2009年2月17日

朝起きると、これは…二日酔いですね。めったに二日酔いにはならない性質なんですが、チャンポンで飲んだのがまずかったか。

たしかビール、シードル、日本酒、焼酎、ビール、チューハイ…。焼酎(ストレート)辺りが怪しいんですが、普通に飲み過ぎですね。気分が悪いというよりは、ただひたすら眠くてたまらなかった所をみると、週末の寝不足が響いたのかもしれませんが、午前中に打ち合わせが入っていたため、よろよろと出社。

淡路オニオンスープを二杯飲んでなんとか復活。
潰れかけの声で打ち合わせは無事終了。やれやれ。

夕刊を見ると、酔っ払い中川さん辞任だそうで、さすがにあの衝撃映像を晒してしまっては、どうしようもないですね。

もはや自民党の崩壊は天命なのだと思わざるを得ない事態。民主党のムジナタヌキは大嫌いですが、どうなるのでしょう。

いや、どうすることができるんでしょう。

2009年2月16日

協会憎んで選手憎まず

月バレを立ち読みしようと本屋に寄ると、袋がけ状態でした。まーた要らんファイルなんぞをつけて。仕方がないので別の本屋へ。内容はほぼオール春高特集で(どうして別冊にしないのかなー)。プレミア記事は申し訳程度でしたが、ワンジョ選手のミニインタビューはじっくり読ませていただきました。。。

あのワンジョ選手からこの言葉が出てくる日が来ようとは...感慨深くもなろうってなもんです。これまではどこか口だけの感もありましたけど、今のワンジョ選手はプレーに気持ちが現れてますもんね。ここまで来るのはほんとに大変だったようですが、ケガや病気はけっして悪いことばかりじゃありません。これからゆっくりと大輪の花を咲かせてほしいものです。それは(インタビューはないけれど)セッターさんに対しても同じです。慌てない焦らない、ひとやすみひとねむり。

全日本監督問題に廃部問題までが加わって、どうやらSpringsは望むと望まざるとにかかわらず、ヒールを演じなければならなくなってきているように感じられて仕方がありません。つらいなー。矛の向け先が違うんやないかと思うことも多いんですが、恨みつらみ妬みという理不尽な感情はどうしようもないですから、とにかく全力で戦う姿勢で気持ちを示すしかないですね。ファンも恵まれた状況に対して自覚を持ち、後ろ指をさされないような行動を心がけなあかんなー。

*****

帰りがけ、後輩に借りた「ピクトさんの本」をさらっと読了。
著者の狙い方がいちいち好かんのですが、黒ピクトさんはちょっと好きかも。

2009年2月15日

眠気と食欲のあいだで

関東からふらりと試合会場へ現れた友人とともに姫路城へ。

道中、「明石で玉子焼でも食べる?」との提案を投げかけてみたところ、一も二もなく飛びつかれてしまいました。しかもお城には登らなくてもいいのだそうで、あら、そうなんですか。とりあえずカメラにフレームインする辺りまで、中央大通りをてくてくと歩き、そして写真撮影。へー、けっこうキレイに撮れるもんですね。確かにそれなら「制覇」も過言じゃないや。次の瞬間、何も言うことなくクルリと同時に踵を返した二人でした。だってお腹空いてたし(友人)眠かったし(私)。

姫路から明石まで爆睡したのち、まだ朦朧とする頭を引きずりながら魚の棚市場へ。いつもの玉子焼屋さんには行列ができていましたので、商店街を一渡り見学。アーケードってそんなに珍しいですか?関西では無いところの方が珍しいんですけどねえ。

前々から気になっていた鮨屋が目に入り、ああ、鮨もいいよなー。

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タコ・ヒラメ・トロ・タイラギ

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アワビ・天然ブリ・真鯛・蒸し穴子

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ウニ・クルマエビ・和牛

鮨飯はちょいと微妙でしたが、魚は美味しかったですねえ。
赤出汁をすする頃にはすっかりお腹一杯になっておりました。
ごめんね、玉子焼食べられなくって。

明石大橋を見ながらまたも熟睡。金曜土曜とほとんど寝てませんでしたからね。
てなわけで、次回はファイナルにてお会いしましょう。

No more big flag !

