2009年2月22日

ご利益

日曜日だというのに客入りはもうひとつ。審判もこれまた昨日と同じあの酷いヒトですか。やだなー。もしや此処はaway?

コートでは今日もライトに舞子選手in。ワンジョ選手の高さと破壊力は魅力ですが、ここはやはり眞鍋監督、安定を選択してきました。がしかし、舞子選手が顔色変えずに魅せた巧さとスピードも素晴らしかったですからねぇ、ファンとしても悩ましい限りです。

Springs vs Queenseis
(3-1)

なんとしてもダッシュしたい第1セット。
立ち上がりそのものはさほど良かったわけではなく、例によってのお見合いなんぞもありましたけれども、強烈ジャンサをレセプション陣がかっちり返しさえすれば、レナタ選手からはワンタッチを狙いつつ半分無視ぐらいでOkですからね、Springsのサーブ&ブロックが機能していた印象です。あまり昨日の疲れも感じません。首尾よく第1セットゲット。

しかしクインシーズが第1セットを落とすのは決まりごとのようなもの。勝負はこれからです。そのクインシーズの#1レグ選手サーブ対策か、今日のSpringsローテはいつもより2つ回して前衛に#6狩野舞ー#4先野ー#11トムという最強看板スタートでしたので、第2セットはムック選手のサーブで始まりました。

実は昨日の試合ではこのムック選手サーブが1本で切られ続けており、もしやワザとなのかとさえ勘ぐっていたんですよ。しかしここで連続サーブ!チームを勢いづけることとなりました。確実に連続得点を要求されるローテですからね、いろんな意味で吐息です。

とはいえ、じわじわと迫り来るクインシーズ。レナタ選手はもちろんですが、それ以上に翠選手の攻撃がまったくもってウザいですな。特にブロックアウトはブロックの手を出すのをやめちゃえよって何度思ったことか。

Springsは得意のまんべんない攻撃で応酬。要所でローガン選手のロールショットが冴えわたりました。肩から腕をグルッと入れ込みながら打つこのアタックはひとつの芸術的技術ですね。やっぱバレーボールは肩だよなー。そういや中盤だったか終盤だったかサービスエースを取ったとき、アップゾーンのシュリ選手がしきりにローガン選手の肩の動きを真似してましたね。さすが野心家。某選手と仲良くしつつもやることやってます(ほめてます)。

試合はジュースにもつれこみましたが、クインシーズは今西選手のサーブミスが響きました。攻撃の大きな拠り所でもあるうえに、次のローテからはレシーブ苦手なレナタ選手後衛ですからね。てなわけでSpringsがセットいただきました。27-25

あと1セットの第3セット目。
#19及川選手のサーブで連続失点したのが大きかったかな。カズ選手→コウキ選手交替も珍しく機能してませんでしたねえ。ひとつが崩れると連鎖反応的にブロック・レシーブ体制も機能しなくなってくる。つくづくバレーというのは繋ぎのスポーツですね。なかなか楽には勝てません。さよなら第3セット。

第4セット、今度はクインシーズのレセプションが乱れます。連続失点が止まらないまま、とうとう後衛で服部選手と交替中だったレナタ選手を戻す事態となりました。さすがにここまでレナタ車体どころかレナタ単体になってしまっては勝てるわけもありません。トヨタ車体は2日目に弱いのかしら。終盤ではワンポイントで入ったカナコさんに舞子選手がバックトス。やるねえ。まさかカナコさんのライト打ち(ストレースパイク)を拝めようとは。来た甲斐ありましたわ。

25-17ゲームセット。今回は内容以上に鬼門で面倒な相手に2連勝という結果が良かったですね。大きな頂点に向かって、これからまた一つ一つチーム力を積み上げてほしいものです。

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