2008年11月10日

高知みやげ

芋けんぴの大袋を給湯スペースに置いておいたところ、大好評だった模様。我が家のおやつはコレとカリントウの率が高かったんですが、各家庭でもけっこう食べてたものなんですかね。

そーいや芋けんぴといえば、どこぞの芝居で女優さんが「芋けんぴで人を殺せば証拠が残らない」と、血まみれの芋けんぴを声高らかに笑いながら食べちゃうというシーンを見た記憶があるんですが、あれはなんだったかなあ。ネタからいって大人計画系っぽいんですが。

帰宅すると、高知から別便で送ったゆず酢と司牡丹の酒が到着しておりました。「竜馬がゆく(6)」も無事に帰ってきましたよ。
やれやれ。

2008年11月 9日

カラガラ

いやあはは、私が昨日文句つけた選手が全員活躍。
見る目ないっすねえ、でも気にしない気にしない。チームが勝てさえすればいいのです。ふふっ。

Springs vs Redwings
(3-1)

ミユキキャプテンout、マイ選手inということで、本日キャプテンはサキさん。
試合前には念入りに準備運動をしつつ、たいそう楽しげに「センター友の会」を開催しておられたので(そしてすっかりキャプテンとしてのサイン業務を忘れていた)すわ出場か!?と期待しましたが、本日もセンターは大友山本選手と平井選手でした。

試合冒頭、最初の得点は平井選手のクイックとなかなかの滑り出し。しかしその後が続かない。うーんうーん、レセプションが崩れたりブロックにかかったりアタックミスしたり。サキさんをムック選手のワンポイントブロッカー起用してました。なんか新鮮。トム選手の調子が上がらないのが気がかりです。

気を取り直して第2セット。これはまぁウソのように走りました。サーブで攻め攻めのお得意ブレイク。サーブが良かったんか相手レセプションが悪かったんか。Springsユウ選手の踏ん張りが目立ちます。昨日の屈辱を力に変えて気迫勝ち。そういやこの人はパイオニアアレルギーもないですもんね。試合中はとにかくずっとムック選手に話しかけておられました。かたやアン選手はえーと、ボーリングでヘロヘロ球でストライク取る人っているじゃないですか、そんな感じ。
そうそう、後衛時カズ選手→コウキ選手の交替も奏効してましたね。

第3セット、文字通り手に汗握る攻防でした。一言でいえば前衛カズ選手が神、だったかと。最終盤は後衛レシーブも持ちこたえてましたしね。マイコ選手も今日はいい所で決めてます。セット終わってメールを打とうと思ったら、指が震えて上手く押せないでやんの。ざまなし。

第4セット、終始リードしつつも終盤追いつかれます。手抜きしてたわけではないんですが、ムック選手、ちょいちょいお試しをやりましたね。ツー(落とし)は拾われましたが、凄まじいツーアタックを決めてました。会場どよめくどよめく。はっは!

トム選手の調子は今ひとつ上がらずじまいでしたが(ムック選手が試合後ながいこと真鍋さんからお説教を食らってたのはその辺かしら)最後23-22からサーブに立ったトム選手、ミスに懲りてフローターに切り替えてたのに、思い切りジャンサ打ってました。うっわーここで打つか。彼女の気持ちの強さを見ましたね。いやさすがですわ。

とまあ相変わらず反省材料も多かったですが、好材料も多い試合でした。
なのでもうね、今出てない(出られない)人は、「むしろ」認められているから出られないのだと思い込むことにしました。チーム内世代格差を考えれば特にリベロ(とセンター)は早急に育てないとあかんわけで、この起用をするしかないんだよなあとも。じっさい今日はレセプション、スパイクレシーブともども良かったですし、リベロだと周りに染まらないあのマイペースさがいいのかも、ですね。

レセプションで思い出しましたけど、トム選手ってオーバーに比べてアンダーでのレシーブは今一つですねえ。これについてはSpringsにはオーソリティがたくさんいますから、ぜひとも学んでいただきたく思います。

いろいろ語りたいことはありますが、寝不足続きにて本日はこれまで。

土佐日記:三日目

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今日の朝食

普段バナナは食べないんですが、今日はなんとなく。力つけとかんとね。

小雨がちらほらする中を日曜市へと向かいました。旅の途中ですから生ものはダメですが、家人から頼まれものの柚子酢と、それから安かったのでライム(3個100円)、大粒の銀杏などを購入。地元常連さんが集う店がいいということにほどなく気づきました。こりゃ楽しいっすねえ。

