで荷物を取り出し、関空行きのバスに乗り込みました。

さてさて、帰国の途まで書き続ける気力が私にあるかどうかは謎ですが、続きます。

2009年4月16日

墨夜

朝、妹から「今日出張で大阪なんです」という、まるで迷惑メールかのような件名のメールが到着。うちの母と妹は件名に長々と用事を書くという習性があるんですが、そんなことはさておき、内容は夕飯を一緒に食べようというお誘いでありました。今晩に限ってけっこうせなあかんことがあるんやけどなーと思いつつ快諾。

せっかくなんで、どこかおいしいお鮨でも...と行きたいところでしたが、足が勝手に向かったのは天満のメキシコ料理屋さんでした。お鮨屋は静かすぎて、なおかつカウンターなんかだと内々の話をしづらい雰囲気があるじゃないですか。その点こちらのお店はざっくばらんでありながら味は保障つきですからね。妹も「美味しい」の言いっぱなしでしたし、周りに気兼ねなく話もできて良かったですわ。

さくっと飲んで食べて、じゃあまた来週ね。
やらなきゃならないことは山積みですが...就寝。

2009年4月14日

Big name?

仕事中、とある分担表を作りながら、そういえば今季のSpringsはなぜ最後まで役割分担が出来なかったのだろうかとぼんやり。何だかんだで決勝戦を引きずってます。

他チームメンバーと比べて能力が著しく落ちるというわけでもないのになあと(むしろ逆だと言われそう)つらつら考えるに、役割分担って言うほど簡単なことではないのかもという結論に達しました。お互いの信頼に基づいた意思疎通がないと成り立たないわけですから、常に二枚ブロックに付くことが難しいように、これまた意外と大変なことなのでしょう。

今さらですが、シーズンを通してローガン選手の「私が!私が!」という背負いっぷりが引っかかってならなかったのです。よく言えば責任感が強いということなのですが、裏返せばチームメイトに任せることができないということでもあり、最終的にあの決勝戦が起きたのはやはり必然だったのではないかと思わざるを得ないのですよね。

ローガン選手自身も五輪から休む間もなくコンディションを保つのは難しかったでしょうし、彼女の責任だけを問うつもりなんぞは全くありませんが、たとえそれがベストな選択ではないときでも彼女に任せざるを得ないというチーム状況がこうした結果を導いたともいえるわけで、高い能力の選手が加わることはチーム(ひいてはリーグ)のレベルを高めることにも繋がりますが、やはりできることなら助っ人さんに依存し過ぎないチームを作ってほしいと願う次第です。

てなところで、意外と早く全日本メンバーが発表されたようで(→こちら)

Springsからはワンジョ選手、舞子選手、リョウ選手そして新人岩坂選手がリストアップされています。スターシステム云々ということに目をつぶるとすれば、わりと配慮を感じる選出ですね。ムック選手が選ばれていないことについては、残念に思うよりも正直なところホッとする気持ちの方が強いです。チームの監督が変わるという一大事にセッターが居ないのは困りますし、現実問題としてムック選手の満身創痍っぷりは見た目以上に酷そうですから...。

この中からどれだけの選手が召集に応じ、そして残るのかは分かりませんけど、今年だけは勝負のない年ですからね。長期的な見通しをもってすれば、なかなか良い線行ってるのではないでしょうか。個人的にはテレビ観戦で満足できそうなので、これまた安堵です。夏はサマーリーグついでに湯治にでも行こうかなー。

2009年4月13日

週末、ネズミランドに遊びに行っていた後輩ちゃんが帰りの羽田でSpringsと一緒になったのだそうで、「なんか皆落ち込んでましたよ」とのこと。
そりゃそうでしょうねえ。

後輩的には、一緒に居たもう一人の後輩(※ミユキ主将ファン)のキョドりっぷりを見ている方が面白かったとか。
あはは、私だったら逃げるなー。

伊丹では韓流スターさんが居られたそうで、おばちゃん達が大騒ぎだったそうですよ。

*****

午後、書類を取りに来られた銀行さんと雑談を交わしていますと、あろうことか決勝戦(夜中の再放送)を偶然テレビでご覧になり、そして最後まで見届けられたのだそうで...。

