2009年6月30日

泥を飲むべきは

不況という触媒をもって、いろんなものが炙り出される中、NECのイクさん高橋選手退団ニュース。トヨタ車体も移籍加入選手が発表されたようですね。毎年前日準備万端のSprings公式データも揃いました。例によって誤字だらけです。あとは移籍発表を待つばかり。

2009年度勇退選手
原選手・古藤選手入団のお知らせ
2009/10シーズン久光製薬スプリングス新体制のご案内

チーム全体としては「退行」の一言。監督を筆頭に貧弱なコーチ陣が心配です。
意図や方向性を汲めないわけではないですが、「強いチーム」を目指す心意気はありません。ひたすら守りのための守りのための守り。つまらんねぇ。どこが突破口となりますやら。

事こうなった原因のひとつは中堅戦力不足。スカウト採用をサボったツケが来ているわけですが、そのスペースを移籍選手で埋めながら進めてきた眞鍋プランはこれにて瓦解。唯一自前で育てた選手をこうも易々と放出しちゃうとは・・・。

勇退選手の方々へ感謝の気持ちを込めて一言ずつ。

#1兵動選手
シーズン中には散々文句を書いちゃいましたけど、カラダを張ってエースの意地を見せてくれた選手さんでした。コメントからすると今度こそ引退されちゃうのかな。最後にあれだけのプレーを見せてもらって、仁木兵動選手への評価が自分の中で高まったことが嬉しいです。ココロからありがとうと伝えたいですね。

#2榛澤選手
Springsの存在が人生において多少なりともプラスに働いたのであれば良かったと思いますが、もっと活躍を見たかったです。

#3山本選手
とにかくバレー界に復帰してもらえて、そのキッカケがSpringsだったということだけでも、それはそれでよかったんでしょうけど、もったいないよなあ。とにかくプレーを続けていただき、ブロード馬鹿に戻られませぬよう。そしてあんまりハジけ過ぎないでくださいよ。

#13三上選手
どう書いてよいのか悩みますが、ここ数年でチームの最大誤算だったのではないでしょうか。潜在能力がピカイチなのは誰もが認めるところでしたが、なにぶんセッターというポジションにハマるキャラクターではなかった。アタックフォームは誰よりも美しい選手さんだっただけに・・・とにかく全力発揮できる場でのご活躍を期待します。

#15徳川選手
元祖・期待の星。
めざせリベンジ!!もうケガしないでね!

#17橋本選手
どこまでも応援しますよ。ただそれだけ。

2009年6月29日

ややこし

なんで毎週月曜日はこうも不快指数が上がるんですかね。
気候にもって、今日もまた記憶がリセットされたヒトに振り回されっぱなしの1日でした。くわぁっ!

野田さんの「THE DIVER」チケットをまたもラクして取っていただけることになりました(感謝!)。実力メンバー+ハコの小ささでもって半ば諦めかけていたのですが、これにてひさびさ上京決定です。ついでにこれまた諦めていた舞台「斎藤幸子」も観ることに。

完売はなかろうとネット予約手数料を惜しんで、帰り際「ぴあ」に立ち寄り申込み発券。お姉さんが確認がてら「では、8月〇日の舞台『斉藤由貴』・・・いや、『斎藤幸子』ですが・・・」
間違えますわな、そりゃ。
(主演は斉藤由貴さん)

2009年6月28日

ハシリ

朝しばらく頭痛の余波でグッタリした後、自転車屋さんへ自転車を引き取りに。工賃はタイヤ1本につき1,000円也とのこと。安全性を考えれば妥当なのですが、ゆくゆくは自分でできるようになりたいものです。

帰宅後久しぶりにフレームを磨きながらあちらこちらを覗き込んでおりますと、あらま後輪のシューブレーキはボロボロやわ、ブレーキシステムに至っては片側調整効かなくなってるわ・・・やっぱり潮時なんでしょうか。希望車種はほぼ決めてますし、梅雨が明けたらぼちぼち物色を始めますかね。

*****

今年最初のオクラをちょっと豪華にいただきました

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「ハモとオクラの生ハム紫蘇巻き」

心斎橋「レディジェーン」さんのメニューのパクリです。言うまでもなく本家ホンモノには及びもつきませんが、昨日、歯医者の帰りに寄ったスーパーで安売りのハモを見たときに「そうだ!」と思い出して、ものすごくテキトーに作ってみた次第です。美味しかったですよー。

1、ハモに塩コショウで下味をつける
2、そのハモを適当に切り分けながらオクラに巻きつける
3、ハモ巻きオクラを青シソの葉で巻き、さらに生ハムで巻いて留める
4、軽く小麦粉をふり、卵、パン粉をまぶして適当に揚げる

最後に生ハムで巻くのがポイントなのかな。生ハムの粘性で自然に巻き止りますし、程良い塩分もつきますからね。自家製オクラと青シソの活用例のひとつということで、これにちょっとしたソースをかければ、見栄えもいいですし、けっこうな一品になります。残りは明日のお弁当に入れようっと。

2009年6月27日

残影

寝起き頭でカレーを食べながら、昨夜NHKで放映されていた「第35回俳優祭」の録画を鑑賞。踊り関係はわかりませんので、例のごとくお楽しみ模擬店映像と、超豪華配役による「灰被姫シンデレラ」だけ。いつか一度は行ってみたいものですが、来場者のインタビューなどを拝見してますと、通いなれてる方もしくは歌舞伎にお詳しい方ばかりのようで、まあこうしてテレビで見ているぐらいが丁度良いのかなという気もします。

お目当ての「灰被姫シンデレラ」は新作とのことで期待してましたが、いやあ期待に違わぬ面白さでした。灰被役は天下の玉三郎さんなんですが、これをいじめる継母継姉が勘三郎+福助+橋之助(=実生活でも義兄弟さんたち)。「ホントはキレイと思ってるところが腹が立つのよ!」だの「大先輩をいじめるのは楽しいわねえ」なんてなセリフに思わず大笑い。福助さんは本業歌舞伎でも好きな役者さんの一人ですが、こういうゲテものがまたお上手なんですよねえ。今回もガングロ姿で矢島美容室の「SAKURA」を踊りきっておられました。

