2009年9月30日

店長募集

私、ラーメン派ではないもので、夜にお腹が空いたらラーメン!だとか、締めはラーメン!とかいうことはめったにないのですが、今日はお昼から後輩が食べたい食べたいと騒ぎ続けていた「煮干しラーメン」を食すべく、帰り際に総勢3名で駅前ビルの「玉五郎」さんに寄ってきました。

(煮干し)スープがなくなると閉店との情報でしたが、はたして私たちが入って間もなく閉店。奥の寸胴鍋は明日の分なんでしょうねか。そこまで遅い時間というわけでもなかったので、残業の友にするのは難しいお店です。お腹空かせて駆け込んだら閉まってたなんて、悲しすぎますからね。

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煮干し好きにはたまらないのでしょうが、私はラーメン派じゃないとか言いつつも、魚系ならカツオダシ、そして中華ストレート細麺が好きなもんで、方向性が少し違ってました。ただ、チャーシューと煮玉子が絶妙に美味しかったので、トータルの印象は良かったですよ。ラーメンのトッピングって存在意義が高いんだなあ。周りではつけ麺を食べている人が多かったので、次回はつけ麺に挑戦してみよう。

2009年9月29日

主観

2日しか経っていないというのに、すでにうんざり。仕事量が多いのは仕方ないのですがね・・・。ま、なんとか乗り切るしかないんですけど、こんな時に限ってチェロを弾く時間的&精神的余裕がないのはキツイ。To do Listも宙に浮きっぱなしです。これはいつものことですが。

*****
Engelholmチーム写真が今季バージョンに変わり、ようやくムック選手も登場です。その後のポーランド遠征では連敗した模様ですが、まだまだ先は長く、冬の寒さもこれからです(関係ないけど、このページの天気情報のデザインは愛らしいですね)。いろいろ大変でしょうけれど、とにかくケガだけはしないようプレーし続けてほしいものです。

そういえば、昨年お世話になった?トム・ローガン選手の某所でのインタビューをようやく読みました。彼女が日本で感じたのであろう諸々ストレスについて、いろいろ同情すべき点があることは重々承知ですが、昨シーズン前に拝見した立派なインタビューはいったい何だったのかというほど、生観戦中(とくに劣勢時)目にした彼女の言動は残念なものも多く、それを周りの環境やセッターの責任にしてしまう風潮にはどうしても異議を唱えたくなるのです。ま、当事者セッターさんが言い訳しない以上、ぐだぐだ言うのはみっともないですかね。

あらためて言うまでもなく、アスリートは基本的にプレーが(態度も含めて)全て。余計な情報はできるだけ排除して観戦することこそが、ファンというか観戦者の義務かつ礼儀。私にはなかなか難しいことですが、あえて口にすることで自分を戒めておきましょう。

2009年9月28日

残業week

シルバーウィーク明けのフル5日間労働。当たり前のことですが、あれやこれやとしんどうございます。1週間持つんだろうかとマジで心配です。

今月こそは忘れぬ内にとスカパーチャンネルをいくつか解約し、来月は日本映画チャンネル一本に絞りました。これとWOWOWだけでも手一杯ですからね。来月こそは「R2C2」再放送を逃さないように、そして「The Diver」も忘れずに予約すること。

2009年9月27日

神経活性化

前々から名前だけは見聞きしていた宝塚の映画館シネ・ぴぴあにて、かれこれ10年も前からオススメされ続けてきた映画「幕末太陽傳」を観てきました。監督の川島雄三さんがいかに凄い人だったかということについても、いろんな人から話を聞かされ続けていたものですから、期待を裏切らない素晴らしい作品だったことを喜ぶとともに、ちょっと肩の荷を下ろした気分でもあります。

出演はフランキー堺, 南田洋子, 左幸子, 石原裕次郎, 芦川いづみ…といった超豪華な顔ぶれ。さほど映画に詳しくない私ですらクレジットロールを観ながら軽く興奮してしまいました。
今の街並みからは想像もつかないような品川に実在したという遊郭を舞台に、フランキー堺さん演じる主人公の活躍模様が描かれた作品ですが、白黒映像やゆっくりしたテンポに違和感を感じたのも束の間、フランキーさんの軽妙洒脱な台詞回しと豊富な運動量に釘付けでした。そりゃ天下のスター裕次郎も形無しですわ。つかまあ普通に大根さんでした。だいたい高杉晋作役をやるには顔が下ぶくれ過ぎるんですよ。今で言うところの宮藤さんがジャニーズ役者を使うような感じですかね。

記念映画とあってか舞台セットも豪華でしたし、着物の着こなしもさすが皆さん板についておられます。50年前も変わらぬ風貌の菅井きんさんや山岡久乃さんに至ってはお歯黒姿。今じゃありえない光景ですよね。めっぽう面白い筋書きはいくつもの落語のネタを下敷きにしているだけあって、親しみやすく、かといって決して媚びてはいない。役者の台詞と演技の明るさとは裏腹に、その影にあたる暗さも随所に散りばめられており、そのバランスが実にカッコ良かったです。これがホンモノってやつなんでしょうね。今の時代って実は不幸なのか?