負け試合の辛さこそがファンの醍醐味だす。
たかが趣味されど趣味。趣味って楽しいことばっかじゃないから。むしろ辛いことの方が断然多いから。
「がんばれ」としか言えないのがつらいとこですけど・・・

Springs vs Arrows
(1-3)

ともかくもスト負けを喫しなくて良かった、ただそれだけです。6連勝の疲れと油断が出たのでしょうか。

あまりに暑すぎる体育館、ホームとは到底思えぬ審判's、条件はお互いに同じのはずですが、Springsはチームとして機能し始めるのが遅すぎました。ボールに対する執念は東レのほうが一枚上手で、それに気付くのが遅かった印象です。勝機もたくさんあったけれど、勝てない理由をしっかりと突き詰めない限りはもっと大事な場面で悲しいことになりそうなので、なんとかここで立て直してほしいです。

それにしても、交錯とお見合いはそろそろどうにかなりませんか。ムック選手がトスアップに入ろうとしているのに、よりにもよってそのムック選手の背後から二段トスを上げようとしたワンジョ選手、視界が狭いのにも程がありまっせ。

WSはトム選手を除いては目まぐるしく入れ替わり、途中シュリ選手の投入もありましたが、最終的にはカズ選手、マイコ選手、トム選手で落ち着きました。あぁ開幕スタメンっすね。わりとフェイントに逃げがちだったカズ選手が今ひとつだったのに対し、マイコ選手は第4セットで非凡な攻撃を見せていました。んー、確かに監督も使いたくなるわなあ。課題は一にも二にもブロック。ケガをいたわりながら良い選手になってもらいたいと心から願っとります。無理するな無理させるなあああ。

昨日不調のセンター線はサキさんが気合入りまくりの奮闘、要所要所でラリーを切ってくれました。サキさんが目立ち過ぎる試合はダメなんですけどね・・・。ブロックで止められてもムック選手に「次も(自分に)上げろ」と指示し、そして決めておられました。カッコ良い。ちなみに、より近くで見ていた友人によると「(トスを)もう少し高く」という注文も加わっていたとのこと。ムック選手もトス位置はいろいろと気を遣っているのでしょうけど、いろいろ難しいんだなー。
試合後サインミニボールを投げながら、どなたかとしばらく喋っておられたので、よく見ると三田尻(誠英)の河村元監督でした。サキさんというよりは栗原選手を見に来られたのかな?

対角ユウ選手、ブロード攻撃は決めまくってました。しかしなんつか、常に恨みでもあるんかいなというほどにボールをシバき倒す勢いなんですよね。「ボールは友だち」とは正反対とでもいいますか。もしやサーブミスプレッシャーの遠因は案外この辺りにあるんじゃなかろうかとぼんやり思ってしまいました。ブロックはも少し二枚ついてくださいな。

ワンジョ選手はまだインフルエンザ回復途上の模様ですね。おいしいものをたくさん食べて、早く良くなっておくんなまし。そしてトム選手もこれまたちょっと調子落とし気味なのかな。本日は何度も同じ位置で凄まじいレセプションを繰り返しておられましたが、この辺りの立て直しに時間がかかるのは、ちと相当なガンコさんなのかしら。ただ、昨日のようなおかしな態度はなかったですね。サキさんが居たからなのか、いや、きっとあの呪いのかかった髪型をやめたからでしょう(今日はいつものポニーテールに戻しておられました)。

んでからリョウ選手、こちらも開幕時に比べるとスーパーっぷりは少し落ちておられるかも?まあ人間ですからそれはそれでしょうがないんですが、声かけだけはよろしくお頼み申します。

毎試合毎試合お疲れ様なムック選手。この2連戦では一本もツースパイクを打っていないのが気がかりです。いくらレセプションにとらわれないセッターだとはいえ、さすがにあそこまで崩されてしまってはねぇ、カウンターアタックで攻めなければならないチームとしてはキツいです。途中どのセットだったかな、交替からコートに戻ろうとしたムック選手が手にもっていたのはドリンクボトル。試合中のコートにドリンク差し入れ?のわけはなく、交替札と間違って持ってきてしまったのでした。大慌てで札を取りに戻ったムック選手、この手の逸話が多いヒトですが、久々に和ませてもらいました。

さて、よりにもよって来週は鬼門佐賀。あちゃー。対戦相手はシーガルズとトヨタ車体。今のSpringsにとってあまり嬉しい相手ではないですが、ブロック(レシーブ)固めのためには良いチャンスだと思いたいところです。

