2009年6月 9日

エンドレス

ネットニュースを見ていましたら、訃報欄に小山清茂さんのお名前が。まだご存命だったということに驚いたのはどうやら私だけではなかったようですが、失礼をお詫びすると同時にご冥福をお祈りいたします。

先日のコンサートでは、その小山さんの曲を演奏したのですが、早速そのコンサートDVDをご送付いただきましたので(感謝!)夕食後ひとしきり鑑賞させていただきました。

引きの映像が多かったためか、あまりヤバいシーンは見受けられず、全体の出来は予想よりもまあまあ良かっただけに、なおさら自分の練習不足が悔やまれるところとなりましたが、それよりもあらためて思い知らされたのは自分の姿勢悪さですね。隣がデカイお兄ちゃんだったこともありますが、そういう問題ではもちろんなくって、これまた前々から気になっていたのですが、もしかすると良くないのは背筋の伸ばし方というよりも首の据え方なんじゃないか、という気がしてきました(大元は繋がっているわけですが)。鏡というよりも、一度ビデオに撮って観たほうがいいのかもしれませんなあ。

*****

今更ながらにドラマ「きらきらひかる」のダビング作業なんぞを。
オンエア当時はあまり真剣に見てなくって、数年後レンタルビデオ屋で気まぐれに借りたらハマっちゃいまして、毎晩徹夜覚悟で見続けたんですが、今にして思えば脚本も私の好きな井上さんで、このキャスト。そりゃハマりますわなあ。これをDVD化する前にプロデューサーの山口さんがフジを辞めちゃったのが返す返すも残念でなりません。事こうなると、NG集もちょっとした価値ですな。

2009061102.jpg
脚本も「きらきら」

2009年6月 8日

さあて

ぼちぼち身辺整理と行きますかねー。

2009年6月 7日

けいさんづくし

部屋の中があまりに酷いことになってきましたので、仕方なくお片付け。今夏のブルーレイ移行を視野に入れて、HDDの中身をRAMにじわじわとダビング保存すると同時に、中身不明のDVD&CDの山も分類整理・・・なんてなペースじゃ、さして片付くはずもありません。そんな中、未見DVDを少しでも消費せねばと鑑賞した一枚は

第10回Vリーグ「Springs vs Arrows」
(2004.1.10/佐賀県総合体育館)

もしも私がバレーボールをW杯から見始めていればなぁ...というシーズン。
東レはルーキー大山&荒木、内定リベロ濱口選手を擁し、セッターは小玉選手、WSにはアダムス選手ならびにキャプテン就任ホヤホヤの向井選手という布陣です。あ、センター対角は冨田選手。のべつまくなし応援団は今も昔も変わりませんね。

Springsはセッター鶴田ケイさん、WSはカナコさんと復帰したてのイクさん&ミツさん。センターはサキさんと助っ人さん呉選手。リベロは江口リーさん。監督は山本辰さん・・・ふっ・・・(東レは達川さん)。5年後を予想した人がどれだけ居たのかどうかは分かりませんが、解説が杉山アケさんだったこともあり、なかなか面白い試合ではありました。

*****

イクさんはやっぱりアタッカーですよなあ。つなぎの良さはもちろんですけど、ストレートにクロスにと打ち抜くサマは、そりゃファンも増えるよねぇというカッコ良さですもん。センターの呉さんは、あら意外やブロード型だったんですね。でも高さがありますし、もちろんクイックも打てる選手です。バックではレシーブにも入っておられますよ。りゃー、そらリーさんも辞めたくなりますわなあ。どう見たってアタッカー仕様な方なんですからね、精彩欠きまくりです。カナコさんはこの試合ではあまり調子良くなかったのでしょうか。翌年私が見た試合ではもっとガンガン打って(決めて)た印象です。ミツさんはドーンとして出しゃばらないながらも、仕事は着実にこなす・・・ちょっと今だと例えられる選手が見つかりませんね。サキさんはいつの日も試合を決める選手であります。嗚呼。

かたや東レ、大山加奈選手がこれだけ躍動する試合を見たのって実は初めてじゃないかしらというほどに、前でも後ろでも打ちまくりでした。サーブもジャンサを打ってたんですね。アダムス選手と両輪フル回転です。ははは、東レのWSありき戦術ってのはあらためて伝統芸能なんだなあ。おかげでアラーキー選手は風采いや調子上がらず。色んな意味でルーキーを使うことの是非について考えさせられましたね(ちなみに今季のSpringsがシュリ選手を「全面的」には使わなかったことについて、私はけっこう肯定派)。

