2009年7月31日

迷惑者

昼休み、塩辛い麻婆茄子丼を食べた後、何の気なしにカバンの中を整理していたところ、パスケースがやけに薄いことに気付きました。ひぇーっ、定期券がありません。ポケットが緩くなっていたのでカードを一緒に入れていたのですが、それもありません。長距離通勤者の私が定期を落とすだなんて!

しかし落ち着け、JRはICカードだから再発行してもらえるはず。それより私鉄の方は・・・無事ありました。これさえあれば被害はほとんどありません。てなわけでJRの忘れ物センターに電話。何十回かのコールを経て、ようやく出てきた人に

「定期とカードを落としまして」
「お名前は?」
「〇〇です」
「届いてますよ」

拍子抜けするほどあっさりと一件落着。ふぅ。

*****

眠気に襲われまくりながらも仕事を終えて、心持ち急ぎながら駅に向かう途中で気付きました。

「財布忘れた!」

なにやってんだ、もう。大汗をかきながら会社に戻り、財布を取って出かけようとすると、残っていた後輩が何やら電話中。会話から類推するに、そーれーは、私にも責任がある話。つか、少なくとも後輩には関係がない話です。なのに「大したことないし、あとは大丈夫ですよ。オケ行ってください」と送り出されてしまいました。うーわー、ごめんよ・・・。

忘れ物センターで無事に定期を受け取ると、なんと回数券まで落としていたことが判明。何枚も拾って下さった方、ほんとにすみません。そしてありがとうございました。

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練習後、(私の)歓迎会ならびに師匠とのお食事会がありまして、麻婆冬瓜なるものを初めて食べました。美味しかったですよ。ウチでもシーズンが来たら作ってみよう。
終電が近づき帰ろうとしたところ、会話がエスカレート&ヒートアップしてしまい、席を立ちにくくなりました。あぁこれでは先週と同じパターンです。まあいいや、途中からタクシーに乗ればいいんだから・・・。しかし問題はまったくもって解決へと向かうことはなく、続きはまた来週となりました。ぐうぇー。
けっきょく、帰りはあろうことか師匠にクルマで家まで送ってもらってしまいました。ほんとにほんとに申し訳ないです。

泥眠。

2009年7月30日

繁忙録

練習見学終了後、日焼け止めを塗り重ねながら炎天下を歩くこと30分あまり。駅に着くと電車は18分後との表示が。さっさとタクシー呼べばよかった。朝からことごとくタイミング悪いなあ。

時折やってくる頭痛をこらえながら、灘にある兵庫県立美術館へ向かいました。

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なんとしても特別展「日本の表現主義」は平日に行っておきたかったので、がんばりました。
戦前の作品というのは、つい作者の背景から評価してしまいそうになるのですが、大正という時代は国家の存在が若干希薄だったのか、あふれる気迫は拭いようがないものの、作品として見入るものが多いように感じました。なかでも版画と写真がおもしろかったですね。築地小劇場の舞台装置写真なんてのもあり、これ、今でも使えるなあと思いながら見てました。

と、今日はここで立ち止まってはいられません。次は元町。

神戸市立博物館「一瞬のきらめき 薩摩切子」展

なんとか閉館時間ギリギリで間に合いました。神戸市立博物館にしちゃ粋な企画だなと思ったら、サントリー美術館と共催ですか。なるほど。
ってなことはともかく、島津斉彬の時代に大きく発展した薩摩切子、いやぁ素晴らしいですね。織物の柄を取り入れたとされる紅色の作品がものすごく良かったです。ぼうっとした縞がたまんないわ。篤姫お輿入れ時のお道具の数々も凄かったし、一見の価値はありますね。

息つく間もなく、今度は楽器屋へ。目をつけていたチェロケースを見せてもらい、大いに悩みながらも「今日は無駄遣いに注意」というテレビ占いを思い出し、ひとまず保留。安いとはいえ10万近くするんですからねえ。ちょうど明日はオケの日。師匠もいらっしゃることですから、お伺いを立ててみてからにしましょう。