あまりに面白かったのでラストがどうなるのかとハラハラしましたが、そうきましたか。どうやら監督自身が希望したラストはあまりの斬新さにスタッフ・出演者全員に反対されて撤回されたとのことですが、その没になったラストというのは今やあちこちの舞台で見かける手法。蜷川さんも串田さんも50年前の模倣をされてたんですね・・・。

映画鑑賞後はせっかく宝塚に来たのだからと、ヅカファンの聖地である宝塚大劇場へと続く「花のみち」を歩き、元スターさんらしき人、出待ちの列、チケット求むのボードを手にした人たちといった光景を目にしながら手塚治虫記念館へ。
玄関口にあった大きな火の鳥オブジェを見ながら、某バレーボールチームがあんなに安易にこの名前を使っていいものかとひとしきり考えてしまいました。いいわけないよな。

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ピントが完全にズレてますが

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こんな感じ。手塚アニメ顔ですね。

こちらはHPがきわめてシンプルな作りだったこともあり、映画とは違ってあまり期待していなかったのですが、直筆生原稿というものは、かくも人の心を捉えるものなのか。そのものズバリ、それがすべてですもんね。陳列ガラス棚に張り付いてしまいました。幼少の頃よりの膨大な作品タイトル表を見ながら、手塚作品を読むことはジブリ作品を観ることよりも国民の義務じゃなかろうか・・・などと考えていたところ、チラシが目に入りました。

手塚治虫文庫全集【全200巻】2009年10月9日、刊行スタート!!
なんたるタイミング、これはもう絶対に読めという運命ですな(大げさ)。このラインアップだと、まずはリボンの騎士ですかね。
記念グッズがイマイチなのは残念でしたが、楽しかったです。企画展によってはまた来たいですね。

多忙な一日は餃子の??(みんみん)にて締めとなりました。周りは六甲全山縦走帰りらしき登山客たちだらけという宝塚空間にてビールと餃子を注文。奇妙かつ美味。いいんじゃないでしょうか

2009年9月26日

低迷

夕方からはオケなので、朝のうちに珍しく鏡を運び込んで練習。
本人はいたって真っ直ぐ弾いてるつもりなのに、弓先がブレまくるサマに軽く動揺してしまいました。根本中の根本からなってないってことですからね、言い訳せずに修正していくしかありません。弓が気になって進まぬ音階練習をし、何とかレッスン曲をさらったところで気持ちがアウト。オケ曲をまったくさらっていませんが、今日の練習は初見大会ということで、譜面の製本だけで勘弁してください。

挫折休憩中にビールをちょっと(?)
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こないだ師匠からいただいたもの。白ビール風味は苦手なんですが、これは美味しかったです。ご馳走様でした。

オケは練習前に年一回の総会。ガッチリ運営が売りの団体ですから、議題のほとんどは予算や運営計画。演奏そのものについての議論はないんでしょうか。最後に設けられた自由討議の場で発言しようかどうかと悩みましたが、じゃあお前やれよと言われても困りますし、そもそも私自身の演奏改善の方が先やし、そうでなくとも反乱分子と目されがちな人間なのに、入団3ヶ月で悪目立ちするのはなあ。まずは個人的にじわじわやってみようと発言は取りやめ。

初見大会の個人的出来は散々でした。ブルックナーをまとめるのは大変だ...。

練習後、ヴァイオリンの友人を拉致し、明日で終了するというアヒルプロジェクトを観に行ってきました。ライトアップも終わって薄暗くはありましたが、パシャパシャと写真撮影しまくり、けっこう満足。

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2009年9月25日

幸先縁起

朝、生ゴミを出しに行くと、先客というべきかどうか分かりませんが、デーンと陣取った大きなカラスと目が合ってしまいました。どうやら(カラス除けの)網の端からゴミ袋を食い破ったらしく、辺りにはゴミも軽く散乱。出勤途中カラスに襲われた先輩の話やら、きたろうさんの話やらを思い出してしまったので、やむなく袋を持って別の収集場へ。本当はダメなことなんですが、カラスと直接対決はイヤですからね・・・。

いろいろと不穏な芽を感じながらも何とか2日目終了。本番はやっぱり来週。

2009年9月24日

あと1日

大型連休明けとあってか、お土産おやつラッシュの一日でした。
仕事頭はまだボケておりますが、来週イヤな思いをすることが確実なだけに、何とか明日はエンジンをかけてこなしていかねばねば!

2009年9月23日

再起動

数年ぶりにチェロのレッスンへ。
サボっていた間に悪いクセが沢山ついていたようで、「音量はもういいから、とにかく音色に気をつけて」「一緒に弾いた時に音が溶け込みにくいよ」といったご指摘に頭ガーン!ボーイングの乱れなどは急に直すことも出来ず、最後にバッハの無伴奏を弾いた時には、頭が混乱しきっていた気がします。
己の無知っぷりが分かっただけでも良しとすべきなのでしょうが、先日吐いた大口がちょっとだけ呪わしくもなりました。ま、あれはあれで後悔はないので、この反省から改善行動あるのみなんですが。
レッスンを終えて師匠の息子さんとほのぼの。やんちゃそうなところが師匠そっくりです。

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せっかくこちら方面に出てきたんだしと、某映画館に出向いて前売券を買うことに。しかし降車駅を間違えてしまったため、一駅分歩く羽目に。阪急沿線ですから、チェロさえなけりゃどうってことはない距離なのですけどね。徒歩ブーム?

