セミファイナル天王山
2006年3月5日のあの瞬間以来
Springsメンバーにとっての相手はRedwingsしかなかったはずです。
おそらくすべてのモチベーションの礎だったといっても
過言ではなかったのではないでしょうか。
そんな天下分け目の第一戦はSpringsのサーブで始まりました。
サーバーはカナコさん。
・・・カナコさん?
たいていSpringsのサーブはミユキさんかムック選手から。
カナコさんサーブで始まる試合というのは初めて見ます。
ということはこのローテ、いつもより1つ、いや、2つ戻してるのか。
えーと、んーと、少なくともJTではあり得ないローテってことですね。
昨季の決勝戦では、このローテいじりでRedwings(=セリンジャー氏)に
散々やられた真鍋さんですが、これはセミファイナル用の作戦でしょうか。
(どうやらメグサーブ対策だったようで...試合中は気付きませんでした)
序盤のSpringsは動きが硬く、サーブミスもちらりほらり。
正直、第1セットを取られた段階では負けも覚悟しました。
第2セットもサイドアウトの応酬、2leg@小野を思い出しかけました。
対戦が初日あるいは3日目だったら...という気もしなくはありませんが
勝っちゃいました。ってか強かったですわ、Springs。
Springs vs Redwings
(3-1)
21-25
25-22
25-22
25-15
お得意様にしてやられたRedwingsファンの間では
「レオの調子が悪かったから」という意見も多いようですが
確かにね、1日目のようにどこからでも全身スパイクを
打ちまくるような感じは見受けられなかったですけれども
(どちらかというとユキさんのトスの方がらしからぬ怪しさだったような)
リョウ選手のレシーブじゃなかったら
サキさんの1本叩き斬り攻撃がなかったら
そして相手がSpringsじゃなかったら
Redwingsが勝っても不思議ではない試合でしたよ。
ほんと、最初から最後まで決勝戦を見ているようでしたから。
いや、もしかすると事実上の決勝戦だったのかもしれませんね。
まさか翌日あのようなことになろうとは
この時にはまだ想像もしていませんでしたから・・・。
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