2009年4月29日

ミノ好き

朝ぼやーっと起きて冷蔵庫を開けると野菜室にはモヤシが一袋、そして庭のニラがワサッ。これはもう・・・ナムルしかないですよねぇ。

てなわけでお湯を沸かしてー、味付けしてー、作りましたナムル。初めてじゃないけど、2,3回目ぐらいかな。つまんでみた感じではけっこう美味しかったですよ。今回は隠し味にオイスターソースを使いましたが、次はちゃんとしたコチュジャンを使ってみよう。

海外出張から帰宅した父とひさびさ会話にならない会話。

「戸棚の扉とトイレの水栓、連休中に直してよね」
「こないだオマエが置いて帰った本・・・なんとかヒナコさん」
「杉浦日向子さん?」
「あれ、素晴らしかったわ。徹夜しちゃったよ」
「徹夜するほどの長さはないエッセイ本だったはずだけど」
「それだけ熟読玩味したってことだよ」

彼女のマンガも読んだことがあるはずだと言い張る父ですが、それは年代的にそーとー怪しい。とはいえ相変わらず趣味分野だけは意見の合う父娘です。ものすごーく極地的な意味においてはファザコンといってもいいのかもしれません。

*****

お昼前からは妹夫妻が所用で日帰り帰省していたため、母はドタバタてんやわんや。騒ぎそのものは先週末から始まっていたのですが、私は例によって目立たな〜いところでコーディネーターをしつつ(してたのだよ!)、一日中とある商品をポチっとやるかどうか思い悩んでおりました。

結局は夜中近くになってようやく「ポチリ」

かれこれ1年以上も迷っていた商品でしたから後悔はないんですが、購入に至った過程を思い返してみると、私にしては珍しく筋が通ってるじゃないかと(自分に)言い聞かせ中です。懐かしいなあBigmini。

夕方みんなで食べに行った久々の焼肉、美味しかったけど、さすがにちょっと胃に来ますね。

2009年4月28日

近道探し

昼休みも終わる頃になって、医者という名の薬屋さんへ。

「花粉症でも喉が痛くなることありますよ。風邪薬出していいのかなあ」なんて言っておきながら
処方された薬は山盛り6種類って。
何か間違っている気がしてなりませんが、とにかく早く治さねば。

会社飲み会で心持ちクターッとなりつつも、電車の中で買ったばかりの「週刊サッカーダイジェスト」を開き、オシムさんインタビュー後編をザザッと一読。深い。「オシムの言葉」の先にあるもの、奥にあるものについて思いをはせました。

遠い、あまりに遠いなあ。

2009年4月27日

また夏が来る

遠征週末が一段落し、気を付けなきゃと自覚はしていたんですが、週末からしっかり風邪をひいてしまいました。いつもの鼻・のど型ですが、正月のようにこじらせるとイヤなので、黒鷲前に医者に行っておこうかな。

中身をリニューアルした携帯プレイヤーで音楽を聴いていたら「Millenium」が流れてきまして、いやー懐かしいですねえ。5月にNHKでライブ放映があるようですので、WOWOWでの「ハイパー」とともに録画予約しておかねば。

おやすみなさい。

2009年4月24日

休前日

昼休み、ミュージカルファンな後輩に質問ターイム。

・翻訳劇への違和感について
→日本語が音符にハマりきらない字余り現象は多発するが、言語構造の違いなのでどうしようもない

・チケットの高さ
→版権費用に加え、宣伝効果や主催団体絡みで有名俳優を起用するためキャストの出演費用も嵩む

てなことでした。
そういや宝塚歌劇も財政難なんですと。一度は観に行くべきかなあ。行くべきだよなあ。

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読みかけ本
・「IN☆POCKET 2009年4月号」講談社

お目当ては恩田さんの「帰ってきた!酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記モロッコ編」でしたが(既読モロッコ旅行記がたかのさん本だけってのもねぇ)
巻頭新連載、伊集院さんの「スコアブック」がおもしろくなりそうです。スコアラー&オーナー志望の女の子が主人公なんですが、文章に淀みがないのでジュニア小説にありがちな違和感がなくてよいですね。

