2008年7月31日

いいよな悪いよな

少々不穏な空気の中で始まった月末。お昼過ぎにバタバタと銀行に書類を持ち込み、グラマシーニューヨークのチーズケーキを手に帰社したところ、後輩の机周りの雲行きが怪しい。うわー上司がキレ(かけ)てます。

入り込むキッカケがつかめずにいると、突然怒りの矛先がコチラに。確かに仰る通りかもしれませんが、しかしこの場合は・・・と思いつつも、なにか言った所でさらに怒らせちゃうのがオチですしね。おとなしく聞き入り。

「こんな会社つぶすのなんて簡単なんだ」
「こんな仕事ぶりじゃ、俺が職務怠慢とみなされる」

(できるだけ)一生忘れないようにしておこうと思います。

***
しばらくして後輩をなぐさめていると
「いいんです、今日(めざまし)12位でしたから。これ以上悪いことは起きないと思うし」と予期せぬ答えが返ってきました。
気をつけてね。帰るまでが一日だよ(そして帰る前にまたひと悶着あったとかなかったとか)という言葉を飲み込み、私はお先に失礼をば。帰り支度をしていると、とある後輩に声をかけられました。

「どっか行かれるんですか?」
「病院」
「どこかお悪いんですか?」
「顔が」

硬直してしまった後輩。いやいや悪いことをしました(ホントのことだけど)
てなわけで、そそくさと病院セカンドオピニオーンへ。ごめんねー。

*****

本日出かけた先は漢方系の内科さん。ドアを開けると薬を煎じる匂いがプーンと立ち込めておりました。嫌いじゃないですよ、むしろ好き。

が、しかし、私には漢方薬は処方されませんでした。処方されたのはジルテックという、またも錠剤型の抗アレルギー剤でした。うーむ、どうやら痒くないと塗り薬は処方されないみたいっすねえ。一通りの検診があった後、じゃあこの薬を出しましょうということになったんですが、「万が一、飲んだ後にまぶたがむくんできたり、息が苦しくなってきたりしたら、迷わず救急車を呼んでください」てなこと言われ・・・ま、大丈夫でしょうけど。

重ねて言われましたよ。
「辛いもの、キムチとか韓国料理なんかは控えた方がいいですね」
そして呟くようにさりげなく「でも一番ダメなのはアルコールですけどね」

あはー、そりゃまあそうでしょうけど。
またしばらくノンアルコール(ビール)ですなー。


夜、ジルテックさんを飲みくだし、なんら問題なく就寝。

2008年7月30日

ボロ雑巾

月末前でたいへん忙しい一日だったのですが、昨日の皮膚科での対応に満足できず別の医者をネットで検索するうちに、ふとしたことから自分が「胃下垂」だということを認識いたしました。つか、あれやこれやの症状はコレだったのねえと、20年来の悩みに終止符を打つことができ、インターネットの素晴らしさを実感いたしましたわ。やっぱ使いようなんですよねー。

医者はとりあえず見つけたものの、こーいう日に限ってへんてこな予定が入るもので、本日は来春採用の方たちとの食事会。夕方から頭が痛く、まったくもって外食なんてゴメン的な体調にもって、そもそも初対面の若者と楽しく語る術などを持ち合わせない私ですので、たいへん憂鬱なことこの上なかったのですが、そこはウチの若い人たちが如才なく話をふってくれたおかげで、ひとまず会は無事終了。

家に帰ると、テーブルには何やらビンが立ち並び、「トマトジュース大量に作ったわ」と母親の得意げな顔がありました。「これでうなされるほど大量のトマトが消費できる」とたいそうお喜びでありました。それはよかった。

あーもー疲れて疲れて・・・アレグラ飲んでベッドにばたーん。
タオルケットに顔をうずめて幸せ気分で就寝。

影響

・奥田英朗「空中ブランコ」文藝春秋(か)

映画「イン・ザ・プール」を見て以来、一度読んでみなきゃなーと思い、早〇年。やっとこさ読みましたよう。前半はけっこーきつかったかな。精神科領域の患者さんがお医者さんにかかって奇天烈な治療を受け・・・ってな作品ですから、読む方の気持ちが弱ってると、こういうのって変に取り込まれちゃうんですよね。

でも昼休み、後半に取り掛かった時にはだいぶ落ち着いた気持ちで読めました。ん、おもしろい。つか主人公である伊良部先生のキャラ、これは言うまでもなく作者奥田さんによるイメージの投影がなせる技ですが、これがやっぱり効いてるっつーか、それがすべて。映画ではこの役が松尾さんだったというのは今にして思えば良かったなあと。

好きな作風かと聞かれると、主張のされ方がちょっと肌に合わない感じはあるんですが、その辺は追々変わっていかれる作家さんのような気もしますね。

2008年7月29日

夏日いろいろ

今日もまた一段と腫れの出た顔をじゃぶじゃぶ洗っておりますと、母が何やら騒ぐ声がしたので台所へ。
おやまー、コンロの魚焼き器の中で炎が燃え盛っております。火がなにかの拍子に油に引火しちゃったんでしょうねえ。開けてみようかと悩む母を押しとどめ、しばらく様子を見ておりますと、火の勢いはますます強くなり、コンロ裏の噴出し口?からも炎がたちのぼりはじめました。ガラス窓部分も火で膨張してきたような・・・こわ・・・。

結局、火は自然鎮火しまして、事なきを得たのですが、ほどなくして家中の電気が落ちました。ん?停電?
ちょうどよく帰ってきていた父親が「ブレーカーが落ちてるわ」
朝の忙しい最中、テレビから扇風機にいたるまで思いつく限りの電源を落とし、再度ブレーカーを上げてみるも、すぐに落ちてしまいます。「こりゃ漏電だな」
ということは、やっぱりさっきの火災?もしかして火がコンロ下の電子レンジの配線を焼いちゃったのでは?つか、それしか考えられません。

が、私はここで時間切れ。会社へ。
途中ケータイにてあれやこれや調べた後、家族(のケータイ)に電話してみれば「電子レンジの大元スイッチを見つけて切ったら直った」とのこと。根本的解決にはなっておりませんが、ひとまず安心です。この暑い最中に冷蔵庫が切れた日にゃ悲劇ですからね。

会社に着いてからは、会う人会う人に「どしたん、その顔?」
昨日からなんですけど・・・イヤでも症状を自覚せざるを得ず、今日こそは絶対に病院に行きましょうと決意。ま、午後からは腫れも引いてきたんですが、バタバタと仕事を片付けて会社を出ようとすると、某女性につかまり延々とお小言を聞かされる羽目に。あーいーやー、お気持ちは分かりますが、えーっと
「すみませんが、今日はちょっと急いでますんで!」

