ある日曜日[diary]
(2010-04-11) by neko


朝、井上ひさしさん逝去を知りました。有名な超ヘビースモーカーでしたから、肺がんは不思議ではないことでしたけど、でもこんなに早く亡くなってしまわれるとは、やはり早過ぎます。ほんとうにほんとうに残念ですが、(義姉の)米原真理さんと違って苦しむ時間が短かったのは良かったかもしれません。
初めて生で「こまつ座」のお芝居を観たとき、ああやっぱりこの人の真骨頂は舞台なんだなあと、心底震えた気持ちを未だに覚えています。井上さんが遺してくれた膨大な作品をこれからも味わえるのは幸せなことですが・・・どうぞ安らかに。

・「schola 坂本龍一 音楽の学校
昨夜放映されたバッハ第二夜の録画再生。実に興味深い内容でした。3度が途中で発見された調性で、しかも当時は不協和音だったなんて初耳でした。しまいこんだままの楽典の教科書ですが、そろそろ読み時でしょうか。それにしてもカンタータって素晴らしい。

・三谷さんの「わが家の歴史」第三夜
淡々と面白かったですが、昨日の方がよかったかな。ただ、途中で止めさせない切らせない力はやっぱり凄い。役者では玉鉄さんとマツジュンが予想以上に良かったですね。で、とにかく美味しかったのは大泉洋さんの都留ちゃん。なんしかどの役者も殺さない三谷さんの腕前おそるべし、なんですけど。

ドラマを見ながら、そういえば運動会って大きなイベントだったなあってことを思い出しました。ウチはどっちかというと文化系な家族でしたけど、それでも重要度は音楽会よりも運動会の方が断然高かった。徒競走の順位はこの世の一大事でしたし、お弁当の中身もいまだにうっすら記憶にありますもんねえ。甘苦い思い出です。

ドラマを見ながら作り始めたボーイング譜も一応完成。やれやれ。問題点もいろいろ浮上しましたが、それはまた明日以降に。

そうそう、風邪なおりました。やっぱり風邪だったんですね。


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