2009年7月31日

迷惑者

昼休み、塩辛い麻婆茄子丼を食べた後、何の気なしにカバンの中を整理していたところ、パスケースがやけに薄いことに気付きました。ひぇーっ、定期券がありません。ポケットが緩くなっていたのでカードを一緒に入れていたのですが、それもありません。長距離通勤者の私が定期を落とすだなんて!

しかし落ち着け、JRはICカードだから再発行してもらえるはず。それより私鉄の方は・・・無事ありました。これさえあれば被害はほとんどありません。てなわけでJRの忘れ物センターに電話。何十回かのコールを経て、ようやく出てきた人に

「定期とカードを落としまして」
「お名前は?」
「〇〇です」
「届いてますよ」

拍子抜けするほどあっさりと一件落着。ふぅ。

*****

眠気に襲われまくりながらも仕事を終えて、心持ち急ぎながら駅に向かう途中で気付きました。

「財布忘れた!」

なにやってんだ、もう。大汗をかきながら会社に戻り、財布を取って出かけようとすると、残っていた後輩が何やら電話中。会話から類推するに、そーれーは、私にも責任がある話。つか、少なくとも後輩には関係がない話です。なのに「大したことないし、あとは大丈夫ですよ。オケ行ってください」と送り出されてしまいました。うーわー、ごめんよ・・・。

忘れ物センターで無事に定期を受け取ると、なんと回数券まで落としていたことが判明。何枚も拾って下さった方、ほんとにすみません。そしてありがとうございました。

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練習後、(私の)歓迎会ならびに師匠とのお食事会がありまして、麻婆冬瓜なるものを初めて食べました。美味しかったですよ。ウチでもシーズンが来たら作ってみよう。
終電が近づき帰ろうとしたところ、会話がエスカレート&ヒートアップしてしまい、席を立ちにくくなりました。あぁこれでは先週と同じパターンです。まあいいや、途中からタクシーに乗ればいいんだから・・・。しかし問題はまったくもって解決へと向かうことはなく、続きはまた来週となりました。ぐうぇー。
けっきょく、帰りはあろうことか師匠にクルマで家まで送ってもらってしまいました。ほんとにほんとに申し訳ないです。

泥眠。

2009年7月30日

繁忙録

練習見学終了後、日焼け止めを塗り重ねながら炎天下を歩くこと30分あまり。駅に着くと電車は18分後との表示が。さっさとタクシー呼べばよかった。朝からことごとくタイミング悪いなあ。

時折やってくる頭痛をこらえながら、灘にある兵庫県立美術館へ向かいました。

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なんとしても特別展「日本の表現主義」は平日に行っておきたかったので、がんばりました。
戦前の作品というのは、つい作者の背景から評価してしまいそうになるのですが、大正という時代は国家の存在が若干希薄だったのか、あふれる気迫は拭いようがないものの、作品として見入るものが多いように感じました。なかでも版画と写真がおもしろかったですね。築地小劇場の舞台装置写真なんてのもあり、これ、今でも使えるなあと思いながら見てました。

と、今日はここで立ち止まってはいられません。次は元町。

神戸市立博物館「一瞬のきらめき 薩摩切子」展

なんとか閉館時間ギリギリで間に合いました。神戸市立博物館にしちゃ粋な企画だなと思ったら、サントリー美術館と共催ですか。なるほど。
ってなことはともかく、島津斉彬の時代に大きく発展した薩摩切子、いやぁ素晴らしいですね。織物の柄を取り入れたとされる紅色の作品がものすごく良かったです。ぼうっとした縞がたまんないわ。篤姫お輿入れ時のお道具の数々も凄かったし、一見の価値はありますね。

息つく間もなく、今度は楽器屋へ。目をつけていたチェロケースを見せてもらい、大いに悩みながらも「今日は無駄遣いに注意」というテレビ占いを思い出し、ひとまず保留。安いとはいえ10万近くするんですからねえ。ちょうど明日はオケの日。師匠もいらっしゃることですから、お伺いを立ててみてからにしましょう。

高架下を歩きながら、そういえばここいらに好きな靴屋があったよなぁと探していると、お、ありました。でも「閉店セール」の紙が。えーーーー(何年も来てなかったくせに)。
店内を見ていると「どんなものをお探しですか」とおじさんに声をかけられました。んー、夏だけどサンダルじゃなくって・・・とかなんとかごにょごにょと返事をしますと、じゃあこういうのにしときなさいとパンプスを出されました。一足あって困らない靴だから、と。確かにね。
サイズを出してもらい、履いていると「たぶんちょうどいいはず。あなたは左足の方が少し大きいね」と、本人にもよく分からないようなことを指摘され、この靴がいかにいいかということについて細かく説明を受けました。あー、こういうプロ店員さんっていいよなあ。
お会計をしながら「こんなに色んなコトを教えてくれる靴屋さんがなくなるなんて、残念です」と申し上げると「皆さんにそう言ってもらってます」と。8月いっぱいは営業されるそうなので、なんとかもう一度は行っておきたいところ。

そして最後に向かった先はミント神戸のタワーレコード。思わず「オードリー」DVDを買いそうになるのを我慢して、クラシックとロックを合わせて4枚ばかり。タワレコインを2枚もらってきました。なくしそうだなー、これ。

朝は出遅れてどうなることかと思いましたが、なんとかミッションはクリアしましたよ。ああやれやれ。

速報?

不覚にも、めったにならない二日酔いで芯がスカスカした頭を抱えながら、加古川に行ってきました。あまり写真を撮る気分ではなかったので、ほんとにちょっとだけ。

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カナコさん(黒髪!)が戻ってこられました。お元気そうでしたよ。途中、脚を押さえるしぐさにヒヤリとしましたが、ケイさんがすかさず有方トレーナーにご注進、事なきを得たようです。あぁやっぱり不安やわぁ、もろもろ。
新人・水田選手のプレーを初めて拝見しましたが(レシーブ写真ですんません)ジャンプ力が今ひとつですねえ。性格良さそうですし、腕の振りもわりといー感じに見えただけに、ちょっと残念でした。コート側で佇む#17岩坂選手はそこはかとなく「応援したくなる」タイプですねえ。よかったよかった。

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ブロック練習の時、後姿を見ながら誰だ?と思ったらミユキさんでした。本格練習時は隣コートで独り黙々とラダートレーニングをこなされたり、床拭きを手伝ったりしておられましたが、ひとまず無事に動けておられる様子にちょっとだけ安堵しました。

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サキさんもブロック練習に参加したあとは、隣コートでメイさんにトスをあげてもらってスパイクを打つという自主練を行っておられました。開幕まであと4ヶ月、挑戦されるからには、どうか跳べるようになりますように。
写真はタオル係手伝い(もどき)をされているところです。しかめ面をされてますが、これは確かふざけてたシーンだったはず。

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こちらも別メニュー調整の模様。後半はトレーニング室だったのでしょうか。コート上ではあまり姿を見かけませんでした。前半に間に合わなかったので良く分かりませんが、諸々大丈夫なのかなあ。気になります。

その他の選手さんたちについては、まぁ基本サマーリーグな感じでしたかね。ごひいき雨堤選手はサマーよりも元気そうで、少し安心しました。あー、想像通りケイさんは既にチームを掌握しておられましたよ。今日は浅津選手と雨堤選手によくアドバイスされてたかな。

ざっとそんな感じで、細かいことは気が向けば書くかもしれませんが、ちょっとバタバタしてるんで、書かない可能性が大きいかなあ。

2009年7月29日

dakara

会社のお中元ビールを消費しましょう納涼会を会議室にて開催。

食べ物がまったくもって足りず、ひたすらにビールをクピクピと飲みまくり、場の勢いで出てきたSントリー「響」水割りまでをも口にしてしまい、すっかり酔っ払ってしまいました。やっぱウィスキーはダメだ私。
最後、営業さんと「山本周五郎のオススメ作品は何か」論争をしていた記憶はあるのですが、片付けをした記憶がまったくありません。でも後輩たちと一緒に帰ったんだから、きっと彼女たちがやってくれたんだよなあ。サイアクだ…ほんとにごめんなさい。

二次会行こうよ〜というお誘いを「勘弁して下さい」と拝み倒し、ふらつく足元で帰宅。

2009年7月28日

退却

最近、母が(ダイエットがてら)散歩を始めたんですが、今日も私が夕食後クターっとしておりますと、「練習せえへんの?」と声をかけられました。そう、彼女が散歩している間に私がチェロを練習し始めるという体制になっているのです。母はうるさい音を聴かずに済み、私も遠慮せずに弾ける。そしてお互いサボらずに済む。一石二鳥というわけです。