贔屓の役者さん達がズラリと登場するだけで楽しいのなんの!なんですが、雀右衛門さんが人力車で登場して口上を述べられたときにはジーンとしましたし、そこから終結へ至るオチも今年の「さよなら歌舞伎座」とシッカリ結びついていて、ああ歴史って凄いことなんだなあとしみじみ感じさせられました。とにかく潰しちゃダメだ、潰しちゃ。なんとしても残さねば、ですね。

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お昼から歯医者3回目・・・に行く前に、お隣の自転車屋さんに寄ってタイヤ交換を依頼しようとしたところ、なぜか店員さんが誰も居ません。「すいませ〜ん」と連呼すると隣接した台所から奥さんが顔を出し「居ませんか?」どこいっちゃったんでしょうねえ。とりあえず同じタイヤに替えてくださいと伝えて、大急ぎで歯医者さんへ。

今回は初回と同じお医者さんでした。上の奥歯なので保険診療のきく金属にしときましょうと、ステキにピカピカ光った銀歯さんがお入りになることに。型取りのときに(噛み合わせのため)下の奥歯まで型取られたこともあり「用意された歯がスポッと入って終わり」みたいなのを想像してましたが、実際は大き目の歯を調整しながら入れていくといった感じで、けっこう時間かかりましたね。歯を押し込むときに、残った歯が割れたらどうするよと、ちょっとドキドキさせられた他は痛みもあまりなく、無事終了。少しだけあった違和感もしばらく後にはきれいサッパリなくなってました。さすが!

でも治療はまだ続きます憂鬱です。

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夜、初めて「Mr.Brain」を見ましたが、オーラがなくなっちゃったキムタクさんにあのセリフはちょっとツライですね。相対する犯人役がトーン一定の仲間さんだったことも、増幅させた感がありました。そのままズルズルと2時間サスペンスを見てしまったせいか、酷い頭痛に苛まれながら就寝。

2009年6月26日

行ったり来たり

寝不足というほどではないはずなのに眠くてたまらず、そしてそういう日に限って電車でも座れず。仕方がないので、あまり気が乗らないままに手持ちの本を読み始めたんですが、これがえらいこと面白い。眠るどころではなくなりました。

・広瀬正「マイナス・ゼロ」集英社文庫

昭和初期と戦後をタイムマシンで行き来するお話。タイムマシンに限らず時代・時空移動の小説はいくつもあるはずですが、純日本文学では意外と少ないのではないでしょうか。この作品は著者自身が生きた時代を描写されておられるだけに、その空気感がホンモノで、なんとも・・・いいです。
主人公が過去の世界でタイムマシンとはぐれてしまったところで駅に到着。ああ残念。

*****

上司も退社しましたし、さて我らも急がねばと、後輩と「いずみホール」へ。
一緒に遊ぶはおろか、飲んだことすらない(しかも口数がめっぽう少ない)後輩ちゃんですが、大昔にチェロを習っていたことがあるそうで、また習いたいという話を聞いてましたので、最初に誘うコンサートとしては室内楽はどうかとも思ったんですが、どうせ行くならやっぱり超一流に越したことはないですし、今ならボーナス後でお金がないってこともないでしょうからね。

〇タカーチ弦楽四重奏団コンサート
・ハイドン:「弦楽四重奏曲第82番ヘ長調 作品77-2」<雲がゆくまで待とう>
・バルトーク:「弦楽四重奏曲第2番 作品17」
(休憩)
・モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番「プロシア王 第1番」

ロビーでウィーン音楽祭OSAKAのチケットを売っているのを見つけ、ピエール=ロラン・エマールのチケットを購入。ただでさえ気になっていたピアニストなのに、ドビュッシーのベルガマスク組曲にショパンのスケルツォを生で聴けるなんて、楽しみだなあ〜。ホクホクしてましたら後輩ちゃんに「即買いですね」と笑われました。

今回はギリギリで買った割にはセンター2列目という良席。これなら万が一1曲目が微妙でも楽しめるはず・・・なんて思ってたんですが、なんのことはなく、最初っからタカーチさんは全開でした。ああこの柔らかいベルベット・トーン。懐かしいなあ。暑苦しく主張する楽器など皆無のこの響き。いきなり涙出させんといてくださいよ。それにしてもハイドンにこんな良い曲があったなんて。や、多作な方ですから知らない曲がほとんどなんですが、これはぜひともCDを入手しなければ。
前に座った紳士が妙な頭の動きをしては私の視界を邪魔しまくることだけが残念でしたが、まあこれはどうしようもないですね。じっとしてろ!

2曲目のバルトークはただでさえ技巧的に難しそうなのに、このゆらめくような楕円のリズム。合わせるのも至難の業でしょうねえ。ときどきウワッと思うほど美しいメロディが飛び出してくる曲ですが、3楽章でついコックリ。

休憩を挟んでの3曲目モーツァルトはプロシア王1番、わりとソリスティックな曲ということもあってか、緊張感をはらんだ演奏でした。どんなに細かい音でもあの柔らかさが崩れないのは企業秘密なんでしょうけど、何か分からんものかなあと動きを凝視していて気付いたこと。全員左手の動きが物凄く柔らかいですね。普通に考えて柔らかさに直結しているのは右手(=弓)のはずですけど、あの左手の動きはよく見ると物凄く異様でしたよ。
あと、このカルテットって1stVnよりも2ndVnの方が上手ですね。おそらく性格的なことやなんかで、若い方の人が1stを務めておられ、実際それで上手く行ってるからいいんですが、そういうパターンもあるんだなあと。

アンコールは緊張の糸がほぐれ、堰を切ったように始まった「ラズモフスキー第3番」の4楽章。およそアンコールで弾くような曲ではないですが、モーツァルトを聴きながら「この人たちのベートーヴェンを聴きたいなあ」と思ってたところでしたんで、バッチリすぎるタイミングでした。カルテットの面々があまりに楽しそうに弾いてる姿に、音がピシピシとハマリ合いまくる愉快さに、思わず笑っちゃいました。こんなコンサートひさしぶりだー。後輩ちゃんも喜んでくれたようでなによりです。

駅で別れた後なんとなく飲み直したくなり、ふらりと天満へ。
その後何が起きたのかは・・・また来週。

2009年6月25日

中休み

今週はどうもバタバタ。このぶんだと来週はもっとバタバタ。夏休みはいつ取ろうかなあ。カレンダーは今のところ上司の休みでいっぱいです。

うさばらし暑気払い飲み。うだーうだー。

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「ウニとじゅんさいのヴィシソワーズ」

ウニを切らしているとのことで、ウニ抜きでしたが(この場合、お値段も変わるんでしょうかね?)美味しい物ってほんとに美味しいですね。なんてなバカなセリフしかいえません。この店は野菜と牛乳の使い方がとても上手なんですが、これもジャガイモと牛乳のバランスが素晴らしく、じゅんさいも・・・ああまた食べたい!