ようやくたどり着いた映画館ではチケットを買うはずが、気付けばなぜか会員手続きをしておりました。企画力がある映画館ですから頑張ってほしいですし、こちらとしても映画を観るチャンスになりますからね、たぶん。

足を伸ばしついでにスウェーデン雑貨屋さんに立ち寄り、めずらしくアクセサリーを購入。普段はアクセサリーや洋服といった服飾品をめったに買わない人間ですが、決してキライなわけではなく、むしろ大好きなのですよ。お金を遣い過ぎるのが分かりきっているから立ち寄らないようにしてるだけでね。

帰りがけにウィルキンソンのジンジャーエール瓶を4本、牛乳パック、缶ビールを買い込んでよれよれになって帰宅。2日働けば休みだから・・・。

2009年9月22日

キノコと焼き鳥

夜更かしやら何やらが積もりに積もり、起きたのは朝10時を回った頃でした。しばらくして机上のケータイが点灯しているのが目に入りましたので開けてみると、チェロの師匠からのメールが数件・・・ん!?
なんと明日のはずのレッスンを今日と思ってらっしゃる模様です。一気に目が覚め、大慌てで連絡。こんなことになってはいかんと念入りに日付確認したはずなのに、いったいどこで食い違いが生じたのでしょうか。

ひとまずレッスンは明日に延期となり、私にとっては延期でもなんでもないのですが、ますますもって怪しい出来ではマズイ。冷や汗かきながらガシガシと練習したのでした。

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前々から一度観てみたかった「珍しいキノコ舞踊団」公演がなぜだか神戸であるということで、夕方になって新開地へ。

荒れ地に浮かぶオシャレ建物KAVCに集ったお客さんたちは小劇場系の客層かと思いきや、どうも違いますね。全体的にふわふわしたオシャレさん多し。ロハス?生成り?皆さん「かもめ食堂」大好き!そうな感じであります。

公演内容はといいますと、私、ダンスの入った芝居を観るのは大好きなんですが、ここのダンスは私が思い描くダンスのイメージとはちょっと違ってまして、日常動作の延長をゆるりと身体表現してらっしゃる。動きはゆっくりでも運動量や筋肉のつき方は凄いんだなーとか、可愛いお洋服だとか、目を引く要素もあるにはあったんですが、何度か集中力が切れかけました。やっぱ目に付くのは全体で活発に動くシーンでして、でもそれってこの団体が目指す所じゃないよね。うーんよくわかりませんでした。

段取りイマイチのアフタートークを経て、夕飯&飲みへ。新開地と言えばココでしょう的な焼き鳥屋さんに行ったのですが、あれえ、この建物、見覚えありますよ。私が小学生のとき父親に連れられてきて、生まれて初めて「すずめ」を食べた焼き鳥屋さんじゃん!(実際そうだったみたいです)今日はすずめもうずらも食べられませんでしたけど、タレ主体の焼き鳥はなかなか新鮮で美味しく、そして話題はスウェーデンへ。いかにスウェーデン移籍が素晴らしいことなのかを語っていただいたのですが、あいにくと世界規模でのスポーツ知識を持ち合わせていない私ですので、半分ほどしか理解できず。でも、贔屓選手をホメられて喜ばないファンはおりません。気分良い会話でありました。

デカい元町エビスで飲み追加後、帰宅。

2009年9月21日

さらば恨み節

長いこと親のPCを有線LANで繋いでいたのですが、さすがに2階から1階へと20mLANケーブルが這う様子はみっともないものです。いいかげん無線にしなくちゃなーと思い始めて早数年、ようやく重い腰をあげてルータを購入し、本日めでたく無線LAN開通いたしました。あー疲れた。Myパソコンは有線なので一発なんですが、無線がこれほどしょーもないことで引っかかるとは。あれやこれやと手を尽くし、再起動をかけてみるとポンと繋がりました。なんだったんだ、この苦労は!

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ポーランド遠征試合ではムック選手がMVPとなったようで。

・「Dam Elit 2:a i Polen」(詳しい記事はこちら)

たしかポーランドではバレーボールが人気スポーツなんですよね。ムック選手みたいなプレイヤーは日本はもちろん世界でもそうそう居ませんから、先入観なく見ればインパクトありまくりだったことでしょう。試合も観客も詳しいことは何一つ分かりませんが、素直に評価されたということが嬉しいです。

Springsでは「勝てば(たとえ優勝しても)アタッカーのおかげ」「負ければ(たとえ準優勝でも)セッターの責任」にされ、ファンの贔屓目ですが、あまり正当に評価されていなかった印象があるんですよ。ものすごくしょーもないことですけど、ホームゲームでのチームブース立て看板ありますでしょ。アレになぜムック選手が含まれていないのか?私にはずっと納得いかんかったのです。そういうことにこだわらなさそうな人なので気にしないようにしてましたけど、一事が万事、チーム(フロント)はホントにムック選手を大事にしてませんでしたからね・・・。新天地では必要以上にガマンすることなく、やりたいバレーを貫いていただきたいものです。

10月末からはノルディッククラブチャンピオンシップなる大会もあるようで、こんなの見てると、なんか日本よりも楽しそうだなー。

2009年9月20日

むぅ

チェロのご機嫌たいそう悪し。昨日のあれは一体なんだったのか!


