2009年1月31日

掟やぶり

茨城...遠いんですよね。
全国どこでも怯まずに観戦遠征しているわたくしですが、茨城だけは下手な地方よりも気乗りせず・・・とはいうものの、このカードはあまりに魅力的です。
仕方ありません、来ちゃいましたよ。

「雷雨のため名古屋着陸したり引き返したりするかもよ」と脅す飛行機に乗り
「強風で動けないよう」と泣き言をいう常磐線を見捨てて
なのに結局、家から会場まで一度たりとも傘をさすことがなかったという

ワケの分からん天候に振り回されながらも何とか体育館に辿り着いたのは、試合開始間もなくのことでした。

頭のモードが試合仕様になるまでは漫然と見ておりましたが、セット最終盤あわや...というところをローガン選手が二連続サービスエースにて第1セットgetという最高のスタート。自然とヒートアップ。

第2セットはSprings自慢の攻撃陣が次々決まります。ムック選手のツースパイクがズバーンと入ったのも、サキさんのジャンプトスを見られたのもこのセットでしたでしょうか。

しかしスッキリ決着をつけられないのが今季のSprings。第3セットではNECの高いブロックに捕まり始めます。ラストはカズ選手からシュリ選手への交代もありました。13-25。

第4セット、なんどもマッチポイントを握りながらもサイドアウトとサーブミスを延々と繰り返し...Oh No!会場が最高潮に盛り上がる中、セットポイントはNECの手に。フォフィーだったかなあ。

第5セット、今季は既に何度も見てきた光景がまた再現されました。
秋山選手のトス回しのツケが来たといった感じでもありましたかね。疲弊しきったNECサイド(特にフォフィー)がSpringsブロックに完全に捕まってしまいました。杉様必殺ブロードも軽々とレシーブ陣の餌食に。
ラストは第4セットでファンの溜息とも苦笑ともつかぬサーブミスをしでかしたユウ選手のノータッチエース。熱闘が嘘のようにあっさり決着がついてしまいました。

一歩ススム。

まあしかし疲れましたわ。
試合になのか、試合に辿り着くまでの工程になのか、はたまた別の出来事なのかは分かりませんけどね。

明日はまたもう一歩。
しんどいでしょうけど、応援してます。のぼりましょう。

2009年1月30日

悪役紹介

アレルギー検査の結果が返ってきました。

スギ:±1
ヒノキ:0
ダニ:0
イヌ皮:0
ハウスダスト:0

ゴミ屋敷でもしっかり生きていけるようです。
ついでの血液検査もγ-GTP筆頭に優良数字が並び、もすこし虚弱だと思ってたんだけどなー。軟弱なのはココロだけみたいですね。

仕事の方は昨日の余波さめやらぬままに、今日もまたトラブル勃発。
なんだろうこの無責任っぷり。同次元で相手しても仕方ないと思いつつ、なお腹立ちは収まりませんが、焦らず対策と報復を考えよー。


よれよれっとなりながら帰りの電車で「イブニング」をヘタリ読み。
あ、「少女ファイト」は「イブニング」連載と連動してるんで、コミック発売月だけお楽しみで購入してるのです。

いやあまいった。

想定していた伏線がピタリピタリとハマリ、G戦読者であれば次に取り上げられる人物の輪郭も展開もうっすら想像がつくってなもんですが、分かっていても尚やられましたね。10回読み。目鼻グズグズ。なんでこんなネーム書けるんかいやー。凄すぎる密度です。これ以上カラダ壊さんといてくださいよ、日本橋さん。
私の中ではこのマンガ、バレーの枠を越えてきたなあ。

といいつつ、現実的バレーに話を移しますと
Springsは今週末ちょっとした第一天王山を迎えます。シーズン予定表を見ただけで、ここが一つのキーになるってことは素人でも予測がつくのに、なぜ辺鄙きわまりない茨城くんだりで、しかも中継無しなんでしょう。センスないよね。

てなわけで対戦相手はNECとデンソー。デンソーさんは正セッター横山選手の負傷にて1legのSpringsよりもヤバい事態に陥っていますので(控えセッター大槻選手のケガもそこまで酷いものだったのか)ひとまずは怪我の早期回復を願うとしまして、まずはNECさんですね。

