2009年3月31日

守ってはくれない

昨日のトラブルが活きた格好となり、つつがなく一日終了。去年の今日はおぞましかったなあ。

読了本
・関川夏央「豪雨の前兆」文春文庫

関川さんの文章は知識とユーモアそして現実のバランスが凄く好きなんですが、この本も外れなく良かったです。飾らない筆致がまたいいんですよねぇ。ところどころに散りばめられた鉄道オタク要素、吉行(淳之介)さんとのすれ違いエピソード、伊丹十三さんのエッセイに抱いた複雑な感情など読みどころ満載でした。

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V4度のNEC男子、廃部を検討/バレー(SANSPO)

理由(言い訳)は腐るほどあるでしょうが、実質、便乗廃部表明第一号ですか。
有望新人を揃えて「これからが魅力」といってもねぇ、チームの柱となる中堅ベテランをみすみす放出しておいて世代交代を成功させるのは難しいでしょう。スタッフ陣は基本的にOBの使いまわしですし、やり口がなにかと典型的大企業なのが引っかかるんですよ、この会社いやチームは。アスリートにとって終身雇用とははたして盾なのか壁なのか…。

2009年3月30日

じわり

なかなか気温が上がりませんね。このままだと週末の有明は寒いだろうなあ。暖かくして出かけなくては。

朝から晩までトラブル続きの一日だったんですが、なかでも定時後に発覚したトラブルは、もしも明日の年度末に起こっていたらと考えただけで寒気がするほどのことでしたから、ひとまず今日のうちに起きてくれたことに感謝です。
めちゃくちゃお腹が空いたので、後輩と軽くゴハンを食べて帰宅。

週末はセミファイナルだというのに仕事がバタバタしていることもあり、気合の盛り上がりが足りない感じですが、頭の中の妄想シミュレーションはけっこう好調です。いつも以上に居酒屋トークなので、文字にはしかねますが…。

読了本
・東野圭吾「探偵ガリレオ」文春文庫
こんなハイテク犯罪者が巷にあふれては困ります。
優秀な頭脳はもっと世のため人のために使っていただきたい。

やっぱり相性わるいなあ。

2009年3月29日

ある休日

朝、しょっつるおじやを食べながら「サンデーモーニング」を見ていますと、吉田茂邸焼失のニュースをヘタウマな絵を使って女性アナウンサーが解説していたのですが、その作りだけでも正直ゲンナリだったところにもって、アナウンサーの話しっぷりが常に嬉しそうなのが不愉快でたまらず。そんなアナウンサーをニュースに使いなさんなよ。改革改革と騒ぎながらこれだからTBSは・・・。

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来週以降の録画に備えて予備HDDの中身整理をしていたところ、OQTポーランド戦録画を発見。消す前にザッと流し見してみますと、この試合はカナコさんがワンポイントブロックを決めまくり、そしてミユキさんも出場してたんですね(だから残してたのか)。

いやー、カナコさんの表情が生き生きしてますなぁ。良い話がちっとも聞こえてこなかった代表チームでしたけど、中に居た人たちの思いは別やったんでしょうね。リーグ始まってからしばらくはカナコさんも顔色冴えなかったもんなあ。でも最近はちょっと元気になってこられた感じがするんで、セミファイナルでは活躍期待してますよ。

そして、うわー懐かしいミユキさんのアタックそしてレシーブ。ものすごく久しぶりに見たような気がしますが、やっぱりカッコいいですねえ。今季はリハビリで終わってしまうのかもしれませんが、ファンは待ってますからね。無理せず、ぜったいに復帰してくださいよ。

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セミファイナル前に美容院に行っとかなきゃと電話したところ
「今日は一杯なんやけど、営業時間後でよかったら切りますよ」とのこと。
そんなご厚意を受けるのは気が引けましたが、今週の定時退社はまず無理ですし、この髪で2週間持たせるのもさすがにキビシイ。

てなわけで、夕飯を食べたあと美容院へ。いやー申し訳ない。今後はちゃんと前もって電話するようにします。

2009年3月28日

挑戦?