*****

なにやらVリーグ公式サイトが言い訳に走られてるようですね。サマーリーグ方式での登録だなんて聞いたこともないですし、個人的に今回のフライング自体については快哉を叫びこそすれ、非難する気持ちはないですよ。毎年毎年、某チームを筆頭に秘密裡(?)で通告・交渉が行われ、何ヶ月もファンを生殺し状態におく方がどうかしてますからね。

もっとも今年は例年以上にVリーグも絡んでいることを考えますと、単純に論じることは出来ませんし、正直今は何も考えたくねーっ!ってな心境ですが、今回の退団(そしておそらく)移籍騒動を見るにつけ、チームの歴史を知ることが思いのほか大事だということも思い知らされています。私がファンになった年のSpringsは史上最悪に近いシーズンだったんですが、これを知るからこそ見えることも山のようにありますから・・・。

ただし頭で考えて納得することと、心が痛むこととはまた別なんですよね。出所はどちらも同じ脳だというのに、人間の体というやつは、なかなかフクザツに出来てるものです。ココロない人がどれだけ理屈を並べ立てた所で、ヒトには伝わりきらんっつーことですな。

2009年6月24日

凄腕

本屋でふと手にとった佐藤亜紀さんの「戦争の法」(文春文庫)を読了。

一億総なんたらではないですが、昨今の小説が総じてライトエッセイ化しつつある中で、これはなかなかに読み応えといいますか、噛み応えのあるホンでした。ややこしいとこは小骨ごと飲みくだすがごとき勢いで読みぬけましたが、読み手もそれぐらいの力を注いでこそ、結末で作者とともに掴み取る満足感があるのかもしれないですね。よくある女流机上ハードボイルドがてんでおかしくなっちゃうほどに、ゴツゴツとおもしろかったです。

続けさまに読む体力はないですが、どうやら新潮社との版権問題は文春で収まりがつきそうですし、ガンガン文春から文庫化してほしいですね。さて「天使」は読みかけたまま・・・どこに行ったかな。あるいはもう一度「バルタザールの遍歴」を読み直しますか。

2009年6月23日

koshinuke!!

歯医者二回目。
たいがい遅刻魔な私ですが、お医者さんに遅刻するほどの度胸は持ち合わせておりませんので、本日も定時退社。しかし、このままでは20分前に着いてしまいます。ハリキリ患者みたいでカッコ悪いよな…というわけで、時間つぶしがてら近隣の自転車屋さんを冷やかしに行くことに。

ママチャリと原チャリ中心の品揃えという店構えからして推して知るべしだったんですが、ブリジストン関係でチェックしてた自転車も実際に見ると微妙です。今の自転車より性能はもちろん、見かけが劣るのも耐えられませんしね。ま、もちっと考えましょう。

意を決して向かった歯医者の方は無事に仮歯詰め終わりましたー。担当医さんも変わってましたー(あれっ?)。こないだ、やたら痛がったからかでしょうか(いやホントに痛かったんですけど)。まあいいや。治療も心なしか前ほどには痛まず、週末にはちゃんとした歯が入るようです。仮歯なのでガムやキャラメルは噛まないで下さいねといわれたんですが、ハイチュウはどうなんでしょう。や、ハイチュウ愛好家だもんですからね(さすがに今週は食べませんけど)。

*****

さて、7/1まで封印しておくつもりでしたが、Vリーグ機構さんが味あるフライングをかましてくれましたんで、ちょいと書きますか。

退団選手
#1兵動希選手
#2榛澤舞子選手
#3山本愛選手
#13三上彩選手
#15徳川恵理選手
#17橋本直子選手

黒鷲直後から、おしゃべりさんやおせっかいさんたちのおかげで様々な噂に翻弄され続け、私の気持ちはジェットコースター軌道を描きました。さまざまな黒い黒い気持ちを封印し、やっとこさ気持ちが落ち着いてきたのは先週あたりのことだったでしょうか。助けてくださった数々のSpringsいやムック選手ファンさんたち、本当にありがとうございました。
今時珍しくハングリー精神に満ちあふれたムック選手は、なんつか(吉原)トモさんみたいなオーラを背負ってるなぁとはかねがね思ってたんですけど、なにもここまで似なくっても…。や、ネガティブな気持ちは切り捨てなくては。

ぷはは!

たとえムック選手の退団がチーム全員に後ろ指を差されてのことだったとしたって、ファンがムック選手を信じる気持ちに変化なんてありませんよ(断言)。それだけのものをプレーで魅せ続けてくれたんですからね(確信)。勝ち負けでしか判断できないなんて何見てるんでしょう。バッカじゃねえの!まだまだ応援し続けるっての!
これまでムック選手から力をもらった多くの人たちが、行く先を見守り応援しています。豪腕で道を切り開ける人やと思いますが、どうか信じる道を突き進んでください。人生の岐路において必ず「道は現れる」ものだそうですよ。