某選手を獲得後、まるでプライドを捨てたかのような再構築が効を奏し、首位へと踊り出たチームですが、なんつか「勝てば何をしても許される」的なノリといいますか、今年のNECはちぃと品性に欠けますね。正直いまひとつ敬意が湧きません。

なんてなことを思う人間は皆無でしょう、世間一般的にヒール扱いされるのはSpringsです。金で新人選手のみならず全日本監督までをゲットしてしまったんだそうですからね。まして相手がNECとくれば尚更です。なにしろ後ろ足で砂かけて辞めた選手がスタメン。ま、そんな清濁併せ呑む懐の深さもSpringsの魅力なんですけど、純朴な方たちには伝わらないか...

悪役上等。いいぢゃんいいぢゃん。やってやろうじゃん。

ヒールにとっちゃあまりに美味しすぎる試合ですよ。できることなら圧倒的な強さでもって正義面いやヘラヘラ笑顔を凍らせたいものですが、そう簡単にはいかないでしょう。やー、テレビ中継がないのが実に残念ですが、チケットは売り切れのようですから、まあよしとしますか。

もしかすると瓢箪から駒なのかもしれませんけど、現チームにはまだまだ潜在的な魅力と可能性を感じます。真鍋さん自身の価値観をさらに変えてしまうような、斬新な戦いぶりを期待してやみません。

2009年1月29日

カラ元気

バカのバカによるバカのためのバカげた行為に驚き呆れた日。

とはいうものの、自分が弱い立場に置かれたときに初めて気付くことって案外多いもんだよなぁとも薄ボンヤリ。そういった痛みを感じられたことだけでもプラスに捉えて、ここはなんとかポジティブに考え直さないとなぁと言い聞かせ中です。
おおざっぱO型らしく行こう。
いぇー。

以上、BGMは小沢さんの「ラブリー」でした。なつかしいねー。

2009年1月28日

1回休み

胃が苦しくてベッドから動けず、うーむこれは半休か・・・。
一眠りして時計を見ると9時半。ケータイを見ると後輩から「休みですか?」てなメールが入ってました。おおいかんいかん、慌てて会社に電話を入れたところ「もう今日は一日休んどけ」とのことでしたので、安心して就寝。

起きたのは結局15時。「午後もやっぱり休みます」という電話すら忘れてたほどに、全身でボケてました。睡眠不足の累積だったんでしょうか。寝ることにあまり貪欲な方ではないのですが、やはり睡眠は大事ですね。つうか社会人失格。
夜はおじや。

明日は何かお詫びのケーキのようなものでも買っていくとしましょうか。

2009年1月27日

親孝行プレイ?

小仕事完了。

2009012701.jpg

デカいものはしんどいし、実際あまり着ないですから帽子なんぞを編んでみました。母のお散歩用です。既製品よりは安いし暖かいと思うんですが、どうでしょう。

2009012702.jpg

ただ、出来上がりサイズが小さめだったので針の号数を太くしてみた所、おやまあ見本とはまったく違う作品になってしまいました。やっぱ裾は一目ゴム編みがよかったなあ。

気が向けばまた編んでみますかね。飲んでるよりかは生産的ということで。

2009年1月26日

糠は糠

寝るのが遅くなった上に咳発作を起こしたため、1時間ほどしか眠れず。やっぱ喘息なんだろうか。

徹夜明けは持って一日。今日はサッサと寝なくては。もちろん禁酒で。

2009年1月25日

テレビから分かること

小仕事に明け暮れているため、体の節々がガタついております。んーっ!
ちなみに肋骨は順調に回復中。クシャミを除いては日常生活もほぼ支障なくなりました。

さて、GAORAで放映されていたNECvs車体、JTvs岡山の試合はいずれもちょこちょこっとテレビ観戦。基本的にテレビと生は別モノとさえ思ってますが、アップでなければ分からないこともあるわけで・・・

まずは車体。モロにフルセット明けの影響出てますやん。皆さん早々と肩で息をされてますし、昨日が嘘のような足運び。サイドは一向に決まらず、セッター船崎選手がテンパっているのも丸分かりです。いっそミドリ選手をセッターにしちゃえば・・・センターが居なくなっちゃうのか。チーム構成の難がだんだん出てきそうですね。