春の風物詩いかなご。
今年は不漁のために入荷自体が少ない上、売られていても値段は昨年の倍。たしか昨年も値上がりしていた記憶がありますから、どんだけ高いねんという話ですね。とはいうものの、やはり神戸市民として1年に1度ぐらいはということで、思い切って購入(したのは母ですが)。たまに食べると美味しいですね「いかなごのくぎ煮」。

夕食はそのいかなごのお隣で安く売られていた兵庫県産ハタハタで、秋田土産のしょっつるを使ってしょっつる鍋を作ることに。しかし、いつものように行き当たりバッタリで作り始めたところ、ゴボウがない、糸こんにゃくもない・・・ないないづくしの鍋となりました。ま、畑のせりを入れたらそれらしくなり、味もけっこー美味しかったので結果オーライ。でも菊菜を入れたのは失敗でしたね。味がぶつかってしまいましたわ。明日の朝はおじやだー。

ついでに今日は山芋と豆腐がたくさんあったので、前々から一度作ってみたいと思っていた「ひろうす作り」にも挑戦してみました。作り方はさほど難しくはなさそうで、レシピによると豆腐と山芋をすりおろし、きくらげ、にんじん、銀杏といった具を混ぜて油で揚げるだけ、とのこと。

まあしかし、料理というのは実際やってみなきゃ分からないもんですね。第一弾は油の中でグズグズに崩れてしまいました。あちゃーと慌てて片栗粉をいれて粘りを出した第2弾。今度もイマイチ良いキツネ色には揚がらず、第3弾はちゃんと手で丸めて大きめのを作ってみたところ、今度はわりと上手いこといきました。次は写真を載せられるような出来になるよう・・・揚げずに焼いてみることとします。

ま、今週のお弁当のおかずが一品できたということで、ひとまずよしとしましょう。

2009年3月27日

結晶

春なのに日ごと寒さがつのるっつうのも、どないなものかしらん。
帰りの電車の中で寝ようかなどうしようかなーと考えつつ手にした文庫本を読み始めたところ、おもいっきり目が覚めてしまいました。

・杉浦日向子「杉浦日向子の食・道・楽」(新潮文庫)

最後のエッセイ集という響きとは裏腹に、もちろんあの杉浦さんがお涙頂戴な文章なぞをお書きになるはずもないのですが、粋で味わい深い随筆の数々に舌鼓を打ちながら、日本酒が飲みたくてたまらなくなり(そして飲んだ)涙腺もちょっとゆるみかけました。

すばらしい、本当にすばらしい。なんでこんな人に限って早く死んじゃうんだよ!!病気がちな人は長生きするって言うじゃん!ああ、もっともっとまだまだ書いてほしかった・・・。

どうか騙されたと思って読んでみてくださいな。文庫本は420円(税込)、けっして高くはないですし、きっと満足を得られる1冊だと確信しますんで。

2009年3月26日

からから

帰りがけ、本屋にて柳原和子さんの「百万回の永訣」を立ち読み。
内容からして立ち読みで済ませる類の本ではないのですが、今これを本棚に置く心の余裕はないので申し訳ない。ただ、流し読みした印象だと前作「がん患者学」の方が興味深かったなぁ。

読了本
・井上ひさし「わが蒸発始末記」(中公文庫)

買うほどのものではないですが、損というほどでもない、より抜きエッセイ集。
井上さんはその作品によって全てが赦されてしまう(と思う)数少ない作家さんですが、それにしたってこんな人と一緒に生活するのは大変でしょうねえ。
宮沢賢治への愛があふれる文章には毎度のことながらジンとしてしまいました。

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夕飯を食べながら、テレビで流れていた「渡る世間は鬼ばかり(最終回)」をちらりと鑑賞。
ありえねーありえねーのオンパレード。これを確信犯的にOKする時点で脚本家も局(TBS)も終わってると思うんですが、まだ続くんでしょうねえ。

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みんな大好き春高バレー!は東九州龍谷の2連覇で幕を閉じたようで、まぁ普通に強いですもんね。準優勝が古川ってのもこれまた2年連続だったようで、えー、お疲れ様でした。

