2009年3月10日

花粉舞

微妙な感情を引きずりながらも、努めてにこやかに出社したところ
開口一番「昨日は言い過ぎた」と。
あら、そですか。

釈然としない気持ちがないといえばウソになりますが、基本平和主義者ですし、下手に来られた方に強く出る筋合いはないので、そのままなんとなく週末話やらなにやらでお茶を濁しました。まあよかった、というべきなんですかね。

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昼休み、「がんばれ!バレーボール部No.2」を立ち読み。
買いはしませんでしたが、目的が明確で良いんじゃないでしょうか。どんな形であれ少しでも別会社からバレーボール誌が出ることは嬉しいことですしね。表紙がアレじゃなきゃもっと購買数が上がりそうな気もするんですが、まあそういう人はネットで買えということでしょうか。

ネットであれやこれやと片付けているうちに夜更かし。

2009年3月 9日

タテマエ

昼休み、有休中の上司から不機嫌きわまりない声の電話が入り、そして耳元で怒鳴られ。

はぁ!?

ボケぇいう方がボケなんじゃぁ!と心の中で叫んでみたものの(いちおう関西人ですから)私の昼食はめでたく消化不良状態になりましたとさ。あー〇△×!

ふだんなら飲んでさっぱり寝ちまいましょうというところですが、こんなときに限って禁酒を決めたばかり。しかも願掛けでもなんでもなく、単に健康障害が出たという理由ですから飲むわけにはいかず・・・くーっ、時間が解決するのを待つしかないですね。

たまにはこんな日もありますよ、なんて、口ではね。

2009年3月 8日

念願かなって

試合には勝ったことだし、しかもストレートなので時間もまだ早い。
となれば、やはり何かおいしいものを食べなければ。ひとまず戻りますか。
在来線でも余裕・・・あっ!

さくらぐみ!」

知る人ぞ知る赤穂のピザ&ナポリ料理屋さんですが、なんしか遠くてねー。お弟子筋にあたる明石のCiROへ先に行ってしまう格好になっていましたが、本家本元の存在は気になっていたのですよ。ダメ元で予約電話を入れてみたところ、19時ならOKとのお返事。ケータイで乗換案内を見てみれば、赤穂線のタイミングもほぼベストです。運はこちらを向いている!

赤穂線に揺られること1時間、播州赤穂駅に到着。タクシーで風情ある町並みを走り抜け、あっという間に到着。近かったのねー。時間が遅かったためかメニューはコースのみとのことでしたが、この際なんでもOKです。

メニュー(手書きのメモを最後にもらった)をつらつら書いてみます

突き出し
・いかなごのフリッター

前菜3品
・剣先イカのグリル プンタレッレのサラダ
このプンタレッレという野菜は初めて食べましたが、面白い食感ですね。かたくも柔らかくもなく美味しいです。日本でも作れるのでしょうか。

・太刀魚にんじんサラダ ポンペイ風
煮たニンジンはあまり好きではないのですが、これはギリギリOK

・アサリ・ズベタ貝のズッペッタ、ほうれん草ソテイとクレーマディピゼッリ
まー普通に美味しい。

ピザ
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マルゲリータ/カキとカリフラワーのカレー風味

ワガママを言いまして、もともとトマトベース2種類だったところを、(坂越の)カキに変えてもらったのですが・・・トマトの方がシンプルで美味しかったです。チーズとの相性もそりゃまあベストだなと。トマトの美味しさをより深く味わえたということで、良しとしましょう。

パスタ
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ヅィーティのパスティチョ、短角牛のポルペッタ

チーズで繋がれたマカロニ風パスタと肉団子とそしてトマトソース。肉団子はひき肉そぼろ状態の方がいいなー。パスタはチーズの風味が効いていて美味しかったっす。

メイン
・チヌのアルフォルノ

「あー、なんでしょうねこの美味しさ」
「塩がなんか違うことないですか?」
「言われてみればそうかも」(そして赤穂は塩の名産地)

塩とハーブ、そしてニンニクの味付け具合が絶妙でした。
(でも、その後はげしく喉が渇いた原因にもなった)

デザート
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パンナコッタ/ジェラートカプラ

このジェラートが、まーた美味しいのですよ。しつこくなく、それでいてまったりサッパリ。なんかこの酸味はチーズみたいな・・・チーズ入ってる?てな話をしていましたら、会話を耳にしたらしき店のお兄さんに「チーズは入ってません」と言われてしまいました。「材料はやぎのミルクと脱脂粉乳、練乳にハチミツ(この辺あやふや)・・・あ、コーンスターチも入ってますが、チーズは入っていません」と念を押されてしまいました。チーズ嗅ぎわけ名人を連れて来れば一発で分かりそうなものですが、きっとその前にこの店には入れないだろうなあ、チーズ嫌いさんは。