手近な駅前クリニックへ。あーこの病院の匂いってのはホントにイヤですね。嗅いでいるだけで病気になりそうですよ。皮膚科はけっこうな人だかりでしたが、流れ作業的にどんどん進み、私もささささっと問診を済まされ、ものの1分もかからなかったんじゃないでしょうか。とりあえず薬で様子を見ましょうといわれ、調剤薬局でいただいた薬は
「アレグラです。食後に飲んでください」・・・アレグラねぇ・・・頭の中で無意味に「フニクリフニクラ」が流れつづける中、なんとも腑に落ちない気持ちで帰宅。

ゴハンを食べながら家中にあふれかえったトマトをながめるうちに
「そうだ、トマトジュースを作ってみよう」と思い立ちまして、レシピをネットで調べた所、これがなかなか千差万別なんですね。というわけで、思いつくまま適当に作ってみました。

1、大量の塩水(濃い目)でトマトを茹でる(要するに湯剥きの要領ですね)
2、皮をむいたトマトをざるで裏ごしする
3、漏斗を使って瓶に移し、冷やす
(おわり)

ミキサー派の方も多いようでしたが、ミキサーだと種が混じっちゃいそうですし、なにより機械を出すのが面倒でしたのでね、柔らかくなったトマトを裏ごしするのはさほど手間なことではなく、あっさりさっくり3,4個のトマトから500ml強のトマトジュースが出来上がりました。瓶に入りきらなかったジュースに氷を入れて飲んでみますと・・・むちゃくちゃ美味しいやん!

アレグラ飲んで「ちりとてちん」特典映像をながめたのち
今日も涼しく就寝。


2008年7月28日

たたりめ

朝起きると顔がパンパン。あちゃあ。
むくんでるのやらジンマシンなのやら訳分からぬ事態に、ひとまず顔を冷やしながら様子見しましたが、ちょいちょいと締め切り仕事も抱えてましたし、なにより月曜日ですからねえ。会社に顔を出して(状況を見せて)から、午後休とって病院に行きましょうと1時間ばかり遅れて出社しました。

しかし、そんな日に限って仕事やトラブルが舞い込むのが世の常。それにくわえて午後からはお天気が急変!あんな雷雨の中を誰が外に出られますかいな。窓を見ながらギャーギャー言っているうちに定時を迎え、そして病院にも行かずスタコラ帰ってしまったのでした(雷に遭ったらイヤだったし)。

最寄駅に着く頃には雨も上がり、そしてホームには見慣れぬ新車両がとまっておりました。何年ぶりだろう。アルミ製でキレイでしたが、車輌数には変化なし。まぁそりゃそうやな。つかそれよりも老朽化した線路を整備してほしいですよ。こわいし。

鉄砲水ニュースに驚きながら食事した後、だらだらとブログ徘徊。しばらくして、とある表記にカチーンとくる羽目になりました。(C)と出典元を書きゃあ何を書いてもいいっつうもんじゃないでしょ。だいたいその使い方、おかしいし。他人のコトバを流用する難しさつうか、やっぱそんなことを軽々しくやっちゃいかんのだということを強く確信しました。反面講師ってとこですかね。

何日ぶりのことでしょう。実に実に久しぶりに涼しく就寝。

2008年7月27日

よわりめ

疲れは弱いところに出るといいますが、朝起きると目の周りが異様にむくんでまして、これがまた一向に引かず。午後になって汗をかき、ようやくマシになったかと思えば今度は顔じゅうジンマシン。まあ明日の朝になったら治ってるでしょーけど。

お昼も過ぎてふとテレビをつけると高校野球南大阪大会決勝9回裏。
ついつい見ちゃいましたわ。

PL学園 vs 近大附
(7−8)

バレーもですが、やたらめったら高校時代に焦点を当てすぎる風潮はおかしいと思うんですよ。その後の人生の方がずっとずっと長いんですし、やっぱこんなとこで人生決まっちゃいかんとも思うし。でも、この刹那、一瞬にかけた気迫とプレーはホンモノですからねえ。いやあ面白かったです。

個人的にはどっちかいうたら、8回から怒涛の勢いで追いついた近大附を応援してたんですけど、PLの守備が堅くてねえ、大事なとこで打ち崩せないままに12回裏、決勝点はPL側の悪送球によるものでした。痛々しかったですねえ。灼熱地獄の中での連戦延長、誰も責めようがないとはいえ、エラーした選手は一生引きずってしまうんでしょうね。どうか長い目でね、いつかこれが良い人生経験となることを願います。そして近大附属さんはおめでとさんでした。ってこれからかー。


夜、ちりとてちんDVDを駆け足鑑賞、あと1枚あと1週を残すのみとなりました。
うーん、鏡見たらまだ顔ぼこぼこですねえ。
とりあえず寝ることにしますか。

2008年7月26日

蒸夜

昨夜録画しておいた「まいご三兄弟」を鑑賞。
いわずとしれた「ちりとてちん」外伝、スピンオフドラマというヤツですが、ご贔屓の四草さんがメイン気味で笑いあり、ちょっとホロリあり。こういった単発企画モノとしては良くできてました。ほんまにもう、この脚本家さんはいったい何者?

その後これまた昨日届いた「ちりとてちん」DVD-BOX3をだーーーっと見まして、一休み。
ふと思いついてネットでちょいと調べ物をしてましたら、久々にSprings元キャプテンブログに辿り付きました。そういえばこないだの月バレで彼女の初コチキャラ赴任高が佐賀県だということを知りまして、因果なこっちゃなーと思ってたんですが、ご本人はそないに気にしておられないんですかね。つかまぁ引っかかったのはユニフォームの話。やっぱここでも全日本なのか。彼女の拠り所は何やったんでしょうねえ。

ああ暑い暑い暑い。

2008年7月23日

つつがなし

しばらく前に買ったサンダルをそろそろ履かなきゃなあと思いまして、おろしたんですわ昨日。したらばまぁ、ものの見事に靴擦れを起こしちまいましてですね、帰りの道すがら「裸足で歩きたい・・・」てな状況に。帰り着くなり足を見てみりゃ両足ともに水ぶくれが破れたあと、でございました。いてててて。

というわけで本日は靴下+靴で完全防御。下手すりゃ今度は蒸れますね。

ヨドバシにてキーボードを購入して帰宅。

*****
荒木絵里香選手がイタリア・セリエAへレンタル移籍します(アローズ公式)

私自身は海外至上主義ではないので、全ての素晴らしいモノが海外に転がってるだなんてことはつゆとも思わないのですが、アローズではねぇ...まぁいいんじゃないんですか。

2008年7月22日

生存確認

パソコンのキーボードが突然に壊れてしまいました。いやあキーボードのないパソコンってほぼ無用の長物ですね。買いに行かねば行かねばと思っているうちに時が過ぎてしまいました。