しかし、この高校バレー上位チームの選手がそのまま順調にすくすくと思惑通り育つのかというと、これが一概にそうとは言えないのは面白いというべきなのか、あるいは残念というべきなのか。その意味では東九州龍谷と古川って似てますよね。いずれも名物監督から引き継いだ二代目監督が結果を残しているという点では「これから」の学校なのでしょうが、卒業後今ひとつ伸び悩む選手が多いことや、五輪にもあまり縁がないことだとか、実はマイナスイメージも意外と共通している気がするんですよね。

その意味では、菊間さん(嫌いだけど)の八王子実践はやっぱ凄いのかなーとか、高校での結果は今ひとつかもしれないけど、何年かおきに味のある選手を輩出してるよなー就実、とか、方向性がズレてるんじゃないか須磨女・・・名門もいろいろですなあ。

有望選手の進学先もですが、指導者さんの適材適所についてももう少し考えられて然るべきなのではないかと素人は思います。現実問題として現場にそんな余裕はないのでしょうけどね。

2009年3月25日

生観戦ありき

中西美雁さんが復活されつつある模様ですね。
バレーボールワールドには、密かに愛読させていただいているブログのAutherさんも加わっておられるようで、この人たちのバレーボール観が好きな私としては、やはり期待してしまいます。ただ、この雑誌は男子バレーメインなんですよね。女子バレーもすこし扱ってもらえると嬉しいんだけどなあ。

てなタイミングをもって来週末は男女ともプレミアリーグのセミファイナル(上位4チーム総当たり戦)ならびにチャレンジマッチ(入替戦)開催。えーと、連続ドラマは最終回の1回前が面白いように、リーグでもっとも面白いのはセミファイナルなのですよ。2日目と3日目だけは録画放映がありますが、可能な方は是非とも生で観ていただきたい。

私は机上の100空論よりも、画面の10中継よりも、だんぜん1生観戦派です(好きな音楽や舞台へのスタンスもそういえば似たところがあるかなあ)。選手や出演者と同じ空間の下で、他人のモノサシに振り回されることなく、ただひたすら自分の気持ちだけを頼りに観戦し、そしてそのちっぽけな主観が大きく覆される瞬間の楽しさといったらありませんもの。

応援者としてあるべき姿ではないかもしれませんが、まあ応援もいろんな形があっていいと思いますんでね、私はいつものようにひっそりと念を送りますよ。

2009年3月24日

やりすぎ

ひさしぶりに郵便局へおつかいに出かけたところ、ん?という切手が目に入りました。

週刊少年漫画50周年I」なのだそうで、また50周年コラボっすか。欲しい切手もちらりほらり。でもこれって1シート20枚も入ってるんですよね。1,600円×2はさすがに勿体無い。とはいえ財布を持っていってなくてよかったです。つうかさ、やっぱりどうせ買うなら野球盤でしょ。さすがに場所を食うから買うのは無理なんですけどねぇ。

帰り道、残業食を買おうとコンビニに立ち寄ると、「イブニング」表紙が目に入りました。連載を読むのは単行本第1話のみと決めてますんで、いかんいかん!と思いながら、誘惑に負けて立ち読んでしまいました。軟弱者め!次からは絶対に読まないぞと。

2009年3月23日

ふー

・全身筋肉痛です。そして身体から温泉臭さが取れません。4つも温泉に入って染み付いちゃったんでしょうけど、これって良く考えたらけっこうヤバい匂いだよなあ。

・4月のWOWOWは三谷特集とのこと。「マジックアワー」はDVDを買わなかったので助かります。あっ「アフタースクール」もあるじゃん!
って、録ることよりも観ることを考えなくちゃダメなんですが・・・。

・春高ニュース花盛り。そのほとんどがサンケイ系列だとはいえ、なんだか目眩がするほどです。プレミアには身長という大きな壁があるだけに、高校バレーを全否定するものではないですが、プレミア報道との扱いの落差にはやはり合点が行きません。(バレーボール)人生のピークは高校時代ではないですし、そうであってはならないと思うだけに、まるで春高がゴールかのような報道にどうしても嫌悪感を抱いてしまうんですよね。