実はオケに復帰するや否や、何やら少々シビアな事態であることが判明しまして、しかも私の加入がさらに問題に火をつけた格好でもあるため、呑気なことを言ってられなくなったのです。「こんなはずじゃなかったのに…」と呟きつつ、練習練習。

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前々から気になっていた、ぺんてるの「マルチ8」をとうとうネット注文しちゃったんですが、会社で「買っちゃったんだけど、楽天ポイントを使ったからタダだよー!」と言うと、後輩に「そんなにポイントが溜まるって、どんだけ遣ったんですか」と冷静なツッコミを食らいました。ええ、ええ、遠征時のホテル代ですともさ〜。

んで、届きましたよ。

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ひとまずコピー用の芯2種類をボールペンとHB芯に変更。書き味はものすごく良いです。そういや私、シャーペンの芯もぺんてる派なんですよね。

これにて三色ボールペンはこちらに交替。お役目ご苦労様でした。

2009年7月27日

解消

猫ホテ(=猫のホテル)の某作品DVDをようやっとこさ鑑賞。今週は積んDVD鑑賞週間です。
録音レベルが安定しないDVDだったこともあり、途中からは映像を追うカタチになりましたが、あはー、こりゃ池鉄フィーチャー作品やんかってなぐらいに、池鉄さんがエラいことカッコ良いではないですか。・・・今より断然痩せてる!これやったら「キモさ」メインじゃなくて、普通にカッコ良さで売れますよ。

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2009-2010Vリーグスケジュールが発表されました。内容は例年と同じく溜め息もんですが、関西は6試合と去年より少し増えたようなので、思ったよりも観戦回数は増えるかもしれません。総当り4回戦ですか...なんだかマンネリ感。

2009年7月26日

録画三題

朝食を食べた後、昨夜録画しておいた「リミット」第4回を鑑賞。だんだん「面白い」というコトバを迂闊に吐けない展開となってきましたが、むろん面白いです。愛が勝つのか憎しみが勝つのか、遊川さん(=脚本)の行方が非常に気になりますが、放映はあと2回。この濃度だとこれぐらいの長さが限界なのか。残念です。

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見終わった後、HDD+VHS+DVDサブ機(=お人よし二世)のライン取り外し作業に取り掛かりました。壊れないことだけが取り得のPana機のくせに、突然電源が落ちるという現象が続いておりまして、WOWOWアナログの録画ができるのはこの機械だけ、そして来月のWOWOWプログラムは「R2C2」を始め、わりと盛りだくさん。直さなしゃあないなあ。
近所の電化製品店に持ち込んで修理依頼をしたところ、12,000円もしくは23,000円とのお返事。ともかくもメーカー送りとなりました。Panaさん頼むよ。

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借りっぱなしだったDVD「CHAMPIONS FOREVER」をようやく見終わりました。
ヘビー級歴代チャンピオン5名(Larry Holmes,George Foreman,Ken Norton,Joe Frazier,Muhammad Ali)が過去の試合ビデオを基に回想し、そして語り合うという面白い企画。現役時の挑発行為を笑って回想し合うだなんて、そうそうないことですよね。ボクシングにあまり馴染みがない私ですら、あちらこちらで反応してしまうほどですから、ボクシング好きにはたまらんのやろなあという映像がてんこ盛り。やっぱり頂点って違うねんなあという風格と言葉がズラリと並び、そして響きます。うーむ、アリさんの存在感は言動込みで別格やったんですね。

しかし、それぞれの試合シーンを見ると、フォアマン強ぇ(でもエラいこと謙虚)とか、なんですか、相手によって相性なんかもあるんだなぁと。華麗なフットワークも見応えがありました。手と足のバランスはリズムの悪い人間には取れんのだろうなあ。

ボクシングも生で観たほうが面白いんでしょうか?という疑問を抱きつつ、まずはWOWOWあたりで観戦してみることとします。

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宮里藍選手優勝おめでとう!

おやすみなさい・・・

2009年7月25日

豪雨ときどき晴れ

チェロケースを運ぶ機会が増えたため、ちょっくら真剣に軽量ケースを物色。今のケースが6キロぐらいなので、できれば3キロ台が希望なのですが、以前よりは多少値下がりしたとはいえ、やはりドイツ・フランス製は皆さんなかなか可愛くないお値段です。そんな中、10万円程度で面白そげなケースを発見。これは近々見に行ってみなくては。

カーボンといえば、最近はカーボン製の弓というのもなかなか出来が良いんだそうで、昨夜も師匠曰く「50万円ぐらいの弓を買うんなら、モノによっては10万円台のカーボン製の方がいいらしいよ」と。へーーーー。梅雨が明けたら楽器を調整に出す予定なんですが、その時ちょっと聞いてみましょうかね。

しかしまあ、あらためて何やかやと手間もお金もかかる趣味っすわ。

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ご近所で合宿中の友人にクルマで寄ってもらい、進呈。
ぜーんぶ自家製無農薬だぴょーん。

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Springs公式によると、今週(とつぜん)公開練習があるみたいですね。夏休みを取ることも可能ではありますが、加古川ですし、なんたって一番見たい選手はもう居ませんからねえ。

2009年7月24日

DOGS

ひさしぶりに傘のない金曜日。チェロがあるので極力荷物を減らしたい身としては助かります。

電車の中で「1984年」を読み返しながら、携帯プレイヤーでデヴィッド・ボウイの「ダイヤモンドの犬」を。歌詞はよく分かんないんですが、そのブレない精神が、心意気が、カッコ良すぎますよ。デヴィッド・ボウイも久々にちゃんと聴こう。

イギリス、深し。

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本日のオケは弦セクション練習。見てくださるのは・・・師匠です。こんな日に限ってチェロトップ氏が遅れるとのことで、どういうわけだかトップ席に座る羽目になってしまい、全身イヤな汗をかいてしまいました。師匠はともかく、お上手ヴァイオリン'sの視線が痛くてねぇ。これは「私を強制的に練習させよう」作戦かなにかでしょうか。

練習後、今日こそはまっすぐ帰宅するつもりだったのに、「韓国料理屋で先生と一緒に『特別な鍋』を食べる会」が急遽企画されたため、のこのこ出かけてしまいました。あぁ意志薄弱。

いろんな話をしながら・・・「バレーは身長じゃないっすよ。滞空力っすよ」とぶち上げたところ、師匠に「あぁ、ブロックの間とかコートのスペースとか空中で見てるもんなあ」と賛同いただいてしまいました。いつもの私なら、強く「テレビじゃなくて会場で見てくださいよ」論にもっていくところですが、今リーグが「実際に見ておもしろいバレー」かどうかは分かりませんからねえ、はてさて。

あ、そうそう、「特別な鍋」というのはですね、「コラーゲンたっぷり」が売りだという、とある肉のチゲ鍋だったんですが、いやー、とうとう食べちゃったですよ(しかも美味しく)。ごめんよー。

終電をギリギリ逃してしまい、途中からちょっとだけタクシー帰宅。次回は気をつけねば。

2009年7月23日

自問自答

祝「1984年」読了!

古典特有のとっつきにくさを越えてしまえば、あとはもう読みっぱなし。愉悦から恐怖への展開はひたすら冷酷で、作家の業とはこういうものなんだろうかというほどに、オーウェルの作家魂がビシビシと伝わってくる凄まじい小説でした。楽しみにしていたトマス・ピンチョンによる解説もこれまた期待を裏切らないどころか、これだけで作品になるんじゃないかというほどの素晴らしさでしたし、なんかエラいもん読んじゃったなあという感じ。政治小説?心理小説?推理小説?いや、もしかすると小説の枠組みを超えたモノなのかも。頭の中をいろんなコトバと思考が飛び交いまくり、軽い興奮状態に陥っています。

自由とは己に対して絶対的であること、なのかなぁ。

2009年7月22日

スタート

皆既日食は南の島だけのお祭りかと思ったら、そうでもないようで、会社でもお昼前はちょっとだけ騒ぎになりました。私はどちらかというと太陽よりも月派、月よりも星派なのですけれども、そうはいってもやっぱり見えるというんなら見ますよ。

雲のおかげで、意外とよく欠けが見えました。案外晴れてるよりも良く見えたんじゃないでしょうか。しかし、新聞等でダイヤモンドリング写真を目にすると、それを見たいと思う気持ちよりも、こんなことが原始時代に起きたら天変地異としか思えんかったやろなあ、という思考から抜けきれませんでした。

*****

昨日、本屋でジョージ・オーウェルの「1984年」新訳本が並んでいるのを見て、迷わず購入。文庫本の版型よりも大きめサイズのようで、ああそれでレジでカバーをかけるときにわざわざ糊部分をはがされていたのか・・・。物凄く神経質な店員さんなのだとばかり思い込んでましたよ。

帰りがけに巻末の訳者解説をちらっと読むと「イギリスでは『読んだふり本』第1位」・・・なのだそうな。とするとフランスでの1位は「紅茶に浸したままカビが生えてしまったマドレーヌ」あたりでしょうか。

ちなみに今回の新訳発売は村上春樹さんの「1Q84」とも絡んでいるとかいないとか。いやいやいや、こっちの方が先ですから、本家ですから。うむ、これは意地でも読み通さねばなりますまい。頑張りますぞ。

2009年7月21日

命日

帰りがけに TOWER RECORDへ。10,20,30日にお買い物をすると何やらもらえるキャンペーンの関係で、昨日(20日)行くつもりにしていたのですが、すっかり忘れてしまって...とはいえ、せっかちな私は30日までなど待てません。ひとまず2つだけ購入。

・Haydn:String Quartets opp.76・77・103―Amadeus Quartet
先日タカーチQのコンサートで聴いたop.77-2「雲が行くまで待とう(Wait till the clouds roll by)」がとても良かったので早速CDを探してみると、有名な「皇帝」や「ひばり」などと違い、これが収録されているCDは全集ぐらいしかないんですね。もともと全集買いはあまり好きではないので躊躇っていたら、これを発見。しかも演奏はアマデウスQ、うっしゃ!