連休明けの今日は朝からバッタバタ。
昼休みに入っても「なんも今日こんでもええやろうに」的な書類が舞い込み続けましたが、なんとかかんとか片付けて、あとは後輩ちゃんにゴメンゴメンゴメン。

やって来てしまいましたよSpringsバレーボール教室へ。

焦げ付きそうなほどの炎天下、お隣の球場では高校野球準決勝が行われていた模様ですが、こちらは冷房の効いた涼しい体育館...の入り口が分からずウロウロする羽目に。いつもの入り口はすべて封鎖状態、看板案内の類も全く見つからず、このまま帰るしかないかと諦めかけたその時「あ、もしかして」と1階別入り口に辿りつきました。いくらマニアックなイベントだとはいえ、むむぅ不案内過ぎますぜい。

ひんやりしたアリーナを恐る恐る覗いてみれば、大東さん&中原コーチ&選手数人による教室が開かれておりました。登板していた選手は背番号順に#2,#12,#14,#16,#17,#19。
ママさん対象ならばOver30の消息が掴めるかも?というかすかな希望は見事に打ち砕かれてしまったものの、午前の部(推定)と午後の部の選手構成が逆じゃなくて良かったわーっと。つかSpringsは明日から長期合宿。もうちょっと別の日程を組めたらよかったのにね。

関係者家族以外の観客はほとんど居ませんでしたが、某ファンさんと遭遇。おたがいマニアですなあ。好き勝手な感想をダベりながら楽しく鑑賞させて頂きました。にしても、こういう教室でも選手の性格って出るもんですね。特に最年少の二人が終始マイペースおっとりのんびりだったのが笑えました。「足して2で割ったら丁度良いねんけどなあ」と思ってしまう選手が居るのは、なにもSpringsに限った話ではありませんが、そういった異分子異文化をうまく活かせるようなチームであってほしいですね。って、あ、はいこれはバレー教室なんでした。ちなみに#17さんは(私は間に合いませんでしたけど)アップのときから全力!だったそーですよ。目に浮かぶようですね。

練習そのものは1時間ほどで終了し、おあとはちょっとした撮影会ならびにサイン会と化しておりました。皆さん選手の価値を分かっておられるんやろか?と突っ込みたくなるようなシーンもありましたが、楽しんでもらえたのなら、それはそれで良かったのかなと。

詳しいことはこちらのページにて。

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慣れてきた頃には終了って感じだったかなあ。

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ともすると、ぬぼーっとしてましたが
さすがは地元出身選手ということで一番人気でした。

2008年7月14日

パラダイスウィーク

一日目。
月曜日につき忙しく、遠隔操作したりされたり無難のうちに終了。

*****
昼休み、お弁当箱を洗っておりますと、後輩がニコニコしながらやってきました。

「Necoさ〜ん」
「ん、なに?」
「...体操の隊形に開け〜」
「......やぁ...?」
「きゃあ、やっと居たー!」

???

あのですね、小学校の運動会などで間隔をあけて広がることがあるじゃないですか。そんな時、朝礼台の教師が「体操の隊形に開け!」と号令すると、全生徒は大声で「やぁ!」と叫んで迅速に駆け出さねばならない決まりがあったのです。

先日、これがテレビで九州の事例として紹介されていたらしく、番組を観ていた後輩(神戸在住)が「私もやってた!」と周りに確かめたところ、誰ひとり反応がなく、私のところにやって来たというわけです。

え、神戸だけなん?

ためしに私も周りの神戸っ子に聞いてみましたが、
百発百中「やあ!」と答えてくれましたよ。

他にはですね、駆け足で集合するときに「全体〜止まれ!」と言われてから大声で「1,2,3,4,5!」と叫んで止まるのも、どうやら私の周りでは神戸市民だけのようですね。ちなみに前述の「やあ!」にしろ「1,2,3,4,5!」にしろ、大声かつ迅速というのがポイントでして、これらが教師のお気に召さないと、何度もやり直しさせられたものですが、これまた各校共通だったようですね。

...こうして書いていたら、今更ながらにちょっとムカついてきました。
今でもやってるんでしょうか。今度、教師をやってる人に聞いてみなくては。

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「本日のおやつ」

麩嘉の麩饅頭です。
ガワはさすがのモッチリ度でしたが、餡子がいまいちでした。
もうちょい美味しかったはずなんだけどなあ。

2008年7月13日

一念発起

浴室のシャワーヘッドがホースからブチ切れてしまいまして、長らくだましだまし使っていたのですが、さすがにそろそろアカンやろということで、ついでですからカビがつきまくりのホースごと取り替えることにしました。

ホームセンターでシャワーヘッドとホースをそれぞれ購入して帰宅。スコールを飲んで涼んだのち、道具箱からレンチを選び出し、古いシャワーホースの取り外しにかかりました。が、いきなり頓挫。ナットが一向に外れないのです。蛇口と壁の間って予想以上に狭いんですねぇ。デカいレンチを使う作業は殊のほか難航し、あげくはナットにヒビが入り出す始末。冷や汗やら何やらをかきながら、もはや締めているのか緩めているのかすら朦朧としかけたその時、あれ?ゆるんでる?
はぁ、なんとか外れました。壊れなくて本当に良かった。

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あとは拍子抜けするぐらい簡単でした。新製品のつなぎ部分はナットじゃないので良いですね。次に交換するのはラクそうだ。

2008071302.jpg

ああやれやれ。

*****

夜、日本vsブラジル戦は見ましたよ。もちブラジル応援モードで。
いつもの躍動感が少なかったような気もしなくはありませんでしたが、はてさて来月は悲願のゴールドメダルに手が届くのでしょうか。取ってほしいなあ。


2008年7月12日

予想外です

夜中に(トマトを)戻したりと、体調すぐれず寝込んでおりましたが、夕方からゴソゴソと起き出して片付けなどを。物置と化した第2ベッドを何とか寝られる空間にせねばならんのですが、なんでこんなにモノがあふれてるかなー、まったくもう。

夕飯を食べながらWGP日本vs中国戦。
「よしよしいいぞ、そのままいけー!ほらほら来たよ来たよ!」と中国勢の活躍を喜んでおりましたが、第2セット終盤に我らがミユキ主将が投入されてしまったため、半径5メートルほどの空間だけは日本コートを応援せざるを得なくなりました。サーブミスはなんとなく予想できましたが、その後ご自分のアタックできっちり奪い返し。そうそうそれでいいのです!サボらずに飛ぶブロック、サボらないレシーブの軌道にうっとりでしたわ。アタックがヌイヌイ選手のブロックを抜いたときには思わず拍手。第2セッターポジションでもあるライトなのでトスも上げねばならず大変そうでしたが、この経験がのちのち生きるといいですね。
どーでもいーことですが「背は低いですが、滞空力があります」てな解説が何度となく流れてました。確かにそうですが、リーグ中の解説では舞子の姉、八王子実践あるいは廃部苦労ネタばかりで(言うまでもなく、お花畑素子さんですが)そんなセリフはほとんど聞いたことがなかったなあと。ついでに言えば、低いといっても高橋選手よりは身長も到達点も高いんですけどね…。なかなか正当な評価をされない御方ですわ。