2009年4月23日

無意識下

今夜は冷えますね。
ネットは某氏逮捕ニュースで大にぎわい。書いてて言ってて罪悪感を覚えないほどに、世の人たちは品行方正なんでしょうか。私はドラマでの演技には容赦しませんが、酒の失敗には寛容です。地デジ呪わる?ざまー。

読み流し本
・中島美代子「らも―中島らもとの三十五年」集英社
タイトルのまま、(中島)らも夫人による回想録なんですが、内容のドロドロさに加えて、思考の一貫性のなさに疲れてしまいました。自己弁護は生存者の権利ですけど、都合の悪い部分は放任という言葉にすり替えまくるのは何だかなあ。

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お花畑さんブログでちょろっと廃部報道をめぐるコメントが出ていましたが(→こちら) こんな時も自慢を散りばめるさりげなさ。同情めいたことを書いときゃいいっちゅうもんやないやろ。って、この期に及んでまだこの人にどこかで期待をしているのかなあ、私。

2009年4月22日

追憶

夜中、目が覚めるとふくらはぎが・・・攣った・・・いてててて。
なんやかまあツイてない1日だったんですけど、それ以上に痛ましくてならないニュースを目にしてしまっては、そんなことどーでもいいわな。

清水由貴子さん、父の墓前で硫化水素自殺(SANSPO)

こちらの墓地って...NEC杉山選手の地元ですよね。
てなことはさておき、読めば読むほど、見れば見るほど、なぜこんなに理不尽なことが・・・言葉に詰まるとしか言いようがありません。思い出されるヤクルトCMでの笑顔が辛いです。なんでやねんなあ。

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巷で騒がれている(らしい)you tube再生第一位、スーザン・ボイルさんの名演を今更ながらに再生してみました。
あれれっ、この曲は知ってるぞ。「レ・ミゼラブル」の代表曲ではないですか。

「レ・ミゼラブル」はロンドンで観たことがありまして
原作はさほど好きじゃないんですが(長いし)、ミュージカルの方は生観劇したこともあって大好きなのです。私にはたいへん珍しいことにサントラCDも持ってるぐらいですから。

で、先ほどそのCDを引っ張り出して久しぶりに聴いてみたんですが、この曲(「I dreamed a dream」)に限っては頭の中で思い描いていた歌い方とはちょっと違ってました。頭の中で美化していたのかなぁ。

とはいえ、スーザンさんには申し訳ないことに、彼女の歌は私の中で「感動の嵐」とまではいきませんでした。もちろん彼女の名演を否定するわけではけっしてないのですけどね、おそらくCDを聴きすぎてしまったからでしょう。ただ、「レ・ミゼラブル」には他にもたくさん名曲がありますんで、機会があればぜひとも聴いてみてほしいなあと思います(できればロンドンバージョンで)。

ちなみにこのミュージカル、日本初演時のコゼット役は斉藤(由貴)さんだったのですよね。彼女が芸風を広げるキッカケになったのはこの作品だったように記憶しています。

・・・積もる記憶が痛む夜です。

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2009年4月21日

夜明けず

海外旅行中の上司ケータイにpdfファイルを送るべく実験を重ねる最中、後輩が「これ、もらったんですよ」とケータイに入ったスヌーピーの絵文字デコを見せてくれました。あら可愛い...。

基本的に絵文字はおろか顔文字すら使わない人間なんですが、後輩にデータを送ってもらい、言われるがままに保存してみました。

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使わないんですけどね。つか、デコメールとか聞いただけで、前全日本監督を思い出して不愉快になるんですけどね。

読了本
・大原由軌子「大原さんちのダンナさん」(文春文庫)

少し前、電車で横に立っていた人が読んでいて、ちらっと見えた内容がちょっと気になってたんですが、新刊コーナーで発見購入。
内容は神経症を抱えたダンナさんとのナレソメ(@新宿二丁目のゲイバー!)から日々の生活に至るまでを、スッキリしたタッチのマンガで綴られたものなんですが、よく噛みこなしてあって読みやすく面白かったです。

なかでもパニック発作の描写は「あー、他の人もそーなんだー」と興味深かったです。私の場合はさすがに「ワルキューレ」が頭の中で流れたりはしませんが、これがコンサート本番に起こった日にゃ、それこそ音楽どころじゃなくなっちまいますからね。最近はだいぶやり過ごせるようになってきましたが。

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NEC男子バレー部の休部が発表された模様(→こちら)