ちょっと調べ物をしていたところ、ひょんなことから出身高校関連サイトにヒットしてしまい、そこから数珠つなぎ検索をやってしまいました。私が所属していたクラブは当時お茶会ばかりだったのですが、今やこの少子化時代に部員数が100人近くにも達するデカいクラブになってしまったようで、もはや軽々しくOBヅラも出来ない感じです。自慢できることといったら、我々の代からチェンジした合宿先@ハチ高原が今も変わらず健在だということぐらいでしょうか。ここは食事が美味しいんですよね。
できるかぎり過去にしがみつきたくない人間なので顔を出すつもりはないですが、そのうち後輩さんたちとご一緒する機会もあることでしょう。

読了本
・鈴木秀美「『古楽器』よ、さらば!」音楽之友社

バロックチェロ(ガット弦)への溢れんばかりの気持ちが綴られた文章は非常に面白かったんですが、読後に何やら引っかかる違和感がありました。・・・あ、マクロビオティック、玄米菜食主義の方たちの熱さとちょっと似てます。バロックの良さはわかるんだけど、ここまで偏ってしまうと違うような気がするのです。ま、少なくとも私の場合はモダンチェロをある程度弾けるようになってからの話ですね。

2009年9月19日

開幕悶々

あらためてスウェーデンはEngelholms VSさんのHPを見てますと、リーグ開幕戦は10/18(日)にホームRönnehallenで開催されるんですね。対戦相手は強豪(たぶん)Katrineholm、前座はEngelholmsBチームとあっては、そりゃそりゃ盛り上がることでしょうよ!妄想とともに、行きたい、この目で見届けたいという気持ちがムクムクと湧き上がり、気が付けば予約一歩手前のところまで駒を進めていました。物価(ホテル代とか)が高い国ですから、いっそ滞在日数を2~3日にしてしまえば仕事もあんまり休まずにすむし、一石二鳥じゃん。しかし、待て待て自分よ。もうこういうことは止めようと思ったんじゃないのか!

一息つくべくコーヒーを沸かしていると、母が通りかかったので「パソコンの画面見てたら簡単に行けそうな気がして、危うくスウェーデンに行きそうになってたわ。行き帰りで一日かかるのにねぇ」と冗談交じりにほのめかすと「行けばいいやん」と事もなげに返されてしまいました。いやいやそんなに簡単に言われても。っつうかその物分りよさ(?)はもっと昔、私の学生時代に欲しかったですよ。

ま、現実問題その予定で渡瑞してしまうと、仕事はともかく断りづらいプライベート予定をキャンセルせねばならないのが面倒なうえ、お金だって無尽蔵ではありません。ああでもムック選手のデビューは見たいよう!

煩悶の結果、ひとまず10月に行くのはやめました。チェロケースも欲しいし、自転車も買わねばならんのだよと、心によくよく言い聞かせまして、まぁ諦め悪い心ですし、もしかして10月にちょっと消えてたら行っちゃってるかもしれませんけども。ただ、4月の決勝リーグまでは待てませんし、そもそもその時期に休めるかどうかも現時点では分からないので、それまでに行きたいとは思ってますけどね。

そんなこんな調べモノをしていたら夕方、時間が経つのは早いものです。夕飯を食べた後、迷惑にも練習。指の調子がよく、楽器の鳴りもよかったもので、はりきって練習してしまいました。終われば22時近く。ご近所さんに弾くならもっと早く弾けよと思われてそうですな。申し訳ない。

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Springsの開幕戦は岡山さんだそうで、翌日がJTとのこと。逆かと思ってましたが、まあ気楽に観に行けそうです。

2009年9月18日

あれもこれも

先日、私には珍しく、とあるJ-POPSのアルバムを購入したんですが、聴いてみると肝心のお目当て曲が入っておらず、調べてみるとどうやらシングルカット盤にしか入ってない模様。あちゃーと思いながらも帰りがけにタワレコへ。

9月は25~27日がポイント3倍だそうですが、ま、1,050円だしなぁと買っちゃいました。我慢のできない人間ですから連休中に聴きたいんですよ。クラシックコーナーに行くとまた要らんものを買ってしまいそうなので、さっさと店を出ようとすると例のブツが目に入りました。ビートルズリマスター盤です。いやぁ、もうこの紙ジャケを見てるだけでドキドキしちゃいますね。まず買うなら「Magical Mystery Tour」と「Rubber Soul」かな。中学時代に初めて聴いた「Help!」もやっぱ欲しいなあ。しかしマニアックに聴き込んでいるわけではない人間にも違いは分かるものなんでしょうか。しばらく静観しよう。

TOWERを抜け出して今度はヨドバシへ。私にとっては難関続きですが、なんとか用事を済ませたところで流行りのミニノートPCコーナーへ差し掛かりました。私のイーモバイルさんは今や部屋のどこかで休眠状態ですが、毎月2,000円払い続けるのもなんですし、端末を変えれば使いようもあるかなと軽く物色。や、その前に解約すべきなのかな?