・Mozart:Symphonies Nos.31,35&36―Frans Bruggen
先日、指揮者の先生が「僕はモーツァルトが大っ嫌いだったんだけど、古楽器演奏を聴いて初めて好きになった」と仰有っていたのが気になっていたのです。アーノンクールかホグウッドかで迷ったんですが、どちらもCDに「古楽器」と明記されてないもんですから、今回はひとまず間違いない1ブリュッヘンを。40番は別の指揮者さんのを買おう。

Gioconda de Vitoのブラームスとブロムシュテットのブルックナー新盤なども気になるところでしたが、こちらは30日に後回し。ああ、10万円くらい5分で使えちゃうだろうなあ。

*****

激動のバレー界では上尾メディックスの新加入選手が発表されたようで、パイオニア&バンブーメンバーの加入は何となく想像ついてたんですが、榛澤選手がマネージャーとはねえ、驚きました。守備面を含めれば他選手にも決して見劣りはしないでしょうし、なにより彼女がマネージャー向きだとは思えないんですよねえ。それにしても今回ここに来たということは、彼女がパイオニアを飛び出した原因は吉田さんではなかったということですか・・・いやはや。

山口県の豪雨、凄いことになってますね。バレー界は山口出身の選手が多いですから心配なことです。JTの高木選手なんてモロに地元じゃないですか。これ以上被害が大きくなりませんように。

2009年7月20日

いろいろん

朝も早くからお出かけしてしまった友人を尻目に私は9時ごろ起きだして、またも豪勢な朝食を。いやもう、そんなに食べられませんてば。

バタバタと身支度を済ませて電車に乗り込み、向かった先はグリーンアリーナ神戸。何しろスグの場所ですからね、Springsバレー教室を覗いてきましたよ。着いたのは午前の部後半でしたか、メンバーは#1石井#9平井#13水田#14雨堤#15座安+齋藤(敬称略)。それなりに面白かったですけどね、えーと選手の皆さんはもっとシャキっと立ちなはれ。

こうして見るとコウキ選手はサマーで感じたほどには太って見えませんねえ。しかし傍らの知人様曰く「最初に見たときは四股でも踏みそうな感じだったぞ」。それはですね、あまりに率直過ぎますよ。

ビールを飲みながらランチを摂ったのち(ご馳走様でした)、物好きなことに午後の部も見学。今度のメンバーは残りの若手5名#2古藤#12筒井#16浅津#17岩坂#18新鍋+新村(敬称略)。指導を受ける子どもたちの人数は午前中と同じぐらいでしたが、午後は珍しく男の子も1チームだけですが、皆さま全日本を目指しているらしい熱いチームが参加していたこともあり、全体としてはコチラの方が活気があって面白かったですね。

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同期コンビということで、岩坂&新鍋選手が組む光景が何度か見られたんですが、岩坂選手は意外と物怖じしない面白キャラですね。サマーリーグに引き続き、幾度となく笑わせてもらいましたわ。そして、ともするとそんな岩坂選手の影に隠れがちな新鍋選手は若干遠慮ぎみ。もちっと前に出てきてほしいなあ。

午前中に引き続いて感じたことですが、せっかく若手選手たちが参加していたんですから、もっと積極的に子ども達と絡ませるべきだったんじゃないでしょうかねえ。横で突っ立ってるだけというシーンが多くて勿体無いなあと思いましたよ。やっぱり一緒に練習するとか、目の前で本気のトス→アタックを見せるとか、そういうライブ性がもっとあった方が良かったんじゃないかなあ。

午前中に指揮を務めた大東コーチに替わり、午後は新任野中コーチが指示を出していたのですが、こちらは今一つでした。大東さんの方がバレーというか子どもを教えるのは断然上手いですね。メリハリとツボを心得ておられる印象でした。年季が違うといえばそれまでですが、それにしてもSpringsのコーチがこの2人だけというのはあまりに不安すぎます。監督を筆頭に、どうも…ねえ。

そうそう、少し先の話になりますが、開幕戦はグリーンアリーナ神戸とのこと。ここ数年の傾向からすると、対戦相手はJTさん辺りでしょうか。今年の観戦回数は減らす予定ですが、ぼちぼちファンクラブ入会をどうするかも考えなきゃなあ。応援テンションはダウンしまくりですけど・・・。

*****

どうしてもブルーレイ購買意欲が湧かず、美容院の兄さん(=東芝RDユーザー)とも「エネルギーが出ぇへんものは買わん方がええ」と言い合っていたのですが、待ってましたのニュースです。

東芝、年内にもブルーレイ参入

遠征資金を貯めつつも、こちらの資金は使わないようにしまっておかねば。

2009年7月19日

saikai

普段の入浴はシャワーで済ませがちなのですが、たまにはと雑誌を読みながらお風呂に浸かって上がろうとするとなんだか顔が痒い・・・ヤバイぞ。慌てて薬箱をあさり、アレグラさん(抗ヒスタミン剤)を見つけ出して飲みました。去年のじんましんの二の舞は絶対にイヤですからね。

濡れ髪のまま美容院へ。ここ数日の湿気で膨らみまくりの髪をサッパリと切ってもらいながら、ビール大好きの担当兄さんと「夏場ビールを飲みすぎると脱水症状に陥る問題」と「いくらキリンでも『端麗』は最後まで飲めないね」という二点において意気投合。ビールの後は水と塩の補給をお忘れなく。

夕方からは友人宅にてお泊まり飲み会。

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「わー、久しぶり!」
犬はやっぱり可愛いよう。心底和みますわ。

なんやかまあもう至れり尽せり、いつもスミマセン。
お腹一杯たらふく料理をいただいた後、大雨警報やら竜巻情報までが発令される中、夜更けまで飲みまくっていますと、空が一転ピカピカ雷雨となりました。私も外では雷ギライですけど、さすがに家の中ですからねえ。机の下に潜りながらギャーギャーと騒ぐ雷苦手な友人を横目に飲み続けていましたら、いやあデカいのが(おそらく近隣に)落ちました。うん、怖い。

雷が落ち着いたのち、改めて飲み直し。気付けば4時。ねむいぞよー。

2009年7月18日

とある夏日

朝も早くからチェロをかついで大阪へ。
梅田の某所で大汗をかきながら立ち回りをやらかした後(なんかもう大変だった)、ちょいと遅れてオケの練習へ。

昨日に引き続き(本番)指揮者の先生との練習2回目。濃い濃いわーベートーヴェン。深淵なるpppの世界。あ、プロトコルじゃなくて、ピアノ3つ(とてもとても小っちゃく)ってことですよ。ベートーヴェンの中でfffとpppは宇宙のごとく広い世界なのだそうな。己の世界を突き詰めきるとこんな音楽が出来上がるという、その全てがことごとく凄いんですが、指揮者の先生のエネルギーを受け止めて、少しでも何かを伝えられるようなコンサートになるといいですねえ。他人事か!

練習が終わったのは16時半。ヘロヘロしながらも誘われるがままにチェロを背負って天王寺へ。「一生に一度だけお願いがかなえてくれる」らしい堀越神社の夏祭りに行ってきました。

生ビールを飲みながら枝豆をつまみ、特設ステージで演奏される音楽を聞きながら過ごすひとときは愉悦の空間でありました。この枝豆というのがまた旨くってね、なんでも神社のお隣で栽培されたものなんだとか。いやあ味は濃いし、塩加減もバツグンでしたよ。

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ギターのことは良く分からないですが、とても上手いことは良く分かりました、デキシーダックショーの皆さん。ギター弾けるっていいなあ。

阪神ボロ負けの試合を見ながらご飯を食べ、そして「リミット」鑑賞。俳優さんたちはもちろんですが、遊川さんの脚本がいいんですよね。(ロケが行われた)名古屋の独特さがミックスされて、これまたいい味出してます。全5回ってことはあと3回しかないのかー、残念。

2009年7月17日

依存からの脱却

否応なしに強制再起動をかけられました。
どうなるんかね。自分でもよく分かりません。
や、自分でどうにかするしかないんやけどさ!