本来はこれまで何十年も維持して下さったことに感謝すべきなのでしょうが、私はどうしてもこの会社のやり口に理解を示すことができません。調子良いときに利用するだけなんてことは文化のあり方ではないですし(ex:アテネ五輪前後女子バレーバブル時のレッドロケッツ)、不況なら不況でもっと早くから手を打てば、もう少しやりようがあったのではないかと思えてならないのです。

今にして堺ブレイザーズの英断がクローズアップされてきそうですね。Springsも好業績の間に頼みますよ・・・。

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Springs公式コートサイドレポート更新

ミナミ選手のレポが微笑ましいですね。マッチポイントはローガン選手だったような気がするんですが(カナコさんが得点したのはたぶん14点目)そんな些末なことはともかく、全体を通してチームへの愛情と先輩への尊敬の気持ちが伝わってくるとこがよいです。

チームのスカウト体制がととのってくるに従って、よく言えばマイペース、悪く言えば自己チューに見える選手が増えてきた中、ミナミ選手にはいろんな意味で期待しておるのですよ。黒鷲初戦あたりで出番があるといいですが、まあサマー待ちかな。いずれにせよ焦ることなくスケールのデカい選手になってほしいですね。

2009年4月20日

ひといき

上司休暇中につき、静かな1日。
ちょびっとの留守中に起きた事件内容を聞き、大爆笑。
もろもろリハビリには程良い具合です。
夜中にざざっと雨降り。

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レシーブ姿も実はけっこう好きだったりします

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えーと、舞子選手がんばれっ!

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こーいう表情はガチャピンではなくムックですよなー

2009年4月18日

いやなかなか

もう少し遅く来てもよかったなぁというほど会場はガッラガラでしたが、テキトーに座って両チームのウォーミングアップを眺めておりました。試合前練習を見る限りでは、パスは日本(Springs)の方が上手いなーという印象でした。スパイクは韓国の方がパワフルかな。

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コートエンドの警察音楽隊?

セット間にかかる曲も含め、なんだか全体的にもの悲しげな短調の曲が多かったのは国民性なんでしょうか。

さて、ぼちぼちと観客が入り始めた頃、興国生命の兄ちゃんがロゴ入りタオルらしきものを配り始め(タオル争奪争いはなかなか壮観であった)そして応援練習が始まりました。あらココもですか。ま、何のかんの言って日本のマネしぃな国ですからなあ(バカにしてるわけではないです)

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熱血応援指導するピンクネクタイ

見ておりますと、どうやらこちらの応援では自チームの「レシーブ!トス!アタック!」っていう一連の動きに合わせて、観客は「フンッ(=興)!グオッ(=国)!バスター!」と叫ばなくちゃならないようです。これじゃあムック選手がバックアタックのトスを上げる時なんて、レシーブ!トsアタック!!みたくなっちゃいますね。サーブの「そ~れ」よりめんどくさいなー。

あ、だいぶ空席が埋まってきました。日韓戦よりははるかに多いですよ。そして私の周りはグルリと韓国の方ばかりであります。おーぉ異国で孤立してしまったよ。だいじょぶかしら。

コートの方では練習が終わり、そろそろ選手整列かなという頃になって、いきなりアナウンスが流れ始めました。「Presentation of the starting player・・・うんたらかんたら・・・No.1 ヒョウドウ シズカ~!」

慌てて#1カズ選手が飛び出していくと、今度は「No.2 ハンザワ マイコ~」とのコール。マ、マイ選手スタメン?こちらもビックリしておりますと、サキさんに続いては「N0.5 オヤマ シュウカ~」の声。あれっ全選手プロトコールってことですか。Springsサイドでは選手スタッフが入り乱れてボールを抱え、あたふたする騒ぎになってました。

ってな紛らわしい選手整列が終わると今度は国歌斉唱です。日韓戦では韓国国歌は省略バージョンでしたが、もちろんこちら韓日戦ではフルコーラス。会場で右手を胸に当てている人の割合は思ったほど高くはなかったですが、日本よりは意識の強さが伺えましたね。始球式はコートエンドラインに数名の来賓が並び、全員が一斉にボールを打つというものでした。これは初めて見る方式だなあ。

Springs vs PinkSpiders
(1-3)