私がSpringsの試合を見始めたのはほぼ4年前のことなのですが、今の状態(ケガ人続出とか)というのはその4年前と似ているんですよね...と思ったら、そうか、あの年も五輪翌年だったのでした。しかし絶対にあの年の二の舞は繰り返したくありません。スタメンは裏方選手のために、裏方選手はスタメンのために、スタッフとファンはチームのために、それぞれ出来ることをがんばりましょうぞ。

2009年2月14日

ダブルヘッダー

試合が思いのほか早く終わってしまいましたので、第二試合を少しばかり見たのち、大阪へと出向きました。

○オリガト・プラスティコVOL4.「しとやかな獣(けだもの)」

強欲な一家としたたかな悪女の壮絶バトル−
川島雄三監督の名作に鬼才・KERAが挑戦!

オリガト・プラスティコは私と広岡由里子のユニットであり、この度とりあげる「しとやかな獣」は、1962年の正月映画として公開され、大コケした、川島雄三監督最後から二番目の超傑作映画である。これまでに(私が知っているだけでも)二度ほど舞台化されている。団地の一室を舞台に、呆れるにも程がある四人家族と、彼らを取り巻くクズ人間どもが織り成す真性ブラック・コメディ。既にこんなにも面白い脚本が用意され、加えてキャストがご覧の通りとくれば、公演の成功はこれ、約束されたも同じじゃないか。

作:新藤兼人
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
キャスト:浅野和之、緒川たまき、広岡由里子、近藤公園、すほうれいこ、
佐藤誓、大河内浩、玉置孝匡、山本剛史、吉添文子

*****
初演(映画)の監督は川島さんだったのですね。皆さん大絶賛の「幕末太陽傳」は一度見なきゃと思いながら何年経つことやら・・・

さてさて、私の好きなオリガトシリーズも今回で4作目。大阪公演は今日1日だけということもあり、会場は満席。5列目センターという好位置で満喫させていただきました。

座長の広岡さんはジワジワ笑いのセンスが不気味なほどある方なんで、安心して見ていられます。緒川さんは美しいことこの上なし。立ち姿はもちろん、声も良いのですよね。いい目の保養になりましたわ〜。

という女優陣に比べると、男優陣はちょっと弱かったかな。全体的にあっさりめの演出だったうえに、メイン男優が浅野さんと近藤くんという小器用タイプ(しかも親子役)だったため、物語の強さが弱まった感がありました。特に近藤さんは個人的にはちょいと苦手なトーンの方なので、緒川さんとの絡みは物足りなかったっすね。話が面白かっただけに、ちと残念でした。

カーテンコールにはKERAさんも登場。こんなとこに来てていいの?という感じですが(超遅筆のくせに超多忙)お隣の後輩がキャッキャと喜んでました。「演出の・・・長塚圭史です」てなしょーもないことを2回ほど言っておられましたが、和やかな雰囲気のもとで公演終了。みなさまおつかれさまでした。

やっぱり生観劇はいいですねぇ。手持ちのチケットがなくなっちゃったんで新しいのを物色したいところですが、その前に未見の舞台DVDを少しでも片付けねばならんのですよな。ふう。

選手も人間ですから

家を出る前に慌ててコンタクトを入れたら左右逆でした。
うーむ、廃部報道で頭がいっぱいになっていたら、これですからね。案外Springsの選手もそんな感じというか、今日は何だかやりにくかったんじゃないでしょうか。スッキリサッパリストレート負けでした。

Springs vs Redwings
(0-3)

公式練習を眺めていると、誰だ、あれ?おー、トム選手かあ。
髪型が変わっており、そしてそれがどうにもパブロワ元選手に見えて仕方がなかったのでした。そして今日のトム選手はちょっとパブロワさんちっくでありました。

試合序盤、Springsはパイオニアサーブにめった打ちにされてしまいます。うわー、逆のはずやのに...。ハニーフ選手をスタメンから、そして栗原選手をレセプションから外すという策にSpringsが対応できぬままに、パイオニアはライト細川選手が大当たり。

