生まれること、生きること
テレビ番組表を見ていると、コバケンの「オーケストラ うまれる」という文字が目に入りましたので、もしかしたら「我が祖国」演奏もあるかな?なんてな軽い気持ちで録画。途中から追っかけ再生して見てたんですが、いやあ軽い気持ちを打ち砕かれました。
プロアマ混合のオーケストラが様々な障害を持つ方たちとともに演奏に取り組むというプロジェクトのドキュメンタリーだったのですが、90分のBS番組が総合用に短くまとめられたもののようで、できればノーカット版を見たかったですけど、それでも充分過ぎるほどに興味深い番組でした。音楽で世界を救えるものかどうかはわかりませんが、全否定されるものではないのだよな、と。コバケンさんの音楽に対する愛情の深さと、それを支えた人たちの情熱は、このご時世で音楽することの意義や可能性を探るキッカケになりそうな気がしました。
しかしまあ、有名無名に関わらず、障害の有無に関わらず、偉いヒトというのはたくさんいるものですね。世の中にはあまりにも自分の知らないことが多すぎ、そして知らないでは済まされないことを無視して生きている自分がいますが、日々、努力して生きるヒトたちが皆報われるような社会を作るために、自分も自分に対してマジメに生きなくちゃいかんですね。
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