「可愛い子が居るんですねえ。何やらマイコちゃん」
「未来のスターですからねぇ」

ってな話に始まって、ベスト6や助っ人さん等へのごもっともな疑問にお答えしてますと

「正セッターでしたっけ。いい眼してましたね!」
「(俄然身を乗り出しながら)でしょ!分かりますか!」
「根性すわった目つきしてましたねぇ。やっぱりセッターはあれぐらいじゃないと」

いいこと言わはりますやん。負けの中での小さな幸せ。

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真鍋監督、久光離れ女子代表監督へ(サンスポ)

リーグ決勝にて契約期間満了とのこと。
真鍋さんがSpringsに来られて4年。変革したもの、変えずにいてくれたもの...さまざまですが、スカウト体制と組織ブロックの確立、そしてなんと言ってもムック選手の抜擢育成。トータルとしてはやはり感謝の一言に尽きます。本当にありがとうございました。「おつかれ」になるのはこれからでしょうから、お疲れ様はしばし封印ですね。

選手の育成・起用に関しては正直なところ疑問や不満もありましたけど、基本的にその時々ベストな布陣を組むことに腐心しつづけた監督さんではありましたから、決勝戦での采配を思い返すに、あれは真鍋さんなりに責任を取ろうとしたのではないかという気がしてなりません。憶測というより希望に近いのかもしれませんけど、私の中ではそういうことなんだということにしておきますね。

危機感と刺激の中で成長した新生・東レ(スポーツナビ)

新旧交替の失敗ときましたか。うーむ。
サキさんを始めとしてケガ人の続出については、Springsならびに全日本のトレーナーさんの責任を問わずにはいられない気持ちでいっぱいなのですが、真鍋さんが全日本絡みでチームに注力できなかったシーズンでもありましたからね。よくぞここまで来てくれたというのが正直なところです。

最終戦があれだったのでいろんなことが埋もれてしまっているようですが、山本選手と舞子選手、そしてワンジョ選手の復活は特筆すべきものであり、大きな収穫でした。特に山本選手はブランクを経ての復帰というだけでも大変だったでしょうに、クイックその他で進化の跡も見せてくれましたものね。後継MBが一向に育たないチーム状況では、実際のところ彼女が居なければ今季のSpringsがこの順位に居たかどうかすら怪しかったことでしょう。ファイナルで力を発揮できなかったのは残念ですけど、今後が楽しみになる活躍でした。ぜったいに続けてね。

選手についてのいろんな気持ちは今ここでは書ききれないので、また改めてということになりますが、リーグが終わっても日韓戦、黒鷲までは休む間もありません。くれぐれもケガに気をつけて乗り切っていただきたいものです。

新監督は近々発表されるとのことですが、いやあ誰になるんでしょうねえ。ドキドキです。

2009年4月12日

観光敢行

2009041201.jpg
「東京タワー」

昇ったのは小学生の時以来。
外から見た方が楽しい建物ですが、中からもそれはそれで楽しく、でも次回からは絶対に歩いて降りるのはやめようと思います。

寝不足と疲れがあいまってか、お昼に食べたチキン南蛮が気持ち悪くてならず、まあ結局は出しちゃいまして、だいぶ楽になりました。

と、昨日からここまでのことは改めてごめんなさい。

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昨日に続いて再び千駄ヶ谷へ。男子決勝を横目に体育館を通り過ぎ
久しぶりにループウィラー直営店を覗いた後、青山へと向かいました。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

存在すら知らなかったんですが、いや凄かったの一言です。

暗闇の中をグループ8人で1時間歩き回るというものだったのですが、運営スタッフ、アテンドさんのさりげなさ&ユーモアのレベルが高く、コンセプトにある福祉的な匂いを全く感じさせないという、まさにプロフェッショナルなイベントでした。

目を開けても閉じても視界がまったく変わらない漆黒の空間での1時間。何が起きても絶対に光はつけてもらえず、最初はアワワとなりながらアテンドさん(視覚障害のある方)と白杖だけが頼りでしたが、いろんなものを聴覚、嗅覚、触覚で必死に感じとろうとするうちに暗闇がだんだん楽になってくる感覚は新鮮でした。一緒に歩いた見知らぬ人との間に生まれた連帯感も面白かったですね。