オケそして飲み。

2009年7月16日

うさわぎ

海外に行こうとして「パスポート忘れた!」という夢で目が覚め、現実に戻るのにしばらく時間がかかりました。ちなみに一昨日もN.Yに行こうとして搭乗券を忘れる夢を見たばかり。アメリカ圏を旅する予定はありませんし(今日の行き先はシャルル・ドゴール空港でした)、旅先でのトラブルはたいてい何とかなるもんではありますが、なんしかこの手の夢は疲れますね。

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放課後飲み会@幸福飯店

やっぱ中華料理は人数居ないとねー。不可思議メンバーでいろいろ食べましたよ。

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「蒸し鶏シリーズ」
四川風味のスパイス(八角かな?)が効いてて、味わい深かったです。奥の方はネギたっぷりでこれまた旨し。

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「海鮮おこげ」
見た目がね、やっぱいい感じ。

終電間際の電車が事故で遅れ、ぐったり。ああ明日は金曜日だー。

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会社でミッフィーちゃんの某イラストを巡り、ちょっとした騒ぎがありました。
ミッフィーちゃん(というか、私の中ではうさこちゃん)が何やらお洋服を捲り上げている画像がありまして、「露出凶みたいだ!」という声が上がってたんです。おそらく海水浴か病院か何かのシーンでしょうけど、物心つく前から毎日このシールを眺めている私としては、その程度で騒がれてもねえ、と。

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「myタンス」

2009年7月15日

冷え冷え

歯医者7回目の本日はクリーニング。磨かれてんのやら、削られてんのやらといった処置を受けて歯がなんだかキシキシになりました。前回ひっかかった歯はやはり虫歯になりかけているようで、こまめにフロス等を使うようにして下さいね、とのご指摘を受け、今クールは一旦終了となりました。次回は三ヶ月後の定期検診です。ふう。

歯医者終了記念というわけでもないですが、刺身でも買って帰ろうかと歩いていましたら、道にキーホルダーが落ちているのを発見。鍵についたマークはYAMAHA、もちろんピアノの鍵のはずはなく、バイクの鍵ですよねえ。近くの駐輪場を見回るうちに該当の大型を発見しましたので、バイクに貼られていたシールの販売店さんに電話連絡し、鍵は最寄駅にお預けすることとしました。
そんな珍しい親切心を出している間にスーパーは閉まってしまいましたとさ。

*****

帰宅後ご飯を食べながら、まったく目にしたくもなかった橋田ドラマ「となりの芝生」を見る羽目に。
うーん、酷いなあ。「渡る世間は鬼ばかり」よりも救いようがないって、どんだけやねん。なのになぜ大倉(孝二)さんが出演されているのか。そりゃ色々事情はおありでしょうけど、好きな役者さんがあの台詞を口にするのを見るのはなかなか辛いものがあります。

週末、秋の大人(計画)本公演大阪先行があるのだとか。えー、東京先行ハガキしか来てないよー!!そういや同時期の10/17(土)にKERAさんが新宿ロフトでライブをやるそうなんですが、これがまた魅力的で、うわぁぁ。

「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」
出演
★ケラ&ザ・シンセサイザーズ
★KERA SOLO UNIT
★ヴァージンVS
★楽団健康(犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城)
★緒川たまき

開場17時 開演18時(終演22時予定)
前売3800円/当日4300円(ドリンク代別)

KERAさんブログによると
「シンセサイザーズは、可能であれば新曲も披露したい。
ソロはロンバケ時代の曲をいくつか含む素敵なステージを。
楽団健康は、たまにはこんなことをやってみようよと集めてみた。どんなことになるかはわからない。
緒川さんとは、結婚後初の公式コラボレーションで二曲程度を予定。
そして、あがた森魚さんのニューウェイブバンド、ヴァージンVSが奇跡の復活」とのこと。


い、行きたいよう!
あがた森魚さんとはこれまた懐かしい名前・・・と考えてて思い出したんですが、私があがたさんを知ったのって緒川さんがあがたファンだったからなんですよね。ついでに、オリンパスのPEN-FTの存在を知ったのも、緒川さんが使い手だったから。そして、そういえば最初に観劇で遠征をしたのも緒川さんの舞台だったわということも思い出しました。あはは、けっこうファンだったんだなあ。


2009年7月14日

迷いなし

カバンを替えた時にうっかり携帯プレイヤーを入れ忘れてしまったので(頭の中はすっかり音楽モードになっていたのに!)昼休みに本屋でさくっと買い物。

LEE(ひさびさ深津さん表紙だったので)
ブルータス(鉄道特集かつブルートレインシール目当て)
DANCYU(麻婆豆腐特集。大好物なのです)
・佐藤亜紀「外人術―大蟻食の生活と意見欧州指南編」ちくま文庫(めずらしくエッセイしかも旅モノ)

LEEはですね、買おうとするとどれも表紙や裏表紙に折れが入ったものばかりで、キレイなものを探し出すのに5冊ぐらい抜き差しする羽目になりました。立ち読みは個人の自由ですが、なんで折れ線つけるかなー。「折れをつけない雑誌の読み方」をご教授させていただきたいものです。つか、立ち読みは正面の汚いヤツというのが基本ルールだろ。

帰り際の電車で「外人術」を熟読。きわめて愉快な旅行指南書ですが、時折痛快さが見える所がこれまた愉し。水平生活、か・・・ヨーロッパを旅される方はぜひご一読を。

2009年7月13日

ぷよぷよ

朝、電車で目にした新聞一面に「キリン&サントリー経営統合」の文字が。

えーー!

ま、こんだけ銀行が合併しまくってる世の中ですから、ありえないことではないんでしょうけど、ビックリしました。会社のメインお客様はサントリーさんですが、ビールはラガー優先でお願いします。
しかし、これからもこうした統合は続くんでしょうね。Hisamitsuさんがどこぞの製薬会社の傘下に入る日も遠くないのかもしれないなあ。

*****

会社で日経夕刊をめくっていると、おや、月曜のコラムは荻野アンナさんだったんですね。思わずクスリと笑っちゃいました。実はけっこうファンなのです。
著作権ビミョーだけど、どこかに収録されるかどうかもビミョーなんで、こっそり(→こちら)。

ちなみに私自身はというと、Tシャツは大好きですが、この手のメッセージ性が強いヤツはあんまし買わないですねえ。


2009年7月12日

ぐらり

休日出勤の母上(ご苦労様です)にお弁当を作った後、午前中はまるで動けず。去年のようなジンマシン地獄になる前にそろそろ体調管理に気をつけないと、この夏は乗り切れんなー。

冷たくて元気の出るもの・・・ということで、毎日山のように収穫されるキュウリの消費策の一環として冷や汁を作ってみたところ、けっこうイケてました。なんでも味付けとなる味噌を焼くのがポイントだそうで、個人的好みとしてはもう少し酸味が欲しいかなというところ。次は梅干しを入れてみようかな。宮崎の人には邪道だと怒られそうですが。

夜になってようやくチェロをガリガリと練習。ただでさえヘボ腕前な上に、数年のブランクも響いてますから、隣近所さんたちには連日ご迷惑な音で申し訳ないことです。しかし、なんのかんの言ってもクラシック音楽は私にとってホームグラウンド。背伸びしても到底追いつけそうにないスポーツ観戦と違って、ある意味ラクではあります。ま、今回のSprings異動騒ぎがなければ、こうして弾くこともなかったでしょうし、何がどうなるか分からんもんですね。
正直まだ気持ちの整理はついていませんが、そもそもSpringsはコアなファンなど必要としていないわけで、良かれ悪しかれこんなに引きずる人間の方がおかしいんでしょうな。いやほんとに。

*****

・「はらよわ男の座談会」(ほぼ日ハラマキ特集)

いつぞやの舞台「ウーマンリブ先生」で、星野さんがほぼ素っ裸という長いシーンがありまして、見ていて「お腹痛くならないんだろうか」と思ってたんですが、まさか本当に「はらよわさん」だったとは。
つか宮藤さん、あんたドSだね!

