2006年4月29日

黒鷲企画 ―選手紹介①―

今更なんですけども、こんなことをひっそりと。
誰から書こうかと悩みましたが、まずはこのヒトから。

♯3 落合真理(キャプテン・レフト)
・1982年1月4日生(24歳)
・身長178cm(指高231cm)
・最高到達点301cm
・成徳学園高校→日立

ポニーテールが印象的な、スプリングスの誇る若き主将です。

昨年11回Vリーグでは、レギュラースタメン入りと同時に主将就任と初物づくし。
チームは6位に終わってしまいましたが、2年目の今年は重圧にも慣れて、
きっと活躍してくれるはず!と、シーズン前から期待していました。

はたして、サマーリーグでは若手を率いて決勝進出の原動力となり、
12回Vリーグでは序盤こそ振るいませんでしたが、スタメン復帰した10月佐賀大会東レ戦では
豹変ともいうべき大活躍(本当に素晴らしかった!)。
コート内でも不可欠な存在であることを見せつけ、以降レギュラーを外れることなく
チームを見事にまとめ、優勝決定戦へと導いてくれました。

身長はレフトプレイヤーとしてはあまり高くはありませんが、レシーブ力があり、
攻撃時には軟体動物並みの柔らかさを生かした高打点から、速いトスをシャープに
決めてくれます。またブロック力も高く、中でも移動攻撃のブロックはVリーグ屈指の腕前。
打って守れる、まさにオールラウンドプレイヤー。

「マリ選手が活躍した試合は必ず勝つ」(by neco)あらゆる意味でのキーパーソンであります。

ジュニア時代から華々しい経歴を持ちながらも、
その後は廃部(日立)→移籍→ケガ(→キャプテン?)と、かなり苦労されています。
いろんな苦しみを知っている人は、知らない人よりも強いはずではありますが、
背中にちょっぴり悲運が見え隠れする選手なので、久しぶりの全日本は良い機会。
のびのびとプレーして、そういうものを払拭してきてほしいな、なーんて思っています。

先日の日韓戦では久しぶりに肩のテーピングが取れて、
気のせいかスパイクのパワーが増したように感じました。
試合ごとにイクさんのテクニックが伝わりゆくのが分かります。
黒鷲旗でもまた、いろんなプレーを楽しみにしています。

そしてぜひ、優勝トロフィーをその手に掲げてください。

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