出だしは明らかにボールの違いが影響しているようで、トス・スパイクはそれほどでもなかったんですが、とにかくレシーブが安定しませんでした。レセプションはもちろん、なにげないレシーブも「あれっ?」という表情が何度も見られましたね。まあしゃーないですわなあ。

相手の興国生命さんは今リーグのプレーオフを制しての一位だそうで、エースアタッカーにはオカシオさん。聞き覚えが・・・確かオカシオ姉妹で世界選手権に出てましたよね。プエルトリコでしたっけ?レシーブはさすがにアレでしたけど、パワーアタックにとどまらず、ブロード攻撃までやらかしておられました。彼女とキム・ヨンギョンの高さに任せた攻撃が次々に決まりまして、Springsは沈黙気味です。あーでも、あちらのセッターはサイド任せのバカ高いトスばかりで面白味はないですね。

しかし、そんな観戦に集中できないほど邪魔だったのは応援でした。アウェーならではといえばそれまでですけど、わりとプレー関係なしに、のべつまくなしだったのでイライラさせられましたわ。

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レッドウィングス方式?

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全員でコレをやられるとバルーンスティックより邪魔

「フーングォセイミャ!(興国生命)」(テーハミングス!と同じリズムで)
「チャチャチャッ興国!」

あとは例の「レシーブ!トス!アタック!」の掛け声ならびに個人コールの使いまわしでしたが、バレー見てるのやら応援(という名の企業宣伝)をしにきてるのやら、皆さん自覚しておられるんでしょうか。その熱血ぶりがいまいちよー分からん感じです。ノリやすいというか煽られやすい人たちなんであろうか。ま、韓日戦ですし、日本のVリーグも似たようなもんっちゃ似たようなもんではありますが、国際戦(争)を初めて肌で感じた気分でありました。

そんなこんなで第1セットはつつがなく落としましたが、良かったのはカズさんを前衛でワンジョ選手に替えた策。どちらかというとワンジョ選手は後衛の方が活きる選手ですけれども、ブロッカーとしての意味もこめて、これはいつものコウキ選手交代よりも積極的で面白いですよね。決勝でも見たかったな・・・。

お次、第2セットはより酷いことになりました。アン選手はともかくとして、マイコ選手がいまいちピリッとしないのが気になります。疲れが残ってるのかしら。

第3セット、さすがに決勝に続いてのスト負けはいろいろよろしくありません。
跳ばずのサキさんが決めまくり、途中交替のワンジョ選手もしっかり務めを果たし、マイコ選手の驚きサーブミス(ボールを上げた瞬間に汗かなにかで滑ったかボールが落ちた)なんかもありましたけど、ローガン選手筆頭にチームの雰囲気はにこやか上々。なんとか1セット奪取しました。やれやれ。

第4セットは大差をつけられる展開でしたが、ワンジョ選手が決めまくったり、ルカ選手の出場があったり、そしてシュリ選手の8連続でしたっけか?サーブがあったりとで見せ場は多く、セットを取れなかったのはちょっと残念でしたけど、それでも充分に見応えのある試合ではありました。心なしか選手の表情もあまり暗くなかったような。

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「偵察中(シュリ選手大人気)」

第二試合は東レさんも苦戦の末、元チームメイト・デラクルージュ選手相手になんとなんとのスト負けを喫してしまいました。張選手の不調もありましたし、こちらもボールに慣れない様子ですね。セット率<得点率の大会ですが、今のところSpringsは3位なのかな?ユウ選手が居たら・・・というのは黒鷲までお預けですが、明日はなんとか一矢報いたいところです。

会場の外に出ると、キム・ヨンギョン選手とハン・ソンイ選手がふつーに歩いてました。かわいいね。

韓国遠征二日目(暑い暑い暑い)

起きてしばらくグダグダとした後、日焼け止めを塗りまくってホテルを出ました。
朝食をとる店を探しながら周辺の地理を掴もうと歩き回ってみましたが、これがさっぱり分かりません。原因は私自身の方向音痴に加え、手持ちの地図が思いのほか大雑把であり、かつ日本語(もしくは漢字)表記だったこと。韓国は日本以上にクルマ社会のようで道路標識も多いんですけど、その表記のほとんどがハングルもしくはローマ字なんですよねぇ。しまったなあ。

