2010年10月21日

生きるための強さ

読みかけ、未読本の山を抱えながらも、辻選手の写真に引き込まれて買ってしまいました。

佐々木亜希殴る女たち」草思社

「殴る女」といやあ和久井映見さん主演のドラマなんで、もう少し他のタイトルはなかったんかと思いますが、こちらは私のごくごく身近な周囲では大人気の、しかし世間では超マイナーなジョシカク(女子総合格闘技)を背負う選手さん11人へのインタビュー集。

皆さん、自分から逃げることを止めた人たちですから、読み進むにつれて自分を情けなく思う気持ちが募り、グッタリ脱力してしまいました。なんか無意識の内に元気になれる内容を想像していたようで、思いの外ダメージがデカかったというところでしょうか(格闘技だけに)。でも面白かったですよ。これを読んだらきっと試合を見に行きたくなるだろうとも思いますし。

…性懲りもなくバレーと比較してしまう自分もいます。が、こういうものを見ると、バレーの客観性の無さや、下克上の芽を刈り取るアホさが目に鼻について仕方ありません。やっぱり会社のひも付きである内はどうしようもないんでしょうか。

ま、何のかんの言いつつもSprings斉藤マネージャーのブログは読んでまして、これが今季少しは観戦に行こうかと思う、かすかな拠り所だったりするんですけどね。

肝心のジュエルス最終戦(12/17)はというと、かなり厳しいんです。せめて土日開催だったらなあ…。

コメント

ご無沙汰しております。

自ら変えようという意思なきところに変化はありませんよね。
会社の紐付きであれ何であれ、夢や危機感に裏打ちされた主体性があれば、環境はいくらでも作り様、使い様があると思うのですが、そこまで気骨のある方はおられない様子。それでもいくらかは変わりつつあるのかなと感じはするのですが、足並みが揃わないところがまた残念です。
投げ出しても解決にはなりませんが、下々がああのこうのと思ったところで何もなりゃしないのかなと、考えるだけ疲れてしまいました。

ちょうど別方面に忙しくなりましたし、ますます遠ざかってしまいそうです。昨季はかろうじて一度、今季は足を運ばず、ですかね・・・。
どうせ押すなら、手応えがある暖簾の方が愉しめますから。

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