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さあ明日から連休!と打とうとして「練習」と打ってしまいました。深層(というほどでもないけど)心理が働いたんでしょうか。シルバーウィーク最終日にレッスンをお願いしているので練習しなくちゃいけないんですよね。部屋を掃除して、あれしてこれしてたら・・・すぐに終わっちゃうことでしょう。

2009年9月17日

はずれあたり

昨夜23時も過ぎた頃になってケータイにメールが入り、見ればチェロの師匠からです。何ごとかと見れば「明日のコンサート、招待券を窓口預かりにしておくから」とのこと。確かにお願いしてはいましたが、あれは2週間前のこと・・・てっきり忘れたのであろうと思い込んでました。ま、特に予定もありませんでしたから、ありがたく行かせていただいたのですが。

〇大阪フィルハーモニー交響楽団 第431回定期演奏会

・スーク/組曲「おとぎ話」
・アルチュニアン/トランペット協奏曲
・ドヴォルザーク/交響曲第7番

総じて印象に残らないコンサートでした。
オープニングで爆睡してしまったのは睡眠不足続きだった私の責任だとして、2曲目もトランペットが上手いことは分かりましたが、それだけというか。そしてなによりメインのドヴォルザークにいたっては消化不良の感ありあり。ドヴォルザークの命ともいえるリズムの軸足がどうにも定まらず、指揮者さんがどういう曲にしたいのかも今ひとつ伝わらないままテンポはどんどん上がり、怒涛のように終わっちゃいました。指揮者の責任なのかオケの責任なのか、たぶん両方なんでしょうけど、大フィルはここ最近ずいぶん弦楽器が良くなったと感じていただけに、オケとしてもっと深く作りこんだ演奏を聴きたかったですね。実はこの7番、大学オケで交響曲デビューを果たした曲なんで、思い入れが強いんです。

終演後はチケットを頂いたことだしと、ゆるゆる楽屋口へ。ほとんどの楽団員さんたちが退出され、トランペットさんのサイン会が始まったあたりになって、ようやく師匠の姿が見えました。ほんとにいつもなぜこんなに遅いのでしょう。謎です。帰りは師匠の車に同乗させていただいたのですが、発進するなり「さあ聞こう。どうだった?」うわ、いきなりですか。回転の遅いアタマと貧弱な語彙と振り回しながら「・・・あっという間に終わっちゃいましたねぇ」

なんでも7番を演奏するのは10年以上ぶりなのだそうで、師匠もお好きな曲なのだとのこと。ま、チェロ弾きでこの曲をキライな人はなかなか居ないでしょうが、ダメ出しやら何やらを好き勝手に喋っているうち駅に到着。〇〇先生からもらったという外国産ビールをお裾分けしていただいて帰ってきました(私は手ぶらだったのに)。

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携帯プレイヤーにつけているイヤホンの断線っぷりが酷くなってきたので、新しいイヤホンをネットで物色。ウン万もするようなものは対象外だとしても、コレで音楽を聴く時間が一番長いわけですし、弦楽器の音はそこそこキレイに聴こえるものの方がいいよなーと、数々のレビューを読み悩みながら、結局は今も使用しているDENON製をポチッ。ただ少しランクは上げたので、悪くなることはないでしょう。

2009年9月16日

出発

ようやくムック選手の移籍先が正式発表されたようですね
(連絡いただいた方々におかれましては、ありがとうございました)

スウェーデンですか。
同じ北欧でもデンマークリーグの存在は明名さんのブログ等で目にしていましたが(そして、そのデンマーク男子リーグには今季日本人選手が二名加入されるそうで)、スウェーデンのリーグというのは初耳でした。何のかんの言ってもおそらく移籍先は(オランダがダメでも)かなり小さな根拠から、海外それもおそらくヨーロッパだろうと踏んでいましたが、今はとにかく選手生活を続けてくれるというだけで嬉しいです。記事をざっと読んだ限りではまだまだ野望も持っていらっしゃるのでしょうか。

このEngelholms VSというチームがある?ngelholmというところは地図を広げてみると、かなり南の方ですね。ストックホルムよりもコペンハーゲン(デンマーク)の方が近いんじゃないのかな。コペンハーゲンで飲んだツボルグ(生)とスペアリブは美味しかったなーとか、ストックホルムでは歩くのもままならないほど酷い目にあったなーとか、ちょっといろいろ思い出しました。アイスホッケーとバレーボールを楽しむ旅なんてのも楽しそうだなあ。「スウェーデン語入門CDブック」売るんじゃなかった・・・。

いやいや、そんなことはさておき。
これから寒くなる季節ですし、なかなかに寒いお国という印象もあります。お体にはくれぐれもくれぐれもお気をつけて、でも、ムック選手のパワーを遥か彼方の地で見せ付けてきてほしいとワクワクしてもいます。

あああ、でもほんとによかった。ムック選手を始め、いろんな人たちに感謝です。

2009年9月15日

取っ掛かり行き詰まり

今日も一日いまひとつ調子上がらず、ためしに血圧を測ってみると上も下もいつもより10以上低く、そりゃしんどいわなと納得しましたが、こんな日に限って休み明けだわ連休前だわで、外為関係の仕事がどっさり到来。や、忙しいのはありがたいことなのですけどね・・・。

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レッドウィングスに板橋さんと成田イクさんがご加入だそうで、特に悪いニュースというわけではないのですが、お二方とも前回リーグでのパフォーマンスは正直良いとは思えなかっただけに、この移籍がメイン級と捉えられる所にまた日本バレー環の縮小を感じてしまいます。もちろん頑張ってはほしいのですけどね。