予定では地下鉄で市場に行くつもりでしたが、どうにも地下鉄駅に辿り着けず、かといってタクシーを止める決断もつかず、うろうろと歩き回る内に軽く1時間ほどを費やしてしまいました。ホテル周辺にはやたらと車関係の個人商店が多く、その多くが車の整備やカーアクセサリー販売などに携わっているようでしたが、日本ではあまり見かけない規模の店ばかりで実際閉店しているところも多かったですね。しかし似たような(食べ物屋ではない)店ばかりを眺めていても仕方ありません。諦めてタクシーを呼び止めました。

「光州博物館へ」

これまでの苦労が水のように車はガンガンと飛ばし、エクスプレスなる道を走り抜けてアッサリと博物館に到着しました。入り口でガイドブックにある通り1000wを差し出すと「タダだから!」と紙幣を返されました。えっそうなの?今日は何か記念日なのでしょうか。

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「国立光州博物館」

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「国旗、じゃなく、この赤い木は何だろう」

そもそも光州といえば「光州事件」しか思いつかなかったぐらいですから、そういった資料があるのかと期待していたのですが、貯蔵陳列されているのは古代から近代にかけての石・陶磁器がメインで、そういった政治的資料はゼロでした。これはこれで面白かったですけどね。

陶磁器についての知識はサッパリなんですけど、石→粉びき→白・青磁といった流れを見るうちに、日本の陶磁器のルーツはやはり朝鮮半島なのだなと強く感じました。日本で見たものより大胆な作品が多かったですね。あと興味深かったのは石仏とそして石製のアクセサリー。仏様の顔は日本よりも大ぶりかつ柔和な表情で、そして石製のアクセサリーは現代でも充分に通用するほどファッショナブルなものがたくさんありました。この国は石の文化なんでしょうか(あ、日本はやっぱり木の文化なんじゃないかと)。

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   意味もなくヒコーキ雲

博物館を出て、またしばらく難儀してタクシーを捕まえたのち、今度はバスターミナルへ。今回の旅行ではバスに乗る予定はありませんけど、町の中心の一つではあるようですし、少しは周辺で買物もできるかなという目論見もありました。今はと、とりあえずご飯を・・・。

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言わずと知れた冷麺ですが、お決まりのハサミつきです。キムチはさほどデカくないし、肉もついてない。はてさて何を切るのかと食べ始めたところで気付きました。

・・・麺だ!

噛み切れないうえに長いのですよ。これはゴムか!や、味はたいへん美味しかったのですけどね。てなわけでバシバシと麺を切って食べました。スープの具合も丁度よく、そういえば冷麺を頼んで酢を入れなかったのって初めてかも。付け合せの果物はこの季節ですが、ちゃんと梨でした。

食後、近隣のショッピングセンターに入って(日よけがてらの)キャップを物色したのですが、なんとも微妙なものばかり。食料品コーナーでは海苔コーナーやコチュジャンコーナーの充実っぷりに目を走らせつつも、まだ荷物は増やしたくないよなあと手ぶらで出る羽目になり、無謀にもまた体育館(と思われる)方向にテクテクと歩き始めました。

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「現代」と書かれた団地群

今度は地図通りに地下鉄駅を発見しましたが、いずれにせよ体育館へはタクシーでなければ行けないわけですし、はいはいタクシー!(最初から呼べよ)

「ヨムジュ・・・(体育館て何って言うんだっけ?)ほら、ワールドカップスタジアムの横の!」と地図を運転手さんに見せると「あー、ヨムジュ〇〇〇ね」とご理解いただけた様子。Vリーグの案内にも「ヨムジュ体育館」ではなく、体育館のハングル読みまで書いてほしかったっすね。いやまあ支障はなかったですけど。運転手さんにアンダーパスのマネをしながら「バリボル?」と聞かれましたので、「ネーネー」と答えておきました。広報誌の類にはまったくといっていいほど記事を見かけませんでしたが、けっこう宣伝されてるんでしょうか?

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おーっ、けっこうハデじゃん。
もう少し近寄ってみますと

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Springsもノボリ持ってくればよかったのに

右側にはGSカルテックスのノボリもあったんですが、美人度はヨンギョンさんやソンイさんの居る桃色スパイダースの方が高いかなーという印象でございました。
チケットを引き換えて、いざ会場へ!

    2009041806.jpg ←チケット

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