試合はSpringsが第1、第2セットと接戦をモノにして、第3セットもストレート決着かと思わせたところで終盤ワンポイントブロッカー投入された芝田選手がいい働きを見せて、そのまま流れを切らずに東レがゲット。この辺りは今見るとなかなかフクザツな心境であります。結局、3,4セットは東レがゲットしたんですが、そういえばSpringsはピンチサーバーを含めても、若手中堅がほとんどコートに入っていませんね・・・。5年後の結果はともかくとしまして、第5セットはもつれた末に20-18でSpringsが取り、なんとか佐賀鬼門ラウンドを乗り切ったのでした。

Springs vs Arrows
(3−2)

試合を通じて光っていたのは、ちょっと風邪をひいておられた?ケイさん(のトス回し)でした。おかげでムック選手のトス回しがどれだけケイさんから継承されたものなのかということも改めてよくわかりました。実に面白い。ケイさんが一番脂の乗っていたシーズンって、実はこの年だったんじゃないかと聞いたことがあったんですけど、確かにそうかもしれないですねぇ。実際、第9〜12回でリベロを中心にもう少し選手層が厚ければ、優勝回数はもう少し増えていたんじゃないでしょうか。
今更グダグダ言ったところでどうしようもないことですけど、この試合のように「良い内容」でもって「勝つ」ことができるようなチームであってほしいものです。

うう、まるで観戦に出かけたかのような日記になってしまいましたが、たまには?まあいいか。

20090607.jpg
「今日の一枚」

お気に入りの部屋着なんですが、よく見るとブラウン管・・・時代ですなあ。

2009年6月 6日

ゲンカショウキャク

郵便局預かりの封筒を受け取るべく、自転車にて本局へ。うーん、そろそろこの毛羽立つタイヤを替えなあかんよなあ。後輪のふらつき具合を考えると調整にも出さなヤバいよなあ。つか、新しい自転車欲しいよなあ。

なあなあづくしなところで、はてさてこの自転車っていつ買ったんだっけかな。
調べてみると2002年11月とのことでありました。忘れもしない、大阪から自宅までキコキコ漕いで帰ったあの日から6年以上も経ってましたか。

bycy112801.jpg 犬も生きていた

次の自転車の構想はなんとなくあるんですが(少なくとも缶ビール6本が入るカゴがついてることとか...)基本的には駅の行き帰り5分程度しか使わんのに、いきなり盗られたりしたらシャレならんし、かといって今更ママチャリましてや電動自転車なんてプライドが許しませんし、どうしたもんですかなあ。

*****

昨夜酔っ払った勢いでやろーかと騒いでいたピアノトリオの選曲をなんとなくパラパラ。前々から狙っていたピアソラの「ブエノスアイレスの春」をやってみたい気はあるんですけど、トリオって難しいんですよねぇ。この曲もピアノならともかく、チェロは自信ないしなぁ...。明日ちょっと練習してみましょう。

2009年6月 5日

あわあわ盛

お休み者多数・・・の日に限ってアクシデント多すぎ!帰り際には少々不快なできごともありましたが、返って来た健康診断結果は自覚とは裏腹に良好でしたので、何ヶ月も前からずっと「ビール飲みに行こう」といっていた営業部署の後輩ちゃんとミナミへと繰り出しました。向かった先は心斎橋の沖縄料理屋「えなっく」さん。

2009060501.jpg
「見よ、この海ぶどうの嵐を!」

食~べ放題♪

2009060502.jpg
「ユッケユッケユッケ」

卵の色が濃い!ああ、ご馳走様です。

2009060503.jpg
「らふてー!」

私、世の中の方々ほど「豚の角煮」愛好家ではないんですけど、これは思わず言葉に詰まるほどの美味しさでありました。豚さんすみません。

2009060504.jpg
「もつ鍋」(+沖縄そば追加)

どんだけ食べるねんな!という感じですが、いやあ意外と入るものですね。次はぜひとも別バージョンのモツ鍋にトライしたいところです。

2009060505.jpg
「超・定番」

こんなに苦くないゴーヤは初めて食べましたが、これはこれで美味しいですね。

デザートは・・・飲み直しますかと二軒目へ。年末にピアノトリオやるかぁ!とアルコールふんだんな会話をしつつ、あはは飲んだ食べた、そしてジェラートは美味しかった、らしい。

ぐでんぐでんのカラダにJRは事故遅延、よれよれになりながら終電帰宅バタン。こりゃ明日残りそうだな。

2009年6月 3日

払拭

大フィルメンバーによる室内楽コンサートに師匠が出演されることを知り、行ってきました近鉄八尾へ。距離は大したことないんですけど、接続が悪くてちょっと難儀なとこなんですよね。今回のプログラムはフルートがメインということで、フルートの高音がイマイチ得意ではない私としては少々躊躇していたのですが、いやあ行って良かったです。

【プログラム】
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
ベートーヴェン:フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナードニ長調 Op.25
(休憩)
ルーセル:フルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 Op.40
モーツァルト:フルート四重奏曲第3番ハ長調K.Anh.171(285b) 