しかし今日もあまり時間はありません。急いでホテルに戻り、戴いたダンボールに日本酒や柚子酢などを詰め込み、フロントにて宅急便を送る手続きを済ませた後チェックアウト。荷物は確実に減ったはずなのにけっこう重たいなあ・・・(ライム7個のせいです)。しかし、今日の帰りもバタバタするであろうことを考えると、うかつに駅ロッカーに預けるわけにも行きません。予約していた「アンパンマン弁当」を受け取り、さらに増えてしまった荷物を抱えて名所巡りです。

1、寺田寅彦記念館
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寺田寅彦が4歳から19歳までを過ごした家ですが、武家屋敷とあって広いです。障子の張り替えだけでも大変なのだと案内係の方が仰ってましたが、そりゃそうでしょうね。ちょっとはみ出しただけではまらなくなっちゃうんですって。たいそう趣のある御宅でした。こういうお家だとお勉強もできそうです。

2、高知城
城は高台にあるもなだとはいえ、荷物を背負って石段を登るのは辛いものがありました。早くも息切れ。お城に入る時は事務所で預かって頂けたので助かりました。
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今はこうしてズカズカ上がり込んでますけど、その昔ここに入れた人ってほんのほんの一握りだったんですよね。そう考えると何とも不思議な感じです。山内家にあまり思い入れはないものの(竜馬ファンですしね)あちこちを見学しながら当時を想像するのはたいへん面白かったです。

下城後は昼食を食べて体育館に向かう予定でしたが、手頃な店が見つかりません。ウロウロする間にバスを逃しでもしては大変、おとなしくバス停に張り込むことにしました。「竜馬がゆく」でも読んで待ちましょう。と、カバンを開けて気付きました。
宅急便に読みかけの「竜馬がゆく(6)」を入れちゃったよ・・・

*****

試合が終わったのはバスもとうに行ってしまった時刻でした。高知くんだりまでやって来て試合を見届けられないなんて無念ですからね。人混みを縫けながらタクシーを呼ぼうとしたところ、予約タクシーの群れを発見。「一台呼んでもらえませんか」と頼み込んでみると、こちらの必死さが伝わったのでしょうか、「呼んどくから、乗って行き」と快く乗せていただきました。うわぁありがとうございます!信号やら渋滞やらに引っかかりながらも無事はりまや橋へ。「駅からの空港バスは全部ここに止まるから」とのこと、バスがやってくるのを待ちました。

来ません。

時刻表を見て愕然。予定のバスはこの停留所を通らないのです。やって来るのは予定よりも10分は遅いバス、しかもそれすら遅れています。最後の最後までタクシーかよ!?大通りの方へ様子見に出かけたその時、別方角からバスがやってくるのが見えました。走る走る走る・・・待って~!

間に合いました。

「行ってしまうとこやったよ」と、なんだか偉そうなおじいちゃん運転手さんでしたが、ああもう余計なことは言うまい。ちなみに乗客は私だけです。お弁当を食べたいけどなんだか食べづらいなあ。でもええい、ビールは飲んでやれ。

「何時の飛行機?」と聞かれて答えると、「大丈夫、間に合わせたるから」と大見得を切った運転手さんでしたが、いたって安全運転そのもの。ともすると規定速度以下。割り込む車は親切に入れてやり、黄色信号では律儀に止まり「どこがやねん!」と心の中で何度もツッコみましたが、なんとか20分前に無事到着。ふうう。東レ軍団さんとともに大阪に帰ってまいりました。

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朝食以来の食事、食べそこねた「アンパンマン弁当」を食べて就寝。味はけっこうイケてましたわ。

2008年11月 8日

土佐日記:ニ日目

んー、今日は雨ですね。
朝風呂を浴びたのち、朝食へ。なかなか豪勢なバイキングですが、朝から焼きそばや麻婆豆腐を食べる人がいるんやろか。

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地場産だという野菜が美味しかったっす。豆乳(オレンジ味)は失敗。そして朝からカツオのたたき。全体としてはなかなか満足な朝食でした。旅の朝食は大事ですからね。