そんな猪突猛進セッターをも守れんような新チームの目標は「和」だそうですが、眞鍋政権を全否定そして粛清し、東レばりの融和路線ですか。大黒柱はいつまでこの人に頼るんだろう?のサキさんと、3年前ムック・ルカ両選手に押し出された格好の「原」ケイさんが復帰(どうせなら背番号も#17にすればよろしかったのに)。武富士さんではほとんどSpringsには勝ってませんけど、彼女に期待する向きは多いようですし、このメンバーやったらムック選手より手腕発揮されるってことなんですよね。第二セッターさんは何やら二番煎じ風な方ですが、皆さん力を合わせてSpringsの「復興」目指して頑張って下さい。

いつの間にやら大東さんがコーチ復帰していたり、またも佐賀絡みコーチが加わっていたりする中で、フロント部長副部長は10年お変わりなし。残念としか言いようがない新体制ですが、仲良くやって下さいな。仮にもムック選手が愛しぬいたチームではありますし、サキさん(とミナミ選手)がいらっしゃる限りは一応チームとして応援する気持ちではおりますよ。

#17が岩坂選手に行ったのは、なけなしの中の、せめてもの誠意だと信じたいところですね。生半可なコトしたら許さんで。

てなとこで、続きは気が向けばまた7/1にでも。

やっぱ寂しいよな・・・

2009年6月22日

不快指数高騰

たしかに私は夏に強い方ではないですが、それにしてもなんだこの湿気は!頭のてっぺんから爪先まで腐ってしまいそうな熱さにゲンナリの一日でしたよ。確実に痩せましたねぇ。

【読了本】
河内敏光「意地を通せば夢は叶う!bjリーグの奇跡」東洋経済新報社

book・offにて購入。
なんだこの文字の大きさは!という微妙な不満は抜きにして、全体的には面白かったっす。
あー、読みたい方には差し上げますよ。


2009年6月21日

事ありき

昨日の余韻なのか何なのか湿気も高く、調子上がらずの1日でした。

【読了本】
・「企業スポーツの撤退と混迷する日本のスポーツ」創文企画

とくにご大層な考えはなく、偶然本屋の棚で目に入ったので手にとったブックレット。
タイトルがタイトルですから、事例としてバレーボール廃部ネタはかなり取り上げられていましたが、基本的に問題提起がメインのようで解決前進策に目新しいものはあまりなく、「で、どうするの?」という疑問は拭えませんでした。ま、そんなに簡単に解決するなら誰も困りゃしませんわな。

ちなみにラグビーのトップリーグは「新しい企業スポーツを目指す」のだそうで、執筆者でもあるラグビートップリーグCOO稲垣さんはサントリーご出身ということで発言権があるのか、かなり精力的に動いていらっしゃる様子。夢があるんだかないんだかよく分かりませんが、ひとまずプレーするフィールドがなけりゃ話になりませんものね。

バレーの会長さんもそういやサントリーの出ですが、バレーに直接関わられたことがあまりないためか、どうにも当事者意識に欠けるといいますか、先頭になって何かをやりそうなイメージがまるでないんですよね。ま、協会にとってファンなどはカネの吸い上げ対象でしかなく、お仕事とは企業&テレビ局に頭を下げること、なんてな構図ではどうにも身動きが取れないのかもしれませんが、このままだとホントにリーグ存続すらヤバくなりますよ。選手の意向もイマイチ伝わってきませんし、ファンの立ち位置ってどこなんですかねえ、マジで。


2009年6月20日

日本酒こわい

HDD→DVD-RAMへと移行作業に励めば励むほど、ブルーレイ購買意欲がいよいよ下がってくるのはどうしたものか。せめて東芝がブルーレイ対応機種を出してくれればなあ。

夕方、ザルな友人と三ノ宮で飲み。日本酒メインのお店なので、若干の不安を抱きつつも楽しくエビスで乾杯。

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奥にあるのは(実はちょっと苦手な)鯖寿司。逆向きから写真を撮ろうとしたら直されちゃいました。このエビが正位置なんですって。

うまーうまーい!と調子に乗っていたせいか、必然的に会話もエキサイト。マスターやお隣のお客さんまでも交え、テーマは東北論からさらには関西の作家論へ。会話の経緯も内容も半分以上記憶になく、そして気付けばどうも胃の腑あたりがキモチワルイことに。こんなに美味しく飲み食いしているのに理不尽な・・・。トイレから出て、ふと時計を見ると23時過ぎ。うわっ!店に入ったのは18時でしたから5時間以上ですやん。さすがにちょっと驚きました。

よれよれしながら帰宅途中、ハデに転んで手のひらを痛打。どこの酔っ払いや。作業途中のDVDをひとしきり片付けたのち就寝。

2009年6月19日

音責め

・・・呪い殺されるかと思いましたわ。

*****
先日取れてしまった歯の詰め物がシャレならん大きさだったので、致し方なく数年ぶりに歯医者へ行ってまいりました。近所ではなかなかの人気医院なのだそうで、確かに待合室も治療室も病院っぽい匂いや雰囲気があまりなく、スタッフさんと始めとしてお医者さんたちも笑顔満載ですこぶる感じよかったです。が、やるこたぁ基本的に一緒ですからねえ。

治療椅子に案内され、己のレントゲン写真と向き合いながら待つことしばし。気を遣ったアシスタントさんがディズニー映像に切り替えてくれた直後、若くていかにも体育会系な担当医さんが登場。

レントゲンを見ながら「28本揃ってますね。これをこのまま全部残すようにしましょう」
「ひとまず(詰め物が取れた)歯の具合を診てみますね。ただ、程度によっては神経を抜かないといけないかもしれません」

…さっき28本残しましょう、言うたやないかい…

歯の治療が大好きってな方はあまりおられないでしょうけど、なによりイヤなのは削る時のあの音。
キーーーン!チ―――ッ!ゴリゴリゴリ!キュワァァン!
多彩というよりは多殺ですよね。治療室で流れていたBGMの選曲はなかなかイケてたんですが(「きらきらひかる」は病院で流すべき曲なのかどうかはともかく)、あのドリル音が始まってしまってはお手上げです。ステキなメロディに変えろとまではいいませんけど、どないかならんものでしょうか。

