なぜゴマなのか
ここ数日、Googleさんのトップロゴがセサミストリート40周年とやらで、おなじみキャラクターが日替わり登場中。初日にビッグバードの足が出てきたときは、セサミ代表はビッグバードなのかとちょっと驚きましたが、その後クッキーモンスターやらアーニー&バートもお目見え。世間一般で人気があるのはエルモだそうですが、私はバートかなぁカウント伯かなぁ...。でも、これを見た瞬間に思い出しました。
私が一番好きだったのは、オスカーだ!
子どもの頃、父親が英語の勉強などと言ってNHKで見ていたので、横で私も眺めていたのですが、内容は良く分からないながらも、オスカーの色とゴミ箱視点からの発言が好きだったのです。
今でこそアメリカ苦手人間ですけど、良いところや懐深いところがたくさんある国だということはもちろん認識しています。この作品もその一つですよね。
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録画し損ねたドラマDVDをお借りしましたので、鑑賞させていただきました。
松本清張原作×向田邦子脚本×杉田成道演出脚色という豪華?コラボ作品だそうで(や、「北の国から」ファンではないもので・・・)、役者さんも主演の役所さんや深津さんを始め、上手い人たちがたくさん出演されており、映像や写真もキレイで見応えはありました。ただ、CX系脇役常連さんたちは若干くどかったですね。そして木村多江さんは実にこの手の薄幸役が多いよなぁと改めて。たまにはコメディで拝見したいものです。
清張作品も時代考証がだんだん難しくなっている中で、今回、設定を昭和の終わりに持ってきたのは成功だったのではないでしょうか。ただ、話を天皇崩御と絡めようとするあまり、不自然なまでに昭和史映像が挿入されていたのには違和感がありました。詰め込みすぎて物語の主題が薄くなっちゃった印象です。ま、こういう記念ドラマ系を成立させるのは大変なことですし、文句ばかり言ってちゃいけませんね。
向田さんの脚本を読んでみたいですが、ひとまず原作を読んでみますか。
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