この限られた・恵まれた空間だけで判断するのは危険かもしれませんし、見えることへの感謝の気持ちが大前提ですけれど、見ることや見られることによるストレスや障害というものもあるんだなあと実感させられました。

身体の不自由さを「かわいそう」という感覚だけで捉えることはやはり間違っていますし、こうした機会を得られたことに深く感謝です。

ん〜、東京にはやっぱいろんなものがあるよなあ。

頭の中をごちゃごちゃにしながら帰宅。

2009年4月11日

お疲れさまでした

凶暴モルモットに襲われそうになる夢で目が覚め、駅に向かう途中、車に接触しそうになり、さらにはイタチ?の轢死体に遭遇。果ては飛行機が整備不良で遅れるなど、とにかくツイていない一日でした。

決勝戦だけ急に全てがうまく行くなんてことはなく、采配を含めてむしろ悪い所が全部出てしまった印象です。こんなこともあるんだなあ。日々勉強です。

言いたいことも書きたいこともたくさんありますが、ひとまずこれだけ

当ブログは闘うセッター・ムック選手を断固応援いたします。

そして...サキさん、辞めないで下さいね。


2009年4月10日

強気

変な緊張感の漂った1日でしたが、ひとまず終了。

さて、明日はとうとう決勝戦です。
まさかまさかの怪我人続出シーズン、心配し通しなのはいつものことだとはいえ、チーム総力でここまで辿りついてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。東レ相手ということで分は良くないかもしれませんが、勝機はあります。数々の苦難すべてはこの日のためにあったのだといえる試合にしましょう。

2009年4月 8日

考える効果

行くと散財してしまうので普段は避けているのですが、しばらくぶりにタワーレコードへ。

ピアノ曲を買うはずがプロコフィエフの交響曲7番などを買ってしまったのは、物色中に軽い発作を起こしかけたせいでしょうか。しかもこのテンシュテット盤、音の勢いがシャープ過ぎて(それが彼の特性というか魅力なので仕方ないんですけど)プロコフィエフにはもちっと粘着的なうねりが欲しい気がします。曲の素晴らしさは改めて言うまでもないだけに、(緩徐楽章はあまり聴かない私がこの3楽章はつい聴いてしまう)あー別の演奏で聴きたいなあと。マニアさんにメールしておこう。

田部京子さんの弾く「プレイアデス舞曲」を聴きつつ就寝。

2009年4月 7日

素人きどり

ケータイ見つかりました。

記憶の途切れた場所に電話してみたところ「それらしきものは・・・届いてますねえ」という思いがけないようなそうでないようなお答えが返ってきましたので、お昼休み炎天下をてくてくと某事務所へと出向きまして、ストラップのついていない、紛れもなく私のケータイを受け取ってまいりました。ああよかった〜。つか、最後の最後まで手を煩わせやがって、この!邪険に扱ってきた罰でしょうか。データを抜いたらとっとこリサイクルに回すこととしましょう。

*****

本屋で「考える人」の新刊が平積みされていましたので手にとると、おっとピアノ特集じゃないですか。なんとなく購入してみました。

電車の中で真っ先に目を通したのは吉田秀和さんと堀江敏幸さんの対談。どちらも好きな作家さんだけに非常に面白く、なかでも印象的だったのは堀江さんからコルトーの「香りの中にある明晰さ」の所以を問われた際の吉田さんの返答(曰く「アクセントがしっかりしていること」)ですかね。

コルトーが得意としていたとされるショパンやシューマンというのは1,2,3,4という拍の強弱がハッキリしている作曲家であり、そこのところが拍を意識的に分かりにくくしていたドビュッシーとは違うのだと。そうした理論に基づいた上で、コルトーは「転ばない酔っ払いかな」・・・なるほど。

一応の素地があるクラシック音楽、なかでも一番得意分野といってもいいピアノでもこれですからねえ。まったく経験も知識も無いバレーボールについて書くことのおこがましさについて考えちゃいますよ。いつまでも不勉強のままに書き散らしていいのかと。まあ書くんですけども。

2009年4月 6日

どろん

どうにも使いづらく難儀していたケータイをようやく機種変更しまして、朝から喜び同僚に見せていたところ、ふっと気になることが。そういや私、古いケータイどうしたっけ?