さて第3セットに至ってはカナコさんまでが登場です。しかも今になってセンターポジションて。もはや喜んでいいのかどうかすら忘れてしまいましたが、当然これまた応援で。つうかコートの半分がSpringsやん。しゃあないなあ、日本を応援しましょう。

ミスしても決めても常にセッターを励ますカナコさん。いったい主将はどっち?
サイドを練習させられたかと思えばワンポイントブロッカー、クイックにブロードにオープン、はてはトスアップまでを要求されるって、こき使われようにもほどがありますよ。サーブのときにはなんとバックアタックを打たされ、いや打っておられましたね。ムック選手の目が光っていたかどうかは分かりませんが、どうした風の吹き回しかここにきて急に選手交代が活発になり、コート内にSpringsの選手が増えたがために「ムック選手だったら...」の呟きが増えてしまった観戦でございました。
えーと竹下さん、Springsの選手にはもう少し高いトスでお願いします。

結果は1ー3
今日のところは(ミユキ主将の活躍で)1セット取れたことを喜ぶことにしますか。

2008年7月11日

飛躍

えーっ?てなミスで暑い市内をウロウロと歩き回る羽目になり、消耗。営業さんってえらいなあ。
夜、自分で作ったトマト料理を食べてみてゲンナリ。カツオだしが濃すぎたのが良くなかったようで、ううむ次こそは!

キューバ、3連勝後に仲間割れ/バレー (サンスポ)
―3連勝を飾ったキューバだが、試合後のベンチ前で仲間割れ。ラミレスとカルカセスの言い争いがおさまらず、つかみ合いのけんかに発展。2人は周囲に羽交い締めにされ、控室に消えた―

カルカセスって...ケニア選手ですよね?へえ、そりゃまた意外な。

中田久美さん、伊でコーチに(京都新聞)

ビチェンツァってところが非常にクサいです。言葉が出来るのかどうかも謎ですし、いろんなものをすっ飛ばして何を得ようとしているのか、得させようとしているのか?はてさて。

***

7/11といえばムック選手
お誕生日おめでとうござんす。えーっと24歳ですか。
ようやくその背中を追いかけてくれそうな後輩達も出てきましたし、ますます頑張っちゃうんでしょうねえ。見守る方もよりいっそう楽しみが増えたってなもんです。
まだまだ若いとはいえ、すでにチームの中では重要な役割を担っているわけですし、その存在価値はますます高まることでしょう。昨季の経験を踏み台に、今季は躊躇することなく大きく大きく跳んでほしい。それがファンの心からの願いです。

よりよき一年となりますように。

2008年7月10日

疑問の嵐

朝から晩までトラブルづいた1日。
めざましうらない1位時のアクシデント勃発率、高いですわ。てか上司が12位やったことの方が大きい気もしますけどね。振り回されっ放し残業。

最近アルコールは控え気味なんですが、帰宅後はオリオンビールを飲みつつWGPアメリカ戦なぞを。3セット目後半あたりから料理しもってぼんやり眺めていたのですが、いつの間にやらフルセットへ、そして敗北。相手の強さ云々を言う前に、実際アメリカがそこまで強いとは感じませんでしたし、いつものメンバーでいつものバレー。勝ってもふーん負けてもふーん。

強いて言えば、これまたいつものことですが、試合終盤におけるセッターさんの「ブロックさんいらっしゃ~い」な投げやりトス連発はホンマどないかなりませんかね。リベロのオーバートスより遥かに重要な問題やと思うんですけど...。サマーのSpringsメンバー(某セッター除く)の二段トスの方がよっぽど打ちやすそうでしたわ。

ぶつぶつとクダを巻いていますと、「あんたみたいなドシロウトが思うようなこと、監督やったらとっくに言ってるんちゃうの?」となかなかに冷静なツッコミが入りました。

そりゃそうやねえ。どうなんやろねえ。

*****

そういえば、やっとこさ公式にサマーリーグの結果がUPされましたね。いつになく冷静で淡々としたレポートです。でも事務局さん、日付を改ざんするのはやめなはれ。時系列がおかしくなってますよ。

あと選手紹介の個別データに飛べなくなってますね。ワザと?
いつまでもモーラステープにおんぶにだっこというわけにはいかないでしょうし、少しでもチームの収益性を高めるためには、HPの充実と整備は大事だと思うのですが、なぜ?どうして?

2008年7月 9日

ジバラン

仕事もつつがなく終わり、ちょいとコンサートを聴きに行ってきました。

大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆 生誕100年記念特別演奏会
(ザ・シンフォニーホール)
指揮:大植 英次

・モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
ピアノ:伊藤 恵
(アンコール:モーツァルト ピアノソナタ第15番ハ長調k.545 第1楽章)

・ブルックナー/交響曲第9番ニ短調

とにかくモーツァルトにつきたコンサート。
伊藤さんのピアノが想像以上に素晴らしかったです。個人的にモーツァルト=硬質な音といったイメージがあったのですが、伊藤さんはどちらかというと、ふわっと流麗な響きのタッチの方でした。それでいながら音の輪郭はしっかり浮き上がるんですね。ペダリングが素晴らしいのか、バランスが絶妙なのか。最初から最後まで乱れることなく、実に完成度の高い演奏でした。

オーケストラも良かったですよ。大植さんと伊藤さんのコミュニケーションが良くとれており、超小編成だったこともありますが、まるで大フィルじゃないかのようでしたわ。朝比奈先生もきっと草葉の陰から喜んでおられることでしょう。ほんと、弦楽器の底上げは進みましたね。面倒な3楽章ではちょこっと粗も見受けられましたが、そこまで言っては小姑と化してしまいますのでスルーの方向で。ただ、さらに上を目指すならやはり「神は細部に―」だと思います。

アンコールはモーツァルトのピアノソナタ第15番。
もっとも有名なソナタの1曲であり、関係ないけど私が生まれて初めて弾いたモーツァルトの曲でもあります。途中部分のモーツァルトトリルが弾けなくって、叩かれ泣かされましたねえ。以来いろんな演奏を聴いてきましたが、こんなに美しい曲だとはなあ。めくるめく音の羅列にほぅっとなってしまいました。

いや、もうこれだけで充分満足。
大フィル会員になろうかしら、なんて考えながら次のブルックナーを待ちました。ピアノをどうやって片付けるのかなあと見ておりましたら、ピアノは床ごと下がっていきましたとさ。ああそうか、クラシック専門ホールだもんねえ。