高架下を歩きながら、そういえばここいらに好きな靴屋があったよなぁと探していると、お、ありました。でも「閉店セール」の紙が。えーーーー(何年も来てなかったくせに)。
店内を見ていると「どんなものをお探しですか」とおじさんに声をかけられました。んー、夏だけどサンダルじゃなくって・・・とかなんとかごにょごにょと返事をしますと、じゃあこういうのにしときなさいとパンプスを出されました。一足あって困らない靴だから、と。確かにね。
サイズを出してもらい、履いていると「たぶんちょうどいいはず。あなたは左足の方が少し大きいね」と、本人にもよく分からないようなことを指摘され、この靴がいかにいいかということについて細かく説明を受けました。あー、こういうプロ店員さんっていいよなあ。
お会計をしながら「こんなに色んなコトを教えてくれる靴屋さんがなくなるなんて、残念です」と申し上げると「皆さんにそう言ってもらってます」と。8月いっぱいは営業されるそうなので、なんとかもう一度は行っておきたいところ。

そして最後に向かった先はミント神戸のタワーレコード。思わず「オードリー」DVDを買いそうになるのを我慢して、クラシックとロックを合わせて4枚ばかり。タワレコインを2枚もらってきました。なくしそうだなー、これ。

朝は出遅れてどうなることかと思いましたが、なんとかミッションはクリアしましたよ。ああやれやれ。

速報?

不覚にも、めったにならない二日酔いで芯がスカスカした頭を抱えながら、加古川に行ってきました。あまり写真を撮る気分ではなかったので、ほんとにちょっとだけ。

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カナコさん(黒髪!)が戻ってこられました。お元気そうでしたよ。途中、脚を押さえるしぐさにヒヤリとしましたが、ケイさんがすかさず有方トレーナーにご注進、事なきを得たようです。あぁやっぱり不安やわぁ、もろもろ。
新人・水田選手のプレーを初めて拝見しましたが(レシーブ写真ですんません)ジャンプ力が今ひとつですねえ。性格良さそうですし、腕の振りもわりといー感じに見えただけに、ちょっと残念でした。コート側で佇む#17岩坂選手はそこはかとなく「応援したくなる」タイプですねえ。よかったよかった。

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ブロック練習の時、後姿を見ながら誰だ?と思ったらミユキさんでした。本格練習時は隣コートで独り黙々とラダートレーニングをこなされたり、床拭きを手伝ったりしておられましたが、ひとまず無事に動けておられる様子にちょっとだけ安堵しました。

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サキさんもブロック練習に参加したあとは、隣コートでメイさんにトスをあげてもらってスパイクを打つという自主練を行っておられました。開幕まであと4ヶ月、挑戦されるからには、どうか跳べるようになりますように。
写真はタオル係手伝い(もどき)をされているところです。しかめ面をされてますが、これは確かふざけてたシーンだったはず。

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こちらも別メニュー調整の模様。後半はトレーニング室だったのでしょうか。コート上ではあまり姿を見かけませんでした。前半に間に合わなかったので良く分かりませんが、諸々大丈夫なのかなあ。気になります。

その他の選手さんたちについては、まぁ基本サマーリーグな感じでしたかね。ごひいき雨堤選手はサマーよりも元気そうで、少し安心しました。あー、想像通りケイさんは既にチームを掌握しておられましたよ。今日は浅津選手と雨堤選手によくアドバイスされてたかな。

ざっとそんな感じで、細かいことは気が向けば書くかもしれませんが、ちょっとバタバタしてるんで、書かない可能性が大きいかなあ。

2009年7月29日

dakara

会社のお中元ビールを消費しましょう納涼会を会議室にて開催。

食べ物がまったくもって足りず、ひたすらにビールをクピクピと飲みまくり、場の勢いで出てきたSントリー「響」水割りまでをも口にしてしまい、すっかり酔っ払ってしまいました。やっぱウィスキーはダメだ私。
最後、営業さんと「山本周五郎のオススメ作品は何か」論争をしていた記憶はあるのですが、片付けをした記憶がまったくありません。でも後輩たちと一緒に帰ったんだから、きっと彼女たちがやってくれたんだよなあ。サイアクだ…ほんとにごめんなさい。