チェックアウトを済ませた後、タクシー飛ばして駅へ。うっわーギリギリ、電車来とるやん。小銭キッチリで支払い、走る走る・・・なんとか間に合いました。ふう。

高知駅到着。今夜のホテルに荷物を預けた後、さあ何処へ行こう。今後の予定を考えるとやっぱここで桂浜やなあ。で、その前に自由民権記念館

なかなかの面構えの記念館でしたが、中身はぬるいっすわ。植木枝盛、中江兆民、黒岩涙香、幸徳秋水を擁しながらこの展示じゃね、気迫も思想も伝わらんでしょう。最終的に挫折してしまった運動ですから、まあアレなんですけどね。それよりなにより1階カフェBGMのカーペンターズが鳴り響いてまして、カーペンターズと民権運動はちょっと似合いませんよ。

気を取り直して桂浜へ。時刻表を見ると、ちょうどよくバスがやってきそうでしたんで、バス停で待つことしばし、ちょっと遅れてやって来ました。

が、しかし、乗っているうちに行き先がどうも違うような気がしてきました。高知の交通機関って車内アナウンスの声が小さいもんで、分かりづらいんですよね。気が付いた時点では既に取り返しがきかず、バスはニュータウンにて終点を迎えたのでありました。あちゃあ。

こうなればもう、体育館に直接向かうかと、バスの運転手さんに体育館への道を尋ねたところ、「あんさんの足やったら20分もあれば着くんとちゃいますか」とのこと。しかし私はどちらかというと方向音痴です。地図もありません。もうこうなりゃ・・・

タクシーにて桂浜へ向かうことに。ああ、桂浜~体育館はタクシーの予定でしたけど、行きまで乗る羽目になろうとは。だから田舎は嫌なんだ!がしかし、気を取り直していざゆかん竜馬記念館へ。

なんだかなあ。
知ってはいたんですけどね、手紙からなにから複製ばっかなんですよ。昨今の複製技術はホンモノと見紛うばかりのものですし、竜馬の手紙自体はたいへん面白かったんですが、現物のほとんどは京都国立博物館にあるとのこと。もうこりゃ京都に行くしかないですな。

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展望台より桂浜を見下ろす。

・・・外に出たくなるよなあ、これは。

途中までバスに乗ろうかと奔走しかけましたが、諦めました。タクシー。
こんな日ですからねえ、負けても「やっぱりそうか」ってなもんです。第2試合は第3セット途中まで観戦。さあ帰りますかとバス停に向かえば、目の前をバスが通り過ぎていきました。次のバスは1時間半後ですって。もうやってられませんわ。高知キライ。

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本日の夕食

左手前がウツボのたたき、右手前がクジラの刺身(臭さを消すために、わざと冷凍で食べるんですと)右奥は塩(かつお)たたき、真ん中がどろめです。なかでもウツボと塩たたきがメチャうま!でした。今日はじめてホッとしたひととき。いや違うな、さっき商店街の電器屋さんで店番のおばあちゃんとたいへん心温まる会話を繰り広げたんで、二回目。人はね、とてもいい人が多いです、高知。

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ここはとてもいいホテルです。

Hoi!

数字だけで見るとストレスたまっただろうなあ。
生観戦はそれなりに面白かったんですよ。バレーボールってリズムのスポーツなんやなあということを改めて感じられましたしね。

Springs vs Seaguls
0-3

ただでさえ新規メンバーが多くまとまりに欠けるのに、ブロックはもちろんレセプションまで崩壊してしまってはなあ。岡野選手フル出場のシーガルズにとっちゃ、勝つのは赤子の手を捻るがごとき作業だったんじゃないでしょうか。

第1セットは序盤ムック選手のジャンサ復活を喜んだのもつかの間、相手サーブに苦しみ点差をつけられる結果に。
6-11(ムック選手ブロック)から13-14(アン選手ブロック)までは追い付いたんですけどね、けっきょく勝ち越せず。

同じボールに何人もが固まり、ブロックフォローには誰も居ないという非効率的な場面が続きました。うむむ、舞子選手はやっぱりもう少し声を出さなきゃいかんでしょう。もしかすると狩野家の遺伝子なんかもしれませんが、真似するとこが違いますよ。

第2セット、カズ選手に代わりワンジョ選手in。
彼女自身はサーブを始め、なかなかの貢献っぷりだったんですが、ユウ選手の被キルブロック率がえらいことになり始め、それに伴いアタッカーがことごとく決まらなくなってきました。

なかでも舞子選手の動きが明らかに良くない。レセプション悪くセンターも(文字通り)使えない…レフト一辺倒にならざるを得ません。

たまらず#6→#19。これもどないかねえ。#12ミホ選手が死にリベロ状態でしたから仕方なかったんでしょうけど、やはり状況はさして改善せず。目に見えてムック選手の元気がなくなってきました。