で、ブルックナーはですね、いつもの大フィルでした。朝比奈先生のブルックナーを聴いたことがないので比べようがありませんが、一言で言うなら浪花節。ともするとこぶしのひとつも聞こえてきそうなほど、ねちこくリズムが横揺れするブルックナーでした。そういうものなの?
気になったのは重低音。コントラバスが音程リズムとも微妙に揃っていなかったり、トロンボーン&ホルンのフレーズ頂点のタイミングがおかしかったりと、ブルックナーではもっとも重要なパートを担当しているのに、もう少し冷静にプレーしてくれよといいたくなりましたわ。

終演後は観客の熱狂とそれにこたえる指揮者大植さんのパフォーマンスタイム。長いのなんのって、ゆうに1楽章分ぐらいあったんじゃないでしょうか。ああこれは一つの宗教なのかなと眺めておりました。そこまで騒ぐほどブルックナーが良かったようには思えませんでしたが、モーツァルトが良かったのでまあいいかという気分。

いつものごとく、忘れた頃になって楽屋口から出てきた師匠と軽く雑談したのち、帰宅。


2008年7月 8日

機能美

とある人の引出しから出てきたモノを頂きました。

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何かの部品で作られたらしき、真鍮製の駒です。

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これがまた良く回るんですわ。もちろん逆さまでもバッチリです。カッコかわいい。

*****
竹下ら五輪女子代表12人を発表/バレー(サンスポ)

なんとかかき集めた最終予選メンバーのまま確定となりました。お得意のシナリオでは、ここに舞子選手とアップゾーン固定セッターが加わるはずだったのでしょうか。
監督ご自身が「こんなはずじゃ、こんなはずじゃ、こんなはずじゃ・・・」と呟いていそうな気がしなくもありませんが、人として如何なものかと疑いたくなる言動の数々によって潰され(かけ)た選手は一人や二人ではありません。その意味ではこれが柳本=松平体制6年間の集大成メンバーといっても差し支えはないでしょう。塁々たる犠牲者に恥じない踏ん張りだけは見せてきてほしいと願っております。

とはいえ一番の不安要素はやっぱりセッターさんでしょうね。ゲームだけで精一杯、ムードメイクができない選手のためにムードメーカー枠とやらも用意されているようではありますが、それすらもどれだけ使いこなせることやら。

皆さまおケガのなきよう、どうかご無事でお戻り下さい。

2008年7月 7日

さらさら

会社に行くと、後輩がつつつと寄って来て「スタメン誰だったんですか!!」
じらしながらも、ざざっとスタメン&結果を説明したところ

「・・・決勝、私も観に行こうかなあ」
「(狩野)お姉さんはたぶん来ないよ」
「いいんです。若手の成長も見たいし」

いいんでしょうか、こんな道に引きずり込んで。

てなわけで、今日もまたえらそうにサマーリーグ感想などを。

〇チーム編
エリ選手のケガにより、チームとしてのブロックシステムを見ることが出来なかったのは残念でしたし(見ても分からないんですが)急造センターの方が案外強いというのも、これはまたこれで悩ましいことなのですが、そうした危機にチームとして対応し、決勝に進めたことは素直に喜ばしく思います。試合をすることに勝る経験はないですし、このチームをまだまだ見ていたいですから。

3日間通して目に付いたのは、アタッカーが皆さん二段トスをうまく上げていたなあということ。ユウコ選手がムック選手を押しのけてトスを上げていたのにはびっくりしましたが(ムック選手も驚いていたような)それぐらいに二段トスはどのチームよりも安定していましたね。監督はもちろんですが、大久保コーチの功績でしょうか。
私はオーバーパス信奉者ではありませんが、二段トスに関しては、高い地点から高い打点へ持っていったほうが効率がいいように思えますし、まあ上手いに越したことはないですよね。

逆に気になったのは、やっぱり少しおとなしいメンバーが多いのかなあと。ムードメイクは何も声を出すことだけではないですが、新人になるほど落ち着いているというのは、やっぱり逆でしょう!(今思うと笑顔メーカーのエリ選手が居ないのも響きましたかね)

決勝ではさらに進化したチームを見られそうで楽しみです。

〇人物編

#2 マイ選手
移籍二年目サマーキャプテンとしてお目付け?出場。
後輩とのコミュニケーションをこまめに取っていたところなどは感心しながら見ていましたが、肝心のプレー、特にアタックは少々不安が残る出来でした。パイオニア時代から好きな選手さんなので、こんなところで終わってほしくはありません。チームに見本はたくさんいるはずですし、なんとか改善の道を模索してほしいものです。
サーブは安定してましたね。ちょっと分けてあげてほしいぐらいでした。決勝も頼みます。

#9 アン選手
昨季、いや黒鷲と比べても、明らかに変わったように見えました。
アタックといえば何が何でもブロードだったのが、意識してクイックを決めようという姿勢が見受けられ、決定力も上がってきたのではないのでしょうか。やはりこの環境にいると、クイックを打たねばならない気持ちになってくるのでしょうか。喜ばしいことです。
あーとーはーブロック。まだまだ身長のわりには「おおっ」と思わせる動きが少ないというか、もっともっとやれる能力を持っている選手のはずです。
ただ、ようやく期待したいという気は湧いてきましたよ。がんばってくださいまし。

#12 ミホ選手
レセプションとつなぎの安定感は若手随一。見ていて無理のないレシーブなんですよね。気質も安定しているし、ほんとにいい選手です。ただもう悩みは攻撃の決定力、だったのですが、こちらの方も後半に行くにしたがって上がってきました。もともと危機になればなるほど決定力の上がる選手ではありましたが、そうではなく体力と経験がついてきたような印象です。ケガも癒えての活躍、期待してます。

#13 ルカ選手
チーム内の異邦人なのだと割り切り...言い聞かせ中。
良いときは良いんですが、悪い時の悪さがハンパない。特に冷静な顔をしながらミスを連発し、悪びれもしない(ように見える)ところが始末に終えません。無理してトスを上げようとしない割にレシーブには飛びつきがちなところといい、あんまりテレビ画面のセッターをお手本にしちゃいけませんよと言いたくなりました。プレミア先発としてはトス技術を始め、まだまだ拙い印象ですが、ブロック力は確かに大きな魅力です。
ただ、仮にもセッターさんなんですし、せめてチームファンぐらいからは信用を得られるような選手になってくださいまし。

#14 ミナミ選手
1日目、2日目、3日目...日が進むにしたがって、決定力というよりは明らかに体力が落ちていきました。でも、悪くない。いやいや、初日は誰よりも素晴らしかったです。アタックはもちろん、レシーブ力も確実に上がりましたね。とすれば課題はブロック力を上げることと体力をつけること、なのかな。方向性は間違っていないと思います。コツコツと頑張れば自ずと花開く存在になるでしょう。楽しみです。

