堪え性
読了本
・丸谷才一「あいさつは一仕事」(講談社)
丸谷さんのスピーチ集第三弾。
本棚整理が終わっておらず、ましてや単行本ということで、購入はしばらく悩んでいたのですが、井上ひさしさんへの弔文がどうしても手元に欲しくなり、買ってしまいました・・・満足。
人前で挨拶する機会などほとんどありませんが、スピーチ集というよりは読み物に近く、面白かったです。
丸谷さん=エリートインテリ、性格悪いという変な思い込みがあって、昔は若干敬遠気味だったのですが、「ユリシーズ」全訳を読んだ辺りから認識が変わってきて、今ではけっこう好きな作家さんだったりします。食わず嫌いはいかんですね。
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