どうやら取れてしまった詰め物は割れていたらしく、歯に残ったセラミックを取るのと隙間の虫歯を削るという作業を一気にやられたんですが、これが麻酔抜きでして、痛いのはホント時々なんですが、歯を削る時の痛さって神経にじかに触れるような「ヒィィッ!」ってな、何ともいえない衝撃があるじゃないですか。麻酔をかけないのは出来るだけ削る箇所を少なくするためなのだそうですけど(帰宅後調べた)、いやあツラかったです。涙目冷や汗。

痛みのない虫歯でしたんで神経も溶けちゃってるんじゃないかと思ってましたが、どうやら神経は延命してもらえるらしく、今回もなんとか取らずに済むそうです。なのでお医者さんには感謝してこそすれ、恨む筋合いはこれっぽっちもないんですが、なんしかヘタレ人間ですから、帰り際に次回から削る時には麻酔してくださいとお願いしてしまいました。しばらく通うことになりそうですし、あまりにツライと耐えられなくなりそうですからね。耳栓でも持っていきたいです。はああ。

*****

夕食後は疲れた心身を癒すべく?DVD鑑賞

・伊丹十三の「タンポポ」撮影日記

やっぱりこの作品はメイキングのほうが好きだなあ。どうも私の頭の中で「タンポポ」は伊丹さんのこだわりやディテール(!)を楽しむための、いわばエッセイの映画化みたくなっちゃってるようで、映画としてはあんまり好ましいことではないんでしょうけど、これに関してはそういう楽しみ方も大いにありなんじゃないかと。
リストの「レ・プレリュード」を聴きたくなってきました。どこ行ったかな。

2009年6月17日

最短距離

【読了本】
・渡辺明「頭脳勝負」ちくま新書

渡辺竜王による将棋案内書。
神戸市民にとって「棋士」といえば、何はともあれ谷川浩司さんなのでして、そらもうモノゴコロつく頃から耳にし続けてきたお名前です。んでからその次のメジャーどころと言えば、やはり羽生さんですよね。というところからすると、渡辺さんは若干地味な印象ですが、いや面白かったです。

ボードゲームとスポーツを同じ土俵で比べることは難しいけれど、その面白さの根源はやっぱり同じなんやろなー。あまりに本質を見抜けない己のバカ頭をどうにかしたいものだという気持ちから手に取った本ですが、歩み寄ろうとする努力は無駄になるのかどうか、はてさて。

2009年6月16日

罪作り

課の後輩ちゃんたちと、祝:ボーナス飲み会しよーぜ!

ということで、ミナミの某焼き鳥屋さんへ。

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「鴨の刺身盛り合わせ」

右端のハツ&肝が・・・ありえない鮮度と美味しさで。

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「うずら卵(半熟)串」

なんというかまあ。

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つくねファンには絶句、らしい。

某K鉄ファンさんの間では超有名なお店なのだそうで、先月もN茂さんが何度となく来られたとか・・・ふぁい、なんちゃってライオンズファンとしては大変満足な一時を過ごさせていただきました。

2009年6月15日

歯噛み

昼休みに本屋で月バレをささっと立ち読み。
ジュニア特集記事に人気者センターの岩坂選手×卜部選手の対談が載ってましたが、なかなか面白いというか、シーガルズにもこういうキャラがいるのですね。

あとはSpringsの進退情報の一つとして、トレーナーさんが有方さんになったことが載ってましたな。ブレイザーズの新体制が発表になったとき、トレーナー(未定)とあったので、どうしたのかなあと思ってたら、また強奪ですかい。

*****

来週辺り株主総会がピークになりそうで、ウチでも会社でも議決権云々のハガキが届いているのですが、残念ながら某Hisamitsu製薬は購入時期がギリギリ遅れちゃいまして(そしてとっくに売った)、議決権はなかったんですよねえ。
下手につついてチームごとポイっとされちゃ元も子もないんですが、くそー、悩むなあ、いろいろ。

2009年6月14日

炎天

昨夜、ガムを噛んでいたところ変な違和感が・・・歯の詰め物が取れてしまいました。詰め物といってもコレ、セラミックを入れた代物でしたんで、金額的にも手間的にも憂鬱この上なく・・・ブルーブルー。キライなのよー歯医者!あの音!あああ!

*****

美容院にて読み逃していたミーツリージョナル「発酵クウノム」特集を熟読。梅田特集なんかより断然こっちやわー。私の大好きな石毛先生のインタビューもありますしね。編集部さんがドブロク作りに挑戦&失敗しておられましたけど、あれは最初の発酵さえ上手くいけば、案外美味しいのが作れるはずなんやけどなー。うっかりすると簡単に酒税法違反になってしまうので要注意ですけど…

帰り際、担当のマンガ好き兄ちゃんに「きのう何食べた?」ってマンガ知ってる?と聞いてみた所、全2冊持ってるよとの返事でした。料理をしながら別の料理に取り掛かる間合いがタマらんそうです。主人公の片割れは美容師さんですしね、そりゃ持っとるわなー。


2009年6月13日

メカロックっ

午後から大阪へ。

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すっかり諦めていたチケットを取ってくれた後輩ちゃん(ありがとー!)と会場に入ってみると、意外や良席なのに驚きそして興奮。

大パルコ人 メカロックオペラ
R2C2
〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜

作・演出: 宮藤官九郎
音楽: 富澤タク
出演: 阿部サダヲ、森山未來、三宅弘城、皆川猿時、近藤公園、平岩紙、宮藤官九郎、片桐はいり、松田龍平

例によってバカバカしさあふれるタイトルとは裏腹に、中身はいたって・・・バカバカしい笑いが散りばめられながらも、数々の伏線は見事ラストシーンに結実。ゾクッとしたなあもう。これほど衝動的に拍手する気持ちが湧いたのは久しぶりのことでした。2時間強の空間にこれだけの内容を盛り込み、まとめ上げた宮藤さんの能力には感嘆を通り越して畏怖の念すら覚えました。

脚本だけでも面白いのに、きらめくライトに鳴り響くロック、ダイナミックなダンスときては...もはや反則やんとさえ言いたくなるズルさ。観たいものがありすぎて、何度焦点が合わなくなったことか。

俳優さんも良かったですね。エンターテイナー阿部さんは言わずもがな、森山さんがえらいこと上手くなっておられて驚きました。「メタルマクベス」や「キャバレー」の時はまだ周りに助けられ、そして食われている感がありましたけど、もうそんな面影はなかったですね。そして、そこに絶妙なポジションで絡む片桐さんと皆川さんの表現力の素晴らしさといったら!これぞ舞台という醍醐味と幸福な満腹感を抱かせていただきました。

あー面白かった!