2009年7月11日

幸運の花束を

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(めったに写真を撮らないので、こういう時は困りますねえ)

驚天動地の異動発表から、はや数週間が経ちました。まさかこんな状況でこの日を迎えようとは。サマーリーグでは、プレーを見られないどころか、あの広い背中が居ないんだという現実をまざまざと突き付けられてしまい、たいへん悲しゅうございました。
というわけで、本日7/11はムック選手のお誕生日であります。Springsつながりでは新鍋選手も、そして明日はケイさんの誕生日ですね。

セッターというポジションを考えると25歳という年齢はまだ若い部類ですが、選手としては中堅の域に差し掛かろうかという時期です。今回の退団はご本人が望んでの選択ではなさそうですが、事こうなってしまっては、最早これはワンランクアップする大きなチャンスかつ運命なのだろうと思うしかありません。未だに行き先は公表されていませんが、実力はもちろん熱意充分、運も持ち合わせた選手さんですから、何処の地でも必ずや元気にプレーしてくださることでしょう。
ここしばらくは「我慢」のプレーが続いていた印象がありますが、新天地ではSpringsを見返す勢いで、ムック選手らしい思い切りの良さを発揮してきてほしいものです。無責任な願いですが、ジャンプサーブも復活してくれるといいなあ。

一日も早く、ふたたびあの熱い熱いプレーを見られる時を待ちわびるとともに、とにもかくにもケガだけはされませんよう祈っております。神様仏様、どうかムック選手をお守りくださいませぃ。

ドラマwithビール

昼、豪華納豆冷麺を作って食べ過ぎてしまい、ついうたた寝。ハッと目が覚めると14時前でした。慌てて歯みがきをして自転車に飛び乗り、歯医者へ。あやうく寝ブッチしてしまうところでした。やべー。

6回目の今日は歯石除去(上の歯)。前回の気持ちよさに味を占め、そして若干寝ぼけ眼だったこともあり、ボーっと口を開けてましたら、いきなり最初の歯でキましたよ。「ちくっ」と。
こちらの歯医者さんでは痛い状態を全て「ちくっ」と表現されるんですけど(例:「ちょっとちくっとするかもしれません」「ちくっとしたら手を上げてください」等々)「ちくっ」やったらガマンできるっつの。この刺激はどっちかっつーと「ギィッ」とか「ヂクッ」とかそういう感じですよね。ま、あんまり生々しく表現されても怖いですけど。

歯石掘りっぷりは前回のほうが良かったですね。次回からは指名させていただこうかしら。そして予想通り最初の「ちくっ」のおかげで歯医者さんの診断を仰ぐ羽目になりました。いじられてる最中にまたも「ヂクッ!」。説明によると、噛み合せが悪くなって少しひび割れが出来ているとのこと。ちょっと調整しておきますね、というセリフとともにまたもローリングドリル音が鳴り響き始めました。おぉぉ・・・。どこぞの当たりを弱めていただいたのだそうですが、痛みもないのでしばらく様子を見ましょうとのことでした。歯医者通い期間が延びてしまうかと心配しましたが、ひとまず次回で一旦終了のようです。ふぅ。

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こないだの「R2C2」でとても印象が良くなった森山くん主演のNHKドラマ「リミットー刑事の現場2ー」を録画鑑賞。おもしろい。森山くんもいいですが、どちらかというとあまり好きではない武田鉄矢さんの悪役も、そして実はけっこう好きな若村さんの姐さんっぷりも良い味出してて、これは来週以降も楽しみです。主題歌の斉藤和義さんもいいっすね。連ドラはとんと見てませんでしたが、最近実はNHKドラマ「ふたつのスピカ」もひっそり見てますしね、すっかりNHKっ子です。

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読了雑誌
バレーボールワールドvol.6
近所の本屋で見つけました。ようやっとの6号ですね。
インタビューが充実していて面白いですし、女子バージョンも作っていただけると嬉しいのですが、北京五輪どころか世界選手権までをもカバーするタイムラグはどうなのかな、とも。定期出版を阻害する原因となっているのが人手不足なのか資金不足なのか、はたまた別のコトなのかは分かりませんが、寄付の意味も込めての購入。応援しとりますよ。


2009年7月10日

夏だ!オケだ・・・

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「今年の夏はコレで乗り切りますぞ!」

営業に来られた近ツリさんにもらったウチワ。もちろんこちらが表紙ですよ(裏はパラグライダーに乗ってるガチャピン全面)。

そして、今夏はいよいよグロミット新作公開です。おなじみの30分短編。実は長編モノは未だに見てないんですが、グロミットにピッタリの尺はやはりこの長さじゃないですかね。
タイトルは「A MATTER OF LOAF AND DEATH」・・・パンと死の問題・・・パンか死か?「A matter on life and death」のもじりだそうですが、本家は知らないんだよなあ。ちなみに邦題は「ベーカリー街の悪夢」でございます。
ウディ・アレンの「それでも恋するバルセロナ」や西川さんの「ディア・ドクター」も見たいしな、うむ、来週は映画館に行こう。

****

本日より数年ぶりにオケ復帰。ひさびさの再会やら、思わぬ再会やらで、ちょっと面白いひとときでした。ブラームスの1番は一度弾いたことがあるんですが、マトモに練習してなかったので、気分としてはかなり初見に近かったですね。弾くうちに、このオケのイライラポイントやら何やらを思い出してきました。オケ生活から離れること数年、団体ルールに馴染めるのか私!?とかなんとかいろいろありますが、とやかく言う前に練習せねば。その前に製本せねば・・・。

朝から腹痛に苛まれてグッタリの一日でしたが、帰宅する頃にはだいぶ治った感触でしたので、おいしくビールをいただき、就寝。

2009年7月 9日

珍事

朝よろよろと会社に向かっておりますと、珍しいショルダーバッグが目に入りました。これを持ってる友人が一人いるのですが、ちょいと顔を覗いてみると、なんと御当人。びっくりしました。別れてから自分が畑のトマトを手にしていたことを思いだし、渡せば良かったわと後悔。えー、今度通過時刻を教えて下さいな(私信)

*****

上尾メディックス監督に吉田さん(前パイオニア)がご就任とのこと。
パイオニア離脱組とバンブー不明組が加わるのでしょうか。男子に続き、女子も病院チームがプレミア昇格となりますか。こんなリーグに加盟したところで、搾取されるばかりで利点なんてなさそうですけどね。もろもろ潮流が読めません。

読了?本
・「太田和彦の今夜は家呑み」新潮社
簡単に作れそうな(気分になる)レシピ揃い。どれも非常に美味しそうです。さすがは太田さんだけあって、文章もこれまた旨い。うっかり買ってしまいました。

2009年7月 8日

妄言

気分よく寝ていたはずが、突然すさまじい頭痛と吐き気で目覚め、時計を見れば夜中の1時。なんだなんだなんだ!?脂汗をかきながら、のた打ち回ることしばし

「・・・トマトか!」

なんでか知りませんが、私、お酒を飲みながらトマトを食べると悪酔いすることがあるんですよ。昨日はさして飲んだわけでもないのに。

朝にはほぼ治っていたものの、休みたい気分満々。しかし今日は休めそうで休めない日。うーっ。

*****

元武富士の石田選手のSprings入りがさりげなく発表されているようで(ホンマにルーズなHPですわ)抱き合わせかどうかは知りませんが、噂はホントだったんですね。

跳躍力があり、速いバックアタックを打てるのが魅力ですが、勝負所でのアタックミスとサーブミスが多く、守備は少々難アリ。嫌いな選手さんではありませんので(おばちゃんパーマもなくなったみたいだし)入ったからには頑張ってほしいですが、今、彼女を起用するスペースってあるのかなあ。補強ポイントを考えると疑問です。来季はセンター(とセッター)採用予定があるということなんでしょうか。

*****

そうそう、「農業少女」再演ですってね。
キャストは多部未華子・吹越満・山崎一・江本純子。
都罪役が吹越さん、そして演出が松尾(スズキ)さんだそうな。

あの作品は深津さんありきの印象が強烈で、再演はちょいと微妙な心持ですが、松尾さんが料理するとなれば気になるところではあります。
せっかくバレー遠征が減りそうなのに、芝居に盛り返されると予定が狂っちゃうなあ。

2009年7月 7日

掘削

朝から右手に沸かしたての味噌汁をぶちまけてしまい
さほど大したことはなかったものの、念のため氷をあてていたら
だんだんと、あれっ・・・痛い?
しかし、しつこく冷やしていたのが良かったのか
幸か不幸か何ら問題なくおさまりました。チェロも弾けちゃうわい。