ケータイ屋さんでデータ移行を終えて返してもらったのは確かなんですが、ストラップを付け替えて以降の記憶がないのです。まぁいいや、あの日持っていたカバンに入ってるでしょうと諦めてお仕事。

どうしようもなくイケてない一日を終えて帰宅し、真っ先にカバンを点検しましたが・・・ありません。思い当たる節をいくつか考えてみましたが、この時間ではどうにもならず、ためしにケータイ紛失なんてな単語で検索をかけてみますと、出るわ出るわ犯罪の山。それでも「機種変更後、古いケータイをなくした」というケースはほとんどないようで(当たり前だ)さらに凹み増大です。自分ひとりで済む話ならまだしも、アドレスやメールなんかは他人様にも迷惑をかけてしまいますしね。ああどうしましょう。

*****

週末のGAORA録画をザザッと飛ばし見。さすがに東レ戦を見る元気はありませんでしたので、デンソー戦を。

全体として会場で見たときよりも試合っぽかったですね。空気感なるものはなかなかカメラからは伝わらないものなのか、はたまた試合後では私の気の持ちようが違っていたからなのか、両方でしょうか。

決勝戦はどうやら世論の多くが東レ優勢という見方のようですが、勝つ可能性がないはずがない。なんとか粘り負けせず総力で覆してほしいものです。

2009年4月 5日

よじ登り

会場に着いてみますと、あらまSpringsは二試合目でしたか。ちゃんと確認しておけば入替戦とハシゴできたのになあ。ライブスコアを追いつつ東レ×NECの試合をゆるりと観戦・・・と行きたい所でしたが、頭の中ではセット率と勝率とがグルグルと駆け巡っておりました。最終的には「ま、勝つしかない」ってことね、と。

んーなんだよ東レ。リベロ筆頭に疲労でぼろぼろではないですか。昨日の試合がウソのようなパフォーマンスです。かたやNECは松崎選手が大活躍。なにかと気の毒なイメージが付きまとう彼女ですが、改めてよく見るとおもしろいスイングですねえ。ゆっくりなのに相手ブロックはつきにくいのか、よく決まってます。逆にスイングはシャープに見えるのに、やたらブロックにかかりやすいのが有田選手。サウスポーですし、何かと面白要素が揃っているので期待してるんですが、なかなか上がってきてくれなくて残念です。要所要所では省エネ高橋選手も確実得点し、試合序盤はNEC優勢モードでしたが、これが持たないのもまたNEC。途中からはセミファイナル不振続きの杉山キャプを降ろして臨みますが、流れは徐々に徐々に東レへ。そしてフルセット勝利。
リーグ順位通りの順当な結果ですが、この負け方は尾を引きそうですね...。

そして第二試合。
試合前のベンチはいたって和やかでした。ローガン選手も昨日とは打って変わって良い子モード。ムック選手とニッコリ目線を合わせたりなんかして、ははは、試合中には絶対ない光景ですよなー。
スタメンはサキさんを外してアン選手in。デンソーさんはトス回しが分かりやすいチームですから(東レ戦の結果如何を問わず)この三連戦でアン選手を有効に使うならここだろうなと思っていたのですが、はたしてその通りとなりました。

肝心の試合内容はといいますと、特に第1、第2セットはバレーボールを見ている気がしなかったですね。オカトモ主将抜きのデンソー相手にプレッシャーと疲労とで動きはガチガチ。ブロックを警戒してかフェイントもやたらと多く、なんとも無茶苦茶な、ちょいと異種格闘技的な様相さえ呈しておりました。ムック選手への二段トスなんてのもありましたっけか。ま、それならそれでそういう闘い向きな人も多いチームではありますし、内容よりも結果が大事な試合でしたから、ともかくも勝ってよかったですよ。第二セット最終盤などは応援席も大興奮でしたし、生観戦の方々が不満を抱くような試合にはならずにすんでよかったですね。