#16 ユウコ選手
今回の立役者。いきなりのセンターでしたが、これほどの活躍は誰も予想できなかったのではないでしょうか。これほどコースの打ち分けができる選手だとは不覚にも知りませんでした。動きのキレも良かったですね。いやもうナメてましたゴメンなさい。
これまで高め安定だったキャラに闘志が浮かんでいたのも印象的でした。仲良しのユキ選手がチームを去り、ミホ選手とも(タイプは違えど)コートではポジションを争う状況なんだもんなあ。あらためてキツい生活ですよね、アスリートって。
で、これならサイドスタメン行けるんじゃないですか。つか真鍋さん、使える戦術を立ててください。

#17 ムック選手
人並みな形容の仕方では魅力を伝えきれないセッターさん。
今回はその武器であるジャンプサーブが復活し、迫力あるツースパイクも炸裂。久しぶりに楽しくプレーを拝見することが出来ました。やっぱり身体能力を活かしきったダイナミクスあふれるプレーは見ていて楽しいなあ。

印象に残ったのは2日目の四国88戦の第2セット。ムック選手がツーを打つを見せかけてレフトのシュリ選手にトスを上げたんですが、シュリ選手、トスが来るとは思っていなかったんですね。ビックリした顔で大慌てアタックを打つ羽目になり、でも結果それが決まったんですよ。「ごめんごめん」と笑いながら謝るムック選手の姿を見て、あー、もう若手じゃないんだなあと微笑ましく思うとともに、寂しさも感じたり・・・ま、コートを見ているとそんな感慨は吹き飛んじゃうんですけどね。

決勝ではどういう先発形態になるのか分かりませんが、新人以上に元気なプレーを楽しみにしています。

#18 シュリ選手
アタック技術と状況判断能力がすこぶる高い選手ということが、今回あらためて良く分かりました。強打も軟打も上手いんですが、とにかく相手コートをしっかり見ているので、打ち返すだけで決まることもたびたびあるなど、なんしか表情を含めて掴みどころがない印象です。守備に関しては見送りも多く、ブロックももっと上手くなれそうですが、一番の懸念は一体どのポジションで育てられるのか、ということですね。

アタック決定力はレギュラーにもひけを取らない上手さがありますが、そうでなくともサイドアタッカーはデカい競争相手がいっぱいです。ブロック面を考えても長い目で見ればセッターとして残った方が有利だともいえますし、守備を鍛えてそれでもサイドで頑張るというのも、それはそれでありでしょう。
いずれにせよ、早くまとまってしまわず色んなことに―セッターにも―トライしてほしいと願う選手さんです。

#19 コウキ選手
オーバーパスの安定感はさておき、リベロとしてはまだまだ。
これからいい選手になるだろうと期待していますが、ただ一つ注文をつけるならば、とにかく声を出せるようになってほしいです。コート内では一番下で遠慮する部分も多いかもしれませんが、リベロ2人制の導入など、風が吹いてきているポジションでもあります。少しでも自分が勝てそうな部分はガンガンとアピールしていってほしいと思います。

2008年7月 6日

油断大敵

朝も早うから、汗をかきかきサマー3日目。
初日デンソー戦を見た時点では、決勝だなんて思いもよりませんでしたが、
いやはや何事も諦めちゃダメってことですねぇ。

Springs vs Seaguls
(2-0)
25-19
28-26

#9(アン)#12(ミホ)#13(ルカ)#14(ミナミ)
#16(ユウコ)#18(シュリ)#19(コウキ)

現若手メンバーにシーガルズへの苦手意識はないだろうとは思っていましたが
予想以上に良い試合展開でした。一番の勝因はサーブで打ち崩せたこと。
シーガルズのレセプションが安定しないのは若手に限った話ではないですが
さすがにこのメンバーでは切り返しのコンビが安定していないんでしょうね。
ムードメーカー#55堀田選手が頑張ってましたが、サーブを始め、今ひとつ乗り切れず。
かたやSprings、まあ皆さん楽しそうにプレーをしておられまして、珍しくブロックポイントも出たりなんかしておりました。やっぱシーガルズと対戦する時のキモは笑顔なんかいなあ。
2セット目はもつれたものの、次の試合に備えて出てきたJT軍団に触発されたか、なんとか逃げ切りました。勝っておきたいメンバーで勝つことが出来たのは大きな収穫。

最終試合
Springs vs Arrows
(0-2)

2008070602.jpg
練習の手伝いをしておられました・・・アシックスだ。

スタメンは第1試合と同じでしたが、序盤からダダ崩れです。
例によってセッターを中心に雑なプレーが頻出。疲れがたまるのはしょうがないけれど、3年前のサマーで決勝進出したときは最終戦(東レ)もキッチリ勝ってましたやんか。

1セット目7点差をつけられたところで、セッター交代。ムック選手in。
スタミナ切れの徴候が顕著だったミナミ選手もマイ選手に交代。
しかし、アタッカーのキレは全体的に冴えてきません。
そもそもムック選手は基本的に先発(完投)型ですからね、点差はほとんど縮まることなく第1セット終了。

第2セットはルカ選手in、ミナミ選手は出たり戻ったり。崩れた原因はなんだったかなー、もう忘れましたねえ。
とにかくスッキリとストレート負けでございました。

2008070601.jpg
 「仲良し先輩&後輩」

試合後、決勝進出のセット率は...と、考え始めてようやく気付きました。
第1試合に勝った時点で決勝進出は決まってたんやん!
消化試合だったのですか。それはさすがにモチベーションも上がりませんわな。
道理で控えゾーンが笑顔だったわけだ。

とすると、初日のJT戦がむちゃくちゃ大きい意味を持ったということになりますね。
勝利そのものもですが、この試合でユウコ選手のセンターを機能させるメドが立ったことが何よりデカかった。もちろん選手、スタッフの皆さん全ての力によるものですが、やはりユウコ選手、お疲れ様&ありがとう。エリ選手が入っていたら・・・のお楽しみは決勝まで持越し。ご活躍を期待しております。

何はともあれ、結果こうして勝ちを収めたことで、選手ならびにチームの長所と短所がいっそう良く分かり、有意義な大会となったのではないでしょうか。
決勝は武富士、NEC、シーガルズとのことで、またまた因縁めいた組み合わせのようですが、今回は是非とも記念出場にならないような結果を出せることを願っております。

暑い中の連戦お疲れさまでした。

含蓄語り

行き帰りで一気読了。

・恩田陸「上と外」幻冬舎(か)

進行の上手さは素直に凄いと思うのですが、演説や会話で思想を長々と喋らせるというやり方はそのまますぎやしませんか。ここまで長編である必要性も微妙に納得できず。

それにしても多作な人ですなー。

2008年7月 5日

サウスポーサウスポー

遠くの全日本(もどき)より近くの生サマーリーグですよ。
基本的にはイチャモンつけるより、楽しんだ者勝ち派なのです。

てなわけでサマーリーグ2日目。

昨日の戦いぶりからして決勝進出は厳しいかなと思いつつも
2試合ストレート勝ちすれば芽があることは存じてましたので
(この時点でデンソーが健祥会に負けたことを知らなかった)
予想に反してドキドキの観戦となりました。