第3セット、#3#6#17→#4#5#13の大幅交代。新メンバーにはムック選手、ベテランにはルカ選手ですか?ああいやいや。

サキさんの確実な横移動に惚れ惚れ。決定率こそあまり上がらなかったものの、チームに落ち着きが戻ってきました。

しかし、ここにきてリードを守れないルカ選手恒例モード発動です。カズ選手も相変わらずピリッとしません。だいたいシーガルズバレーにシーガルズバレーで対抗しても、相手の思うつぼに入るしかありませんやん。気持ちは分かりますけど、それじゃやっぱりなあ。

中盤になってムック選手in。

いやあ今度は元気元気、声出しまくり。それまでなんとか声を出してるのはワンジョ選手のみでしたからね、アップゾーンで思うことも多かったんでしょう。そしてなんといってもサキさんとの今季初コンビ。一発目はもちろんサキさんへの強引なまでのクイックでした。あはははは分かりやすっ!

サキさんとのコンビも正直微妙だったんですが、お互い先発タイプ同士ですからねえ。ちょっと一口には言えないかな(もちろん贔屓込みで)。

てなわけで健闘はしてみたものの失った流れは取り戻せず、ストレート負け。四国でのシーガルズ戦は相性わりいなあ。

*****
ローガン選手も初めてのシーガルズ経験、かなりの衝撃やったんと違いますかね。来日した甲斐ありましたね。試合後はかなり(自分への)不満を露にしてはりました。ま、ここで終わる選手やないでしょうから、次行きましょう次。

つか試合中はもっと周りの選手がローガン選手と積極的にコミュニケーションを図ってほしいなあ。

個人的結論
●大友平井狩野舞3選手の同時育成は厳しい

●やはりミホ&ユウコ選手の積極的起用を望みます。カズ選手は控えに置いてこそなんぼ。

あとはそうですねえ。
会場の客が少ない!!笑うくらいガラガラ。駅からは遠いし、場内は寒いし、久々の酷い会場です。

明日はお互いチームビルディング中同士のパイオニア戦。
はたしてどれだけミスを減らせるのか、も少し不完全燃焼を減らせるような布陣で臨んでほしいものです。

2008年11月 7日

土佐日記その三

お次、向かったのは佐川駅。

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司牡丹の製造所がある酒蔵の町ですが、お目当てはこちら。

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「青山文庫」

土佐出身の志士、田中光顕(陸援隊)に寄贈された資料をもとに建てられた図書館ですが(青山は田中光顕の雅号)幕末ファン垂涎の品がずらりですよ。宮内大臣を務めたこともあって、明治天皇の衣服があるのが凄いですね。志半ばにして倒れた志士の遺品や竜馬の手紙(直筆)などなど、しばし見入ってしまいました。京都市街地図も迫力ありましたなあ。

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裏庭を眺めながらしばし休憩、さてこれからどうすっかな。

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司牡丹さん直営店にてお酒を物色しました。最初は生酒を買う予定でしたが、試飲させてもらううちに、やっぱ普通のヤツのが美味しいよなあというわけで純米酒を2本ばかり購入。重たい...帰るまでに送らなきゃ。

ふたたび電車に乗るべく駅へ。出張中らしきサラリーマンスーツ姿軍団がたむろしていました。カッコ悪い会話になんだかなあと。電車の方は途中、駅の待ち合わせに10分以上も停車するのには閉口しましたが、なんとか伊野駅に到着、タクシーで仁淀川を渡って宿に無事到着。今日は温泉だよー。

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スーパーのお刺身にて夕食
手前がカツオで、奥が...なんだっけな、忘れた。スーパーの刺身ですら臭くないです。

「竜馬がゆく」を読みふけりながら就寝。

土佐日記そのニ

大急ぎで高知駅へ戻り、ホームへ駆け上がると一両編成の電車がポツリ。車掌さんに切符を見せると「あ、それは向こうのホームですよ」

うわわわわ、もう30秒切ってるよ~。これを逃すと次の電車は1時間後。そしてそれではなんのために予約したのか、努力が水の泡です。大慌てで階段を駆け下り、心臓をバクバクさせながら階段を登りきり、なんとか電車に飛び乗りました。胃は痛いわ汗だくだわで、周りを楽しむ余裕すらありません。

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アンパンマン列車のアンパンマンシートを予約しておったのです。
みどりの窓口で「アンパンマンシート」というのは恥ずかしかったんですけどね、車内はガラガラでした。

