2009年5月 3日

やれやれ

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さすがに運は使いきっておりました。
甲子園に到着したのは実に八回裏、全く奮うことがなかった(らしい)阪神打線が火を吹くことはなく、0-4の完封負け。対巨人11連敗とのことで、ご愁傷様でした。
そないな試合内容はともかくとして、個人的には数少ない友人がさらに減らなくって良かったです。17時半待ち合わせのはずだったのに...ほんとにほんとにほんとにスミマセンでした。

*****

実はいろいろと勘違いしまくっておりまして・・・今日Springsが負けたら対戦相手はNEC(勝てば武富士)と思い込んでいたのです。最後に恨まれるのはヤだし、じゃあ負けた方がいいじゃん!とね。しかし、実際は負けたらいきなり東レ戦だったんですねぇ。いやー、そうとは知らずに第4セット「もう負けちゃおうよ」と口に出しまくったのは私です。スミマセンでした。傍らのキモチワルイシーガルズファンのうわ言に小声で突っ込みはいれつつも、第4セット14-20から引っくり返せるとは思わなかったんですよ。

Springs vs Seagulls
(3-2)
32-30
22-25
23-25
31-29
15-9

第1セットはいい具合に点を重ねていたはずなのですが、相手の中学生セッターに対抗して魅惑のセッターを出したところ、失点を重ねる間に替え時を見失い、戻した時には既に遅し。あれよあれよと詰められて、いきなり30点ゲームになってしまいます。えー。

第2セットはブロックに捕まったワンジョ選手の交替が遅れ、ムック選手怒りの渾身ツーアタックのワンタッチも認められず(ぜってーおかしかったよ、あれは!)、サキさん独りが活躍・・・ああそれじゃダメなのよう!!第3セットは・・・あがけばあがくほど、シーガルズ地獄に嵌っていくようで、詳細は忘れました(遠い目)。

第4セットはシュリ選手サーブでスタート。他コートの試合が全て終わり、あら予想外に物凄い観客数になってきました。アピールチャンスです!・・・にもかかわらず、プッシュにフェイントにやられまくり、ムキになってスパイクを打てばアウトばかり。場内を覆うシーガルズコール(by 滝井&理大附属)もあいまって、シーガルズ三昧の試合展開となってしまいました。気付けば14-20て、終わりじゃん。河本さんはまたも中学生セッター投入です。

しかしねぇ、これがホンットに面白かったんですけど、第3セットあたりから目に見えてSpringsのメンバー全員から殺気立つほどにイライラの蒸気が立ち昇ってきてたんですね。もう決める度にズガーン!ってな攻撃ばかりなんですよ。サキさんを始めとして、殺し屋の心を持つ(らしい)マイコ選手のイライラっぷりもステキでした。そんなチームの対照的っぷりが笑えて仕方なかったんですが、とにかく点差は一向に縮まりません。私は前述の通り急ぎの用を抱えてましたんで、終わっちゃえ終わっちゃえと願ってたわけですが、ここで野心家シュリ選手のサーブです。

・・・やっぱすげーわー。鬼だ。

チームファンからも賛否両論の意見を耳にすることがあるほど、したたかな選手さんのようですが、私はむしろあれぐらいの根性を持てよとも言いたい部分もありまして。だってそうでなくとも170cmそこそこという、低身長(!)希望の星が求められる役割というのは180cm台の倍以上はあるんですし、そんな彼女たちの努力というのは我々が想像するよりさらに大変なものであるわけで、やっぱり応援しなくちゃとも思うのですよ。てなことはさておき。

・・・追いついちゃいました。ひゃあ。

さすがにもう勝ちを祈るしかないですよね。ブロックアタックレシーブブロックアタック・・・ラリーを切らず、マイコ選手がとにかく決めきってくれました。最終盤のサキさんの気迫にも物凄いものがありましたね。接戦接戦になるほどにイキイキする佐野さんも見応えありましたが、ともかくもセット取っちゃいました。わぁお。

フルセットとなれば今シーズンのSpringsは勝つことになってますから、ファンはある意味落ち着いたものでしたけれども、7-7あたりまでは一進一退の展開が続きました。痺れたシーンはですね、サキさんがコートに戻る時、ベンチ(たぶん元さん)の方に向かって親指を立てながら出かけて行ったことかな・・・かっくいー。顔はもう疲労で一杯だったのに、心では絶対負けないぞと、サイコーっすよ、このチーム。

中盤はまたしてもシュリ選手のサーブで突き放し、そのまま逃げ切りました。
写真も何も撮る余裕はなかったので、これでご勘弁。

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ありがとう、そしてお疲れ様でした。
ちょっとでもちょっとでも休んで明日に備えてくださいませ。

コメント

???? - ???? 私が探していたものです。情報をありがとうございました。

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