レナタ選手を筆頭に悲壮感があふれるなど、浪花節路線ど真ん中を行く車体チームに対し、そのお姉さん格レッドロケッツは終始ニヤニヤと首位堅守。来週はなんとしてもこのニヤニヤを凍りつかせたいものです。ん、Springsもニヤニヤしてるって?いえいえ、Springsの笑いは危機時にこそ最大限に発揮されるのですからね、一緒にされちゃ困りますよ(120%贔屓目込みで言ってます)。

んでから第二試合はですね、ちょっとビックリしました。試合内容にではなく、竹下選手の顔の変化にです。なんか憑き物が落ちたとでも言いますか、私が苦手だなーと思ってた表情がまるっと抜け落ちてるんですもん。優しい顔になったといえば聞こえがいいですが、アスリートとしてはどうなのかと思うとともに、いったいこの人はオリンピックで何を背負ってたんだろうかと、ちょっと考えてしまいました。

シーガルズの勝因は言うまでもなくリベロ金森選手。できるだけ早く吉田選手を育成したいところでしょうが、勝てる相手には勝っておかないとそれどころじゃなくなりますもんね。Springsも早くミスを減らしてもらわないとなぁ。去年デンソーにやられた(セミファイナルからリベロが櫻井選手になった)ことを思い出してちょっと嫌な気分になりました。

ま、お見合いも衝突もあれだけ頻発すれば、もはやミスとは言えませんよね。さらなる怪我人を出す前に早いとこ解決してほしいものです。

*****

Springs公式にて内定選手発表。
公的文書にあるまじき点が多々見受けられる文章構成はともかく、文面からも岩坂選手への熱の入れようは伝わりますね。狩野の舞子選手ほど騒がれることはなさそうですし、どうかしっかりとトレーニングを積んで、跳べる選手になってください。

ちなみに舞子選手は案の定ケガの具合が良くないようですが、なぜに世の監督さんたちは彼女の起用を早まってしまうんでしょう。見てると使いたくなっちゃうのかなあ。演出家が誰しも使ってみたくなるらしい大竹しのぶさんみたいなもんでしょうか。ちょっと違うか。

とにかく若い選手は体作り最優先でお願いしますよ。

2009年1月24日

レナタ車体

第2セットを取って安心していたら、お決まりの第3セットを取られてしまいました。んー、第2セットを取られるよりかはマシかなーという気がしますが、どうでしょう。さすがに応援5シーズン目ともなりますと、多少のことには慣れてきた・・・はず。

Springs vs Queenseis
(3-2)
25-21
25-20
21-25
17-25
15-9

負けセットはあまり気合入れて見ないので、第3,4セットの記憶が既にほとんどないんですけど、カナコさんが入った時点で「やりぃ!」っと。2leg復帰以降、公式練習では明らかにサキさんより調子良さそうでしたんで、こりゃ助かったわーって思ってたのですよ。予想以上にしっかりとしたクイックが決まり、嬉しさと安堵でおもわず吠えてしまいました。やっぱり美しい。ほんとに美しい。

チームがすさまじく苦しい時に牽引してくださったサキさん。そういや車体には元々あんまり相性良くないんですよねえ。でもね、戦う背中はしっかりと見せていただいたんで、ちょっとだけ休憩してほしいっす。ちょっとだけですけどね。アン選手もワンポイントの役割をしっかりと果たしておられ、安心しました。

テレビ中継ゲストは第1試合に引き続き吉原さん。お疲れさまです。
先程の試合ではほとんど飛び出さなかったクイックをかつてのブロードマシン山本選手が打ちまくっていることにいたくお喜びの模様でした。そうよねえ、私もです。センター'sがダイエー時代の後輩なら、セッターは練習熱心で闘争心あふれるセンター愛好家。それこそ兵動選手を除いては吉原さんの好みドンピシャだったんじゃないでしょうか。第1セット24点目でしたか、それまでほとんどトスを上げなかったワンジョ選手にバックセンターから決めさせたムック選手のトス回し。思わず「ほーっ!」と感服したんですが、吉原さんも大絶賛でした。気が合いますな。

とまあ出足快調なのは良かったんですが、ちょーっと持たなかったですね。原因についてはよく分かりませんが、ワンマンエースチーム対策をなんとか3legまでに確立してほしいと願ってます。がんばれアナリスト陣!