エスプレッソ
こんなに濃いのを飲んだのは初めてでしたが、ものすごいエキスといった感じで、こんなにちょっとでも満足できるのねー。新発見でした。

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お会計を済ませて播州赤穂の駅に着いてみれば、これまたいい具合に野洲行きの新快速が待っているではありませんか。

ああ、終わりよければすべて良い一日でしたね。


ファイナルきっぷ

ちょっと身辺がゴタゴタしていたところにもって、朝、地震があったりなんかして、やだねぇってな気分を引きずりながら岡山へ。

体育館への道すがらライブスコアを見てみると、あらー、クインシーズがえらい勢いで得点してますやん。こりゃストレートか!?急ぎ会場に入ってみると、ホームゲームにしてはかなり微妙な客の入りです。お隣のスタジアムではファジアーノのJ2開幕戦ですもんねえ。なにも同日同時刻同場所にぶつけんでも、せめてこちらを第2試合にするとかできなかったんでしょうか。

試合は明らかにクインシーズのストレートゲームでしたが、シーガルズさんが微妙審判を巻き込んで第3セットデュースから何とか第4セットへと持ち込みました。互いに大きな欠陥を抱えるチーム同士ですが、今日はシーガルズがクインシーズの破壊的な勢いに呑まれるままにゲームセット。こんなに森選手が精彩を欠く試合も珍しいですし、実際それでは勝てませんよなあ。

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さあさあ第2試合です。
今日はゲストのスーパーバンドさんの生演奏に合わせてキッズエスコート入場。
企画としては悪くなかったと思うんですが、段取りがサイアクを通り越して失礼極まりなく、格別スーパーバンドファンというわけでもない私ですら申し訳ない気持ちになってしまいました。

だってね、歌が始まってから終わるまでに整列、入場、写真撮影、ハイタッチ、そして就実高校の後輩さんからムック選手への花束贈呈までをこなしちゃったんですよ。当然のことながら歌の途中でもお構いなしにアナウンス入れまくり、あろうことかそのたびに(生)歌のボリュームを下げるという暴挙に出てました。どういう神経してるんでしょう。スーパーバンドはプロの歌い手さんですよ。CDでもなければシーガルズでもないっての。

そんな不快な気分のなかでも気になった就実高校の後輩さんは、予想通り石井優希選手でした。

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ひさびさ就実出身のプレミア選手となりますか

Springs vs Airybees
(3-0)

前日の試合内容からするとSpringsが勝たなきゃヤバいよなぁ。でもファイナルを見据えると、どっちの方が・・・?なんて計算してる場合ではやはりなく、コートを見れば、あれれロンドンさん欠場っすか。てなわけで、ライトはお久しぶりな福田選手スタメンです。けっこう好きな選手さんなのですが、この状況でロンドンポジションにとって替わることが出来るようなチーム作りは全くしてこなかったエアリービーズ。どうにも元気がありません。や、福田選手は元気でしたけどね。他の選手が皆さん揃いも揃って影が薄く、いつもなら第1セットから決めまくりのブロックもまるで音沙汰無し。

かたやSprings、こちらは珍しく試合前から皆さんちょいと気合の入ったご様子でした。ま、相変わらずなお見合いミスもあったんですが、コート内の気持ちが切れなかったですね。相手ミスにも助けられつつ最終盤、ムック選手に替わって入ったカナコさんがサキさんとともに見事ブロック。最高ですな!!ベンチのムック選手も札を持って大喜びですよ。最後は相手サーブミスにて第1セット奪取。

つづく第2セット。中盤で舞子選手のサーブが面白いように決まりました。このローテ(前衛が#17-#3-#1)で連続得点できりゃ強いですわなー。終始リードを保ちつつ、またもワンポイントで入ったカナコさんが入り、3枚ブロック24点目。いやあ来ましたねカナコさん!

第3セット、序盤でSpringsがあちゃー!なミス連発。そしてその点差がそのまま続いた格好となりました。さすがにこのセットはダメかいなーと思ったところでカズ選手サーブ到来。ここで連続が出なきゃ第4セット行き、でもなんか意地を見せてくれるんじゃないかと内心期待してたんですが、いやー、この辺のど根性といいますか、集中力はやっぱ凄いもんがありますね。何連続だったのかしら、5点差をひっくり返してマッチポイント王手にまで持っていってしまいました。サーブ+ブロック+レシーブの連携がカンペキでしたね。実はアン選手が#4の札を手にベンチに入ってたんですが、ユウ選手がブロックとアタックそしてダイレクトと決めまくるもんですから、そのまま試合が終了してしまいました。ほーっ。

ヒロインインタビューは舞子選手。相変わらずクールな受け答えをしている間、
ムック選手はといいますと

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ひとしきりローガン選手にお説教されてました。試合全体についてのことなのか第3セットのことなのかは分かりませんが、まあそれぞれにいろいろな考えがあるでしょうしね。怒られポジションは大変ですね。

実は久しぶりに生観戦したお連れさんにも「橋本さんはどっか(体の)調子悪いんですか?」と聞かれまして、そらまー、あちこち壊しておられそうなのは確かですが、何か気になります?

