不慣れな土地で電車が遅れ、時間に追われるほど面倒なことはありませんが、日本国内ではケータイというものがあるわけで、電車情報も、待ち合わせしていた友人との連絡もこれ一つでOK。便利な世の中になったものです。
深谷から急ぎ向かった先は渋谷のフィンランドカフェでした。期間限定のこのイベント、12/8〜12にかけては夜にピアニストさんを招いてジャズライブも行われるとのことで、ジャズはからっきしなんですけど、これは行きたい。早速予約完了。さすがにまるっきり予備知識なしというのも怖いので、CDを2枚ばかり(コレとかコレとか)購入して聴いてみると、とてもいい感じでして、期待も盛り上がる一方でした。
ここまで来て迷うのはイヤなので、渋谷からタクシーに乗り、もののわずかの時間で会場到着。席を取ってくれていた友人と再会を喜び、まずは腹ごしらえを。食うぞ飲むぞ!
ボケてるけど、「ヤンソン氏の誘惑」 でもこれってスウェーデン料理じゃなかったっけ? ボケてるけど「カレリアパイ」 シベリウスのカレリア組曲ってあったよね。なんだかんだでメニューのほとんどを食べ尽くしました。大人食い?どの料理もレベル高かったです。飲み物ではホットワインがむちゃくちゃ好みでした。
さてさて、本日一番のメインイベントです。つか、出演者さんたちは開演前から周りでお客さんと談笑してはりました。気さくな人たちだ。
〇ウラディーミル・シャフラノフ トリオライブ
いやあ良かったですよー。ジャズは良し悪しどころかルールもサッパリ分からないので(なんで楽譜無しに弾けるの?とか)迂闊なことはいえないんですけど、あの即興のスイング感は凄いっすね。リズム感のない私には厳しい世界だわあ。
演奏はやっぱりピアノが良かったです。先入観ももちろんあるでしょうけど、北欧らしい硬さと透明感っていうんでしょうか。凄く好きなタッチでした。ベースとドラムはバランスからすると、もう少し音量小さめでもいいかなーと思ったんですけど、どうなんだろう。ジャズも勉強してみないとな。
ほっこりといい気分でくつろぎながらも、友人との会話はなかなか不景気な話題に。広告不況の影響で某大手出版社がヤバいらしい、とか、某大手書店のボーナスは3万円らしい(!)とか。
え・・・Amazonで買うのは極力やめよう。