二次会行こうよ〜というお誘いを「勘弁して下さい」と拝み倒し、ふらつく足元で帰宅。

2009年7月28日

退却

最近、母が(ダイエットがてら)散歩を始めたんですが、今日も私が夕食後クターっとしておりますと、「練習せえへんの?」と声をかけられました。そう、彼女が散歩している間に私がチェロを練習し始めるという体制になっているのです。母はうるさい音を聴かずに済み、私も遠慮せずに弾ける。そしてお互いサボらずに済む。一石二鳥というわけです。

実はオケに復帰するや否や、何やら少々シビアな事態であることが判明しまして、しかも私の加入がさらに問題に火をつけた格好でもあるため、呑気なことを言ってられなくなったのです。「こんなはずじゃなかったのに…」と呟きつつ、練習練習。

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前々から気になっていた、ぺんてるの「マルチ8」をとうとうネット注文しちゃったんですが、会社で「買っちゃったんだけど、楽天ポイントを使ったからタダだよー!」と言うと、後輩に「そんなにポイントが溜まるって、どんだけ遣ったんですか」と冷静なツッコミを食らいました。ええ、ええ、遠征時のホテル代ですともさ〜。

んで、届きましたよ。

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ひとまずコピー用の芯2種類をボールペンとHB芯に変更。書き味はものすごく良いです。そういや私、シャーペンの芯もぺんてる派なんですよね。

これにて三色ボールペンはこちらに交替。お役目ご苦労様でした。

2009年7月27日

解消

猫ホテ(=猫のホテル)の某作品DVDをようやっとこさ鑑賞。今週は積んDVD鑑賞週間です。
録音レベルが安定しないDVDだったこともあり、途中からは映像を追うカタチになりましたが、あはー、こりゃ池鉄フィーチャー作品やんかってなぐらいに、池鉄さんがエラいことカッコ良いではないですか。・・・今より断然痩せてる!これやったら「キモさ」メインじゃなくて、普通にカッコ良さで売れますよ。

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2009-2010Vリーグスケジュールが発表されました。内容は例年と同じく溜め息もんですが、関西は6試合と去年より少し増えたようなので、思ったよりも観戦回数は増えるかもしれません。総当り4回戦ですか...なんだかマンネリ感。

2009年7月26日

録画三題

朝食を食べた後、昨夜録画しておいた「リミット」第4回を鑑賞。だんだん「面白い」というコトバを迂闊に吐けない展開となってきましたが、むろん面白いです。愛が勝つのか憎しみが勝つのか、遊川さん(=脚本)の行方が非常に気になりますが、放映はあと2回。この濃度だとこれぐらいの長さが限界なのか。残念です。

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見終わった後、HDD+VHS+DVDサブ機(=お人よし二世)のライン取り外し作業に取り掛かりました。壊れないことだけが取り得のPana機のくせに、突然電源が落ちるという現象が続いておりまして、WOWOWアナログの録画ができるのはこの機械だけ、そして来月のWOWOWプログラムは「R2C2」を始め、わりと盛りだくさん。直さなしゃあないなあ。
近所の電化製品店に持ち込んで修理依頼をしたところ、12,000円もしくは23,000円とのお返事。ともかくもメーカー送りとなりました。Panaさん頼むよ。

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借りっぱなしだったDVD「CHAMPIONS FOREVER」をようやく見終わりました。
ヘビー級歴代チャンピオン5名(Larry Holmes,George Foreman,Ken Norton,Joe Frazier,Muhammad Ali)が過去の試合ビデオを基に回想し、そして語り合うという面白い企画。現役時の挑発行為を笑って回想し合うだなんて、そうそうないことですよね。ボクシングにあまり馴染みがない私ですら、あちらこちらで反応してしまうほどですから、ボクシング好きにはたまらんのやろなあという映像がてんこ盛り。やっぱり頂点って違うねんなあという風格と言葉がズラリと並び、そして響きます。うーむ、アリさんの存在感は言動込みで別格やったんですね。

しかし、それぞれの試合シーンを見ると、フォアマン強ぇ(でもエラいこと謙虚)とか、なんですか、相手によって相性なんかもあるんだなぁと。華麗なフットワークも見応えがありました。手と足のバランスはリズムの悪い人間には取れんのだろうなあ。

ボクシングも生で観たほうが面白いんでしょうか?という疑問を抱きつつ、まずはWOWOWあたりで観戦してみることとします。

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宮里藍選手優勝おめでとう!