・・・なにやらバレーがもさっとして見えるのだそうで、特にオープンのトスが気になるご様子。うーん、ずっと見続けていると違いが分からなくなってきてるのでしょうか、私。そこまで盲目的なファンではないと想いますが、そうはいっても基本はムック選手のプレー=Springsのバレーであり、そしてそれを肯定的に受け止めるというスタンスですからねえ。ま、何を思ったところでどうすることもできやしないのですが、なにやら気になってしょうがなくなってまいりました。あいやーちょっと混乱。

このスタメンになってようやく1ヶ月。ワンジョ選手と舞子選手とではプレースタイルも役割も大きく違いますし、頼りのサキさんは相変わらず跳ばずの戦いを続けておられる状態。そんな中で試合を構築していくことは予想以上に大変だろうと思いますが、やはり改善の鍵はローガン選手とのコンビ如何ということになるのでしょうか。とか何とか書いてみつつも、我ながらトンチンカンなことを書いているとしか思えず・・・正直よく分かりません。

ま、私にできるのは選手の皆さんがとにかく少しでも良いコンディションでファイナルを迎えられるよう祈ることだけですね。

ひとまず今日もお疲れ様でした。

2009年3月 7日

ぐるぐる抜きで

朝からいろいろとドローンドヨーンな出来事勃発。ぐわあ。

気を取り直して楽器をちょいと触り、そしてカルテット練習へとお出かけ。
お久しぶりの方々とリハビリがてらの小曲をこなした後、シューベルトの「死と乙女」をやってみますか1楽章。ゆっくり弾き始めたはずが気付けば熱血、これってけっこうCDテンポじゃないですか?それもこれも1stVnが上手いから出来ることなんですけどね。んじゃ3楽章やりますか。4楽章は3楽章が終わったときのノリで考えましょーいっちゃえー。おもしろー。

グリーグは予想以上に難しいことが判明。これは練習しなきゃどうにもなりませんね、また今度。モーツァルトのディベルティメントは普通に面白いっすな。
てな感じで、はてさて何がいいかな。個人的にはシューベルトの15番やりたいんですけどねぇ。

練習後、お茶会しながらメンバーの意外な共通項が判明。私以外(全員既婚)の配偶者はみなさま教員。あらお堅い。あ、「―Nekoちゃんも」ってのは無しでお願いしますよ。ま、かくいう私も資格だけは小学校の教員免許持ってるんですけどね。

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おー、デンソーは負けちまいましたか。なんかそんな気がしてましたけど、バンブーはJTにスト負けと。相性とかなんとかあるんでしょうけど、それにしてもなあ・・・負けんなや!んでNは東レに負けましたか。今季照準は東レ(そういえば昨年覇者)つうことですね。有力高校に大金次ぎ込んでおきながら、しれーっと春高バレーやってますけど、ここにも負けたくないっすよな。

そろそろSpringsも自チーム内の攻防から先に進みましょうや。

2009年3月 6日

ワイドショー的に

朝からプチ荒れ。あんなことやそんなことや、某氏がちょっと気の毒になった一日。
堂島(チョコ)ロールを買いに行こうかと思ってたんですが、それどころじゃなかったです。

帰宅してネットニュースにびっくり。

緒川たまきさんとKERAさんが結婚て!

えええええーうわー。

どちらもかな~り好きな女優さんそして作家さんですからねえ。
思い起こせば芝居にハマったキッカケのひとつは緒川さんが出演した舞台作品ですし(そして最初に遠征したのも、この作品)KERAさんの「ノーアート・ノーライフ」といえば、私の人生史上もっとも笑った作品の一つなんですよ。そう思うと感慨深いですね。

ただ、今んとこ緒川さんの魅力を存分に引き出してる作家はKERAさんよりも岩松了さんじゃないかと思うだけに、まあKERAさん頑張れよと。そして末永くお幸せにっと。いやもうマジで。

それにしても久々ビックリしましたわ。やるなあ~。

2009年3月 5日

あれやこれや

なんのかんのいいつつ、晴れは気持ちいいですねえ(花粉症じゃないので)。
仕事も良い感じで片付き、気分よく帰宅した勢いでチェロケースの蓋を開けてみると弦がゆるゆるになってました。切らないように気をつけながら丁寧に調弦...したところで今日は終わり。コンサートは5月末なんですが、近々カルテットの練習があるのでちとヤバし。明日は弾かねば。