2009年3月22日

慌日

昨日と同じく温泉後に朝食へ。バイキング形式でしたが、菜の花山盛り&とろろ食べ放題ってのが嬉しいですね。
くつろぐ間もなく部屋に戻って支度してチェックアウト。バタバタとスキー場行きのバスに乗り込みました。やっぱワンシーズンに一度くらいは滑らないとねー。普段着
に限りなく近い格好でスキーをしてきました。

2009032201.JPG
真ん中に見えるのが田沢湖
山並みも美しかったけれど、カメラを忘れました。ああ無念。

しかし美しい景色とは裏腹に雪質は今ひとつです。湿った雪に板を取られて2回も派手にコケてしまいました。しかもなかなか立ち上がれず、心的ダメージ大。30分近くも休憩した後、何とか気持ちを奮い立たせて再挑戦。リフトとゲレンデのバランスが良いコースを見つけて淡々と滑りました。独りスキーはとにかくケガしないことが第一目標ですからね。

だいぶ膝が柔らかくなってきた辺りでタイムオーバーとなりましたので、リフト券についていたお食事券で購入した生ビールを片手に送迎バンに乗り込みました。場違いですみません。だって飲む時間なかったんだもん。

ホテルに戻り、スケジュールを再考。
予定ではバスで乳頭温泉に行った後バスで田沢湖駅に引き返すつもりでしたが、これだと温泉滞在時間は30分。他に良い方法はないかと時刻表に目を凝らすとジャンボタクシーなるものの存在に気付きました。これだと温泉から空港へ直接連れていってくれる模様です。運賃もちょっと安いし、何より温泉に2時間は滞在出来ます。善は急げと電話で予約も無事完了やったー。心軽くバスで乳頭温泉へ向かいました。けっこうな雪道ですねえ。私が運転したら崖に転落しそうですわ。

最初に到着したのは大釜温泉
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ここはこの乳頭温泉郷でただ一つ硫酸塩泉との事。廃校を利用した建物も湯船も(秋田)杉で作られているようで、なんとも年季が入っています。お湯はいかにも源泉ってな感じで若干刺激的でした。湯温も高く露天風呂なんて確実に43℃以上ありましたね。欲張って浸かりすぎたためか軽く湯あたりしてしまいましたが、なんとか出発。

次は夏に来たいなあと思いながらブナの木生い茂る道を歩き、向かった先は妙の湯温泉です。ここは近代的なお宿で、お風呂も利用者ニーズに立って作られている感じ。さっきより楽な温泉ですなあ。のんびりと浸かりました。

さらに休憩所にはこのようなものが!

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きのこ汁

「ご自由にお召し上がり下さい」との張り紙がありましたので、ご自由にいただきました。空腹に染み渡ります...。

ラストは国民休暇村。
ここはフロントさんの対応が素晴らしく、やっぱり昨晩はここに泊まりたかったなあと改めて後悔。温泉も良かったですよ。田沢湖温泉と乳頭温泉両方の入り比べが出来て面白かったです。個人的には田沢湖のが好きかな。お風呂から急ぎ玄関に戻ると既にジャンボタクシーさんが到着されてました。ギリギリですみません...。

下りの道中はカーブだらけで車酔いしそうになったため、目をつぶっていたら寝てしまい、田沢湖はほとんど見られずでした。あっという間というほどではないですが、つつがなく空港着。荷物を預けてゴハンゴハン!

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わんこ稲庭うどん

美味しかったですよー。具はじゅんさい、山菜、なめこ、とろろ&とんぶり、そして薬味。

売店で土産物なんぞを買い込み、大入り満員の機内へ入りました。アスリートらしき一団と一緒だったのですが、身長からするとサッカー。JFLのチームですかね?皆さん割とお金のかかった格好でしたが、サラリーはいかほどなんでしょ。なんてなゲスな勘繰りをしつつ飛行機は無事に伊丹到着。

やれやれお疲れさまでした。

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