かたやSpringsはといえば、ワンジョ選手を始めスパイカー陣は誰に上げても一向に決まることなくフカすばかり。一時は10点以上の差がついてしまいました。誰もが諦めたであろうセットでしたが、二枚替えも効を奏したか、ムック選手がコートに戻り、カズ選手のサーブで連続得点。なんと23-23にまで追い付きます。これを取れていたら試合の流れも変わっていたのかもしれませんが、今日はうまく行きませんでした。そういや審判陣もイマイチな試合だったんですよねえ。

第2セット以降サキさんに替わって入ったアン選手、そしてスタメンのユウ選手。スパイクはともかくブロックが割れ割れ・・・キルブロックよりもワンタッチ重視でお願いしますよほんとに。レセプションならびにレシーブが乱れる中、どんどん不機嫌になっていくトム選手に配慮してか、ムック選手のトスはだんだんらしさを失い始めました。う~ん、今日のトム選手の態度はさすがにちょいといただけませんな。アメリカチームのときもこんなでしたっけ?
てな感じにて、まったくもって勝てる気のしない試合、案の定な負けでございました。

悪いところは一気に出した方がいいようにも思いますし、連勝にはいつかストップが来るもの。できるだけ良い方向に考えたいですね。ワンジョ選手に早いとこ勘を取り戻してもらい、センター陣の奮起を願いまして、明日の勝利を念じたいと思います。

そうそう、なんだか勘違いしてらっしゃる方も多いようですが、今日の試合はSpringsホームゲームではございませんよ。ホームゲームは明日、そして来週の鬼門佐賀です。為念。

2009年2月12日

なにをいまさら

このニュースのおかげで、やりかけの仕事がまったく進みません。どうしてくれようぞ!

女子バレー:協会長と監督側、日本代表の選考経過で会談(毎日)

てなわけで、反・真鍋派は東レ、デンソー、パイオニア、トヨタ車体、日立佐和と判明いたしました。武富士・NEC・JTあたりはSpringsとの関係性から言ってもないだろうと思っておりましたが、シドニー逃した葛和さんに、17連敗中の日立佐和監督ですか・・・。共通点としてはやはり企業色が強いチームで、コテコテの女子バレー育ちということなのかな。意図がイマイチ見えません。

一Springsファンとしましては、達川さんが監督をするとどれだけバラ色の未来が開けているのかということを具体的に示してほしいですね。じゃなきゃ、いくらコーチ資格を持っていても真鍋さんと大差ないどころか、暗くてヤだわ。や、つーかむしろやれば?(逆ギレ)

しかしまあ吉田監督含め、皆さんこんなことやってる場合なんでしょうか。

業績不振 女子バレー存続検討(NHK)

パイオニアぐらいの企業規模だと、いったん崩れると立て直しにくかったんですかね。技術には定評あったようですが、このままでは会社そのものもヤバそうです。NECやトヨタ(車体)などはいくら騒がれていようとも、そう簡単には潰れない核がありますからねぇ、話が違います。

ま、現在のリーグ形態では、たとえこれが不景気への便乗行為だったとしても、当然の成り行きです。企業にとってVプレミアとやらは慈善事業に等しい行為なんですからね。そもそも、こうなる予兆はいくらだってあったのに、リーグ機構の打った手は「2チーム削減」。このままでは自然消滅(=廃部)が2チーム以上出てもなんら不思議はありません。
どうするんだJVA、どうするんだVリーグ機構。


そのパイオニアの次節対戦相手は、まるで謀ったかのようにSprings。

全力で戦いましょうね。

2009年2月 9日

ちょっといいこと

朝、駅前の駐輪場に自転車を止めようとして、ふと地面を見ると、なんだか見覚えのあるものが・・・私のイヤフォンカバーゴムじゃん!!

いわゆる普通のカバーと違って、これは無いとイヤフォンとして機能しなくなるシロモノなので、なくなったことが発覚した時にはちょっと凹んでたんですけど、いやあこんな小さなものが見つかるとは。よくも1週間近くも無事だったものです。耳に合うイヤフォンがあまりない、なにしろ小耳人間なもので助かりました。

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私が幼少の頃好んで食べていたのは「ベビーボーロ」でしたが、周りの皆さんに聞いたところでは「乳ボーロ」「卵ボーロ」、変わったところでは「衛生ボーロ」なんてな呼び名もありました。なんか美味しくなさそうだな。