2009年9月14日

浮沈

今日はもちろん有休だったのですが、結局お昼近くまでグッタリしておりました。昨日水分を取らずに寝たのがマズかったんでしょうか。ああ気分悪い。しばらくアルコールは飲みませんから、早く治してください神様!って感じでした。

どうにかせねばと味噌汁を作って飲んだのですが、さすがにスッキリとまではいかず。電話工事の見積りにやってきた電器屋さんのお相手をした後、今度はお風呂療法を試みてみました。汗をかいて多少マシになりましたけど、こりゃ今日はダメだ...しかし、着替えて大阪へ。

向かった先は淀屋橋のほど近くにある大阪倶楽部。バロックチェロの世界的第一人者である鈴木秀美さんのリサイタルを聴きに行ってきました。前方席はほぼ埋まっていましたが、なんとか見えそうな位置を確保。仕事でギリギリになっちゃうかもといっていた人たちも無事に間に合いました。やれやれ。

入口で頂いた袋入りのチラシを眺めていると、うわわ、11月にあのプラジャークカルテットのコンサートがあるじゃないですか。しかも曲目はスメタナの「我が生涯より」と「皇帝」ほか。ん、〇年前に聴いたのと同じプログラムか?開催日が気になりますが、行きたいですねえ。

「鈴木秀美のバッハ」
演奏曲目
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第1番
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第4番
・J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲第5番

一番のプレリュード、まだ楽器が鳴りきってないかな?なんて思うそばから耳障りな音が聞こえ始めました。例のチラシ袋です。ちょっとパリパリした袋だなあとは思ってたんですが、これを演奏中にいじる人たちが続出。あちこちから絶え間なくパリパリパリパリ聞こえてくるんですよ。気にしないようにしようとすればするほど気になってたまりませんでした。次回からは改善してほしいですね。

肝心の演奏はというと、これはとても素晴らしかったです。やっぱバロックにはバロックにふさわしい楽器があるんでしょうか。スラーに工夫があるせいか、ビブラートがなくても(←そういう演奏形態なので)音楽が切れるということはなく、オルガニストでもあったバッハ的小宇宙世界を堪能させていただきました。基音がどのフレーズでも鳴っているのが印象的でしたね。そして次のレッスンには3番の続きを持っていくつもりにしてましたが、1番はやっぱり良い曲だったので、やはりリセットにふさわしく1番から弾こうと決めました(永遠のプレリュードになってしまう可能性も高いですが)。

休憩の後、5番を弾かれる前に鈴木さんご自身による曲目や楽器ならびに演奏の解説がありました。いやあユーモアセンスもステキで面白かったですよ。付点の音楽は「威厳」を表すという解説などは松岡先生の話をちょっと思い出しました。「運命」の2楽章なんてモロに付点音楽ですよね。威厳かあ。
5番は調弦を普段のド→ソ→レ→ラからド→ソ→レ→ソに変えることで有名ですが、弾く方にとっては多少やはり弾きづらいものなのだそうで、しかしこうすることで特殊な和音が作ることができるとのこと。すぐに分かりますよ、とのことでしたが、私に聴き取れたのはE/Fisの和音ぐらいでした。帰ったら楽譜を見てみようっと。

終演後、軽くめはりずしを食べて帰宅。

*****
読了本

・高千穂遥「ヒルクライマー」小学館

ダーティーペアは中学時代、周りのマンガ・SF好きが何だか騒いでいたような記憶があるんですが、私はまったく読んだことがありませんので、高千穂作品はこれが初めてです。
いやあ、むちゃ面白いですわ。次へ次へと頁をめくりたくなりました。小説はなんといってもこの衝動が全てですもんね。影響されやすい私のことですから、もちろん自転車に乗りたくなってしまいました。良い季節ですしねえ。ヒルクライムはさすがにちょっと・・・ですが。
つーか自転車ほしいよー。

2009年9月13日

省みる

コンサートそのものは大きな事故もなく無事終了。チケットのばら撒き他でホールが満員どころかパンクしちゃうかもという危惧があったのですが、なんとか定員内でおさまったようです。個人的には本番前に頼まれごとをしていたのに、行き違いや情報伝達不足でお役に立てず、大いに悔いが残ることとなりました...すみません。

演奏の方はといいますと、今回のプログラムはWシンフォニーということもあり、特にエネルギー配分には気を配っていたのですが、本番で要するエネルギーって練習時とは明らかに違うんですよね。「運命」が終わった時点で予想以上に体力を消耗してしまい、ブラームスの一楽章はしばらく惰性で弾いてしまいました。3楽章あたりでは弾きながら他のことを考えちゃってましたし、集中力の欠如もいいとこです。自分の力を最大限に発揮できる状態を作らないとなあ。これまた反省。

オケ全体としては、しっかりした組織運営や立派なホールなどといった見た目の派手さに演奏がまだまだついていってないなあという感じ。特に低弦は完全にヴァイオリンの足を引っ張っている状態ですから、これは次回までに真剣にどーにかしなければ。

打ち上げ二次会で某ベース氏と大喧嘩。演奏会まではなんとか我慢してきましたが、確信犯的に爆発そして予想通りお互いエスカレート。尊敬している別ベース様に仲裁されて矛を収めましたが、私もこれだけ大口を叩けばそのまま自分に返ってくるわけですからね、これくらい自分を追い込んどきゃ少しばかり気合入れて練習できるってなもんですよ。へへっ。