****

あと3回と期限を切られ、俄然やる気になったというわけでもないんですが、行けるときに行っておこうと連日歯医者へ(5回目)。
今日は下の歯の歯石除去。前回よりも深いところをお掃除しますとのことでしたが、痛くはなく、なんですか、ツルハシ(絵本の虫歯菌さん達が持ってるようなヤツ)でもって歯茎ポケットをガリガリと掘られていた感触。けっこう出血していたみたいですが、当人はきわめて爽快でした。重労働ありがとうございます。次回は上の歯。

読了本
〇徳永康元「ブダペストの古本屋」ちくま文庫

以前この本を読もうとしたら品切絶版で残念に思っていたのですが、祝ちくま文庫復刊。
戦前ハンガリーに留学されていた著者による、おもに古書を巡っての随想録。戦中にソ連経由で帰国そして疎開される間に、買い集めた蔵書は空襲で焼失したり生活のために売却されたりで、ほとんど残らなかったそうですが、終始淡々とした筆致で綴られる中にも、興奮や感銘が静かに伝わってくる味わい深いエッセイでした。
文学はもちろん音楽にも造詣が深く、ハンガリーで開かれた亡命前のバルトーク最後のピアノコンサートの話だなんて、そう読めるものではありませんよ。

ブダペストには一度行ったことがありますが、私には珍しく友人と一緒だったので、楽譜屋はともかく古本屋に入った記憶はないですねえ。料理が美味しく、素敵な温泉のある良い町でした。

2009年7月 6日

サマーつづき

昨日書きそびれたサマーリーグ個人別感想なんぞも載せてみます。
毎度の事ながら、素人意見にあまり目くじらなどは立てられませぬよう。


#1シュリ選手
なんつか他の選手より一段上の目線でバレーを見ている感じ。やっぱり能力が高いんだろうなあ。留守がちなマイコ選手に替わって若手をまとめるのはシュリ選手になるでしょうし、実際ご本人も自覚しておられる模様です。ここぞという時のガッツポーズはなかなか良かったですよ。どうかチームを愛する選手になってくださいね。

#2アス選手
望むと望まざるとにかかわらず、どうしたってムック選手と比較され続けることになろうかと思いますが、パス位置をもう少し高く、そしてゲーム観をある程度確立してもらうまでは、スタメンはもちろんチームのアタッカー育成もケイさんの役割になっちゃうのかなあといった印象。ま、こんなムック選手ファンの意地悪視線にもめげず、一日も早くチームの「セッター」になってくださいな。そう簡単には認めませんけど。

#9アン選手
キャプテンバーをつけて頑張っておられましたが、予想の範囲を越えた著しい伸びは期待できないかなあ。栄えあるSpringsセンター二枚目としては正直インパクトがないのです。なんというか、イメージとしてどういうプレーを見せようとしてるのかが伝わらないというか。センターは攻撃の見た目も大事ですから、もっともっと美しいプレーを作り上げてほしいです。

#12ミホ選手
ひさびさにプレーを拝見。相変わらずソツはないものの、オールラウンダー揃いのチームではやっぱり交代要員になっちゃうかもしれませんね。どうか昨季のような飼い殺しにだけはされないでいただきたいものです。

#14ミナミ選手
最終盤のみ、ちょろっと出場。私はなんでか彼女のプレーが好きなんですよねぇ。ポーっとしてみえるのに打ち出しからのスピードの速さが良い感じで、どこかオーラがあるんですよ。トレードマークの四角い頭はストレートパーマで丸くなっちゃいましたが、応援してるヒトはたくさん居ます。ムック船長に負けないよう地道に頑張って下さいね。

#15コウキ選手
リーグ終了後より一回り大きくなってませんか?動けりゃ良いといってしまえばそれまでですが、いちおう見られる職業なんですし、傍目にちょっとどうかという気がしました。声があまり出ないとか、今ひとつ存在感に欠けるとか、リベロ以前に選手として物足りない点は多々あるものの、ご本人はかなり自信をお持ちのようですし、実際プレーに問題があるわけではないんですが、なんかもっと応援したくなるような選手になってほしいです。

#16ユウコ選手
気合が溢れかえってましたね。今サマーリーグでは得点王でしょうか。打点の高さを考えると、どうしてもリーグでの決定力には不安がよぎってしまうのですが、いろんな人の気持ちを背負ったプレーで乗り越えてほしいなあと、つい感傷的になってしまいます・・・がんばれ。

#17ナナ選手
期待の可愛いノッポさん。この手の長身選手にありがちなぎこちなさがあまりなく、意外と動けるご様子に安堵しました。攻撃はクイック主体で、つか、ブロードを打てないのかしら?や、別にそれは構いませんし、けっこうパワーあるアタックを打っておられたので、今後に期待です。サーブは即戦力になりそうなので、リーグではワンポイントブロッカー起用でしょうか。ジャンプ力や滞空力といったものが後付けでどれだけつくものかは分かりませんが、華のある明るいムードはチームの助けになってくれそうです。どうかケガせずにスクスクと育ってくださいね。

#18リサ選手
ミナミ選手とともに終盤ときどき出場していたのですが、今ひとつよく分かりませんでした。印象に残ったのは試合前の練習でとても綺麗なトスを上げていたことでしょうか。もう少し若者らしい無鉄砲さやハツラツさが欲しいところです。

歯石狩り

歯医者第4回目。
本日より歯石取りということで、担当は歯科衛生士さんになりました。始まる前に「痛いですかね?」とかなり念入りに確認。だって会社で周りに聞いてみると「いつも麻酔してますよ」というヒトから「麻酔なんかしたことない」方まで様々なんですもん。

んで、お答えは「歯の際を触る時はちょっとチクッとすることはあるけど、歯を削るのに比べたら全然痛くない」ということでしたんで、ひとまず麻酔することなくお任せしました。痛くなかったです。ただ、次回からは深いところをお掃除していきますとのことでしたんで、今日は浅かったのかしら?痛いの(というか神経直撃)はイヤですよ・・・。

あとまあこれは別にいいんですけど、診療費がいつもよりちょっと高かったのは、手作業が多かったからなんでしょうか。保険点数の仕組みはよーわかりません。終了まではあと3回とのこと。ホントに終わるのかどうか。だいぶ慣れてはきましたけど、早く解放されたいですねえ。

2009年7月 5日

2009サマーリーグ(3日目)

朝からホテルの冷蔵庫で冷やしておいた賀茂鶴をちょいと一杯。うまーっす。
みそ汁を飲みながらくつろいだ後、チェックアウトを済ませてサマーリーグ(最終日)会場へと向かいました。

第一試合
Springs vs 三洋電機
(2-0)

相手さんは元Springsのユキ選手がおり、あとは須磨女OGがけっこう多いのかな。キャプテン林さんがWSとなり、リベロは横江選手でした。佐々木選手はまだお手伝いでしたねえ。

Springsは昨日あの後なんと大野石油さん相手に1セット落としたとかで、どうかな?と思いましたが、あまり苦労することなく2セット連取しました。ユウコ選手の出来が昨日よりもいいですね。観客席でPCを叩くアナリスト・メイさんにサキさんが後ろから何やかやと口出しをしてますねえ。古藤選手は何度も戦っている相手ですし、いろいろデータも生きたということでしょうか。
つかユキ選手、このままではちょいヤバイんじゃないかなあ。

次の試合まではえらいこと時間がありましたので・・・ちょっと宮島へ。

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「厳島神社」

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「ここは奈良か!」
というほどに、鹿だらけ糞だらけ。

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「千畳閣」
すばらしい建物でした。涼しかったし・・・

焼きガキに心奪われつつも、ここでお腹を痛くしては大変です。初志貫徹。

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大人気の「うえのや」
正直、ちょっと並び過ぎじゃないかとは思いましたが、並びました。

2009070505.jpg  2009070506.jpg

どうしてもコレを食べたかったので!
美味しかったですよ。まぁ一度食べれば満足ですが。

さてと、汗だくになりながらまたも体育館へ。
コートでは試合前練習が行われているところでした。コーチが減ったせいか、練習効率が悪いっすね。セッターのトス練習にはケイさんがボールを上げてましたが、これまたイマイチ。アタック練習もまぁ笑うほど(笑えないけど)トスが合わない合わない。なんやか見ててストレスたまる練習でした。

Springs vs JT
(2-0)

それでも勝っちゃったのは、JTの坂下シン選手が昨日の負傷により欠場していたのと、そしてレセプションの乱れによるものでしょうか。高木選手や位田選手、レシーバー登場の井上選手はリーグスタメンなんですから、少なくとも2-1にはなるかなーと思ったんですけどね。これではSprings以上に若手のリーグ出場は厳しくなりそうだなあ。

第2セットは一転して序盤JTに走られ。レセプション陣が崩れたのですが、濱田さんはあまりタイムを取らない人で、ここもなんとか自然治癒を待ちます。気付けば追いつき、追い越しておりました。ユウコ選手が大活躍。相手トスが単調なためかブロックもよく決まっていた印象です。最後はミホ選手のサービスエースという拍子抜けする終わり方でしたが、選手たちは大喜び。チームとして進むには勝つしかありませんもんね。おめでとーござんす。