Springs公式更新。
ははは~、ミナミ選手はファンの喜ぶツボを分かってらっしゃる。"ムック船長"の表記にククッと笑ってしまいました。でも、はだしのゲンは・・・怖いんだよー(ヒロポンという単語はこのマンガで覚えた)。しかし佐賀大会試合後フォト、異様なアイシングに撮影者さんは何も思わなかったんですかね...。

〇読了本
・広瀬正「T型フォード殺人事件」(集英社文庫)
めずらしく表紙買いしてしまいました。しかもSFだったのねコレ。や、昔は筒井(康隆)さん全集を読みふけってたぐらいですし、カート・ヴォネガット・ジュニアも面白く読める人間ですから抵抗はないんですけど。

クラシックカーのモデル製作を生業の一つとしていた著者ならではの、T型フォードについての記述だけでも読む価値ありですが、ひさびさに物語の中でふっと自分が浮遊する感覚を味わいました。SFって世界そのものが動きますから尚更ですよね。暗くもなく明るくもない中庸な感じはけっこう好みです。

2009年3月 4日

一段落

最近すっかりめっきり見なくなってしまったテレビドラマですが、昼休みテーブルでテレビ雑誌を見ながら「夜光の階段」が話題になりました。

だってねー、夏川さんに余さんに、極めつけは荻野目(もちろん慶子)さんですよ。主役の藤木さんなんて霞みますってば。松本清張ファンとしても気になりますね。テレ朝は推理モノだけは面白いので期待してますよ。とか言いつつ忘れそうですけど・・・

読了本
・水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎(5)

ひそかな有名作品「かまぼこ」収録の巻。
これも面白かったですけど、他作品も含めてこの5巻は充実してますね。
陰摩羅鬼、ああここにも京極さんの素が。

さてと、次はやっぱり「墓場鬼太郎」ですよな。

2009年3月 3日

高楊枝

昼休み、給湯室でコーヒーを淹れながら後輩ちゃんに我が家で飼っていたハムスター(戦慄)の歴史について熱く語っていたところ、興奮のあまりコーヒーの粉を床にぶちまけてしまいまして、ブンブンと大嫌いな掃除機をかける羽目になりました。

これは数少ない平和な一枚
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「子ハム(スター)ちゃんたち」

*****

小沢一郎(氏)秘書逮捕のニュースが飛び込んできました。
私の苦手な小沢さんは基本的に親方田中角栄さんとさほど変わらぬ政治手法の人だけに、かなりの打撃となりそうですね。

去年、水沢(岩手)に行った時、高架や河川の工事を横目に「ここは小沢さんの地元だから」と仰ったタクシー運転手さんの言葉は「やっぱりそうなのかー」というものでした。しかし、それだけで判断するのもこれまた早計、明らかに70歳を過ぎたお年寄りがバスの運賃箱に小銭を入れていた姿に衝撃を受けた記憶も忘れられません。

地方行政(財政)の厳しさについて都会人はもっとマジメに考えなきゃいけない。地方の(育てた)食い物で生きてるんだということを、もっと自覚せなあかんと思うのですよね。かといって小沢世代のように手っ取り早い土木工事に頼るだけでは地方はますます立ち行かなくなります。地方分権だなんて現時点では言葉だけの世界。
・・・スポーツはそこに大きく関わることができる力があるんじゃないのかなあ。

〇読了本
・水木しげる
ゲゲゲの鬼太郎(3)
ゲゲゲの鬼太郎(4)」(講談社漫画文庫)

京極(夏彦)さんの原点はここなのか。


2009年3月 2日

弱音吐きつつ

ココ最近で一番共感したかもなあ、ほぼ日「今日のダーリン」
「やせがまん」ってものすごく大事だと思うんですよ。ここぞという時にコレが出来ない人とは付き合えませんもん。ただ、どこでその線を引くかというところで微妙に関係性が変わってくるのが面倒なところ。でもやっぱ意地でも意地だけでも弱味を見せちゃいけない部分ってあると思うんですよね。オマエが言うなって言われそうですけど

イヤなことより良かったことを、嫌いなことより好きなことについて熱く語りたい。

〇読了本
・水木しげる
ゲゲゲの鬼太郎(1)
ゲゲゲの鬼太郎(2)」(講談社漫画文庫)

記念館に行って以来ずっと読もう読もうと思ってたんですけどね、ようやっと取り掛かることができました。
なんだこの面白さ!人間の想像力ってのはすごいもんですなー。猫娘はこんなキャラだったのかー、笑えます。土の匂いがする背景、怪奇な中にちりばめられたシャレっ気とユーモア、すごいなーすごいなーと心の中で叫びっ放しでした。

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