2009年6月12日

しゃあ

ボーナスいただき。今回の使い道はちょっと考えよう。

【読了本】
三谷幸喜&清水ミチコ「かみつく二人」(幻冬舎)

実は三谷さんはエッセイよりもこのシリーズのほうが好き。噛み合ってきましたね。いやー笑った。


2009年6月11日

おあいそ

ここしばらくCDを買っても、聴くのは携帯プレイヤーかパソコンのプレイヤーばかりだなぁ。
心の落ち着きを取り戻すべく、ってなわけでもないですが、久しぶりにCDをデッキに載せてみました。こないだ買ったばかりの「ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2008 」です。

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初ボーナスで購入した安物(だけどかわいい)デッキ

音楽は基本的にライブ以外はどんな手段で聴いても似たよーなもんだ、なんて嘯いてるのですが、やっぱイヤホン+おもちゃで聴く形態と、音に全身を委ねる形態では受け止め方も違ってくるもんですね。

夜のタンゴはやっぱりいいなあ。

*****

スイスつながりというわけではないですが、同じくスイスはモントルーにて本年度日本代表チームの初国際試合がマニアの間で絶賛開催中。

・「モントルーバレーマスターズ

たぶん観ないだろうなあと思いつつも、一応予約はかけてましたんで、録れたかどうだかチラッと再生してみた所、お久しぶりなケニア選手の姿が目に入りました。あどけなさという水分が抜けちゃったなーという印象。バレー、楽しんでるのかなあ。週末に余裕があれば、せめてケニア選手のプレーぐらいは観たいですが、はてさて。

日本チームは目下二連敗中のようで、せっかちさにおいては私もワリと自信があるほうですけど、世のネットファンさんたちはそれ以上なんすかね?アテネ軍団を骨の瑞までしゃぶりつくしておきながら、そしてこの大会は過程重視とかなんとか言いつつ、出るわ出るわの文句の嵐。今年ぐらいは放っておく我慢を持ちなさいよ。

つーか、そんな氷山の一角なんかより、それを支える水面下が今にも崩れ落ちかけていることの方がよっぽど問題だと思うんですが、この世界はあまりに閉鎖的かつ内輪過ぎることが当然のこととしてまかり通りすぎといいますか、まぁ代表ファンの位置が一番幸せであるように出来てるんでしょうかね。

2009年6月10日

テレビ狂

朝、慌てて手近にあった文庫本を引っつかんで家を出たんですが、電車で中を見ると西澤さんの「依存」でした。他に読むものもないので、おとなしく読みながら、ふと思ったこと。このシリーズのヒロインであるタカチって鈴木京香さんだなぁと。ここ連日「きらきらひかる」を観ていたせいかもしれませんけど、このドラマで鈴木さんが演じておられた「杉裕里子」キャラがピッタシカンカンなんですよね。

テレビで思い出しましたが、イトイさんとこのHPにて伊丹十三さんプチ特集(「天才学級のきざなヤツ?」)が組まれてますね。テレビマンユニオンはドキュメンタリー界においても音楽界においても稀有な存在ですが、「タンポポ」のメイキング裏話ってのが個人的にドツボでした。

実はこれ、大昔(当然まだ伊丹さんが生きておられる頃に)偶然テレビで見たんですよ。既にエッセイの大ファンではあったんですけど、とにかくその作りこみ方の細かさに驚きおののいた記憶がありまして、ほんとにものすごくおもしろかったんです。そう、それこそね、その後実際に見た映画よりも。

子どもの頃からテレビが大好きで大好きでたまらず、人生の一部をちょっと踏み外してしまったほどのテレビ好きとしては、ここ最近のテレビのつまらなさは怒りを通り越して悲しいものがあります。もっと面白い道具だと思うんだけどなあ、テレビって。

2009年6月 9日

エンドレス

ネットニュースを見ていましたら、訃報欄に小山清茂さんのお名前が。まだご存命だったということに驚いたのはどうやら私だけではなかったようですが、失礼をお詫びすると同時にご冥福をお祈りいたします。

先日のコンサートでは、その小山さんの曲を演奏したのですが、早速そのコンサートDVDをご送付いただきましたので(感謝!)夕食後ひとしきり鑑賞させていただきました。

引きの映像が多かったためか、あまりヤバいシーンは見受けられず、全体の出来は予想よりもまあまあ良かっただけに、なおさら自分の練習不足が悔やまれるところとなりましたが、それよりもあらためて思い知らされたのは自分の姿勢悪さですね。隣がデカイお兄ちゃんだったこともありますが、そういう問題ではもちろんなくって、これまた前々から気になっていたのですが、もしかすると良くないのは背筋の伸ばし方というよりも首の据え方なんじゃないか、という気がしてきました(大元は繋がっているわけですが)。鏡というよりも、一度ビデオに撮って観たほうがいいのかもしれませんなあ。

*****

今更ながらにドラマ「きらきらひかる」のダビング作業なんぞを。
オンエア当時はあまり真剣に見てなくって、数年後レンタルビデオ屋で気まぐれに借りたらハマっちゃいまして、毎晩徹夜覚悟で見続けたんですが、今にして思えば脚本も私の好きな井上さんで、このキャスト。そりゃハマりますわなあ。これをDVD化する前にプロデューサーの山口さんがフジを辞めちゃったのが返す返すも残念でなりません。事こうなると、NG集もちょっとした価値ですな。

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脚本も「きらきら」

2009年6月 8日

さあて

ぼちぼち身辺整理と行きますかねー。

2009年6月 7日

けいさんづくし

部屋の中があまりに酷いことになってきましたので、仕方なくお片付け。今夏のブルーレイ移行を視野に入れて、HDDの中身をRAMにじわじわとダビング保存すると同時に、中身不明のDVD&CDの山も分類整理・・・なんてなペースじゃ、さして片付くはずもありません。そんな中、未見DVDを少しでも消費せねばと鑑賞した一枚は