さすがに決勝は・・・あ、行けないや。

後輩リクエストの「川通り餅」を買ってN700系に乗り込み、地物サバの刺身をつまみに飲んでいたら、あっという間に新神戸到着。近いなあ。

2009年7月 4日

お日様ギラギラ

広島に行くにあたり、さて、観光はどうしようと地図を眺めながら・・・

「そうだ、江田島に行こう」

決めたはいいのですが、江田島に行くには広島港からフェリーに乗らねばならず、なんやかやと時間がかかるのです。目的はただ一つ「海軍兵学校跡を見学すること」ですから、なんとしても現地で行われる正規見学ツアーに参加せねばならないのですが、本日ラストの回は15時。そして電車とフェリーを乗り継いでの到着予定時刻はどんなに早く見積もっても14時50分過ぎ。HPには「受付は開始時刻の30分~10分前までにお済ませ下さい」とありまして、場所柄からいってものすごく「時間厳守」っぽいじゃないですか。門前払いを食らったら悲しいよなあと思いつつ、とにもかくにも向かうことにしました。

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広島市電「広島港(宇品)」駅

窓口で(江田島)小用港への切符を買おうとして、「小用」の読み方が分からないのに気付きました。しょうよう?こよう?「・・・ようのキップを1枚」「こようですね」
ここからは江田島や能美島へのフェリーが出てるんですが、能見島といえば、そう、栗原選手の故郷です。もっと離れた島のようなイメージでしたが、そう遠いとこじゃないんですね。

フェリー乗り場でお昼を食べようとしたところ、なぜかあるのは韓国料理屋さんとインド料理屋さん。なんでやねん。うどんをズルズル食べて、缶ビールを飲みながら乗船時刻を待ちました。

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むちゃくちゃ良い天気!

フェリーはつつがなく小用港に定刻到着。大急ぎで1台しか居なかったタクシーをつかまえて「海軍・・・」「ああ、術科学校ね」

門の側には制服を着たヒトが数人。どうやら見学受付は問題なく受け付けてくれるようです。住所氏名職業電話を記入した後、入館バッチをもらいました。はぁやれやれ・・・。
見学者控え室なる場所で待つように言われ、建物に向かうとけっこう人が居ます。まさに老若男女勢揃い。興味を持つヒトはたくさんいるんですね。なんかちょっと嬉しい。説明によると、この建物は自衛隊の生徒さんたちのレクリエーション施設なのだそうで、側には売店とレストランがあり、隊員さん向けに「ビール200円」なんてな張り紙が見えました。一番上の階にはビリヤードやシミュレーションゴルフがあるのだとか。

さて、いよいよ見学開始です。説明して下さるのは退官された方のようで、ところどころに軍隊口調が出てきます。現役時代は潜水艦に乗っておられたんだとか。佐賀のご出身だそうで、けっこう面白いヒトでした。

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「大講堂」

大正時代建築の建物で、冷暖房なし。冬は10度を下回り、夏は30度を超えるとのこと。

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壇上の卵は智恵の守り神ふくろうだそうで。

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天井のシャンデリア

続いては兵学校生徒館へ。こちらは日本のレンガ建物における西の雄なんですって。

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イギリス製の煉瓦を使用しており、明治時代の建築物ながら、いまだに壁はツルツルですよと。

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ツルツル(イギリス製)

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ガサガサ(日本製)

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素晴らしいアーチ

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この場所は秋から放映される「坂の上の雲」でも使用されるそうですが(美しいものねえ)、秋山真之の在籍当時、この建物はまだなかったそうで・・・はてさて。

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兵学校の正門はコチラ(←海)

入ってきた門はココでは裏門。卒業は正門から船に乗って・・・だそうです。
松の木がほとんどまっすぐなのも、ココのご自慢のひとつ。

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教育資料館

住友財閥からの寄付で建てられたそうで、昭和11年の建築。ここの見学が今回の目的でもありました。撮影はもちろん着帽も禁止。

入り口にはドドーンと東郷平八郎元帥の遺髪室が。おぉぉ・・・やっぱり軍神扱いなんでしょうか。
私は海軍びいきなんですが、その貧弱な知識のほとんどは阿川弘之さんと司馬遼太郎さんによるものですから、実際こうして資料を拝見してみて、いろいろ勉強になりました。広瀬武夫さんあたりは名前だけで、実はあんまり良く知りませんでしたし。扱いとしてはやっぱり山本五十六さんがデカかったですねえ。あと第六潜水艇の事故か。

じっくりじっくり見て回っていると、とてもではないですが時間が足りず、戦局がメタメタになって多くの方が犬死された辺りは駆け足観覧となってしまいました。靖国とかそういうイデオロギーは抜きに、こうした方々の存在を意識することはやっぱり必要なことやと思いますね。今後こうしたことをどうにか起こさないためにも・・・。

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「真珠湾攻撃に使われた特殊潜航艇」

売店でヤバくない程度のお買物をし、タクシーにてフェリー乗り場へと向かいました。

******

切符売場でふと横を見ると、アロハシャツ(えらいことステキな柄でした)を着たおじさん、さっきまで説明をしてくれていた方ではないですか。なんでも今から呉に飲みに行くんだそうで、手には「自衛隊潜水艦の歴史」なる冊子が。広島と呉で悩んでいると言いますと、呉の「大和ミュージアムは19時まで開館しとるで」とのこと(ガイドブックでは17時30分だった)。ほんじゃ呉に行きますか!

あっという間に呉到着。大急ぎで大和ミュージアムへ。
あらためて戦艦の大きさに驚きましたね。ぐるりと囲む駆逐艦やらなにやらの船列はそりゃ大変なものとなることでしょう。船上にはボートどころか飛行機まで載ってるんですからね。凄いけど、そりゃヤられちゃうわなーとも。だって目立って仕方ないでしょうし。いやいや、そんな単純なことではないんでしょうけど、結局、海では潜水艦メインになっちゃうんだろうなー。

しかし、潜水艇「回天」を見たときにはさすがに胸詰まりました。こんなもんに乗って片道切符の特攻だなんて・・・もうね・・・。開戦に至る経緯や戦局の悪化にはいろんな言い訳やなんかもあるんでしょうけど、やっぱりコレはないよ。

てつのくじらは回避して、そのまま鈍行で広島へ戻りました。
カープファン御用達の焼き鳥屋「野球鳥」さんにて、スライダー(生ビール)を飲み、本日はゲームセット。

2009サマーリーグ(2日目)

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「本日の収穫物」
縮尺がちょっと分かりづらいんですが、このジャガイモ、計ってみたら600グラム強ありました。ふつーのジャガイモの3~4倍くらいかな。ジャガイモ好きにはたまらんでしょう。

朝からバタバタと部屋の掃除をした後、広島へ。
先日ちょいと臨時収入がありまして、この金額だったら一泊二日分の旅行ができるなあ・・・ということで。ギリギリのギリギリまで迷ったんですけど、実際に観ないと文句もつけられませんからねぇ。今年も物好きサマーリーグへと出向いてまいりました。

会場に入るともうすぐ試合が始まるというところでありました。ボールがミカサの新ボールに変わってます。これ、チームによってはボール購入費用だけでも大変ですね。Springs重鎮達もずらり観戦。ミユキさんはまだ足を引きずっておられましたが、ああ早く治ってほしいものです。ケイさんはサキさんと仲良くつるみ、そしてカナコさんはやはり居られませんでした・・・。

Springs vs 四国88
(2-0)

どうやら88さんはぶっ続けの試合だったようで、スタミナが切れたか自滅。昨年はもちっと手強かった印象がありましたが、Springsがあっさりストレート勝ちを収めてしまいました。そんなわけで、どうしたって視線は新セッター古藤選手へ。つか、セッターしか見てなかったかもしれません。

状況経緯からして大歓迎入団したというわけではないでしょう。まだまだ遠慮がちでコンビ以前にコミュニケーションが取れていない様子が目に付き、諸々気の毒だなぁとも思いましたけど、彼女にとっては大チャンスなのですよね。なんつか見た目が・・・ルカ選手と似てますね。彼女をちっちゃくしたような感じ。

チャレンジリーグで鳴らした攻撃的なトス回しがムック選手と並び称されているようですが、実際に拝見させていただきますと、似て非なるものといいますか、敬愛する西原理恵子さんのお言葉をお借りするならば「彼女の進む道の先にムック選手は居ませんよ」(年齢は古藤選手の方が上ですが)というところでしょうか。運動神経とカンの良さは伝わってきたものの、フロントがムック選手を放出してまで彼女を採用した必要性と可能性が私にはサッパリ理解できませんでした。安心なような残念なような。もっとも気になったのはボールのさばき位置が低いことと、打点でボールが止まらないトスですかね。

