ジュピター551?
雨の中を美容院へ。
数年ぶりに電化製品欲しいwaveがやって来ているという担当兄さんとブルーレイトークに花を咲かせながら、ふと思い出した疑問をぶつけてみました。
「髪の毛ってのはドライヤーを使わないとツヤが出ないものなんでしょうか」
一瞬口をぽかんと開けた兄さんは「5年間切ってきて、そういう質問初めて聞いた気がするわ」と呟いた後、「髪は濡れたままの自然乾燥だとキューティクルが開いたままになり、栄養素やらなにやらが流れ放題になってしまう」と教えてくれました。なるほどねえ。
午後からは予想に反して晴れ始めましたので布団を干し、ライブスコアを流しながら読書。
・鶴我裕子「バイオリニストは目が赤い」(新潮文庫)
N響所属のバイオリニストさんというだけでマジメそうな印象が浮かぶのですが、石田衣良氏ご推薦の帯に眉をしかめながら立ち読みしたページは「マエストロの血液型」。うわ、すげー面白いじゃないですか。そそくさと購入。・・・この帯、販売促進効果あるんでしょうか。
いやあほんとに面白い。毒の加減がすばらしい。「ブロムシュテット大研究」なんて、お腹かかえて笑いましたよ。私、今度の定演で弾く「ブルックナー6番」を聴いたことがなかったので、何も考えずにブロムシュテット盤(新譜)を買ったんですが、これがもう退屈きわまりなくて、第一印象はこんなものかと諦めてたんです。ところが先日ヨッフム=ミュンヘンフィル(EMI)のCDBOXを入手し、聴いてみると180度違うじゃないですか。とにかく自由で楽しいんですよ。なんじゃこら、私の失った時間を返せ!てなほどに、超カタブツで知られる指揮者さんですが、どうやら実状は想像以上のようです。
オケに関わったことがある人も、そうでない人も楽しめるであろう話が満載です。著者の鶴我さんはご自分の腕前を卑下されまくってますけど、天下のN響バイオリニストさんが下手なはずもなく、好きな演奏家に対する表現も共感することが多々ありましたので、きっとステキなバイオリニストさんなのでしょう。最近はマトモな指揮者がいないと嘆いておられますが、ウチの師匠が読んだら頷きまくりそうです。
*****
で、ちょくちょくとライブスコアも覗いておりましたよ。
Queensies vs Springs
(0-3)
トヨタ車体さんも中盤まではリードしたり競ったりするんですが、終盤までは持たず、という展開が続きました。レナタ選手がいくら頑張ったところでセンターが居ませんし、今西選手もケガ、なにより頼みの綱だった(高橋)翠選手の引退が響きまくってるんでしょう。センター・サイドともにとっかえひっかえが続きました。
Springsも負けず劣らずサイドサイドサイド・・・でしたが、ワンポイントカナコさんがブロックを決めたり、石田選手後衛時にはミユキ選手を投入したりするうちに調子づき、ストレート勝ち。点差がついたセットポイント時にはサキさんと岩坂選手の交替がありましたが、連続得点を許し、無念の再交代。ま、一年目ですもんねえ・・・とか呑気に構えてる余裕ないんで、早く上手くなってください。頼みます。
そういや、公式HPのインタビューが追加UPされてたんですね。コートを見ていて感じた印象はインタビューでも変わらず、水田選手と佐野選手は応援したくなります。逆は・・・あえて書きませんけど、まあそういうことで。
コメントする