食べ始めるとピーナッツのごとく、ちょっと止められなくなってしまいます。喉乾いたー。

***

公式に上がっていたミユキキャプの試合レポ、旨いですねえ。文章って人となりが出るよなあと、ついクスッと笑ってしまいました。

そういえば私は見てないんですが、週末のマリ元キャプ解説は今ひとつ評判よろしくなかったようで、彼女は解説する前にまずブログで文章修行する方が先ではないかと思ってしまいます。結局のところ何をされたいのか、何を伝えたいのかがサッパリ分かりませんもの。たまには句読点で終わる文章を、だとか、行間は詰めましょうよ、だとか言う私は古いんでしょうか。

2009年2月 8日

鬼門払拭

「バスなんざ走ってませんよ〜」
しれっと言い抜ける岐阜県バレー協会管轄会場へと、本日もタクシー相乗り(最寄り駅での配車手配もなし)。なんでこないなところでバレーファンが無意味なお金を落とさねばならんのでしょう。名古屋からJR鈍行1,280円という金額だけでもどないやねん、ですし、タダ券配りまくりのくせしてタダ券組の態度がひっじょーに悪いのも、今更ながらにどうなのかと。特に昨日が酷かったんですが、保護者も引率者もプレー中にも関わらずサイン&写メに走る子どもを止めようともしないんですよね。ちょっと頭を叩いてやりたくなりました。なのに観客はシールやらリボンやらで色分け管理てね、むちゃくちゃ気分悪かったです。昨年に続き「二度とやるな!」という気持ちで一杯。連勝後やなかったらもっとブチギレてますよ。

Springs vs Marverous
(3-0)

心配半分安心半分てな試合でしたが、蓋を開けてみれば久々の完勝でした。
第1セット開始直後でしたかね、前衛サキさんの背後とローガン選手の間にJT返球が落ちたんです。「サキさん!!」というムック選手の大声にローガン選手が取るのを躊躇ってしまい、サキさんは振り返るのが遅れ、結果的にお見合いになっちゃったんですが、なんやしばらくサキさんとローガン選手の間で「自分が悪い」論争が巻き起こっておりました。最終的にはサキさんが「まあええやん」てな感じでローガン選手に笑いながらポンポンと手をやり一件落着。

常に「コートの主」的なローガン選手ですけど、サキ(カナ)選手には一目置いている雰囲気なのがファンにとってはたまらなくツボです。や、ローガン選手を好きだから、なおさらという意味でね。フルセット続きやらなにやら心配事は多いんですけど、今年のこのキャラ立ちまくりチームは見ていて楽しいですわ。あとはミユキキャプテンが戻ってきてくれればねえ。きっとものすごく面白くなるだろうに。

試合全体としてはディグがとても良かった印象でしたんで、すなわちブロックが良かったということなのかな。JTサイド陣がこぞってスパイクをふかしたのもブロックが効いていたからでしょうしね。
スパイクでは安定したセンター線にくわえて兵動カズ選手がJTサイド陣に「身長の低い選手のお手本」を見せつけたような格好でした。硬軟の織り交ぜ方が素晴らしかったですわ。

まぁ相手セッターは竹下選手ですからSpringsにとっては「勝手知ったる」なのかもしれませんが、途中二枚替えで出てきた控えセッターが河合選手てのはどういうことなのやら。ほんとにこのコンビが北京に行ってたんかいなというグチはともかくとしましても、んんん、まだまだ中途半端、河村選手より上なのかなあ?

あとはそうですねえ、ユウ選手のサーブミスに殊更に反応するのはもうやめようよと言ってあげたいなあ。実際にはゲームを救っていることの方が多いんですし、Springsはサーブミスを責めるようなチームじゃないんですからね、某チームみたいに変なプレッシャーをかけるのはやめましょうぜ、と。

本日で2leg終了。次節からは2週連続ホームとなります。怪我人を増やさないように、勝ち星を増やしたいですね。

さあ、やるぜー。

*****

めずらしく早く試合が終わりましたんで、第2試合も見ていくことに。もちろんバンブー(つかケイさん)贔屓で。

んーむー。

勝負所という勝負所であんなにミス重ねてちゃねえ、特に#7キャプテンと#12アユ選手、そこは外しちゃいけないというところでことごとく失点していては、老獪コンビのいるNECには勝てません。今日はそのNECも途中でフォフィー選手を替えたり、第3セットを落としたりと付け入るスキは充分にあったように見えたのですが、バンブーさんは人がいいのかな・・・詰めが甘いっす。去年から何度か書いている気がしますが、ケイさんから優しさだけでなく厳しさも学んでほしいです。笑顔のステキな石原監督ですけど、やっぱもう少しシメの姿勢が必要なのでは?

