2008年11月 2日

浮世絵づくし

「江戸東京博物館に行かなくちゃ」

何をやっているのかも良く分かってませんでしたが、なにやら行かなくちゃいけなかったはず!という記憶だけを頼りに両国駅へ。博物館へと向かう途中、パシパシッと妙な音が聞こえてきたので見れば、国技館裏で学生相撲の選手さんたちがジャージ&褌姿にて四股を踏んでおられました。そういえば学生選手権だったっけか?初めて四股を生で見ましたよ。間近で見ると生々しいですねえ。通りすがりの外人観光客さんたちも興味深げでしたよ。

はいはい着きました。

ボストン美術館名品展
おーおーそうだ浮世絵だ、そうだった。
写楽の石部金吉を初めて生で見られるんだった!
と喜んだのも束の間、チケット売場には人、人、人...会場内でもずらりと人が並んでます。もはや絵を見てるんだか人を見てるんだか分からないほどの状態でしたが、なんとか人と人との間から覗きこみながら鑑賞。知ってる歌舞伎作品の絵だと、よりいっそう面白く見えますね。

しかし今回は絵そのものよりも、彫と摺の技術の方に目が行きました。畳の目から始まって、着物の柄や微妙な色合いなどなど、木版画でどうしてここまでのことが出来るんでしょうか。あらためて浮世絵の作業工程を知りたくなりました。説明DVD買いたかったけど、現金の持ち合わせが少なかったのでガマン。ああもうっ。

常設展は例によって江戸時代のジオラマと、大正~戦後にかけての展示をじっくり鑑賞。何度見ても息苦しくなります。戦争好きな方にはぜひとも見ていただきたいコーナーですね。

さあて、もうグズグズしていてもお金遣うばっかりだしな、帰ろうっと。
というわけで、すたこら東京駅へ。お腹も空いてましたんで、グランスタで駅弁を買ってビール買ってお金がヤバいぞ足りるか?パスモを利用しながらお買物。最終的に財布の中は100円を切っておりました。何度痛い目に遭ったら気が済むんでしょう。いいかげん旅行では現金を多めに持つ習慣をつけなければ。

駅弁探しに奔走していたら危うく乗り遅れそうになり、全力疾走でホームへ駆け上がる羽目になりましたが、無事セーフ。新幹線は飛行機と違ってこれをできるからいいですね。席が1番だったのでテーブルが広く、コンセントも使えます。やったラッキー。

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ネギトロアボガド丼(美味しかった!)

奥のは、例の小林しのぶさんがプロデュースされたという「もち弁」。当然ながら2つも食べられませんからね、こちらは帰宅後の夕食になりました。

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一人で食べるにはちょっと飽きちゃうかなあ。日本酒のアテにはいいかも。

ちょっと風邪気味?マフラー巻いて就寝。

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