Springs vs Airybees
(3-0)

デンソーはお祓いに行った方がいいかもというシーズンになってしまいましたが、二年連続同じ外国人さんだったことを含めて、昨年準優勝からの上積みなく守りに入ってしまったことが最後に次々と最悪な形で出てきてしまったのではないかなと邪推してしまいます。選手に責任はないのですが、監督責任は...これで全日本の監督騒動も一区切りでしょうか。


さあ、なんとかこのステージに辿り着きました。条件状況が良いとはとても言えないシーズンでしたが、ここまで来ることが出来たのはチームの頑張りに対する天からのご褒美のように感じます。
あとは少しでも良いコンディションで闘い抜くことが出来ることを心から祈っております。

...韓国どうしましょう。

2009年4月 4日

無我

デジャブかいなと思うほどに、4回目の対戦内容はどこかで見たような光景が繰り返された試合となりました。なんであないに中道選手と宮田選手(のサーブ)にやられますか…。そしていつの間にやら東レは勝つために手段を選ばないチームになりましたね。これもまた近年の春高トレンドというべきなのでしょうか。

試合のターニングポイントは木村選手がユウ選手のブロードを止めたブロックだったように思いましたが、はてさて。

全体としてはトムさん悪い子の日だったかなあ。
調子が悪いのは仕方ない。でもチームスポーツにおいてあの態度はやっぱり「なし」ですよ。今日の調子であればシュリ選手あるいはワンジョ選手と交替させてほしかったです。
ちょっと前言撤回っぽくなってしまうんですが、トム選手がハマるのはもっと瑕疵の多いチームなのかもしれないですねえ…。

しかし今更そんなことを言っても仕方ありません。実は前回の東レ戦後は負けなし八連勝中だったSprings。連敗が許されない状況に追い込まれてしまった今となってはなんとしても超短期間修正を図らねばならなくなりました。
こんな大事なときにキャプテン不在など不安要素いっぱいですが、それでもここ一番で出せる底力をこのチームは持っているはず。

信じて行きましょう。

**

NEC-DENSO戦は途中で抜けるつもりでしたが、意外やNECがストレート勝ちしてしまいましたので最後まで観戦。どうにもこうにも岡野主将負傷が痛かったですね。第3セットも強硬出場されていましたが、ベンチに下がるたびに手当をされていたところを見ると厳しそう。大きな怪我でないといいのですが…。

試合後は某御仁を強引にお誘いして築地でゴハン。
たいへん美味しかったんですが、あまり味わう余裕はなかったような。

自分のアサハカさをさらけだしたことについてはともかく、もっといろいろ伺いたいことがあったのになあと反省しきりです。その反省をちっとも活かさないから進歩しないんですが…ひさびさ(?)自己嫌悪の嵐。

2009年4月 3日

五分咲き

秋田あたりからグッとチーム力が上がってきているのを感じていましたが、照準をしっかりここに持ってきていたことが如実に伝わる試合でした。

少々のお見合いは見慣れましたしなあ。カズさんの調子が序盤上がらないのも、まあそのうち上がってきはるやろしねえ。ファンにとってもレギュラーシーズンの我慢はムダではなかったのかなーとか思いながら観戦してました。

でまあ強かったですわ。
第1セットはサイドで様子見、第2セットあたりからマイコ選手の奮闘にセンターが絡んでカズさんも目立ち始めました。
ムック選手のツースパイクが久々に飛び出したのもこのセットだったでしょうか。個人的にはツーが決まったことよりも、ツーを打てる状態になったことが嬉しかったです。今日はトスも伸びが出て良かったですし、渾身のレシーブでも貢献しまくり。とにかくムック選手が絡むとガッツポーズ込みで一点の重みが増しますわ。何度となく見てきた光景ですが、やはり危機時における心の強さがハンパないですね。