おやすみなさい・・・

2009年7月25日

豪雨ときどき晴れ

チェロケースを運ぶ機会が増えたため、ちょっくら真剣に軽量ケースを物色。今のケースが6キロぐらいなので、できれば3キロ台が希望なのですが、以前よりは多少値下がりしたとはいえ、やはりドイツ・フランス製は皆さんなかなか可愛くないお値段です。そんな中、10万円程度で面白そげなケースを発見。これは近々見に行ってみなくては。

カーボンといえば、最近はカーボン製の弓というのもなかなか出来が良いんだそうで、昨夜も師匠曰く「50万円ぐらいの弓を買うんなら、モノによっては10万円台のカーボン製の方がいいらしいよ」と。へーーーー。梅雨が明けたら楽器を調整に出す予定なんですが、その時ちょっと聞いてみましょうかね。

しかしまあ、あらためて何やかやと手間もお金もかかる趣味っすわ。

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ご近所で合宿中の友人にクルマで寄ってもらい、進呈。
ぜーんぶ自家製無農薬だぴょーん。

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Springs公式によると、今週(とつぜん)公開練習があるみたいですね。夏休みを取ることも可能ではありますが、加古川ですし、なんたって一番見たい選手はもう居ませんからねえ。

2009年7月24日

DOGS

ひさしぶりに傘のない金曜日。チェロがあるので極力荷物を減らしたい身としては助かります。

電車の中で「1984年」を読み返しながら、携帯プレイヤーでデヴィッド・ボウイの「ダイヤモンドの犬」を。歌詞はよく分かんないんですが、そのブレない精神が、心意気が、カッコ良すぎますよ。デヴィッド・ボウイも久々にちゃんと聴こう。

イギリス、深し。

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本日のオケは弦セクション練習。見てくださるのは・・・師匠です。こんな日に限ってチェロトップ氏が遅れるとのことで、どういうわけだかトップ席に座る羽目になってしまい、全身イヤな汗をかいてしまいました。師匠はともかく、お上手ヴァイオリン'sの視線が痛くてねぇ。これは「私を強制的に練習させよう」作戦かなにかでしょうか。

練習後、今日こそはまっすぐ帰宅するつもりだったのに、「韓国料理屋で先生と一緒に『特別な鍋』を食べる会」が急遽企画されたため、のこのこ出かけてしまいました。あぁ意志薄弱。

いろんな話をしながら・・・「バレーは身長じゃないっすよ。滞空力っすよ」とぶち上げたところ、師匠に「あぁ、ブロックの間とかコートのスペースとか空中で見てるもんなあ」と賛同いただいてしまいました。いつもの私なら、強く「テレビじゃなくて会場で見てくださいよ」論にもっていくところですが、今リーグが「実際に見ておもしろいバレー」かどうかは分かりませんからねえ、はてさて。

あ、そうそう、「特別な鍋」というのはですね、「コラーゲンたっぷり」が売りだという、とある肉のチゲ鍋だったんですが、いやー、とうとう食べちゃったですよ(しかも美味しく)。ごめんよー。

終電をギリギリ逃してしまい、途中からちょっとだけタクシー帰宅。次回は気をつけねば。

2009年7月23日

自問自答

祝「1984年」読了!

古典特有のとっつきにくさを越えてしまえば、あとはもう読みっぱなし。愉悦から恐怖への展開はひたすら冷酷で、作家の業とはこういうものなんだろうかというほどに、オーウェルの作家魂がビシビシと伝わってくる凄まじい小説でした。楽しみにしていたトマス・ピンチョンによる解説もこれまた期待を裏切らないどころか、これだけで作品になるんじゃないかというほどの素晴らしさでしたし、なんかエラいもん読んじゃったなあという感じ。政治小説?心理小説?推理小説?いや、もしかすると小説の枠組みを超えたモノなのかも。頭の中をいろんなコトバと思考が飛び交いまくり、軽い興奮状態に陥っています。

自由とは己に対して絶対的であること、なのかなぁ。

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