皆既日食は南の島だけのお祭りかと思ったら、そうでもないようで、会社でもお昼前はちょっとだけ騒ぎになりました。私はどちらかというと太陽よりも月派、月よりも星派なのですけれども、そうはいってもやっぱり見えるというんなら見ますよ。
雲のおかげで、意外とよく欠けが見えました。案外晴れてるよりも良く見えたんじゃないでしょうか。しかし、新聞等でダイヤモンドリング写真を目にすると、それを見たいと思う気持ちよりも、こんなことが原始時代に起きたら天変地異としか思えんかったやろなあ、という思考から抜けきれませんでした。
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昨日、本屋でジョージ・オーウェルの「1984年」新訳本が並んでいるのを見て、迷わず購入。文庫本の版型よりも大きめサイズのようで、ああそれでレジでカバーをかけるときにわざわざ糊部分をはがされていたのか・・・。物凄く神経質な店員さんなのだとばかり思い込んでましたよ。
帰りがけに巻末の訳者解説をちらっと読むと「イギリスでは『読んだふり本』第1位」・・・なのだそうな。とするとフランスでの1位は「紅茶に浸したままカビが生えてしまったマドレーヌ」あたりでしょうか。
ちなみに今回の新訳発売は村上春樹さんの「1Q84」とも絡んでいるとかいないとか。いやいやいや、こっちの方が先ですから、本家ですから。うむ、これは意地でも読み通さねばなりますまい。頑張りますぞ。