雫石より
雫石より
朝6時起きでホテルの温泉に入り、朝食をとった後
えぇ、こんなことを。
3月にあれだけ雪が降ってですよ岩手ですよ。
バレーにグルメと来れば、締めはスキーしかないでしょう。
暖気と降雨で雪は少し緩んでましたが、まだ大丈夫。
と、何も考えずにトライした最初のゲレンデというヤツが
なかなか侮れないコースでして、あれ、ちょっと急じゃない?
傍らで果敢な転びを見せるチャレンジャー横目に
私はほぼ一年ぶりでしたんで、ゆるりと安全志向で。
いやしかし、やっぱりスキーは楽しいなあ。
とはいうものの、ここは初級者向きではないなという判断で
ロープウェーに乗り込みまして、上方にある初級者ゲレンデへ。
初級者用といっても、なかなかいい感じのコースで楽しかったです。
しかし、しばらくすると、調子乗りの血がもたげてきました。
ちょいと行ってみましょうかね、中・上級コースとやらへ...
「ああ下界が遠いねえ」
おーおー止まらないよー!速いー速すぎるってば!
もはやボーゲンに切り替える余裕すらなく
心の中で半泣きになりながら、滑り降りてきました。
ああ怖かった!ケガせずにすんでよかったと安堵しつつも
このスリルがまた、たまらないんですよねーハハハ。
2時間あまりノンストップで滑り続けた後、
ロープウェーで登ってきた箇所をスキー下山することに。
「この先は上級者コースだから、初心者は引き返せ!」
という忠告看板を黙殺し、ふふ~ん♪と滑っていると
急勾配が突然出現。
「熊落とし」とかいう地名看板が立っています。
急なだけなら良いんですが、道幅が狭くて横は崖。
ちょいとサスペンスな香りが漂っております。
一瞬、スキーを外そう(=歩こう)かとも考えましたが
なんとかボーゲン平行移動で、ズズズ...と耐え切りました。
普段は全く使わないような箇所の筋肉を酷使しまくった気がします。
その後、スキー靴を脱ぐと、変に足元がフラフラしてましたもん。
というわけで、短時間ながらも楽しめたスキーでしたが
今度はちゃんとインストラクターについてみたいなあ
という気持ちも少し湧いてきました。
来年は蔵王ふたたび、かな。
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