仕事中、とある分担表を作りながら、そういえば今季のSpringsはなぜ最後まで役割分担が出来なかったのだろうかとぼんやり。何だかんだで決勝戦を引きずってます。
他チームメンバーと比べて能力が著しく落ちるというわけでもないのになあと(むしろ逆だと言われそう)つらつら考えるに、役割分担って言うほど簡単なことではないのかもという結論に達しました。お互いの信頼に基づいた意思疎通がないと成り立たないわけですから、常に二枚ブロックに付くことが難しいように、これまた意外と大変なことなのでしょう。
今さらですが、シーズンを通してローガン選手の「私が!私が!」という背負いっぷりが引っかかってならなかったのです。よく言えば責任感が強いということなのですが、裏返せばチームメイトに任せることができないということでもあり、最終的にあの決勝戦が起きたのはやはり必然だったのではないかと思わざるを得ないのですよね。
ローガン選手自身も五輪から休む間もなくコンディションを保つのは難しかったでしょうし、彼女の責任だけを問うつもりなんぞは全くありませんが、たとえそれがベストな選択ではないときでも彼女に任せざるを得ないというチーム状況がこうした結果を導いたともいえるわけで、高い能力の選手が加わることはチーム(ひいてはリーグ)のレベルを高めることにも繋がりますが、やはりできることなら助っ人さんに依存し過ぎないチームを作ってほしいと願う次第です。
てなところで、意外と早く全日本メンバーが発表されたようで(→こちら)
Springsからはワンジョ選手、舞子選手、リョウ選手そして新人岩坂選手がリストアップされています。スターシステム云々ということに目をつぶるとすれば、わりと配慮を感じる選出ですね。ムック選手が選ばれていないことについては、残念に思うよりも正直なところホッとする気持ちの方が強いです。チームの監督が変わるという一大事にセッターが居ないのは困りますし、現実問題としてムック選手の満身創痍っぷりは見た目以上に酷そうですから...。
この中からどれだけの選手が召集に応じ、そして残るのかは分かりませんけど、今年だけは勝負のない年ですからね。長期的な見通しをもってすれば、なかなか良い線行ってるのではないでしょうか。個人的にはテレビ観戦で満足できそうなので、これまた安堵です。夏はサマーリーグついでに湯治にでも行こうかなー。