ただ、コンビが合わないなりにアタッカーが決められるのは、そのアタッカーの打点も低いからなのかもしれないと思うとさらに微妙です。サマーでは通用してもプレミアじゃムリってなことになりますから・・・。アン選手にせよユウコ選手にせよ、決定力を求められるポジションの選手がラリーの要所で決めきれない場面がたびたびあり、しばし溜息をついてしまいました。特にユウコ選手の気合の入り方は尋常ならざるものがありましたので、期待する気持ちはあるんですけど、ねぇ。

楽しみにしていたミナミ選手の出番はあまりなく、点差をつけての終盤にちょろっと出場したのみでした。彼女にはどこか面白オーラがありますし、あのスパイクはけっこう好きなんやけどなあ。眞鍋さんに目をかけられていた選手がこぞって冷遇されている、なんてことになってなけりゃいいんですが、どうなんでしょう。

もう一つ気になったのは監督コーチ陣の風格の無さですね。大幅に平均年齢が下がったせいか、全体的にトップチームとは言い難い雰囲気を醸し出しておられました。濱田さん、今更ですけどもうちょっとシャキッと歩けませんか?このままではやはり名実ともにベテラン頼みということになってしまいそうです。

ムック選手が抜けたことによってコートにポッカリ開いた穴と、それをまるでなかったもののように切り替えようとするチームとのギャップを受け止めるのはツライもんですね。選手が辞める喪失感ってこういうことなんだなぁということが、初めて認識できたような気がしました。

さて、Springsは休憩を挟んでそのまま大野石油戦とのことでしたが、重光ユウ選手も居ないことですし(観戦には来ておられましたけど)、ちょっといろいろと予定がありますもので・・・そそくさと会場を後にしました。

2009年7月 3日

単刀直入

ひょんな成り行きが重なり合って、オケ復帰話が勃発したのは一週間前の金曜夜のこと。
どう考えても七面倒なオケなのですが、コンサートが終わったら辞めちゃってもいいよとまで言われてしまっては・・・酔いだけのせいにするには自分の中でもそろそろオケに入らんとヤバいなと思っていた気持ちがありましたので、これもまた運命かなと。

で、本日はそのオーディションだったのでした。譜面がFAXでぴーひゃら届いたのが火曜日。さすがに一通り練習はしましたけど、あーヤバいなーヤバいなーと言っている間に金曜日が来てしまいました。そしてやっぱり平日にチェロを運ぶのはしんどいなー。軽いケース欲しいなー。

オーディションまでには少々時間がありましたので、千葉から遊びに来ていた友人と点心屋にて軽く一杯...菊花茶を。アルコールが顔に出るタチではないのですが、どうしても指には影響が出ちゃいますからね。餃子やら小籠包やらをつまんだ後しばし中座。

ザーザー降りの中を練習場へと向かい、ほどなくオーディションとなりました。
聴かれるのは弦楽器トップだけかと思ったら、なんで〇〇先生まで居るねんな!緊張によるアクシデントはありつつも、まあ大丈夫な感じですかね?・・・ではまた来週。そそくさと飲みへと再合流したのでした。

河岸をかえ、あらためてビールを。
ん、なんか皆さん酔ってらっしゃる?

「で、なんで橋本さん辞めたの?」
「・・・さあ」

「なんで眞鍋さんは橋本さんを呼ばないの?」
「うーん、―――で―――ってなことかなあ」
「それ、眞鍋さん間違ってるよ!」
「私に言われてもさ・・・」

「じゃあ〇〇選手とか△△選手ってのは橋本さんより上なの?」
「いや、そんなことはない(断言)」
「じゃあ、なんでどのチームも(セッターを)橋本さんにすげ替えないの?」
「・・・そういう風習は無いから・・・」

タジタジなひとときでしたが

「えっ、(チームに)入場料収入ないの!?」

という言葉から会話の流れはさらにガラッと変わりました。

「なんで廃部にしないの?」

まあそうなるよねえ普通。
そして、とどめを刺すように、口を揃えて言われましたよ。

「そういうチームを応援できるのは、もって一年」とね。

分かるけど、分かるけど、分かりたくないよー!

*****

帰り道メールが届きました。「来週からよろしく」とのこと。
コンサート曲目はブラームスの(交響曲)第1番&ベートーヴェンの「運命」などという、おこがましく、かつ現在の私の体力では著しく不安が募るプログラムですが、なんとか乗りきれますかどうか。

本番は9/13@ザ・シンフォニーホール。
ご興味ある奇特な方はご一報くださいませ。

2009年7月 2日

ヨリ戻し

さて、Springsの新体制についても思うことを少しばかり。

6人の退団選手(うち先季スタメン3人)に替わっての新規加入選手は新人3人と古参&異色セッター2人。ケイさんをこんな気持ちで迎え入れる日が来ようとは…残念です。

ご自分はおろかムック選手をも追いやったSpringsへの復帰を決意なさるなんて、よほどチームの事情と方針を理解されてのことなのでしょうが、これから新生チームを作っていくという段階において要となるポジションを、一度は戦力外通告した選手(監督との方向性の相違が大きかったとはいえ)と移籍選手に任せるというフロントのプライドの無さには驚きを隠せません。新主将にはサキさん。いつまで過去の遺産にしがみつくつもりなのでしょうか。

ファンの間ではケイさんを神格化する人が予想以上に多いようですが、アスリートの評価はあくまでコート上でなされるべきもの。チームワークのためのチームは果たして誰にとって都合が良いものなのか。ここでまた一からチーム作りをしようとしたところで、過去の歴史を繰り返すだけなんじゃないかという不安がつきまといます。

ま、あまり暗いことばかりを書くのも責任の無い人たちには気の毒な話です。選手の皆さんには、いろんな想いを背負いながらも、時にはNoを言う勇気も持って、コート上ではモヤモヤを晴らすようなプレーを見せてほしい。もう大声でチームを鼓舞する人は居ません。明日からのサマーリーグでは(行けないけど)そろそろ元気な新人の声を聞きたいものです。

2009年7月 1日

ラッシュ

バレーニュース山盛りの一日でしたねぇ。
退団選手の移籍先や転出先が徐々に判明し始めましたが、なるたけそういった情報はセットで発表してほしいものです。いろんな事情や都合があるのでしょうが、たまにはファンの気持ちも汲んでくれませんかねえ。

Arrows
改めての選手情報はありませんが、総務の岸本さんがPFU監督に。
このPFUや三洋電機(ここにPana資本は入らんのでしょうか?)そして四国88辺りがプレミアに乗り込む勢いで頑張ってくれると、下降線まっしぐらのプレミアに少しは期待が持てそうなのですが、どないなりますやら。

Red Rockets
高橋選手が芸能界入り!?エイベックスねぇ...まぁコートでバラエティっぷりを披露されるよりはいいのかな。ファンにとっては不完全燃焼かもしれませんが、ご本人の中では既に北京五輪で終わっていたのかもしれません。くれぐれもバレー界の足をさらに引っ張ることはされませんように。
イクさんは何処へ?プレミア選手としての現役続行は微妙ですが、コーチとしてならば、全日本チームへの入閣を期待する声も決して少なくはないはず。

Airybees
イキのいいキャラが一気に居なくなりましたが、デンソーマリオネッツとなりませんように。

Queenseis
翠選手ありきのチームだっただけに、移籍加入選手を以ってその穴を埋められるのかどうかも正直分かりませんし、実際彼女のプレーを見られなくなるのは寂しいものがありますね。
てなわけで移籍選手は河村選手、眞選手、田原(飯田)選手。三者三様に長所よりも短所に目が行っちゃうキャラですが、葛和マジックで心機一転大化け活躍となりますか。

Marverous
新監督は開けてビックリ石原さんでした。なんだかバレー界の環がどんどん小っちゃくなってる感じです。石原さんは好きなんですが、あんまし勝負師じゃないとこがねえ。JTには合ってるのかもしれませんけど...。
待望の空席センターにはSpringsから山本選手。もっと高い位置からのクイックとか見たかったんだけどなあ、残念です。プレーだけでなく積極的にマスコミアピールを図りたいチームとしては願ったりかなったりってなとこでしょうか。くれぐれも共倒れにはならんでくださいよ。

Springsは・・・またあしたっと。

読了マンガ

・河合克敏「とめはねっ!(5)」
・「築地魚河岸三代目(27)」

「とめはねっ!」はNHKでドラマ化されるそうで、まあたしかにこれはやりやすい作品でしょうな。
・・・まだ5巻やのに。

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