読了本
・宇都宮徹壱「フットボールの犬」
サッカー観戦回数はテレビを含めても数えるほどしかありませんから、サッカーの戦術や面白ポイントは正直サッパリ分からないのですが、インタビュー内容は魅力がありましたし、なにより著者宇都宮さんの行動に引き込まれ、一気に読み進めました。
サッカーという世界中で愛されるスポーツによって浮かび上がる歴史やあぶり出される人間性なんつうものは実に多種多様。そんな背景をたっくさん抱えているからこそ、よりスポーツとしての価値も重みが増すのかな。
それにしてもトルコのサッカーってこんなに怖いものだったのか!あの時は簡単にガラタサライとベシクタシュの対戦が見たいよなーなんて思ってましたけど、これはイスタンブール・ダービーといって最も危険な対戦の一つであるらしい。そうか、そんなのを帰国前日なんかに観に行ってたらエラいことになってたかもわかりませんね。いやまぁフェネルバフチェ戦も大変は大変だったのですが、もっと大ネタ拾えたのになぁ!なんて。過ぎてみればなんとでも言えるもんです。
つまらんごたくは抜きに、サッカーを知らない人にも面白いので、ぜひご一読を。