第10回Vリーグ「Springs vs Arrows」
(2004.1.10/佐賀県総合体育館)

もしも私がバレーボールをW杯から見始めていればなぁ...というシーズン。
東レはルーキー大山&荒木、内定リベロ濱口選手を擁し、セッターは小玉選手、WSにはアダムス選手ならびにキャプテン就任ホヤホヤの向井選手という布陣です。あ、センター対角は冨田選手。のべつまくなし応援団は今も昔も変わりませんね。

Springsはセッター鶴田ケイさん、WSはカナコさんと復帰したてのイクさん&ミツさん。センターはサキさんと助っ人さん呉選手。リベロは江口リーさん。監督は山本辰さん・・・ふっ・・・(東レは達川さん)。5年後を予想した人がどれだけ居たのかどうかは分かりませんが、解説が杉山アケさんだったこともあり、なかなか面白い試合ではありました。

*****

イクさんはやっぱりアタッカーですよなあ。つなぎの良さはもちろんですけど、ストレートにクロスにと打ち抜くサマは、そりゃファンも増えるよねぇというカッコ良さですもん。センターの呉さんは、あら意外やブロード型だったんですね。でも高さがありますし、もちろんクイックも打てる選手です。バックではレシーブにも入っておられますよ。りゃー、そらリーさんも辞めたくなりますわなあ。どう見たってアタッカー仕様な方なんですからね、精彩欠きまくりです。カナコさんはこの試合ではあまり調子良くなかったのでしょうか。翌年私が見た試合ではもっとガンガン打って(決めて)た印象です。ミツさんはドーンとして出しゃばらないながらも、仕事は着実にこなす・・・ちょっと今だと例えられる選手が見つかりませんね。サキさんはいつの日も試合を決める選手であります。嗚呼。

かたや東レ、大山加奈選手がこれだけ躍動する試合を見たのって実は初めてじゃないかしらというほどに、前でも後ろでも打ちまくりでした。サーブもジャンサを打ってたんですね。アダムス選手と両輪フル回転です。ははは、東レのWSありき戦術ってのはあらためて伝統芸能なんだなあ。おかげでアラーキー選手は風采いや調子上がらず。色んな意味でルーキーを使うことの是非について考えさせられましたね(ちなみに今季のSpringsがシュリ選手を「全面的」には使わなかったことについて、私はけっこう肯定派)。

試合はSpringsが第1、第2セットと接戦をモノにして、第3セットもストレート決着かと思わせたところで終盤ワンポイントブロッカー投入された芝田選手がいい働きを見せて、そのまま流れを切らずに東レがゲット。この辺りは今見るとなかなかフクザツな心境であります。結局、3,4セットは東レがゲットしたんですが、そういえばSpringsはピンチサーバーを含めても、若手中堅がほとんどコートに入っていませんね・・・。5年後の結果はともかくとしまして、第5セットはもつれた末に20-18でSpringsが取り、なんとか佐賀鬼門ラウンドを乗り切ったのでした。

Springs vs Arrows
(3−2)

試合を通じて光っていたのは、ちょっと風邪をひいておられた?ケイさん(のトス回し)でした。おかげでムック選手のトス回しがどれだけケイさんから継承されたものなのかということも改めてよくわかりました。実に面白い。ケイさんが一番脂の乗っていたシーズンって、実はこの年だったんじゃないかと聞いたことがあったんですけど、確かにそうかもしれないですねぇ。実際、第9〜12回でリベロを中心にもう少し選手層が厚ければ、優勝回数はもう少し増えていたんじゃないでしょうか。
今更グダグダ言ったところでどうしようもないことですけど、この試合のように「良い内容」でもって「勝つ」ことができるようなチームであってほしいものです。

うう、まるで観戦に出かけたかのような日記になってしまいましたが、たまには?まあいいか。

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「今日の一枚」

お気に入りの部屋着なんですが、よく見るとブラウン管・・・時代ですなあ。

2009年6月 6日

ゲンカショウキャク

郵便局預かりの封筒を受け取るべく、自転車にて本局へ。うーん、そろそろこの毛羽立つタイヤを替えなあかんよなあ。後輪のふらつき具合を考えると調整にも出さなヤバいよなあ。つか、新しい自転車欲しいよなあ。

なあなあづくしなところで、はてさてこの自転車っていつ買ったんだっけかな。
調べてみると2002年11月とのことでありました。忘れもしない、大阪から自宅までキコキコ漕いで帰ったあの日から6年以上も経ってましたか。

bycy112801.jpg 犬も生きていた

次の自転車の構想はなんとなくあるんですが(少なくとも缶ビール6本が入るカゴがついてることとか...)基本的には駅の行き帰り5分程度しか使わんのに、いきなり盗られたりしたらシャレならんし、かといって今更ママチャリましてや電動自転車なんてプライドが許しませんし、どうしたもんですかなあ。

*****

昨夜酔っ払った勢いでやろーかと騒いでいたピアノトリオの選曲をなんとなくパラパラ。前々から狙っていたピアソラの「ブエノスアイレスの春」をやってみたい気はあるんですけど、トリオって難しいんですよねぇ。この曲もピアノならともかく、チェロは自信ないしなぁ...。明日ちょっと練習してみましょう。

2009年6月 5日

あわあわ盛

お休み者多数・・・の日に限ってアクシデント多すぎ!帰り際には少々不快なできごともありましたが、返って来た健康診断結果は自覚とは裏腹に良好でしたので、何ヶ月も前からずっと「ビール飲みに行こう」といっていた営業部署の後輩ちゃんとミナミへと繰り出しました。向かった先は心斎橋の沖縄料理屋「えなっく」さん。

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「見よ、この海ぶどうの嵐を!」

食~べ放題♪

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「ユッケユッケユッケ」

卵の色が濃い!ああ、ご馳走様です。

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「らふてー!」

私、世の中の方々ほど「豚の角煮」愛好家ではないんですけど、これは思わず言葉に詰まるほどの美味しさでありました。豚さんすみません。

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「もつ鍋」(+沖縄そば追加)