意識こまぎれになりながら、なんとか帰宅。いろいろヤバかったです。やっぱホテル取っときゃ良かった...。

2009年9月12日

直前になって

昨日の合奏で判明した盲点箇所をさらっていたら、あっという間に3時間が過ぎてしまいました。夜はまた全体練習。ここまでギリギリになってようやくオケの集中力が上がってきました。個人的にはオケ曲をこんなに練習したのは大学卒業以来のこと。できれば諸々うまく行ってほしいもんです。

8年前このオケを辞めた背景には、それはもういろんなことがあったのですが、今回こうして復帰できたのは、誘ってくれた人たちの気持ちはもちろんですが、それ以上に大きかったのはバレーボール観戦の日々なんですよね。

才能ある人たちが、限りある選手生活を実りあるものにすべく全力を尽くす姿勢は私に大きな影響を与えてくれました。「自分自身を少しでも越えていこうとすること」を音楽というカタチで少しでも表現できればと思ってます。音楽に限ったことではないですが、これからも日々精進であらなくては。

バレーといえば、Springsも明日からサマーリーグですね。プレミアチームの参加がほとんどなく(相手あってのスポーツだけに)例年に比べて面白要素が少なそうな気はしますが、まあ無難に優勝勝ち取ってくださいませ。

2009年9月11日

熱烈応援

「hon・nin」は本日発売でした。10日発売のはずだったのに、どうしたんですかね。明石家さんま特集だけちらっと読みましたけど、面白いっす。インタビュアーの北尾さん(編集長)が編集後記で「心に師匠を持っていること」に触れられていたのも印象的でした。

そして・・・うほーっ!

大村加奈子選手が京都府の先生に 来年度から高校の保健体育を担当(京都新聞)
女子バレー:元五輪代表大村さん、京都の高校教員試験合格(毎日新聞)

見事合格おめでとうございます。京都府は優秀な警察官を一人確保し損ねてしまいましたけれど、バレー界にとっては素晴らしいニュースですね。頭でっかちで権威主義の教師集団(しかもイケズ揃いの京都人)の中で苦労されるかもしれませんが、これまでの数々の困難に比べれば何のその!でありますように。カナコさんに教えてもらえる生徒が羨ましいなあ。

*****

本番まであと2日・・・とは思えぬ反省点が数々。幸い明日は練習時間がたっぷりありますから、ヤバい箇所はできるだけ克服しておかなくては。あーあー。

2009年9月10日

スパーク

上司に頼んでいたJAL機内誌を無事GET。お目当ては深津さん@ロンドン特集だったのですが、さすがのクオリティといいますか、写真も文もいい感じ。父親にも頼んでおくか…。

本日発売の「honnin」ほかを購入すべく本屋へ。しかし、まさかまさかの売り切れ?近隣の本屋を物色するも見当たらず、昼休みのほとんどを本屋で費やしてしまったばかりか、他の本を何冊か買ってファンデーション購入資金を使い込んでしまいました。「ぴあ」以外はどれもこれもまったく急ぎの本じゃないのに我慢できないこの性格。なんということでしょう。


2009年9月 9日

まったく

昨日預けていたチェロを引き取りに楽器屋さんへ。
駒がちょっと宙に浮きかけていたのと、魂柱が少しズレていたのを正しい位置に戻しておきました、とのこと。サラっと仰いますけど、素人にはどうすることにもできないことばかり。弓の毛替もしてもらい、今回もまた何とか本番に間に合いそうです。ありがとうございました。

ただ、「もしかしたらエンドピンが緩んでいるかもしれない」と気がかりなコメントもあり、私がウルフ(=チェロ特有の共鳴音)と思いこんでいた音が、実はエンドピンが緩んでカタカタ言っていたらしき事が判明。エンドピン一式取替えとなりますと、これはけっこうオオゴト、師匠に相談してみなければ。演奏会の後にレッスンをお願いしているので(ああ無謀)その時に聞いてみましょう。

帰ってきた楽器でさっそく練習してみると、ピッチが明確になって合ってるかズレてるかが分かりやすくなりました。快適です。ふふふ。

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化粧品にはあまり興味がない人間なのですが、ファンデーションが砕けてしまったため、新しいのを買おうとしたところ、店頭では商品が見つからず。調べてみたところ、どうやら廃盤になった模様です。えー。

後継商品を買えばいいのでしょうが、調べついでにコスメランキングなるものを見てみると、出るわ出るわコメントの嵐。関係者書き込みも相当数ありそうですが、世の中にはこんなにも化粧品に情熱を注ぎ込む方たちがおられるということに改めて驚きました。肌に直接つけるものですし、あまりに構わなさすぎる私の方がどう考えても問題なんですけどね、でもこの根気と努力は私には無理だわー。

夜中ひさびさ不愉快無言電話。ええかげんにせんかい。

2009年9月 8日

ばたばた

今月はお財布が少々厳しいこともあり、ギリギリまで悩んだのですが、やはり楽器を調整に出すことにしました。前回「運命」を弾いた時に起きた1小節目ペグゆるみ事件を考えると、やはり打てる手は打っておくべきですからね。