1試合目
Springs vs Red Hearts
(2-0)

スタメン
#9(アン)#12(ミホ)#13(ルカ)#14(ミナミ)
#16(ユウコ)#18(シュリ)#19(コウキ)

昨日に引き続き、1試合目はルカ選手先発。
序盤は昨日の再現ドラマを見ているかのようなグダグダぶりで大差をつけられましたが、データが生きたのでしょうか、中盤以降はサーブで打ち崩し、それに伴いルカ選手が調子を持ち直し、なんとか1セット奪取。あとはけっこう楽な展開だったかな。
言ってもチャレンジリーグ、サーブが弱くブロックが低いですからね。昨日大活躍のミナミ選手がさほど頑張ることなくチームも流れに乗り始めました。畳み掛け始めれば地力に勝るSpringsがサラリと勝利。

さあさ、あと2セットです。

2試合目
Springs vs Eighty8Queen
(2-0)
31-29
25-21

スタメン
#2(マイ)#9(アン)#12(ミホ)#16(ユウコ)
#17(ムック)#18(シュリ)#19(コウキ)

後方から「ムック出すんか!」と他チームファンから非難の声が洩れ聞こえましたけど、知ったことか。先発はルカ→ムック、ミナミ→マイとなりました(真鍋さんはミナミ選手を極力温存したいのではないかと)。1試合目をストレートで取っている以上、この試合も意地でもストレート勝ちしたいところであります。となれば、もうメンタル勝負ですわな。

開始早々センタークイックが2連続でアウトとなり、不穏な空気漂いまくりの展開。ズルズルと相手リードが広がってしまいました。期待のジャンサもネットにかかり、早々とフローター切り替えです。何とか差を取り戻したのはシュリ選手のサーブでしたかねえ。

しかーし、ムック選手の持ち技はそれだけではありません。昨日はほとんど出さなかったツーアタックです。普通なら返すしかない位置に上がったボールをカンペキな助走で打ち抜いたアタック、観客の度肝を抜いてました。基本的にムック選手がツーを乱打する場面は状況が悪いことの表れなんですが、そんなことを通り越してあのツーはカッコ良いっすからねえ。観客をも巻き込むセッター、いいぜ!

なのに気が付けば22-24てな展開。
見ているコチラは半分諦めかけてましたけど、タイムアウトも良い具合に取っておられましたし、セッターさんの顔を見ればこれまた全く諦めてない。サイドアウトの連続でうわうわ言ってるうちに30点て!いやぁ面白かったっすわー。
最終盤はキャプテン榛澤マイ選手のブロック&アタックが光りました。チャレンジチーム相手ということもあり、決めまくってくれました。うむ、ブロックはマイ選手>ミナミ選手ですかなあ。

「絶対にこのセットは取れる」と確信しながらも、セットが終わって足元を見ると、脚がブルブル震えてました。我ながらザマないな。

1セット取ってしまえば後は何とやら、2セット目は精神的に楽でしたね。ムック選手のツーフェイントが決まりまくっていたのが印象的でした。己のツーの威力を知りながら、知るが故に極力ツーは打たないムック選手ならではのトス、敵はおろか味方までもが惑わされてましたよ。やっぱ面白いセッターさんですなぁ。

しかし、この試合で特筆すべきはなんといってもユウコ選手のアタック。過去のサマーと比べても一番のキレ具合だったんではないでしょうか。スイングの速さといい強さといい、初めて見たぞ!!うむむ、これは真剣にリーグ戦でも見たいですね。活かし方は難しいかもしれませんが、ぜひぜひライト起用でひとつよろしくお願いしたいものです。

ちなみに本日はリベロのコウキ選手が奮わず。センター陣のサーブ時に連続得点が続いたのは好サーブだけのせいではなかったはずです。レセプションはシュリ選手が随分とカバーに入ってましたし、ブロックフォローも位置取りが悪い。ただし視野の広さとセンスでまだまだ伸びる余地のある選手だと思いますので、これから、ですね。

あとは、そうだそうだアン選手、クイックを打てるようになってきましたねえ。リーグだったらどうかな?というアタックもありましたけど、昨年より随分と意識の向上を感じました。ダイレクトの成功率も格段に上がりましたし、センターとしての違和感が減りましたね。ここ1,2年はチャンスやもん。センターのレギュラーポジション目指して頑張って下されい。

*****
決勝リーグ目指してどういった作戦で臨むのかSprings
全力で臨み、勝利を掴み取ってこそ経験は生きるというもの。

応援してますぜ。


古)本購入控え中

・角田光代・岡崎武志「古本道場」ポプラ社(か)

今気付いた。この本ってポプラ社が出してたんですね。こないだ文庫化されてましたけど、あれはどこの出版社だっけかな(と思ったら、どうやらポプラ文庫というのがあるようで)
岡崎さんの古本系著作は何冊か持っていますが、こういったコラボは珍しいですね。ちょっと丁寧な古本屋ガイドといったとことでしょうか。来月、上京した際には軽く廻ってみたいものです。

2008年7月 4日

復活

雨やったんちゃうかい!というカンカン照りの蒸し暑さの中をてくてく交野へ。
1年ぶりのサマーリーグです。
きつねうどんに15分もかかった食堂から急ぎ出てコートを覗いてみれば、うわっ少な!そして誰がトス上げるんでしょうかという疑問はたちどころに氷解。だって#13と#17両人ともユニを着てるんですもの。

第一試合
Springs vs Airybees
(0-2)
スタメン
#2(マイ)#9(アン)#13(ルカ)#18(シュリ)#15(エリ)#12(ミホ)
控え
#14(ミナミ)#16(ユウコ)#17(ムック)

たいがいSpringsが負けるときは「自滅」ですが、なにやってんだルカ選手の巻。
練習段階から誰とも満遍なく合わないトス。イヤな予感はしていたのですが、それ以上(以下?)でした。デンソー新人セッターと互角以下のトス回し(=二段トスの嵐)というだけでも論外なのに、何点ドリブル取られてんですかい。どこぞのセッターじゃあるまいし、トスよりお好きなのかレシーブし過ぎっすよ。ぼちぼち猶予期間も終わるでしょうに・・・頼みますよもう。

2008070401.jpg
高いブロック力は魅力なのですが・・・

ピンチサーバームック選手のジャンサ(ネットにかかりましたが)に喜んだのも束の間、1セット目にしてエリ選手が負傷交代。センターがアン選手だけになってしまいました。

エリ選手outユウコ選手in。

アタッカーは誰も決まらず・・・レシーブはお見合い連発。

マイ選手outミナミ選手in

ミナミ選手、決め始める→すべてのトスがミナミ選手へ→捕まる

終わりました。

第2試合
Springs vs Marvelous
(2-1)