どんだけ食べるねんな!という感じですが、いやあ意外と入るものですね。次はぜひとも別バージョンのモツ鍋にトライしたいところです。

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「超・定番」

こんなに苦くないゴーヤは初めて食べましたが、これはこれで美味しいですね。

デザートは・・・飲み直しますかと二軒目へ。年末にピアノトリオやるかぁ!とアルコールふんだんな会話をしつつ、あはは飲んだ食べた、そしてジェラートは美味しかった、らしい。

ぐでんぐでんのカラダにJRは事故遅延、よれよれになりながら終電帰宅バタン。こりゃ明日残りそうだな。

2009年6月 3日

払拭

大フィルメンバーによる室内楽コンサートに師匠が出演されることを知り、行ってきました近鉄八尾へ。距離は大したことないんですけど、接続が悪くてちょっと難儀なとこなんですよね。今回のプログラムはフルートがメインということで、フルートの高音がイマイチ得意ではない私としては少々躊躇していたのですが、いやあ行って良かったです。

【プログラム】
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
ベートーヴェン:フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナードニ長調 Op.25
(休憩)
ルーセル:フルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 Op.40
モーツァルト:フルート四重奏曲第3番ハ長調K.Anh.171(285b) 

一曲目は超有名曲ですが、室内楽コンサートの一曲目というのはどうしても楽器を鳴らすためだったり、ハーモニーのバランスを取るのだったりに時間が必要ですから、聴衆サイドも準備運動的な心持ちで・・・ひたすら師匠のボーイングを凝視しておりました。

二曲目は、あらまチェロのない曲でしたか。弦楽器のハモらせ方が上手いですねえ。初期のベートーヴェンは面白い箇所もあるんですが、総じてやはりちょいと退屈でしたので軽く睡眠をとってしまいました。すいません。

休憩を挟んで三曲目ルーセルさんは木管アンサンブルではしばしば名前を目にしたことがある作曲家さんですが、弦楽器混じりの演奏を真面目に聴くのは初めてです。ちょっと印象派的な色彩を感じさせる音が流れたかと思うと、ショスタコーヴィチっぽい無機質メロディーがあったりとで、いうなれば多国籍音楽といったところでしょうか。技巧的にもえらいこと難しそうでしたし、総じてライヴ向きだなぁという印象。

奏者の皆さん(というか師匠)の気合の入り方が1曲目とはケタ違いなのが伝わってきて面白かったです。チェロというのは割合鳴らしやすい楽器なのですが、ゴウゴウ鳴らしゃいいってもんではなく、かといってトリオなんかは特に楽器のぶつかり合いでもありますから、そこで腰が引けていては曲にならない。その辺りの線の引き方がプロの勘所なんでしょうけど、師匠は相変わらず品のある鳴らし方をされてました。美しいメロディーも派手になり過ぎないながらも華やかな音でね。そんな多彩なメリハリがカッコ良いなあと惚れ惚れしてしまいましたわ。

本日の主賓でもあるフルートの野津さん、大フィルでは榎田さんに隠れがちな印象がなくもないのですが、改めてこうして聴かせていただくと、なかなか渋くて良い音だなーとフルートそのものに対する印象も若干変わりました。今回は曲と曲の間でのお話も担当されていたのですが、これがまた好感を持てる内容だったのも大きかったですね。調性の表す重要性なんてのは、これまであんまり意識したことがなかったので新鮮でした。

ヴァイオリンとビオラのお二人は初めてお見かけしたのですが、両氏とも丁寧かつ淡々と折り目正しい演奏をなさる方ですね。カルテットでのメインはあくまでフルートですから高音楽器は多少控えめにされていたようにもお見受けしましたが、ぜひ弦楽四重奏曲での演奏を聴いてみたいものですね。

てなところで、最後に全員が揃ってのモーツァルト3番はカルテットとしてのハーモニーとバランスがよく取れていて聴き応えがありました。曲としても1番より好きだなー。実は1番の演奏後、野津さんの「モーツァルトはフルートが嫌いだったらしい・・・」という説明に、そうだろうなあなんて内心思ってたんですが、3番を聴いてみると、「・・・と言われてますが、それは手紙の中だけでの方便で、こんな素晴らしい曲を書くのだから、本当は違っていたのだと僕らフルート吹きは思ってます」という説明にも納得が行ったのでした。

アンコールは「川の流れのように」
意図はよくわかるのですが、このプログラムに対する選曲としてはちょっと合わない感じ。編曲が微妙だったこともありますけどね。

終演後は出演者の皆さんと交流会なんてなアナウンスがあったのですが、お客さんのほとんどが地元の方たちのようでしたし、時間もお天気も不安でしたので、さっさか帰宅させていただきました。

2009年6月 2日

なんやか

めざましうらない1位「なにをやってもうまくいく1日」とのことでしたが

家を出ようとすると激しい腹痛が・・・。

原因はたぶん間違いなく消費期限を気にしながらコーヒーに入れた豆乳ですので、自業自得としか言いようがないんですが、腹痛って辛いんですよねー。まぁなんとか会社に辿り着き、よく効くと評判の(常備)胃腸薬を飲んだら、ホントによく効きましたんで、ひとまずやれやれ。

2009年6月 1日

コールドビズ

風の便りによるとデンソーさんの去就が発表されたようで、私の中で好感度の高いベスト3が揃いも揃って引退もしくは移籍の模様。となると残るのは達川さんと意を同じくする者か、達川さんの意のままになる者だけってことですか。つまらんなあ・・・ハッ!

読了本
井上ひさし「手鎖心中」文春文庫

記憶のかなたに近いその昔に直木賞を受賞した表題作と、そして「江戸の夕立ち」という作品が収録されてるんですが、個人的には後者の方がよかったです。若旦那と幇間の珍道中が描かれているんですが、威勢のいいセリフに笑わされながらも漂うせつなさがたまらなくって、通勤時間があっという間でした。こういう本を読むと久しぶりにまた時代小説に手を出したくなりますね。

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