一曲目は超有名曲ですが、室内楽コンサートの一曲目というのはどうしても楽器を鳴らすためだったり、ハーモニーのバランスを取るのだったりに時間が必要ですから、聴衆サイドも準備運動的な心持ちで・・・ひたすら師匠のボーイングを凝視しておりました。

二曲目は、あらまチェロのない曲でしたか。弦楽器のハモらせ方が上手いですねえ。初期のベートーヴェンは面白い箇所もあるんですが、総じてやはりちょいと退屈でしたので軽く睡眠をとってしまいました。すいません。

休憩を挟んで三曲目ルーセルさんは木管アンサンブルではしばしば名前を目にしたことがある作曲家さんですが、弦楽器混じりの演奏を真面目に聴くのは初めてです。ちょっと印象派的な色彩を感じさせる音が流れたかと思うと、ショスタコーヴィチっぽい無機質メロディーがあったりとで、いうなれば多国籍音楽といったところでしょうか。技巧的にもえらいこと難しそうでしたし、総じてライヴ向きだなぁという印象。

奏者の皆さん(というか師匠)の気合の入り方が1曲目とはケタ違いなのが伝わってきて面白かったです。チェロというのは割合鳴らしやすい楽器なのですが、ゴウゴウ鳴らしゃいいってもんではなく、かといってトリオなんかは特に楽器のぶつかり合いでもありますから、そこで腰が引けていては曲にならない。その辺りの線の引き方がプロの勘所なんでしょうけど、師匠は相変わらず品のある鳴らし方をされてました。美しいメロディーも派手になり過ぎないながらも華やかな音でね。そんな多彩なメリハリがカッコ良いなあと惚れ惚れしてしまいましたわ。

本日の主賓でもあるフルートの野津さん、大フィルでは榎田さんに隠れがちな印象がなくもないのですが、改めてこうして聴かせていただくと、なかなか渋くて良い音だなーとフルートそのものに対する印象も若干変わりました。今回は曲と曲の間でのお話も担当されていたのですが、これがまた好感を持てる内容だったのも大きかったですね。調性の表す重要性なんてのは、これまであんまり意識したことがなかったので新鮮でした。

ヴァイオリンとビオラのお二人は初めてお見かけしたのですが、両氏とも丁寧かつ淡々と折り目正しい演奏をなさる方ですね。カルテットでのメインはあくまでフルートですから高音楽器は多少控えめにされていたようにもお見受けしましたが、ぜひ弦楽四重奏曲での演奏を聴いてみたいものですね。

てなところで、最後に全員が揃ってのモーツァルト3番はカルテットとしてのハーモニーとバランスがよく取れていて聴き応えがありました。曲としても1番より好きだなー。実は1番の演奏後、野津さんの「モーツァルトはフルートが嫌いだったらしい・・・」という説明に、そうだろうなあなんて内心思ってたんですが、3番を聴いてみると、「・・・と言われてますが、それは手紙の中だけでの方便で、こんな素晴らしい曲を書くのだから、本当は違っていたのだと僕らフルート吹きは思ってます」という説明にも納得が行ったのでした。

アンコールは「川の流れのように」
意図はよくわかるのですが、このプログラムに対する選曲としてはちょっと合わない感じ。編曲が微妙だったこともありますけどね。

終演後は出演者の皆さんと交流会なんてなアナウンスがあったのですが、お客さんのほとんどが地元の方たちのようでしたし、時間もお天気も不安でしたので、さっさか帰宅させていただきました。

2009年6月 2日

なんやか

めざましうらない1位「なにをやってもうまくいく1日」とのことでしたが

家を出ようとすると激しい腹痛が・・・。

原因はたぶん間違いなく消費期限を気にしながらコーヒーに入れた豆乳ですので、自業自得としか言いようがないんですが、腹痛って辛いんですよねー。まぁなんとか会社に辿り着き、よく効くと評判の(常備)胃腸薬を飲んだら、ホントによく効きましたんで、ひとまずやれやれ。

2009年6月 1日

コールドビズ

風の便りによるとデンソーさんの去就が発表されたようで、私の中で好感度の高いベスト3が揃いも揃って引退もしくは移籍の模様。となると残るのは達川さんと意を同じくする者か、達川さんの意のままになる者だけってことですか。つまらんなあ・・・ハッ!

読了本
井上ひさし「手鎖心中」文春文庫

記憶のかなたに近いその昔に直木賞を受賞した表題作と、そして「江戸の夕立ち」という作品が収録されてるんですが、個人的には後者の方がよかったです。若旦那と幇間の珍道中が描かれているんですが、威勢のいいセリフに笑わされながらも漂うせつなさがたまらなくって、通勤時間があっという間でした。こういう本を読むと久しぶりにまた時代小説に手を出したくなりますね。

 1  |  2  |  3  | All pages