ということで、会社帰りに大急ぎで楽器屋さんに預けてきました。よって今日は練習なし&アルコール解禁。ついでに懐かしい人と電話。あいかわりませんなあ。

2009年9月 6日

がまん

朝から晩までオケの練習にて缶詰。
まっすぐ帰宅するにはあまりに悶々とした気持ちが山積していたため、某中華料理屋にて特大の担担麺を平らげながら、ぶつぶつと愚痴をこぼし、今後の展望を語りあい。どうなるやらなあ。

帰りの電車でスコアを手に練習録音を聴きながら、いろいろチェック。弾いている最中にもっと気付けばいいんですが、あいにくと私は聖徳太子ではないどころか、自分だけで手一杯ですからね。録音や録画はこういう人間にとっては必須の武器です。
ただ、もうちょっと使い勝手の良い録音機器が...いやいやいやいや。

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2009年9月 5日

onbekend

バレーはアジア選手権が始まっているようですが、なんら興味湧かず。

そんなことよりも…所属先不明の選手は他にも結構居られるんですね。皆々様どうか少しでも良い結果となりますよう祈っております。

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録画しておいた東京カルテットならびにカルミナ弦楽四重奏団コンサート映像を流しながら、家中のいろんなものを洗濯し、大っ嫌いな掃除機もブンブンかけ回しました。汗だく。

録画続きの番組で何やらいろんな楽器の音響を調べる特集をやっていたので、思わず見入り。なかでもヴァイオリンは共鳴の仕方が特殊ということで、表板の上やF字孔の中までも黒ゴマを入れて特殊カメラで撮影すると、その黒ゴマが表板でも裏板でも振動しているんですね。なぜ裏板にまで振動が伝わるのかというと、それは一本の柱の存在。表板と裏板を支える魂柱に粉を振ってみると、その粉がハラハラと落ちていくではないですか。弓から弦へ、弦から駒へ、駒から表板へ、表板から魂柱を伝わって裏板へ届くというその構造はとても合理的に出来ているのだそうです。基本的に同じ構造の楽器を弾いている身ですが、あまり自覚してなかったなあ。まあいつものことですが。

これは「アインシュタインの眼」という番組だそうで、いくつか興味深いプログラムもありますね。注意しとこう。

2009年9月 3日

音楽するココロ

読了本

・青柳いづみこ「モノ書きピアニストはお尻が痛い」文春文庫

前半の作曲家論は流し読みしていたのですが(後で読み返すと面白かったです)、後半のエッセイは読みやすくかつ読み応えがありました。日本における音楽教育環境としては最高級のものを享受された(と思われる)ピアニストでありながら、およそ日本的ピアニストとはかけ離れた思想の持ち主である青柳さんの文章を読むたび、いつも何かしら自由な気持ちになれますし、こういう方がいらっしゃることに希望を感じます。これは音楽関係の友人にまわそう。
「翼のはえた指」がUブックスに入ったようなので買わなきゃなー。演奏会が終わったら。


2009年9月 2日

目をさませ

いつも楽しみに、というよりは尊敬の念を込めて読ませていただいているブログで、「RENT」等で知られるAdam Pascal氏がブログで公開した文章(→こちら)を和訳つきで紹介しておられました。興味深く精読。

「劇場で得た気持ちは自分自身の人生を生きるための糧に。ファンタジーに埋没してちゃダメだ」

全くその通りなのですが、自分でもそうしたいと強く思いながらも、何かにハマっているときってなかなか冷静になれないんですよね。今こうして否応なしにバレー応援から足を洗わされて、ようやく自分でも少し地に足ついてきた気がしているのですが、それでもまだ心のどこかで「バレーを盛り立てるのに貢献したい」なんて不遜なことを考えてしまう自分がいます。

あの夏見たものは夢か幻。

2009年9月 1日

反省

午後ちょいとお休み頂き、師匠の出演されるコンサートへ。

現在、大阪クラシックなる企画にて市内各所でコンサートが行われているんですが、これもその一つで、無料ということもあってか、なかなかの人出でした。ただし今日のように椅子もない会場では立ち見続出となり、演奏者すら見えないという・・・だからタダってキライなんです。500円でも1000円でも取って、少なくとも座って聴ける最低限の環境は用意すべきだし、1週間で100公演なんてのも明らか多すぎです。どうしたって準備不足になるのも仕方ないですし、結果としてこの企画の目的が逆効果になっているんじゃないかしらという気さえしました。なんかいろいろ勿体ない。

そんなこんなで、ひとまず演奏は事故がなくて良かったですということで、師匠に差し入れを渡して帰るつもりだったんですが、お茶でもとお誘い頂き、のこのこついていっちゃいました。お疲れのところスミマセン。

ガストのドリンクバーでダベる師匠と(不肖の)弟子。内容はちょっと書けないですが、面白かったです。侠気ある人って男女を問わず組織には馴染まないように出来てるんでしょうか。「上手いチェロ弾き」とは、音に必ず何通りもの裏付けがある人だというお言葉に、あー、それは私の「行き当たりバッタリなんとなく」人生に著しく欠けてる部分ですね。心とそして実際の手帳にも諸々メモメモ。

駅まで送っていただき、電車に乗ってからハタと気付きました。今日のコンサート、ひとつも誉め言葉を口にしてないぞ、私。いくらお世辞を言えない人間だからって、ちょっとシマッタなあ。

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