第3セットではサキさんの攻撃がスバーンと。ああ爽快。タイムアウトで引き揚げるサキさんの顔も心なしか嬉しそうでした。試合後インタビューでは「みんなしっかりしてるんで、何も言ってないですよ」なんて仰ってましたが、まあ試合中どれだけ皆に声をかけておられたことか(特にムック選手)。どこからどこまでもやっぱり凄い人です。心酔。

中盤は大きく逆転を許しましたが、これもローガン選手のサーブが火を吹き再逆転。強ぇなあ。2セット連取。

第4セットはもう余裕でしたね。真鍋さんの表情も柔らかかったですし。

NECはやはりセンター線と有田選手を完封されたのが痛かったか。今日のSpringsはブロックレシーブの関係はシーズン最高だったんじゃないかという出来でしたからねえ。高橋選手のスパイクについては半分放っていた印象でしたよ。
監督と秋山選手がテンパっていたのは予想通りでしたかね。だって口でプレーする人たちが軸なんだもん、このチーム。


というわけでまずは一勝、大きな一勝です。この勢いで大舞台に上がりましょう。

Springs vs Red rockets
(3-1)

殴り書き御免
近いうち修正します

2009年4月 2日

共闘宣言

朝からどうなることかと思いましたけど、懸案事項はなんとかクリア。これだったら明日休めたよなあ。

***

さあて、いよいよセミファイナルです。

真剣勝負に予想はいりません。境界線ギリギリを戦いぬいてきた選手に限りない敬意と愛情をもって応援するのみです。

さあ行こう。

2009年4月 1日

どとーっ

小爆発のち残業。またも悩ましい問題発生。まあ明日だ明日。
帰りがけにお疲れさまーと駅近ラーメン屋へ。隣席の若サラリーマンたちの愚痴がうるさくて耳にせざるを得なかったのですが、その内容のつまらなさといったら。笑い入れろよ。
肝心のお味はというと麺もダシも今一つでしたが、キムチとメンマをふんだんに食べたので、明日はちょっとヤバいかも。

○立ち読み雑誌
・「Sportiva!
岡田×江夏、名波×遠藤の対談を斜め読みしただけですが、正捕手ポジション競争における考察や「代表とガンバの違い」なんてなあたり、興味深かったですね。

ブルータスの仏像特集は保留。雑誌はすぐに溜まっちゃうからなあ。

そうそう、文庫コーナーに東京創元社文庫創刊50周年リーフレットが置いてありましたので、頂戴してきました。出版社が発行するこの手の小冊子ってけっこう好きなんですよ。

収録された北村薫さんと桜庭一樹さんによるミステリー対談を読むと、懐かしい単語がバンバン飛び交っていて思わずニヤリ。初めて読んだ創元推理文庫の話や好きな作家さん談義も面白かったです。
ちなみに私が初めて読んだ創元文庫は「Xの悲劇」でしたので、クイーンの作品の中ではこれが一番好きですし、クイーンを読むときは創元版を選んでしまいます。でもクリスティはハヤカワで、そしてホームズはちくま派。

*****

東レコーチ小林敦さんのブログ「排球参謀」が再開されたとの報。
頭脳バレー派の皆さんがこぞって絶賛される小林さんはスキがなさ過ぎて、私にはちょっとしんどいんですが、こうして現場の人たちが発信して社会との関わりが増えるのはいいことですよね。

そういう意味では女子選手ももっと積極的に出てきてほしいのですが、メディアの求める女性アスリートの要素は容姿とバラエティー。OGを始め比較的知名度のある女子選手で今回の廃部騒動について具体的な行動なりコメントなりを示した人は殆んど居ないのではないでしょうか。ちょっと、いやかなり不満です。なんにもしてない(ように見える)JVAに寄りかかってたって、いざというときに守ってくれる保障などないのですから、特にOGさんにはもう少し社会的意義を自覚してほしい。芸能界交流やお買物の話ばかりではウンザリです。

ただね、しつこいようですが、発表するのにわざわざこのタイミングを選んだNECのやり方には疑問を感じずにはいられません。セミファイナルや入替戦に臨む選手の皆さんは(NECのみならず)どうか一戦一戦に集中し、とにかく素晴らしいパフォーマンスを発揮することだけに心を尽くさせてあげたいです。

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