寒くなっちゃったのでケガ持ちの方々にはツライ日々かと思いますが、来週の第一天王山に向けて少しでも休んでいただきたいものです。ファンの皆さんも風邪を引かぬようお気をつけ下さいね。

ぐちぐち

朝っぱらからまたも報知のすっぱ抜き。

女子バレー新監督選出に異議...「独断人事」理事から噴出(スポーツ報知)

今この時期に誰が音頭を取ってるんでしょう。前強化委員長?
(どうやら違うみたいで失礼しました。早まった憶測はあきませんな)

そこまで書くんだったら全チーム名も公表してほしいものですが、デンソー東レの親分子分はともかくパイオニアまでが入っているのが面白いですね。ご自分が全日本監督になりたかったからなのか、はたまた栗原選手以外全日本に召集されなさそうなことを危惧しているのか。そもそもセッター育成時期に自チームのセンター&エース3人を差し出すような監督もどうかと思いますが。

ま、選考自体は真鍋さん自身には責任ない話ですし、トップ交代すらしなかったバレー協会の怪しさ自体は明らかですから、気の済むまでおやりになられりゃいいとは思いますが、被害者(そして主役)は常に選手なんだということを忘れないでいただきたいです。しかし真鍋さんって上級コーチの資格って持ってませんでしたっけか?

あと個人的に引っかかるのは、この動きというのがあくまで全日本にまつわる内部抗争に過ぎず、リーグ体制の改革意識が伝わってこない点です。リーク作戦なんてことも含め、旧態依然とした空気を感じるんですよ。そう考えると年齢というのもあながち無意味ということはなく、そしてその年齢以上に陰気に見えるトップはやっぱりヤだなあ。

*****

さてさて、本日はトヨタ車体戦。
できるだけトスを無駄にせずラリー回数を減らしてほしいものですが、試合としてはやはり高橋翠選手にどれだけ仕事をさせないかがポイントになりそうですね。特に彼女のブロックアウトには要注意。ワンジョ選手、引っかかるなよー。
そして今日はなんとしても第2セットを取っていただきたい。今季はどうも第2セット落とし率が高いのが気になっておるのですよ。これを落とすと試合運びも観戦もしんどくなるんで、どうかよろしくお願いしますわ。

2009年1月23日

年2回

本屋の開店早々勢い込んで「少女ファイト5」(日本橋ヨヲコ)通常版+特装版をセット購入。売場には山と積まれており、なんだ昼休みでも良かったんじゃん。あーでも昼休みは医者に行かにゃなりませんしな。

てなわけで、昼休みはお薬もらいに医者へ。まだ明け方に咳が出るんですよー、という話をすると眉を曇らせたドクター。「一度アレルギー検査やってみますか」ということになりました。アレルギー検査って採血なんですね。ビール酵母に反応しないことを祈りますわ。薬はさらに減って漢方薬のみになりました。

待合室でほとんど読みきってしまった「少女ファイト」を帰りの電車で二度読み。やっぱおもしろいですわ。バレー漫画としてももちろんなんですけど、最終的には題材(バレー)を介在してストレートに人の感情を伝えようとする気合がカッコイイのですよね、日本橋マンガは。それが自分にフィードバックされるのも毎度の話。相手がいるから自分が居る。ひさしぶりに「ファン(好き)やったら何やっても許されるっちゅうもんやない」なんてな言葉を思い出しました。

今巻では三國兄がクローズアップ。あら、こういうキャラ設定されてたのか。んでからルミコが豹変する瞬間。ゾクっとしますが、ああいう表情って惹き込まれますわ。この絵を自在に描ける日本橋さんが羨ましい。そして犬神さんが最後にバックアタックのトス上げるとこ。あのラインもいいっすな。まだ読んだことがない方は是非にと。既刊「G戦場ヘヴンズドア」もいいですよー。

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