勝つ気ないかもしれないけど、さすがにこのままではマズイだろと思ってましたら、スタメン変わってました。

スタメン
#17(ムック)#18(シュリ)#16(ユウコ)#12(ミホ)#14(ミナミ)#9(アン)
控え
#2(マイ)#13(ルカ)

のっけからムック選手が大声張り上げまくり。コートの雰囲気がガラリと変わりました。
可能な限りはセンター線クイックを使い、なんとユウコ選手にもサウスポークイックをもどきを打たせて(決まって)ました。ユウコ選手、さすがにセンターは初めてだと思いますが、これが何らかのキッカケにでもなってくれればいいんですがねぇ。ブロックは相当振られてましたけど、センター位置から3枚ブロック打ち抜きなんてのは見ごたえありました。サーブミスしまくりだったのが、瀬戸際ではしっかりジャンサで打ち崩したのにはホロリ。お疲れさんです。

2008070402.jpg
 「連番!」

同期コンビの#12ミホ選手、守備はピカ一ながら攻撃力不足が悩みなのですが、2セット目あたりから攻撃も当たり始めまして、いやあ良かったですよ。見に来た甲斐ありましたわ。

前に後ろに大活躍は#14ミナミ選手。
1年ぶりに拝見しましたが、上手くなってましたねえ。本日MVP。
相手強打もずいぶん好捕してましたし、あまつさえトスもけっこう上げていたような。アタックはとにかくブロックを怖がらない所がカッコ良いです。ずいぶんと速いトスも打てるようになってました。前衛超クロスなんて技がミナミ選手から飛び出すとは思いませんでした。最終盤は得意の高速フローターでサービスエース。おっとりと勝負強いところが魅力です。課題はやはりブロックかな。応援してますぜ。

2008070403.jpg
試合後、すかさず指導するカントク

1試合目では今ひとつパッとしなかった#18シュリ選手ですが、2試合目では上手いところや意欲的なところをたくさん見せてもらいました。サーブレシーブ(1セット目を取られた一因)とネット際が課題かな。そしてセッター修行は遠のきそうだなあ。

デカイ声のお母様に応援しまくられていた#19コウキ選手はなかなか落ち着いた活躍。ブロックスカタンな試合、ほんとによく拾ってました。鳴り物琴絵さんとも互角だったと(贔屓目込みで)思いますよ。焦らず基本を固めたリベロになってほしいっす。

そしてセッター。とにもかくにも陰の立役者#17ムック選手。
さすがはピンチをチャンスに変える爆発力の持ち主です。黒鷲時より良かったですね。美しいトスを見せてもらって感無量になってるところに、チームを鼓舞する姿がますますケイさんに似てきたのに、またまたジーン。ジャンサ炸裂サービスエース奪取、ファンにとってはほんとに嬉しい1日でした。

2008070404.jpg

ベストセラー拒否症候群

前々から読んでみたいとは思っていたのですが

あさのあつこ「バッテリー(1)」角川文庫(か)

確かに面白いっすねえ。ある意味マンガ的な心理描写と展開だなぁという印象。ハマる人が多いのはよく分かります。続きは買ってもいいんですが、6分冊ってねえ。角川をさらに儲けさせるのはちょっとイヤだな。まぁぼちぼちと読みましょう。

2008年7月 3日

バーゲン回避

何とか仕事はざっと片付け完了。申し訳ないが明日は休ませていただきます。

―読了本―

・貫井徳郎「誘拐症候群」双葉社(か)

創元推理文庫でよくお見かけする名前ながら、最近は国内ミステリーと縁遠かったもので初読でありました。パソコンの形態が10年前ならではの描写ですが、充分に面白かったです。昼休みにガガガーッと読了。

この作家好きだー!

文章が頭に入りやすくかつ読み応えがあり、ラストも許容範囲。つか、私はやっぱりハードボイルドが好きなんですかね。前作の「失踪症候群」も読まなくては。

2008年7月 2日

See you again!

昨夜、甲子園観戦してきた後輩が(レプリカ)ユニフォーム購入を悩んでいましたので、後輩その2とともにオススメ候補をそれぞれに提案。

後輩2(=鳥谷ユニ所有)「やっぱり新井ですよ!なんだったら私が着てあげます」
私「えー、やっぱ渡辺やろ。昨日も渡辺で勝ったやん!」

肝心の後輩自身は赤星と金本で迷っているそうで、それはもう三者三様に噛み合わないわけですが、「そういえば渡辺って背番号何番でしたっけ?」と聞かれまして、ん?確か12番やった気がするんやけど・・・やっぱり12番でした。

*****
と、こんな前ふりはどうかと思いますが、
本家本元#12渡辺真由美選手の勇退が昨日付にて公式発表されました。
黒鷲時、いやリーグ中から薄々気付かされてはいましたが、この退団挨拶を読む限りではバレー界から引退されるということなのでしょうか。

私自身がムック選手ファンということもあって、どうしても他セッターへの視線は偏見に満ちてしまうことを自覚しており、迂闊なことは言いづらいのですが、マユミ選手は誰よりも打ちやすそうなトスを上げられる選手でありながら、その優しさが災いしてかどうにも1試合を勝ちきれるセッターではなかった印象があります。とにかくチームが大好きで、チームに尽くしまくり、ここ数年のSpringsを、ムック選手を文字通り陰日向なく支えてくれた恩人です。色んな意味で辞めるにはまだ早いと思うのですが、他チームでもう一息頑張るにはSpringsへの愛情が邪魔をしてしまったのでしょうか。嬉しいやら悲しいやらですが、そこはそれ、やはりどこのチームでもいいからトスを上げる姿を見せてほしいものです。

というわけで最後の鳥栖出身選手が姿を消してしまいましたね。
奇遇といいますか、パイオニアのリーさん、日立佐和の菅原選手が退団ということで、プレミアリーグから鳥栖戦士が居なくなった勘定です。
8年、か―。


その他退団選手は黒鷲時発表通り。
挨拶に今後の進路と性格が滲み出ていて、思わず微苦笑してしまいました。吉田、木村両選手は移籍なのかな。とにもかくにもスタメン目指して頑張っていただきたい、としか申し上げられません。上田、四宮選手も今後の人生に幸多き事をお祈りしております。

皆さん本当にありがとうございました。

2008年7月 1日

どうにも

法月綸太郎「法月綸太郎の功績」講談社ノベルス

上手いんやけどね、生活感の無い文章がちょっと相性合わない感じ。
強いて言えば本家本元エラリークイーンの方が好きですね。
(ちなみにエラリークイーンの作品では「Xの悲劇」が一番好きです)

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