2008年6月23日

うるる

仕事つつがなく、行きも帰りも読書三昧。

単行本の時から評判は漏れ聞こえていたのですが、このたびノベルス化。これまた微妙な版型で、どうしようかと悩んでおったのですが、本読みさんから「読むべし」のご託宣を頂きましたので、えいやっと購入(大げさな)。

・宮部みゆき「孤宿の人」(上)(下)新人物往来社

えーと、まず本の帯が余計です。むしろ逆効果興ざめ。でも、先入観を全力でとっぱらい、ガガガッと読ませていただきました。いやあ終盤はやられましたねぇ・・・こう来ましたか。電車で読むんじゃなかったと軽く後悔。帯には「電車厳禁」と書いておいてくれなくては。
しかし、書評を見渡してみますと、これがけっこう分かれてるんですね。私は主人公(=子役)が狂言回しという捉え方で読んだのですが、登場人物が多いこともあり、読み手がどこにポイントを置くかによって評価が大きく変わる作品のような気がします。ま、楽しんだ者勝ちということで。

菜食的夕飯を済ませたのち、気合を入れて「ちりとてちん」第2週「身から出た鯖」を鑑賞。
1日でこれだけ泣かされる日も珍しいわってなほどに、笑い泣き泣き。泣きはもうちょっと少なくてもいいんですが、朝ドラですしね、上手さとダサさのミックス具合がたまりません。とにかく役者が良すぎます。来週からは主人公が大阪へ。
って、たぶん明日ですけど。

ホントはもう1冊本を読む予定でしたが、今日はさすがに頭が手一杯。

時間ないなあ。

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