断鎖[diary]
(2010-02-05) by neko


とある悪意を見聞きする羽目になり、しかもどうやらご本人は善意だと思っているようなんですが、そういう人たちが決まって口にする「みんなのため」「みんなそう思ってる」…みんなって誰のこと?
他人へ向けられた悪意といえど、どうすることも出来ない無力感は自分のこと以上にイヤなものです。私も人の心配をしてる場合ではないんですが、そういえば似たようなことが最近あったっけ…。

もやもやした気持ちを抱えたまま、のろのろとオケの練習へ。
今日はVnのOティーチャーによる弦セクでしたので、練習は例によってVn中心。音やフレーズへのこだわりで1楽章しか終わりませんでしたけど、私、こういう練習は決して嫌いじゃないです。そういうことはパート練習で、という意見も分かりますけどね。

休憩時間、ティーチャーに「先月コンセルトヘボウに行ってきましたよ!」とご報告したところ、元コンセルトヘボウ団員さんでもあるティーチャーの目がキラッと輝きました。なんでも「あのホールは本当に凄いからね。楽器を鳴らそうとしなくたって響いてくれる」とのこと。ほーー、残響二秒を超えるものは歴史だけではないんですね。なんなんだろう。そうだ、あのオランダ語プログラムは来週ティーチャーに差し上げましょう。

寒いし金欠気味だしで、練習後はさっさか帰宅予定でしたが、まだ気持ちが滅入っていましたので、ちょっと気を紛らわせようと飲みに参加。飲み会って発展性のないグチのたまり場になることも多いんですが、今日は結果的に行っててよかった。もし居なかったら、一緒のテーブルになったCb氏発案のオモシロ企画に加わるチャンスを失うところでしたからね。

なんていうと、会社の喫煙ブースやアフター5飲み会奨励的発想みたいでイヤですけど、こっちはあんなに悪意に満ちてないですし。いや実際、Cb氏の発想の柔軟さにびっくりしたんですよ。ああそういうやり方もあるのかって。
悪意の実行はさらなる悪意を生み出し、増殖させるだけなんじゃなかろうか…。

終電が事故に巻き込まれてどうなることかと思いましたが、無事帰宅。


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