とはいうものの、ここも決して選手層の厚いチームではなく、試合を通じて使えるオールラウンダーは吉澤選手だけとなれば厳しいですわなあ。あ、石川選手は良かったですね。たぶん一番よかった。二段トスを打ち切れる外国人選手が居ないこともあり、いくらセンター使いのケイさんでも、その負担は尋常ではないと思いますが、なんとか二年連続の入替戦は避けてほしいと願っております。

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遠くに(白い)御岳さん。眺めと空気は最高の立地でした・・・

闇旅

今回の旅程を考えた時、本日朝の観光候補は二つありました。

1、バスに乗って妻籠&馬籠
2、恵那駅から明知鉄道

どちらも魅力的だったのですが、時間的に明知鉄道で昼食コースは無理です。となればやはり妻籠&馬籠。こちらもずっと、それこそ中学生の頃から行ってみたかったのですよ。何年越しやねんという話ですが、こちらも両方行く時間を割くのは難しかったので、今回は中津川から直行バスの出ている馬籠へ行くことにしました。

ホテルの朝食をさっさか済ませ、急ぎバスに乗り込み、すーっと発車したバスはどんどこと山を登ります。思った以上に山中といいますか、山奥にあるんですね。今年は暖冬ですから雪がありませんが、いつもはおそろしく雪深いのでしょうし、そりゃ平安時代はもちろん江戸時代も情報が入るのは遅れたことでしょうねえ。実は今回馬籠に行くにあたり、馬籠出身の作家島崎藤村の歴史小説「夜明け前」を慌てて読み始めたところなんですが、維新前夜の若者が、米もなかなか作れない、木曽の樹木だけが頼りのこの地で暮らすということは相当厳しいものがあったのだろうなということは容易に想像がつきました。

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江戸情緒を売りにする妻籠とちがい、馬籠は藤村を前面に押し出した観光地ですから、もっと作品を読み込んでいたら、より面白かっただろうなあと藤村記念館でつくづくと思わされました。何しろ藤村といえば、教科書に載っていた詩歌の類いしか知らなかったもんですからね、(竹久)夢二さんとカップリングで浪漫派志向の強い人ってなイメージだったのですよ。

ちゃうやん!

いや、詩歌の言葉は震えるほど素晴らしいんですよ。どこからそんな言葉が湧いてくるのかしらというほどにね。展示物を見れば「人生是教訓」を地で行くような、それこそ地に足めり込むような生涯。しかし、その一方で破滅的な行為にも走っておられるわけで、なんなんでしょうね、これは。よくいえば業、悪く言えば・・・。多数の展示物に張り付いていたら、なんだかグッタリしてしまい、唯一おもわず笑ってしまった「藤村いろはかるた(絵:岡本一平)」も現金の持ち合わせが少なかったこともあり(またか)、何も買わずに出てきてしまいました。

ただ、これは全国偉人記念館巡りをするたびに痛感させられ続けていることなのですが、昔の人というのはとかくキチガイのように勉強しておられるんですよね。娯楽の手段やらなにやら今とは時代が違うとはいえ、やっぱり凄いことだなあと。それはもうクラクラするほどに毎度毎度打ちのめされてしまいます。

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藤村先生(=島崎春樹)のお墓もお参り

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展望台から見た山々、いつもだったら雪に覆われているのでしょうね。

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町のあちこちを雪解け水?が流れており、昔から火事が絶えなかった事もあってか(坂道だらけなので、消火が大変だったのでしょう)、各家庭に防水槽がありました。

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手前に牛蒡の束が

美しい町並みを目にしながらも、どことなく憂鬱な気分が晴れないままバスに乗り、中津川に戻ってきました。

郵便局で現金を下ろし、栗きんとん「すや」の前も素通りし、駅前の蕎麦屋さんへ。
昨年も入った店(の本店)ですが、研修中という名札をつけた女性はどうやら中国の方らしく、さほど客がいるというわけでもないお店なのに、こんな田舎でこれまたどういう事情なのだか・・・。お蕎麦は変わらず美味しかったです。蕎麦湯でお腹がタポタポになりながら駅へと向かいました。

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