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車体はこんな感じです。

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須崎の駅で撮っていたら危うく電車が発車してしまうところでした。
ちなみにここ須崎は母方の祖母がその昔引き揚げて来たときに上陸した港でもあります。

乗ること1時間あまり、土佐久礼駅に到着しました。カツオだカツオだカツオだ・・・

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生カツオとトビウオの刺身をいただきました。
カツオに臭みがないのはすごいですねえ。美味しかったけど、市場はあんまし大したことなかったです。宣伝にやられてしまったか。

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高知って海と山が限りなく隣接してるんですね。目の前は海、振り向けば山!みたいな。なんつか閉塞感と開放感が同居してるとでもいいますか、ちょっと変わった土地かも。

ふたたび電車に乗り込み、慌しく戻ります。今度は鈍行、旅はやっぱり鈍行がいいですね。

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のどかな車窓です。

土佐日記その一

高知上陸。
機内では気圧の変化で顔が痛くなり、本も読めない状況でしたが、着陸後はケロリ。そして・・・暑いです。半袖シャツでもよさそう。空港バスを待っている間に東レバスが走り去り、そしてトヨタの選手がぞろぞろ通り過ぎていきました。車体?と思いながらよく見ると違う。ああ、バスケのアンテロープスですな。朝早いからか皆さん不機嫌そうです。

高知駅にて荷物をコインロッカーに放り込み、市街地散策へと出かけました。
最初にぶち当たったのは
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おお、「竜馬がゆく」の流れ通りやないですか。この人の暗殺から土佐の維新は始まったのですからね。てくてく歩き、ひろめ市場へ。さすがは三菱グループ始祖生誕地、キリンビール率が他地方に比べて多いように感じるのは気のせいでしょうか。

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なんかよく分からない煮こごりと茄子の煮物。ビールがえらく美味しい。

武市瑞山記念碑を横目に高知城を通り過ぎ、高知文学館へ。
土佐日記から西澤保彦へ(タック&タカチシリーズの舞台は高知)。探偵文学の祖でもある黒岩涙香(万朝報)、中江兆民、植木枝盛、幸徳秋水・・・地味ながら大きな足跡を残した人も多い土佐ですが、なんといってもここのメインは寺田寅彦。資料も充実してました。多才な人だとは聞き知っていましたが、凄い。物理学者としても名を為しながら、文章は漱石のお墨付き、絵も水彩から油彩まで玄人はだし、音楽はなんとチェロを演奏されたんだそうですよ。ちらちらと随筆を読んだことはありますが、これは帰ったら必ず読まねばな。

大急ぎで高知駅へと戻ります。

2008年11月 6日

改名は慎重に

後輩曰く、今日のめざまし一位は天秤座なんだそうな。

「悪いことばかりじゃないですよ。なにかいいことありますって」
「いや、今日は別に何も悪いことはなかったんやけど」

普段、一位になるとロクなことがないってこぼしまくってるからなんでしょうけど、思わず大笑い。

*****
「竜馬がゆく」(2)読了。
やっぱり何度読んでも面白いんですが、困ったことに竜馬さんはカタブツ土佐藩を見限って脱藩しちゃった人なんですよね。そういえばサイバラだってある意味そうだよな。高知という土地自体に魅力を感じなくなってきてしまったのはマズイなあ。

長州のくだりで「三田尻の浜、三田尻湾」といった言葉が出てくる度にちょっち反応。古い地名なんですねえ。それに比べると誠英ってのはツマラなく感じてしまうのは部外者だからでしょうか。もったいない。


2008年11月 5日

騒がしき一日

ひき逃げ犯がようやく逮捕されたようで、しかもナンバでホストってまあどんだけ大阪府警をなめてたんだか。となると、大阪地検には小室さんと轢き逃げ犯氏が同時期に滞在しておられるわけで、そりゃ大騒ぎなこってすな。

昨日の小室氏逮捕について、友人からメール到着。
「奴はご飯あんまり食べんのやろ。私的にはご飯食べない人は全く信用できないわ。見境なく何でもバカみたいに食べる人も嫌いだけど」とのこと。
この視点からの意見は初めて目にしましたけど、いちばん納得したかも。

帰宅してニュースを見れば、ガンバ勝利そしてライオンズ勝利!

いいぞ!

*****
「竜馬がゆく」を今さらながら再読開始。
主人公たちが繰り広げる会話に違和感を抱きつつも、じきに引き込まれてしまうのは司馬ワールドの引力がなせる技ですね。

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